JP2988141B2 - バーコード印刷装置 - Google Patents

バーコード印刷装置

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JP2988141B2
JP2988141B2 JP23855592A JP23855592A JP2988141B2 JP 2988141 B2 JP2988141 B2 JP 2988141B2 JP 23855592 A JP23855592 A JP 23855592A JP 23855592 A JP23855592 A JP 23855592A JP 2988141 B2 JP2988141 B2 JP 2988141B2
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昭広 澤田
章二 桜木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード印刷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多種多様の物品の各々には、一般
的に商品コードであるバーコードが印刷されている。こ
のバーコードとして、特に日本においては、JAN(Ja
pan Article Number),CODABER,CODE39
等の規格がソースマーキングとして一般に普及してい
る。
【0003】そして、本出願人は、キーボードからバー
コードを印刷するための文字データ群を入力して、バー
コードをテープ状の印字媒体に印刷するバーコード印字
装置を特願平3−360470号の願書に添付した明細
書及び図面にて提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したC
ODABERの規格において、バーコードを印刷するた
めの文字データ群の最初の文字データ及び最後の文字デ
ータはA〜Dの文字データでなければ、その文字データ
群に基づいて印刷されたバーコードは、バーコードを読
みとって商品等を認識するバーコードリーダに認識され
ない。また、CODE39の規格において、バーコード
を印刷するための文字データ群の最初の文字データ及び
最後の文字データはアスタリスク(*)の文字データで
なければ、その文字データ群に基づいて印刷されたバー
コードは、バーコードリーダに認識されない。
【0005】しかしながら、前記バーコード印刷装置で
は、使用者によって入力された文字データ群が、バーコ
ードとして印刷されるので、CODABER,CODE
39の文字データ群の最初の文字データ及び最後の文字
データが上述した所定の文字データでなくてもその文字
データ群に基づいてバーコードが印刷されるが、そのバ
ーコードはバーコードリーダに認識されないいった問題
があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、バーコードリーダに認識されな
いバーコードを作成することが防止できるバーコード印
刷装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1の発明では、印刷手段によりバーコードを印
刷可能なバーコード印刷装置において、文字や記号及び
種々の指令を入力可能な入力手段と、前記入力手段によ
り所定の規格のバーコードを印刷するための文字データ
群が入力された後に、その文字データ群の最初の文字デ
ータ及び最後の文字データを検出する検出手段と、前記
検出手段により検出された最初の文字データ及び最後の
文字データが所定の文字データか否かを判断する判断手
段と、前記判断手段により最初の文字データ及び最後の
文字データが所定の文字データでないと判断されたとき
にエラー信号を発生するエラー信号発生手段とを備えて
いる。
【0008】請求項2の発明では、印刷手段によりバー
コードを印刷可能なバーコード印刷装置において、文字
や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、前記入
力手段により所定の規格のバーコードを印刷するための
文字データ群が入力された後に、その文字データ群の最
初の文字データと最後の文字データとの間の中間文字デ
ータ群を検出する検出手段と、前記検出手段により検出
された中間文字データ群内に所定の文字データが存在す
るか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により中
間文字データ群内に所定の文字データが存在すると判断
されたときにエラー信号を発生するエラー信号発生手段
とを備えている。
【0009】請求項3の発明では、印刷手段によりバー
コードを印刷可能なバーコード印刷装置において、文字
や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、前記入
力手段により所定の規格のバーコードを印刷するための
文字データ群が入力された後に、その文字データ群を検
出する検出手段と、前記検出手段により検出された文字
データ群における最初の文字データ及び最後の文字デー
タが所定の文字データか否かを判断し、かつ最初の文字
