JPH07180168A - 小型マンホールの蓋装置 - Google Patents
小型マンホールの蓋装置Info
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- JPH07180168A JPH07180168A JP5325414A JP32541493A JPH07180168A JP H07180168 A JPH07180168 A JP H07180168A JP 5325414 A JP5325414 A JP 5325414A JP 32541493 A JP32541493 A JP 32541493A JP H07180168 A JPH07180168 A JP H07180168A
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Abstract
ール蓋の上面を道路面と同一面に容易に調節できる。 【構成】 環状の受け座20の上面21に筒状の蓋受け体25
を支持する。蓋受け体25の上面開口部26に着脱自在に蓋
体27を嵌着する。蓋受け体25はその下端部に環状の受け
座20の上面に係合されるフランジ部30を形成する。環状
の受け座20は蓋受け体25を回動自在に支持する上面21を
傾斜面とし、蓋受け体25に形成したフランジ部30の下面
31を受け座20の上面21と同一角度に傾斜した傾斜面に形
成する。 【効果】 2つの環状受け座を設ける必要がなく、蓋受
け体を有効に利用でき、安価に得られる。
Description
傾斜した道路にも設置できる小型マンホールの蓋装置に
関するものである。
径30cmのコンクリート製またはポリプロピレン樹脂製の
汚水桝が使用されているが、最近、不明水の侵入防止や
宅地の狭隘に伴い塩化ビニル樹脂製の小型桝が用いられ
るようになっている。一方、公共桝は本来、宅地内に設
置されるものであるが、宅地の狭隘化で宅地内に設置で
きない場合には道路下に設置されている。また、小口径
の下水本管に塩化ビニル管が使用される場合も、内径90
cmの1号人孔などの大きなコンクリート製人孔に代え
て、内径30cm以下の塩化ビニル樹脂製の桝が使用される
ようになっている。なお、塩化ビニル樹脂はコンクリー
ト製品に比して強度が小さく、塩化ビニル樹脂製の汚水
桝を用いて施工する場合は防護ハットと言われる鋳物に
て成型した保護用の蓋受け体が用いられている。
く、傾斜している場合が多く、このような傾斜した道路
に防護用の蓋受け体を用いて施工する場合は、防護用の
蓋受け体の受け座の下面を道路の傾斜に合せる施工方法
が採られるが、受け座の下面を道路の傾斜面に合せて道
路面と平行に設置することは困難である。
号公報第4図(A)に記載されているような調節リング
を受け座に適用することが考えられる。この構造は図3
に示すような構造となる。このようなマンホールの蓋装
置は、環状の受け座1を上下に二分割して重ね合せるよ
うに環状の下部受け座2の上面3をα°傾斜した傾斜面
とし、この下部受け座2の上面3に回動可能に載置され
る上部受け座4の下面5を下部受け座2の上面3と同一
角度α°傾斜した傾斜面とし、この上部受け座4の水平
状の上面6に形成した嵌着凹部7に筒状の蓋受け体8に
水平状に形成したフランジ部9を嵌着し、この蓋受け体
8の上面開口部に形成した蓋受け部10に開閉自在に蓋体
11を嵌着した構造となる。
上部受け座4および下部受け座2とを相互に位相が変わ
るように回転させることにより、蓋受け体8の上面に嵌
着される蓋体11の角度を上部受け座4の上面6が平坦な
道路に合せた水平状態から道路の傾斜面に合せた傾斜角
度まで無段階に調節することができる。
受け座を二分割した構造のマンホールの蓋装置では、マ
ンホール蓋体の上面の角度を道路面の勾配と一致させる
ために、下部受け座2と上部受け座4との2つの受け座
を必要とし、コストアップとなり、費用がかさむ問題が
ある。
ので、平坦な道路および傾斜した道路に対して蓋体の上
面を1つの受け座のみで道路と同一面に容易に調節する
ことができる小型マンホールの蓋装置を提供することを
目的とする。
の蓋装置は、環状の受け座と、この環状の受け座の上面
に支持される筒状の蓋受け体と、この蓋受け体の上面開
口部に着脱自在に嵌着される蓋体とを備え、前記蓋受け
体はその下端部に前記環状の受け座の上面に係合される
フランジ部を形成し、前記環状の受け座は前記蓋受け体
を回動自在に支持する上面を傾斜面とし、前記蓋受け体
に形成したフランジ部の下面を前記受け座の上面と同一
角度に傾斜した傾斜面に形成したものである。
け座とこの環状の受け座に支持された蓋受け体とを相対
的に回転させることにより、蓋受け体に嵌着した蓋体の
上面の傾斜角度が変化し、マンホールを設置する時に平
坦な道路または傾斜した道路でも、マンホール蓋体の上
面を道路面に対応した勾配に簡単に調節することがで
き、受け座の上面の傾斜角度α°に対して2倍の角度2
α°の傾斜角度に対応することができる。また、受け座
は一個でよく経済性が高められる。
実施例の構成を図1を参照して説明する。
装置の縦断面図で、図1において、20はコンクリートあ
るいは強度が大きい合成樹脂または鋳物にて成型した環
状の受け座である。この受け座20の上面21は角度α°傾
斜された傾斜面に形成されている。また、この受け座20
の上面21の中央側にはこの上面21と同一角度に傾斜した
環状の嵌合凹部22が形成されている。この受け座20の中
央孔23には例えば、塩化ビニル樹脂製の掃除口管24が遊
挿されるようになっている。
受け体25の上面開口部26の内周には着脱自在に嵌着され
る鋳物製の蓋体27の蓋受け部28が環状に形成されてい
る。この蓋受け体25の下面開口部29には環状のフランジ
部30が外方に向って一体に形成される。そして、このフ
ランジ部30は前記受け座20の上面21の傾斜角度α°に合
せた勾配の傾斜角度α°の傾斜面に形成されている。
成され、かつこの下面31は中央孔23に遊挿される掃除口
管24と直交状態となる。さらに、この掃除口管24の下端
側に下水本管32を接続した塩化ビニル樹脂などにて成型
した合成樹脂製の公共桝33の上方に向って突設した掃除
口34に接続されている。
る。
置して下水本管32を接続し、この公共桝33の掃除口34に
嵌合接着した掃除口管24を道路面36より下方位置に開口
させる。また、この掃除口管24の上面開口部にプラブ35
を着脱自在に嵌着する。そして、砂を掃除口管24から下
まで埋め戻し、さらに、この砂の上面に細石を入れて十
分に締め固める。この細石の水平状の上面に受け座20の
水平状の下面31を載置する。次いで、この受け座20の上
