JPH0439339Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439339Y2 JPH0439339Y2 JP11582189U JP11582189U JPH0439339Y2 JP H0439339 Y2 JPH0439339 Y2 JP H0439339Y2 JP 11582189 U JP11582189 U JP 11582189U JP 11582189 U JP11582189 U JP 11582189U JP H0439339 Y2 JPH0439339 Y2 JP H0439339Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- shaped locking
- bolt
- rod
- concrete block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は道路側溝用コンクリートブロツク及び
車輌等の振動の激しいボツクスカルバート、また
は大型擁壁等のコンクリートブロツク連結装置に
係るものである。
車輌等の振動の激しいボツクスカルバート、また
は大型擁壁等のコンクリートブロツク連結装置に
係るものである。
(従来の技術)
本考案は、曩に実願平1−80844号において、
両端部に穿設された取付孔のうち、少なくとも一
端部側の取付孔を長溝孔に形成してなる主板の一
端縁よりL型係止部を曲成してなる連結金具を、
相隣るコンクリートブロツクの各側面に亘つて当
接し、同各ブロツクに定着されたナツトに前記連
結金具の取付孔に挿貫したボルトを螺着するとと
もに、同ボルトの前記L型係止部との間に、内側
縁に前記ボルトの挿通用欠截部が形成され、他側
外周縁が同欠截部中心からの半径が漸変する偏心
円弧状面に形成され、且つ同円弧状面に前記L型
係止部に楔合する鋸歯状部が設けられた楔を介装
してなるコンクリートブロツク連結装置を提案し
た。
両端部に穿設された取付孔のうち、少なくとも一
端部側の取付孔を長溝孔に形成してなる主板の一
端縁よりL型係止部を曲成してなる連結金具を、
相隣るコンクリートブロツクの各側面に亘つて当
接し、同各ブロツクに定着されたナツトに前記連
結金具の取付孔に挿貫したボルトを螺着するとと
もに、同ボルトの前記L型係止部との間に、内側
縁に前記ボルトの挿通用欠截部が形成され、他側
外周縁が同欠截部中心からの半径が漸変する偏心
円弧状面に形成され、且つ同円弧状面に前記L型
係止部に楔合する鋸歯状部が設けられた楔を介装
してなるコンクリートブロツク連結装置を提案し
た。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら振動の激しい個所に設置されるコ
ンクリートブロツク、或いは大型ブロツクにおい
ては、前記ブロツクに定着されたナツトに、連結
金具の取付孔を挿貫して螺着されたボルト、同連
結金具との間に前記楔を介装しただけでは、連結
装置が弛む惧れがある。
ンクリートブロツク、或いは大型ブロツクにおい
ては、前記ブロツクに定着されたナツトに、連結
金具の取付孔を挿貫して螺着されたボルト、同連
結金具との間に前記楔を介装しただけでは、連結
装置が弛む惧れがある。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とする処は、簡単な
構成で、コンクリートブロツクが確固と連結さ
れ、連結部に弛みの生じることがないコンクリー
トブロツク連結装置を提供する点にある。
提案されたもので、その目的とする処は、簡単な
構成で、コンクリートブロツクが確固と連結さ
れ、連結部に弛みの生じることがないコンクリー
トブロツク連結装置を提供する点にある。
(課題を解決するための手段)
前記の目的を達成するため、本考案に係るコン
クリートブロツク連結装置においては、前記連結
金具のL型係止部に係止桿を挿貫して、同桿の先
端を前記楔の鋸歯状部に係止せしめたものであ
る。
クリートブロツク連結装置においては、前記連結
金具のL型係止部に係止桿を挿貫して、同桿の先
端を前記楔の鋸歯状部に係止せしめたものであ
る。
前記係止桿としては、母線方向に割截部を有す
る円筒状割ピンが使用されるとよく、またボルト
が使用されてもよい。
る円筒状割ピンが使用されるとよく、またボルト
が使用されてもよい。
(作用)
本考案に係るコンクリートブロツク連結装置は
前記したように構成されているので、相隣るコン
クリートブロツクの各側面に亘つて当接された連
結金具の取付孔に挿貫し、前記各ブロツクに定着
されたナツトに螺着されたボルトに前記楔のボル
ト挿通用欠截部を嵌合し、同楔をボルトの軸線を
中心として回動させ、同楔における偏心円弧状面
を前記連結金具のL型係止部に楔止せしめ、前記
両コンクリートブロツクを引寄せ、同両コンクリ
ートブロツクを緊結する。
前記したように構成されているので、相隣るコン
クリートブロツクの各側面に亘つて当接された連
結金具の取付孔に挿貫し、前記各ブロツクに定着
されたナツトに螺着されたボルトに前記楔のボル
ト挿通用欠截部を嵌合し、同楔をボルトの軸線を
