JP2977788B2 - コンバインの乾田・湿田用操向制御装置 - Google Patents

コンバインの乾田・湿田用操向制御装置

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JP2977788B2
JP2977788B2 JP10004035A JP403598A JP2977788B2 JP 2977788 B2 JP2977788 B2 JP 2977788B2 JP 10004035 A JP10004035 A JP 10004035A JP 403598 A JP403598 A JP 403598A JP 2977788 B2 JP2977788 B2 JP 2977788B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクローラ式走行装置
を備えたコンバインの操向制御装置に係り、詳しくは、
操向操作時における旋回内側の走行装置の駆動形態を種
々に変更できるように構成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインの操向制御装
置としては、例えば、実開昭62−187324号公報
に示されているように、操向操作時には旋回内側のクロ
ーラ式走行装置に対する駆動力の伝動を遮断しての片駆
動旋回(クラッチターン)、あるいは、制動状態にして
の制動旋回(ブレーキターン)を設定可能としたものが
存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンバインの収穫作業
は、実際に稲、麦を刈取る時間に対して、刈取りを行わ
ない方向転換をしている時間の割合が多く、その方向転
換では前進と後進との繰返しによるスイッチバックター
ンが大半である。又、湿田での収穫作業から乾田での収
穫作業迄、路面条件が多様であるという特質がある。以
上の特質に対して、従来のクラッチ・ブレーキターンで
は、圃場の土質によってはクローラがスリップして旋回
半径が大きくなり、条合わせ操作が難しくなるとか、制
動ロックされて停止したクローラのスリップによってラ
グが土を削り、圃場を荒らして刈取作業を難しくしてし
まうことがある。又、旋回内側のクローラには駆動力が
ないため、駆動側である旋回外側のクローラだけがスリ
ップし、湿田土壌での旋回性が悪いという問題もあり、
前述したコンバインの収穫作業の特質に十分対応し難い
点で改善の余地が残されているものであった。本発明の
目的は、上記の問題点を解決してコンバインの収穫作業
の特質に十分対応できる新しい操向制御装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車体に脱穀装置を搭載し、車体の前端側に
刈取前処理部を昇降自在に連結し、左右一対の駆動輪体
に対する伝達動力を各別に断続又は増減して機体操向を
行うように構成されたクローラ式走行装置を備え、エン
ジン側からの伝達動力が入力されるミッションを内装し
た単一の伝動ケース内に、前記左右の駆動輪体に対する
伝達動力をその回転方向を変えずに等速で両側のクロー
ラ式走行装置に伝動する正転等速駆動機構と、前記左右
の駆動輪体に対する伝達動力をその回転方向を変えずに
減速して旋回内側のクローラ式走行装置に伝動する正転
減速機構と、伝達動力をその回転方向を逆方向に変換し
て旋回内側のクローラ式走行装置に伝動する逆転伝動機
構とを備えるとともに、前記正転減速機構と前記逆転伝
動機構とを択一選択して作動態勢に切換る旋回モード切
換手段を備え、さらに、左右のクローラ式走行装置の伝
動系に対する前記旋回モード切換手段によって作動態勢
に切り換えられた機構側からの出力の伝達を断って、左
右のクローラ式走行装置の両方の伝動系に前記正転等速
駆動機構側からの出力を伝達する直進走行状態と、左右
