JP2002126267A - 遊技機,コンピュータプログラム,記憶媒体 - Google Patents

遊技機,コンピュータプログラム,記憶媒体

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JP2002126267A
JP2002126267A JP2001318303A JP2001318303A JP2002126267A JP 2002126267 A JP2002126267 A JP 2002126267A JP 2001318303 A JP2001318303 A JP 2001318303A JP 2001318303 A JP2001318303 A JP 2001318303A JP 2002126267 A JP2002126267 A JP 2002126267A
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JP2001318303A
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Hiroyuki Sasaki
浩之 佐々木
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SGS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来にない迫力のある演出で,大当たりの期
待度の変化を演出し,遊技の趣向を高めることが可能な
遊技機を提供すること。 【解決手段】 複数の図柄を変動表示した後,停止表示
する図柄表示手段と,図柄表示手段が停止表示した図柄
が特定図柄を構成する場合に,遊技者に対して有利な特
別遊技を行わせる特別遊技発生手段と,を有する遊技機
であって,図柄表示手段は,図柄を立体的に表示し,立
体的に表示した図柄の視点を移動させることができるこ
とを特徴とする遊技機が提供される。さらに,リーチ状
態発生時に,特別遊技発生の期待度に応じて図柄の視点
を移動させるよう構成してもよい。かかる構成により,
遊技機は,遊戯中に図柄の視点を移動させて,遊技者に
対して高アピール度で迫力のある演出ができるので,遊
技の趣向が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,遊技機,コンピュ
ータプログラム及び記憶媒体にかかり,特に,変動また
は停止表示する図柄を立体的に表示可能な図柄表示手段
を有する遊技機等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において,例えばパチンコ機などの
遊技機は,複数の図柄や数字など(以下では,図柄とい
う)を変動表示させた後,停止表示させる図柄表示手段
を有する。かかる遊技機で遊技を行う場合,まず,遊技
玉が始動口に入賞すると,図柄表示手段の例えば3つの
図柄が高速で変動表示され,その後各々の図柄が順次停
止表示される。かかる停止表示された図柄の組合せが,
例えば「7−7−7」などの特定図柄を構成する所定の
組合せであった場合には,通常遊技よりも遊技者にとっ
て有利な特別遊技(いわゆる「大当たり」)が開始さ
れ,遊技者は多量の遊技玉を獲得できる。従って,変動
表示された3つの図柄のうち,2つの図柄が同一の図柄
で停止し,残りの1つの図柄が変動している状態(いわ
ゆる「リーチ」状態)では,遊技者は,「大当たり」の
発生を期待して興奮するので,遊技の趣向性が高まるこ
ととなる。
【0003】また,近年においては,通常のリーチパタ
ーン(いわゆる「ノーマルリーチ」)や,「大当たり」
の期待度が高いリーチパターン(いわゆる「スーパーリ
ーチ」)などといった,「大当たり」の期待度に応じて
複数のリーチパターンが設定されている機種も登場して
いる。さらに,各リーチパターンにおいて,所定のキャ
ラクタの登場や変動する図柄の動きにより,「大当た
り」の期待度を変化させる演出を行う機種もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の遊技機では,同一のリーチパターンにおいて「大当
たり」の期待度を変化させる演出として,キャラクタの
登場や動作,図柄の動きなどに依存した演出が大半であ
るので,マンネリ化して刺激に乏しく,遊技者に飽きら
れているという問題がある。
【0005】また,上記のようなキャラクタの登場や図
柄の動きだけでは,「大当たり」の期待度が変化したこ
とを十分な迫力でアピールできないので,遊技者にとっ
て物足りなく趣向性に欠けるという問題がある。
【0006】本発明は,従来の遊技機が有する上記問題
点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,従来
にない迫力のある演出で,同一のリーチパターンにおい
て「大当たり」の期待度が変化したことを遊技者に対し
て刺激的に告知し,遊技の趣向を高めることが可能な,
新規かつ改良された遊技機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明の第1の観点によれば,複数の図柄を変動表
示した後,停止表示する図柄表示手段と,図柄表示手段
が停止表示した図柄が特定図柄を構成する場合に,遊技
者に対して有利な特別遊技を行わせる特別遊技発生手段
と,を有する遊技機であって,図柄表示手段は,図柄を
立体的に表示し,立体的に表示した図柄の視点を移動さ
せることができることを特徴とする,遊技機が提供され
る。
【0008】かかる構成により,図柄表示手段は,遊戯
中に変動または停止表示している図柄を,任意の視点の
位置および方向から多彩に表現できる。このため,図柄
表示手段は,従来にない迫力のある演出が可能になるの
で,図柄の変動または停止状況などの遊技情報を遊技者
に対して強くアピールできる。
【0009】なお,図柄の視点を移動させるとは,当該
視点を連続的に移動させる場合だけでなく,視点を不連
続的に他の視点の位置または方向に瞬時に移す場合,即
ち,視点を切り替える場合も含むものとする。
【0010】また,特別遊技が発生する期待度に応じ
て,立体的に表示した図柄の視点を移動させる,如く構
成すれば,視点を移動させるか否か,若しくは視点移動
のパターンにより,特別遊技発生の期待度を変化させる
ことができる。
【0011】さらに,特定図柄のリーチ状態の発生時
に,立体的に表示した図柄の視点を移動させる,如く構
成すれば,視点の移動により従来にない多様なリーチパ
ターンが設定でき,遊技者に対して刺激的で迫力のある
リーチ演出が可能になる。
【0012】また,特定図柄のリーチ状態の発生の予告
時に,立体的に変動表示した図柄の視点を移動させる,
如く構成すれば,変動中の図柄の視点を移動させること
で,リーチ状態の発生の確定あるいはその確率が高いこ
とを予告できるので,遊技の趣向を高めることができ
る。
【0013】さらに,上記課題を解決するため,本発明
の別の観点によれば,遊技機をして,上記のような遊技
機として機能せしめることを特徴とする,コンピュータ
プログラムが提供される。
【0014】加えて,上記課題を解決するため,本発明
の別の観点によれば,遊技機をして,上記のような遊技
機として機能せしめることを特徴とするコンピュータプ
ログラムが格納された,コンピュータ読み取り可能な記
