JP2981684B2 - 生体外増殖のための方法及び装置並びに培養培地中での細胞の成長 - Google Patents

生体外増殖のための方法及び装置並びに培養培地中での細胞の成長

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は望まれるほどに高い細胞数まで動物細胞等の
生細胞を増殖及び成長させる生体外培養に関し、より特
定的には生産規模の培養系を供給する高細胞数の細胞集
団の生産のための方法に関する。
動物細胞の生体外培養は長い間種々の目的のために用
いられてきており、近年、確立されたまたは可能性ある
治療及び/または診断用途のための細胞生産タンパク質
を、タンパク質生産天然動物細胞の培養またはかかる細
胞から形成されるタンパク質生産ハイブリッドの培養ま
たは特定のタンパク質産物をコード化する外因性遺伝子
を用いて組換えDNA技術により形質転換した動物宿主細
胞の培養を通して、生産し及び回収する手段としては大
きな注目を得またかなりの成績をなし得た。
かかるプロセスにおいては大抵の場合、タンパク質に
ついての生産要求及び/またはタンパク質の単位生産コ
ストを低減させる要求に応える手段として比較的大規模
な培養系が望ましい。周知のごとく、かかる培養プロセ
スをごく少数の細胞を用いて開始させることは経済的で
なくまた一般に実行可能性に乏しい。従って、生産培養
系における生存力を確保し細胞生産タンパク質の経済的
生産を与える、生産培養系への細胞の初期接種量(init
ial inoculum)を提供するべく十分に高細胞数の均質な
細胞集団(cell mass)をまず別個に生産する。
この目的のために、少量の初期仕込細胞及び適当な量
及びタイプの培養培地を組織培養(T)フラスコ、撹拌
フラスコ(spinnerflask)、回転ピン等の適当な少量容
器中に、例えば細胞に酸素と二酸化炭素の混合物を供給
する適当なガス環境の存在下に導く。
この様にして適度に高い細胞数を直接生産できる場合
には、細胞をついでフラスコまたはピンから取り出し、
ついで、任意的に新たな培養培地への懸濁剤として、生
産培養装置に導く。ここでの操作は困難で時間消費的で
もっとも重要であり、また接種物が全く汚染されないよ
う厳格に無菌状態で行われねばならない。
しばしば一般的なことであるが、小さなフラスコまた
はビンで達成した細胞数の増加は細胞を生産培養装置に
直接導入することを可能にするほど十分大でなく、さら
にかかるフラスコまたはビンはさらなる培地、成長及び
増殖(growth and reproduction)を収容するには小さ
すぎる。かかる状況下では培地のさらなる導入及び増加
した細胞数への成長及び増殖のために細胞を適度により
大なるフラスコまたはビンに移す。多くの細胞系に関
し、生産培養装置に導入できる十分に高い細胞数の生細
胞集団を達成するためには、増加するより大きな容量の
容器への何回かの移送が必要となる。
1つの前増殖容器から別の前増殖容器及び最終的に生
産増殖装置への細胞集団の各移送毎に、接種物の汚染の
危険が存在する。例えば移送の後期段階でかかる汚染が
起こると、全プロセスを初めからやり直さねばならず、
それによって生産培養装置に適した接種量を得るに要す
る時間及びコストが大巾に増加し、また生産されたタン
パク質を回収するために細胞を培養する時間及びコスト
が大巾に増加する。
本発明の第1の目的は、細胞の生存性を確保するため
の十分に小さな規模の出発環境及び必要な増大する規模
の環境を提供する条件下で、細胞を増殖させて生産系に
導入するのに適した細胞数にする手段を提供すること、
及び移送汚染の危険なしにかつ経済的及び時間節約的方
式で結果として高細胞数集団を培養装置に導入する手段
を提供することである。
発明の概要 本発明は特定の細胞数の初期生細胞集団から大量の細
胞数の生細胞集団を生産させるための動物細胞の培養培
地での生体外培養方法、即ち下記の(a)〜(g)の工
程からなる培養方法を提供する。
(a) 酸素透過性の柔軟性材質によって形成される動
物細胞及び培養培地用の培養空間を含む動物細胞培養サ
ブ区画室の連続する列を用意し、該列は該列のいずれか
の所定のサブ区画室と該列の少なくとも連続する次のサ
ブ区画室との間の液連通を可変的に解放し且つ遮断する
ための培養空間の外部操作を可能する調整手段をさらに
含み、 (b) 動物細胞培養サブ区画室の該列を生体外動物細
