JPH0757959B2 - マンホール開口部の固定構造及び固定方法 - Google Patents

マンホール開口部の固定構造及び固定方法

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JPH0757959B2
JPH0757959B2 JP62326831A JP32683187A JPH0757959B2 JP H0757959 B2 JPH0757959 B2 JP H0757959B2 JP 62326831 A JP62326831 A JP 62326831A JP 32683187 A JP32683187 A JP 32683187A JP H0757959 B2 JPH0757959 B2 JP H0757959B2
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哲保 柴田
敬之 島村
一郎 蕗谷
優 村瀬
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羽田ヒューム管株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はコンクリート管を相互に或いは蓋受枠をマンホ
ールのコンクリート管に取付固定するマンホール開口部
の固定構造或いは固定方法に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種のマンホール開口部の固定構造或いは固定
方法は例えば本件特許出願人が開発した特公昭60−5313
9号公報に示す如く、マンホールのコンクリート管上に
回転防止用の係止突起をボルト孔に沿って有する蓋受枠
を載置し、この蓋受枠の上下に回転防止ワッシャー等を
順に積層し、これ等のボルト孔に楕円ボルトを挿通して
蓋受枠をマンホールのコンクリート管に取付固定してい
た。
<発明が解決しようとする問題点> 然るに、上述の従来の如きマンホール開口部の固定構造
或いは固定方法は蓋受枠の上表面側に於いてボルトとナ
ット等を固定する機能を持っている為に、施工後はこの
上にアスファルト等の舗装が直ちに施されて隠蔽されて
しまうので、その後は上記固定構造の施工状態、即ち固
定状態を確認することが出来ない問題点があった。
従ってこの固定状態を確認せずに放置した場合には車両
等の通過時の振動により長期間使用しているとボルト,
ナット等が緩み外圧によって蓋受枠が脱落して大きな事
故を生じさせる恐れがあった。
本発明は従来のこれ等の問題点に鑑み閉発された全く新
規な技術に関するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明はマンホール用のコンクリート管を相互に或いは
蓋受枠をコンクリート管に取付固定する構造に於いて、
コンクリート管の内周壁に凹所を設けかつ前記一方のコ
ンクリート管或いは蓋受枠をコンクリート管に締結する
締結ボルトの一端部を該凹所に露出せしめ、この露出し
た締結ボルトにナットを螺合してコンクリート管を相互
に或いは蓋受枠をコンクリート管に取付固定するマンホ
ール開口部の固定構造及び固定方法に関するものであ
る。
<作用> 本発明に係る固定構造及び固定方法に於いては上述の如
く、コンクリート管の内周壁に深い凹所を設け、かつ蓋
受枠或いは他のコンクリート管をマンホールのコンクリ
ート管に締結する為の締結ボルトの下端部を該凹所に露
出せしめ、この露出したた締結ボルトにナットを螺合し
て蓋受枠をコンクリート管に取付固定するように構成し
たので、施工後に蓋受枠上にアスファルト等の舗装が実
施された後でも蓋受枠或いはコンクリート管と他のコン
クリート管の固定状況を確認することが出来、更にボル
ト,ナット等が緩んでいる場合には前記凹所内でこれ等
を締め付けることが出来る。
<実施例> 図により本発明に係る固定構造及び固定方法の一実施例
を具体的に説明すると、第1図乃至第4図(A)乃至
(E)に於いて、1はコンクリート管を順に積層するこ
とによって構成した組立マンホールの斜壁管であって、
その上面には高さを調整し得るコンクリート製第1調整
リング2,第2調整リング3及びマンホールの蓋(図示せ
ず)を取付固定し得る蓋受枠4が順に積層されている。
上記2個の調整リングには夫々リングボルト5を挿通し
得る縦穴6が穿設されていると共に第1調整リング2の
内周面には該縦穴6に連通した深い凹所7が穿設され、
又この凹所7の内周面にはステンレス製の枠8が設けら
れている。上記縦穴6に挿通されたリングボルト5は接
続ナット9によって相互に連結されている。
前記蓋受枠4のボルト孔10に沿って回転防止突起11が突
設され、又ボルト孔10には頭部が方形に形成された受枠
固定ボルト12が挿通されると共にこのボルト12は前記リ
ングボルト5に螺合されている。13は第2調整リング3
と蓋受枠4との間に介在された調整ワッシャー,14はモ
ルタルである。
次に15はリングボルト5の下端に螺合されかつ前記凹所
7内に露出された蓋ボルトであり、この露出端にはロッ
クワッシャー16及びナット17が取り付けられている。
上記実施例に於いては頭部が方形の受枠固定ボルト12を
使用し、この受枠固定ボルト12を蓋受枠4の回転防止突
