JP3200918U - チャンネル材用パネル取付金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】チャンネル材を介してパネルを取付ける際に、極めて簡単な作業で取付けることができるチャンネル材用パネル取付金具を提供する。【解決手段】予め柱Lに固定されるネジ挿通孔1Aを有する支持体1を設ける。チャンネル材Cの下向きのリップ部C1の内側に回転係止する係止板2を設ける。係止板2の雌ネジ部2Aと支持体1のネジ挿通孔1Aとをネジ止めする固定ボルト3を設ける。係止板2を介して支持体1にチャンネル材Cをネジ止めする。このチャンネル材Cのリップ部C1にパネル支持金具を連結する。このパネル支持金具でパネル材を固定する。【選択図】図2
Description
本考案は、チャンネル材を介してパネルを取り付けるのに好適なチャンネル材用パネル取付金具に関する。
サイディングやスレート等のパネル材を柱に固定する場合、柱に固定したチャンネル材のリップ溝に、パネル材に連結した連結金具を固定する工事がある。このような作業において、チャンネル材Cを柱Lに固定するには、柱Lの側面にL字金具10を固定し、このL字金具10にチャンネル材Cを載置し、固定ボルト20でL字金具10にチャンネル材Cをネジ止めする作業が行われる(図7参照)。すなわち、チャンネル材CとL字金具10とにボルト貫通孔を形成し、これらのボルト貫通孔を重ねた状態で固定ボルト20を挿通し、固定ナット30にて固定する作業である。
特許文献1に記載されているパネル保持構造には、チャンネル材を使用して太陽光パネルを保持する構成が記載されている。この構造においても、チャンネル材を柱状のアンカー材に固定するには、アンカー材とチャンネル材とにボルト貫通孔を形成し、これらのボルト貫通孔を重ねた状態で固定ボルトを挿通し、ナットにて固定する構造が採用されている。
ところが、このようなチャンネル材を固定する従来の作業では、前加工の作業としてチャンネル材にボルト貫通孔を開穿する作業が必要になっていた。しかも、チャンネル材に加工するボルト貫通孔は、予め柱に固定している支持体のボルト貫通孔の位置に合わせて開穿する必要がある。
更に、チャンネル材と支持体とを連結する作業では、これらのボルト貫通孔を重ねた状態で固定ボルトを挿通し、ナットにて固定する作業になる。そのため、従来のチャンネル材固定作業は、加工作業や連結作業に極めて多くの手間を要するものであった。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、チャンネル材を介してパネルを取付ける際に、極めて簡単な作業で取付けることができるチャンネル材用パネル取付金具の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、柱Lに固定されたチャンネル材Cにパネル支持金具Qを介してパネル材Pを取り付けるように構成したチャンネル材用パネル取付金具であって、予め柱Lに固定されるL字状金具にて設けられチャンネル材Cを載置する載置面にネジ挿通孔1Aを有する支持体1と、該支持体1上に載置されたチャンネル材Cの下向きのリップ部C1の開口部側から挿入して前記リップ部C1の内側に回転係止するように形成された係止板2と、該係止板2に設けられた雌ネジ部2Aに支持体1の下面から支持体1のネジ挿通孔1Aを通してネジ止めする固定ボルト3とを備え、係止板2を介して支持体1にネジ止めされたチャンネル材Cのリップ部C1にパネル支持金具Qを連結し、該パネル支持金具Qでパネル材Pを固定するように構成したことにある。
第2の手段において、前記係止板2は長方形状を成し、該係止板2に形成される前記雌ネジ部2Aは該係止板2の長手中央よりも偏芯する位置にバーリング加工され、該雌ネジ部2Aを中心にして係止板2の長手両端部方向に長辺部2Bと短辺部2Cとを形成し、該係止板2が前記固定ボルト3で前記リップ部C1内側にネジ止めされるときに、該係止板2の長辺部2B側端部が前記チャンネル材Cの柱L側の内側面に当接し、固定ボルト3の締付に伴ってチャンネル材Cを押圧するように構成されたものである。
第3の手段において、前記支持体1に前記ネジ挿通孔1Aを2個併設し、前記チャンネル材Cの連結端部を並べてネジ止めするように構成している。