憶媒体が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しながら
本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。な
お,本明細書及び図面において,実質的に略同一の機能
構成を有する構成要素については,同一の符号を付する
ことにより重複説明を省略する。
【0016】(第1の実施の形態)以下に,本発明の第
1の実施形態にかかる遊技機,コンピュータプログラム
及び記憶媒体について説明する。なお,以下では,遊技
機として例えば,パチンコ機の例を挙げて説明する。
【0017】まず,図1に基づいて,本実施形態にかか
るパチンコ機の概容について説明する。なお,図1は,
本実施形態にかかるパチンコ機10の概容を示す正面図
である。
【0018】図1に示すように,パチンコ機10は,筐
体102の前面には,ヒンジなどにより図面の手前方向
に開閉可能な扉103が設けられており,筐体102の
内部には後述する制御装置(図示せず)等の各種装置な
どが設置されている。また,扉103の内部には中央部
から上部付近にわたり遊技盤111が設けられている。
【0019】この扉103には,遊技盤111の周囲を
囲むようにして金枠104が設けられ,この金枠104
に開閉自在に取り付けられたガラス扉105により遊技
者は遊技盤111内全体を見渡して遊技を行うことがで
きる。また,金枠104の下方には,獲得した遊技玉4
0が払い出される払い出し口108と,遊技玉40を整
列待機させる遊技玉供給皿106が設けられている。さ
らに,この遊技玉供給皿106の下方には,かかる遊技
玉供給皿106が遊技玉40で満たされた際に,遊技玉
40を受け入れる余剰玉受皿107が設けられている。
さらに,余剰玉受皿107の右方には,遊技玉40が遊
技領域111aに射出される強さを調整するための操作
ハンドル109が設けられている。また,遊技の趣向を
高めるために,扉103の上部には点滅可能な発光ラン
プ101,下部には所定の効果音を発するスピーカ12
0などが設けられている。
【0020】また,上記遊技盤111の表面には,外レ
ール112及び内レール113が形成されており,かか
る外レール112及び内レール113で囲まれた遊技領
域111a内を遊技玉40が移動して遊技が行われる。
【0021】かかる遊技領域111a内には,例えば略
中央部に図柄30を変動または停止表示する図柄表示手
段20が設けられ,この図柄表示手段20の下方には,
始動入賞口117が設けられている。かかる始動入賞口
117に遊技玉40が入賞すると,上記図柄表示手段2
0が図柄30の変動表示を開始するとともに,後述する
制御装置が「大当たり」するか否かの内部抽選を行う。
【0022】また,上記図柄表示手段20の下方には,
LED(発光ダイオード)などからなる保留ランプ12
2が設置されている。パチンコ機10による遊技では,
図柄30の変動中に遊技玉40が始動入賞口117に入
賞した場合に,後続の図柄30の変動開始を例えば最大
4回分まで保留(以下では,開始保留という)すること
が可能である。これに伴い,上記保留ランプ122は,
かかる開始保留の数を点灯したランプ数により表示可能
である。
【0023】さらに,上記始動入賞口117の下方に
は,特別遊技が開始された場合に開放される大入賞口1
18が設けられる。かかる大入賞口118は,図柄表示
手段20に「大当たり」となる特定図柄(例えば「7−
7−7」)が停止表示され特別遊技が発生すると,例え
ば1回につき30秒又は10個の遊技玉40が入るまで
開放される。かかる特別遊技状態では,大入賞口118
が例えば最高で15回にわたり継続開放されるので,遊
技者は大量の遊技玉40を獲得できる。この大入賞口1
18の継続開放は,大入賞口118の開放中に,上記大
入賞口118内の特定領域(いわゆるVゾーン)118
aに1個以上の遊技玉40が入ることを条件に行われ
る。なお,大入賞口118内には,入賞玉数検知スイッ
チ(図示せず)が設けられており,大入賞口118に入
賞した遊技玉40の数を計数できる。
【0024】また,図柄表示手段20の上方には,例え
ば「0〜9」までの数字などからなる普通図柄を変動ま
た停止表示可能な普通図柄表示装置121が設けられ
る。かかる普通図柄表示装置121は,例えば始動入賞
口117の左右に設けられた普通図柄作動ゲート124
を遊技玉40が通過すると,普通図柄の変動表示を開始
し,所定時間経過後に停止表示する。さらに,始動入賞
口117の上方には,誘導羽根126が設けられる。こ
の誘導羽根126は,上記普通図柄表示装置121が所
定の普通図柄(例えば「7」)を停止表示した場合に,
両側の羽根が所定時間開き,遊技玉40を拾い集めて始
動入賞口117に誘導する機能を有する。
【0025】また,例えば図柄表示手段20の左右及び
その下方左右には,遊技玉40が入賞すると所定数の遊
技玉40を獲得できる通常入賞口116が,例えば4つ
設けられる。さらに,遊技盤111の下部には,上記各
入賞口に入賞しなかった遊技玉40を回収する遊技玉排
出口125が設けられる。また,遊技盤111上には,
遊技玉40の移動方向を変化させるための複数の障害釘
114及び風車115や,装飾ランプ123なども設置
されている。
【0026】以上のように,遊技領域111aには,遊
技の趣向を高めるための各種装置が設置されているが,
かかる例に限定されず,これら装置の配置は多様に変更
可能であり,上記以外にも各種の表示手段や入賞口など
を適宜設置してもよい。
【0027】ここで,このように構成されたパチンコ機
10における遊戯方法について説明する。まず,遊技玉
40を遊技玉供給皿106に供給し,ハンドル109を
例えば時計回りに所定量回転させると,遊技玉40が遊
技領域111aに射出される。この際,遊技玉40が射
出される強さが好適になるように,ハンドル106の回
転量を調整することが好ましい。
【0028】次いで,射出された遊技玉40は,外レー
ル112と内レール113の間を通過して遊技領域11
1aの上部に達し,障害釘114や風車115に衝突し
て移動方向を変えながら徐々に落下する。かかる落下途
中に,遊技玉40が始動入賞口117または普通入賞口
116などに入賞した場合には,所定数の新たな遊技玉
40が払い出し口108から払い出される。一方,遊技
玉40が,いずれの入賞口にも入賞しない場合には,遊
技盤111の最下部にある遊技玉排出口125から排出
される。
【0029】さらに,遊技玉40が始動入賞口117に
入賞した場合には,図柄表示手段20が図柄30の変動
表示を開始し,所定時間後に停止表示する。停止表示さ
れた図柄30が,例えば「7−7−7」などの特定図柄
を構成すると,「大当たり」となり特別遊技が発生し,
上記のように大入賞口118が継続開放されるので,大
量の遊技玉40を獲得できる。
【0030】このように,パチンコ機10は,極力多く
の遊技玉40を入賞口に入賞させて多くの遊技玉40の
獲得を目的とする遊技機であり,遊技者は,特に,「大
当たり」するか否かに大きな関心を払いながら遊戯する
こととなる。
【0031】次に,図2に基づいて,本実施形態にかか
るパチンコ機の図柄表示手段について詳細に説明する。
なお,図2は,本実施形態にかかるパチンコ機10の図
柄表示手段20を示す正面図である。
【0032】図2に示すように,図柄表示手段20は,