のクローラ式走行装置のうちの一方のクローラ式走行装
置の伝動系に正転等速駆動機構側からの出力を伝達し、
他方のクローラ式走行装置の伝動系に前記旋回モード切
換手段によって作動態勢に切り換えられた機構側からの
出力が伝達される旋回走行状態とに、左右のクローラ式
走行装置に対する伝動形態を切換る操向方向選択伝動手
段を備えている点にある。
【0005】〔作用〕 上記の特徴構成によれば、正転減速機構を選択して旋回
内側のクローラ式走行装置を減速駆動すると、走行場所
が舗装路であっても泥土状の圃場であってもその旋回内
側のクローラ式走行装置を強制的に一定速度で駆動でき
るから、例えば、一般的な圃場ではクローラ式走行装置
のラグ跡が残るだけで、クラッチ・ブレーキターンの如
くラグが土を削って圃場を荒らすことが少なくなる。湿
田ではスリップがないので圃場を荒らし難いとともに、
一回の切返しで旋回が可能で、クラッチ・ブレーキター
ンのように、前進・後進のときにスリップして圃場を荒
らしたり、何回も切返しを行って旋回をするという不都
合がなくなる。そして、逆転伝動機構を選択して旋回内
側のクローラ式走行装置を逆転駆動すると、理論上旋回
半径が零であるその場旋回(超信地旋回)が行えるよう
になる。故に、例えば、乾田圃場においては、従来のク
ラッチ・ブレーキターンでは大きく前進・後進を繰り返
して次の刈取るべき条に機体を合せること、即ち条合せ
をしなければならず条合せが困難であるとともに、旋回
には広いスペースを必要として作業能率も悪くなるが、
逆転駆動による小回り旋回で条合せも楽に行え、作業ロ
スも少なくすることができる。そして、上記のように圃
場を荒らすことが少ない正転減速機構を選択した正転減
速旋回と、最小半径での小回りが可能な前記逆転機構を
選択した超信地旋回との、何れの旋回モードでの旋回を
行うかの切換は、単一の伝動ケース内に配設されている
正転減速機構と逆転機構とのいずれかを、背反的に択一
選択可能な旋回モード切換手段で、二者択一の簡単な操
作で選択することができる。このような旋回モードの選
択は、湿田では旋回跡を荒らさず機体の沈み込みが少な
い正転減速旋回、乾田では旋回効率のよい逆転旋回と、
圃場条件や作業目的に合わせて、正転減速旋回が適して
いるか、超信地旋回が適しているかを判断し、旋回開始
時点であるか直進走行中であるかを問わず、予め、背反
的に選択切換しておくことができるので、実際に旋回走
行の開始時点では、操向方向選択伝動手段の操作によっ
て、旋回方向が右であるか左であるかの選択操作を行う
だけで良く、その操作も簡便なもので済む。しかして、
従来の技術範疇で上記特徴構成を具現化させるには、左
右の走行装置夫々に対して各別に油圧モータ(静油圧式
無段変速装置)を備えた伝動系の採用等、構造が複雑に
なるとともにコスト高となる問題点を有し、更なる改善
の余地がある。
【0006】〔発明の効果〕 ミッションを内装する単一の伝動ケース内に、正転等速
駆動機構とともに、正転減速機構と逆転機構を内蔵せし
めて、この正転減速機構と逆転機構を、圃場条件等に応
じていずれか一方を旋回モード切換手段で選択し、その
正転減速機構と逆転機構の出力側で、直進から右または
左の旋回方向の選択切換を行うことができる操向方向選
択伝動手段を備えた構成としたことにより、前記したコ
ンバインの収穫作業の特徴に良く対応した旋回操作を行
える。つまり、圃場条件や作業目的に合わせて、正転減
速旋回か逆転旋回かのいずれの旋回モードで旋回するか
を、背反的に択一選択できる旋回モード切換手段で選択
しておけば、その後の作業走行中には、前記正転減速機
構と逆転機構との出力側において、正転等速駆動機構に
よる直進走行状態から、操向方向選択伝動手段を用いて
右または左の旋回方向を選択するだけの簡単な操作で、
前記の選択した旋回モードでの旋回を行うことができ、
操作の単純化により高齢者や婦女子にも扱い易く、作業