胞培養に適する酸素を含む制御されたガス環境下に配置
し、 (c) 培養培地及び特定の細胞数の生細胞集団を、該
列の他のサブ区画室との液連通から該調整手段によって
隔離される該列の最初の培養サブ区画室に導入し、 (d) 該最初の培養サブ区画室をその中の生細胞集団
の細胞数を増加させるための有効な条件に維持し、 (e) その後に、該最初の培養サブ区画室と少なくと
も追加の培養培地又は培養空間を備える該列の次の連続
する培養サブ区画室との間の液連通を該調整手段によっ
て実施し、増加した細胞数の生細胞集団及び培養培地を
該最初の培養サブ区画室から次の連続する培養サブ区画
室へ移送し、 (f) 該連続する培養サブ区画室をその中の該細胞集
団の細胞数をさらに増加させるための有効な条件に維持
し、そして (g) 該連続する培養サブ区画室からさらに増加した
細胞数の生細胞集団を採取する。
これらの及び明らかとなる他の目的は、細胞培養物と
適合し得(すなわち生物的に不活性な)、かつ気体(す
なわち酸素及び二酸化炭素)透過性の柔軟性材料から形
成した少なくとも2つの連続する培養サブ区画室(sub
−compartment)であって、サブ区画室の内容物を、総
括系またはサブ区画室への侵入の必要性なしに、次の連
続したサブ区画室に移送できるように次の連続したサブ
区画室と少なくとも潜在的に(latent)直接もしくは間
接的に流体連通している(be in fluid communicatio
n)各サブ区画室を提供する動物細胞培養方法及び装置
の提供によって達成される。
操作においては、(例えば確立された細胞系からの)
初期仕込みの細胞及び適度の量の適当な培養培地を列
(series)の最初のサブ区画室に無菌的に導入する。サ
ブ区画室の列を、(例えばインキュベーター中で)、サ
ブ区画室材質のガス透過性により各サブ区画室内に細胞
の生存性、成長及び増殖に必要とされるガス環境を提供
するのに有効な適当なガス環境下に維持する。
一般に、最初の培養サブ区画室内の条件(例えば培地
の量及び任意的に、利用し得る表面積及び/または容
量)は少量の初期仕込細胞がより大なる細胞数の集団が
生産されるような成長及び増殖するのを助長するのに最
適の条件を与えるような条件である。この最初のサブ区
画室で実際的細胞成長及び生存性の限界に達したら、内
容物(すなわち、細胞、培地)を次の連続したサブ区画
室に移す。この次のサブ区画室内では、そこに加えられ
ている培地及び/またはより大なる利用可能な表面積及
び/または容量によって、最初のサブ区画室からの細胞
集団は生存力を保持しつつ細胞数でさらに増加するのに
必要な条件を与えられる。1つの連続したサブ区画室か
ら次のサブ区画室への移送は、生産規模の培養系を最後
の培養サブ区画室から無菌的に供給するのに適するほど
の高い細胞数の細胞集団が得られるまで必要とされるま
まに引き続いてのサブ区画室に対し続けられる。
本発明によれば、1つの培養サブ区画室から次のサブ
区画室への内容物の移送は区画室を環境に開放する必要
なしにまたはかかる暴露をさける細心の注意を要するこ
となく無菌的に行える。本発明の1つの態様において
は、サブ区画室同士を1つのサブ区画室からの内容物を
次の連続したサブ区画室に移送できる適当な管(tubin
g)によって接続する。一方、別の態様においては、1
つの区画室の適当な閉鎖(closure)または締めつけ(c
lamping)によってサブ区画室を形成し、閉鎖手段の除
去によって前のサブ区画の内容物のより大なる連続する
サブ区画室への移送が達成される。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の1つの態様による三サブ区画室培養
系の側面図を示す。
第2図は本発明の別の態様による三サブ区画室培養系
の側面図を示す。
第3A、3B及び3C図は本発明の好ましい態様の培養系の
側面図を示し、そこにおいては1つの密閉室(enclosur
e)が3つのサブ区画室に分けられており、引き続いて
の膨張段階によって、適度に高い細胞数の細胞集団への
細胞の増殖及び成長が可能となりまたそのための便宜が
図られる。
第4図は第3A図の培養系の透視図(perspective vie
w)である。
発明の詳細な説明 第1図に示される本発明の最初の態様によると、管部
分112及び122によって相互接続した3つの連続したサブ
区画室110、120及び130よりなる培養系が例示目的のた