例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Cr
ystal Display)などから構成され,図柄
30などを複数の色相で立体的に表示(例えば3次元グ
ラフィックスを利用した表示)できる。かかる図柄表示
手段20は,複数の図柄30を表示する図柄表示領域2
1を有し,この図柄表示領域21は,通常遊戯中には,
例えば左図柄表示領域21a,右図柄表示領域21b,
中図柄表示領域21cの3つに区分される。これら右,
左,中図柄表示領域21a,21b,21cは,複数種
類の図柄30を,それぞれ表示可能である。
【0033】本実施形態では,このような各図柄表示領
域21に表示される図柄30は,立体的にデザインされ
た例えば「0」から「9」までの例えば10種類の数字
から構成される。かかる図柄30は,各々が立体的に表
示されるため,視覚的に美観を生じさせ,遊技の趣向を
高めることができる。なお,図柄30は,かかる例に限
定されず,例えば,各種のキャラクタ,動物,文字,図
形またはシンボル若しくはこれらの組合せなどから構成
されてもよく,また,図柄30の種類は,複数であれば
10種類以外であってもよい。
【0034】かかる図柄30は,左図柄表示領域21a
に表示される左図柄30aと,右図柄表示領域21bに
表示される右図柄30bと,中図柄表示領域21cに表
示される中図柄30cからなる。これら左,右,中図柄
30a,30b,30cは,縦方向に例えば数字順で配
列されているかのように,それぞれの図柄表示領域21
に随時表示される。即ち,かかる図柄30が変動表示さ
れる場合には,各図柄30(即ち,数字)が上から下に
流れるように移動(以下では,縦スクロールという)し
て順次表示され,また,停止表示される場合には,各図
柄表示領域21a,21b,21cの中央部に例えば1
つの図柄30(例えば図2に示す「7」)が明確に表示
される。
【0035】なお,変動時の図柄30の移動方向は,か
かる例に限定されず,例えば横方向に移動(いわゆる横
スクロール)するなど,任意の方向であってもよい。ま
た,図柄30を変動表示する方法として,図柄30をス
クロールさせるのではなく,図柄30を所定の固定位置
で切り替える(例えば,所定位置で「6」を表示した後
に「6」を移動させることなく徐々に消去し,次いで当
該位置に「7」を徐々に表示する)ようにしてもよい。
さらに,図柄30の配列及び配置は,上記のような例に
限定されず,図柄表示手段20内の任意の位置に任意の
配列でそれぞれ表示してもよい。
【0036】次に,このような図柄表示手段20が,実
際の遊技において,各図柄30を変動および停止表示す
る手順について説明する。
【0037】まず,上記のように始動入賞口117に遊
技玉40が入賞すると,図柄表示手段20が,すべての
図柄30(即ち,左,右,中図柄30a,30b,30
c)の変動表示を同時に開始し,各図柄30は高速で縦
スクロールする。次いで,左図柄30aを,高速から低
速移動に変化させた上で,例えば2コマ(1コマとは,
1つの図柄30が占める図柄表示領域21の範囲をい
う)移動させた後,所定の数字で停止表示させる。
【0038】次いで,右図柄30bが,同様にして停止
表示される。この際,停止表示された左図柄30aと右
図柄30bの数字が同一である場合には,「リーチ」と
なる。さらに,かかる「リーチ」中に後述するスーパー
リーチに発展する場合もある。
【0039】その後,中図柄30cが,上記と同様にし
て停止される。また,「リーチ」がかかっている場合に
は,中図柄30cが一旦停止した後,再び移動し始めス
ーパーリーチに発展する場合もある。このスーパーリー
チ中には,図柄表示手段20が,例えば中図柄30cに
特殊な移動をさせるなど,特別な表示による演出を行
い,最終的に中図柄30cをいずれかの数字で停止表示
させる。
【0040】このようにして停止表示された左,右,中
図柄30a,30b,30cの組合せで,「大当たり」
か否かが判断される。かかる図柄30の組合せが,特定
図柄を構成(例えば「7−7−7」のように3つの数字
が一致)すれば,「大当たり」となり,特別遊技が発生
する,一方,特別図柄を構成しない(3つの図柄30が
揃わない)場合には,はずれ(例えば「1−2−3」,
「4−5−4」など)となり,新たな遊技玉40の始動
入賞口117への入賞を条件に,再び全ての図柄30の
変動表示を開始させる。
【0041】以上のようにして,図柄表示手段20は変
動表示した図柄30a,30b,30cを順次停止表示
させて,遊技者に対して「大当たり」か否かを告知す
る。かかる3つの図柄30の停止順序は,上記のように
左→右→中の順に限定されず,例えば,左→中→右の順
などでもよく,また,3つあるいは2つの図柄30を同
時に停止表示するようにしてもよい。また,図柄表示手
段20は,上記のように3つの図柄表示領域21に区分
されることに限定されず,遊技の状態に応じて,全体に
特定の1つ図柄30のみを拡大して表示する,「大当た
り」などのメッセージや特別遊戯中にキャラクタを表示
するなど,多様な表示形態が可能である。
【0042】次に,図3に基づいて,本実施形態にかか
るパチンコ機の制御装置について説明する。なお,図3
は,本実施形態にかかるパチンコ機10の制御装置60
の構成を示すブロック図である。
【0043】図3に示すように,パチンコ機10を制御
する制御装置60は,例えばマイクロコンピュータなど
であり,各種演算処理を行うCPU(Central
Processing Unit)62と,制御プログ
ラムなどを格納する記憶媒体であるROM(Read
Only Memory)64と,遊技に関する各種情
報を記憶する複数のRAM(Random Acces
s Memory)66とを有する。
【0044】ROM64には,パチンコ機10の遊技に
おける各種処理を制御するためのコンピュータプログラ
ム,リーチパターンなどの図柄の変動パターンに関する
情報,入賞ごとの遊技玉40の払出数情報,「大当た
り」の内部抽選処理を行うためのデータテーブルなどが
格納されている。
【0045】一方,RAM66には,遊戯中に各種デー
タあるいは情報が記憶されるとともに,必要に応じて格
納されたデータあるいは情報が取り出される。例えば,
本実施形態においては,例えば1バイトRAM66の数
値をループさせて,始動入賞口117に遊技玉40が入
った瞬間の数値を別のRAM66にコピーすることによ
り所定動作を行うための乱数が決定される。
【0046】CPU62は,上記ROM64に記憶され
たコンピュータプログラムに基づいて,RAM66を随
時利用しながら,各種駆動制御,出力制御,入力信号処
理,後述する内部抽選処理,変動パターン決定処理,停
止図柄決定処理及び視点移動決定処理などの各種演算処
理を行うことで遊技を進行させる。
【0047】このような制御装置60は,図3に示すよ
うに,各種センサなどから入力された信号に応じて,各
種動作・出力回路の制御を行う。以下に,それらの詳細
について説明する。
【0048】操作ハンドルセンサ70は,操作ハンドル
109の周囲に設けられた導電性センサおよび操作ハン
ドル109の回転量を検出するセンサからなり,例えば
人の手が接触している状態を感知すると,操作ハンドル
109の回転量を表す信号を制御装置60に出力する。
