JP2022093726A - マンホールの止水構造 - Google Patents

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Koji Tanaka
敏仁 川上
Toshihito Kawakami
誠 竹田
Makoto Takeda
昌也 硲
Masaya Hazama
忠弘 奥田
Tadahiro Okuda
準 福井
Jun Fukui
武宣 濱口
Takenobu Hamaguchi
寧 榎本
Yasushi Enomoto
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Abstract

【課題】低コストかつ作業が容易な構造で、マンホールを確実に止水できるようにする。【解決手段】マンホールの内壁に水密固定した受枠21により中蓋11を支持し、受枠21と中蓋11の間に弾性を有するシール部材31を介在させ、シール部材31を押圧して受枠21と中蓋11の間をシールするマンホールの止水構造において、中蓋11には、蓋板12に偏心位置で軸支され、蓋板12に対して回転する押圧部材13を備え、受枠21には、周壁部22から内側へ中蓋11を載せる蓋受部23を突出させ、蓋受部23に中蓋11の載置面と反対側に位置する当接面23cを形成しておき、押圧部材13を、操作具30の操作により回転させて、押圧部材13の先端側部分を蓋受部23の当接面23cに当接させると、押圧部材13の先端側部分と蓋板12との間に蓋受部23が挟まれ、シール部材31が蓋受部23側と蓋板12側との間に挟まれて押圧されるようにする。【選択図】図1

Description

この発明は、地表にマンホール内の地下水が漏出しないように、また、地表からマンホール内へ雨水等が浸入しないようにするマンホールの止水構造に関するものである。
例えば、下記特許文献1には、図7(a)、(b)に示すようなマンホールの止水構造が記載されている。この止水構造は、受枠51により地表の上蓋52及びその下方に位置する中蓋53を支持し、受枠51の下部と中蓋53の外周部との間に弾性を有するシール部材54を介在させ、上蓋52と中蓋53の間に締付具55を設けたものである。
締付具55は、円環部と中心部とを放射状に延びるアーム部で接合した車輪状の構成とされ、中蓋53の中心部に枢支される。締付具55の外周には突起部56が設けられ、受枠51の内周面には、周方向に傾斜した係合部57が突設されている。
そして、締付具55を、その円環部の上面に形成された凹所58に旋回治具を係合させて回転させることにより、係合部57の下方に突起部56を潜り込ませて、中蓋53を押し下げ、シール部材54を押圧して、受枠51と中蓋53の間をシールする。
また、下記特許文献2には、図8(a)、(b)に示すようなマンホールの止水構造が記載されている。この止水構造では、中蓋53の上面に設けたハンドル60を、ボルト61を中心として回動させ、ハンドル60の一端側の押下部62を受枠51の内周に突設されたガイド部63の下方に潜り込ませて、中蓋53を押し下げ、シール部材54を押圧して、受枠51と中蓋53の間をシールする。
また、ハンドル60の内端側にラチェットつめ64を設け、このラチェットつめ64を中蓋53の上面に形成されたつめ山65に係合させて、ハンドル60を戻り止する。
実公平2-46510号公報 実公平3-54188号公報
しかしながら、上記のようなマンホールの止水構造は、シート部材を押圧する機構が複雑であり、製造コストの面から好ましくなく、また、既設のマンホールにこのような構造物を設置するのは、作業性の点からも好ましくない。
そこで、この発明は、低コストかつ作業が容易な構造で、マンホールを確実に止水できるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、マンホールの内壁に水密固定した受枠により中蓋を支持すると共に、受枠と中蓋の間に弾性を有するシール部材を介在させ、このシール部材を押圧して、受枠と中蓋の間をシールするマンホールの止水構造において、
前記中蓋には、蓋板に偏心位置で軸支され、操作具の操作に伴い蓋板に対して回転する押圧部材を備え、
前記受枠には、周壁部から内側へ中蓋を載せる蓋受部を突出させ、蓋受部に中蓋の載置面と反対側に位置する当接面を形成しておき、
前記押圧部材を、操作具の操作により回転させて、押圧部材の先端側部分を蓋受部の当接面に当接させると、押圧部材の先端側部分と蓋板との間に蓋受部が挟まれ、シール部材が蓋受部側と蓋板側との間に挟まれて押圧されるようにしたのである。
このようなマンホールの止水構造では、操作具の操作により押圧部材を介してシール部材を押圧する機構を簡素化し、受枠と中蓋の間をシールすることができるので、製造に要するコストを抑制し、作業負荷を軽減しつつ、確実に止水することができる。
この発明に係るマンホールの止水構造の実施形態を示す横断平面図 同上の設置状態を示す縦断面図 同上の中蓋を示す(a)平面図、(b)縦断面図 同上の受枠を示す(a)平面図、(b)縦断面図 同上の設置状態を示す要部縦断面図 同上の押圧部材を示す(a)平面図、(b)(a)のA-A断面図 特許文献1記載のマンホールの止水構造を示す(a)平面図、(b)縦断面図 特許文献2記載のマンホールの止水構造を示す(a)要部平面図、(b)要部縦断面図
次に、この発明の実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
このマンホールの止水構造は、図1及び図2に示すように、中蓋11を受枠21により支持するものであり、受枠21は、マンホールの内壁2にアンカーボルト3で固定され、受枠21と内壁2との間は、薄いゴム製のシール部材4によりシールされる。
中蓋11は、図3に示すように、FRP製の円板状の蓋板12の外周に、偏心位置で軸支され、蓋板12に対して回転する押圧部材13を、周方向に間隔をあけて複数設けたものとされている。蓋板12に取り付けられた持上用の取手11aは、コ字状で深い位置への設置を考慮して脚が長い起伏式とされ、蓋板12の外周部裏面は、ステンレス製の保護板12cで補強されている。
押圧部材13は、一方向に長い舌片状であり、先端部の一側がテーパー状に薄くなるように、上面に傾斜した案内面13gを有するものとされている(図6(b)参照)。
押圧部材13の回転軸となるシャフト33は、蓋板12の丸穴に嵌合した円筒状のホルダー34に挿通され、押圧部材13が蓋板12に対して90°の範囲で双方向に回転可能とされている。蓋板12の上方へ突出するシャフト33の上端部は、六角形の角軸とされている。
また、蓋板12の中央部には、中蓋11を受枠21から取り外す際、水圧を軽減して作業を容易にするため、水抜用のバルブ14が設けられている。
受枠21は、図4に示すように、地表の開口部の直径がマンホールの内径よりも小さい場合に備えて、分割ピース21a,21bから構成され、これらを分割状態で地表の開口部からマンホール内に搬入し、マンホール内で接合できるようになっている。
受枠21の周壁部22から内側に迫り出す蓋受部23には、円環状の受止部材23aが設けられ、受止部材23aは、周方向に間隔をあけて配置された押付金具23bで押さえられて固定されている。
受止部材23aの中蓋11の載置面である上面には、刻設された溝に弾性を有するゴム製のOリングであるシール部材31が嵌め込まれている。蓋受部23の中蓋11の載置面に対して反対側となる下面には、後述のように、押圧部材13の先端側部分と当接する当接面23cが形成されている。
このような受枠21により中蓋11を支持してマンホールを止水するには、図3に鎖線で示すように、押圧部材13を長さ方向が蓋板12の径方向に対して横向きとなるようにした状態で、図1及び図2に示すように、蓋板12を蓋受部23に載せる。
そして、シャフト33の上端部にボックスレンチ等の操作具30を係合させ、操作具30の操作により、押圧部材13を長さ方向が蓋板12の径方向へ向くように回転させて、図5及び図6(a)に示すように、押圧部材13の先端側部分を案内面13gに沿って受止部材23aの下方へ潜り込ませ、蓋受部23の当接面23cに当接させる。
これにより、押圧部材13の先端側部分と蓋板12との間に蓋受部23が挟まれ、シール部材31が蓋受部23側と蓋板12側との間に挟まれて押圧され、受枠21と中蓋11の間がシールされて、マンホールの内外の水密が図られる。
上記のようなマンホールの止水構造では、操作具30の操作により押圧部材13を介してシール部材31を押圧する機構を簡素化し、受枠21と中蓋11の間をシールすることができるので、製造に要するコストを抑制し、作業負荷を軽減しつつ、確実に止水することができる。
なお、上記実施形態では、受枠21がFRP製のものを例示したが、受枠21は、中蓋11とは異なり、一度設置すれば持ち上げて開閉する必要がないので、金属製としてもよい。
そのほか、上記実施形態における中蓋11の蓋板12や押圧部材13等の材料は、例示したもののほか、強度及び重量を考慮の上、各種材料を選択して使用することができる。
1 上蓋
2 内壁
3 アンカーボルト
4 シール部材
11 中蓋
11a 取手
12 蓋板
12c 保護板
13 押圧部材
13g 案内面
14 バルブ
21 受枠
21a,21b 分割ピース
22 周壁部
23 蓋受部
23a 受止部材
23b 押付金具
23c 当接面
30 操作具
31 シール部材
33 シャフト
34 ホルダー

