JPH11510867A - シールドを有する調整可能なマンホールカバー支持体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 マンホールカバー及びフレームアセンブリは、支持面(14)と、支持面から延びると共に凹部(18)を有する側壁(16)とを有する外側フレーム(12)を備える。内側フレーム(20)は支持面上に支持可能である。内側フレームは外周面から延びる突出部(24)を有する。また、内側フレームは、内側フレームを調整してその周辺寸法を拡張させ、突出部を凹部に係合させて内側フレームの上方への移動を防止すると共に、内側フレームを収縮させて突出部を凹部から除去する調整可能な連結部(26)を備える。また、内側フレームはカバー支持面(28)を有する。マンホールカバーはカバー面上に支持可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 シールドを有する調整可能なマンホールカバー支持体 発明の背景 本発明は、マンホールカバー及びフレームアセンブリに関し、特に、道路の再 舗装時にマンホールカバーの高さを上げるための内側フレーム部材又は挿入具に 関する。 道路に沿って配置されるマンホールカバー及びフレームアセンブリは典型的に 外側フレームを備え、その外側フレームは道路面と面一にマンホールカバーが載 置される台座を有する。通常は、舗装材料の追加層により道路を舗装する時に、 マンホールカバー支持挿入具を使用する。支持挿入具は、マンホールカバーの高 さを新しい道路の高さまで持ち上げる。支持挿入具は典型的に、マンホールカバ ーが外側フレーム内で載置される台座を占有する。マンホールフレーム及びカバ ーアセンブリにロック機構を設けて、無許可の人々がカバーを取り外すことを防 止することができる。 現在、マンホールアセンブリは、“流入物”、即ち、暴風雨の水や他の路面の 水分が外側フレームのアクセス開口に流れ込むことを十分に防止することができ ない。この流入物は、非常に多量のガロンの過剰な路面上の水分からなる。流入 物がマンホールフレームに入り込むと、それは公共サービスに入り込み、例えば 下水分配路に入って下水処理プラントに負担を与え、並びにガス、電気又は電気 通信用の地下室に入り込む。流入物は、それが下水中の流水と混合し、下水処理 のコストを増大させるために問題となる。 更なる問題は、流入物がガス、電気又は電気通信分配路中に通常見られる他の 公共サービスに達した時に生じる。これらのサービス エリアは、個別の排水システムを有しないコンクリート製のマンホール枠を有し 、それゆえ部分的に又は完全に流入物により満たされてしまう。そのような設備 は、作業者が安全にマンホール内に入って要求されるメインテナンス又は他の公 共サービスを行う前に、しばしば広範囲にわたる真空揚水により流入物を除去す ることを必要とする。 マンホールフレーム及びカバーの鋳造アセンブリは通常、砂型鋳造鋳型を使用 して一般的に鋳鉄業により製作される金属鋳物からなる。これらの鋳造方法は、 鋳造可鍜鋳鉄、ねずみ鋳鉄、その他のマンホール部品を製造するために使用され る。これらの鋳造工程から作られる鋳物は、鋳造イメージに比べてほぼ厳格な鋳 物の複製に困難を生じさせる。不均一な収縮、焼結ひずみ、その他は寸法の不安 定性を促進し、それは水密状態を提供するために必要な金属面間の嵌合に影響を 与える。 発明の概要 本発明は、従来技術の上述の問題を解決するマンホールカバー及びフレームア センブリに関する。本発明のマンホールカバー及びフレームアセンブリは、マン ホールカバーの高さを再舗装された道路の高さに上げるのに適しており、マンホ ールカバーの無許可の除去の安全面のリスクを減少させ、流入物の問題を減少さ せる。 本発明のマンホールカバー及びフレームアセンブリは、支持面と、支持面から 上方へ延在すると共に凹部を有する側壁と、を有する外側フレーム部材を備える 。内側フレーム部材は外側フレームの支持面上に支持可能である。内側フレーム 部材はカバー支持面を有する。マンホールカバーはカバー支持面上に支持可能で ある。 内側フレーム部材は、内側フレームの周辺寸法を調整するための 少なくとも一つの調整可能な連結部を有する。内側フレーム部材は、壁部の外周 からそれを超えて延在する少なくとも一つの突出部を有し、それにより拡張して 外周フレームの凹型開口の少なくとも一部分と係合し、内側フレーム部材の上方 への移動を防止する。 また、内側フレーム部材は、外周フレームの凹部との周辺部における接触のよ り良好且つより正確な周辺調整を提供するように拡張可能な部分を有する。内側 フレーム部材は、複数の部分からなるリングを有することができ、それは周辺寸 法を調整して内側フレーム部材の突出部を移動させるための少なくとも一つの調 整可能な連結部を有することができる。 好適な実施形態では、調整可能な部材は、隣接する部分を連結し、内側フレー ム部材を拡張させて各突出部を凹部内へ移動させて内側フレーム部材の上方への 移動を防止すると共に、内側フレーム部材を収縮させて突出部を凹部から除去す るように構成される。