JP2976416B2 - バーコード印刷装置 - Google Patents

バーコード印刷装置

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JP2976416B2
JP2976416B2 JP12823492A JP12823492A JP2976416B2 JP 2976416 B2 JP2976416 B2 JP 2976416B2 JP 12823492 A JP12823492 A JP 12823492A JP 12823492 A JP12823492 A JP 12823492A JP 2976416 B2 JP2976416 B2 JP 2976416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード印刷装置に
関し、特に入力された文字やバーコードを同時に印刷す
るときに、文字列を横書き方向に又は縦書き方向に印刷
するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多種多様の物品の各々には、一般
的に商品コードであるバーコードが印刷されている。こ
のバーコードとして、特に日本においては、JAN(Ja
pan Article Number)がソースマーキングとして一般に
普及している。ところで、このバーコードは、通常、ド
ット印字素子からなるドット印字方式による専用の印刷
装置で印刷するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
OA機器の普及に伴ってMT(磁気テープ)やフロッピ
ィーディスクなどの磁気媒体、或いは例えば図書館にお
ける大量の図書をコンピュータを用いて管理することが
要求されている。その為に、前記バーコード印刷装置に
より印刷したバーコードをこれら磁気媒体や図書の各々
に貼付することは可能であり、これらのバーコードをコ
ンピュータに接続したバーコード読取り器で読取ること
ができる。しかし、このバーコード印刷装置はバーコー
ドだけしか印刷できないので、これら磁気媒体や図書に
ついて人間が認識できる文字列を同時に記載する場合が
多いにもかかわらず、これら文字列を他の印字装置によ
り別途印字しなければならないこと、これによりバーコ
ード利用が制約されること、などの問題がある。従っ
て、バーコードの印刷に加えてそのバーコードに関連す
る文字列を同時に印字でき、しかもこれら文字列をバー
コードのバーの配列方向やバーの配列方向と直交方向に
向けた任意の向きに印刷できるようなバーコード印刷装
置が望まれている。
【0004】本発明の目的は、バーコードと所望の文字
列とを任意の印刷位置に同時に印刷でき、しかも文字列
の印刷方向を横書き方向に又は縦書き方向に印刷できる
ようなバーコード印刷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する為
に、請求項1に係るバーコード印刷装置は、図1の機能
ブロック図に示すように、複数のドット状の印字素子か
らなる印字ヘッドを備えた印刷手段により、バーコード
を印刷可能なバーコード印刷装置であって、文字や記号
及び種々の指令を入力可能な入力手段と、入力手段から
入力される、文字や記号のデータと、バーコードのデー
タとを記憶する入力データ記憶手段と、文字や記号を、
横書き方向に印刷する第1モードと、縦書き方向に印刷
する第2モードとを、択一的に設定する為のモード設定
手段と、入力データ記憶手段から読出したデータのう
ち、バーコードのデータはバーコードのバーが横書き方
向に並ぶような印刷用ドットパターンデータに変換し、
また文字や記号のデータはモード設定手段で設定された
方向に向くような印刷用ドットパターンデータに変換す
るデータ変換手段とを備えたものである。
【0006】請求項2に係るバーコード印刷装置は、請
求項1の装置において、前記印字手段が、サーマル印字
ヘッドを備え、テープ状の印刷媒体をその長さ方向へ送
りながら印刷するテープ印刷手段で構成されたものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1に係るバーコード印刷装置において
は、入力手段から入力される、文字や記号のデータと、
バーコードのデータとは入力データ記憶手段に記憶され
る。一方、文字や記号を、横書き方向に印刷する第1モ
ードと、縦書き方向に印刷する第2モードとは、モード
設定手段で択一的に設定される。そして、この入力デー
タ記憶手段から読出されたデータのうち、バーコードの
