JPS5938532Y2 - 緊結機構付きマンホ−ル - Google Patents

緊結機構付きマンホ−ル

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Publication number
JPS5938532Y2
JPS5938532Y2 JP19325781U JP19325781U JPS5938532Y2 JP S5938532 Y2 JPS5938532 Y2 JP S5938532Y2 JP 19325781 U JP19325781 U JP 19325781U JP 19325781 U JP19325781 U JP 19325781U JP S5938532 Y2 JPS5938532 Y2 JP S5938532Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole
manhole cover
receiving frame
groove
vertical groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP19325781U
Other languages
English (en)
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JPS5899338U (ja
Inventor
武治 安部
勘蔵 渋谷
Original Assignee
日豊金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日豊金属工業株式会社 filed Critical 日豊金属工業株式会社
Priority to JP19325781U priority Critical patent/JPS5938532Y2/ja
Publication of JPS5899338U publication Critical patent/JPS5899338U/ja
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Publication of JPS5938532Y2 publication Critical patent/JPS5938532Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マンホールの構造に関し、特に突起と溝との
簡易な組合わせによってマンホール蓋がマンホール受枠
から容易に離脱することのないようにした緊結機構付き
マンホールに関する。
道路等に設置されるマンホールにあっては、その上面を
頻繁に通行する車輌の振動や衝撃によって、マンホール
蓋が不意にマンホール受枠から跳び上がって外れたり、
またマンホール内部のガス圧や水圧に起因してマンホー
ル蓋が外れることがあるが、このようにマンホール蓋が
外れるとマンホール中に人が落ちたりして大変に危険な
事故を招くこととなる。
そこで、マンホール蓋が不意に外れることのないように
するため、従来は、マンホール受枠の内周面にテーパを
つけ、一方これと嵌合する逆テーパをマンホール蓋の外
周につけると共に、例えば実公昭50−39025号に
開示されたようにマンホール蓋とマンホール受枠との間
に施錠機構を取り付けていた。
しかしながらこのような施錠機構は、構造が複雑である
ため、価格が上昇してしまい、また、マンホール蓋はそ
の上面を通行する車輌によって一方向に回転力を受ける
のが常であるので、施錠機構が位置ずれやはなはだしい
場合には変形等の不都合を起こすことがあり、更には設
計上の観点からしてもマンホール蓋及び受枠のテーパ構
造の特質を十分に生かしたものとは言えない欠点があっ
た。
本考案は、上記した欠点を解決するためになされたもの
であり、マンホール蓋及び受枠のテーパ構造の特質を生
かしながら、構成が簡易で、回転力を受けても不都合を
生じることがなく、マンホール受枠からマンホール蓋が
容易に離脱することのない緊結機構付きマンホールを得
ることを目的とし、このためマンホール受枠の内周テー
パ部に複数の縦溝及びこれに続く横溝を設けるとともに
、これらの溝に緊密に係合する複数の突起をマンホール
蓋の外周逆テーパ部に形成したものである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第1図は、本考案に係る緊結機構付きマンホールの一実
施例を示す断面図であり、1はマンホール受枠、2はマ
ンホール蓋を示す。
マンホール受枠1は、第2図の一部断面斜視図に示すよ
うに、その内周面の全周にわたって、下方に向けて開放
内径が縮まるように内周テーパ部3を有する。
そして、全周を適宜数、例えば3分割した位置に所定幅
の縦溝4を有する。
この縦溝4は、下方に向けてテーパとならないようにス
トレートに形成されている。
内周テーパ部3が終わる部分の近傍であって上記縦溝4
に続く個所に横溝5が形成されている。
この横溝5は、縦溝4の下端から時計方向及び反時計方
向にほぼ均等に設けられており、かつ外周方向の深さは
、垂直溝4の切り落としとほぼ等しく、好ましくは端部
に近づくにつれ次第に狭くなるように形成されている。
マンホール受枠1に嵌着するマンホール蓋2の外周には
逆テーパ部6が設けられており、下方になるに従って内
径が細くなっており、マンホール受枠1の内周テーパ部
3と一部する。
マンホール受枠1の縦溝4に呼応して逆テーパ部6の下
端が外周方向に突出されて係合突起7となっている。