データと最後の文字データとの間の中間文字データ群内
に所定の文字データが存在するか否かを判断する判断手
段と、前記判断手段により最初の文字データ及び最後の
文字データが所定の文字データでないと判断されたと
き、または中間文字データ群内に所定の文字データが存
在すると判断されたときにエラー信号を発生するエラー
信号発生手段とを備えている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する請求項1の発明におけるバ
ーコード印刷装置では、文字や記号及び種々の指令を入
力可能な入力手段により所定の規格のバーコードを印刷
するための文字データ群が入力された後に、検出手段に
より文字データ群の最初の文字データ及び最後の文字デ
ータが検出され、前記検出手段により検出された最初の
文字データ及び最後の文字データが判断手段により所定
の文字データか否かが判断され、前記判断手段により最
初の文字データ及び最後の文字データが所定の文字デー
タでないと判断されたときにエラー信号発生手段により
エラー信号が発生される。
【0011】請求項2の発明におけるバーコード印刷装
置では、文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手
段により所定の規格のバーコードを印刷するための文字
データ群が入力された後に、検出手段により文字データ
群の最初の文字データと最後の文字データとの間の中間
文字データ群が検出され、前記検出手段により検出され
た中間文字データ群内に所定の文字データが存在するか
否かが判断手段により判断され、前記判断手段により中
間文字データ群内に所定の文字データが存在すると判断
されたときにエラー信号発生手段によりエラー信号が発
生される。
【0012】請求項3の発明におけるバーコード印刷装
置では、文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手
段により所定の規格のバーコードを印刷するための文字
データ群が入力された後に、検出手段により文字データ
群が検出され、前記検出手段により検出された文字デー
タ群における最初の文字データ及び最後の文字データが
所定の文字データか否かが判断手段により判断され、ま
た、判断手段により最初の文字データと最後の文字デー
タとの間の中間文字データ群内に所定の文字データが存
在するか否かが判断され、前記判断手段により最初の文
字データ及び最後の文字データが所定の文字データでな
いと判断されたとき、または中間文字データ群内に所定
の文字データが存在すると判断されたときにエラー信号
発生手段がエラー信号を発生する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。
【0014】本実施例は、文字や記号などの多数のキャ
ラクタやバーコードを印字用テープに印字可能なテープ
印字装置に本発明を適用した場合のものである。
【0015】図1に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0016】キーボード3には、文字や数字や記号を入
力する為の文字キー、スペースキー、リターンキー、カ
ーソルKを右方或いは左方に移動させるカーソル移動キ
ー、カーソル表示位置の1桁左側の文字や記号を消去す
るバックスペースキー、印字する文字のサイズを設定す
るサイズキー、バーコードのデータを入力する為のバー
コードキー、印字を指令する印字キー、バーコードデー
タをテキストメモリ41に格納する実行キー、電源をO
N・OFFする為の電源キーなどが設けられている。
【0017】次に、図2に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。
【0018】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、128個の発熱素子からなる
発熱素子群が上下方向に列設されている。
【0019】従って、テープ送りモータ24(図3参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2−106555号
公報を参照。
【0020】次に、テープ印字装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。
【0021】キーボード3と、液晶ディスプレイ(LC
D)22に表示データを出力する為のビデオRAM23
aを有するディスプレイコントローラ(LCDC)23
と、サーマルヘッド13を駆動する為の駆動回路25
と、テープ送りモータ24を駆動する為の駆動回路26
と、警告用ブザー20の為の駆動回路21とは制御装置
Cの入出力インターフェース27に夫々接続されてい
る。
【0022】制御装置Cは、CPU29と、このCPU
29にデータバスなどのバス28を介して接続された入
出力インターフェース27、CGROM30、ROM3
1・32及びRAM40とから構成されている。
【0023】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。
【0024】ROM(アウトラインデータメモリ)31