能率が高く、圃場を荒さず、旋回操作の容易なコンバイ
ンを実現した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0008】図8に示すように、左右一対のクローラ式
走行装置1,1を備えた車体2に脱穀装置3を搭載し、
又、車体2の前端に刈取前処理部4を昇降自在に連結
し、更に、この刈取前処理部4の右側に位置する車体前
部に運転部Aを形成して、作業車の一例としてのコンバ
インが構成されている。同図に示す如く、走行装置位置
は駆動スプロケット1a、多数の遊転輪1b、クローラ
ベルト1cの夫々で成り、又、駆動スプロケット1aは
車体の左右中央に配置されたミッションMからの動力が
伝えられるよう伝動系が形成されている。
【0009】図1に示すように、ミッションMの伝動ケ
ース5にはエンジン(図示せず)からの動力が入力プー
リ6を介して伝えられる入力軸7、この入力軸7に外嵌
した出力ギヤ8からの動力が、その軸に外嵌したシフト
ギヤ9を介して伝えられるシフタ軸10、シフタ軸10
のシフトギヤ9からの動力が、その軸に外嵌した3つの
ギヤ11のいずれかに伝えられる中間軸12、この中間
軸12からの動力が各々伝えられると共に、各々入力ギ
ヤG1,G2,G3,Gbを有する変速用クラッチB
1,B2,B3,Bbが外嵌された第1,第2変速軸1
3,14の夫々を備えており、それら軸によって主変速
系が構成されている。
【0010】ミッションMには、主変速系からの回転動
力をその回転方向を変えずに減速して伝動する正転減速
機構Dと、回転方向を逆方向に変換して伝動する逆転伝
動機構Eとが組み込まれているとともに、左右のクロー
ラ式走行装置1,1のうちの一方に制動力を作用可能な
油圧ブレーキ29を設けてある。そして正転減速状態、
逆転伝動状態のいずれかの状態で左右のクローラ式走行
装置1,1のうちの一方に伝える、あるいは、一方のク
ローラ式走行装置1に制動力を作用させるよう、正転減
速機構D、逆転伝動機構E、及び油圧ブレーキ29のう
ちの1つを択一的に選択して切換可能な旋回モード切換
手段を設けた走行制御装置が備えられている。
【0011】即ち、走行制御装置は、伝動ケース5の中
央位置から下方に亘って順次配置された第1軸15、第
2軸16、操向クラッチ軸17、及び、前記第1、第2
変速軸13,14夫々に設けられた出力ギヤ13a,1
4aからの動力が伝えられるよう第1軸15に外嵌した
入力ギヤ18、第1軸15と第2軸16とに設けたスプ
ロケット19,20にチェーンで成る無端回動帯21を
巻回して成る伝動系、第1軸15と第2軸16とに設け
たスプロケット19,20にチェーンで成る無端回動帯
21を巻回して成る伝動系、第1軸15と第2軸16と
に設けたギヤ22a,22bを有するギヤ伝動機構22
で成る伝動系、これら2つの伝動系夫々に介装された油
圧クラッチ23,24、操向クラッチ軸17の中央に遊
転支承され、第1軸15の入力ギヤ18に咬合するクラ
ッチギヤ25、このクラッチギヤ25の左右位置の操向
クラッチ軸17に外嵌されたクラッチスリーブ26,2
6、第2軸16からの動力を夫々のクラッチスリーブ2
6,26の外側位置に伝える2組のギヤ連動部27,2
7、クラッチスリーブ26,26を操作するシフトフォ
ーク28,28、第2軸16に制動力を作用させる油圧
ブレーキ29各々を備えて構成されている。
【0012】又、伝動ケース5の下端部にはクローラ式
走行装置1,1夫々の駆動スプロケット1a,1aに連
結する駆動軸30,30が支承されるとともに、この駆
動軸30,30の内端部にはクラッチスリーブ26,2
6のギヤ部と咬合するギヤ31,31が備えられてい
る。そして、操向操作を行う場合には後述する油圧系の
操作によって前記2つの油圧クラッチ23,24あるい
は油圧ブレーキ29のうちの1つを選択するとともに、