この係合突起7は、第3図の一部断面斜視図に示された
ように縦溝4の幅よりも僅かに細い幅及び横溝5の高さ
よりもこれまた僅かに薄い厚みを有し、更に外周方向の
突出寸法は、横溝5の深さよりも小さいことは勿論であ
る。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第4図に示すように、マンホール受枠1の縦溝4の位置
にマンホール蓋2の係合突起7を合わせマンホール蓋2
の自重によってこれを落下させると、マンホール蓋2の
逆テーパ部6は、マンホール受枠1の内周テーパ部3に
当接、密着するとともに両者の表面が合致する。
同時に、落下したマンホール蓋2の係合突起7は、縦溝
4を通り、横溝5が形成された下端に接近する。
この後、人手による又は車輌による回転力がマンホール
蓋2に加えられると、係合突起7は横溝5中を時計方向
又は反時計方向に移動する。
このようにして一旦マンホール蓋2が回転されると、係
合突起7の垂直方向の移動は横溝5の壁面によって阻止
されるので、マンホール蓋2が不意に跳び上がって外れ
ることはない。
そして、車輌の通行によってマンホール蓋2が回転力を
受ければ受ける程、係合突起7が次第に狭くなる横溝5
中を一定方向に移動してしまうので、マンホール蓋2は
憎々外れにくくなる。
しかし、開蓋の必要がある場合には、マンホール蓋2を
回転させて縦溝4の位置に係合突起7を合致させると、
マンホール蓋2を容易に外すことができる。
以上述べたように、本考案に係る緊結機構付きマンホー
ルは、マンホール受枠1の内周テーパ部3に適宜数の縦
溝4及びこれに続く横溝5を設けるとともに、マンホー
ル蓋2の逆テーパ部6の下端に前記縦溝4及び横溝5と
呼応して係合突起7を形成しているため、テーパ構造の
本質的特徴を十分に生かしてマンホール蓋2及び受枠1
を緊結させることができ、マンホール蓋2がいかような
力を受けようとも不意に開いて外れるようなことはない
また、構成が非常に簡易で格別な施錠機構を必要とせず
、価格を安くすることができる。
更に、マンホール蓋2が車輌によって回転力を受ければ
受ける程、緊結されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る緊結機構付きマンホールの一実
施例を示す断面図、第2図は、マンホール受枠の一部断
面斜視図、第3図は、マンホール受枠にマンホール蓋が
緊結された状態を示す一部断面斜視図、第4図は、作用
説明図である。 1・・・・・・マンホール受枠、2・・・・・・マンホ
ール蓋、3・・・・・・内周テーパ部、4・・・・・・
縦溝、5・・・・・・横溝、6・・・・・・逆テーパ部
、7・・・・・・係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホール受枠の内周テーパ部に下方に向けて形成され
    た縦溝と、この縦溝の下部の両側に続けて略水平方向に
    設けられた端部に近づくにつれ次第に狭くなるように形
    成された横溝と、上記マンホール受枠の内周テーパ部と
    嵌合する逆テーパ部の下端に上記縦溝及び横溝に合致す
    るよう形成され横溝に係止される係合突起とを有するこ
    とを特徴とする緊結機構付きマンホール。
JP19325781U 1981-12-28 1981-12-28 緊結機構付きマンホ−ル Expired JPS5938532Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19325781U JPS5938532Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 緊結機構付きマンホ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19325781U JPS5938532Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 緊結機構付きマンホ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899338U JPS5899338U (ja) 1983-07-06
JPS5938532Y2 true JPS5938532Y2 (ja) 1984-10-26

Family

ID=30106623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19325781U Expired JPS5938532Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 緊結機構付きマンホ−ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4526183B2 (ja) * 2000-12-22 2010-08-18 旭テック環境ソリューション株式会社 地中構造物用枠体
JP5351692B2 (ja) * 2009-10-01 2013-11-27 三菱重工業株式会社 マンホール開閉装置
JP6491918B2 (ja) * 2015-03-24 2019-03-27 日之出水道機器株式会社 地下構造物用蓋

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JPS5899338U (ja) 1983-07-06

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