には、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各
々に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デー
タ(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明
朝系書体など)毎に分類されコードデータに対応させて
格納されている。
【0025】ROM32には、テープ印字装置1を駆動
するプログラムが格納されている。
【0026】RAM40のテキストメモリ41には、キ
ーボード3から入力された文書データやバーコードデー
タが格納される。テキストポインタ(この内容をポイン
タ値TPとする)42には、テキストメモリ41の1つ
のアドレスが格納される。表示ポインタ(この内容を表
示ポインタ値DPとする)43には、ディスプレイ22
に表示される所定数の文字列のうち、左端位置に表示さ
れる文字に対応するテキストメモリ41の1つのアドレ
スが格納される。文字サイズメモリ44には、設定され
た印字に用いるサイズのデータが格納される。バーコー
ドバッファ45には、バーコードを印字する為の文字デ
ータが格納される。印字バッファ46には、文字や記号
の印字データやバーコードの為の印字データが格納され
る。印字ポインタ(この内容を印字ポインタ値PPとす
る)47には、印字するコードデータを読出す為にテキ
ストメモリ41の1つのアドレスが格納される。
【0027】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図4〜図
7のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号S
i(i=10、11、12・・・・)は各ステップであ
る。
【0028】電源キーにより電源が投入されるとこの制
御が開始され、各メモリ41〜47をクリアするなどの
初期設定が実行され(S10)、文字キーやスペースキ
ーなどの印字可能キーが操作されたときには(S11・
S12:Yes)、そのキーに対応するコードデータが
テキストメモリ41に格納され(S13)、表示処理制
御が実行され(S16)、S11に戻る。例えば、文字
「A」、「B」、「C」、「D」が入力されたときに
は、図8に示すように文字「ABCD」のコードデータ
がテキストメモリ41に順次格納される。
【0029】次に、バーコードを印字する為にバーコー
ドキーが操作されたときには(S11:Yes、S1
2:No、S14:Yes)、バーコードデータ入力処
理(図5参照)が実行され(S15)、S16を経て、
S11に戻る。
【0030】この制御が開始されると、先ずバーコード
入力画面が表示され(S29)、バーコードバッファ4
5にバーコードの開始コードが格納される(S30)。
ここで、図示しない所定のキーを押下してバーコードの
JAN,CODABER,CODE39等の規格の選択
やバーコードシンボルの高さ(大きさ)等のバーコード
を印刷するのに必要なパラメータを設定をするパラメー
タ設定処理が実行される(S31)。尚、バーコードの
規格の選択やバーコードシンボルの高さ(大きさ)等の
設定の詳細について、本出願人が先に出願した特願平2
−179489号の明細書及び図面に記載されているの
で、説明は省略する。ここでは、CODABERの規格
が選択されたとする。
【0031】図12に示すように、クリアされたディス
プレイ22の先頭表示位置に左三角形の開始マークMS
が表示され、図9に示すようにバーコードバッファ45
の先頭アドレスに開始コードが格納される。尚、符号K
はカーソルである。
【0032】次に、文字キーが操作されたときには(S
32・S33:Yes)、その文字コードがバーコード
バッファ45に格納され(S34)、その文字コードに
対応するドットパターンがCGROM30から読込まれ
てビデオRAM23aに出力され(S35)、S32に
戻る。例えば、CODABERのバーコードの為の文字
つまり、スタートキャラクタ、データキャラクタ及びス
トップキャラクタである「A37859B」が入力され
たときには、図9に示すようにこれら7個の文字コード
が文字データ群としてバーコードバッファ45に順次格
納され、図13に示すようにこれらの7個の文字がディ
スプレイ22に表示される。
【0033】次に、バーコードデータの入力終了を指示
する為に実行キーが操作されたときに(S32:Ye
s、S33:No、S36:Yes)、文字データ群の
最初の文字データ及び最後の文字データが共に所定の文
字データか否かを判断する(S37)。バーコードの規
格がCODABERの場合は最初の文字データ及び最後
の文字データがアルファベットのA〜Dの文字コードか
否かを判断する。そして、最初の文字データ及び最後の
文字データがアルファベットのA〜Dの文字コードであ
ると判断すると(S37:Yes)、文字データ群の最
初の文字データと最後の文字データとの間の中間文字デ
ータ群内に所定の文字データが存在するか否かを判断す
る(S38)。バーコードの規格がCODABERの場
合は中間文字データ群内にがアルファベットのA〜Dの
文字コードが存在するか否かを判断する。
