JP5732019B2 - 鉄筋支持金具 - Google Patents
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Description
ト(36)が間に介在する状態で前記内側固定座(25)に対して嵌合可能な外側嵌合具(1)とか
ら成り、前記内側固定座(25)には、一対の防水シート受け部(28a,28b)が設けられ、前記
外側嵌合具(1)には、内側固定座(25)の一対の防水シート受け部(28a,28b)に対応する防水シート押え部(7,11)を各別に備え且つ相対的に移動自在な一対の挟持体(2,3)と、この一
対の挟持体(2,3)を、前記一対の防水シート受け部(28a,28b)に対して各防水シート押え部(7,11)を接近させる方向に移動させて、防水シート(36)を前記一対の防水シート受け部(28a,28b)と各挟持体(2,3)の防水シート押え部(7,11)との間で挟持固定させるための挟持体駆動手段(20)と、鉄筋支持部材接続部(19)が設けられた鉄筋支持金具において、前記挟持体駆動手段(20)が、前記一対の挟持体(2,3)の内、内側の挟持体(2)に対しては自転のみ可能で、外側の挟持体(3)に設けられた挟持体移動方向と平行な長孔(12)を貫通する回転軸
体(4)と、当該外側の挟持体(3)の外側において前記回転軸体(4)に取り付けられた回転操
作用カム板(5)と、この回転操作用カム板(5)に隣接するように前記外側の挟持体(3)から
突設されたカム従動部(14)によって構成され、前記回転操作用カム板(5)は、正回転によ
り前記カム従動部(14)と前記回転軸体(4)との間に入り込んで当該カム従動部(14)を前記
回転軸体(4)から押し離すように作用する、回転半径が漸増するカム周縁部(21)に、前記
カム従動部(14)との係合によりこの回転操作用カム板(5)の逆回転を阻止する逆止用凹凸(21a)が形成され、前記回転操作用カム板(5)の正回転操作時の前記一対の挟持体(2,3)の相対移動により、防水シート(36)が前記一対の防水シート受け部(28a,28b)と各挟持体(2,3)の防水シート押え部(7,11)との間で挟持固定される構成になっている。
、当該内側固定座(25)の周囲に必要な弛みを持たせた状態で張設し、この防水シート(36)の外側から外側嵌合具(1)を内側固定座(25)に対して嵌合させる。即ち、外側嵌合具(1)の一対の挟持体(2,3)を、その各挟持体(2,3)の防水シート押え部(7,11)間の間隔が内側固定座(25)に対して嵌合させることが出来る間隔となるように行程限まで相対移動させた状態で、内側固定座(25)に嵌合させる。
た状態で、内側固定座(25)の一対の防水シート受け部(28a,28b)に対して外側嵌合具(1)の一対の挟持体(2,3)の各防水シート押え部(7,11)が対応する状態になるので、回転操作用
カム板(5)を正方向に手作業で回転操作し、その回転半径が漸増するカム周縁部(21)を、
外側の挟持体(3)のカム従動部(14)と前記回転軸体(4)との間に進入させ、外側の挟持体(3)と内側の挟持体(2)を、各挟持体(2,3)の防水シート押え部(7,11)が内側固定座(25)の一
対の防水シート受け部(28a,28b)との間で防水シート(36)を挟み込む方向に互いに相対移
動させる。このとき、防水シート(36)の介在による抵抗で回転操作用カム板(5)が操作方
向とは逆方向に反力を受ける状況になれば、換言すれば、手作業による回転操作用カム板(5)の回転操作によって、外側嵌合具(1)が間に防水シート(36)を挟み込んだ状態で内側固定座(25)に引っ掛かった状態になれば、回転操作用カム板(5)に対する回転操作を中断し
ても、当該回転操作用カム板(5)のカム周縁部(21)の逆止用凹凸(21a)がカム従動部(14)に係合して、当該回転操作用カム板(5)の逆回転が自動的に阻止されているので、外側嵌合
具(1)から手を放しても脱落する恐れはない。
定することが出来る。このようにして、本発明の鉄筋支持金具を、間に防水シート(36)を挟み込んだ状態で支保工(37)に強固に固定したならば、外側嵌合具(1)が備える鉄筋支持
部材接続部(19)に鉄筋支持部材(39)を結合し、この鉄筋支持部材(39)に、二次覆工層内に埋設される鉄筋(40)を連結して支持させれば良い。
に、内側固定座(25)の一対の防水シート受け部(28a,28b)が外側嵌合具(1)の一対の挟持体(2,3)の各防水シート押え部(7,11)の外側に位置するように構成することも出来るが、こ
の逆の位置関係に構成するのが望ましい。即ち、前記内側固定座(25)の一対の防水シート受け部(28a,28b)は、内側固定座(25)の外端部から両側に突出する張出し板部で構成し、