データは、データ変換手段によりバーコードのバーが横
書き方向に並ぶような印刷用ドットパターンデータに変
換され、また文字や記号のデータは、データ変換手段に
よりモード設定手段で設定された方向に向くような印刷
用ドットパターンデータに変換される。その結果、この
印刷用ドットパターンデータは、複数のドット状の印字
素子からなる印字ヘッドを備えた印刷手段により印刷さ
れるので、入力順序通りの文字や記号とバーコードとが
混在して印刷されるとともに、文字や記号に関しては設
定された第1又は第2モードに応じた向きに印刷され
る。
【0008】請求項2に係るバーコード印刷装置におい
ては、前記請求項1と略同様に作用するのに加えて、前
記印刷手段はテープ印刷手段であり、テープ状の印刷媒
体をその長さ方向に送りながら、文字やバーコードが混
在して印刷されるとともに、文字や記号に関しては設定
された第1又は第2モードに応じた向きに印刷される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、漢字やひらがなやカタカナ及び
アルファベット文字などの多数のキャラクタ及びバーコ
ードを印字用テープに印字可能なテープ印字装置に本発
明を適用した場合のものである。図2に示すように、テ
ープ印字装置1の本体フレーム2の前部にはキーボード
3が配設され、キーボード3の後方で本体フレーム2内
には印字機構PMが配設され、またキーボード3の後方
には文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ22が設
けられている。キーボード3には、アルファベットやひ
らがなやカタカナを入力する為の文字キー、数字キー、
記号キー、リターンキー、ディスプレイ22上のカーソ
ルKを左右方向に夫々移動させる為のカーソル移動キ
ー、無変換キー、変換キー、カーソル表示位置の1桁左
側の文字や記号を消去するバックスペースキー、印字す
る文字のサイズを設定するサイズキー、バーコードのデ
ータを入力する為のバーコードキー、印字を指令する印
字キー、バーコードデータをテキストメモリ41に格納
する実行キー、印字用テープ5をテープ送りする為のテ
ープ送りキー、電源をON・OFFする為の電源キーな
どが設けられている。
【0010】次に、図3に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。印字用テープ
5とインクリボン7とが重なる位置には、サーマルヘッ
ド13が立設され、これら印字用テープ5とインクリボ
ン7とをサーマルヘッド13に押圧するプラテンローラ
14と、印字用テープ5と両面テープ10とを接合ロー
ラ12に押圧する送りローラ15とは支持体16に回転
可能に枢支されている。このサーマルヘッド13には、
128個の発熱素子からなる発熱素子群が上下方向に列
設されている。
【0011】従って、テープ送りモータ24(図4参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2─106555号
公報を参照。尚、この印字機構PMには、送りローラ1
5から送り出された印字用テープ5を切断する切断機構
(図示略)が設けられている。
【0012】次に、テープ印字装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表示データを
出力する為のビデオRAM23aを有するディスプレイ
コントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13
を駆動する為の駆動回路25と、テープ送りモータ24
を駆動する為の駆動回路26と、警告用ブザー20の為
の駆動回路21とは制御装置Cの入出力インターフェー
ス27に夫々接続されている。制御装置Cは、CPU2
9と、このCPU29にデータバスなどのバス28を介
して接続された入出力インターフェース27、CGRO
M30、ROM31・32及びRAM40とから構成さ
れている。
【0013】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリ)31に
は、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各々
に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ
(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明朝
系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。
