JP2977916B2 - マンホールの受枠 - Google Patents

マンホールの受枠

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JP2977916B2 JP3014567A JP1456791A JP2977916B2 JP 2977916 B2 JP2977916 B2 JP 2977916B2 JP 3014567 A JP3014567 A JP 3014567A JP 1456791 A JP1456791 A JP 1456791A JP 2977916 B2 JP2977916 B2 JP 2977916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、路面上等に設置され
るマンホールにおいて、そのマンホールの開口を閉塞す
るマンホール蓋をはめ込んで支持するマンホールの受枠
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンホールは周知のように路面上に設置
されることが多く、そのマンホールの開口を閉塞する,
マンホール蓋には、その上を走行する自動車の荷重等の
大きな外力が加わるものである。
【0003】これに連れて、マンホール蓋を支持するマ
ンホールの受枠(以下、単に受枠という)においても、
かかる大きな外力に耐えることが必要である。
【0004】従来の受枠においては、マンホール蓋の周
縁部を支持する,円筒状の主部は、この主部の下端部で
水平方向に延びる基部に対して基本的に垂直に形成され
ているが、この種の受枠においても、一般の工業製品と
同様製造コストの点から原料の使用量が少量であること
が望まれている。
【0005】そのため、かかる受枠において、これらの
主部と基部とをそのままの形状で薄肉に形成することも
考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の受枠の
形状によれば、受枠に加わる垂直下方への外力は、その
まま主部が局部的に支持することとなるため、そのまま
薄肉とすると、円筒状の主部に大きな撓みを生じやすく
受枠の破損につながりやすくなる。
【0007】また、かかる受枠に加わる外力は、必ずし
も垂直下方への外力ばかりでなく、例えば、走行する自
動車により加わる外力は、垂直荷重である自動車の荷重
とタイヤから伝えられる駆動反力との合力であるので、
非鉛直下方へ傾斜した向きとなる場合もある。
【0008】この場合、従来の受枠の形状のまま薄肉の
円筒状に形成された主部に傾斜方向から外力が作用する
こととなるので、その強度および剛性の点で不利であ
り、主部に大きな撓みを生じやすく破損につながるもの
である。
【0009】したがって、従来の受枠においては、主部
をそれほど薄肉に形成することはできないものであっ
た。
【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、薄肉に形成された受枠でありながら、主部の
強度や剛性を高め、破損のおそれの少ない受枠を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、筒状の主部を有し、この主
部の下端部に水平方向に延びる基部を一体に形成すると
共に、前記主部の外表面と前記基部とを結ぶ外リブと、
前記主部の上部にマンホール蓋の周縁部を支持する支持
設けた鋳物で一体に形成されたマンホールの受枠
において、前記主部を、上部が小径となるように受枠内
側に傾斜するように形成し、前記主部の内壁中間部に前
記マンホール蓋の脱落を防止する環状のストッパを突設
し、このストッパの下と前記基部との間に、前記外リブ
と主部の周方向に位置をずらして前記受枠の内側に突出
する内リブを前記主部と略平行に形成したことを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記主部を上部
が小径となるテーパ状に形成したので、主部の上部から
加わる外力による分力の一部がマンホール蓋で支持され
る。
【0013】そのため、その分主部が負担すべき外力が
軽減することにより主部は大きな外力に耐えることがで
き、受枠の破損のおそれを軽減することができる。
【0014】また、主部が筒状に形成され、上部が小径
となるように受枠内側に傾斜するように主部が形成さ
れ、主部の下端部に水平方向に延びる基部を一体に形成
すると共に、前記主部の外表面と前記基部とを結ぶ外リ
ブが設けられ、前記主部の上部にマンホール蓋の周縁部
を支持する支持部が設けられ、これらが鋳物で一体に形
成されているので、自動車等の荷重がマンホール蓋を介
して受枠にかかるとき、受枠の主部上部にかかる荷重
は、主部の上部から下部になるに従って小さくなると共
に、主部の内壁に環状のストッパが形成されているの
で、主部上部の水平方向の剛性が向上する様々な方向か
ら加わる自動車等の荷重を主部全体とマンホール蓋で受
けることができ、受枠の強度及び剛性が高くなり、破損
が軽減される。更に、ストッパ下から主部の基部の間に