【0034】そして、中間文字データ群内にアルファベ
ットのA〜Dの文字コードが存在しないと判断すると
(S38:No)、バーコードの終了コードがバーコー
ドバッファ45に追加格納され(S39)、バーコード
バッファ45内の全てのコード列がテキストメモリ41
に格納され(S40)、バーコードバッファ45がクリ
アされ(S41)、ビデオRAM23aがクリアされ
(S42)、この制御を終了してリターンする。例え
ば、図9に示すバーコードバッファ45内の全てのコー
ド列は、図10に示すようにテキストメモリ41に追加
格納され、ディスプレイ22の表示が消去される。
【0035】一方、最初の文字データと最後の文字デー
タの少なくとも一方または両方がアルファベットのA〜
Dの文字コードでないと判断すると(S37:NO)、
バーコードを読みとって商品などを認識するバーコード
リーダに認識されないバーコードの文字データ群である
ので警告のためのブザー20が鳴動される(S45)。
また、中間文字データ群内にアルファベットのA〜Dの
文字コードが存在すると判断すると(S38:Ye
s)、バーコードを読みとって商品などを認識するバー
コードリーダに認識されないバーコードの文字データ群
であるので警告のためのブザー20が鳴動される(S4
5)。
【0036】尚、CODE39の規格が選択されている
場合は、ステップ37において、バーコードを印刷する
ための文字コード群の最初の文字データ及び最後の文字
データが共にアスタリスク(*)の文字コードか否かを
判断するように変更すればよい。また、CODABE
R,CODE39以外の規格が選択されている場合は、
ステップ37及びステップ38は無視されて、ステップ
39へ進むように変更すればよい。
【0037】ところで、取消しキーが操作されたときに
は(S32:Yes、S33・S36:No、S43:
Yes)、バーコードバッファ45とビデオRAM23
aとが夫々クリアされる(S41・S42)。
【0038】次に、表示処理制御(図6参照)について
説明すると、先ずビデオRAM23aがクリアされ(S
50)、表示ポインタ値DPとテキストポインタ値TP
とにテキストメモリ41の先頭アドレスが夫々格納され
(S51)、表示ポインタ値DPに基づいて所定数の文
字がディスプレイ22に表示される(S52)。次に、
テキストポインタ値TPで指示するアドレスのデータが
読込まれ(S53)、そのデータがバーコードの開始コ
ードでないときには(S54:No)、そのコードデー
タに対応するパターンデータが読込まれてビデオRAM
23aに出力され、ディスプレイ22に表示される(S
66)。次に、テキストポインタ値TPが1つインクリ
メントされ(S67)、テキストメモリ41にコードデ
ータが存在するときに(S62:Yes)、表示可能な
ときつまり現在の表示位置がディスプレイ22の最終表
示位置でなければ(S63:Yes)、S53以降が繰
り返される。
【0039】また、現在の表示位置が最終表示位置のと
きには(S63:No)、表示ポインタ値DPが1つイ
ンクリメントされ(S64)、全ての表示データを1桁
分表示開始位置の方向へ移動させるスクロール表示処理
が実行され(S65)、S53に戻る。
【0040】一方、読込んだデータが開始コードのとき
には(S54:Yes)、先ず開始コードに対応する開
始マークMSのパターンデータがビデオRAM23aに
出力される(S55)。次に、表示可能なときには(S
56:Yes)、終了コードに対応する終了マークME
のパターンデータがビデオRAM23aに出力され(S
59)、テキストメモリ41内の終了コードが検索され
(S60)、テキストポインタ値TPに終了コードの次
のアドレスが格納され(S61)、S62以降が実行さ
れる。尚、S56でNoと判定されたときには、前記S
64・S65と同様にスクロール表示処理が実行される
(S57・S58)。そして、テキストメモリ41内の
全てのデータについて表示されたときには(S62:N
o)、この制御を終了してリターンする。例えば、テキ
ストメモリ41には図11に示すデータが格納されてい
るときには、図14に示すように、S53〜S54、S
66〜S67、S62〜S65により文字「ABCD」
が表示され、S53〜S65により開始マークMSと終
了マークMEとが表示され、文字列「ABCD」の表示
と同様に文字列「XYZ」が表示される。
【0041】次に、バックスペースキーが操作されたと
きに(S11:Yes、S12・S14:No、S1
7:Yes)、カーソルKがテキストメモリ41内の先
頭文字に対応する表示位置でなく(S18:No)、し
かもカーソルKの左側のコードデータが開始コードでも
終了コードでもないときつまり文字コードのときには
(S19・S20:No)、カーソルKの左側のコード
データがテキストメモリ41から消去されるとともに、
その消去されたコードデータに後続する各コードデータ
が先頭アドレス方向に移動され(S22)、表示処理が
実行される(S16)。
【0042】しかし、カーソルKの左側のコードデータ
が開始コードのとき(S19:Yes)、又は終了コー
ドのときには(S19:No、S20:Yes)、開始
コードと終了コードとこれら両コード間のデータキャラ
