JP2974814B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2974814B2
JP2974814B2 JP3092750A JP9275091A JP2974814B2 JP 2974814 B2 JP2974814 B2 JP 2974814B2 JP 3092750 A JP3092750 A JP 3092750A JP 9275091 A JP9275091 A JP 9275091A JP 2974814 B2 JP2974814 B2 JP 2974814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像を表示する電気
的変動表示部材を有し、該電気的変動表示部材の表示結
果により遊技者にとって有利な特定遊技状態にすること
が可能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的表示部材としてのランプを
環状に配置してルーレット形式の別遊技を行わせる遊技
機が多数提案されていた。例えば、弾発したパチンコ玉
が始動入賞口に入賞したときにランプを点灯移動させ、
その移動が停止されたときの停 止位置が予め定めた図柄
(例えば、7)と一致したときに、大当り遊技状態とな
って、例えば、遊技装置としての可変入賞球装置を遊技
者にとって有利な状態に変化させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た別遊技としてのルーレット式表示は、1図柄を1ラン
プで構成し、しかも一定の速度で点灯移動しているもの
であり、本物のルーレットの動作とは全くかけ離れた臨
場感のないものであった。本発明は、上記した事情に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、ルーレッ
ト式表示における動作を本物のルーレットの動作と類似
させることにより臨場感の溢れる遊技機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、画像を表示する電気的変動表示
部材を有し、該電気的変動表示部材の表示結果により遊
技者にとって有利な大当り遊技状態にすることが可能な
遊技機であって、前記電気的変動表示部材は、複数の表
示部の集合により前記画像としての移動体を表示し、そ
の移動体の変動速度及び移動方向を変化させる態様を含
むとともに、移動体の停止位置が所定位置に到達したと
きに前記大当り遊技状態とすることを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】電気的変動表示部材に画像としての移動体が表
示され、しかも、移動体の変動速度及び移動方向が変化
せしめられる態様を含むので、実際のルーレットのよう
に変動の最後の方の速度を緩く且つ左右方向に移動変化
せしめることができる場合があるため、ルーレット式表
示に従来にない臨場感を与えることができる。特に、特
定遊技状態となる可能性がある場合、即ち、移動体の停
止位置が電気的変動表示部材とは別に設けた表示手段に
よって指定された位置で停止する可能性がある場合に、
移動体は、指定した表示位置に隣接する表示位置側に行
ったり指定した表示位置側に戻ったりする揺れ動作を行
うように表示制御されるので、より本物のルーレットの
玉の動作に類似する動作を表現することとなるため、臨
場感を与えることができるものである。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、実施例に係る電気的変動表示部材
が使用されている可変表示装置30が適用される弾球遊
技機の遊技盤1の構成について図4を参照して説明す
る。図において、遊技盤1にほぼ円状に植立された区画
レール2によって形成される遊技領域3には、そのほぼ
中央に可変表示装置30が配置され、該可変表示装置3
0の下方に可変入賞球装置4が配置されている。可変表
示装置30は、特別可変表示装置を構成する表示部3
7、変動表示器39及び変動表示器41と、普通可変表
示装置を構成する普通可変表示器45a,45bとを含
んで構成されている。なお、可変表示装置30は、後に
詳述する。
【0007】前記可変入賞球装置4は、遊技盤1の表面
に取り付けられる取付基板5を有し、そのほぼ中央左右
に一対の玉受部材6a,6bが開閉自在に取り付けられ
ている。玉受部材6a,6bによって受け入れられた打
球は、入賞領域7に導かれて入賞玉となるが、入賞領域
7が3つに区画されて中央がV入賞口となっている。V
入賞口には、V入賞玉検出器8が付設され、V入賞口に
