JPH0447251Y2 - - Google Patents

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JPH0447251Y2
JPH0447251Y2 JP4488786U JP4488786U JPH0447251Y2 JP H0447251 Y2 JPH0447251 Y2 JP H0447251Y2 JP 4488786 U JP4488786 U JP 4488786U JP 4488786 U JP4488786 U JP 4488786U JP H0447251 Y2 JPH0447251 Y2 JP H0447251Y2
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manhole
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Description

【考案の詳細な説明】 <本考案の産業上の利用分野> 本考案は、二重蓋により閉鎖されたマンホール
の、内蓋を施錠固定するための、マンホール内蓋
施錠装置に関する。
<従来の技術>(第9図および第10図) 従来、地下に設置された各種の暗渠の出入口と
して使用されるマンホールは、一般に第10図の
ごとく内蓋1と外蓋2により閉鎖されている。
これら蓋は、マンホールの頂部3に設置され
た、外蓋用段部3aと内蓋用段部3bにより受け
止められ、内蓋用段部3bと内蓋1の間には、パ
ツキン4が介置されている。
暗渠内部に発生した、可燃性ガスに引火した場
合、その爆発によりこれら蓋が飛散せぬよう、従
来は第9図に示すごとき固定装置により、内蓋1
が頂部3に、第10図のごとく固定されていた。
この固定装置は、ほぼ頂部3の内径に等しい長
さを有する本体部5の中央に、昇降杆6を螺入し
たもので、頂部3の内腔の、内蓋用段部3bと外
蓋用段部3aの間に突設された、突起3c,3c
と、内蓋1の間に本体部5を挿入し、昇降杆6を
回動してその先端6aにより、内蓋1を押圧する
とともに本体部5を上昇させ、本体部5の両端を
突起3c,3cに当接させ、突起3c,3cを支
点として、昇降杆6の先端6aにより内蓋1を押
圧固定していた。
<本考案が解決しようとする問題点> 地下ガスの爆発に対応するために、マンホール
に内蓋1を固定することは、前述の従来型式によ
り達成することが可能であつたが、従来型式は防
犯上必要な施錠機構を備えていないため、マンホ
ールが付設された暗渠の内部の各種設備を保護す
ることができなかつた。
現在、地下暗渠を利用している、電力、都市ガ
ス、通信、等々の施設を保護するために、特定の
資格を有する者のみがマンホールから出入できる
ように、マンホールの蓋の固定とともに、その施
錠が必要とされているが、このようのな要求を満
足させる装置は未だ供給されていない。
<本考案の目的> 本考案は上記の要求を満足させ、マンホールの
蓋を固定するとともに、それを施錠し、鍵を所有
しない者は蓋の開閉ができないようにした、マン
ホール内蓋施錠装置を提供することを目的として
いる。
<本考案の実施例>(第1〜3図) 以下、図面に基づいて、本考案の一実施例を説
明する。
第1〜3図は本考案の一実施例を示している。
図面に於て、10は本考案によるマンホール内
蓋施錠装置を示している。
該装置は、上面部12とその両側で互いに同一
方向に突出した側面部13,13により形成され
た本体部を有している。
前記上面部12の長手方向の両端部12a,1
2bには、両端部12a,12bが開口するよう
に前記長手方向に沿つて穿設された切り欠き部1
4,14が穿設されている。
前記切り欠き部14,14に近接して、上面部
12と、前記側面部13,13の対向する面には
隔壁15a,15bが固定されている。
一方の切り欠き部14の下方に於て、一方の前
記隔壁15bから、上面部12と平行に、上面部
12の長手方向の端部12b近くまで、係止突起
16が突設されている。
また、他方の切り欠き部14の下方に於て、他
方の隔壁15aを貫通して、上面部12と平行
に、上面部12の長手方向の端部12a近くま
で、前記本体部の内部に固定された錠Lにより操
作されて摺動自在に突出・後退するデツドボルト
17が設置されている。
18,18は、側面部13,13に端部が緩装
されたハンドル。
19は、上面部12に露出した錠Lの鍵孔を被
覆する雨蓋である。
また、20は、本体部の上面部12に螺入され
た昇降杆で、第1図に於て右ネジ方向に回動する
ことにより、その先端20aを本体部の下面に突
出させることができる。
第2〜3図には、第1図に対応した装置の内部
構造が示されている。
この装置は、鉄材により形成され、必要な錆止
め塗装等が施されている。
<上記実施例の動作>(第4〜8図) 第4図には、前記実施例により施錠されるべき
マンホールの断面が示されており、それらの各部
は、前述した第10図の従来例と同様に符号が添
付されている。
第5〜7図には、前記実施例により施錠を行な
う場合の手順が示されている。
本考案によるマンホール内蓋施錠装置を使用し
て、マンホール内蓋を施錠・固定するには、パツ
キン4を介置して内蓋用段部3b上に載置された
内蓋1上に、マンホール内蓋施錠装置10を第6
図に示すごとく載置する。
マンホールの頂部3の内腔には、前述のごとく
突起3c,3cが第8図に示すごとく互いに他と
対向して突設されているため、マンホール内蓋施
錠装置10を内蓋1上に載置するためには、第5