４個の部分は調整可能な部材を有し、それは各部分内に存 在する外側へ延びる突出部を外側フレームの凹部に係合させる。 好適な図示の実施形態では、設置後に内側フレーム部材の開口間の空間に適合 するように水密シールを設ける。鋳造部分又は適合するように切断された押出成 形部材を加熱し又は化学的に適所に接着して内側フレーム部材を水密に維持する ことができる。また、これらの部分は調整可能な部材の配置を示す。 より好適な実施形態では、本発明のマンホールカバー及びフレームアセンブリ は、カバーを内側フレームに連結する留め具を有する。内側フレーム部材と外側 フレーム部材との間にシールを設け、その間を液体が通過することを防止する。 液体シールド部材をカバーの下に配置し、カバーを通過する液体を捕獲すること ができる。下方支持面が支持面の下に配置され、外側フレーム部材から横方向に 延 在する。シールド部材は下方支持面上に支持可能である。 本発明の液体シールド部材の一つの実施形態は、自身を貫通する通路及び下方 ベース部を有する中央ハブを備える。一つの部分はベース部から下方支持面へ横 方向に延在する。中央ハブの外部構成は、下方ベース部から上方へ向けて細くな るテーパー部を有する。横方向に延在する部分はその外周から中央ハブへ向かっ て下方へ傾斜する。液体シールド部材の構成は、カバーを通過した液体が公共サ ービスへ侵入することを防止する。液体シールド部材は下方支持面に固定するこ とができる。 一つの好適な実施形態では、シールド部材は中央開口を有する。シールド部材 を外側フレーム部材に連結する装置は、可撓性部材を有し、それは外側フレーム 部材内の下方支持面の上に形成された周辺溝に配置することができる。プランジ ャ部材は中央開口内で軸方向に移動可能であり、可撓性部材と連結されて可撓性 部材を密閉状態で周辺溝内に係合させる。プランジャ部材は、プランジャの軸方 向移動を制限することができる停止部材を有する。可撓性部材は通常はアコーデ ィオン状の断面形状を有し、それは可撓性部材がプランジャにより押圧された時 に平坦になる。 別の好適な実施形態では、マンホールカバー及びフレームアセンブリは、支持 面と、支持面から上方へ延在すると共に凹部を有する側壁とを有する外側フレー ム部材を備える。また、マンホールカバーが設けられる。外側フレーム部材の支 持面上に支持可能な内側フレーム部材は、下面と、外周面と、カバーを支持する 支持面と、を備える。少なくとも一つの部分は下面にアンダーカット部を有し、 突出部が外側フレーム部材から延在する。調整可能な部材は、隣接する部分を連 結し、内側フレーム部材を拡張させて各突出部を凹部内へ移動させて内側フレー ム部材の上方への移動を防止すると共に、 内側フレーム部材を収縮させて突出部を凹部から外す。 この好適な実施形態では、カバーを内側フレーム部材に連結する装置は、回転 可能なロック装置を有し、各ロック装置は、かかと部と、アンダーカット部に係 合するつま先部とを有する。各ロック部材は、穴を規定するネジ切り部を有する 。各ロックハウジングがカバーに連結され、内部に垂直穴を有する。ネジ切りシ ャフトが設けられ、それは関連するロックハウジング開口を貫通して延び、関連 するロック部材にネジ結合する。各シャフトは頭部を有し、シャフトの回転を可 能とする。停止面が設けられ、ロック部材の回転を所定位置で停止させる。各シ ャフトの頭部の回転により、ロック部材が停止面に係合する停止点においてつま 先部が内側フレーム部材の一つのアンダーカット部内に延在するようになるまで 、関連するロック部材を回転させる。シャフトの更なる回転により、ロック部材 がハウジングへ向かって上方へ駆動され、カバーを内側フレーム部材にクランプ する。 本発明のマンホールカバー及びフレームアセンブリは、従来技術の流入物の問 題を実質的に減少させる。内側フレーム部材全体が、好ましくは密閉材料により 覆われる。内側及び外側フレーム部材間に設けられたシールにより、流入物がそ の間を通過することを防止する。また、カバーを内側フレーム部材にクランプす る運動は、その間にシールを提供する。加えて、内側フレーム部材の部分間の密 閉部は、流入物が内側フレーム部分の開口を通過することを防止する。 最後に、液体がカバーを通過すると、それは流体シールドにより捕獲され、液 体が公共サービスに侵入することを禁止する。また、液体シールドは下水分配路 中の臭気が周囲環境に侵入することを禁止する。また、液体シールドの密閉の質 は、周囲の酸素が下水分配 路に入って硫化水素と反応し、硫酸を生成することを禁止する。 流体シールドは好適には公共サービス中の圧力を解放する開口を有する。開口 により、流体シールド上のある流入物が公共サービスへ入り、その結果、豪雨又 は洪水の際にそのような流入物によりマンホールカバーが押し上げられないよう にする。 