かかる信号に基づいて,制御装置60が制御信号を作成
し遊技玉射出回路84に出力すると,遊技玉射出装置1
41が,操作ハンドル109の回転量に応じた強さで遊
技玉40を射出する。
【0049】始動口入賞センサ72は,始動入賞口11
7の内部に設けられており,遊技玉40が始動入賞口1
17に入賞したことを検出する。かかる検出信号が入力
されると,制御装置60は,内部抽選処理,変動パター
ン決定処理,停止図柄決定処理および視点移動決定処理
を行い,処理結果である表示制御信号をLCD回路88
に出力する。この表示制御信号に基づいて,図柄表示手
段20は,図柄30の変動表示を開始し,所定の変動パ
ターンを実行し,所定図柄30で停止表示させる。
【0050】また,上記始動入賞口センサ72以外に
も,大入賞口センサ76および普通入賞口センサ78
は,遊技玉40が各入賞口に入賞したことを検知する。
かかる検知信号が,制御装置を介して遊技玉払出回路8
0に入力されると,遊技玉払出装置82は,入賞役に応
じた数の遊技玉40を払い出す。
【0051】また,普通図柄始動センサ78は,普通図
柄作動ゲート124を通過した遊技玉40を検知する近
接センサであって,遊技玉40の通過を検知した場合に
は,検出信号が制御装置60に入力される。これにより
制御装置60は,普通図柄の抽選処理行い,抽選結果で
ある制御信号を普通図柄表示回路96を介して普通図柄
表示装置121に出力する。かかる制御信号に基づい
て,普通図柄表示装置121は,普通図柄を変動表示し
た後,所定の普通図柄を停止表示する。
【0052】また,ソレノイド回路90は,制御装置6
0から入力された制御信号に基づいて,各種ソレノイド
を駆動させる。かかるソレノイドのうち,例えば,誘導
羽根ソレノイド92は,普通図柄表示装置121に所定
図柄(例えば「7」)が表示された場合に励磁されて,
誘導羽根126を所定時間開放させる。大入賞口開放ソ
レノイド94は,図柄表示手段20に特定図柄(例えば
「7−7−7」)が表示された場合に励磁されて,大入
賞口118を開放させる。
【0053】また,表示出力回路98は,制御装置60
の制御信号に基づいて,発光ランプ101,保留ランプ
122等のLED,装飾ランプ123など筐体102に
設置された各種表示器の出力を制御し,遊技の状態に応
じて各々例えば発光,点滅させる。さらに,サウンド出
力回路99は,制御装置60の制御信号に基づいて,ス
ピーカ120の出力を制御し,遊技の状態に応じて例え
ば効果音,音声,音楽などを発生させる。
【0054】次に,本実施形態にかかるパチンコ機の動
作フローを図4から図12に基づいて説明する。なお,
図4は,本実施形態にかかるパチンコ機10のメイン処
理を説明するためのフローチャートである。
【0055】図4に示すように,まず,ステップS10
0では,制御装置60は,図柄表示手段20が図柄30
の変動表示を開始させるための開始保留があるか否かを
判断する(ステップS100)。なお,この開始保留
は,遊技玉40が始動入賞口106に入賞する度に1つ
増加し,最大で4回分記憶されており,図柄表示手段2
0が図柄30の変動を開始させるための契機となる。開
始保留があると判断される場合には,ステップS102
に進む。一方,開始保留がないと判断される場合には,
メイン処理を終了する。
【0056】次いで,ステップS102では,制御装置
60が,内部抽選処理を行う(ステップS104)。制
御装置60は,上記開始保留を1つ減算すると同時に,
乱数カウンタにより内部抽選処理を行い,「大当たり」
か否かを判定する。
【0057】なお,本実施形態にかかる乱数カウンタ
は,図5に示すように,複数のRAM66により乱数カ
ウンタAからFとして構成されている。例えば乱数カウ
ンタAは,例えば1バイトのRAM66の数値を例えば
0から202までループさせて,かかる数値の範囲内の
乱数を発生させることができる。かかる乱数カウンタに
より発生された乱数から,開始保留を1つ減算した瞬間
の数値を抽出することにより,内部抽選や後述する各種
パターンの決定といった処理がなされる。
【0058】本ステップでは,制御装置60が,上記の
ような乱数カウンタAを用いて,「大当たり」の当落を
抽選する。より詳細には,まず,制御装置60は,乱数
カウンタAが発生し続けている数値から,開始保留を1
つ減算した瞬間の数値を別のRAM66に記憶させて,
乱数を抽出する。次いで,制御装置60は,このように
抽出された乱数を,予め設定されている「大当たり」に
対応する数値(例えばデータテーブルに記憶されている
数値)と照合して,「大当たり」か否かを判定する。本
実施形態においては,乱数カウンタAから抽出された乱
数が例えば「7」である場合には「大当たり」が決定
し,それ以外の乱数が抽出された場合には「はずれ」と
判定される。
【0059】従って,本実施形態においては,「大当た
り」となる確率は,例えば「203分の1」である。こ
の大当たり確率は,パチンコ機10の機種に応じて規定
の値となるようデータテーブルが形成される。さらに,
かかる大当たり確率を,同一の機種でも個々のパチンコ
機10ごとに所定の範囲内で増減可能に設定してもよ
い。
【0060】次いで,ステップS104で,制御装置6
0が,停止図柄決定処理を行う。(ステップS10
4)。制御装置60は,乱数カウンタB,C,Dを用い
て,図柄表示手段20が停止表示させる図柄30を決定
する。この停止図柄の決定方法を,図6に示す。なお,
上記乱数カウンタAと同様な手法により,乱数カウンタ
B,C,Dで抽出された「0〜9」の範囲内の乱数値
を,それぞれ「乱数B」,「乱数C」,「乱数D」とす
る。
【0061】図6に示すように,ステップS102の内
部抽選処理で「大当たり」であると判定されている場合
には,図柄表示手段20が,左図柄30a,右図柄30
b,中図柄30cの全てを,「乱数B」で停止表示(即
ち,「乱数B−乱数B−乱数B」:例えば「7−7−
7」などの特定図柄)するように,停止図柄が決定され
る。
【0062】一方,上記内部抽選処理で,「はずれ」と
判定されている場合には,図柄表示手段20が,例えば
左図柄30aを「乱数B」,中図柄30cを「乱数
C」,右図柄30bを「乱数D」で停止表示(即ち,
「乱数B−乱数C−乱数D」:例えば「1−2−3」,
「1−2−1」など)するように停止図柄が決定され
る。なお,乱数カウンタB,C,Dの抽出後に,「乱数
B」,「乱数C」,「乱数D」が全て一致していた場合
(即ち,「乱数B−乱数C−乱数D」=「乱数B−乱数
B−乱数B」の場合)には,「大当たり」となる特定図
柄が表示さることになるので,「乱数C」に1を加え,
「はずれ」の図柄30の組合せとなるようにする。
【0063】さらに,ステップS106で,制御装置6
0が,変動パターン決定処理を行う。(ステップS10
6)。ステップS104で停止図柄が決定されると,制
御装置60は,例えば乱数カウンタEを用いるなどし
て,図柄表示手段20の図柄30の変動パターンを決定
する。本実施形態における変動パターンは,以下に示す
ように,例えば,変動パターン1,変動パターン2,変
動パターン3から構成される。
【0064】(変動パターン1)変動パターン1は,ま
ず,左,右,中図柄30a,30b,30cの全てが,
高速で縦スクロールをして変動する。次いで,例えば約
5秒後に左図柄30aが低速で変動するようになり,例