入賞した入賞玉を検出し、検出した旨を入賞領域7の後
面に設けられるV入賞表示LED10で表示している。
また、可変入賞球装置4には、次に説明する1回の開放
状態中に入賞領域7に入賞した入賞玉を検出するために
入賞玉検出器9も付設されており、入賞玉検出器9で検
出した入賞玉数を可変入賞球装置4の下部前面に臨ませ
た入賞個数表示器11で表示させるようになっている。
【0008】上記した玉受部材6a,6bは、可変表示
装置30の特別可変表示装置を構成する表示部37(正
確には、変動LED38a〜38pを含む)、変動表示
器39、及び変動表示器41の表示結果が予め定めた表
示態様(以下、大当り態様という)となったことに基づ
いて一定時間(例えば、25秒)が経過するまで、又は
その一定時間が経過する前に所定個数(例えば、10
個)の入賞玉が発生するまで開放して打球を受け入れる
ようになっている。また、その開放中に受け入れた入賞
玉がV入賞口に入賞したときには、次回の開放状態を留
保する継続権が成立し、当該回の開放状態が終了した
後、所定のインターバル時間をおいて次回の開放状態に
移行する。そして、このような玉受部材6a,6bの開
放状態の繰り返しは、V入賞口に入賞玉が入賞すること
を条件として所定回数(例えば、16回)行われるよう
になっている。なお、可変入賞球装置4の玉受部材6
a,6bが上記した動作を許容された遊技状態を一般的
に大当り遊技状態という。
【0009】また、可変入賞球装置4の上部には、もう
1つの一対の玉受部材12a,12b(以下、第2玉受
部材という)が開閉自在に設けられている。この第2玉
受部材12a,12bは、通常時始動入賞口13を閉塞
しており、可変表示装置30に含まれる普通可変表示装
置としての普通可変表示器45a,45bの表示結果が
予め定めた表示態様(以下、当り態様という)となった
ことに基づいて一定時間(例えば、6秒)が経過するま
で開放して打球を受け入れるようになっている。第2玉
受部材12a,12bによって始動入賞口13に受け入
れられた入賞玉は、遊技盤1の裏面に設けられる始動入
賞玉検出器14に検出されるようになっている。なお、
第2玉受部材12a,12bの開放期間として、一定時
間だけで制御されるのではなく、所定個数(例えば、4
個)の入賞玉が入賞したときに閉じるようにしても良
い。
【0010】上記した可変表示装置30と可変入賞球装
置4との間には、もう1つの始動入賞口15が配置され
ている。この始動入賞口15にも始動入賞玉検出器16
が付設されている。しかして、上述の始動入賞口13、
15に打球が入賞して始動入賞玉検出器14、16をO
Nさせると、特別可変表示装置を構成する表示部37、
変動表示器39、及び変動表示器41が変動開始し、一
定時間(例えば、6秒)が経過したときに、その変動を
停止するようになっている。なお、特別可変表示装置の
変動中に打球が始動入賞口13、15へ入賞したときに
は、その入賞が記憶され(本実施例の場合、最高4個ま
で)、変動停止後、記憶値に基づいて変動表示が開始さ
れる。また、始動入賞を記憶した旨が後述する始動記憶
表示LED44a〜44dに表示されるようになってい
る。
【0011】また、遊技領域3には、前記始動入賞口1
5の左右両側に始動ゲート17a,17bが配置されて
いる。この始動ゲート17a,17bは、打球を入賞さ
せるものではなく、単に通過させる構成となっており、
その通過する玉を検出するために始動通過玉検出器18
a,18bが内蔵されている。しかして、始動通過玉検
出器18a,18bが通過玉を検出したときには、普通
可変表示装置を構成する普通可変表示器45a,45b
が可変表示し、一定時間が経過したときに停止するよう
になっている。そして、停止時の表示結果が当り態様
(例えば、3、3又は7、7のゾロ目)であるときに前
記第2玉受部材12a,12bを一定時間開放するもの
である。なお、始動ゲート17a,17bを打球を通過
させることなく入賞させる入賞口として構成しても良い
し、普通可変表示器45a,45bが可変中に始動ゲー
ト17a,17bに打球が通過した場合に所定個数(例
えば、4個)分だけ記憶できるようにしても良い。
【0012】更に、遊技領域3には、入賞口19a,1
9b、20a,20b、21a,21b、遊技効果ラン
プ22a,22b、アウト口23、風車(符号なし)が
それぞれ配置又は設けられている。入賞口のうち可変入
賞球装置4の左右側方に配置される入賞口20a,20
bは、下部に風車が付設された風車付入賞口20a,2
0bを構成し、その風車の後方からランプで光を照射す
るようになっている。また、遊技領域3の両端中央に配