【0014】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータからドットデー
タに変換処理して印字バッファ46に展開するイメージ
展開処理制御プログラム、印字バッファ46のデータを
順次読出してサーマルヘッド13やテープ送りモータ2
4を駆動する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述
のテープ印字制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。尚、前記テープ印字制御には、テキストメモリ41
に格納された13桁の数字からなるデータキャラクタの
データに基いて、バーコードのデータに変換するバーコ
ードデータ変換処理制御のサブルーチンが格納されてい
る。
【0015】このバーコードデータ変換処理制御におい
ては、JAN(Japan Article Number)の規格に基い
て、データキャラクタ(11桁数字)とモジュラチェッ
クキャラクタ(1桁数字)とを含む13個の数字のデー
タから標準バージョンのバーコードのデータに変換され
る。即ち、バーコードのデータは、レフトガードバーに
ついて3モジュール、左側の6個のデータキャラクタと
して42モジュール、センターバーとして5モジュー
ル、右側の5個のデータキャラクタとして35モジュー
ル、1個のモジュラチェックキャラクタとして7モジュ
ール、ライトガードバーについて3モジュールなどに変
換される。
【0016】RAM40のテキストメモリ41には、キ
ーボード3から入力された文書データやバーコードデー
タが格納される。テキストポインタ(この内容をポイン
タ値TPとする)42には、テキストメモリ41の1つ
のアドレスが格納される。表示ポインタ(この内容を表
示ポインタ値DPとする)43には、ディスプレイ22
に表示される所定数の文字列のうち、左端位置に表示さ
れる文字に対応するテキストメモリ41の1つのアドレ
スが格納される。文字サイズメモリ44には、設定され
た印字に用いるサイズのデータが格納される。バーコー
ドバッファ45には、バーコードを印字する為に13桁
の数字からなるデータキャラクタのデータが格納され
る。印字バッファ46には、文字や記号の印字データや
バーコードの為の印字データが格納される。印字ポイン
タ(この内容を印字ポインタ値PPとする)47には、
印字するコードデータを読出す為にテキストメモリ41
の1つのアドレスが格納される。フラグメモリ48に
は、印字文字の方向として「縦書き方向」が設定された
ときにセットされ、「横書き方向」が設定されたときに
リセットされる印字方向フラグDFのフラグデータが格
納される。
【0017】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図5〜図
8のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号S
i(i=10、11、12・・・・)は各ステップであ
る。電源キーにより電源が投入されると図5に示す主制
御が開始され、各メモリ41〜47をクリアするなどの
初期設定が実行され(S10)、文字キーやスペースキ
ーなどの印字可能キーが操作されたときには(S11・
S12:Yes)、そのキーに対応するコードデータが
テキストメモリ41に格納され(S13)、表示処理制
御が実行され(S16)、S11に戻る。例えば、文字
「A」、「B」、「C」が入力されたときには、図9に
示すように文字「ABC」のコードデータがテキストメ
モリ41に順次格納される。
【0018】次に、バーコードを印字する為にバーコー
ドキーが操作されたときには(S11:Yes、S1
2:No、S14:Yes)、バーコードデータ入力処
理(図6参照)が実行され(S15)、S16を経て、
S11に戻る。この制御が開始されると、先ずバーコー
ド入力画面が表示され(S30)、バーコードバッファ
45にバーコードの開始コードが格納される(S3
1)。例えば、図10に示すようにバーコードバッファ
45の先頭アドレスに開始コードが格納され、図13に
示すように、クリアされたディスプレイ22の先頭表示
位置に左三角形の開始マークMSが表示される。尚、符
号Kはカーソルである。
【0019】次に、数字キーが操作されたときには(S
32・S33:Yes)、その数字コードがバーコード
バッファ45に格納され(S34)、その数字コードに
対応するドットパターンがCGROM30から読込まれ