前記外側嵌合具(1)の一対の挟持体(2,3)の各防水シート押え部(7,11)は、前記内側固定座(25)の一対の防水シート受け部(28a,28b)に対する接近移動によりこれら一対の防水シー
ト受け部(28a,28b)に各別に外嵌するように、これら一対の挟持体(2,3)の移動方向の端部から内側に突出するように設けられたコ形嵌合部(6,10)によって構成し、前記回転操作用カム板(5)の正回転操作時の前記一対の挟持体(2,3)の相対移動により、前記一対の挟持体(2,3)の防水シート押え部(7,11)が互いに接近移動するように構成することが出来る。
ム板(5)の正回転操作時の当該外側の挟持体(3)の移動方向側の側辺の一部を外側に折曲させた折曲起立板部(13)で構成することが出来る。
記回転操作用カム板(5)には、前記逆止用凹凸(21a)を備えたカム周縁部(21)の最大半径側の端部とこの回転操作用カム板(5)の最小半径周辺部とをつなぐ直線側辺から外側に折曲
させた指掛け用折曲起立板部(22)を設けることにより、当該回転操作用カム板を手動で正方向に回転操作するとき、親指を回転軸体の突出端部に当てると共に人差し指や中指を回転操作用カム板の前記指掛け用折曲起立板部に掛けて、当該指掛け用折曲起立板部を前記回転軸体の周りに正方向に捩じるように操作することにより、簡単容易に回転操作用カム板を手動で操作することが出来る。
起立側辺部(8a,8b)の上端とほぼ同一高さの起立周側壁部(12a)を突設し、前記回転操作用カム板(5)は、前記折曲起立側辺部(8a,8b)と前記起立周側壁部(12a)の上に摺接するよう
に構成することが出来る。この構成によれば、内側の挟持体は、その両側辺に設けられる前記折曲起立側辺部によって補強すると共に、外側の挟持体は、その長孔の周囲の前記起立周側壁部によって補強することが出来、しかも前記回転操作用カム板は、前記起立周側壁部と前記折曲起立側辺部によって安定良く支持され、摩擦抵抗の少ない状態で軽く円滑に回転操作することが出来る。
孔(12)と内側の挟持体(2)の軸孔(9)を貫通する円筒状部(16)と、当該円筒状部(16)の内端に前記軸孔(9)の周囲に重なるように形成された抜け止め用鍔部(17)を備えた構造とし、
前記内側の挟持体(2)の内側面に、前記抜け止め用鍔部(17)に対して挟持体(2,3)の移動方向の両側に位置するように、当該抜け止め用鍔部(17)とほぼ同一高さの突条部(18a,18b)
を設けることが出来る。この構成は、先に説明したように、内側固定座に対して外側嵌合具が間に防水シートを挟むようにして外嵌する構成において、外側嵌合具が、回転軸体の内端に必要な抜け止め用鍔部とその両側の前記突条部を介して、内側固定座との間で防水シートを挟むことになり、外側嵌合具の一対の挟持体を内側固定座の表面上で安定的に滑動させることが出来る。
2 内側挟持体
3 外側挟持体
4 回転軸体
5 回転操作用カム板
6,10 コ形嵌合部
7,11 防水シート押え部
8a,8b 折曲起立側辺部
9 軸孔
12 長孔
12a 起立周側壁部
13 折曲起立板部
14 カム従動部
15 回転軸体の角軸状突出端部
16 回転軸体の円筒状部
17 回転軸体の抜け止め用鍔部
18a,18b 突条部
19a ネジ孔
20 挟持体駆動手段
21 カム周縁部
21a 逆止用凹凸
22 指掛け用折曲起立板部
25 内側固定座
26 内側固定座の本体
26a 本体の天板部
26b 本体の脚部
27 内側固定座の補助用具
28a,28b 一対の防水シート受け部
35 一次覆工層
36 防水シート
37 支保工
39 鉄筋支持部材
39a 鉄筋支持部材の螺軸部
40 鉄筋
Claims (6)
- 支保工の表面に固着される内側固定座と、この内側固定座に被さる防水シートが間に介在する状態で前記内側固定座に対して嵌合可能な外側嵌合具とから成り、前記内側固定座には、一対の防水シート受け部が設けられ、前記外側嵌合具には、内側固定座の一対の防水シート受け部に対応する防水シート押え部を各別に備え且つ相対的に移動自在な一対の挟持体と、この一対の挟持体を、前記一対の防水シート受け部に対して各防水シート押え部を接近させる方向に移動させて、防水シートを前記一対の防水シート受け部と各挟持体の防水シート押え部との間で挟持固定させるための挟持体駆動手段と、鉄筋支持部材接続部が設けられた鉄筋支持金具において、前記挟持体駆動手段が、前記一対の挟持体の内、内側の挟持体に対しては自転のみ可能で、外側の挟持体に設けられた挟持体移動方向と平行な長孔を貫通する回転軸体と、当該外側の挟持体の外側において前記回転軸体に取り付けられた回転操作用カム板と、この回転操作用カム板に隣接するように前記外側の挟持体から突設されたカム従動部によって構成され、前記回転操作用カム板は、正回転により前記カム従動部と前記回転軸体との間に入り込んで当該カム従動部を前記回転軸体から押し離すように作用する、回転半径が漸増するカム周縁部に、前記カム従動部との係合によりこの回転操作用カム板の逆回転を阻止する逆止用凹凸が形成され、前記鉄筋支持部材接続部は前記回転軸体に設けられ、前記回転操作用カム板の正回転操作時の前記一対の挟持体の相対移動により、防水シートが前記一対の防水シート受け部と各挟持体の防水シート押え部との間で挟持固定されるように構成された、鉄筋支持金具。
