JPS6233806Y2 - - Google Patents
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- JPS6233806Y2 JPS6233806Y2 JP8301783U JP8301783U JPS6233806Y2 JP S6233806 Y2 JPS6233806 Y2 JP S6233806Y2 JP 8301783 U JP8301783 U JP 8301783U JP 8301783 U JP8301783 U JP 8301783U JP S6233806 Y2 JPS6233806 Y2 JP S6233806Y2
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排水用会所桝の改良技術に関するも
のである。
のである。
近年の道路の舗装化には目覚ましいものがあ
り、小道までもがアスフアルト舗装される現状に
おいては、大地に対する雨水の浸透が十分に行な
われなくなりつつある。これが降雨時における河
川の急激な増水の要因となるだかりでなく、樹木
や草花等の成育にも重大な影響を及ぼし散水だけ
では追いつかなくて水切れによる植物の立ち枯れ
や成育不良が目立ちはじめている。
り、小道までもがアスフアルト舗装される現状に
おいては、大地に対する雨水の浸透が十分に行な
われなくなりつつある。これが降雨時における河
川の急激な増水の要因となるだかりでなく、樹木
や草花等の成育にも重大な影響を及ぼし散水だけ
では追いつかなくて水切れによる植物の立ち枯れ
や成育不良が目立ちはじめている。
ところで、雨水の排水系は、下水処理の面から
雑排水系とは別の系になつていて、この雨水をそ
のまま河川に流したり合併処理場に流したりして
いる。
雑排水系とは別の系になつていて、この雨水をそ
のまま河川に流したり合併処理場に流したりして
いる。
本考案は、かかる実情を踏まえて成されたもの
であり、雨水排水系と雑排水系の双方に使用でき
るだかりでなく、雨水排水系に用いる場合には、
雨水の一部を自然に近い形で大地に吸収還元させ
ることができる会所桝を提供することを目的とし
ている。
であり、雨水排水系と雑排水系の双方に使用でき
るだかりでなく、雨水排水系に用いる場合には、
雨水の一部を自然に近い形で大地に吸収還元させ
ることができる会所桝を提供することを目的とし
ている。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図は会所桝の縦断面図を示す。この会所桝
は、有底筒状の会所桝本体1と、その上部にボル
ト連結された蛇腹筒3ならびに該蛇腹筒3の上部
にボルト連結された受枠固定用台座4によつて構
成され、前記台座4に金属製の受枠5をボルト連
結し、該受枠5に対して、金属製のマンホール蓋
6を着脱自在に嵌着すべく構成されている。7…
…は各部材の連結用ボルト・ナツトである。
は、有底筒状の会所桝本体1と、その上部にボル
ト連結された蛇腹筒3ならびに該蛇腹筒3の上部
にボルト連結された受枠固定用台座4によつて構
成され、前記台座4に金属製の受枠5をボルト連
結し、該受枠5に対して、金属製のマンホール蓋
6を着脱自在に嵌着すべく構成されている。7…
…は各部材の連結用ボルト・ナツトである。
前記会所桝本体1、高さ調整筒2、台座4は、
塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、繊
維強化プラスチツク等の合成樹脂材の射出成型等
によつて製作されたものである。前記会所桝本体
1の周壁8の上端外周部には環状リブ8aが形成
され、前記周壁8の所定箇所には、周囲を厚肉に
した排水管挿通用の貫通孔9が形成されている。
そして底壁10には、会所桝内の雨水を地中に浸
透させて還元させるための開口11……が形成さ
れている。
塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、繊
維強化プラスチツク等の合成樹脂材の射出成型等
によつて製作されたものである。前記会所桝本体
1の周壁8の上端外周部には環状リブ8aが形成
され、前記周壁8の所定箇所には、周囲を厚肉に
した排水管挿通用の貫通孔9が形成されている。
そして底壁10には、会所桝内の雨水を地中に浸
