JP2605821Y2 - ルーフドレイン用の保護蓋 - Google Patents

ルーフドレイン用の保護蓋

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JP2605821Y2
JP2605821Y2 JP1993073631U JP7363193U JP2605821Y2 JP 2605821 Y2 JP2605821 Y2 JP 2605821Y2 JP 1993073631 U JP1993073631 U JP 1993073631U JP 7363193 U JP7363193 U JP 7363193U JP 2605821 Y2 JP2605821 Y2 JP 2605821Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリート建築物の
屋上やベランダなどの雨水の排水用のルーフドレインを
設置するときに使用する保護蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にルーフドレインは、建築物の屋上
やベランダなどにコンクリートを打設する前に予めコン
クリート型枠の所定の位置にルーフドレインの本体を假
固定金具を使用して取付けておき、コンクリートを打設
することにより屋根やベランダに埋設される。従って、
コンクリートの打設時にコンクリートの型枠に取付けら
れているルーフドレインの本体の表面をコンクリートで
汚したり、コンクリートが流入しないよう保護蓋を用い
被覆するのが普通である。
【0003】近時、ルーフドレインはステンレス鋼板を
打抜き成型した製品が広く使用されるようになったが、
屋根やベランダの防水施工の方法により、本体とストレ
ーナ又は本体と防水シート押えおよびストレーナの何れ
かゞ使用され、さらに屋根やベランダの面積により排水
量が変るため、その大きさも異なり、さらにシート押え
は防水シートの厚さが種類、防水シートの施工方法によ
って異なるので本体に連結するため、本体に隆設したボ
ルトの高さが異なるなどその種類も多く、従って、保護
蓋もそれぞれに合わせ製作し、施工用部品として付属さ
せてきた。
【0004】この種の保護蓋としては、鋳物製のルーフ
ドレイン用として提案された実公昭61−5503号、
ドレン本体用コンクリート養生蓋があり、さらにボルト
が保護蓋より突出していると危険ということで、厚くす
ると共にボルトにナットを螺合しておき保護蓋の裏面に
形成した係止穴に係止させるよう構成した保護蓋が、実
公平4−9790号、ルーフドレンの養生蓋として提案
されている。なお、従来保護蓋は鋳鉄製のルーフドレイ
ン用として考案され使用され、コンクリートの養生中使
用するので養生蓋と呼ばれてきたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上、述べた如く、ル
ーフドレインには用途、大きさの異なるものが多く、種
類を少なくすると共に部品を共通にすることが考えられ
ているが、施工用部品特に保護蓋も種類を少なくし共通
性をもつよう要望されるようになってきた。
【0006】また、従来ルーフドレインの本体に直接ス
トレーナを連結するよう構成した本体用の保護蓋は、両
面粘着テープなどで固定すれば良いが、シート押えが必
要なルーフドレインの本体には連結用のボルトが隆設さ
れているため保護蓋に透孔を設けているので、粘着テー
プなどで透孔を塞ぐ必要があり、またシート押えが必要
なルーフドレインの本体用の保護蓋は、前述の如く透孔
を設け挿通させ保護パイプなどを被着させると共に保護
蓋を本体に圧着させ固定する必要があるなど面倒であ
り、厚さを増すことは使い棄て材料なので、コストの点
で問題があった。
【0007】本考案は、使用目的の異なるルーフドレイ
ンの本体に共通して使用でき、確実に容易に装着するこ
とができる保護蓋を提供するを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における保護枠は、種々検討の結果、ルーフ
ドレインの本体の直径にほゞ等しい直径を有する円錐台
形状に形成することにより、ボルト挿入孔を設けてもコ
ンクリート打設時にコンクリートがボルト挿入孔に流入
する恐れが殆んどなく、シート押えの不要なルーフドレ
イン用としても使用でき、また、ボルト挿入孔の孔径を
ボルトの直径より狭くすれば保護蓋が保持できることが