めに提供される。この例示の最初のサブ区画室として選
ばれたサブ区画室110はまた、それとて結合して、それ
を通して細胞及び培養培地を導入でき、別個の細胞の接
種のための接種口104を好ましくは有する入口管106と連
通した入口108を有する。区画室130はそれと付随して、
細胞及び培地を取り出すための出口管136と連通した出
口138を有している。
管部分112と122(及び好ましくはさらに管部分104、1
06及び136)を形成するのに用いる材料はシリコンゴム
等の生物的に不活性で殺菌し得、かつ(例えば適当に配
置されたクランプ114及び124によって)圧縮したサブ区
画室110、120及び130間の液連絡を必要となるまで防止
し得る材料である。そのような材料による培養サブ区画
室同士は締めつけまたは他の圧縮手段が適切である場合
には潜在的間接的な連通状態にある。
培養サブ区画室110、120及び130を形成する材料とし
てはサブ区画室の内容物(細胞及び培地)をサブ区画室
の外部操作、例えば圧搾によってそこから移すことがで
きるほど十分に柔軟性がある材料であって、固定源依存
性動物細胞(anchorage−dependent animal cells)が
含まれている場合にはサブ区画室表面から細胞を移動さ
せることを容易にする材料を選ぶ。
サブ区画室用の囲い形成材料(enclosing−forming m
aterial)としてはまた(例えば照射、オートクレーブ
等によって)殺菌し得る材料を選ぶ。最後に、囲い形成
材料としては、その内に培養系を配置し、動物細胞装置
において典型的に用いられるガス雰囲気(例えば95%酸
素、5%CO2)透過性の材料を選ぶ。好ましくは、囲い
形成材料としてはこれらのガスに対し単位表面積あたり
非常に高い透過性を有する材料を選ぶ。これらの要求は
いくつかの柔軟性プラスチック及びゴム様材料、例えば
シリコンゴム;フルオロ−エチレン−プロピレン共重合
体;及びエチレン単位のゴムオレフィン重合体の中心ブ
ロックとポリスチレン及びポリエチレン−酢酸ビニル柔
軟剤の末端ブロックを有するブロック共重合体とポリプ
ロピレンより形成されるプラスチック(米国特許471766
8参照)によって満足され得る。本発明ではシリコンゴ
ムシート材の使用が好ましい。
サブ区画室110、120及び130は各々同じサイズ(内部
表面積及び/または容量)であってもよいし、必要に応
じ順次より大きくなっていってもよいが、いずれにせよ
内容物の量が増加した場合その柔軟性が培養面積及び/
または容量の有効な膨張を可能にすることが認識される
べきである。
この態様の好ましい操作においては各サブ区画室11
0、120及び130に培養培地を入れ、全系を殺菌し、適当
なガス環境を有するインキュベーター中に配置する。管
部分を114、124及び134で締めつけ、細胞系からの初期
仕込細胞を管104、106を通してサブ区画室110に導く
(管104、106はついで必要に応じて締めつけてもよい
し、またそれを通して細胞を注入できる栓または隔壁を
設けてもよい)。細胞はサブ区画室110内で、適当な量
(例えば少量)の培養培地の存在下及び、初期には比較
的少数の細胞の成長及び生存性を最適化する、細胞及び
培地によって占有されるサブ区画室110の比較的小面積
/容量内で成長し増殖する。細胞数が増加し、培地中の
栄養物が消費されるにつれて、サブ区画室110内の細胞
は結果として密集し(reach confluency)、さらなる培
地及びさらに増殖するスペースを必要とするに至る。こ
の時点で、クランプ114を外し、ついでバッグ様サブ区
画室110を操作して(例えば圧搾して)その内容物を管
部分112を通して、(生存及び増殖(growth)の最適条
件を提供するよう依然として制限されるが)新たな培地
及び面積が存在するサブ区画室120にポンプ移送または
移送する。必要とあれば、管部分112は移送後再締めつ
けし得る。サブ区画室110内におけると同様に、サブ区
画室120内で細胞を増殖密集させ、ついで(クランプ24
の取外し後)管部分122を通して、生存力を維持した細
胞数の継続した増加のためのさらなる培地及び面積を与
えるサブ区画室130に移送する。最後に、生産規模の培
養装置への接種に適した細胞数の細胞集団が得られた時
点で、サブ区画室130からの細胞及び培地を管136を通し
て生産装置への適当な入口に移送する。
第1図の系を用いる別の態様においては、各サブ区画