透させて還元させるための開口11……が形成さ
れている。
前記貫通孔9は、挿通すべき排水管12よりも
やや大径であつて、その内周面には環状凹部13
が形成され、各環状凹部13には、合成ゴム等の
弾性材料よりなる環状のパツキン14が環状凹部
13内面と密接した状態に嵌め込まれている。パ
ツキン14としては、断面が円形、長円形、四角
形のものなど、種々の断面形状のものを使用でき
るが、この実施例では、第2図にその断面を示す
ように、排水管挿通方向下手側(会所桝の内側)
ほど小径になるように傾斜した環状リブaが形成
ささたパツキン14を用いている。これは、排水
管12の挿通を容易ならしめると共に、環状リブ
aが排水管12の外周面とよく密接して高いシー
ル効果が得られるようにしたものである。また、
貫通孔9の内縁部及び外縁部には適度な丸みをつ
け、パツキン14に保持された排水管12が、貫
通孔9の軸芯Pに対してあらゆる方向に傾動し得
るように構成してある。これは、排水管12を貫
通孔9にその軸芯Pに対して傾斜した状態に挿通
でき、もつて、排水勾配の確保、会所桝と排水管
12の位置ずれの吸収等を行なえるようにしたも
のである。
やや大径であつて、その内周面には環状凹部13
が形成され、各環状凹部13には、合成ゴム等の
弾性材料よりなる環状のパツキン14が環状凹部
13内面と密接した状態に嵌め込まれている。パ
ツキン14としては、断面が円形、長円形、四角
形のものなど、種々の断面形状のものを使用でき
るが、この実施例では、第2図にその断面を示す
ように、排水管挿通方向下手側(会所桝の内側)
ほど小径になるように傾斜した環状リブaが形成
ささたパツキン14を用いている。これは、排水
管12の挿通を容易ならしめると共に、環状リブ
aが排水管12の外周面とよく密接して高いシー
ル効果が得られるようにしたものである。また、
貫通孔9の内縁部及び外縁部には適度な丸みをつ
け、パツキン14に保持された排水管12が、貫
通孔9の軸芯Pに対してあらゆる方向に傾動し得
るように構成してある。これは、排水管12を貫
通孔9にその軸芯Pに対して傾斜した状態に挿通
でき、もつて、排水勾配の確保、会所桝と排水管
12の位置ずれの吸収等を行なえるようにしたも
のである。
上記の会所桝本体1は、合成樹脂製であるた
め、軽量で欠けも生じにくく、運搬や取扱いが容
易である。しかも、成型と同時に貫通孔9を形成
するものであるから、現場での孔あけ作業やその
ための工具が一切不要である。
め、軽量で欠けも生じにくく、運搬や取扱いが容
易である。しかも、成型と同時に貫通孔9を形成
するものであるから、現場での孔あけ作業やその
ための工具が一切不要である。
さらに、排水管12をパツキン14に差し込む
だけで排水管8の会所桝本体1に対する接続が完
了するので、直ちにこれらを埋め戻すことがで
き、工期の大幅な短縮が可能である。
だけで排水管8の会所桝本体1に対する接続が完
了するので、直ちにこれらを埋め戻すことがで
き、工期の大幅な短縮が可能である。
また、排水管12を任意の方向に傾斜させて接
続できるから、排水勾配の確保、会所桝と排水管
12の位置ずれの吸収等が容易であり、さらに
は、接続後においても、パツキン14の弾性変形
により会所桝本体1と排水管12のある程度の相
対移動が可能なため、地震や車輌走行の振動等に
起因する接続部の破損やこれによる水洩れの発生
を回避できる。
続できるから、排水勾配の確保、会所桝と排水管
12の位置ずれの吸収等が容易であり、さらに
は、接続後においても、パツキン14の弾性変形
により会所桝本体1と排水管12のある程度の相
対移動が可能なため、地震や車輌走行の振動等に
起因する接続部の破損やこれによる水洩れの発生
を回避できる。
尚、会所桝本体1に設ける貫通孔9の個数は適
宜設定されるべきものであり、例えば、流入用と
流出用の2個だけでもよいが、種々の条件下で使
用できるように、3個以上設けておき、使用しな
い貫通孔9を、当該貫通孔9のパツキン14に密
接する栓体15で閉塞すべく構成する方が望まし
い。
宜設定されるべきものであり、例えば、流入用と
流出用の2個だけでもよいが、種々の条件下で使
用できるように、3個以上設けておき、使用しな
い貫通孔9を、当該貫通孔9のパツキン14に密
接する栓体15で閉塞すべく構成する方が望まし
い。
前述した雨水還元用の開口11……は、第3図