中心として回動させ、同楔における偏心円弧状面
を前記連結金具のL型係止部に楔止せしめ、前記
両コンクリートブロツクを引寄せ、同両コンクリ
ートブロツクを緊結する。
而して前記L型係止部に係止桿を挿貫して同桿
の先端を、前記楔の偏心円弧状面に設けた鋸歯状
部に係止せしめることによつて、楔はL型係止部
に楔止した位置に保持され、妄動することがな
く、前記両コンクリートブロツクの連結部が振動
等によつて弛むことがない。
の先端を、前記楔の偏心円弧状面に設けた鋸歯状
部に係止せしめることによつて、楔はL型係止部
に楔止した位置に保持され、妄動することがな
く、前記両コンクリートブロツクの連結部が振動
等によつて弛むことがない。
(実施例)
以下本考案を図示の実施例について説明する。
A,Bは連結すべきコンクリートブロツク、C
は連結金具で、両端部に穿設された取付孔1a,
1bのうち、少なくとも一方の取付孔1aを長溝
孔に形成した主板2の一端縁よりL型係止部3を
曲成して構成されている。
は連結金具で、両端部に穿設された取付孔1a,
1bのうち、少なくとも一方の取付孔1aを長溝
孔に形成した主板2の一端縁よりL型係止部3を
曲成して構成されている。
Dは楔で、内側縁にボルト挿通用欠截部a1が設
けられ、外周縁が同欠截部a1の中心からの半径が
漸変する偏心円弧状面に形成され、同円弧状面に
鋸歯状部a2が設けられ、同円弧状面の端部に楔回
動用突部a3が突設されている。
けられ、外周縁が同欠截部a1の中心からの半径が
漸変する偏心円弧状面に形成され、同円弧状面に
鋸歯状部a2が設けられ、同円弧状面の端部に楔回
動用突部a3が突設されている。
而して、前記連結金具c相隣るコンクリートブ
ロツクA,Bの外側面に亘つて当接し、各取付孔
1a,1bに挿入したボルト4a,4bを夫々前
記各コンクリートブロツクA,B内に定着された
ナツト5a,5bに螺着するとともに、前記ボル
ト4aに前記楔Dのボルト挿通用欠截部a1を嵌合
し、同楔Dをボルト4aの軸線を中心として回動
させ、楔Dにおける偏心円弧状面の鋸歯状部a2を
前記L型係止部3に楔止せしめ、コンクリートブ
ロツクAを第5図に示す状態から第2図に示すよ
うにコンクリートブロツクB側に引寄せ、同両コ
ンクリートブロツクA,Bを緊結するものであ
る。図中6は座金である。
ロツクA,Bの外側面に亘つて当接し、各取付孔
1a,1bに挿入したボルト4a,4bを夫々前
記各コンクリートブロツクA,B内に定着された
ナツト5a,5bに螺着するとともに、前記ボル
ト4aに前記楔Dのボルト挿通用欠截部a1を嵌合
し、同楔Dをボルト4aの軸線を中心として回動
させ、楔Dにおける偏心円弧状面の鋸歯状部a2を
前記L型係止部3に楔止せしめ、コンクリートブ
ロツクAを第5図に示す状態から第2図に示すよ
うにコンクリートブロツクB側に引寄せ、同両コ
ンクリートブロツクA,Bを緊結するものであ
る。図中6は座金である。
更に前記L型係止部3に穿設された透孔3a
に、母線方向に割截部を有する円筒状割ピンEを
挿貫し、同割ピンEの先端を、前記楔Dの偏心円
弧状面に設けた鋸歯状部a2に係止することによつ
て、楔DはL型係止部3に対する楔止位置に錠止
されて妄動することがなく、従つてコンクリート
ブロツクA,Bの連結部が振動等によつて弛む惧
れがない。
に、母線方向に割截部を有する円筒状割ピンEを
挿貫し、同割ピンEの先端を、前記楔Dの偏心円
弧状面に設けた鋸歯状部a2に係止することによつ
て、楔DはL型係止部3に対する楔止位置に錠止
されて妄動することがなく、従つてコンクリート
ブロツクA,Bの連結部が振動等によつて弛む惧
れがない。
しかも前記割ピンEは割截部が設けられたこと
によつて弾性を有し、前記L型係止部3の透孔3
aに確固と嵌着、固定され、脱落する惧れがな
い。
によつて弾性を有し、前記L型係止部3の透孔3
aに確固と嵌着、固定され、脱落する惧れがな
い。
なお前記割ピンEの代りにボルトE′を使用し、
前記係止部3の透孔3aをねじ孔に形成し、同透
孔3aに螺挿したボルトE′の先端を、前記楔Dの
鋸歯状部に係止せしめてもよい。
前記係止部3の透孔3aをねじ孔に形成し、同透
孔3aに螺挿したボルトE′の先端を、前記楔Dの
鋸歯状部に係止せしめてもよい。
なお前記割ピンE及び前記ボルトE′が前述の係
止桿を構成するものである。
止桿を構成するものである。
(考案の効果)
本考案によれば前記したように、相隣るコンク
リートブロツクの側面に当接され、同各ブロツク
に定着されたナツトに螺着されたボルトを介し
て、各ブロツクに緊締される連結金具の一端縁に
曲成されたL型係止部に係止桿を挿貫して、同桿
の先端を、前記ボルトとL型係止部との間に介装
された楔における外周の偏心円弧状面に形成され
た鋸歯状部に係止することによつて、前記楔をL
型係止部に対する楔止位置に錠止し、コンクリー
トブロツクの連結部が振動等によつて弛むのを防
止し、コンクリートブロツクを確固と連結するも
のである。
リートブロツクの側面に当接され、同各ブロツク
に定着されたナツトに螺着されたボルトを介し
て、各ブロツクに緊締される連結金具の一端縁に
曲成されたL型係止部に係止桿を挿貫して、同桿