室に最初から培養培地を供給する必要はなく、各サブ区
画室に適当な注入口を通して培養培地を加える(または
補給する)ことができる。しかしながら、この操作様式
は、培地負荷を行うサブ区画室に侵入する必要性は汚染
の危険を伴い得るので、各サブ区画室に培養培地を予め
負荷する様式ほど好ましくはない。
明らかなごとく、この型式のサブ区画室培養系はいく
つかのサブ区画室を含めて及び管部分を接続して予め製
作できる(be premanufactured)。全部より少ない予め
製作し配置したサブ区画室を用いて十分な細胞数を達成
できる場合には、ついで残りのサブ区画室を(例えばそ
れらを分離する(disconnect)ことによって)バイパス
して生産培養装置の接種口に直接移行するか、または必
要でないサブ区画室中で培養を行う必要なしに残余のサ
ブ区画室を通して系の最終出口へ移行することが可能で
ある。
この後者の態様に関しては、第2図の培養系が有利で
ある。ここで培養培地を予め充填したバッグ様サブ区画
室210、220及び230は、すべて適当に締めつけ得る共通
の管部分240と連通した管部分212、222及び232によって
潜在的間接的液体連通状態にある。第1図の系における
と同様に、サブ区画室210に導入した細胞を培地中で成
長、増殖させ、ついで適当な締付け(例えば236)を有
する管212、240及び222を通してサブ区画室220に(例え
ばサブ区画室の圧搾によって)移送する。サブ区画室22
0中で適当な細胞数に達した場合には、管部分232を締め
つけ、ついで区画室220の内容物を圧搾によって系から
出口へ向う管240に送り込むことによってサブ区画室230
を容易にバイパスさせ得る。
本発明の好ましい形態を第3A−3C図及び第4図に示
す。そこでは単一のバッグ様密閉室を、サブ区画室が潜
在的直接的液連通状態となるように、適当に締めつける
ことによって複数のサブ区画室が形成されている。好ま
しくは培養用の各サブ区画室はそれ自身といずれかの前
のサブ区画室とからなるが、別のより好ましさの小さい
態様では各サブ区画室はプロセス中別個なものとして維
持し得る。
好ましい操作については、一般に数字310によって表
わされる培養室は総括的、全体的培養区画室を構成する
バック様密閉室322(初めに製作された形態について第3
C図参照)を形成するように配置されたある長さの生物
的に不活性で、柔軟性であって、ガス透過性を有する材
料320より構成される。
密閉室形成材料は、外部区分手段324を用いて総体培
養区画室を、適用された区分手段によって、区分手段が
適切である場合あったとしてもごくわずかな液連通しか
それらの間に存在しないように1つを他のものから分離
する1以上の培養サブ区画室(例えば326、328、330)
に細分することができるほど十分に柔軟性を有する。前
の場合と同様、密閉室形成材料320としては(照射、オ
ートクレーブ等によって)殺菌可能であり、またその中
に培養室を配置し典型的には造物細胞培養で用いられる
ガス雰囲気に透過性である材料が選ばれる。
第3A、3B及び3C図に示すごとく、全体の培養区画室32
2は細胞及び培養培地を導入し、好ましくは別個の細胞
接種用接種口336を有する管334と連絡した開口332を備
えている。管334は培養区画室から最終細胞集団及び培
地を引き出すために、例えば、生産培養装置への無菌導
入のために用い得る。別法として分離引出し手段は別途
講じ得る。
分離クランプ324または他の適当な区分手段を全培養
区画室の外部表面にそって1以上の適当な位置に適用し
てそれらの位置で密閉室形成材料をそれ自身に対して圧
縮し、それによって該培養区画室を、培養培地及び細胞
がサブ区画室間を実質上(好ましくは全く)通れないほ
どの外部圧力で、2以上の培養サブ区画室(例えば32
6、328及び330)に分画する。
第3A図に図示の目的で示すごとく、3つの初期培養サ
ブ区画室326、328及び330を形成させるべく2つの分離
クランプ324を用いる。利用し得る細胞ストックの初期
細胞数、細胞の成長特性、及び必要とされる最終細胞数
によって、適当な数の培養サブ区画室を用意することが
でき、各サブ区画室は適当なサイズ(例えば表面積、容
量)に整えることができ、また各サブ区画室は同じサイ
ズであっても先行するサブ区画室のサイズと異なるサイ
ズであってもよい。第3A図に示される本発明の代表的培