えば2コマ変動して停止する。続いて,右図柄30bが
低速で変動して,例えば2コマ変動して停止する。その
後,中図柄30cが低速で変動して,例えば2コマ変動
して停止する。
【0065】(変動パターン2)変動パターン2は,ノ
ーマルリーチを意味する。まず,左,右,中図柄30
a,30b,30cの全てが,高速で縦スクロールをし
て変動する。次いで,例えば約5秒後に左図柄30aが
低速で変動するようになり,例えば2コマ変動して停止
する。続いて,右図柄30bが低速で変動して,例えば
2コマ変動して停止する。ここで,左図柄30aと右図
柄30bは,同一の図柄30(即ち,数字)で停止表示
されており,「リーチ」となる。その後,中図柄30c
が低速で変動して,例えば10〜19コマ変動して停止
する。
【0066】(変動パターン3)変動パターン3は,ス
ーパーリーチを意味する。まず,左,右,中図柄30
a,30b,30cの全てが,高速で縦スクロールをし
て変動する。次いで,例えば約5秒後に左図柄30aが
低速で変動するようになり,例えば2コマ変動して停止
する。続いて,右図柄30bが低速で変動して,例えば
2コマ変動して停止する。ここで,左図柄30aと右図
柄30bは,同一の数字で停止表示されており,「リー
チ」となる。その後,中図柄30cが低速で10〜19
コマ変動した後,1つの数字(例えば「7」など)毎に
例えば約0.4秒間一旦停止して次の数字(例えば
「8」)に縦スクロールするコマ送り変動を行い,例え
ば12〜21コマ変動して停止する。
【0067】なお,この変動パターン3,即ち,スーパ
ーリーチパターンは,かかる例に限定されず,図柄30
が上記以外の特殊な変動をする,図柄30の背景が変化
する,所定のキャラクタが登場するなど多様な設定が可
能である。また,「大当たり」の期待度に応じて複数種
類のスーパーリーチを具備してもよい。
【0068】ここで,図7に基づいて制御装置60の変
動パターン決定処理について説明する。制御装置60
は,上記停止図柄決定処理で停止表示させる左図柄30
aと右図柄30cが一致していない場合(「乱数B」≠
「乱数D」の場合)には,上記のような変動パターンの
うち変動パターン1を選択する。
【0069】一方,上記停止図柄決定処理で停止表示さ
せる左図柄30aと右図柄30cが一致(即ち,「乱数
B」=「乱数D」)して,「リーチ」となる場合には,
乱数カウンタEを用いて,図7に示すように,変動パタ
ーン2,3のいずれかが選択される。即ち,上記内部抽
選処理で「大当たり」と判定されている場合において,
乱数カウンタEから抽出された乱数(以下では,「乱数
E」という)が「0」または「1」の時には変動パター
ン2が選択され,「乱数E」が「2〜10」の時には変
動パターン3が選択される。また,上記内部抽選処理で
「はずれ」と判定されても「リーチ」となっている場合
において,「乱数E」が「0〜8」の時には変動パター
ン2が選択され,「乱数E」が「9」または「10」の
時には変動パターン3が選択される。従って,「大当た
り」が確定している場合には,変動パターン3が比較的
選択されやすいことになる。
【0070】その後,ステップS108では,制御装置
60が,本実施形態の特徴である視点移動決定処理を行
う(ステップS108)。ステップS106で変動パタ
ーンが決定されると,制御装置60は,乱数カウンタF
を用いて,視点移動をするか否か,あるいは視点移動を
行う場合には視点移動パターンを決定する。なお,本実
施形態にかかる視点移動とは,図柄表示手段20が,例
えば「リーチ」の発生時に,立体的に表示した図柄30
の視点を移動させながら表示することをいう。本実施形
態における視点移動パターンは,以下に示すように,例
えば,視点移動パターン1と視点移動パターン2から構
成される。
【0071】(視点移動パターン1)ここで,図8およ
び図9に基づいて,本実施形態にかかる視点移動パター
ン1について説明する。なお,図8は,本実施形態にか
かる視点移動パターン1における視点の位置を説明する
説明図である。なお,図8では,図柄30に対する視点
の位置(○で示す)と視点の方向(太い矢印で示す)を
模擬的に示すため,立体的に表示された図柄30を真上
からみた平面図形式で説明する。また,図9(a)〜
(c)は,本実施形態にかかる視点移動パターン1の視
点移動に伴う図柄表示手段20の正面図である。
【0072】視点移動パターン1では,図8に示すよう
に,視点の位置が,中図柄30cを拡大するような(即
ち,視点の位置が中図柄30cに近づく)位置(位置
A)に移動された後,中図柄30cを中心に例えば略水
平面上の略弧上(位置B〜位置C)を移動するように,
図柄30の視点を移動させる。以下に,かかる視点移動
パターン1において,図柄表示手段20が表示した図柄
30を,図9を参照しながら詳細に説明する。
【0073】まず,通常時(視点を移動させない時)に
は,視点の位置は,図8に示す位置Nであり,破線矢印
で示す方向に正面から図柄30をみている状態である。
この通常時には,図柄表示手段20は,図2に示すよう
に,3つの図柄30の略正面を略均等な大きさで表示す
る。
【0074】次いで,「リーチ」が発生(例えば「7−
?−7」)して所定時間経過すると,視点の位置が図8
に示す位置Aに移動する。これにより,図柄表示手段2
0は,図9(a)に示すように,中図柄30cを中心に
図柄30を拡大して表示する。この際,中図柄30c
は,低速で縦スクロールして変動表示されている。ま
た,右図柄30aおよび左図柄30cは,中図柄30b
の両脇で例えば「7」で停止表示されており,上記拡大
により例えば半分程度しか表示されない。かかる拡大表
示により,遊技者に対して,「大当たり」の期待度が高
まったことを告知することができる。
【0075】さらに,視点の位置が,図8に示す位置A
から中図柄30cを中心とする略弧上を位置Bに向けて
徐々に移動する。この際,図柄表示手段20は,正面か
らみていた図柄30を徐々に斜め左方向からみるように
視点を移動させながら,図柄30を表示する。その後,
視点位置が上記位置Bに至ると,図柄表示手段20は,
図9(b)に示すように,3つの図柄30を,例えば最
も左側から遠近感を持たせて表示する。従って,3つの
図柄30のうち,左図柄30aが最大に表示され,右図
柄30bが最小に表示される。
【0076】その後,視点の位置は,位置Bから位置A
を通過して位置Cに向けて徐々に移動する。これに伴
い,上記と同様に図柄表示手段20は,図柄30の視点
を移動させて,図柄30を左側から正面,さらに右側か
らみるように表示する。なお,この際にも中図柄30c
は変動中であり,図柄表示手段20は,かかる視点の移
動により,遊技者の「大当たり」への期待感を高め,遊
技者を興奮させることができる。
【0077】次いで,視点の位置が位置Cに至ると,図
柄表示手段20は,図9(c)に示すように,3つの図
柄30を,例えば最も右側から遠近感を持たせて表示す
る。このため,上記位置Bとは対照的に,3つの図柄3
0のうち,右図柄30bを最大に,左図柄30aを最小
に表示する。さらに,図柄表示手段20は,例えば視点
の位置が位置Cに到達した際に,最後まで変動していた
中図柄30cを所定の数字で停止表示する。図9(c)
では,中図柄30cが例えば「7」で停止表示されてお
り,3つの図柄30が全て「7」で停止表示されて,