起11に係合するように構成したが、この受枠固定ボルト
12は第5図(A),(B)に示す如く、その頭部を楕円
形状にし、該頭部を蓋受枠4の楕円形ボルト孔10に嵌入
して回転を防止することも可能である。
本発明に係る固定構造の組立構成に当たっては、蓋受枠
4のボルト孔10に受枠固定ボルト12を挿通し、かつこの
ボルト12を回転防止突起11の回転不能な如く係止し、次
に該ボルト12を調整リング2,3に予め挿通されたリング
ボルト5の上端に螺合し、続いてリングボルト5の下端
に蓋ボルト15を螺合すると共にこれを凹所7内に露出
し、更に蓋ボルト15にロックシャワー16及びナット17を
取り付け、ナット17によって締め付けることによって全
体を締結固定することが出来る。又ナット17はロックワ
ッシャー16で回転止めすることが出来る。
上記実施例に於いては第1調整リング2に凹所7を設け
たが、この凹所7は前記調整リング2の下方に位置する
斜壁管1の方に設けることによって蓋受枠4を斜壁管1
に固定することも可能である。しかし、調整リング2は
大小のマンホールに共通して使用出来るので、サイズの
異なる斜壁管1に夫々凹所7を設ける場合よりは便利で
ある。
又、上記実施例に於いては、蓋受枠4を調整リング2,3
に取り付ける技術について記述したが、本発明は斜壁管
1に調整リング2,3を取り付ける場合、即ちコンクリー
ト管とコンクリート管とを相互に連結する場合にも使用
することが出来る。
更に上記実施例に於いて、この凹所7は施工が完了しか
つ固定の確認が終了した後でコンクリート等で完全に埋
設することが出来る。
<発明の効果> 本発明に係るマンホール開口部の固定構造及び固定方法
は上述の如き構造と作用とを有するので、全体の固定装
置を施工し、かつ蓋受枠の周りにアスファルト等の舗装
を施してマンホールの開口部を完全に隠蔽した後から固
定装置全体の固定状態を確認することが出来、更にボル
ト,ナット等が緩んでいる場合にはこれを凹所に於いて
簡単に締め付け固定することが出来、従って車両等の通
過時の振動によって蓋受枠が脱落する等の事故を確実に
防止することが出来る特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る固定構造及び固定方法を示す断面
説明図、第2図はその要部の断面図、第3図は第1図に
於けるA−A断面図、第4図(A)乃至(E)は部品の
説明図、第5図(A),(B)は他例の部品説明図であ
る。 1は斜壁管、2,3は調整リング、4は蓋受枠、5はリン
グボルト、7は凹所、9,17はナット、11は回転防止突
起、12は受枠固定ボルト、15は蓋ボルトである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンホール用のコンクリート管を相互に或
    いは蓋受枠をコンクリート管に取付固定する構造に於い
    て、コンクリート管の内周壁に凹所を設けかつ前記一方
    のコンクリート管或いは蓋受枠をコンクリート管に締結
    する締結ボルトの一端部を該凹所に露出せしめ、この露
    出した締結ボルトにナットを螺合してコンクリート管を
    相互に或いは蓋受枠をコンクリート管に取付固定するこ
    とを特徴としたマンホール開口部の固定構造。
  2. 【請求項2】マンホール用のコンクリート管を相互に或
    いは蓋受枠をコンクリート管に取付固定する固定方法に
    於いて、調整リング,斜壁管等のコンクリート管の内周
    壁に凹所を穿設し、一方のコンクリート管或いは蓋受枠
    を凹所を有するコンクリート管に積層し、かつこれ等を
    相互に締結し得る締結ボルトの一端部を前記凹所に露出
    し、更に該露出した締結ボルトにナットを螺合してコン
    クリート管を相互に或いは蓋受枠をコンクリート管に取
    付固定することを特徴としたマンホール開口部の固定方
    法。
JP62326831A 1987-12-25 1987-12-25 マンホール開口部の固定構造及び固定方法 Expired - Fee Related JPH0757959B2 (ja)

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JPH01169023A JPH01169023A (ja) 1989-07-04
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JPH01105654U (ja) * 1987-12-30 1989-07-17
JP2576839Y2 (ja) * 1992-02-12 1998-07-16 興建産業株式会社 組立式マンホールの蓋受枠据付装置
US6688806B2 (en) * 2001-08-21 2004-02-10 Huan-Chang Kuan Jump-proof manhole-handhole

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JPH01169023A (ja) 1989-07-04

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