JP3211880U - 鉄筋とセパレーターとの連結金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレーターと鉄筋とを直交する位置で連結することが可能になり、簡単な構造で安価な鉄筋とセパレーターとの連結金具を提供する。【解決手段】鉄筋PとセパレーターQとを挟着する金具本体10と挟着ボルト20とで構成され、金具本体は、挟着ボルトをネジ止めするネジ孔が形成された天板11と、天板の片側に延長されセパレーターの棒状端部を挿入せしめる挿通孔を備えた側板12と、側板の下端部でV字形状に屈曲され鉄筋を載置する底板13とで構成され、底板に載置した鉄筋の上に一端部を側板の挿通孔に挿通したセパレーターを重ね、セパレーターの上から挟着ボルトを緊締してセパレーターと鉄筋とを同時に挟着するように構成した。【選択図】図2

Description

本考案は、コンクリート型枠を位置決めするセパレーターと鉄筋とを連結する際に使用する鉄筋とセパレーターとの連結金具に関する。
鉄筋コンクリート造の構造物を構築する際に、コンクリート型枠を位置決めするセパレーターを鉄筋に結合させる工事がある。従来の工事では、セパレーターと鉄筋とを現場で溶接していたので、この溶接作業に多くの手間が生じていた。
そこで、特許文献1に記載の連結金具のように、セパレーターと鉄筋とをネジ止めする構成の連結金具が提案されている。
この連結金具によると、金具本体にV字形鉄筋受け部と回転軸とを設け、V字形鉄筋受け部に嵌合した鉄筋の側面をボルトで押圧固定し、セパレーターのネジ部を回転軸のセパレーター連結用ネジ孔にネジ止めして本体に連結するものである。
この結果、セパレーターと鉄筋とを連結する際に溶接作業の必要がなくなり、セパレーターの位置や向きを自由に変更することができるというものである。
特開2003−13600号公報
ところが、特許文献1に記載の連結金具は、金具本体の側面に突設した回転軸の側面にセパレーターを差し込んで固定する構造なので、セパレーターと鉄筋とが常に平行な位置で連結されることになり、セパレーターと鉄筋とが直交する位置で連結することはできない構成であった。そのため、セパレーターの連結方向が限定されるという不都合が生じている。
しかも、金具本体側面に貫通孔を形成し、この貫通孔に回転軸を回転自在に装着する構造であるから、金具本体の構造が複雑になり、製造コストが高くなるといった課題もある。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、セパレーターと鉄筋とを連結する際に溶接作業の必要がなく、しかも、セパレーターと鉄筋とが直交する位置で連結することも可能になり、更に、簡単な構造で安価な提供が可能な鉄筋とセパレーターとの連結金具の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、鉄筋PとセパレーターQとを挟着する金具本体10と挟着ボルト20とで構成され、金具本体10は、挟着ボルト20をネジ止めするネジ孔11Aが形成された天板11と、該天板11の片側に延長されセパレーターの棒状端部を挿入せしめる挿通孔12Aを備えた側板12と、該側板12の下端部でV字形状に屈曲され鉄筋を載置する底板13とで構成され、底板13に載置した鉄筋Pの上に一端部を側板12の挿通孔12Aに挿通したセパレーターQを重ね、この状態でセパレーターQの上から挟着ボルト20を緊締してセパレーターQと鉄筋Pとを同時に挟着するように構成したことにある。
第2の手段の前記挟着ボルト20は、前記挟着ボルト20の下端部が前記側板12側に傾斜した状態で前記天板11にネジ止めされ、前記挟着ボルト20にて挟着したセパレーターQを前記側板12方向に押圧するように構成したものである。
第3の手段は、前記側板12において、前記挿通孔12Aの上下に沿って補強リブ12Bが形成され、該補強リブを前記底板13にまで延長したことを課題解消のための手段とするものである。
本考案の請求項1によると、底板13に載置した鉄筋Pの上に一端部を側板12の挿通孔12Aに挿通したセパレーターQを重ね、この状態でセパレーターQの上から挟着ボルト20を緊締してセパレーターQと鉄筋Pとを同時に挟着するように構成したことにより、セパレーターQと鉄筋Pとを連結する際に溶接作業の必要がなく、しかも、セパレーターQと鉄筋Pとが直交する位置で連結することも可能になった。
また、セパレーターQを鉄筋Pに対して仮止めすることもできるので、先行工事でセパレーターQを配置した後、他の工事が終了後、改めて正確な位置に調整することができる。この結果、セパレーターQの位置調整作業を極めて合理化することができる。
更に、本考案は、金具本体10と挟着ボルト20とで構成されるものであるから、極めて簡単な構造で安価な提供が可能になる。