にも示すように、底壁10中央部を中心として放
射状に形成されており、かつ、底壁10の強度が
損われないように、中心から遠いものほど、開口
面積が大きくなつている。そして、前記底壁10
には、前記開口11……の開口面積を変更するた
めの開口面積変更機構Aが設けられている。
にも示すように、底壁10中央部を中心として放
射状に形成されており、かつ、底壁10の強度が
損われないように、中心から遠いものほど、開口
面積が大きくなつている。そして、前記底壁10
には、前記開口11……の開口面積を変更するた
めの開口面積変更機構Aが設けられている。
図示の開口面積変更機構Aは、次のように構成
したものである。即ち、前記周壁8の内径よりも
やや小径の合成樹脂製円板16に、底壁10の開
口11……とほぼ同一パターンの開口17……を
形成すると共に、該円板16を、その中心部を貫
通して底壁10中央部に螺合するビス18によ
り、底壁10の前記ビス18周りで回転自在に取
り付け、前記円板16をビス18周りで回転操作
することにより、前記円板16の開口17……と
底壁10の開口11……がほぼ合致して開口面積
が最大となつた全開状態から、前記開口17…、
11……の位置がずれて、開口面積が零となつた
全閉状態とにわたつて、開口面積を任意に変更で
きるように構成してある。尚、円板16には、前
記ビス18を中心とする円弧状の長孔19とその
近傍部に位置する丸孔20が形成され、長孔19
に通したビス21を底壁10に螺合してある。
したものである。即ち、前記周壁8の内径よりも
やや小径の合成樹脂製円板16に、底壁10の開
口11……とほぼ同一パターンの開口17……を
形成すると共に、該円板16を、その中心部を貫
通して底壁10中央部に螺合するビス18によ
り、底壁10の前記ビス18周りで回転自在に取
り付け、前記円板16をビス18周りで回転操作
することにより、前記円板16の開口17……と
底壁10の開口11……がほぼ合致して開口面積
が最大となつた全開状態から、前記開口17…、
11……の位置がずれて、開口面積が零となつた
全閉状態とにわたつて、開口面積を任意に変更で
きるように構成してある。尚、円板16には、前
記ビス18を中心とする円弧状の長孔19とその
近傍部に位置する丸孔20が形成され、長孔19
に通したビス21を底壁10に螺合してある。
従つて、上記会所桝を雨水の排水系に用いる場
合、会所桝の設置時(好ましくは、穴内に置く前
に)、円板16の回転操作を行なつて、円板16
の開口17……と底壁10の開口11……をラツ
プさせておくことにより、会所桝内の雨水を地中
に浸透させることができる。透水率(開口11…
…から洩れ出る量)は、円板16の回転操作によ
る開口面積の変更によつて任意に調整できる。し
かも、開口面積を零にすることもできるので、会
所桝内の水が系外に洩れ出ることを防ぐ必要があ
る雑排水系に対しても、上記会所桝を使用でき
る。
合、会所桝の設置時(好ましくは、穴内に置く前
に)、円板16の回転操作を行なつて、円板16
の開口17……と底壁10の開口11……をラツ
プさせておくことにより、会所桝内の雨水を地中
に浸透させることができる。透水率(開口11…
…から洩れ出る量)は、円板16の回転操作によ
る開口面積の変更によつて任意に調整できる。し
かも、開口面積を零にすることもできるので、会
所桝内の水が系外に洩れ出ることを防ぐ必要があ
る雑排水系に対しても、上記会所桝を使用でき
る。
また、透水率を適当に設定した状態において、
前記ビス21を締め込むことにより、円板16を
固定することができるが、底壁10の開口11…
…を全閉又は全開にした状態で用いる場合、ある
いは、所望の面積だけ開口させて用いる場合、必
要があれば、前記丸孔20から底壁10にタツピ
ングビス(図示せず)をねじ込んで、前記ビス2
1が緩んでも、円板16の不測な移動を防止でき
るようにしてもよい。
前記ビス21を締め込むことにより、円板16を
固定することができるが、底壁10の開口11…
…を全閉又は全開にした状態で用いる場合、ある
いは、所望の面積だけ開口させて用いる場合、必
要があれば、前記丸孔20から底壁10にタツピ
ングビス(図示せず)をねじ込んで、前記ビス2
1が緩んでも、円板16の不測な移動を防止でき
るようにしてもよい。
尚、図中の22は目の細かい合成樹脂製の網で