置される遊技効果ランプ22a,22bは、特別可変表
示装置や可変入賞球装置4の駆動中に点灯又は点滅して
その旨を報知している。また、アウト口23は、入賞口
や入賞球装置に入賞しなかった打球を回収するために遊
技領域3の最下方に設けられている。なお、上記した構
成を有する遊技盤1の前面には、2枚のガラス板24
a,24b(図2参照)が設けられ、遊技領域3を保護
している。
【0013】次に、図1及び図2を参照して、可変表示
装置30の構成について説明する。図において、可変表
示装置30は、遊技盤1の表面に取り付けられるほぼ円
形状の取付基板31を有し、その取付基板31の上部に
その前面を上部前面装飾板32によって覆われる入賞口
33が形成されている。また、上部前面装飾板32の表
面には、特別可変表示装置や普通可変表示装置の作動中
に点滅移動する装飾LED34が臨むようになってい
る。
【0014】ところで、取付基板31の後方は、すり鉢
状に形成され、そのすり鉢状の底面を構成する底板36
とすり鉢状の前端開放縁とを結ぶドーナッツ部分が所定
数(本実施例では、16)に区画されている。そして、
それぞれの区画の外側に表示部37a〜37pが設けら
れ、内側に変動表示器39a〜39pが設けられてい
る。表示部37a〜37pは、その表面に「1〜0」の
10個の数字、「F、V、J、S」の4個の英文字、
「四分音符、円」の2個の記号、合計16個の図柄のう
ちのいずれかの図柄が描かれると共に、図2に示すよう
に表示部37a〜37pがすり鉢状の側面を構成してい
る。また、表示部37a〜37pの背面には、それぞれ
に対応するように変動LED38a〜38pが配置され
ており、前記した始動入賞口13、15への打球の入賞
があったときに、変動LED38a〜38pが点灯移動
(反時計回転方向)する。したがって、表示部37a〜
37pと変動LED38a〜38pとは、表示される図
柄が変動する1つの変動表示部材を構成している。
【0015】また、前記内側に配置される変動表示器3
9a〜39pは、それぞれがドット・マトリックス・デ
ィスプレイで構成される電気的変動表示部材であり、該
電気的変動表示部材によって1つのパチンコ玉を画像と
して擬似的に表示することが可能である。また、後に詳
述するように画像として擬似的に表示されたパチンコ玉
が各変動表示器39a〜39pを転動移動している様子
を表示するようにもなっている。したがって、変動表示
器39a〜39pは、表示される図柄が変動する1つの
変動表示部材を構成している。なお、図2に示すよう
に、各変動表示器39a〜39pの前面は、有色透明の
保護ガラス40a〜40pによって覆われている。
【0016】前記底板36の中央には、1つのドット・
マトリックス・ディスプレイで構成される変動表示器4
1が設けられている。この変動表示器41は、前記表示
部37a〜37pに描かれている16個の図柄を順次変
動表示するものであり、このため、変動表示器41も表
示される図柄が変動する1つの変動表示部材を構成して
いる。なお、図2に示すように、変動表示器41の前面
は、有色透明の保護ガラス42によって覆われている。
また、以上説明した3つの変動表示部材、即ち、表示部
37a〜37pと変動LED38a〜38p、変動表示
器39a〜39p、及び変動表示器41とによって特別
可変表示装置が構成されている。そして、この特別可変
表示装置は、正面から見た場合にルーレットゲームを構
成していることになる。また、ルーレットゲームの意匠
をより明確にするため、ルーレットの回転レバーの意匠
が付与された装飾部材43が変動表示器41を囲むよう
に底板36に固定されている。
【0017】更に、底板36には、前記した始動入賞口
13、15への入賞を記憶した旨を報知する始動記憶表
示LED44a〜44dが設けられると共に、普通可変
表示装置を構成する2つの普通可変表示器45a,45
bが設けられている。この普通可変表示器45a,45
bは、従来から変動表示部材としてよく利用されている
7セグメントLEDによって構成されている。したがっ
て、普通可変表示器45a,45bは、0〜9までの1
桁の数字と限られた英文字が表示されるに過ぎない。
【0018】また、本実施例における可変表示装置30
には、特別可変表示装置と普通可変表示装置との2つの
可変表示装置が設けられているところ、仮に2つの可変
表示装置を同じ種類の変動表示部材(例えば、2つの可
変表示装置を共に7セグメントLEDだけで構成)で構
成した場合には、同じような変動表示態様であるため、
いずれの遊技を成立させるための変動表示が行われてい
るか否かが分かりずらくなる。これに対し、本実施例に