形成された内リブが主部に略平行に延びているので、主
部上部にかかる鉛直荷重を内リブでも支えることが出
来、主部の剛性・強度向上を図ることができる。また、
主部の外周部分に設けた外リブにより、筒状の主部に重
力方向に荷重がかかったときに筒状の主部の拡開を充分
に支持できる。外リブと内リブとが鋳物により一体に鋳
造され、更に、外リブと内リブとが主部の周方向に位置
をずらして形成されるので肉厚部の形成を避けることが
でき、鋳造時のひけが生じ難く鋳造欠陥の発生を防止で
きるとともに、肉厚が一定になり、均一な強度を得るこ
とが出来る。
【0015】よって、請求項1記載の発明によれば、薄
肉に形成された受枠でありながら、破損のおそれの少な
い受枠を提供することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示す一実施例によりこの発明を
説明する。
【0017】図において、1はマンホールを示し、2は
受枠、3はマンホール蓋である。
【0018】マンホール1の受枠2は、路面4の下方に
埋設された不図示の土管から上向きに開口するマンホー
ル本体の上縁部に調整ブロック5を設置し、その調整ブ
ロック5の上面に形成された,所要の厚さの調整モルタ
ル6上に載置してアンカボルト7で前記調整ブロック5
に固定されている。
【0019】受枠2は、図3あるいは図4に示すよう
に、中央の開口部11まわりで平面視環状に形成されて
おり、半径方向での断面形状は図1あるいは図2のとお
りである。なお、図1において、X−Xは水平座標軸,
Y−Yは垂直座標軸を示し、y−yは前記Y−Yと平行
な垂直軸である。
【0020】これらの図において、受枠2は、概ね薄い
円筒状に形成された主部12と、この主部12の下端部
で水平方向の外側に延在する基部13とを有するもので
あり、この実施例の受枠2は鋳鉄により鋳物で一体に形
成されたものである。
【0021】受枠2の主部12は、上部ほど小径となる
テーパ状に形成されている。
【0022】すなわち、図1において仮想線Cは、主部
12の全体を薄肉状とした場合の主部12の断面中心線
であり、上部での直径dは下部での直径Dより小さく設
定されており、この実施例ではそのテーパ角度Uは6度
となっている。
【0023】そして、この主部12の、開口部11側と
なる内側上部には上方ほど大径となるテーパ面(テーパ
角度V,例えば10度)が全周に渡って形成されてお
り、このテーパ面は後述のマンホール蓋3の周縁部とは
め合ってマンホール蓋3を支持する支持部14である。
【0024】したがって、この支持部14となる部分で
の主部12の厚みtは、下方ほど厚く形成されている。
このため、マンホール蓋3に加わる荷重が大きく,マン
ホール蓋3が下方に押し下げられるほど、肉厚の厚い部
分でマンホール蓋3の周縁部を確実に支持することがで
きるようになっている。
【0025】かかる支持部14の下方には、開口部11
側に張り出した内向きフランジ状のストッパ15が全周
に渡って一体的に形成されている。
【0026】このストッパ15は、マンホール蓋3の一
端に過大な荷重が作用した場合に、マンホール蓋3の端
部が開口部11内に落込み、マンホール蓋3が反転脱落
するのを防止するものである。
【0027】そのため、通常、マンホール蓋3を前記支
持部14に嵌め合わせた状態では、マンホール蓋3の下
面はストッパ15の上面には接触せず、離間した状態と
なっている。
【0028】そして、この主部12の内側面には、前記
ストッパ15の下面から基部13の上面までの間を上下
方向につなぐ内向きリブ16が半径方向に多数突設され
ている。
【0029】この実施例の内向きリブ16は、開口部1
1まわりを30度間隔で12枚設置されており(図4参
照)、主部12を薄肉としながら大きな立設剛性を確保
するためのものである。
【0030】このような主部12の下端部には、水平方
向に延びる基部13が一体に形成されている。
【0031】この基部13は、主部12の下端部から主
に外周方向に延在して概ね環状に形成されており、その
基部13の下面13aが平坦に形成されているととも
に、その基部13の外端部には上向きに突出した突条1
7が主部12の外側に同心状に一体に形成されている。
【0032】このように、基部13の下面13aが平坦
に形成されているのは、受枠2に作用する外力をうまく
分散させ、前記調整モルタル6の受ける面圧を小さく均
一化するためである。
【0033】また、基部13上で主部12の外側に同心
円状にかかる突条17を設けてあるのは、基部13の半
径方向の断面形状をチャンネル状として、基部13を薄
肉としても高い剛性とするためである。
【0034】そして、この基部13には90度間隔で4
つの長穴18が形成されており、これらの長穴18には
前記アンカボルト7が挿通されて固定されるようになっ
ている(図3)。
【0035】そして、この実施例においては、前記突条
17には、90度間隔で半径方向に延びる貫通穴19が
形成されている。
【0036】これらの貫通穴19は、マンホール工事の
際等においてフックを係止させてクレーン等により運搬