クタのデータとの全てがテキストメモリ41から消去さ
れるとともに、その消去されたバーコードのデータに後
続する各コードデータが先頭アドレス方向に移動され
(S23)、表示処理が実行される(S16)。例え
ば、テキストメモリ41には図10に示すデータが格納
され、しかも図14に仮想線で示す表示位置にカーソル
Kが表示されているときに、バックスペースキーを操作
したときには、図11に示すように、テキストメモリ4
1において、開始コードから終了コードに亙って全てバ
ーコードのデータが消去されるとともに、「XYZ」の
コードデータが移動される。その結果、図15に示すよ
うにディスプレイ22には文字「ABCDXYZ」のみ
が表示される。
【0043】次に、操作されたキーが文字キー、バーコ
ードキー、バックスペースキー及び印字キー以外のキー
のときには(S11:Yes、S12・S14・S17
・S24:No)、操作されたキーに対応する処理が実
行される(S26)。特に、サイズキーが操作されて文
字サイズが設定されたときには、そのサイズデータが文
字サイズメモリ44に格納される。
【0044】一方、印字キーが操作されたときには(S
11:Yes、S12・S14・S17:No、S2
4:Yes)、印字処理制御(図7参照)が実行される
(S25)。この制御が開始されたときに、テキストメ
モリ41内に文書データが存在するときには(S70:
Yes)、先ず印字ポインタ値PPにテキストメモリ4
1の先頭アドレスがセットされ(S71)、この印字ポ
インタ値PPで指示するコードデータが文字コードのと
きには(S72、S73:Yes)、設定されたサイズ
のデータに基いて拡大率が求められ、この拡大率を用い
てアウトラインデータを拡大処理するとともに、このア
ウトラインデータからドットデータである印字データが
作成されて印字バッファ46に格納され(S74)、こ
の印字バッファ46の印字データが印字機構PMに出力
されて印字処理される(S75)。尚、拡大率を用いて
アウトラインデータからドットデータに変換するドット
データ変換処理制御の詳細については、例えば、特開昭
49−129447号公報を参照。
【0045】次に、印字ポインタ値PPが1つインクリ
メントされ(S76)、テキストメモリ41にコードデ
ータが存在するときには(S77:Yes)、S72以
降が繰り返される。
【0046】一方、読込んだコードデータが開始コード
のときには(S72、S73:No、S79:Ye
s)、次のアドレスから終了コードに亙って格納されて
いるバーコードのデータが読込まれ(S80)、これら
データキャラクタのデータに基いて、前述したバーコー
ドデータ変換処理制御によりバーコードのデータに変換
され(S81)、更にこのバーコードのデータに基い
て、バーコードシンボルの高さ(大きさ)が設定された
サイズとなるように、バーコードの為の印字データが作
成される(S82)。そして、この印字データが印字機
構PMに出力されて印字処理される(S83)。次に、
印字ポインタ値PPに終了コードのアドレスがセットさ
れ(S84)、S76以降が実行される。
【0047】ところで、読込んだコードデータが文字コ
ードでも開始コードでもないとき、例えばスペースコー
ドなどのときには(S72、S73・S79:No)、
そのコードデータに対応する指令が印字機構PMに出力
され(S85)、S76に移行する。
【0048】そして、テキストメモリ41内の全てのデ
ータについて印字処理されたときには(S77:N
o)、テープ送りモータ24に所定量のテープ送りをさ
せる駆動信号が出力されるとともに、切断処理の実行が
指令され(S78)、この制御を終了してリターンす
る。
【0049】ここで、例えば図10に示すように、テキ
ストメモリ41に格納されたデータを印字処理したとき
には、図16に示すように、バーコードと文字列「AB
CD」、「XYZ」とが印字用テープ5に同時に印刷さ
れる。しかもこのバーコードは文字列の高さと同一高さ
で印刷される。
【0050】このように、CODABER,CODE3
9の規格のバーコードを印刷するにあたって、印刷する
ための文字データ群の最初の文字データ及び最後の文字
データが所定の文字データか否かを判断し、かつ、文字
データ群の最初の文字データと最後の文字データとの間
の中間文字データ群内に所定の文字データが存在するか
否かを判断して、最初の文字データと最後の文字データ
の一方または両方が所定の文字データデータでない時ま
たは中間文字データ群内に所定の文字データが存在する
時、ブザー20が鳴動されるので、バーコードリーダに
認識されないバーコードを印刷することがない。従っ
て、バーコードの作成ミスを減少することができ、テー
プを無駄にしない。
【0051】尚、本発明では、印刷するための文字デー
タ群の最初の文字データ及び最後の文字データが所定の
文字データでない時、ブザー20が鳴動されているが、
ディスプレイ22にエラーメッセージを表示させてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のバーコード印刷装置によれば、バーコードを印刷
するための文字データ群にバーコードリーダに認識され
ない文字データが存在すると、エラー信号発生手段によ