判かり、さらにボルト挿入孔の表面開口部を開口せずに
未穿設部を設けボルト先端により破壊するよう構成すれ
ばより好ましいことが判かった。
【0009】
【作用】保護蓋は、ルーフドレイン本体をコンクリート
型枠に假固定したのちコンクリート打設前に、本体に被
着される。
【0010】
【実施例】本考案を図面に示す実施例に従って説明す
る。 (実施例1)図1、2に示す如く、ステンレス鋼板より
成型してなる漏斗状をなすルーフドレインの本体(1)
の上面の直径にほゞ等しい直径を有する円錐台形状をな
し、本体(1)に隆設したシート押え連結用のボルト
(6)の直径よりも狭い直径を有するボルト挿入孔
(9)を所定位置に設けた発泡樹脂などを用いて成型し
た保護蓋(8)である。なお、図1において、図2に示
した如き、シート押えがなく直接ストレーナが連結する
よう構成されたルーフドレインの本体(2)において
は、皿状の傾斜部にストレーナ連結用のボルト(7)が
隆設されるので、保護蓋(8)の底面側にボルト(7)
の直径よりも狭い穴径の係止穴(10)を設けるの差し
支えなく、図示しなかったが、ストレーナ連結用のボル
ト(7)の外側に環状のモルタル止めが隆設されること
があるが、本体(2)の両端表面を結ぶ平面より突出す
る場合は同様、環状溝を刻設するも差支えなく、さらに
両面粘着テープを利用し被着すればよい。
【0011】(実施例2)図3に示す実施例は、実施例
1に示した保護蓋(8)において、ボルト挿入孔(9)
を表面まで貫通させずに表面側に未穿設部(11)を残
し成型せる保護蓋(8’)である。この場合ボルト
(6)の先端により、未穿設部(11)を破壊し挿通さ
れるので、破壊された未穿設部(11)において挟持さ
れることとなるので、ボルト挿入孔(9)は特に孔径を
指定するものでないが、実施例1同様ボルト(6)の直
径よりも狭くすることが望ましい。
【0012】なお、本考案にかゝる各保護蓋は、円錐台
形状と表現したが、表面は球面状とするも差支えなく、
底面はルーフドレインの本体(1)または(2)の上面
外周縁に接する環状の接触面を設け、その内側に窪みを
設け、ルーフドレインの本体(2)に隆設された環状の
モルタル止め或いはボルト(7)などが接触しないよう
成型するも差支えない。
【0013】
【考案の効果】本考案にかゝるルーフドレインの本体を
設置するときに使用する保護蓋は、以上述べた如く構成
されているので、保護蓋上にコンクリートが落ちること
があっても表面より本体内に流入する恐れなく使用でき
るものであり、本体の表面直径がほゞ同じルーフドレイ
ンであればシート押えの有無にかゝわらず共用できるの
で製作費を節減することが期待できる。
【0014】また、本体にシート押え連結用のボルトが
隆設している場合、ボルト挿通孔がボルトより径が狭く
形成されるか、未穿設部が残されているので、保護蓋を
装着したとき抜ける恐れなく密着保持でき、従って固定
具等が不要となり、ボルトの係止溝などを設ける必要も
なくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】施工状況を示す断面図。
【図2】他のルーフドレインに取付けた状況を示す断面
図。
【図3】他の実施例の断面図。
【符号の説明】
1 本体(シート押えのある) 2 本体(シート押えのない) 3 傾斜部 4 連結部(排水管の) 5 段部 6 ボルト(シート押え連結用の) 7 ボルト(ストレーナ連結用の) 8、8’ 保護蓋 9 ボルト挿通孔(ボルト6の) 10 ボルト係止孔(ボルト7の) 11 未穿設部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏斗状をなすルーフドレインの本体
    (1)の上面の直径にほゞ等しい直径を有する円椎台形
    状の保護蓋(8)において、本体(1)に隆設したシー
    ト押え連結用のボルト(6)の直径よりも狭い孔径を有
    するボルト挿通孔(9)を穿設した発泡樹脂などより成
    型してなるルーフドレイン用の保護蓋。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボルト挿入孔(9)の表
    面側に一部未穿設部(11)を残して成型してなるルー
    フドレイン用の保護蓋。
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