本考案の請求項1によると、予め柱Lに固定されるL字状金具にて設けられチャンネル材Cを載置する載置面にネジ挿通孔1Aを有する支持体1と、該支持体1上に載置されたチャンネル材Cの下向きのリップ部C1の開口部側から挿入して前記リップ部C1の内側に回転係止するように形成された係止板2と、該係止板2に設けられた雌ネジ部2Aに支持体1の下面から支持体1のネジ挿通孔1Aを通してネジ止めする固定ボルト3とを備え、係止板2を介して支持体1にネジ止めされたチャンネル材Cのリップ部C1にパネル支持金具Qを連結し、該パネル支持金具Qでパネル材Pを固定するように構成したことにより、チャンネル材Cにネジ孔を加工せずに支持体1とチャンネル材Cとを固定することができる。
しかも、作業時に、支持体1とチャンネル材Cとのネジ挿通孔を合わせて固定ボルト20を挿通し、固定ナット30で固定するといった従来の作業も必要ないので、極めて簡単な取付け作業になる。この結果、加工作業や連結作業に多くの手間を要せずに済み、チャンネル材を介してパネルを取付ける作業を極めて簡単に行うことができる。
請求項2のように、係止板2は長方形状を成し、雌ネジ部2Aは係止板2の長手中央よりも偏芯する位置にバーリング加工され、該雌ネジ部2Aを中心にして係止板2の長手両端部方向に長辺部2Bと短辺部2Cとを形成し、該係止板2が前記固定ボルト3でリップ部C1内側にネジ止めされるときに、該係止板2の長辺部2B側端部がチャンネル材Cの柱L側の内側面に当接し、固定ボルト3の締付に伴ってチャンネル材Cを押圧するように構成したことにより、支持体1に係止板2を固定ボルト3でネジ止めすると、係止板2がチャンネル材Cを柱L側に押圧する作用が生じる。
この結果、チャンネル材Cと柱Lとを密接状態で固定することが可能になり、チャンネル材Cと柱Lとを一体化した優れた連結強度が得られるものである。
請求項3によると、支持体1に前記ネジ挿通孔1Aを2個併設し、チャンネル材Cの連結端部を並べてネジ止めするように構成しているので、長尺のチャンネル材Cを使用する場合でも、強固な連結力が得られる。
本考案によると、チャンネル材を介してパネルを取付ける際に、極めて簡単な作業で取付けることができるようになった。
以下、本考案の実施例を説明する。本考案は、柱Lに固定されたチャンネル材Cにパネル支持金具Qを介してパネル材Pを取り付けるように構成したものである(図1参照)。例えば、サイディングやスレート等のパネル材Pを柱Lに固定する際に、柱Lに固定したチャンネル材Cのリップ部C1に、パネル支持金具Qを連結し、該パネル支持金具Qにてパネル材Pを固定する工事に使用するものである。
本考案の主要構成は、支持体1、係止板2、固定ボルト3から成る。支持体1は、予め柱Lに固定されるL字状金具で、チャンネル材Cを載置する載置面にネジ挿通孔1Aを形成している(図2参照)。図示の支持体1は、柱Lの側面に固定する固定片1Bと、この固定片1Bから水平方向に屈曲形成された載置片1Cとで構成したもので、載置片1Cの上面をチャンネル材Cの載置面としたものである。
この載置片1Cに開穿するネジ挿通孔1Aは、通常1個のネジ挿通孔1Aが形成される(図2参照)。また、チャンネル材Cの端部を連結する支持体1では、支持体1の固定片1Bに2個のネジ挿通孔1Aを併設したものが使用される(図6参照)。そして、一対のチャンネル材Cの端部をこの支持体1上に固定する。
係止板2は、支持体1上に載置されたチャンネル材Cの内部に挿入して使用する矩形状の金具で、下向きのリップ部C1の開口部側からチャンネル材C内部に挿入してリップ部C1の内側に回転係止するように形成されている(図3参照)。
図示の係止板2は長方形状を成し、雌ネジ部2Aはバーリング加工により形成している(図2参照)。そして、この雌ネジ部2Aの位置は、係止板2の長手中央よりも偏芯する位置に配置して雌ネジ部2Aを中心にした係止板2の長手両端部に長辺部2Bと短辺部2Cとを形成している(図3参照)。
更に、固定ボルト3で係止板2をリップ部C1内側にネジ止めするときに、この係止板2の長辺部2B側の端部がチャンネル材Cの柱L側の内側面に当接する(図4参照)。そして、固定ボルト3の締付に伴って係止板2がチャンネル材Cを押圧するように構成している。すなわち、固定ボルト3は、係止板2の雌ネジ部2Aに直接ネジ止めするので、固定ボルト3の締付回転力が係止板2に直接伝わることになる。