- 前記内側固定座の一対の防水シート受け部は、内側固定座の天板部から両側に突出する張出し板部で構成され、前記外側嵌合具の一対の挟持体の防水シート押え部は、前記内側固定座の一対の防水シート受け部に対する接近移動によりこれら一対の防水シート受け部に各別に外嵌するように、これら一対の挟持体の移動方向の端部から内側に突出するように設けられたコ形嵌合部によって構成され、前記回転操作用カム板の正回転操作時の前記一対の挟持体の相対移動により、前記一対の挟持体の防水シート押え部が互いに接近移動するように構成された、請求項1に記載の鉄筋支持金具。
- 前記外側の挟持体から突設されたカム従動部は、前記回転操作用カム板の正回転操作時の当該外側の挟持体の移動方向側の側辺の一部を外側に折曲させた折曲起立板部で構成されている、請求項2に記載の鉄筋支持金具。
- 前記回転軸体には、前記回転操作用カム板から外側に突出する角軸状の突出端部が設けられ、この突出端部に、前記鉄筋支持部材接続部となるネジ孔が同心状に設けられ、前記回転操作用カム板には、前記逆止用凹凸を備えたカム周縁部の最大半径側の端部とこの回転操作用カム板の最小半径周辺部とをつなぐ直線側辺から外側に折曲させた指掛け用折曲起立板部が設けられている、請求項1〜3の何れか1項に記載の鉄筋支持金具。
- 前記一対の挟持体の内、内側の挟持体には、その移動方向と平行な両側辺から外側の挟持体の両側辺を挟む折曲起立側辺部が設けられ、外側の挟持体には、この外側の挟持体の表面より突出する前記折曲起立側辺部の上端とほぼ同一高さの起立周側壁部が前記長孔の周囲から突設され、前記回転操作用カム板は、前記折曲起立側辺部と前記起立周側壁部の上に摺接するように構成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の鉄筋支持金具。
- 前記回転軸体は、前記回転操作用カム板から外側に突出する角軸状の突出端部と、この突出端部から内側に同心状に連設されて前記外側の挟持体の長孔と内側の挟持体の軸孔を貫通する円筒状部と、当該円筒状部の内端に前記軸孔の周囲に重なるように形成された抜け止め用鍔部を備え、前記内側の挟持体の内側面に、前記抜け止め用鍔部に対して挟持体の移動方向の両側に位置するように、当該抜け止め用鍔部とほぼ同一高さの突条部が設けられている、請求項2〜5の何れか1項に記載の鉄筋支持金具。
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JP2012236185A JP5732019B2 (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 鉄筋支持金具 |
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JP2014084671A JP2014084671A (ja) | 2014-05-12 |
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ID=50788017
Family Applications (1)
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JP2012236185A Active JP5732019B2 (ja) | 2012-10-26 | 2012-10-26 | 鉄筋支持金具 |
Country Status (1)
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JP2006291686A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Yoichi Naruo | 非貫通型回転スライド式吊り鉄筋金具機構 |
-
2012
- 2012-10-26 JP JP2012236185A patent/JP5732019B2/ja active Active
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