JP4695825B2 - 水性化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルを特定のポリエチレングリコールにより可溶化した水性化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧品に防腐性を付与する代表的な手段としては、防腐・抗菌効果が高いメチルパラベン(パラオキシ安息香酸メチル)やエチルパラベン(パラオキシ安息香酸エチル)等のパラベン類を配合することが一般的である。しかしながら、パラベン類は水に対する溶解性が低く、化粧料中に結晶が析出する(再結晶化)という問題があり、特に低温下で保存する場合に顕著な問題である。
【0003】
このようなパラベン類の再結晶化を防ぐ一般的な手段としては、界面活性剤を用いることが行なわれている。しかし、界面活性剤を使用する場合、べたつきを生じたり、活性剤の種類と量によっては肌の敏感な人にとっては若干の刺激を感じる等、使用感が悪くなる傾向がある。
【0004】
そこで、水性媒体中でのパラベン類の析出を防ぐ方法が検討されている。例えば、特許文献1には、メタ−重亜硫酸塩を用いることによりパラベンを単一相の透明な水性化粧品組成物に溶解する方法が記載されている。特許文献2には、特定のポリエチレングリコールを用いることで水への溶解性を改善した口腔用組成物、より具体的には重量平均分子量200〜600のポリエチレングリコールとパラベン類を含む練歯磨きが記載されている。しかしながら、特に水を多く含む化粧料の防腐に十分な量のパラベン類を配合する場合に発生するパラベン類の再結晶化を抑制するには不十分であり、かつ使用感の良好な化粧料の点でも十分でなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−44431号公報
【0006】
【特許文献2】
特開昭60−75423号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、水性化粧料中でのパラベンの再結晶化が抑制された水性化粧料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、特定のポリエチレングリコールをパラベン類に対して特定比率で用いることにより、化粧料中でのパラベン類の再結晶化が抑制された水性化粧料が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルと、重量平均分子量1000以上、1000000未満のポリエチレングリコールと、水を含む水性媒体を含有し、水性媒体の含有量が80重量%以上であり、ポリエチレングリコールに対するパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルの含有量が、重量比率で0.005〜0.15である水性化粧料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においては、防腐剤としてパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチル(以下、「パラベン類」とする)を用いるが特に、化粧料への配合のしやすさ及び十分な防腐効果を有する点からメチル基が置換したパラオキシ安息香酸メチルが好ましい。
【0010】
パラベン類の含有量は、組成物全重量に対して0.01〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%の範囲であることが、十分な防腐効果を奏する点から好ましい。以下、特別の記載のない限り、パーセントは全組成物に対する重量%とする。
【0011】
パラベン類と併用するポリエチレングリコール(以下、「PEG」とする。)としては、重量平均分子量が1000以上、1000000未満のものであるが、好ましくは1000〜100000、特に好ましくは1000〜10000のものが用いられる。この範囲であると、パラベン類の水への溶解性が向上し、水性化粧料に用いる場合に、再結晶化が抑制でき、且つ使用感が良好な組成物が得られる。重量平均分子量が1000未満であると、パラベン類の再結晶化抑制効果が十分得られない可能性がある。また分子量が1000000以上であると、再結晶化の抑制効果は期待できる反面、化粧料としての使用感、特にべたつきが感じられるような場合がある。
【0012】
PEGの配合量は、組成物全体に対して1.5%以上、好ましくは2〜20%更に好ましくは2〜10%の範囲内であることが、十分な再結晶抑制効果を奏する点、及び使用感の観点から好ましい。
また、水への十分な溶解性を確保する点から、パラベン類に対するPEGの比率(パラベン類/PEG)は、重量比率で、0.005〜0.15、好ましくは0.005〜0.1、特に0.01〜0.1である。
【0013】
また、本発明の水性化粧料の形態は、可溶化系、乳化系、及び液状、ジェル状のいずれの形態をとることもできるが、可溶化系であることが好ましい。
水性化粧料の主要成分である水を含む水性媒体は、80%以上含まれるが、好ましくは80〜99.9%、特に好ましくは90〜99.9%である。
水性媒体中の水の量は、化粧料全体に対し50%以上、特に70%以上であることが好ましい。水以外の水性媒体としては、炭素数1〜4の低級アルコール、多価アルコールが含まれる。低級アルコールとしては、エタノールやプロパノールが挙げられる。また、多価アルコールとしては、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール等が挙げられる。これらの水性媒体は、1種もしくは2種以上を混合して用いることができ、水に加えて用いられる。
【0014】
本発明の水性化粧料は、ポリエチレングリコールによりパラベン類の水に対する溶解性を確保しているために、通常パラベン類を配合するために必要とされる界面活性剤を実質的に含まなくても良い。したがって、水性化粧料中の界面活性剤の量は、本質的に化粧料の安定性等のために必要とされる量であり、例えば水性化粧料が水中油型マイクロエマルションである場合、0.1重量%以下であることが好ましい。含有量を上記範囲内にすることで、べたつきがなく使用感の良い化粧料が得られるからである。
【0015】
また、水性媒体に水溶性増粘剤を加えることで粘度及び使用感を調整することができる。水溶性増粘剤としては、例えば、水溶性高分子化合物及び粘土鉱物(水膨潤性鉱物)等を用いることができる。
【0016】
水溶性高分子化合物としては、例えば、アラビアゴム、グァーガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)等の植物系高分子化合物;キサンタンガム、デキストラン、プルラン等の微生物系高分子化合物;ゼラチン、コラーゲン、カゼイン、アルブミン等の動物系高分子化合物;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等の変性セルロース類;カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のアクリル酸系高分子化合物;特開平11−71435号公報に記載のカチオン性架橋共重合体等が好ましく用いられる。
水膨潤性鉱物としては、天然のものでも合成されたものでもよく、例えば、ベントナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ヘクトライト等のスメクタイト、無水ケイ酸等が好ましく用いられる。