養室においてはサブ区画室26、28及び30は約50、500及
び1000mlの容量を有している。
操作にあたっては、第3A図に示すごとく形成した培養
室を殺菌し(管334及び336の末端はクランプまたはゴム
栓で閉鎖してある)、必要なガス環境を与える適当な囲
い(enclosure)中に配置し、ついで管336中の栓または
隔壁(septum)を通しての注入によって初期細胞懸濁液
及び培養培地を供給する。このようにして、細胞及び培
養培地を初期成長及び増殖用サブ区画室内に閉じ込めて
そこでより高い細胞数を生じさせる。細胞数が増加し、
培養培地内の栄養分が消費されるにつれて、細胞は密集
状態となる(reach confluency)。この段階で、サブ区
画室326をサブ区画室328から分離する分離クランプ324
を開放してこれらのサブ区画室を液連通させ、1つのよ
り大なる培養サブ区画室326/328(第3B図)とする。サ
ブ区画室328に初めから存在する培養培地への接触によ
って(及び/または入口334を通しての増加した培地の
添加によって)、細胞は今や利用し得るより大なるサブ
区画室326/328により細胞数をさらに増加させることが
できる。密集状態に達したら、最後の分離クランプ324
に取り外してサブ区画室330をすでに合流させたサブ区
画水326/328と液連通させて総合培養室322(第3C図)に
よって示され新たなより大なる培養スペースを形成させ
る。再び、増加した量の新鮮培地への接触及び/または
かかる新鮮培地の添加によって、細胞が利用し得るより
大なる培養スペース及び培地は細胞が細胞数をさらに増
加させることを可能にし、結果として生産培養装置へ細
胞を導入するに適した細胞数が得られる。これは好まし
くは管334と生産培養装置への入口との間の無菌的接続
を形成し、ついで培養区画室322から細胞及び培地を該
無菌接続を通して生産培養装置へ移送することによって
行う。
上記説明から明らかな如く、本発明は、段階的により
大なる培養スペース及び/または細胞数の連続した増加
のための追加の新鮮培地を利用し得る培養スペースへ、
系の無菌状態(sterility)を侵す必要性なしに、及
び、例えば、精巧で高価な装置及び処理手順を用いなけ
れば、1つのフラスコもしくはローラービン(roller b
ottle)と別のフラスコもしくはローラービンとの間の
移送の際に起こり得る、移送中の汚染の危険なしに、細
胞及び培地を簡単かつ経済的に移送する手段を提供す
る。より重要なことは仮に汚染が起こったとしてもプロ
セスの初期に確認できることである。例示目的のために
例えば第3図の態様について説明すると、有用な手段
は、サブ区画室326をサブ区画室328中に合流させた頃の
時点で接種口336の小部分を取り除き、(培養サブ区画
室と液連通している)取り除いた部分中の液体及び細胞
を汚染分析のために用いることである。何らかの理由に
よって培養物が汚染されている場合には、引き続いての
細胞の増殖のために実質的時間及び培地が消費される前
の初期の時点でプロセスを停止させることができる。汚
染が発見されない場合は、引き続いての1つのサブ区画
室から次のサブ区画室への移送は無菌系の侵害なしに行
われるので、さらなる汚染の機会は恐らく起こらないで
あろう。
第3図の培養系は、特に区分手段を密閉室表面に望ま
れる面積で適用して培養室の総体サイズに拘わりなく望
まれるサイズの区画室を形成し得るので、望まれる総体
サイズ及び形態に製作し得る。サブ区画室を個々的に使
用する場合には(すなわち、より大なるひと続きのサブ
区画室に合流させないで使用する場合には)、各サブ区
画室を隣りのものより進行的に大きくすることが好まし
い。系を前のサブ区画室を次のサブ区画室に合流させて
操作する系の場合には、もとの個々のサブ区画室はすべ
て同じサイズであっても異なったサイズであってもよ
く、総体系を通して進行的により大きくすることは必ず
しも必要とされない。
第1及び2図の態様については引き続く各サブ区画室
の前のものより大なる容量を有することは一般に好まし
いが、必須ではない。
本発明を用いる代表的な培養系においては、各サブ区
画室は約1lの培養培地を含有し、細胞を約5−20×104c
ells/mlの細胞密度で最初の区画室に供給する(すなわ
ち最初の区画室に5−20×107細胞)。約48−96時間の
増殖により、細胞密度は5−20×105cells/mlに増加す
る(すなわち、5−20×108細胞)。ついで、第1のサ