あり、開口11……,17……から会所桝本体1
内へ土砂が逆流入するのを防止する役目を果す。
この網22は、円板16と底壁10の間に介装さ
れているが、底壁10の下面側に設けて実施する
ことも可能である。前記開口11……を全閉の状
態とする場合、あるいは、底壁10の接する地面
に砂利等が敷かれて、土砂の流入する虞れがない
場合には、網22を省略することが可能である。
あり、開口11……,17……から会所桝本体1
内へ土砂が逆流入するのを防止する役目を果す。
この網22は、円板16と底壁10の間に介装さ
れているが、底壁10の下面側に設けて実施する
ことも可能である。前記開口11……を全閉の状
態とする場合、あるいは、底壁10の接する地面
に砂利等が敷かれて、土砂の流入する虞れがない
場合には、網22を省略することが可能である。
前記高さ調整筒2は、会所桝本体1の内径にほ
ぼ等しい外径を有し、かつ、会所桝本体1の周壁
8上部側に周方向等間隔に設けられたボルト孔に
対応する上下複数段のボルト孔23……を有して
いる。そして、これらボルト孔の選択により、会
所桝本体1に対する連結位置を変え会所桝本体と
しての高さを粗調整すべく構成してある。
ぼ等しい外径を有し、かつ、会所桝本体1の周壁
8上部側に周方向等間隔に設けられたボルト孔に
対応する上下複数段のボルト孔23……を有して
いる。そして、これらボルト孔の選択により、会
所桝本体1に対する連結位置を変え会所桝本体と
しての高さを粗調整すべく構成してある。
尚、高さ調整筒2のボルト孔23……は、上下
各段において、周方向の位相差をもつ状態に配列
されている。これは、ボルト孔によつて強度が損
われないように配慮したものである。必要があれ
ば、ボルト連結に使わないボルト孔を栓体で閉塞
しておいてもよい。
各段において、周方向の位相差をもつ状態に配列
されている。これは、ボルト孔によつて強度が損
われないように配慮したものである。必要があれ
ば、ボルト連結に使わないボルト孔を栓体で閉塞
しておいてもよい。
前記蛇腹筒3は、軸芯方向への伸縮並びに軸芯
の曲りが自在であり、軟質塩化ビニルや合成ゴム
等の合成樹脂にみにて製作してもよいが、この実
施例では、これらの合成樹脂よりなる蛇腹本体3
aと蛇腹本体3aを保形するために、網状や螺旋
状等として蛇腹本体3aの肉厚内に埋設された金
属製芯材3bとによつて製作し、蛇腹筒3を変形
させた際、その形状が保たれるように構成してあ
る。
の曲りが自在であり、軟質塩化ビニルや合成ゴム
等の合成樹脂にみにて製作してもよいが、この実
施例では、これらの合成樹脂よりなる蛇腹本体3
aと蛇腹本体3aを保形するために、網状や螺旋
状等として蛇腹本体3aの肉厚内に埋設された金
属製芯材3bとによつて製作し、蛇腹筒3を変形
させた際、その形状が保たれるように構成してあ
る。
前記受枠固定用台座4は、筒状部4aとフラン
ジ部4bとから成り、筒状部4aを前記蛇腹筒3
の上端開口に嵌入した状態で、蛇腹筒3にボルト
連結し、フランジ部4bに前記受枠5をボルト連
結すべく構成されている。
ジ部4bとから成り、筒状部4aを前記蛇腹筒3
の上端開口に嵌入した状態で、蛇腹筒3にボルト
連結し、フランジ部4bに前記受枠5をボルト連
結すべく構成されている。
上記の構成によれば、前述した会所桝本体1に
対する高さ調整筒2の連結位置変更によつて、前
記受枠5の高さを上下に大きく変更することがで
き、かつ、蛇腹筒3の軸芯方向への伸縮操作によ
つて、受枠5の高さを微調整することができる。
そして、蛇腹筒3の曲げ操作によつて、受枠5を
任意の方向に傾斜させたり、軸芯に対して垂直な
面内で平行移動させたりすることが可能である。
従つて、地中に埋設される会所桝本体1の深さ
が、設置場所によつて異なるような場合でも、あ
るいは、施工ミス、施工誤差によつて、設計より
も深く又は浅く埋設されたり、会所桝本体1の中
心が所定位置からずれたり、傾いた状態に埋設さ
れても、また会所桝本体1が鉛直に埋設され、そ
の周囲の地面が傾斜しているような場合であつて
も、蛇腹筒3の姿勢変更によつて、容易にこれに
対拠できる。
対する高さ調整筒2の連結位置変更によつて、前
記受枠5の高さを上下に大きく変更することがで
き、かつ、蛇腹筒3の軸芯方向への伸縮操作によ
つて、受枠5の高さを微調整することができる。