の先端を、前記ボルトとL型係止部との間に介装
された楔における外周の偏心円弧状面に形成され
た鋸歯状部に係止することによつて、前記楔をL
型係止部に対する楔止位置に錠止し、コンクリー
トブロツクの連結部が振動等によつて弛むのを防
止し、コンクリートブロツクを確固と連結するも
のである。
請求項2の考案は、前記係止桿を母線方向に割
截部を有する円筒状割ピンより構成し、同割ピン
の有する弾性によつて、同割ピンが前記連結金具
のL型係止部より脱落することがないようにした
ものである。
截部を有する円筒状割ピンより構成し、同割ピン
の有する弾性によつて、同割ピンが前記連結金具
のL型係止部より脱落することがないようにした
ものである。
請求項3の考案は、前記係止桿をボルトより構
成し、確実に前記楔の鋸歯状部に係止せしめ、振
動等によるコンクリートブロツクの連結部の弛み
を防止するようにしたもので、特に大型のコンク
リートブロツクの連結に有効である。
成し、確実に前記楔の鋸歯状部に係止せしめ、振
動等によるコンクリートブロツクの連結部の弛み
を防止するようにしたもので、特に大型のコンク
リートブロツクの連結に有効である。
第1図は本考案に係るコンクリートブロツク連
結装置の分解斜面図、第2図はその斜視図、第3
図はその正面図、第4図は第3図の矢視−
図、第5図はその連結前における状態を示す正面
図である。 A,B……コンクリートブロツク、C……連結
金具、D……楔、E……円筒状割ピン、E′……ボ
ルト、1a,1b……取付孔、3……L型係止
部、4a,4b……ボルト、5a,5b……ナツ
ト、a1……ボルトの挿通用欠截部、a2……鋸歯状
部。
結装置の分解斜面図、第2図はその斜視図、第3
図はその正面図、第4図は第3図の矢視−
図、第5図はその連結前における状態を示す正面
図である。 A,B……コンクリートブロツク、C……連結
金具、D……楔、E……円筒状割ピン、E′……ボ
ルト、1a,1b……取付孔、3……L型係止
部、4a,4b……ボルト、5a,5b……ナツ
ト、a1……ボルトの挿通用欠截部、a2……鋸歯状
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 両端部に穿設された取付孔のうち、少なくと
も一端部側の取付孔を長溝孔に形成してなる主
板の一端縁よりL型係止部を曲成してなる連結
金具を、相隣るコンクリートブロツクの外側面
に亘つて当接し、同各ブロツクに定着されたナ
ツトに前記連結金具の取付孔の挿貫したボルト
を螺着するとともに、同ボルトと前記L型係止
部との間に、内側縁に前記ボルトの挿通用欠截
部が形成され、他側外周縁が同欠截部中心から
の半径が漸変する偏心円弧状面に形成され、且
つ同円弧状面に前記L型係止部に楔合する鋸歯
状部が設けられた楔を介装してなるコンクリー
トブロツク連結装置において、前記連結金具の
L型係止部に係止桿を挿貫して、同桿先端を前
記楔の鋸歯状部に係止せしめてなることを特徴
とするコンクリートブロツク連結装置。 2 前記係止桿は母線方向に割截部を有する円筒
状割ピンより構成された請求項1記載のコンク
リートブロツク連結装置。 3 前記係止桿は前記L型係止部に螺挿されるボ
ルトより構成された請求項1記載のコンクリー
トブロツク連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11582189U JPH0439339Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11582189U JPH0439339Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0354875U JPH0354875U (ja) | 1991-05-27 |
JPH0439339Y2 true JPH0439339Y2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31664138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11582189U Expired JPH0439339Y2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439339Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5732019B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2015-06-10 | 株式会社国元商会 | 鉄筋支持金具 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP11582189U patent/JPH0439339Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354875U (ja) | 1991-05-27 |
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