流入物の問題を解決するシールを提供することに加え、本発明のロック装置は 、無許可の人がマンホールカバーを除去することを防止する。本発明の全ての観 点は、道路の高さが上昇させられる時に元のマンホールカバー及びフレームアセ ンブリを変形することにある。道路を再舗装して高くする時、長い側壁及び高い カバー支持面を有する内側フレーム部材を選択し、それによりカバーが再舗装さ れた道路と面一になるようにする。 本発明は、砂型鋳造鋳型を使用して鋳鉄業により製作される金属鋳物の製作の 結果、水密状態を提供するのに必要な金属面間の嵌合を扱う。この点、本発明は 耐性の変化のほとんどを補償する天然ゴムシール又は他の類似の材料を使用する 。本発明は、そのようなシールの使用を、係合する構成部品の対応面を圧縮的に 密閉する拡張力、及び、そうでなければ嵐の水その他の路面の液体が公共サービ スに侵入することを許容してしまうアセンブリと結合する。 本発明は、添付図面及び好適な実施形態の詳細な説明からより良く理解するこ とができる。 図面の簡単な説明 図１は、本発明により構成されたマンホールカバー及びフレームアセンブリの 平面図である。 図２は、図１に示すマンホールカバーの底部の斜視図である。 図３は、ほぼ図１のライン３−３に沿った平面から見た垂直面 図であり、マンホールカバー及びフレームアセンブリが最初に設置され、また、 再舗装面Ｐ２が元の舗装面Ｐ１に追加された位置におけるマンホールカバー及び フレームアセンブリを示す。 図４は、本発明により構成された、ロック装置を有する液体シールドの一実施 形態の垂直断面図である。 図５は、本発明の液体シールドの別の実施形態を示す平面図である。 図６は、ほぼ図５のライン６−６に沿った平面から見た垂直断面図である。 好適な実施形態の説明 図１、３及び４を参照すると、本発明のマンホールカバー及びフレームアセン ブリが一般的に１０で示される。マンホールカバー及びフレームアセンブリ１０ は、支持面１４と、支持面１４から上方へ延在する側壁１６とを有する外側フレ ーム１２を備える。側壁１６は凹部１８を有する。内側フレーム２０は支持面１ ４上に支持される。内側及び外側フレーム１２、２０は、例えばASTMタイプ５３ ６、等級６５−４５−１２の鋳造可鍜鋳鉄により形成される。 内側フレーム２０は４個の部分２０ａ−ｄを有し、各々が外周面２２と、外周 面２２から延在する突出部２４とを有する。ターンバックル２６が隣接する部分 ２０ａ−２０ｄを連結する。ターンバックル２６を調整することにより、内側フ レーム２０が拡張して各突出部２４を凹部１８内へ移動させ、及び、収縮して各 突出部２４を凹部１８から除去する。また、内側フレーム２０はカバー支持面２ ８も有し、その上にマンホールカバー３０が支持される。カバー３０は、ロック 装置５６を使用して内側フレーム２０に固定することができる。カバー３０は、 米国規格並びに日本工業規格(JIS)A5506 の下水用マンホールカバーなどの他の規格に適合するように構成することができ る。 外側フレーム１２は、通常はコンクリートにより形成されるマンホール枠構造 ３６に対して留め具３４により固定されるベース部３２を備え、そのマンホール 枠構造３６は下水分配路などの公共サービスへのアクセスを提供する。図４に示 すように、外側フレーム１２はその底面に環状溝部３７を有するように構成する ことができる。溝部３７は外側フレーム１２の重量を減少させる。溝部３７は、 枠構造３６の頂面に形成される環状突出部（図示せず）に嵌合する。例えばゴム 製の密閉ガスケット（図示せず）を外側フレーム１２に連結し、枠構造３６と外 側フレーム１２との間に液体密閉を提供することができる。枠構造３６は、米国 規格、並びに他の規格、例えは日本工業規格（JIS）A5317の下水用補強コンクリ ートマンホールブロックに適合するように構成することができる。 外側フレーム１２の支持面１４は棚部であり、それは側壁１６からほぼ水平に 内側へ延び、ベース３２と一体的に形成される。側壁１６は棚部１４から頂部縁 部３８まで上方へ延在する。頂部縁部３８近傍の外側フレーム１２の内周面４０ の部分は、アクセス開口４２を規定する。 側壁１６及び棚部１４は内側フレーム２０のためのハウジング４４を形成する 。製作の結果、外側フレーム１２の側壁１６を棚部１４から頂部縁部３８にかけ て僅かに上方及び外側へ傾斜するように形成することができる。棚部１４の上方 で、側壁１６は凹んだ又は切断されていない部分１８を有し、それは棚部１４と の交差部まで下方及び外側へ延在する。凹部１８は、側壁１６内へ凹みを切り込 み、又は図３に示すような切断されていない部分を形成する構成を側壁１６に設 けることにより形成することができる。 凹部１８における内周面４０の角度は、棚部１４に垂直な角度より約１度少な い角度から、棚部１４の面より約１度大きい角度までの範囲とすることができる 。しかし、凹部１８は、内側フレーム２０の突出部２４が凹部１８から持ち上が ることを防止するようなあらゆる構成とすることができることが本記載から理解 される。 