一方、係止板2の長辺部2Bは、チャンネル材Cの柱L側の内側面に当接しているので固定ボルト3で係止板2を締め付けると、長辺部2Bの当接部分に押圧力が加わることになる(図4参照)。そうすると、支持体1のネジ挿通孔1A内の固定ボルト3の位置がネジ挿通孔1Aの柱Lの反対側で停止し、最終的に係止板2の長辺部2Bがチャンネル材Cの内側面を柱L方向に押圧する(図3参照)。このように、係止板2がリップ部C1内側にネジ止めされるときに、固定ボルト3の締付回転力が係止板2に伝わり、係止板2の長辺部2Bの端部側がチャンネル材Cの内側面に圧着してチャンネル材Cを柱L方向に押圧する作用が生じるものである。
固定ボルト3は、支持体1と係止板2とをネジ止めするボルト状部材である。すなわち、支持体1の下面から支持体1のネジ挿通孔1Aを通し、チャンネル材C内部に配置した係止板2の雌ネジ部2Aにてネジ止めすることで、支持体1にチャンネル材Cを固定する(図3参照)。このとき、係止板2の雌ネジ部2Aはバーリング加工されたものなので、固定ボルト3の締付回転力は、係止板2に直接伝わることになる(図4参照)。
本考案取付金具を使用してパネル材Pを固定するには、係止板2を介して支持体1にネジ止めされたチャンネル材Cのリップ部C1にパネル支持金具Qを連結する。そして、こりのパネル支持金具Qでパネル材Pを固定する(図5参照)。図示のパネル支持金具Qは略J字形状を成しているが、このパネル支持金具Qはパネル材Pの材質や形状等に応じて任意に選択できるものである。
尚、本考案の各構成は図示例に限定されるものではなく、支持体1や係止板2、あるいはチャンネル材Cやパネル支持金具Q等の形状やサイズ、用途などの変更は、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
C チャンネル材
C1 リップ部
L 柱
P パネル材
Q パネル支持金具
1 支持体
1A ネジ挿通孔
1B 固定片
1C 載置片
2 係止板
2A 雌ネジ部
2B 長辺部
2C 短辺部
3 固定ボルト
10 L字金具
20 固定ボルト
30 固定ナット
C1 リップ部
L 柱
P パネル材
Q パネル支持金具
1 支持体
1A ネジ挿通孔
1B 固定片
1C 載置片
2 係止板
2A 雌ネジ部
2B 長辺部
2C 短辺部
3 固定ボルト
10 L字金具
20 固定ボルト
30 固定ナット
Claims (3)
- 柱に固定されたチャンネル材にパネル支持金具を介してパネル材を取り付けるように構成したチャンネル材用パネル取付金具であって、
予め柱に固定されるL字状金具にて設けられチャンネル材を載置する載置面にネジ挿通孔を有する支持体と、
該支持体上に載置されたチャンネル材の下向きのリップ部の開口部側から挿入して前記リップ部の内側に回転係止するように形成された係止板と、
該係止板に設けられた雌ネジ部に支持体の下面から支持体のネジ挿通孔を通してネジ止めする固定ボルトとを備え、
係止板を介して支持体にネジ止めされたチャンネル材のリップ部にパネル支持金具を連結し、該パネル支持金具でパネル材を固定するように構成したことを特徴とするチャンネル材用パネル取付金具。 - 前記係止板は長方形状を成し、該係止板に形成される前記雌ネジ部は該係止板の長手中央よりも偏芯する位置にバーリング加工され、該雌ネジ部を中心にして係止板の長手両端部方向に長辺部と短辺部とを形成し、該係止板が前記固定ボルトで前記リップ部内側にネジ止めされるときに、該係止板の長辺部側端部が前記チャンネル材の柱側の内側面に当接し、固定ボルトの締付に伴ってチャンネル材を押圧するように構成された請求項1記載のチャンネル材用パネル取付金具。
- 前記支持体に前記ネジ挿通孔を2個併設し、前記チャンネル材の連結端部を並べてネジ止めするように構成した請求項1記載のチャンネル材用パネル取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004396U JP3200918U (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | チャンネル材用パネル取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015004396U JP3200918U (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | チャンネル材用パネル取付金具 |
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