左右のシフトフォーク28,28のうちの一方を操作す
ることで、クラッチスリーブ26は図1では左側に示さ
れるもののように、ギヤ連動部27を介して第2軸16
と連結状態に達し、この側のクローラ式走行装置1に対
しては、減速状態の動力が伝えられる、あるいは、逆転
状態の動力が伝えられる、あるいは、制動力が作用する
ようになっている。
【0013】尚、前記クラッチギヤ25とそのクラッチ
ギヤ25に動力を伝える変速機構が正転等速駆動機構を
構成し、かつ、前記クラッチギヤ25、クラッチスリー
ブ26,26、ギヤ連動部27,27夫々を併せて操向
クラッチC,Cと称し、この操向クラッチC,Cを含ん
で、その前後の前記正転減速機構Dと前記逆転伝動機構
Eとの出力を受ける第2軸16、並びに、前記操向クラ
ッチC,Cの出力部となるクラッチスリーブ26のギヤ
部と咬合するギヤ31等で構成される伝動系により、前
記作動態勢に切り換えられた機構DまたはEからの出力
を旋回内側のクローラ式走行装置1の伝動系に伝達する
操向方向選択伝動手段を構成している。
【0014】前記のように入力プーリ6を介して入力軸
7に伝えられた動力は油圧ポンプ32を駆動するととも
に、2つの軸33,34を介して、刈取前処理部4に動
力を伝えるための出力プーリ35を駆動し、又、4つの
変速用クラッチB1,B2,B3,Bbは前進3速、及
び、後進1速の変速を行い、第1変速軸13には機械式
の駐車ブレーキ36が設けられている。又、この伝動ケ
ース5の内部の伝動系は図2に示す如く、前後方向での
ギヤの重複配置によって、上下方向の寸法の縮少を図っ
てあり、又、図3に示すように、走行制御装置の組立て
を楽に行えるよう、伝動ケース5の左右側部に開口が形
成され、かつ、この開口を閉じるための蓋体5a,5a
が備えられている。
【0015】図3に示すように、シフトフォーク28,
28の操作軸28a,28a夫々の伝動ケース5の外端
部には操作アーム37,37が取付けられ、又、これら
の操作アーム37,37を操作するためのピストン3
8,38を収めたケース39が伝動ケース5の前面に取
付けられ、このピストン38,38及び前記4つの変速
用クラッチB1,B2,B3,Bb、2つの油圧クラッ
チ23,24、油圧ブレーキ29を制御するための系は
図4の如く表わされる。つまり、油圧ポンプ32からの
作動油は変速制御弁40を介して変速用クラッチB1,
B2,B3,Bb夫々に供給され、かつ、同様に、操向
制御弁41を介して前記ピストン38,38に供給さ
れ、又、38,38を収めるシリンダ38a,38aか
らの作動油が操向モード切換弁〔旋回モード切換手段に
相当〕42を介して2つの油圧クラッチ23,24及び
油圧ブレーキ29に供給される。尚、変速制御弁40は
伝動ケース5の側部に、操向制御弁41はロータリ型に
構成されてケース39に夫々備えられ、操向モード切換
弁42は蓋体5aに備えられ、変速制御弁40は運転部
Aに設けた変速レバー43と連係し、又、運転部Aに設
けた操向レバー44の左右操作で操向制御弁41を操作
し、操向レバー44のレバー軸芯に沿うシフト操作で操
向モード切換弁42を操作するよう夫々が連係されてい
る。
【0016】又、操向制御弁41は、図5乃至図7に示
す弁本体41aに油圧ポンプ32からの圧油が供給され
る第1環状溝45、円弧状に形成された2つの円弧状溝
46,46、これら円弧状溝46,46に挟まれた位置
に屈曲状態で形成された第2環状溝47、排油溝48と
連通する状態で形成された第3環状溝49夫々を、その
外面に有し、又、2つの円弧状溝46,46は第1環状
溝45と油路孔50を介して連通している。
【0017】第2環状溝47と図6に示す操作位置での
排油溝48とは油路孔51を介して排油系に連通し、弁
本体41aの回動操作によって2つの円弧状溝46,4
6のうちの一方からの圧油がいずれか一方のシリンダ部
38a,38aに供給されるよう油路51,52が形成