そして、蛇腹筒3の曲げ操作によつて、受枠5を
任意の方向に傾斜させたり、軸芯に対して垂直な
面内で平行移動させたりすることが可能である。
従つて、地中に埋設される会所桝本体1の深さ
が、設置場所によつて異なるような場合でも、あ
るいは、施工ミス、施工誤差によつて、設計より
も深く又は浅く埋設されたり、会所桝本体1の中
心が所定位置からずれたり、傾いた状態に埋設さ
れても、また会所桝本体1が鉛直に埋設され、そ
の周囲の地面が傾斜しているような場合であつて
も、蛇腹筒3の姿勢変更によつて、容易にこれに
対拠できる。
以下、変形実施例を列挙する。
開口面積変更機構Aが、底壁10に形成され
た複数個の開口11……と、これらのうち任意
の開口11……を閉塞できるようにした複数個
の栓体とから成る構成。
た複数個の開口11……と、これらのうち任意
の開口11……を閉塞できるようにした複数個
の栓体とから成る構成。
雨水還元用の開口11……を排水管12より
も下方の周壁8に設けて、これら開口11……
のうち、任意のものを栓体で閉塞できるように
するか、前記円板16に相当する部材を円筒状
にして、周壁8に沿つて回転させるようにした
構成。
も下方の周壁8に設けて、これら開口11……
のうち、任意のものを栓体で閉塞できるように
するか、前記円板16に相当する部材を円筒状
にして、周壁8に沿つて回転させるようにした
構成。
高さ調整筒2を省略して、会所桝本体1に蛇
腹筒3を直接連結する構成。
腹筒3を直接連結する構成。
第4図イに示すように、蛇腹筒3を上部側ほ
ど小径のテーパ状とする構成。このような構成
とすれば、会所桝容量を所定通りにしながら
も、前述した受枠5やマンホール蓋6を小型、
軽量化することができる。
ど小径のテーパ状とする構成。このような構成
とすれば、会所桝容量を所定通りにしながら
も、前述した受枠5やマンホール蓋6を小型、
軽量化することができる。
第4図ロに示すように、蛇腹筒3を上部側ほ
ど大径のテーパ状とする構成。この場合には、
マンホール蓋6の上部にかかる荷重を、蛇腹筒
3で分散して地盤に受けさせることができる。
ど大径のテーパ状とする構成。この場合には、
マンホール蓋6の上部にかかる荷重を、蛇腹筒
3で分散して地盤に受けさせることができる。
第4図ハに示すように、蛇腹筒3を角形にす
る構成。これは、会所桝本体1やマンホール蓋
6が角形である場合に用いられるものである。
図示しないが、受枠固定台座4は蛇腹筒3と同
様に角形のものが使用される。
る構成。これは、会所桝本体1やマンホール蓋
6が角形である場合に用いられるものである。
図示しないが、受枠固定台座4は蛇腹筒3と同
様に角形のものが使用される。
第4図ニに示すように、蛇腹筒3の上部と下
部の開口形状を異ならしめる構成。具体的に
は、蛇腹筒3の上部側開口を角形と成し、下部
側開口を丸形と成したものである。このように
すれば、会所桝本体1として丸形のものを用い
ながらも、マンホール蓋6として角形のものを
用いることができる。勿論、上下の形状を逆に
するもよい。
部の開口形状を異ならしめる構成。具体的に
は、蛇腹筒3の上部側開口を角形と成し、下部
側開口を丸形と成したものである。このように
すれば、会所桝本体1として丸形のものを用い
ながらも、マンホール蓋6として角形のものを
用いることができる。勿論、上下の形状を逆に
するもよい。
前記受枠固定用台座4を金属製とした構成。
以上説明したように本考案による会所桝は、有
底筒状会所桝本体の排水管接続部よりも底部側
に、会所桝本体内の雨水を地中に浸透させるため
の開口を形成すると共に、該開口の開口面積を変
更するための開口面積変更機構を設けた点に特徴
を有している。
底筒状会所桝本体の排水管接続部よりも底部側
に、会所桝本体内の雨水を地中に浸透させるため
の開口を形成すると共に、該開口の開口面積を変
更するための開口面積変更機構を設けた点に特徴
を有している。
かかる特徴構成によれば、雨水の一部をその降
水地域内の大地に自然に近い形で還元できるよう
になり、しかもその還元量つまり会所桝から大地
への透水量の設定が可能であるから、雨水排水系
の上流側では透水量を絞つて、雨水排水系として
必要な流量を確保し、流量の多い下流側では透水
量を大にして排水管の径を可及的に小さくするこ
とが可能であり、また、砂レキ層の地域において
