JPS5940566Y2 - 直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造 - Google Patents

直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造

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Publication number
JPS5940566Y2
JPS5940566Y2 JP2570679U JP2570679U JPS5940566Y2 JP S5940566 Y2 JPS5940566 Y2 JP S5940566Y2 JP 2570679 U JP2570679 U JP 2570679U JP 2570679 U JP2570679 U JP 2570679U JP S5940566 Y2 JPS5940566 Y2 JP S5940566Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
rod end
linear actuator
lock collar
screw
Prior art date
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Expired
Application number
JP2570679U
Other languages
English (en)
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JPS55126005U (ja
Inventor
源一 北原
Original Assignee
株式会社日本製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社日本製鋼所 filed Critical 株式会社日本製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直線型アクチュエータのロッドとロッドエンド
のゆるみ止め構造に関するものである。
直線型アクチュエータのロッドはピストンの往復作動中
に時計、反時計方向のいずれかの方向に回転することが
多く、その回転力は過大ではないが、ピストン作動ごと
にピストンに回転力が働くので、ロッドエンドとロッド
がねじによって締結されている構造の直線型アクチュエ
ータでは適当な手段でロッドとロッドエンドのゆるみ止
めを施す必要がある。
第1図、第2図および第3図はいずれも直線型アクチュ
エータ1のロッド2とロッドエンド5のゆるみ止め構造
の従来例を示すものである。
第1図の例はロッドエンド5に設けたねじ穴にセットね
じ13をねじ込んでロッドエンド5とロッドねじ4を固
定するものであるが、確実なゆるみ防止でなくロッドね
じ4がセットねじ13のねじ込みにより損傷し易い欠点
がある。
第2図の例はロッドエンド5とロッドねじ4をロックナ
ツト14で固定するものであるが、この構造ではねじ部
の強さを確保するためねじ部の長さB′をロックナツト
14を使用しない場合の長さBよりロックナツト14の
高さEだけ長くすることが必要であるために、ロッドエ
ンド5のロッド側端と枢支中心間の長さL(第4図参照
)が長くなり、ひいては伸長時のロンド部全長A(第4
図参照)が長くなって直線型アクチュエータの設置スペ
ースが広くなる欠点がある。
第3図の例はロッドエンド5のロッド側端部に緊締部1
5を設け、この緊締部15に形成したスリット (図示
せず)の部分をボルト16によって締め付けてロッドエ
ンド5とロッドねじ4を緊締するものであるが、ねじ部
の強さを確保するため緊締部15を設けない場合の長さ
Bより緊締部15の長さFだけねじ部の長さBITを長
くしなければならないために第2図の例と同様に直線型
アクチュエータの設置スペースが広くなる欠点がある。
なお図中3はロッド平面部を示す。
本考案は上記の欠点を解消するためになされたものであ
って。
ロッドネジが損傷する恐れがなく、かつ伸長時のロンド
部全長が長くなって直線型アクチュエータの設置スペー
スが広くなることもなく、確実にロッドとロッドエンド
を固定することができるゆるみ止め構造を提供すること
を目的とするものである。
以下第4図および第5図によって本考案の一実施例を説
明する。
直線型アクチュエータ1のロッド2とロッドエンド5は
ロッドねじ4によって締結されている。
ロッドエンド5の両側面は平面であり、球面ブツシュ6
がはめ込まれ、他の構成部品のクレビス8に、球面ブツ
シュ6の端面との間にカラ7を介してピン9によって回
転自在に結合されている。
10はロッド2の直径と同寸法の穴を有するロックカラ
で、対向する2部分にはスリット17と溝18を有し、
これと直角位置関係にある両側部分には平板状の爪11
が設けられている。
このロックカラ10はロッド2に嵌め込まれ、スリット
17部をボルト12によって締めつけて固定され、また
ロックカラ10の両側に設けた平板状の爪11の間にロ
ッドエンド5の両側平面部がすき間なく嵌挿されている
なお、爪11はロックカラ10に溶接、ボルト締め、は
め込み等により設けても一体構造で設けてもよい本考案
は上記のような構造であるので、その組付けは次のごと
くして行なう。
即ちロッド2にロックカラ10を差し込み、ロッド2と
ロッドエンド5をロッド平面部3を利用してねじ込む。
そしてロックカラ10の平板状の爪11の間にロッドエ
ンド5の両側平面部が位置するようロックカラ10をロ
ッドエンド5に嵌挿し、ボルト12を締め付けて固定す
る。
しかしてロックカラ10はボルト12の締め付けによっ
てその穴径が縮小されてロッド2に強く固定されかつロ
ッドエンド5はロックカラ10の爪11によって回り止
めされる。
上述のように本考案ゆるみ止め構造によればロッドねじ
が損傷する恐れがなく、かつ伸長後のロンド部全長が長
くなって直線型アクチュエータの設置スペースが広くな
ることもなく、確実にロッドエンドとロッドを固定する
ことができ、しかもその組付けが容易であるので、既成
の直線型アクチュエータのロッドとロッドエンドにおい
ても、平板状11.11で挟圧されるロッドエンドの部
分に2平面部分を設けるだけで、本考案のロックカラを
はめ込み、ボルト、ねじ等の締付部品により締付けるだ
けでゆるみ防止を施すことができる等の利点がある。
なお・、本考案は油圧、空圧、ガス式の全ての直線型ア
クチュエータに適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図お・よび第3図はそれぞれ従来の構造例
の断面図、第4図は本考案構造の一実施例の断面図、第
5図a、 bはそれぞれ本考案にお・けるロックカラ
の詳細を示す側面図およびその一部を断面で示した正面
図である。 1・・・・・・直線型アクチュエータ、2・・・・・・
ロッド、4・・・・・・ねじ、5・・・・・・ロッドエ
ンド、10・・・・・・ロックカラ、11・・・・・・
爪、12・・・・・・締付部品、17・・・・・・スリ
ット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロッドとロッドエンドを雌、雄のねじによって相互に締
    結する直線型アクチュエータにお゛いて、前記ロッドに
    、スリットを有するロックカラを嵌めてそのスリット部
    を締付部品によって締めつけて固定し、このロックカラ
    の両側に設けた平板状爪の間に前記ロッドエンドの両側
    平面部を嵌挿してなることを特徴とする直線型アクチュ
    エータのロッドエンドのゆるみ止め構造。
JP2570679U 1979-02-28 1979-02-28 直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造 Expired JPS5940566Y2 (ja)

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JP2570679U JPS5940566Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造

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JP2570679U JPS5940566Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55126005U JPS55126005U (ja) 1980-09-06
JPS5940566Y2 true JPS5940566Y2 (ja) 1984-11-19

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ID=28866579

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JP2570679U Expired JPS5940566Y2 (ja) 1979-02-28 1979-02-28 直線型アクチユエ−タのロツドエンドのゆるみ止め構造

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JPS55126005U (ja) 1980-09-06

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