Claims (3)

  1. マンホールの内壁に水密固定した受枠(21)により中蓋(11)を支持すると共に、受枠(21)と中蓋(11)の間に弾性を有するシール部材(31)を介在させ、このシール部材(31)を押圧して、受枠(21)と中蓋(11)の間をシールするマンホールの止水構造において、
    前記中蓋(11)には、蓋板(12)に偏心位置で軸支され、操作具(30)の操作に伴い蓋板(12)に対して回転する押圧部材(13)を備え、
    前記受枠(21)には、周壁部(22)から内側へ中蓋(11)を載せる蓋受部(23)を突出させ、蓋受部(23)に中蓋(11)の載置面と反対側に位置する当接面(23c)を形成しておき、
    前記押圧部材(13)を、操作具(30)の操作により回転させて、押圧部材(13)の先端側部分を蓋受部(23)の当接面(23c)に当接させると、押圧部材(13)の先端側部分と蓋板(12)との間に蓋受部(23)が挟まれ、シール部材(31)が蓋受部(23)側と蓋板(12)側との間に挟まれて押圧されるようにしたことを特徴とするマンホールの止水構造。
  2. 請求項1に記載のマンホールの止水構造に使用するため、蓋板(12)に偏心位置で軸支され、操作具(30)の操作に伴い蓋板(12)に対して回転する押圧部材(13)を備えたことを特徴とする中蓋。
  3. 請求項1に記載のマンホールの止水構造に使用するため、周壁部(22)から内側へ中蓋(11)を載せる蓋受部(23)を突出させ、蓋受部(23)に中蓋(11)の載置面と反対側に位置する当接面(23c)を形成し、この当接面(23c)に押圧部材(13)の先端側部分が当接するようにしたことを特徴とする受枠。
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