請求項2のように、挟着ボルト20は、挟着ボルト20の下端部が側板12側に傾斜した状態で天板11にネジ止めされ、挟着ボルト20にて挟着したセパレーターQを側板12方向に押圧するように構成したことで、鉄筋Pの上に重ねたセパレーターQを確実に挟着固定することができる。この結果、セパレーターQを挿通孔12Aに挿通しないでセパレーターQに平行に重ねた状態でも挟着ボルト20にて挟着固定することができ、より汎用性に富む使用が可能になる。
請求項3のように、側板12の挿通孔12Aの上下に沿って補強リブ12Bが形成したことで、挿通孔12Aに挿通下セパレーターQを強固に保持することが可能になる。しかも、補強リブ12Bを底板13にまで延長したことで、金具本体10の強度を高める効果もある。
このように、本考案によると、セパレーターと鉄筋とを連結する際に溶接作業の必要がなく、しかも、セパレーターと鉄筋とが直交する位置で連結することも可能になり、簡単な構造で安価な提供が可能になるなどといった当初の目的を達成した。
本考案の使用例を示す要部斜視図である。 本考案の使用例を示す要部断面図である。 本考案の一実施例を示す斜視図である。 本考案の使用例を示す要部斜視図である。
本考案は、コンクリート型枠を位置決めするセパレーターQと鉄筋Pとを連結する連結金具である。また本考案は金具本体10と挟着ボルト20とで構成され、これら金具本体10と挟着ボルト20とで鉄筋PとセパレーターQとを同時に挟着するように構成したものである(図1参照)。
金具本体10は、天板11、側板12、底板13にて形成されている(図2参照)。天板11は、挟着ボルト20をネジ止めするネジ孔11Aが形成された金具本体10の最上部位である。このネジ孔11Aにネジ止めした挟着ボルト20の下端部でセパレーターQと鉄筋Pとを挟着固定するものである。
側板12は、天板11の片側に延長された部位で、セパレーターQの端部を挿入せしめる挿通孔12Aを備えている。そして、鉄筋Pに重ねて挟着固定するセパレーターQの一端部を挿通孔12Aに挿通することで、鉄筋Pに対して直交状態で固定できるものである(図2参照)。
図示の側板12は、挿通孔12Aの上下に沿って補強リブ12Bを形成している(図3参照)。このように補強リブ12Bを形成することで、挿通孔12Aに挿通したセパレーターQの支持強度を高めることができる。更に、この補強リブ12Bを底板13にまで延長することで、側板12と底板13との強度を高めている。
底板13は、側板12の下端部でV字形状に屈曲された金具本体10の最下部位となる(図2参照)。そして、この底板13上に載置した鉄筋Pと、鉄筋Pの上に重ねたセパレーターQとを、この底板13と挟着ボルト20とで挟着固定するものである。
すなわち、底板13に載置した鉄筋Pの上にセパレーターQを重ね、この状態でセパレーターQの上から挟着ボルト20を緊締する。
挟着ボルト20は、天板11のネジ孔11Aに予めネジ止めしておくネジ状部材である。そして、底板13の上に重ねた鉄筋PとセパレーターQとをこの挟着ボルト20にて圧着固定する。
図示例の挟着ボルト20は、挟着ボルト20の下端部が側板12側に傾斜した状態でネジ止めされている(図2参照)。そして、この挟着ボルト20の先端にて挟着したセパレーターQを側板12方向に押圧するように構成している。このように挟着ボルト20を傾斜させることで、例えば、鉄筋Pの上にセパレーターQを平行に重ねた場合でも確実に挟着固定することが可能になる(図4参照)。
尚、本考案の各構成は図示例に限定されるものではなく、金具本体10や挟着ボルト20の形状及び、金具本体10の各部の形状等は、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
P 鉄筋
Q セパレーター
10 金具本体
11A ネジ孔
11 天板
12 側板
12A 挿通孔
13 底板
20 挟着ボルト

Claims (3)

  1. 鉄筋とセパレーターとを挟着する金具本体と挟着ボルトとで構成され、金具本体は、挟着ボルトをネジ止めするネジ孔が形成された天板と、該天板の片側に延長されセパレーターの棒状端部を挿入せしめる挿通孔を備えた側板と、該側板の下端部でV字形状に屈曲され鉄筋を載置する底板とで構成され、底板に載置した鉄筋の上に一端部を側板の挿通孔に挿通したセパレーターを重ね、この状態でセパレーターの上から挟着ボルトを緊締してセパレーターと鉄筋とを同時に挟着するように構成したことを特徴とする鉄筋とセパレーターとの連結金具。
  2. 前記挟着ボルトは、前記挟着ボルトの下端部が前記側板側に傾斜した状態で前記天板にネジ止めされ、前記挟着ボルトにて挟着したセパレーターを前記側板方向に押圧するように構成した請求項1記載の鉄筋とセパレーターとの連結金具。
  3. 前記側板において、前記挿通孔の上下に沿って補強リブが形成され、該補強リブを前記底板にまで延長した請求項1記載の鉄筋とセパレーターとの連結金具。
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