てビデオRAM23aに出力され(S35)、S32に
戻る。例えば、バーコードの為の13桁の数字つまり、
1桁のプリフィックスキャラクタ、11桁のデータキャ
ラクタ及び1桁のモジュラチェックキャラクタである
「1234567890128」が入力されたときに
は、図10に示すようにこれら13個の数字コードがデ
ータキャラクタのデータとしてバーコードバッファ45
に順次格納され、図14に示すようにこれらの13個の
数字がディスプレイ22に表示される。
【0020】次に、バーコードデータの入力終了を指示
する為に実行キーが操作されたときに(S32:Ye
s、S33:No、S36:Yes)、13桁の数字コ
ードがバーコードバッファ45に格納されているときに
は(S37:Yes)、バーコードの終了コードがバー
コードバッファ45に追加格納され(S38)、バーコ
ードバッファ45内の全てのコード列がテキストメモリ
41に格納され(S39)、バーコードバッファ45が
クリアされ(S40)、ビデオRAM23aがクリアさ
れ(S41)、この制御を終了して前記主制御にリター
ンする。例えば、図10に示すように、バーコードバッ
ファ45に終了コードが追加して格納されるとともに、
バーコードバッファ45内の全てのコード列は、図11
に示すようにテキストメモリ41に追加格納され、ディ
スプレイ22の表示が消去される。
【0021】ところで、取消しキーが操作されたときに
は(S32:Yes、S33・S36:No、S42:
Yes)、バーコードバッファ45とビデオRAM23
aとが夫々クリアされ(S40・S41)、前記主制御
にリターンする。尚、実行キーが操作されたときに、バ
ーコードバッファ45に13桁の数字コードが格納され
ていないときには(S37:No)、警告する為にブザ
ー20が鳴動され(S44)、S32に戻る。また、数
字キーや実行キーや取消しキー以外のキーが操作された
ときには(S32:Yes、S33・S36・S42:
No)、操作されたキーに対応する処理が実行され(S
43)、S32に戻る。
【0022】次に、表示処理制御(図7参照)について
説明すると、先ずビデオRAM23aがクリアされ(S
50)、表示ポインタ値DPとテキストポインタ値TP
とにテキストメモリ41の先頭アドレスが夫々格納され
(S51)、表示ポインタ値DPに基づいて所定数の文
字がディスプレイ22に表示される(S52)。次に、
テキストポインタ値TPで指示するアドレスのデータが
読込まれ(S53)、そのデータがバーコードの開始コ
ードでないときには(S54:No)、そのコードデー
タに対応するパターンデータが読込まれてビデオRAM
23aに出力され、ディスプレイ22に表示される(S
66)。次に、テキストポインタ値TPが1つインクリ
メントされ(S67)、テキストメモリ41にコードデ
ータが存在するときに(S62:Yes)、表示可能な
ときつまり現在の表示位置がディスプレイ22の最終表
示位置でなければ(S63:Yes)、S53以降が繰
り返される。また、現在の表示位置が最終表示位置のと
きには(S63:No)、表示ポインタ値DPが1つイ
ンクリメントされ(S64)、全ての表示データを1桁
分表示開始位置の方向へ移動させるスクロール表示処理
が実行され(S65)、S53に戻る。
【0023】一方、読込んだデータが開始コードのとき
には(S54:Yes)、先ず開始コードに対応する開
始マークMSのパターンデータがビデオRAM23aに
出力して表示される(S55)。次に、表示可能なとき
には(S56:Yes)、終了コードに対応する終了マ
ークME(図5参照)のパターンデータがビデオRAM
23aに出力して表示され(S59)、テキストメモリ
41内の終了コードが検索され(S60)、テキストポ
インタ値TPに終了コードの次のアドレスが格納され
(S61)、S62以降が実行される。尚、S56でN
oと判定されたときには、前記S64・S65と同様に
スクロール表示処理が実行される(S57・S58)。
そして、テキストメモリ41内の全てのデータについて
キャラクタが表示されたときには(S62:No)、こ
の制御を終了して前記主制御にリターンする。例えば、
テキストメモリ41に図11に示すデータが格納されて
いるときには、図15に示すように、S53〜S54、
S66〜S67、S62〜S65により文字「ABC」
が表示され、その後にS53〜S65により開始マーク
MSと終了マークMEとが表示され、その後に文字列
「ABC」の表示と同様に文字列「XYZ」が表示され
る。
【0024】次に、バックスペースキーが操作されたと
きに(S11:Yes、S12・S14:No、S1