は透水量を小にするといつたように土質に応じた
設定が可能である。しかも、透水量を零に設定す
ることによつて、この会所桝本体を雑排水系に転
用することも可能であり、汎用性があるため、量
産によるコストダウンが可能である。
水地域内の大地に自然に近い形で還元できるよう
になり、しかもその還元量つまり会所桝から大地
への透水量の設定が可能であるから、雨水排水系
の上流側では透水量を絞つて、雨水排水系として
必要な流量を確保し、流量の多い下流側では透水
量を大にして排水管の径を可及的に小さくするこ
とが可能であり、また、砂レキ層の地域において
は透水量を小にするといつたように土質に応じた
設定が可能である。しかも、透水量を零に設定す
ることによつて、この会所桝本体を雑排水系に転
用することも可能であり、汎用性があるため、量
産によるコストダウンが可能である。
図面は本考案の会所桝の実施例を示し、第1図
は会所桝全体の縦断面図、第2図はパツキンの断
面図、第3図は開口面積変更機構の平面図、第4
図イ,ロ,ハ,ニは夫々蛇腹筒の変形例を示す斜
視である。 A……開口面積変更機構、1……会所桝本体、
10……底壁、11,17……開口、16……円
板。
は会所桝全体の縦断面図、第2図はパツキンの断
面図、第3図は開口面積変更機構の平面図、第4
図イ,ロ,ハ,ニは夫々蛇腹筒の変形例を示す斜
視である。 A……開口面積変更機構、1……会所桝本体、
10……底壁、11,17……開口、16……円
板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 有底筒状会所桝本体の排水管接続部よりも底
部側に、会所桝本体内の雨水を地中に浸透させ
るための開口を形成すると共に、該開口の開口
面積を変更するための開口面積変更機構を設け
てあることを特徴とする会所桝。 前記開口面積変更機構が、会所桝本体の底壁
に形成された開口と同一パターンの開口を形成
した回転円板から成ることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第項に記載の会所桝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301783U JPS59188578U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 会所桝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301783U JPS59188578U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 会所桝 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188578U JPS59188578U (ja) | 1984-12-14 |
JPS6233806Y2 true JPS6233806Y2 (ja) | 1987-08-29 |
Family
ID=30212977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301783U Granted JPS59188578U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 会所桝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188578U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6290542B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2018-03-07 | 積水化学工業株式会社 | 雨水貯留浸透施設 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8301783U patent/JPS59188578U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59188578U (ja) | 1984-12-14 |
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