JP2971255B2 - Co2レーザ光発生装置 - Google Patents

Co2レーザ光発生装置

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JP2971255B2 JP19557792A JP19557792A JP2971255B2 JP 2971255 B2 JP2971255 B2 JP 2971255B2 JP 19557792 A JP19557792 A JP 19557792A JP 19557792 A JP19557792 A JP 19557792A JP 2971255 B2 JP2971255 B2 JP 2971255B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CO2レーザ光を発生
するCO2レーザ光発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CO2レーザ光を発生する複
数本の放電管は、直列に配置され、その一方端部には全
反射鏡が配置され、他方端部には半透過鏡が配置され、
レーザ光が半透過鏡から外部に放射され、そのレーザ光
を用いて加工などを行うことができる。このように複数
本、直列に配置される各放電管には、効率のよいレーザ
発振を得るために、各放電管の特性のばらつきにかかわ
らず、同一の電流を流す必要がある。ところが従来で
は、その複数の放電管は、共通の電源に電気的に並列に
接続されて駆動され、したがって放電管の特性のばらつ
きによって、各放電管毎に異なった電流が流れ、レーザ
発振の効率が低下することになる。
【0003】この問題を解決するために、各放電管毎
に、その放電管を個別的に駆動する電源を設け、放電電
流を各放電管に共通な同一値に保つようにすればよいけ
れども、そのようにすると、構成が明らかに大形化し、
コストアップになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構成
を簡略化し、しかも複数の放電管の放電電流を同一の値
にすることができるようにしたCO2レーザ光発生装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)放電管
装置であって、複数の各放電管群L1〜L5が、端部全
反射鏡M0と第1中間反射鏡M1との間、第1中間反射
鏡M1と第2中間反射鏡M2〜M4との間、および第2
中間反射鏡M4と半透過鏡M5との間に、それぞれ配置
され、各放電管群L1〜L5は、CO2レーザ光を発生
する同一数の複数の放電管L11〜L14が一直線上に
軸線を有して配置され、各放電管群L1〜L5をそれぞ
れ構成する放電管L11〜L14内には、He、N2
CO2の混合ガスが充填され、軸線方向に循環して流さ
れる放電管装置と、 (b)交流電源2と、 (c)交流電源2からの交流電力を直流に変換するコン
バータ3と、 (d)各放電管群L1〜L5毎に設けられる電気回路で
あって、 (d1)インバータ6であって、コンバータ3の直流出
力4,5;34を導通/遮断して交流に変換するスイッ
チングトランジスタQ1〜Q4と、インバータ制御信号
31に応答し、スイッチングトランジスタQ1〜Q4を
パルス幅制御するパルス幅制御回路33とを有するイン
バータ6と、 (d2)各放電管L11〜L14毎に設けられ、1次巻
線9〜12が直列に接続されて直列回路を構成し、この
直列回路にインバータの出力が与えられ、同一構成を有
する昇圧トランスT11〜T14と、 (d3)各昇圧トランスT11〜T14の2次巻線の各
出力をそれぞれ全波整流する4つのダイオードから成
り、各放電管L11〜L14にそれぞれ対応して設けら
れる整流回路17〜20であって、各整流回路17〜2
0の一方の直流出力は対応する放電管L11〜L14の
一方の放電電極23に接続される整流回路17〜20
と、 (d4)各放電管L11〜L14にそれぞれ対応して設
けられる抵抗R12〜R14であって、各抵抗R12〜
R14の一端部は、対応する放電管L11〜L14の他