りエラー信号が発生されるので、バーコードリーダに認
識されないバーコードを作成することが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の平面図である。
【図2】印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図5】バーコードデータ入力処理制御のサブルーチン
の概略フローチャートである。
【図6】表示処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図7】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図8】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説明
図である。
【図9】バーコードバッファ内のデータ構成を説明する
説明図である。
【図10】バーコードのデータが格納された図8相当図
である。
【図11】文字列のコードデータが格納された図8相当
図である。
【図12】バーコードのデータを入力するときのディス
プレイの表示例を示す図である。
【図13】データキャラクタに対応する数字を入力した
ときの図12相当図である。
【図14】文字列とバーコードとを混在して表示された
表示例を示す図である。
【図15】文字列のみを表示した表示例を示す図であ
る。
【図16】文字列とバーコードとを混在させて印字用テ
ープに印字した印字例を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 24 テープ送りモータ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 41 テキストメモリ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 1/12 B41J 3/36 B41J 3/407

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷手段によりバーコードを印刷可能な
    バーコード印刷装置において、 文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、 前記入力手段により所定の規格のバーコードを印刷する
    ための文字データ群が入力された後に、その文字データ
    群の最初の文字データ及び最後の文字データを検出する
    検出手段と、 前記検出手段により検出された最初の文字データ及び最
    後の文字データが所定の文字データか否かを判断する判
    断手段と、 前記判断手段により最初の文字データ及び最後の文字デ
    ータが所定の文字データでないと判断されたときにエラ
    ー信号を発生するエラー信号発生手段とを備えたことを
    特徴とするバーコード印刷装置。
  2. 【請求項2】 印刷手段によりバーコードを印刷可能な
    バーコード印刷装置において、 文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、 前記入力手段により所定の規格のバーコードを印刷する
    ための文字データ群が入力された後に、その文字データ
    群の最初の文字データと最後の文字データとの間の中間
    文字データ群を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された中間文字データ群内に所
    定の文字データが存在するか否かを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により中間文字データ群内に所定の文字デ
    ータが存在すると判断されたときにエラー信号を発生す
    るエラー信号発生手段とを備えたことを特徴とするバー
    コード印刷装置。
  3. 【請求項3】 印刷手段によりバーコードを印刷可能な
    バーコード印刷装置において、 文字や記号及び種々の指令を入力可能な入力手段と、 前記入力手段により所定の規格のバーコードを印刷する
    ための文字データ群が入力された後に、その文字データ
    群を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された文字データ群における最
    初の文字データ及び最後の文字データが所定の文字デー
    タか否かを判断し、かつ最初の文字データと最後の文字
    データとの間の中間文字データ群内に所定の文字データ
    が存在するか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により最初の文字データ及び最後の文字デ
    ータが所定の文字データでないと判断されたとき、また
    は中間文字データ群内に所定の文字データが存在すると
    判断されたときにエラー信号を発生するエラー信号発生
    手段とを備えたことを特徴とするバーコード印刷装置。
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