「大当たり」となった状態を示す。なお,中図柄30c
が左および右図柄30a,30bと異なる数字で停止
し,「はずれ」となる場合もある。
【0078】このように,視点移動パターン1は,例え
ば略水平方向に回転移動するかのように視点移動を行い
ながら中図柄30cを停止表示させるので,迫力のある
変動パターンを演出できる。さらに,視点移動パターン
1が発生すると通常の変動パターンの「リーチ」よりも
「大当たり」となる期待度が高いため,遊技者をより興
奮させることができる。
【0079】なお,上記のような視点移動パターン1で
は,視点の位置が初めて位置Cに至ったときに中図柄3
0cを停止表示させたが,かかる例に限定されず,視点
の位置が,位置Bと位置Cの間で複数回にわたり往復移
動した後,任意の位置(例えば位置A,位置Aと位置B
の中間など)に至った時に,中図柄30cを停止表示し
てもよい。また,視点の位置の移動範囲を,上記のよう
な略弧上に限定せず,例えば,中図柄30cを中心とし
た略円周上または略球面上など,3次元的に任意の位置
に移動できるように構成してもよい。 (視点移動パターン2)次に,図10および図11に基
づいて,本実施形態にかかる視点移動パターン2につい
て説明する。なお,図10は,本実施形態にかかる視点
移動パターン2における視点の位置を説明する説明図で
ある。なお,図10では,図柄30に対する視点の位置
(○で示す)と視点の方向(太い矢印で示す)を模擬的
に示すため,立体的に表示された図柄30を真横からみ
た右側面図形式で説明する。なお,図11(a)〜
(c)は,本実施形態にかかる視点移動パターン2の視
点移動に伴う図柄表示手段20の正面図である。
【0080】視点移動パターン2では,図10に示すよ
うに,「リーチ」中に視点の位置が,図柄30から遠方
下方の位置(位置D)に例えば突然または徐々に移動さ
れた上で,徐々に左図柄30a,右図柄30bに近づく
方向に中図柄30cとともに移動する(位置D〜位置
F)ように,図柄30の視点を移動させる。以下に,か
かる視点移動パターン2において,図柄表示手段20が
表示した図柄30を,図11を参照しながら詳細に説明
する。
【0081】まず,上記と同様に通常時には,通常の視
点の位置は,図10に示す位置Nであり,破線矢印で示
す方向に正面から図柄30をみているものである。この
通常時には,図柄表示手段20は,図2に示すように,
3つの図柄30の略正面を略均等な大きさで表示する。
次いで,「リーチ」が発生する。図2では,左図柄30
aおよび右図柄30bが例えば「7」で停止し,中図柄
30cが変動中の「リーチ」(即ち「7−?−7」)が
発生した状態を示す。
【0082】さらに,上記「リーチ」発生から所定時間
経過後に,中図柄30cが例えば「8」で一旦停止表示
され,図柄表示手段20は「はずれ」となる図柄30の
組合せ(即ち,「7−8−7」)を表示する。即ち,変
動している中図柄30cが,「大当たり」となる「7」
で停止せず,1コマ余分に縦スクロールしたため,後続
の「8」が一旦停止表示された状態である。この時点
で,遊技者は,当該抽選が「はずれ」となったと思い,
落胆する。
【0083】しかし,上記中図柄30cの一旦停止から
所定時間(例えば2秒)経過後に,図柄表示手段20
は,例えば突然に視点を切り替えて,視点の位置が図1
0に示す位置Dに移動する。かかる位置Dが視点の位置
である場合には,図柄表示手段20は,図11(a)に
示すように,「大当たり」を構成する中図柄30c(即
ち「7」)と,その両脇の左,右図柄30a,30b
(即ち「6」)を,画面手前側に拡大して表示する。一
方,リーチ発生時に停止表示された左図柄30a(即ち
「7」),右図柄30b(即ち「7」)および上記一旦
停止表示された中図柄30c(即ち「8」)は,遠方に
整列して縮小表示される。このような,図柄30を例え
ば下方から見上げるような位置へ視点を瞬時に切り替え
ることにより,図柄表示手段20は,遊技者に対して,
まだ「はずれ」が確定した訳ではないことを告知し,
「大当たり」の期待を抱かせることができる。
【0084】次いで,中図柄30cが上方に再変動する
とともに,視点の位置は,図10に示す位置Dから位置
Fに向けて中図柄30c(即ち「7」)に伴うように徐
々に移動する。より詳細に説明すると,左および右図柄
30a,30bは停止したままの状態で,中図柄30c
が,再び変動を開始する。かかる再変動では,中図柄3
0cの「7」は,上記一旦停止表示された中図柄30c
の「8」を押しのけて,停止している左および右図柄3
0a,30b(即ち2つの「7」)間に入り込もうとす
るように変動表示される。この際,視点は,かかる中図
柄30cの「7」に略直下から追随するように移動す
る。例えば,視点の位置が位置Eにある場合には,図1
1(b)に示すように,図柄表示手段20は,再変動し
た中図柄30cの「7」を中心手前に大きく表示すると
ともに,中図柄30cの左右両側上方には,停止したま
まの左および右図柄30a,30bの「7」を図11
(a)と比して大きく表示している。これにより,視点
の位置が,中図柄30cの「7」に伴って,停止してい
る左および右図柄30a,30bの「7」に近づいたこ
とを表現している。
【0085】さらに,中図柄30cの「7」は上方に移
動し,図11(c)に示すように,停止している左およ
び右図柄30a,30bの間に押し込まれるようにして
停止する。これにより,図柄30の組合せが「7−7−
7」となり「大当たり」となる。一方,図示はしない
が,中図柄30cの「7」が上方に移動し過ぎるなどし
て,図柄の組合せが「7−6−7」となり,やはり「は
ずれ」が確定する場合もある。
【0086】このような視点移動パターン2は,視点移
動パターン1よりもさらに「大当たり」となる期待度が
高いため,迫力がある中図柄30cの再変動と相まっ
て,遊技者をより興奮させることができる。
【0087】以上のように,本実施形態にかかる視点移
動パターン1および2を説明したが,上記以外にも,変
動パターンの発展型として各種の視点移動パターンを具
備するよう構成してもよい。
【0088】次に,図12に基づいて,本実施形態にか
かる制御装置60による視点移動決定処理について説明
する。なお,図12は,本実施形態における視点移動の
決定方法を示す説明図である。
【0089】上記ステップS104における停止図柄決
定処理で,停止表示させる左図柄30aと右図柄30c
が一致(即ち,「乱数B」=「乱数D」)して「リー
チ」となる場合には,制御装置60は,図12に示すよ
うに,乱数カウンタFを用いて,視点移動をするか否
か,若しくは視点移動を行う場合には視点移動パターン
を決定する。
【0090】詳細には,まず,ステップS102におけ
る内部中抽選処理で「大当たり」が確定して,「リー
チ」となった場合について説明する。「大当たり」が確
定し,変動パターン決定処理で変動パターン3が選択さ
れた場合には,乱数カウンタFから抽出された乱数(以
下では,「乱数F」という)が「0〜2」の時には視点
移動は行われず,「乱数F」が「3〜8」の時には視点
移動パターン1が選択され,「乱数F」が「9〜12」
の時には視点移動パターン2が選択される。また,変動
パターン2が選択された場合には,「乱数F」が「0〜
4」の時には視点移動は行われず,「乱数F」が「5〜
10」の時には視点移動パターン1が選択され,「乱数