方の放電電極24に接続され、各抵抗R12〜R14の
他端部は、対応する放電管L11〜L14の整流回路1
7〜20の他方の直流出力に接続される抵抗R12〜R
14と、 (d5)各抵抗R12〜R14の両端部の出力に応答
し、各抵抗R12〜R14に流れる放電電流I1〜I4
をそれぞれ検出する放電電流検出手段と、 (d6)放電電流検出手段の出力に応答し、各放電管群
L1〜L5に含まれる放電管L11〜L14の放電電流
の和を求める加算回路26と、 (d7)加算回路26の出力に応答し、前記和を、各放
電管群L1〜L5に含まれる放電管L11〜L14の数
で割算して平均値Iaを求める平均値演算回路27と、 (d8)各放電管群L1〜L5の放電電流の設定値Is
を表す信号を導出する放電管電流設定回路29と (d9)放電電流の設定値Isと平均値Iaとの差を演
算する減算回路と、 (d10)減算回路28の出力に応答し、前記予め定め
る係数kを掛算して前記差を小さくするインバータ制御
信号31を導出してパルス幅制御回路33に与える比例
器30とを有する電気回路とを含むことを特徴とするC
2レーザ光発生装置である。
【0006】
【0007】
【作用】本発明に従えば、交流電力を発生するインバー
タからの出力を、放電管毎に個別的に設けられる複数の
昇圧トランスに与え、この昇圧トランスの1次巻線は、
直列に接続されており、各昇圧トランスの2次巻線の出
力を整流回路によって個別的に整流し、各整流回路の出
力を各放電管毎の対を成す放電電極間にそれぞれ与え
る。昇圧トランスの1次巻線は上述のように直列に接続
されているので、各1次巻線に流れる電流は等しく、し
たがってその昇圧トランスの2次巻線に流れる電流は、
昇圧トランスの巻線比をaとするとき、1次巻線に流れ
る電流のa倍であり、したがって昇圧トランスの2次電
流は、それらのトランスの構成が同一であるとき、等し
く、したがって放電管の放電電流は全て同一値となる。
【0008】この昇圧トランスは、2次出力電圧が高
く、したがって前述の巻線比aは小さい。放電管のイン
ピーダンスは、1次巻線側から見るとa2倍となり、し
たがって放電管の特性、すなわちインピーダンスのばら
つきが存在しても、各昇圧トランスの1次側から見たイ
ンピーダンスはほぼ等しい値となり、こうして放電管の
特性のばらつきにかかわらず、各放電管の放電電流を同
一値とすることができる。
【0009】さらに本発明に従えば、各放電管の放電電
流を抵抗R11〜R14によって検出して、その放電電
流の平均値Iaが、予め定める値Isとなるようにイン
バータ6を制御し、こうして直列接続された1次巻線に
流れる電流を一定の値に正確に保つことが可能になる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電気回路図であ
る。CO2レーザを発生するために1つの放電管群を構
成する放電管L11〜L14が一直線上に図2に示され
るように配置されて放電管装置が構成され、放電管L1
1〜L14内には、He,N2およびCO2の混合ガスが
充填され、軸線方向に循環して流される。また同様にし
て参照符L2,L3,L4,L5で示されるようにし
て、4本の放電管を直列に配置する。群を成す放電管L
11〜L14を総括的に参照符L1で示すことにする。
放電管群L1〜L5間には全反射鏡M1,M2,M3,
M4が配置され、またこれらの放電管群L1〜L5の列
の一方の端部には、全反射鏡M0が配置され、他方端部
には半透過鏡M5が配置される。こうしてレーザ発振が
行われ、レーザ光1が発生されて、加工などに用いられ
る。このようにして全反射鏡M0と半透過鏡M5との間
には、放電管L11〜L14が一直線上に配置される。
【0011】再び図1を参照して、商用三相交流電源2
からのたとえば220Vの電力は、コンバータ3に与え
られて直流電圧を得、ライン4,5から、その直流電力
が導出され、インバータ6に与えられる。インバータ6
は、ライン7,8間に、たとえば20kHz、300V
の交流波形を導出し、交流電源として働く。