7:Yes)、カーソルKがテキストメモリ41内の先
頭文字に対応する表示位置でなく(S18:No)、し
かもカーソルKの左側のコードデータが開始コードでも
終了コードでもないときつまり文字コードのときには
(S19・S20:No)、カーソルKの左側のコード
データがテキストメモリ41から消去されるとともに、
その消去されたコードデータに後続する各コードデータ
が先頭アドレス方向に移動され(S22)、表示処理が
実行される(S16)。
【0025】しかし、カーソルKの左側のコードデータ
が開始コードのとき(S19:Yes)、又は終了コー
ドのときには(S19:No、S20:Yes)、開始
コードと終了コードとこれら両コード間のデータキャラ
クタのデータとの全てがテキストメモリ41から消去さ
れるとともに、その消去されたバーコードのデータに後
続する各コードデータが先頭アドレス方向に移動され
(S23)、表示処理が実行される(S16)。例え
ば、テキストメモリ41には図11に示すデータが格納
され、しかも図15に仮想線で示す表示位置にカーソル
Kが表示されているときに、バックスペースキーを操作
したときには、図12に示すように、テキストメモリ4
1において、開始コードから終了コードに亙って全てバ
ーコードのデータが消去されるとともに、「XYZ」の
コードデータが移動される。その結果、図16に示すよ
うにディスプレイ22には文字「ABCXYZ」のみが
表示される。次に、操作されたキーが文字キー、バーコ
ードキー、バックスペースキー及び印字キー以外のキー
のときには(S11:Yes、S12・S14・S17
・S24:No)、操作されたキーに対応する処理が実
行される(S26)。特に、サイズキーが操作されて文
字サイズが設定されたときには、そのサイズデータが文
字サイズメモリ44に格納される。
【0026】一方、印字キーが操作されたときには(S
11:Yes、S12・S14・S17:No、S2
4:Yes)、印字処理制御(図8参照)が実行される
(S25)。この制御が開始されたときに、テキストメ
モリ41内に文書データが存在するときには(S70:
Yes)、印字方向を設定する為の設定画面が表示され
る(S71)。例えば、図17に示すように、印字方向
設定画面として、数字「1」に対応して「横書き方
向」、数字「2」に対応して「縦書き方向」がディスプ
レイ22に表示される。尚、横書き方向は、文字が印字
用テープ5の送給方向に沿って横方向に並ぶように印字
される印字方向であり、縦書き方向は、文字が印字用テ
ープ5の送給方向に沿って縦方向に並ぶように印字され
る印字方向である。次に、所望の印字方向を数字キー操
作で設定する印字方向設定処理が実行される(S7
2)。ここで、この設定処理により設定された印字方向
に基いて図示外の設定制御により印字方向フラグDFが
セット又はリセットされる。
【0027】次に、印字ポインタ値PPにテキストメモ
リ41の先頭アドレスがセットされ(S73)、この印
字ポインタ値PPで指示するコードデータが読込まれ
(S74)、そのコードデータが文字コードのときには
(S75:Yes)、設定されたサイズのデータに基い
て拡大率が求められ、この拡大率を用いてアウトライン
データを拡大処理するとともに、このアウトラインデー
タからドットデータである印字データが作成されて印字
バッファ46に格納される(S76)。次に、前記印字
方向フラグDFがリセットされているときつまり印字方
向が「横書き方向」のときには(S77:No)、この
印字バッファ46の印字データが印字機構PMに出力さ
れて印字処理される(S79)。尚、拡大率を用いてア
ウトラインデータからドットデータに変換するドットデ
ータ変換処理制御の詳細については、例えば、特開昭4
9─129447号公報を参照。
【0028】次に、印字ポインタ値PPが1つインクリ
メントされ(S80)、テキストメモリ41にコードデ
ータが存在するときには(S81:Yes)、S74以
降が繰り返される。一方、読込んだコードデータが開始
コードのときには(S74、S75:No、S83:Y
es)、次のアドレスから終了コードに亙って格納され
ているバーコードのデータがテキストメモリ41から読
込まれ(S84)、これら13桁からなるデータキャラ
クタのデータに基いて、前述したバーコードデータ変換
処理制御により標準バージョンのバーコードのデータに
変換され(S85)、更にこの標準バージョンのバーコ
ードのデータに基いて、バーコードシンボルの高さ(大
きさ)が設定されたサイズとなるように、バーコード印
字の為の印字データが再作成される(S86)。そし