図１、３及び４に示すように、内側フレーム２０はハウジング４４に嵌合し、 支持面１４上に載置される。各隣接する部分、例えば２０ｂと２０ｃはターンバ ックル２６により連結される。各部分２０ａ−２０ｄは、ベース４８と、ベース ４８から上方へ延びてリム５１の上部でリム５１により規定される開口５２を形 成する側壁５０とを有する。側壁５０はベース４８からリム５１にかけて外側に 傾斜するように製作される。カバー３０は、開口５２内に配置され、内側フレー ム部材２０の周辺カバー支持面２８上に支持される。 開口５２の直径は、ターンバックル２６を調整して、内側フレーム２０を横方 向に拡張又は収縮させることにより調整可能である。突出部２４は、凹部１８に 嵌合するように構成される。ターンバックル２６を調整して内側フレーム２０を 拡張することにより、内側フレーム２０の突出部２４が移動し、外側フレーム１ ２の凹部１８と解放可能に係合する。突出部２４が凹部１８内に配置されると、 内側フレーム２０の実質的な移動、及びアクセス開口４２からの除去が防止され る。 各ロック装置５６は、好ましくはBowmanに対して発行された米国特許シリアル No.08/242,015に記載されるタイプのものとされ、その全ての記載をここに参考 として取り込む。２個のロック装置が図示されているが、それより多数のロック 装置を使用することが可能である。各ロック装置５６は、カバー３０と一体的に 形成され、垂直ボア６０を規定するネジ切り部を有するハウジング５８を備える 。 ネジ切りボルト６２は、ボルト６２を回転可能とするのに十分な間隙を有するよ うに各ボア６０に嵌合する。各ハウジング５８の頂部に凹部６４が形成され、ボ ルト６２の頭６６を収容する。ロックワッシャ又は皿型バネディスク６８をボル ト６２の頭６６と凹部６４の底部との間に配置し、ボルト６２が一度締め付けら れたら緩まないようにする。ボルト６２の底部にナット６３を設けることができ る。図２に示すように、半径方向に延在するスロット７０をハウジング５８の底 部に形成する。 図３に示すように、各ロック装置５６は、かかと部７４及びつま先部７６を有 するロック部材７２と、ボア７８を規定するネジ切り部とを備える。ボア７８は 、ボルト６２のネジ切りシャフトに嵌合する寸法に構成される。少なくとも２つ の部分、例えば２０ｂ及び２０ｄは、図３に最も良く示すようにアンダーカット 部８０を有する。各ロック部材７２は回転した際にこれらアンダーカット部８０ の一つに嵌合し、内側フレーム２０に係合するように構成される。各アンダーカ ット部８０の頂部は外側へ向かう傾斜面８２を有する。各ロック部材７２の各つ ま先部７６は斜めに切断された外側へ向かう傾斜面８４を有し、それは関連する アンダーカット部の傾斜面８２に対応する。 ロック部材７２の各かかと部７４は、スロット７０に近接する停止部材８６と 係合可能に構成される。ハウジング５８は、ロック部材７２のための停止面を提 供するのみならず、マンホールの周りで使用されるプライバーその他のツールに より生じる損傷からボルト６２のネジ切り及びロック部材７２自身を保護する役 割を果たす。ロック部材７２が図１の中立位置Ｎにある時、カバー３０を、ロッ ク部材７２による妨害無しに内側フレーム２０内に配置することができる。 各ロック部材７２が図１に示すその内側の中立位置Ｎにある場合、ボルト６２ の時計回り方向（図１で）の回転によりつま先部７６が時計回りに回転してその ロック位置Ｌに至る。ロック位置Ｌでは、ロック部材７２はアンダーカット部分 ８０に係合する。かかと部７４が停止部材８６に係合した時、ロック部材７２は さらに回転することを許容されない。 ボルト６２の外側に形成されたネジ切りとボア６０に沿うハウジング内に形成 されたネジ切りとの相対的構成のため、ボルト６２の時計回り方向へのさらなる 回転により、ロック部材７２はスロット７０内でボルト６２に沿って上方へ軸方 向に回転する。この時間中、スロット７０はロック部材７２をロック位置Ｌに保 持する。ボルト６２の締め付けにより、結局はロック部材７２の傾斜面８４、８ ２及びアンダーカット部分８０がそれぞれ相互に接触する。これは、カバー０３ ０を内側フレーム２０にロックさせる。 カバー３０が内側フレーム２０にロックされた時にボルト６２を逆方向（図１ における逆時計回り）に回転させることにより、ロック部材７２は、内側フレー ム２０から解放されるまでスロット７０内でボルト６２に沿って下方へ移動する 。内側フレーム２０との係合の摩擦抵抗なしに、且つ、ロック部材７２が一度ス ロット７０の外まで下方へ移動すると、ロック部材７２は再度中立位置に至るま で内側方向（図１において時計回り）に回転する。ロック部材７２はロック位置 Ｌと中立位置Ｎの両方において好都合に停止部材８６と係合する。 マンホールカバー及びフレームアセンブリ１０を設置するために、内側フレー ム２０のターンバックル２６を一方向に調整して内側フレーム２０を収縮させ、 その直径を減少させる。