おいては、特別可変表示装置を構成する変動表示部材と
普通可変表示装置を構成する変動表示部材とが異なる種
類の変動表示部材によって構成されているため、変動表
示される図柄を含めて変動表示態様が明らかに異なり、
いずれの遊技を成立させるための変動表示が行われてい
るかを遊技者は容易に理解することができる。
【0019】また、上記した特別可変表示装置を構成す
る変動LED38a〜38p、変動表示器39a〜39
p、及び変動表示器41と普通可変表示装置を構成する
普通可変表示器45a,45bとは、図2に示すよう
に、可変表示装置30の後部に設けた基板46(プリン
ト配線基板)の前面側に一体的に設けられ、基板46の
後面側に設けられる端子47に配線を接続することによ
り、すべてに駆動信号が与えられるようになっている。
【0020】以上の構成からなる可変表示装置30の動
作について説明すると、打球が始動ゲート17a,17
bに入賞して始動通過玉検出器18a,18bがONす
ると、普通可変表示器45a,45bが可変表示を開始
して一定時間が経過すると、その可変表示を停止する。
停止したときの図柄の組合せが当り態様(3、7のゾロ
目)であるときには、第2玉受部材12a,12bが一
定時間開放する。第2玉受部材12a,12bが開放し
て始動入賞口13に打球が入賞すると始動入賞玉検出器
14がONして特別可変表示装置を駆動させる。なお、
普通可変表示器45a,45bの可変表示は、大当り遊
技状態の期間中不能動化されることが望ましい。
【0021】上記したように第2玉受部材12a,12
bが開放して始動入賞口13に打球が入賞したとき、又
は始動入賞口15に打球が入賞したときには、特別可変
表示装置を構成する3つの変動表示部材の変動が開始さ
れる。即ち、変動LED38a〜38pが反時計方向に
点灯移動し、図3の(A)〜(E)にその一部を示すよ
うに変動表示器39a〜39pに1個の擬似パチンコ玉
が反時計方向に順次移動するように表示され、変動表示
器41に所定の図柄が順次変動表示される。しかして、
変動開始から一定時間が経過したときには、まず、変動
表示LED38a〜38pの点灯移動を停止していずれ
かの表示部37a〜37pを点灯表示する。次に微小時
間T1遅れて変動表示器41の変動表示が停止されて表
示部37a〜37pに表示される図柄のうちの1つの図
柄が表示される。そして、変動LED38によって点灯
表示されている表示部37に描かれている図柄と変動表
示器41に表示されている図柄が一致していないときに
は、変動表示器41の変動停止後、微小時間T2遅れて
変動表示器39a〜39pのいずれかに擬似パチンコ玉
が停止する。この時、特別可変表示装置によって遊技者
に有利となる状態とはなっていないので、可変入賞球装
置4は、駆動されない。
【0022】一方、変動LED38によって点灯表示さ
れている表示部37に描かれている図柄と変動表示器4
1に表示されている図柄が一致している場合(リーチ状
態という)には、変動表示器41の変動停止後変動表示
器39a〜39pの変動表示が停止するまでの時間T3
が前記時間T2よりも延長されると共に、擬似パチンコ
玉の移動速度も徐々に遅くなるように制御される。そし
て、いよいよ擬似パチンコ玉が停止する際には、図3に
示すような表示制御が行われる。即ち、図3の(A)〜
(E)に示すように擬似パチンコ玉が変動表示器39h
から39gにゆっくりと移動し、遂に変動表示器39g
で停止する際には、一旦擬似パチンコ玉は、図3(F)
に示すように変動表示器39f(図示しない)側に行き
かけて再度変動表示器39gに戻る動作を所定回数(例
えば、2〜3回)行うように表示制御される。このよう
に表示制御することにより、より本物のルーレットゲー
ムに近い玉の動作を表現して遊技者の興味を引き付ける
ようにしている。
【0023】しかして、リーチ状態において、擬似パチ
ンコ玉の停止位置が変動LED38によって点灯表示さ
れている表示部37と一致した場合には、大当り態様と
なって大当り遊技状態を発生させ、可変入賞球装置4を
前記した所定の態様で駆動する。
【0024】このように、本実施例においては、パチン
コ玉(打球)が始動入賞口13、15に入賞した後に特
別可変表示装置が変動動作を開始したときにも電気的変
動表示部材である変動表示器39a〜39pに擬似パチ
ンコ玉が変動表示されて、より本物のルーレットゲーム
に近い玉の動作を表現して臨場感を遊技者に与えること
ができるものである。
【0025】上記した実施例においては、電気的変動表
示部材としてドット・マトリックス・ディスプレイで構
成される変動表示器39a〜39pを示したが、擬似パ