F」が「11」または「12」の時には視点移動パター
ン2が選択される。
【0091】一方,内部中抽選処理で「はずれ」と判定
されたにもかかわらず,「リーチ」となった場合につい
て説明する。上記変動パターン決定処理で変動パターン
3が選択された場合には,「乱数F」が「0〜7」の時
には視点移動は行われず,「乱数F」が「8〜11」の
時には視点移動パターン1が選択され,「乱数F」が
「12」の時には視点移動パターン2が選択される。ま
た,変動パターン2が選択された場合には,「乱数F」
が「0〜10」の時には視点移動は行われず,「乱数
F」が「11」または「12」の時には視点移動パター
ン1が選択される。
【0092】また,「リーチ」にならなかった場合,即
ち,上記停止図柄決定処理で停止表示させる左図柄30
aと右図柄30cが一致していない場合には,視点移動
は行われない。
【0093】以上の視点移動決定処理により,例えば,
変動パターン3から「大当たり」となる場合において,
視点移動パターン1が選択される確率は例えば13分の
6であり,視点移動パターン2が選択される確率は例え
ば13分の4であるのに対し,視点移動なしと選択され
る確率は3/13である。従って,「大当たり」となる
場合には,視点移動パターン1または2のいずれかが選
択される確率が高いといえる。
【0094】一方,例えば,変動パターン3から「はず
れ」となる場合に,視点移動パターン1が選択される確
率は例えば13分の4であり,視点移動パターン2が選
択される確率は例えば13分の1であるのに対し,視点
移動なしと選択される確率は8/13である。従って,
「はずれ」となる場合には,視点移動パターン1または
2のいずれかが選択される確率は,視点移動なしと選択
される確率よりも低いといえる。
【0095】このため,図柄30の視点移動がある場合
には,視点移動がない場合よりも,「大当たり」が発生
する確率が高いといえる。即ち,「リーチ」中に視点移
動が発生すると「大当たり」の期待度が高まることにな
る。
【0096】さらに,例えば,変動パターン3に関して
は,視点移動パターン1が選択される確率と視点移動パ
ターン2が選択される確率の比は,「大当たり」の場合
が6:4であるのに対し,「はずれ」の場合が4:1で
ある。このため,視点移動パターン2の方が,視点移動
パターン1よりも,「大当たり」の期待度が高いことに
なる。このようにして,発生する視点移動パターンの種
類により,「大当たり」の期待度に差を設けることがで
きる。
【0097】以上のように,視点移動決定処理により視
点移動の有無の決定若しくは視点移動パターンを選択す
ることで,パチンコ機10の遊技において「大当たり」
の期待度に応じて視点移動を行うことができる。このた
め,遊技者に対し,より多様で刺激的な演出を行うこと
ができる。
【0098】次いで,図4に示す,ステップS110で
は,図柄表示手段20が,図柄30の変動を開始する
(ステップS110)。
【0099】さらに,ステップS112では,図柄表示
手段20が,左図柄30aと右図柄30bを停止表示し
て,「リーチ」か否かを表示する(ステップS11
2)。図柄表示手段20は,上記停止図柄決定処理結果
に基づいて,左図柄30a,右図柄30bを順次停止表
示する。かかる停止表示された左図柄30aと右図柄3
0cが一致していれば,「リーチ」が発生し,遊技者に
対して「大当たり」の期待感を抱かせることができる。
かかる「リーチ」が発生した場合には,ステップS11
4に進む。一方,停止表示された左図柄30aと右図柄
30cが一致せず,「リーチ」が発生しなかった場合に
は,ステップS118に進む。
【0100】その後,ステップS114では,図柄表示
手段20が視点移動を行うか否かを判定する(ステップ
S114)。上記ステップS108における視点移動決
定処理結果に応じた制御装置60からの信号に基づい
て,図柄表示手段20は,「リーチ」中に視点移動を行
うか否かを判定する。視点移動を行うと判定した場合に
は,ステップS116に進み,視点移動を行わない場合
にはステップS118に進む。
【0101】次いで,ステップS116では,図柄表示
手段20が視点移動を行う(ステップS116)。図柄
表示手段20は,制御装置60の変動パターン決定処理
により選択された変動パターン2または3(即ち,ノー
マルリーチ,スーパーリーチなど)を表示する。さら
に,視点移動決定処理により選択された視点移動パター
ン1または2を表示して,図柄30の視点を移動させ
る。かかる視点移動により,図柄30の迫力のある変動
が可能になり,遊技の趣向を高めることができる。ま
た,視点移動が行われて「リーチ」が発展した場合に
は,「大当たり」の期待度が高いので,遊技者に「大当
たり」の期待感をより大きく抱かせることができる。
【0102】さらに,ステップS118では,図柄表示
手段20が,すべての図柄30を停止表示する(ステッ
プS118)。図柄表示手段20は,上記のように図柄
の変動表示を演出した後,中図柄30cを停止表示す
る。これにより,3つの図柄30のすべてが,停止され
たことになる。
【0103】その後,ステップS120では,「大当た
り」か否かが表示される(ステップS120)。図柄表
示手段20が,停止表示した3つの図柄30の組合せ
が,例えば「7−7−7」などの特定図柄を構成(即
ち,左,右および中図柄30a,30b,30cが全て
同一の数字で停止)した場合には,「大当たり」とな
り,ステップS122に進む。一方,上記特定図柄が構
成されなかった場合には,メイン処理を終了する。
【0104】次いで,ステップS122では,制御装置
60が,特別遊技処理を行う(ステップS122)。ス
テップS120で「大当たり」すると,制御装置60
は,大入賞口ソレノイド94を介して,大入賞口118
を例えば1回につき30秒又は10個の遊技玉40が入
るまで開放し,最大15回にわたり継続開放する。この
ように,制御装置60をはじめとする各種装置からなる
特別遊技発生手段により特別遊技が発生すると,遊技者
は通常遊技と比して大量の遊技玉40を獲得できる。か
かる特別遊技処理が終了すると,メイン処理を終了す
る。
【0105】以上のようなメイン処理では,「リーチ」
発生中に,「大当たり」の期待度に応じて,図柄30の
視点を移動させることができるので,同一の「リーチ」
について多彩な演出が可能になる。また,図柄30の視
点を移動させるという比較的単純な変化にもかかわら
ず,遊技者の視覚に直接的に訴えるので,迫力のある演
出が可能になり,視聴者は期待度の変化を感じやすい。
このため,遊技の趣向が高まり,遊技者に対するアピー
ル度が高いので,「大当たり」の期待感を高めて遊技者
を興奮させることができる。かかる視点の移動により
「大当たり」の期待度を変化させる演出は,従来のパチ
ンコ機にない特別な演出であり,遊技者にとって新鮮で
あり,パチンコ機による遊技の人気向上と大衆化に貢献
することができる。
【0106】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に
限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載
された技術的思想の範疇内において各種の変更例または
修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについ
ても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解され
る。
【0107】例えば,上記実施形態においては,代表的
な遊技機としてパチンコ機10の例を挙げて説明した
が,本発明はかかる例に限定されず,各種図柄を変動表
示した後停止表示可能な遊技機として,例えばパチスロ
機,スロットマシンなどであってもよい。
【0108】また,上記実施形態にかかる図柄表示手段
20は,液晶ディスプレイを利用したが,かかる例に限
定されず,例えばCRT(Cathode Ray T
ube:ブラウン管ともいう),プラズマディスプレイ
等で構成してもよい。
【0109】また,上記実施形態にかかるパチンコ機1
0の構成要素として,さらに,遊技の趣向を高めるため
のランプ,LED,液晶表示装置,付加的なリール,ボ
タン,レバー,各種出力装置などを設けてもよい。
【0110】また,上記実施形態においては,図柄表示
手段20が,3つの図柄30を変動表示する例を挙げて
説明したが,本発明はかかる例に限定されない。図柄表
示手段20が,例えば1または2つ,あるいは4つ以上
の図柄を変動表示してもよい。
【0111】また,上記実施形態にかかる図柄30の視
点を移動させる態様として,視点の位置または方向を徐
々に移動させる場合を主に説明したが,かかる例に限定
されない。例えば,視点の位置をある位置から別の位置
瞬時に移動させる(切り替える)場合や,図柄30を拡
大または縮小する位置,または図柄を上,下,左右,正
面,裏面方向などの任意の方向からみる位置に移動させ
る場合,視点移動の速度を変化させる場合,およびこれ
らを組合せた場合など,視点移動の態様としては多様に
変更可能である。
【0112】また,上記実施形態にかかる図柄表示手段
20による図柄30の視点移動は,「リーチ」発生中に
おける「大当たり」の期待度を高める演出として行われ
たが,本発明はかかる例に限定されず,例えば,「リー
チ」発生予告の演出,確率変動の「大当たり」の予告の
演出,特別遊技時の演出など,多様に設定可能である。
【0113】例えば,「リーチ」発生予告の演出の場合
は,停止図柄決定処理で「リーチ」の発生が決定した場
合には,変動中の例えば3つの図柄30の視点を移動さ
せるよう構成する。これにより,「リーチ」が発生して
いない通常変動中であっても遊技者に対して刺激を与え
て,遊技の趣向を高めることができる。
【0114】また,次回以降の「大当たり」の確率が大
幅に上昇する確率変動図柄(例えば,「3」,「7」な
ど)での「大当たり」が確定した場合や,その期待度が
高い場合に,図柄30の視点移動を行うよう設定する。
これにより,遊技者に対して,より大量の遊技玉40を
獲得できる確率変動「大当たり」を期待させることで,
遊技の趣向をより高めることもできる。
【0115】また,上記実施形態においては,内部抽
選,停止図柄,変動パターン,視点移動パターンなどの
決定方法として,乱数を用いた決定方法の例を具体的に
説明したが,他のいかなる決定方法でも実施することが
できる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
図柄の視点を多様に移動させることで,迫力のある刺激
的な演出を行い,遊技者に対するアピール度も高まる。
さらに,例えば同一のリーチに対して,特別遊技発生の
期待度に応じて多彩かつ斬新な演出を付加できるので,
遊技の趣向が高まる。このため,遊技者は,期待感と緊
張感を持って飽きずに遊技を継続することができ,遊技
機の人気が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,第1の実施形態にかかるパチンコ機の
概容を示す正面図である。
【図2】図2は,第1の実施形態にかかるパチンコ機の
図柄表示手段を示す正面図である。
【図3】図3は,第1の実施形態にかかるパチンコ機の
制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は,第1の実施形態にかかるパチンコ機の
メイン処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図5は,第1の実施の形態にかかる乱数カウン
タの概念を説明するための概念図である。
【図6】図6は,第1の実施の形態にかかる停止図柄の
決定方法を示す説明図である。
【図7】図7は,第1の実施の形態にかかる変動パター
ンの決定方法を示す説明図である。
【図8】図8は,第1の実施形態にかかる視点移動パタ
ーン1における視点の位置を説明する説明図である。
【図9】図9(a)〜(c)は,第1の実施形態にかか
る視点移動パターン1の視点移動に伴う図柄表示手段の
正面図である。
【図10】図10は,第1の実施形態にかかる視点移動
パターン2における視点の位置を説明する説明図であ
る。
【図11】図11(a)〜(c)は,第1の実施形態に
かかる視点移動パターン2の視点移動に伴う図柄表示手
段の正面図である。
【図12】図12は,第1の実施形態にかかる視点移動
の決定方法を示す説明図である。
【符号の説明】 10 : パチンコ機 20 : 図柄表示手段 30 : 図柄 30a: 左図柄 30b: 右図柄 30c: 中図柄 40 : 遊技玉 60 : 制御装置 64 : ROM 66 : RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を変動表示した後,停止表示
    する図柄表示手段と,前記図柄表示手段が停止表示した
    前記図柄が特定図柄を構成する場合に,遊技者に対して
    有利な特別遊技を行わせる特別遊技発生手段と,を有す
    る遊技機であって,前記図柄表示手段は,前記図柄を立
    体的に表示し,前記立体的に表示した図柄の視点を移動
    させることができることを特徴とする,遊技機。
  2. 【請求項2】 前記特別遊技が発生する期待度に応じ
    て,前記立体的に表示した図柄の視点を移動させること
    を特徴とする,請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記特定図柄のリーチ状態の発生時に,
    前記立体的に表示した図柄の視点を移動させることを特
    徴とする,請求項1または2のいずれかに記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記特定図柄のリーチ状態の発生の予告
    時に,前記立体的に変動表示した図柄の視点を移動させ
    ることを特徴とする,請求項1または2のいずれかに記
    載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技機をして,請求項1,2,3または
    4のいずれかに記載の遊技機として機能せしめることを
    特徴とする,コンピュータプログラム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンピュータプログラ
    ムが格納された,コンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
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