内側フレーム２０の直径は、内側フレーム２０が、突出 部２４からの妨害を受けるこ と無く外側棚部１４上に載置可能となるまで減少させられる。内側フレーム２０ を載置すると、ターンバックル２６を他方向に調整して内側フレーム２０を拡張 させてその直径を増加させ、それにより突出部２４が外側フレーム１２の凹部１ ８に係合する。これにより、内側フレームと外側フレームとが一体にロックされ 、内側フレーム２０の上方への実質的な上昇が防止される。 ロック部材７２を中立位置Ｎまで回転させ、それによりそれらはカバー３０の 載置と干渉しなくなる。それから、カバー３０をアクセス開口４２に対して位置 決めする。カバー３０は直径方向に対向する開口９３を有し、それら各々は溝９ １に通じている。スパナレンチなどのツールをカバー３０の開口９３を通じて溝 ９１内へ挿入する。ツールを使用して、カバー３０をカバー支持面２８上に載置 し、カバー３０上の指示マーク８８が内側フレーム２０のリム５１上の指示マー ク９０と整列するまでカバー３０を回転させる。これは、カバー３０が正しい円 周上位置にあり、カバー３０が保持する各ロック装置５６が内側フレーム２０の 関連するアンダーカット部分８０と整列していることを示す。それから、作業者 はボルト６２の頭６６を時計回り（図１において）に回転させ、ロック部材７２ をそれらが関連する凹部１８内のロック位置Ｌに移動させる。ボルト６２を時計 回りにさらに回転させ、各ロック部材７２を内側フレーム２０の下側と係合させ ると共に各皿バネを圧縮する。 図３を参照すると、道路を再舗装する時、元の道路Ｐ１上に付加的な舗装材料 Ｐ２の層を配置する。その結果、道路全体の高さ又は傾斜が上昇する。点線で示 し、元の道路Ｐ１の高さの実線で示す挿入具２０に比べて長い側壁５０及び高い カバー支持面２８を有する点線の内側フレーム挿入具２０を選択し、元のマンホ ールカバー３０が新しい道路の高さＰ２と面一になるようにする。点線で示すこ の内側フレーム挿入具２０は、実線で示す内側フレーム挿入具２０の代わりとな る。内側フレーム挿入具２０の他の形態は上述と同一である。 好ましくは、図３において図示の目的のためだけに内側フレーム２０の左側に 示すシール９２を内側及び外側フレーム１２、２０の間に設け、流入物がその間 を通過することを防止する。好ましくは、内側フレーム２０全体を密閉材料によ り覆ってシール９２を形成する。しかし、シール９２を外側フレーム部材１２に 設けることもできる。天然ゴムが好適であるが、あらゆる圧縮性密閉材料をシー ル９２に使用することができる。 外側及び内側フレーム１２、２０の間のシール９２、並びに本発明の他の全て のシールに好適な材料の詳細なリストは、Bowmanに与えられた米国特許No.4,969 ,771及び4,927,290に記載されており、これら全体をここに参考として取り込む 。これらの材料は好ましくは、カバー３０が内側フレーム２０上で回転する時に それら材料に周期的に働く応力に耐えるように選択される。独立気泡発泡剤など の幾つかの材料はそのような周期的応力に耐えられないかも知れないことを述べ ておく。 内側フレーム２０に水密プラグ（図示せず）を有利に設けることができ、その プラグは設置後に内側フレーム２０の部分２０ａ−２０ｄの間に存在する空間８ ９に嵌合する。適合するように切断された押出成形部材の鋳造部分を加熱し、又 は適所に化学的に接着して内側フレーム２０に水密性を持たせることができる。 こららのプラグは、ターンバックル２６の位置を示し、鋳造その他により形成し てターンバックル２６を覆うようにすることができる。 これらのプラグ及びそれらを形成する材料については、4,927,290特許を参照 のこと。特に、4,927,290特許で言及されるプラグ３６ は本発明のプラグに対応する。また、本発明では、4,969,771特許及び4,927,290 特許で言及されるあらゆる密閉材料によりプラグを形成することができる。 流入物が公共サービスに流れ込むことを防止する本発明の別の方法は、液体バ リア又はシールド９４を設けることであり、その一つの好適な実施形態を図３及 び４に示す。液体シールド９４は好適にはアルミニウム又はプラスチックにより 製作される。シールド９４は、カバー３０を通過する液体を捕獲するためにカバ ー３０の下方に配置される。外側フレーム１２は横方向に延在する下方フランジ ９６を有し、それはフランジ開口９７を規定する。シールド９４はフランジ９６ 上に支持される。 図３及び４に示すシールド９４は、自身を貫通する通路１００を有する中央ハ ブ９８と、下方ベース部１０２とを備える。部分１０４はベース部１０２からフ ランジ９６へ向かって横方向に延びる。中央ハブ９８の外部構成は、下方ベース 部１０２から上向きの細くなるテーパー部を有する。横部分１０４は、外周リム １０６から中央ハブ９８に向かって下方に傾斜している。傾斜した横部分１０４ 及びテーパー状ハブ９８の構成は、カバー３０を通過するあらゆる流入物を捕獲 し、それが公共サービスに入ることを防止する。