て、この印字データが印字機構PMに出力されて印字処
理される(S87)。次に、印字ポインタ値PPに終了
コードのアドレスがセットされ(S88)、S80以降
が実行される。
【0029】ところで、読込んだコードデータが文字コ
ードでも開始コードでもないとき、例えばスペースコー
ドなどのときには(S74、S75・S83:No)、
そのコードデータに対応する指令が印字機構PMに出力
され(S89)、S80に移行する。そして、テキスト
メモリ41内の全てのデータについて印字処理されたと
きには(S81:No)、テープ送りモータ24に所定
量のテープ送りをさせる駆動信号が出力されるととも
に、切断処理の実行が指令され(S82)、この制御を
終了して前記主制御にリターンする。ここで、例えば図
11に示すように、テキストメモリ41に格納された文
字「ABC」のデータやバーコードのデータを「横書き
方向」で印字処理したときには、図18に示すように、
標準バージョンのバーコードと文字列「ABC」、「X
YZ」とが印字方向を通常の「横書き方向」として印字
用テープ5に印字される。しかもこのバーコードは文字
列の高さと同一高さで印字される。
【0030】一方、読出されたコードデータが文字コー
ドであり(S74、S75:Yes)、しかも前記S7
2における印字方向設定処理において、「縦書き方向」
が設定されて印字方向フラグDFがセットされていると
きには(S77:Yes)、S76で作成されたドット
データからなる印字データを反時計回転方向に90°回
転させる回転処理が実行され(S78)、印字バッファ
46内の回転処理された印字データが印字機構PMに出
力されて印字処理される(S79)。しかし、前述した
ように、読込んだコードデータが開始コードのときつま
りバーコードのデータのときには(S74、S75:N
o、S83:Yes)、「縦書き方向」が設定している
にも拘わらず、S84〜S88により通常の「横書き方
向」により印字される。即ち、バーコードのバーは印字
用テープ5の送給方向に並ぶように印字される。従っ
て、例えば図11に示すように、テキストメモリ41に
格納された文字「ABC」のデータやバーコードのデー
タを「縦書き方向」で印字処理したときには、図19に
示すように、文字列「ABC」、「XYZ」に関しては
縦書き方向で印字されるが、標準バージョンのバーコー
ドに関しては印字方向を通常の横書き方向として印字用
テープ5に印字される。
【0031】ところで、前記バーコードデータ変換処理
制御において、前記標準バージョンに加えて短縮バージ
ョンのバーコードのデータに変換できるように構成する
ことも可能であり、この場合には、データキャラクタの
キャラクタ数に基いて標準バージョン或いは短縮バージ
ョンのバーコードのデータに変換し、そのデータを印字
用ドットパターンデータに変換できるので、バージョン
の異なる2種類のバーコードを文字列と同時に印字する
ことができる。
【0032】以上説明したように、バーコードのデータ
は常によこ方向に向くような印字データに変換され、ま
た文字や記号のデータは、設定された「横書き方向」又
は「縦書き方向」に基いた印字方向に向くような印字デ
ータに変換され、文字や記号とバーコードとが混在して
印字用テープ5に印字されるとともに、文字や記号に関
しては設定された「横書き方向」又は「縦書き方向」に
応じた向きに印字されるので、文字列を印字する為の印
字装置を別途必要とせず、多種多様の商品管理が容易に
なり、バーコードの汎用性を高めることができる。更
に、文字やバーコードはテープ状の印字用テープ5に印
字されるので、文字やバーコードが印字された印字用テ
ープ5をそのまま直ぐに多種多様の物品に貼着すること
ができる。
【0033】尚、バックスペースキーに代えて消去キー
を設け、カーソル表示位置の文字を消去するように制御
することも可能である。尚、バーコードのデータとし
て、少なくともデータキャラクタのデータを入力するよ
うに構成することも可能である。尚、前記バーコードデ
ータ変換処理制御において、「EAN(European Artic
le Number )」や「CODE39」などの種々のバーコ
ード基準に基いてバーコードのデータに変換するように
構成することも可能である。尚、ドット印字方式の印字
ヘッドを備え、バーコード印字が可能な種々のバーコー
ド印字装置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係るバーコード印刷装置によ
れば、〔作用〕の項で説明したように、入力手段と、入
力データ記憶手段と、モード設定手段と、データ変換手