【0017】
水溶性増粘剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて用いてもよく、含有量は、0.001〜3%、特に0.005〜2%であることが好ましい。
【0018】
さらに、本発明の水性化粧料には、化粧料にしっとり感を与えるために油性成分を配合することもできる。油性成分としては、一般に化粧料に使用される液状、半固体及び固体状の、合成及び天然由来の油性成分、例えば流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素油;イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル等のエステル油;オリーブ油、大豆油、ヒマシ油等の植物油;ミツロウ、ラノリン等の動物性油;パルミチン酸、ステアリン酸等の脂肪酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール;揮発性及び不揮発性のメチルポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、変性シリコーン等のシリコーン油;パーフルオロポリエーテル等のフッ素油;特開平6−157283号公報記載のセラミド類等を含むことができる。
これらの油性成分は、1種、又は2種以上組合せて用いてもよく、0.5%以下であることが好ましく、特に0.1%以下であることが好ましい。
【0019】
本発明の水性化粧料には、上記以外、化粧料に通常用いられている水溶性又は油溶性の成分、例えば、セルロール末等の粉体類の感触向上剤、メントール等の清涼剤、保湿剤、美白剤、植物抽出物、pH調整剤、紫外線吸収剤、着色剤、香料、キレート剤等を適宜配合することができる。
【0020】
また、本発明の水性化粧料の用途は、化粧水、ボディ用ローション、美容液等として好適に用いられる。
【0021】
さらに、本発明は、パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルに、重量平均分子量1000以上、1000000未満のポリエチレングリコールを、ポリエチレングリコールに対するパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルの含有量が重量比率で0.005〜0.15となるように配合することによるパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルを水性化粧料に溶解させる溶解工程を有する水性化粧料の製造方法を提供するものである。
【0022】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
(可溶性加速試験)
【0023】
各サンプルを、−20℃の恒温槽に12時間放置した後、取り出して室温で5時間放置することを1サイクルとして、10サイクル繰り返し試験を行ない、パラベンの析出について目視にて観察した。
(実施例1〜5、比較例1〜3)
【0024】
表1の処方で、80℃にて加熱しパラベンを溶解した後、室温まで自然冷却しサンプル組成物を得た。得られたサンプル組成物を上記可溶性加速試験によって評価した。結果を合わせて表1に示す。
【0025】
【表1】
Figure 0004695825
【0026】
本発明の実施例1〜5は、いずれもメチルパラベンの析出が認められなかった。それに対し、PEGの分子量が小さい比較例1、可溶化剤が界面活性剤である比較例2、パラベン/PEGの比率が0.15を超える比較例3のいずれのサンプルも1〜3回の試験でパラベンの析出が確認された。
【0027】
(実施例6) 化粧水
表2の組成の化粧水を以下の方法で製造した。得られた化粧水を可溶性加速試験によって評価したところ、パラベンの再結晶化は認められなかった。また、得られた水性化粧料は、べたつきがなく、使用感は良好であった。
【0028】
【表2】
Figure 0004695825
【0029】
(製法)
表2中の成分(6)から(12)を80℃で加熱し、パラベンを溶解する。その後、室温まで冷却し、表2中の成分(1)から(5)を加えて十分に攪拌して化粧水を得た。
【0030】
(実施例7) 化粧水
表3の組成の化粧水を以下の方法で製造した。得られた化粧水を可溶性の加速試験によって評価したところ、パラベンの再結晶化は認められなかった。また、得られた水性化粧料は、べたつきがなく、使用感は良好であった。
【0031】
【表3】
Figure 0004695825
【0032】
(製法)
表3中の成分(5)から(7)、および成分(11)の精製水の約10%を80℃で加熱混合し濃乳化相を得る。別途、表3中の成分(8)から成分(10)及び成分(11)の精製水の約10%を80℃で加熱しパラベンを溶解したパラベン溶液を得る。成分(1)から(4)及び精製水の残量を加えて十分に攪拌した混合物に、80℃の濃乳化相及びパラベン溶液を加えて更に攪拌しながら室温まで冷却して化粧水を得た。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、所定の重量平均分子量を有するポリエチレングリコールを所定量含有するものであるので、防腐性を得るために必要な量のパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルを含有させ、低温下で保存した場合でも、パラベンの再結晶化が生じることなく、かつ、使用感の良好な水性化粧料とすることができる。

Claims (3)

  1. パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルと、重量平均分子量1540以上、70000未満のポリエチレングリコールと、水を含む水性媒体と、界面活性剤とを含有し、前記水性媒体の含有量が90〜99.9重量%であり、前記界面活性剤の含有量が0.1重量%以下であり、前記ポリエチレングリコールに対する前記パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルの含有量が、重量比率で0.005〜0.15であり、かつ、キトサン、キトサン誘導体、およびアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含有しない水性化粧料。
  2. 前記パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルが、パラオキシ安息香酸メチルである請求項1に記載の水性化粧料。
  3. パラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルに、重量平均分子量1540以上、70000未満のポリエチレングリコールを、ポリエチレングリコールに対するパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルの含有量が重量比率で0.005〜0.15となるように配合し、水を含む水性媒体が90〜99.9重量%、界面活性剤が0.1重量%以下となるように配合し、キトサン、キトサン誘導体、およびアルキル変性カルボキシビニルポリマーを配合しないことによるパラオキシ安息香酸メチル及び/又はパラオキシ安息香酸エチルを水性化粧料に溶解させる溶解工程を有する水性化粧料の製造方法。
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