ハブの通路１００を設けて公共 サービス内に蓄積する圧力を解放する。 シールド９４とフランジ９６との間にシール１０７を設ける。シール１０７は 、好ましくはシールド９４に付着又は接着された密閉材料とする。シール１０７ に好適な密閉材料が4,969,771及び4,927,290特許に記載されている。シール１０ ７は好適には、天然ゴム材料を筒形状に形成し、その材料を液体シールド９４の リム１０６に接着することにより構成される。 また、図４に示すように、シールド９４は、シールド９４を密閉 状態で外側フレーム１２に連結するためのロック装置１０８を有することができ る。このロック装置は、上述のマンホールカバー３０のロック装置と類似である 。各ロック装置１０８は、シールド９４と一体的に形成されたハウジング１１０ を有する。ハウジング１１０は垂直ボア１１２を内部に有する。ボルト１１４が 回転するために十分な間隔を有するようにネジ切りボルト１１４が各ボア１１２ に嵌合する。各ハウジング１１０の頂部に凹部１１６を形成し、ボルト１１４の 頭１１８を収容する。各ボルト１１４の頭１１８と凹部１１６の底部との間にロ ックワッシャー又は皿バネタイプディスク１２０を配置し、ボルト１１４が一度 締め付けられたら緩まないようにする。ボルト１１４の底部にナット１１５を設 けることができる。図４に示すように、ハウジング１１０の底部に放射状に延在 するスロット１２２を形成する。 各ロック装置１０８は、かかと部１２６及びつま先部１２８を有するロック部 材１２４を備える。また、各ロック部材１２４は、ロック部材を貫通する垂直ボ ア１３０を規定するネジ切り部をも有する。ボア１３０は、ボルト１１４のネジ 切りシャフトに適合する寸法とする。各ロック部材１２４は、ロック部材をロッ ク位置へ回転させた時にロック部材の頂面がフランジ９６の下面と係合するよう に構成される。 ロック部材１２４のかかと部１２６は停止面１３２と係合するように構成され 、その停止面１３２はハウジング１１０の壁部を通じて垂直に延びるスロット１ ２２の端部である。ロック部材１２４が中立位置にある時、即ち紙面に垂直に延 びる（図４に示す位置から９０度回転した位置）にある時、ロック部材１２４か らの妨害を受けること無く、液体シールド９４を外側フレーム１２の内部に配置 することができる。 ロック部材１２４が内側の中立位置にある時、それらは図４に示す位置とほぼ 垂直に延びる。ボルト１２４の一方向への回転により、つま先部１２８は紙面外 （図４における）への方向に回転して図４に示す外側ロック位置に至り、そこで はつま先部１２８はフランジ開口９７の周囲外に延びる。かかと部１２６が停止 面１３２と係合すると、ロック部材１２４がさらに回転することは許容されない 。 ボルト１１４の外側及びボア１１２の内側に形成されたネジ切りの相対的構成 のため、ボルト１１４を同一方向にさらに回転することにより、ロック部材１２ ４はスロット１２２内でボルト１１４に沿って上方に軸方向に移動する。ロック 部材１２４はスロット１２２によりロック位置に制限される。ボルト１１４の締 め付けにより、結局、つま先部１２８の頂面がフランジ９６の下側面に係合し、 それはシールド９４を外側フレーム１２にロックさせる。 シールド９４が外側フレーム１２に連結された時にボルト１１４を逆方向に回 転させることにより、ロック部材１２４は、フランジ９６から解放されるまでス ロット１２２内でボルト１１４に沿って下方へ移動する。フランジ９６との係合 の摩擦抵抗無しに、且つ、それがスロット１２２外まで下方に移動した時に、ロ ック部材１２４のつま先部１２８は、それがフランジ開口９７内の中立位置に再 度至るまで紙面（図４）の方向に回転し、そのフランジ開口９７内ではロック部 材１２４は停止面１３２に係合する。ロック部材１２４は、それがロック位置及 び中立位置の両方にある時に停止面１３２と好都合に係合する。 本発明の液体シールド１３４の別の更に好適な実施形態を図５及び６に示す。 シールド１３４は、剛性のスパイダ部材１３６と、スパイダ部材１３６を外側フ レーム１２に密閉状態で連結するための装置１３８と、を備える。外側フレーム １２内の下方フランジ９６ の上に周辺溝１４０が設けられる。 連結装置１３８は、プランジャ１４３と、通常はアコーディオン状の断面形状 を有する可撓性部材１４２とを備える。可撓性部材１４２は、好ましくは図５に 示すように放射状に延びる折り目１４５を有するプラスチック材料により形成さ れる。可撓性部材１４２は内側部１６６を有し、それは停止部１６４の回りに配 置される。可撓性部材１４２は好ましくはその外周に取り付けられたシール１４ ４を有する。ゴム材料が好適であるが、4,969,771及び4,927,290特許に記載され たあらゆる密閉材料をこのシール１４４に使用することができる。 図５に示すように、スパイダ部材１３６は、中央部１４８からスパイダ部材１ ３６の外周へ向かって延びる複数のスポーク１４６を有する。