する場合の係止穴として、あるいはこの受枠2を調整ブ
ロック5に固定するための固定穴としても用いるもので
ある。
【0037】さらに、前記のように形成された突条17
と基部13と主部12との間には、半径方向に延び相互
に接続する,多数の外側リブ21が設置されている。
【0038】この実施例においては、これらの外側リブ
21は開口部11まわりを15度の間隔で24枚設置し
たものである。
【0039】これらの外側リブ21は、図1に示すよう
に側面視台形に形成されたもので、前記主部12の外周
面と基部13の上面と突条17の内周面との間では全長
に渡って接合されており、この実施例の場合には受枠2
に鋳物として一体に形成されたものである。
【0040】この外側リブ21はその下部において、3
方の縁部をいずれも前記各部に接続してあるので、基部
13は前記チャンネル形状であることによる高い剛性の
うえに、さらにこれらの外側リブ21の存在により基部
13の剛性がより一層向上される。
【0041】また、この外側リブ21が台形であり三角
形でないので、外側リブ21の拘束されていない縁部の
長さが短く、薄肉のリブであっても撓みにくく、主部1
2の立設剛性を効果的に高めることができる。
【0042】なお、前記基部13の開口部11側の縁部
には、下方に突出する係止部22が90度の間隔で形成
され、受枠2に外力が作用した場合に調整ブロック5の
内縁部に受枠2を係止するようになっている(図2参
照)。
【0043】このように構成された受枠2の開口部11
を閉塞する,マンホール蓋3は、概ね円板状であって、
前記荷重に対抗するために下面にいげた状に交差した補
強リブ23を有し、マンホール蓋3の周縁部にはロック
装置24とバール穴25とがそれぞれ2箇所ずつ設けら
れている。
【0044】そして、この実施例のマンホール蓋3の周
縁部端面には前記受枠2の支持部14のテーパ面と適合
するテーパ面からなる衝合面26が形成されている。
【0045】かかるマンホール蓋3を前記受枠2に装着
すると、図1,図2に示すように、マンホール蓋3の前
記衝合面26は受枠2の支持部14に全面で接触し、支
持部14の全面により荷重が分散して支持され、マンホ
ール蓋3の上面が前記路面4とほぼ同一面となってい
る。
【0046】このように設置されている受枠2の主部1
2の上端面に、直接鉛直下向きに加わった外力Fについ
て図5により説明する。
【0047】この場合、外力Fは、主部12のテーパ状
に傾斜した前記中心線Cに沿う分力Mと、中心線Cと直
交方向の分力Nとに分解できる。
【0048】これらの分力のうち、分力Mは主部12が
中心線Cに沿った圧縮力として対抗するが、分力Nは主
部12を内向きに押圧する力である。
【0049】しかし、前記のように主部12の内側は開
口部11であり、この開口部11にはマンホール蓋3が
装着されているので、前記分力Nにはマンホール蓋3が
対抗し、主部12の上端が内向きに撓みを生じることが
防止される。
【0050】すなわち、この受枠2の上端に外力が加わ
った場合に、その外力の一部を強制的にマンホール蓋3
に伝達させてこれに負担させることにより受枠2の負担
すべき外力の軽減が図られているので、受枠2の主部1
2を薄肉とすることができ、主部12を薄肉としても大
きな撓みを生じにくく、受枠2の破損のおそれが少ない
ものである。
【0051】また、主部12が筒状に形成され、主部1
2の断面中心線Cが、上部にいくほど漸次小径となり、
受枠2の内側に傾斜するように形成されているので、主
部12の口径は上部から下部になるにつれて漸次拡大さ
れていることとなる。従って、自動車等の荷重がマンホ
ール蓋3を介して受枠2にかかるとき、受枠2の主部1
2上部にかかる荷重は、主部12の上部から下部になる
に従って小さくなる。また、自動車等の荷重は、タイヤ
の回転力なども加わって非鉛直方向に働く場合もある
が、この略鉛直方向の荷重Fは主部12の断面中心線C
に沿う方向Nと受枠2の内側に向かう方向Mに分解でき
る。受枠2内側に向かう力Nは、マンホール蓋3で支え
ることができ、断面中心方向の力Mは主部12で支える
ことができる。主部12は筒状に連なっており、しか
も、ストッパ15が環状に形成されているので、様々な
方向から加わる自動車等の荷重を主部12全体とマンホ
ール蓋3で受けることができ、受枠の強度及び剛性が高
くなり、破損が軽減される。更に、ストッパ15と基部
13との間の内リブとしてのリブ16が主部12に略平
行に延びているので、主部12上部にかかる鉛直荷重を
リブ16でも支えることが出来、主部12の剛性・強度
向上を図ることができる。また、主部12の外周部分に
設けた外側リブ21により、主部12に重力方向に荷重
がかかったときに主部12の拡開を充分に阻止できる。
外側リブ21と内リブ16とが鋳物により一体に鋳造さ
れ、更に、外側リブ21と内リブ16とが主部12の周
方向に位置をずらして形成されるので肉厚部の形成を避
けることができ、鋳造時のひけが生じ難く鋳造欠陥の発
生を防止できるとともに、主部21の肉厚が一定にな