ブ区画室と第2のサブ区画室を分離する手段を取り除い
て、第1のサブ区画室の内容物を第2のサブ区画室にさ
らなる増殖のために移送する。第2のサブ区画室はその
結果2lの培地中5−20×108細胞のサブ区画室中の出発
細胞密度を有する。引き続いての増殖及び次の区画室へ
の移送(一般に24−72時間毎)は生産培養系への接種の
ために適当な細胞数が達成されるまで行う。
培養サブ区画室を画定するのに用いる囲い形成材料の
厚さは材料の必要な柔軟性及び透過性を達成するのに適
したいかなる厚さでもよい。シリコーンゴムシート材に
ついては約0.003−0.1インチ(約0.076−約2.5mm)の厚
さが適当である。
本発明の培養室は成長し増殖するのに表面に付着する
必要のない細胞の懸濁培養に特に有用であるが、付着細
胞を用いた場合に採用することも可能である。かかる場
合には、密閉室形成材料の性質が、材料を軽くたたく等
の操作を行うことによってその内表面から細胞を追い出
して、その結果細胞が移動し、次の合流した培養サブ区
画室でそれらに提供されたより大なる表面に再付着する
ことを可能にする。この手段が有効でない場合には、拡
張された成長表面に再付着させるために細胞を移動する
手段は一般にトリプシン処理に求められねばならないで
あろう。
すでに述べた如く、本発明は、初期種ストックを、生
産培養系にもっとも有効な細胞数で該生産系に細胞を接
種することを可能にする十分に高い細胞数に増殖するこ
とに、その大なる有用性を有する。このようにして、細
胞系は生産培養系の環境での生存性のための最高の機会
を与えられ、該生産系における細胞集団が膨張に集中し
てタンパク質の生産のための最適数に至るのにより少な
い時間しか必要とされない。しかしながら別法として、
本発明の培養系を少量の細胞分泌タンパク質しか必要と
されのい場合のそれ自体小規模の生産培養として用いる
ことができ、また特定細胞系の成長特性及び/または特
定細胞系の成長、増殖または分泌上の種々のパラメータ
ー(例えば培地、ガス濃度)の効果を研究するのにも用
いることができる。各場合において、本発明の培養系は
1回以上の容器−容器移送に訴える必要なしに生産、研
究または観察に必要とされる点まで細胞数を増加させる
ことを可能にする。
本発明を特定の態様、構築材料、動作パラメーター等
をもとに説明したが、これらは本発明及びその基本的特
徴を例示するものとして提示されたものであり、以下の
請求の範囲に規定する本発明の精神及び範囲を逸脱する
ことなく種々の変法が可能であることが理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベンツラ,ピーター アメリカ合衆国カリフォルニア州 94014 デイリー シティ シュウェリ ン ストリート 912 (56)参考文献 米国特許3946780(US,A) 米国特許3257072(US,A) 米国特許1792450(US,A) 国際公開87/6952(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12M 1/00 - 3/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の細胞数の初期生細胞集団から大量の
    細胞数の生細胞集団を生産させるための動物細胞の培養
    培地での生体外培養方法であり、該培養方法は、 (a) 酸素透過性の柔軟性材質によって形成される動
    物細胞及び培養培地用の培養空間を含む動物細胞培養サ
    ブ区画室の連続する列を用意し、該列は該列のいずれか
    の所定のサブ区画室と該列の少なくとも連続する次のサ
    ブ区画室との間の液連通を可変的に解放し且つ遮断する
    ための培養空間の外部操作を可能する調整手段をさらに
    含み、 (b) 動物細胞培養サブ区画室の該列を生体外動物細
    胞培養に適する酸素を含む制御されたガス環境下に配置
    し、 (c) 培養培地及び特定の細胞数の生細胞集団を、該
    列の他のサブ区画室との液連通から該調整手段によって
    隔離される該列の最初の培養サブ区画室に導入し、 (d) 該最初の培養サブ区画室をその中の生細胞集団
    の細胞数を増加させるための有効な条件に維持し、 (e) その後に、該最初の培養サブ区画室と少なくと
    も追加の培養培地又は培養空間を備える該列の次の連続