面21に形成した嵌合凹部22にフランジ部30が嵌着されて
いる蓋受け体25と受け座20とを相対的に回動させる。
された蓋受け体25の下部のフランジ部30は嵌合凹部22と
同一角度α°傾斜しているので、図2に示す蓋受け体25
の上面が水平状態から2α°の傾斜角度に対応すること
ができる。このように、水平状の細石の上面に設置した
受け座20と、この受け座20の上面21の嵌合凹部22に支持
される筒状の蓋受け体25とを相対的に回転させることに
より、道路面36の傾斜面に合せたマンホールの蓋体27の
上面の角度を調節した後に、細石をアスファルトの厚み
を残して十分に転圧してアスファルトで道路面36を仕上
げる。
け体25と受け座20により受けるので、掃除口管24と公共
桝33に荷重が全く掛からないので、小型の公共桝を安全
に設置することができる。
れた筒状の蓋受け体の下端のフランジ部は受け座の上面
と同一角度に傾斜しているので、道路の条件によって、
傾斜した道路の場合に、受け座と蓋受け体とを相対的に
回転させて調節することにより、マンホール蓋体の上面
の角度は道路面に合せて水平面から受け座の上面の傾斜
角の2倍の傾斜角度に対応することができ、平坦な道路
面あるいは傾斜した道路面の勾配に一致させるための2
つの環状受け座を設ける必要がなく、蓋受け体を有効に
利用でき、安価に得られる。
置を傾斜した道路に設置した状態を示す縦断面図であ
る。
ンホールの蓋装置の縦断面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 環状の受け座と、この環状の受け座の上
面に支持される筒状の蓋受け体と、この蓋受け体の上面
開口部に着脱自在に嵌着される蓋体とを備え、 前記蓋受け体はその下端部に前記環状の受け座の上面に
係合されるフランジ部を形成し、 前記環状の受け座は前記蓋受け体を回動自在に支持する
上面を傾斜面とし、 前記蓋受け体に形成したフランジ部の下面を前記受け座
の上面と同一角度に傾斜した傾斜面に形成したことを特
徴とする小型マンホールの蓋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32541493A JP3310431B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 小型マンホールの蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32541493A JP3310431B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 小型マンホールの蓋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07180168A true JPH07180168A (ja) | 1995-07-18 |
JP3310431B2 JP3310431B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=18176584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32541493A Expired - Lifetime JP3310431B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 小型マンホールの蓋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310431B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108978723A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-11 | 邓语清 | 用于地下管网检测的井盖结构 |
CN109056824A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 一种方便用于地下管网检测的井盖结构 |
CN109056822A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 用于地下管网检测施工快捷的井盖结构 |
CN109056823A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 一种用于地下管网检测的井盖结构 |
CN109056821A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 地下管网检测的井盖结构 |
CN110374142A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-25 | 辽宁省城乡市政工程集团有限责任公司 | 具有调整机构的道路埋入体 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32541493A patent/JP3310431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108978723A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-11 | 邓语清 | 用于地下管网检测的井盖结构 |
CN109056824A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 一种方便用于地下管网检测的井盖结构 |
CN109056822A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 用于地下管网检测施工快捷的井盖结构 |
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CN109056821A (zh) * | 2018-07-28 | 2018-12-21 | 邓语清 | 地下管网检测的井盖结构 |
CN110374142A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-25 | 辽宁省城乡市政工程集团有限责任公司 | 具有调整机构的道路埋入体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3310431B2 (ja) | 2002-08-05 |
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