り、均一な強度を得ることが出来る。
【0052】さらに、この実施例においては、かかる主
部12の上部内側に逆向きのテーパ面からなる支持部1
4が形成されており、マンホール蓋3に加わる外力に対
し、図6に示すように対抗する。
【0053】すなわち、マンホール蓋3に加わる外力に
より、受枠2は支持部14を形成するテーパ面に対する
垂直荷重を外力Pとして受ける。この外力Pは前記と同
様に中心線Cに沿う方向の分力Qと中心線Cに直交する
方向の分力Rとに分解することができる。
【0054】分力Qは主部12により対抗すべき力であ
るが、図6から明らかなようにかなり小さく、薄肉とし
た主部12によっても十分対抗することができる。
【0055】また、分力Rは若干大きな力で外向きに作
用するが、マンホール蓋3の全周に概ね等しく作用する
力であり、前記のように主部12の支持部14をなすテ
ーパ面の背後に厚みtの厚肉部分が全周に渡って環状に
形成されているので、この支持部14で全周に渡ってか
かる分力Rを受けることにより互いに相殺させることが
できる。
【0056】その結果、マンホール蓋3から加わる外力
のうち薄肉の主部12に作用する外力はわずかであり、
主部12を薄肉としても破損のおそれは少ない。
【0057】したがって、この実施例の受枠2において
は、路面を走行する自動車等から加わる外力は、従来と
比べて主部12が負担する分が少なく、主部12を薄肉
としても受枠2が破損するおそれが少ない。
【0058】
【効果】以上説明したように、請求項1記載の発明によ
れば、前記主部を上部が小径となるテーパ状に形成した
ので、主部の上部から加わる外力による分力の一部がマ
ンホール蓋で支持される。
【0059】そのため、その分主部が負担すべき外力が
軽減することにより主部は大きな外力に耐えることがで
き、受枠の破損のおそれを軽減することができる。
【0060】また、外力の着力点である主部が筒状に形
成され、上部が小径となるように受枠内側に傾斜するよ
うに主部が形成されているので、自動車等の荷重がマン
ホール蓋を介して受枠にかかるとき、受枠の主部上部に
かかる荷重は、主部の上部から下部になるに従って小さ
くなると共に、主部の内壁に環状のストッパが形成され
ているので、主部上部の水平方向の剛性が向上し、様々
な方向から加わる自動車等の荷重を主部全体とマンホー
ル蓋で受けることができ、受枠の強度及び剛性が高くな
り、破損が軽減される。更に、ストッパ下から主部の基
部の間に形成された内リブが主部に略平行に延びている
ので、主部上部にかかる鉛直荷重を内リブでも支えるこ
とが出来、主部の剛性・強度向上を図ることができる。
また、主部の外周部分に設けた外リブにより、筒状の主
部に重力方向に荷重がかかったときに筒状の主部の拡開
を充分に支持できる。外リブと内リブとが鋳物により一
体に鋳造され、更に、外リブと内リブとが主部の周方向
に位置をずらして形成されるので肉厚部の形成を避ける
ことができ、鋳造時のひけが生じ難く鋳造欠陥の発生を
防止できるとともに、肉厚が一定になり、均一な強度を
得ることが出来る。
【0061】よって、請求項1記載の発明によれば、薄
肉に形成された受枠でありながら、破損のおそれの少な
い受枠を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンホール蓋と受枠との図3のA−A線に沿っ
た断面図である。
【図2】マンホール蓋と受枠との図3のB−B線に沿う
断面図である。
【図3】マンホール蓋と受枠との平面図である。
【図4】マンホール蓋と受枠との底面図である。
【図5】主部に直接加わる外力の説明図である。
【図6】マンホール蓋を経て主部に加わる外力の説明図
である。
【符号の説明】
2 受枠 3 マンホール蓋 12 主部 13 基部 14 支持部 26 衝合面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の主部を有し、この主部の下端部に水
    平方向に延びる基部を一体に形成すると共に、前記主部
    の外表面と前記基部とを結ぶ外リブと、前記主部の上部
    にマンホール蓋の周縁部を支持する支持部設けた鋳
    物で一体に形成されたマンホールの受枠において、 前記主部を、上部が小径となるように受枠内側に傾斜す
    るように形成し、前記主部の内壁中間部に前記マンホー
    ル蓋の脱落を防止する環状のストッパを突設し、このス
    トッパの下と前記基部との間に、前記外リブと主部の周
    方向に位置をずらして前記受枠の内側に突出する内リブ
    を前記主部と略平行に形成したことを特徴とするマンホ
    ールの受枠。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマンホールの受枠におい
    て、前記支持部を上部が大径となる内向きテーパ面で形
    成し、これにマンホール蓋の周縁部端面を支持させたこ
    とを特徴とするマンホールの受枠。
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