チンコ玉を表示することができる電気的変動表示部材で
あれば、どのような種類のものでも良い。例えば、図5
に示すようなa〜dの4種類7つのセルで構成される三
日月状の液晶素子を円状に連続して形成した液晶表示器
50(ただし、図5においては、液晶表示器の円弧状の
一部だけを示す)を使用して擬似パチンコ玉を変動表示
するようにしても良い。この場合の変動表示は、図5
(A)に示すように、1つの擬似パチンコ玉を表示する
中央4つのdセルと、上下3つずつのcセルと、上下2
つずつのbセルと、上下1つずつのaセルと、の駆動状
態を順次1つずつ左のセルに移動させることにより、図
5(B)に示すように擬似パチンコ玉を左方向に移動さ
せるように表示制御することができる。
【0026】なお、上記した実施例では、電気的変動表
示部材としての変動表示器39a〜39pが付設される
遊技装置として可変表示装置30を例示したが、他の遊
技装置、例えば、一対の開閉式の玉受部材を有し、その
玉受部材に受け入れられた入賞玉が複数の入賞領域のう
ちV入賞領域に誘導されたときに大当り遊技状態を発生
させる可変入賞球装置に適用しても良い。この場合に
は、玉受部材に受け入れられた入賞玉に基づいて擬似パ
チンコ玉が電気的変動表示部材に表示され、該擬似パチ
ンコ玉がV入賞領域又は通常入賞領域のいずれかに誘導
されるゲーム内容のものが考えられる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、電気的変動表示部材に画像とし
ての移動体が表示され、しかも、移動体の変動速度及び
移動方向が変化せしめられる態様を含むので、実際のル
ーレットのように変動の最後の方の速度を緩く且つ左右
方向に移動変化せしめることができる場合があるため、
ルーレット式表示に従来にない臨場感を与えることがで
きる。特に、特定遊技状態となる可能性がある場合、即
ち、移動体の停止位置が電気的変動表示部材とは別に設
けた表示手段によって指定された位置で停止する可能性
がある場合に、移動体は、指定した表示位置に隣接する
表示位置側に行ったり指定した表示位置側に戻ったりす
る揺れ動作を行うように表示制御されるので、より本物
のルーレットの玉の動作に類似する動作を表現すること
となるため、臨場感を与えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電気的変動表示部材が付設される
可変表示装置の正面図である。
【図2】その可変表示装置を縦方向に切断した断面図で
ある。
【図3】電気的変動表示部材に表示される擬似パチンコ
玉が移動する様子を説明するための説明図である。
【図4】可変表示装置が適用される弾球遊技機の遊技盤
の正面図である。
【図5】電気的変動表示部材の他の実施例における擬似
パチンコ玉が移動する様子を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 30 可変表示装置(遊技装置) 39a〜39p 変動表示器(電気的変動表示部材) 50 液晶表示器(電気的変動表示部材)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する電気的変動表示部材を有
    し、該電気的変動表示部材の表示結果により遊技者にと
    って有利な大当り遊技状態にすることが可能な遊技機で
    あって、 前記電気的変動表示部材は、複数の表示部の集合により
    前記画像としての移動体を表示し、その移動体の変動速
    及び移動方向を変化させる態様を含むとともに、移動
    体の停止位置が所定位置に到達したときに前記大当り遊
    技状態とすることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記所定位置は、前記電気的変動表示部
    材と別に設けられた表示手段が指定した表示位置である
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が指定した表示位置に前記
    移動体が停止する可能性があるときに、前記移動体は、
    指定した表示位置に隣接する表示位置側に行ったり指定
    した表示位置側に戻ったりする揺れ動作を行うように表
    示制御されることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記揺れ動作は、指定した表示位置とそ
    の隣接の表示位置との間で行われることを特徴とする請
    求項3記載の遊技機。
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