段とを設け、入力したバーコードのデータはバーコード
のバーが横書き方向に並ぶような印刷用ドットパターン
データに変換され、また文字や記号のデータは、データ
変換手段によりモード設定手段で設定された方向に向く
ような印刷用ドットパターンデータに変換され、文字や
記号とバーコードとが混在して印刷されるとともに、文
字や記号に関しては設定された第1又は第2モードに応
じた向きに印刷されるので、文字列を印字する為の印字
装置を別途必要とせず、多種多様の商品管理が容易にな
り、バーコードの汎用性を高めることができる。
【0035】請求項2に係るバーコード印刷装置によれ
ば、〔作用〕の項で説明したように、印刷手段はテープ
状の印刷媒体に印刷するテープ印刷手段で構成されるの
で、文字やバーコードが印刷された印刷媒体をそのまま
直ぐに多種多様の物品に貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図2】テープ印字装置の平面図である。
【図3】印字機構の概略平面図である。
【図4】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図5】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図6】バーコードデータ入力処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図7】表示処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図8】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図9】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説明
図である。
【図10】バーコードバッファ内のデータ構成を説明す
る説明図である。
【図11】バーコードのデータが格納された図9相当図
である。
【図12】文字列のコードデータが格納された図9相当
図である。
【図13】バーコードのデータを入力するときのディス
プレイの表示例を示す図である。
【図14】データキャラクタに対応する数字を入力した
ときの図13相当図である。
【図15】文字列とバーコードとを混在して表示された
表示例を示す図である。
【図16】文字列のみを表示した表示例を示す図であ
る。
【図17】印字方向設定画面の表示例を示す図である。
【図18】文字列とバーコードとを横書き方向で印字し
た印字用テープの平面図である。
【図19】文字列とバーコードとを縦書き方向で印字し
た印字用テープの平面図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 24 テープ送りモータ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 1/12 B41J 2/325 B41J 3/01 B41J 5/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のドット状の印字素子からなる印字
    ヘッドを備えた印刷手段により、バーコードを印刷可能
    なバーコード印刷装置であって、 文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、 前記入力手段から入力される、文字や記号のデータと、
    バーコードのデータとを記憶する入力データ記憶手段
    と、 前記文字や記号を、横書き方向に印刷する第1モード
    と、縦書き方向に印刷する第2モードとを、択一的に設
    定する為のモード設定手段と、 前記入力データ記憶手段から読出したデータのうち、バ
    ーコードのデータはバーコードのバーが横書き方向に並
    ぶような印刷用ドットパターンデータに変換し、また文
    字や記号のデータはモード設定手段で設定された方向に
    向くような印刷用ドットパターンデータに変換するデー
    タ変換手段と、 を備えたことを特徴とするバーコード印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印字手段が、サーマル印字ヘッドを
    備え、テープ状の印刷媒体をその長さ方向へ送りながら
    印刷するテープ印刷手段であることを特徴とする請求項
    1に記載のバーコード印刷装置。
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