図６に示すように 、スパイダ部材１３６は肩部１５６を有し、それはフランジ９６上に載置される 。中央部１４８は、環状の窪み１５２と、窪み１５２から始まり中央部１４８を 通じて垂直に延びる穴１５４とを備える。 プランジャ１４３は本体部１５８を有し、それはスパイダ部材１３６の中央穴 １５４内で軸方向に移動可能である。例えばワッシャにより形成されるハンドル １６０がスパイダ部材１３６の一端部に配置され、ナット１６２などの下方停止 部材が他端部に配置される。可動性部材１４２はプランジャ１４３上の停止部１ ６４でプランジャ１４３に連結され、その停止部１６４はプランジャ１４３の下 方への軸方向移動を制限する。プランジャ１４３を押し下げて停止部１６４が窪 み１５２内へ移動しスパイダの中央部１４８に係合するようにすると、プランジ ャはさらに軸方向下方へ移動することはできない。下方停止部１６２はプランジ ャ１４３が中央穴１５４外部へ上昇することを防止し、また、フランジ９６に対 する液体シール ド１３４の挿入及び除去を補助する。 シールド１３４は以下の方法で外側フレーム１２に密閉状態で連結される。作 業者がハンドル１６０を保持し、スパイダ部材１３６の底部が下方停止部材１６ ２により支持されるようにする。こうしてスパイダ部材１３６がフランジ９６上 に配置され、それにより、肩部１５６がフランジ９６上に載置されるとともに可 撓性部材１４２の周辺が溝１４０近傍に配置される。この通常状態で、図６の点 線で示すように、折り目１４５におけるプラスチックの曲がりにより、可撓性部 材１４２はアコーディオン状の垂直断面形状を有する。 それからプランジャ１４３を下方に押し下げ、可撓性部材１４２の内側部１６ ６を窪み１５２内へ且つスパイダ中央部１４８に対して押し下げる。可撓性部材 １４２の内側部１６６を窪み１５２内へ移動させることにより、プランジャ１４ ３と溝１４０との間の可撓性部材１４２の部分が、溝１４０の面に平行な水平面 下でプランジャ１４３へ向かって傾斜する。プランジャ１４３をこうして押し下 げることにより、可撓性部材１４２の周辺のシール１４４が周辺溝１４０に密閉 状態で係合し、流入物がフランジ開口９７に入り込むことを防止する。密閉され た位置で、可撓性部材１４２が平らになり、好ましくはそれ以上アコーディオン 状の形状を有しない。 本発明の好適な実施形態を詳細に説明したが、添付の請求の範囲に記載される 発明の精神及び視野から離れること無く、特定の変形及び変更が可能であること が理解される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｓ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，Ｓ Ｄ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．マンホールのフレームアセンブリにおいて、 支持面と、前記支持面から上方へ延在すると共に凹部を有する側壁と、を備え る外側フレーム部材と、 前記支持面上に支持可能な内側フレーム部材と、を備え、前記内側フレーム部 材は、 (ａ)前記内側フレーム部材の外周面から延在する少なくとも一つの突出部と、 (ｂ)前記内側フレーム部材の周辺寸法を拡張するように調整して、前記突出部 を前記凹部に係合させて前記内側フレーム部材の上方への移動を防止するととも に、該周辺寸法を収縮するように調整して前記突出部を前記凹部から除去する少 なくとも一つの調整可能な連結部と、 (ｃ)マンホールカバーを支持するためのカバー支持部と、を備えるマンホール のフレームアセンブリ。 ２．前記内側フレーム部材は少なくとも２つの部分を有し、隣接する部分は前記 連結部の調整可能部材により連結される請求項１に記載のマンホールのフレーム アセンブリ。 ３．前記側壁は、前記支持面から上方及び外側へ向かって延びている請求項１に 記載のマンホールのフレームアセンブリ。 ４．前記カバー支持部上に支持可能なマンホールカバーを備える請求項１に記載 のマンホールのフレームアセンブリ。 ５．前記カバーを前記内側フレーム部材に連結する留め具を備える請求項１に記 載のマンホールのフレームアセンブリ。 ６．前記内側フレーム部材と前記外側フレーム部材との間にシールを備える請求 項１に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 ７．前記各部分の間に拡張可能な開口が配置され、前記拡張可能な開口の各々に シールが設けられる請求項２に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 ８．前記カバーを通過する液体を捕獲するために前記カバーの下に配置可能な液 体シールド部材を備え、下方支持面が前記支持面の下に設けられて前記外側フレ ーム部材から横方向に延在し、前記シールド部材は前記下方支持面上に支持可能 である請求項４に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 ９．