され、シリンダ部38a,38aの壁部から引き出され
た油路53が前述のように、操向モード切換弁42に供
給され、この油路53から分岐した油路54が第3環状
溝49と連通している。そして、操向操作時には弁本体
41aの回動操作によっていずれか一方のピストン38
が動作した後、弁本体41aを更に回動操作することで
排油溝48から流れ出す作動油の量が徐々に抑制される
結果、前記2つの油圧クラッチ23,24あるいは油圧
ブレーキ29に対する作動油圧が徐々に上昇して円滑に
操向動作を行えるようになっているのである。尚、図1
に示す如くピストン38,38がストロークエンドまで
動作しても、クラッチスリーブ26,26は外側に位置
するベアリング等と接触しないよう動作ストロークが設
定されている。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝動ケースの断面図
【図2】伝動ケース内の伝動系を表わす側面図
【図3】操向操作系を表わす正面図
【図4】油圧回路図
【図5】ピストンに対する油路を表わす概略図
【図6】操向制御弁を表わす側面図
【図7】排油溝等を表わす断面図
【図8】コンバイン前部の側面図
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置 1a 駆動輪体 2 車体 3 脱穀装置 4 刈取前処理部 5 伝動ケース 42 旋回モード切換手段 C 走行クラッチ D 正転減速駆動機構 E 逆転伝動機構 M ミッション

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(2) に脱穀装置(3) を搭載
    し、車体(2) の前端側に刈取前処理部(4) を昇降
    自在に連結し、左右一対の駆動輪体(1a),(1a)
    に対する伝達動力を各別に断続又は増減して機体操向
    を行うように構成されたクローラ式走行装置(1) を
    備え、 エンジン側からの伝達動力が入力されるミッション
    (M)を内装した単一の伝動ケース(5)内に、前記左
    右の駆動輪体(1a),(1a)に対する伝達動力をそ
    の回転方向を変えずに等速で両側のクローラ式走行装置
    に伝動する正転等速駆動機構と、前記左右の駆動輪体
    (1a),(1a)に対する伝達動力をその回転方向を
    変えずに減速して旋回内側のクローラ式走行装置(1)
    に伝動する正転減速機構(D)と、伝達動力をその回転
    方向を逆方向に変換して旋回内側のクローラ式走行装置
    (1)に伝動する逆転伝動機構(E)とを備えるととも
    に、 前記正転減速機構(D)と前記逆転伝動機構(E)とを
    択一選択して作動態勢に切換る旋回モード切換手段(4
    2)を備え、 さらに、左右のクローラ式走行装置(1)の伝動系に対
    する前記旋回モード切換手段(42)によって作動態勢
    に切り換えられた機構(DまたはE)側からの出力の伝
    達を断って、左右のクローラ式走行装置(1)の両方の
    伝動系に前記正転等速駆動機構側からの出力を伝達する
    直進走行状態と、左右のクローラ式走行装置(1)のう
    ちの一方のクローラ式走行装置(1)の伝動系に正転等
    速駆動機構側からの出力を伝達し、他方のクローラ式走
    行装置(1)の伝動系に前記旋回モード切換手段(4
    2)によって作動態勢に切り換えられた機構(Dまたは
    E)側からの出力が伝達される旋回走行状態とに、左右
    のクローラ式走行装置(1)に対する伝動形態を切換る
    操向方向選択伝動手段を備えているコンバインの乾田・
    湿田用操向制御装置。
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