    する培養サブ区画室との間の液連通を該調整手段によっ
    て実施し、増加した細胞数の生細胞集団及び培養培地を
    該最初の培養サブ区画室から次の連続する培養サブ区画
    室へ移送し、 (f) 該連続する培養サブ区画室をその中の該細胞集
    団の細胞数をさらに増加させるための有効な条件に維持
    し、そして (g) 該連続する培養サブ区画室からさらに増加した
    細胞数の生細胞集団を採取する、各工程からなることを
    特徴する動物細胞の生体外培養方法。
  2. 【請求項2】該列の培養サブ区画室のそれぞれが液体入
    口と液体出口をもち、所定の培養サブ区画室用の該液体
    出口が該列の次の連続するサブ区画室用の液体入口と導
    管によって結合され、そして該調整手段が該導管に配置
    される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】該導管が圧縮可能な材質からなり、そして
    該調整手段が該圧縮可能な材質の周囲を取り巻く除去可
    能な圧縮クランプである、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】培養サブ区画室の該列が細長い共通の導管
    をさらに含み、そして各該培養サブ区画室は管区分をさ
    らに含み、その一端が該サブ区画室の培養空間と液連通
    し、そしてその他の一端が該細長い共通の導管と液連通
    している、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】該調整手段が1以上の該管区分に配置され
    る、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】該調整手段が該細長い共通の導管にそって
    1以上の位置に配置される、請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】該細長い通常の導管および該管区分が圧縮
    可能な材質からなり、そして該調整手段が該圧縮可能な
    材質の周囲を取り巻く除去可能な圧縮クランプを含む、
    請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】該列の該培養サブ区画室が該柔軟性材質の
    単一のバック様密閉室の区分された部分からなる、請求
    項1記載の方法。
  9. 【請求項9】該区分された部分が該単一のバック様密閉
    室にそって1以上の部分に適用される除去可能な外部区
    分手段によって形成され、そして該調整手段が除去可能
    な外部区分手段からなる、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】特定の細胞数の初期生細胞集団から大量
    の細胞数の生細胞集団を生産させるための動物細胞の培
    養培地での生体外培養方法であり、該培養方法は、 (a) 柔軟性酸素透過性材質からなる、規定された表
    面及び容量の密封された全体の培養室を用意し、該全体
    の培養室は該密封された培養室の周囲を取り巻きずらさ
    れる除去可能な区分手段によって1以上の培養サブ区画
    室に分けられ、 (b) 該全体の培養区画室を生体外細胞培養に適する
    酸素を含む制御されたガス環境下に配置し、 (c) 培養培地及び特定の細胞数の生細胞集団を最初
    の該サブ区画室に導入し、 (d) 該最初のサブ区画室をその中の生細胞集団の細
    胞数を増加させるための有効な条件に維持し、 (e) その後に、該最初のサブ区画室と次の連続する
    サブ区画室との間の区分手段を除去し、これにより該最
    初のサブ区画室からの細胞の培養のために、該最初のサ
    ブ区画室および該次の連続するサブ区画室から構成され
    る合併した大きな培養空間を作り、 (f) 該合併した大きな培養空間をこの中の細胞集団
    の細胞数をさらに増加させるための有効な条件に維持す
    る、各工程からなることを特徴とする生体外培養方法。
  11. 【請求項11】該培養サブ区画室のそれぞれがその中に
    予め配置された培養培地をもつ、請求項10記載の方法。
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