前記液体シールド部材は、自身を貫通する通路及び下方ベース部を有する中 央ハブと、前記ベース部から前記下方支持面へ向かって横方向に延在する部分と 、を備え、前記中央ハブの外部構成は前記下方ベース部から上方へ向けて細くな るテーパー部を有し、前記部分はその外周から前記中央ハブまで下方へ傾斜して いる請求項８に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 １０．前記液体シールド部材を前記下方支持面に連結するための留め具を備える 請求項８に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 １１．前記外側フレーム部材は、自身の下面に、前記外側フレーム 部材と枠構造との間のシールを収容するための溝を備える請求項１に記載のマン ホールのフレームアセンブリ。 １２．前記シールド部材は中央開口を有し、前記フレームアセンブリは、前記シ ールド部材を前記外側フレーム部材に連結する装置を備え、前記装置は、 前記外側フレーム部材の前記下方支持面上に形成された周辺溝内に配置可能な 可撓性部材と、 前記中央開口内で軸方向に移動可能であり、前記可撓性部材に連結されて、前 記周辺溝内の前記可撓性部材と密閉状態で係合するプランジャ部材と、を備える 請求項８に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 １３．前記プランジャ部材は、前記プランジャ部材の軸方向の移動を制限する停 止部材を有する請求項１２に記載のマンホールのフレームアセンブリ。 １４．前記可撓性部材は、アコーディオン状の断面形状を有する請求項１２に記 載のマンホールのフレームアセンブリ。 １５．マンホールカバー及びフレームアセンブリにおいて、 支持面と、前記支持面から上方へ延在すると共に凹部を有する側壁と、を備え る外側フレーム部材と、 マンホールカバーと、 前記支持面上に支持可能な内側フレーム部材であって、(ａ)下面と、外周面と 、前記カバーを支持する支持面と、(ｂ)前記下面に配置されるアンダーカット部 と、前記外周面から延在する突出部と、 (ｃ)前記内側フレーム部材を拡張させ、各突出部を前記凹部内に移動させて前記 内側フレーム部材の上方への移動を防止するとともに、前記フレーム部材を収縮 させて前記突出部を前記凹部から除去するための調整部材と、を備える内側フレ ーム部材と、 前記カバーを前記内側フレーム部材に連結する装置であって、(ａ)各々が前記 アンダーカット部に係合するかかと部及びつま先部を有する回転可能なロック部 材と、穴を規定するネジ切り部と、(ｂ)各々が前記カバーに接続され、垂直な開 口を有するロックハウジングと、(ｃ)各々が関連する前記ロックハウジング部材 内に配置されるとともに関連する前記ロック部材にネジ結合するネジ切りシャフ トであって、前記シャフト各々が前記シャフトを回転可能とする頭部を有するシ ャフトと、(ｄ)関連する前記ロック部材の回転を所定位置で停止させる停止面と 、を備える装置と、を備え、 各前記シャフトの頭部の回転により、前記関連するロック部材がその関連する 停止面に係合することとなる停止位置において前記関連するロック部材の前記つ ま先部が前記内側フレーム部材の前記アンダーカット部内に延在するまで、前記 関連するロック部材が回転し、前記シャフトの更なる回転により、前記関連する ロック部材が前記ハウジングに向かって駆動されて前記カバーを前記内側フレー ム部材にクランプするマンホールカバー及びフレームアセンブリ。 １６．前記内側フレーム部材は、少なくとも２つの部分を有し、隣接する部分は 前記調整可能な部材により連結される請求項１５に記載のマンホールカバー及び フレームアセンブリ。 １７．前記内側フレーム部材と前記外側フレーム部材との間にシールを備える請 求項１５に記載のマンホールカバー及びフレームアセ ンブリ。 １８．マンホールカバーを通過する液体を捕獲する液体シールドにおいて、 自身を貫通する通路及び下方ベース部を有する中央ハブと、前記ベース部から 横方向に延在する部分と、を備え、前記中央ハブは前記下方ベース部から上方へ 向けて細くなるテーパー部を有し、前記部分はその外周から前記ベース部まで下 方へ傾斜している液体シールド。 １９．外側フレームにより支持されるマンホールカバーを通過する液体を捕獲す る液体シールドであって、 中央開口を有する堅い本体部と、 前記本体部に近接する可撓性部材と、 前記中央開口内で軸方向に移動可能であり、前記可撓性部材に連結されて前記 可撓性部材の周辺を前記外側フレームの周辺溝内に密閉状態で係合させるプラン ジャ部材と、を備える液体シールド。 ２０．前記プランジャ部材は、前記本体部と係合して前記プランジャ部材の軸方 向の移動を制限可能な停止部材を有する請求項１９に記載の液体シールド。 ２１．前記可撓性部材は、アコーディオン状の断面形状を有する請求項１９に記 載の液体シールド。