図矢印に示すごとく、本体部の端部12bを移動
させ、端部12bの内部に突設されている係止突
起16を、内蓋1と突起3cの間に位置させる必
要がある。
この動作を行なわせるときは、本体部に内装さ
れた錠Lにより、デツドボルト17を本体部の隔
壁15a外面に揃うように後退させておく。
従つて、第5図矢印のごとく、本体部の端部1
2bを移動させ、係止突起16を突起3cの下方
に位置させた後は、本体部の端部12aを、直線
的に下降させ、本体部を内蓋1の上に載置するこ
とができる。
この時、マンホール頂部3の突起3c,3cは
本体部の上面部12の両端部に穿設された切り欠
き14,14内に位置することになる。
突起3cが切り欠き14内に位置すると、この
時点で、マンホール内蓋施錠装置10の第8図に
於る回動は完全に阻止される。
この状態から、上面部12の雨蓋19を移動さ
せ、鍵(図示せず)により錠Lを操作して、デツ
ドボルト17を隔壁15aから本体部の端部方向
へ突出させれば、本考案による装置は第6図に示
すごとく、内蓋1と突起3cの間に於て、係止突
起16とデツドボルト17が、突起3cに制止さ
れることによつて上昇を阻止される。
次に、第6図の状態から、昇降杆20を回動す
ると、昇降杆20の先端20aが内蓋1を押圧
し、更に回動が継続されると、本体部が上昇せし
められることになる。
本体部の上昇にともない、係止突起16とデツ
ドボルト17が、マンホール頂部3の突起3c,
3cに下方から当接し、突起3c,3cを支点に
して、昇降杆20の先端20aが強力に内蓋1を
押圧固定する。この状態は第7図と第8図に示さ
れている。
以上の作業が終了したならば、第4図に示すご
とく、頂部3に外蓋2を嵌合して、すべての作業
は完了する。
内蓋1を開放するための解錠は、前述の手順を
すべて逆にたどればよい。
このように、本案によるマンホール内蓋施錠装
置10を使用すると、マンホール内蓋1の固定
と、その施錠が確実に行なえ、昇降杆20が逆動
されて内蓋1の押圧が解かれた場合にも、デツド
ボルト17が突出しているがぎり、マンホール内
蓋施錠装置10自体を内蓋1の上から取り除くこ
とはできないので、これまで要求されていた固
定・施錠の両方の作用を達成することができる。
<本考案の効果> 本考案は上記のごとく、マンホールの蓋を固定
するとともに、それに施錠をほどこし、鍵を所有
しない者は蓋の開閉ができないようにした、マン
ホール内蓋施錠装置を提供することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜面図、第2図は第
1図の−断面図、第3図は第2図の−断
面図、第4図はマンホール頂部の断面図、第5〜
7図は取り付け手順を示す正面図、第8図は第7
図の平面図、第9図は従来品の斜面図、第10図
は従来品の取り付け位置に於る断面図である。 1……内蓋、2……外蓋、3……頂部、3c…
…突起、4……パツキン、5……本体部、6……
昇降杆、10……本考案装置、12……上面部、
13……側面部、14……切り欠き、15……隔
壁、16……係止突起、17……デツドボルト、
18……ハンドル、19……雨蓋、20……昇降
杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面部と、上面部の両側に於て互いに同一の方
    向に突出した側面部を有する本体部と; 前記上面部の長手方向の両端部に、両端部が開
    口するように前記長手方向に沿つて穿設された切
    り欠き部と; 前記切り欠き部に近接して、上面部と、前記側
    面部の対向する面に固定された隔壁と; 一方の切り欠き部の下方に於て、一方の前記隔
    壁から、上面部と平行に、上面部の長手方向の端
    部近くまで突出せしめられた係止突起と; 他方の切り欠き部の下方に於て、他方の隔壁か
    ら、上面部と平行に、上面部の長手方向の端部近
    くまで、前記本体部の内部に固定された錠により
    操作されて摺動自在に突出・後退するデツドボル
    トと; 側面部および隔壁にほぼ平行に本体部の上面部
    に昇降自在に螺入され本体部の下面に突出する先
    端を備えた昇降杆と; からなるマンホール内蓋施錠装置。
JP4488786U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0447251Y2 (ja)

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JP4488786U JPH0447251Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JPS62159559U JPS62159559U (ja) 1987-10-09
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JPH072710Y2 (ja) * 1988-01-22 1995-01-25 株式会社ハッコー マンホール
JP2018193699A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 株式会社土井製作所 ハンドホール
JP2019218722A (ja) * 2018-06-18 2019-12-26 アイレック技建株式会社 マンホールの止水構造

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