【0012】放電管L11〜L14毎に個別的に、同一
構成を有する昇圧トランスT11〜T14が設けられ、
これらの1次巻線9〜12は、直列に接続されて、イン
バータ6の出力ライン7,8に接続される。トランスT
11の2次巻線13の出力電圧は、たとえば15kVで
あり、1次巻線9の巻数N1と2次巻線13の巻数N2
との巻数比a(=N1/N2)は、たとえば1/200
である。トランスT11〜T14の2次巻線13〜16
の2次出力は、4つのダイオードから成る全波整流回路
17〜20によって整流される。整流回路17の直流出
力は、ライン21,22を経て放電管L11の放電電極
23,24に与えられ、放電管L11が放電する。ライ
ン22には電流検出のための抵抗R11が介在される。
同様にして放電管L12〜L14の放電電流を検出する
ために抵抗R12〜R14が設けられ、こうして検出さ
れた各放電管L11〜L14毎の放電電流を表す信号
は、制御回路25に与えられる。
【0013】制御回路25の具体的な構成は、図3に示
されている。放電管L11〜L14の放電電流は、参照
符I1〜I4で示されており、これらの放電電流I1〜
I4は、加算回路26において加算されて和(=I1+
I2+I3+I4)が求められ、さらに平均値演算回路
27において、それらの和の1/4の値である平均値I
aが求められる。
【0014】
【数1】
【0015】この平均値演算回路27の出力は減算回路
28に与えられ、また放電管電流設定回路29からの予
め定める各放電管L11〜L14毎の設定値Isを表す
信号も減算回路28に与えられる。この減算回路28
は、差(=Is−Ia)を表す信号を導出し、比例器3
0で予め定める定数kを掛算し、インバータ6にライン
31を介してインバータ制御信号を与える。
【0016】図4は、インバータ6の具体的な構成を示
す電気回路図である。このインバータ6では、コンバー
タ3からライン4,5を介する直流電力を導通/遮断す
るスイッチングトランジスタQ1〜Q4が設けられ、こ
れらのスイッチングトランジスタQ1〜Q4は、それら
のベースには、パルス幅を制御するパルス幅制御回路3
3からの制御信号が与えられる。トランジスタQ1〜Q
4の出力は、ライン7,8を介して前述のようにトラン
スT11〜T14の1次巻線9〜12に与えられる。ラ
イン7,8から交流電力が発生されるようにするため
に、トランジスタQ1,Q4が導通し、かつスイッチン
グトランジスタQ2,Q3が遮断する第1半周期と、ト
ランジスタQ1,Q4が遮断し、トランジスタQ2,Q
3が導通する第2半周期とが交互に繰返されて、交流波
形が得られる。
【0017】放電管L11〜L14の放電電流がたとえ
ば減少したときには、減算回路28の偏差が大きくな
り、その偏差が零となるようにパルス幅制御回路33
は、スイッチングトランジスタQ1〜Q4の導通/遮断
の各期間であるパルス幅を大きくし、これによって放電
電流が大きくなるように制御する。
【0018】上述の実施例によれば、トランスT11〜
T14の1次巻線9〜12は、直列に接続されているの
で、それらの1次電流I1は全て等しい。2次巻線13
〜16の2次電流I2は、巻線比aを用いて表すと、数
2のとおりとなる。
【0019】
【数2】I2=a・I1 したがって2次電流は、換言すると放電管L11〜L1
4に流れる放電電流は、等しくなる。
【0020】また放電管L11〜L14に流れる放電電
流が等しくなる理由は、図5の等価回路を用いて説明す
ることも可能である。この図5は、トランスT11の1
次巻線9側から見たトランスT11、整流回路17、放
電電流検出用抵抗R11、および放電管L11を示す等
価回路図である。ここでr1はトランスT11の1次巻
線9の抵抗、x1は、その1次巻線9の漏洩リアクタン
ス、r2は、2次巻線13の抵抗、x2は、その2次巻
線13の漏洩リアクタンス、zは、放電管L11のイン
ピーダンスを示す。整流回路17のインピーダンスと抵
抗R11の抵抗値は小さいので図5では、省略する。1
次側から見て、放電管L11のインピーダンスは、a2
Zとなる。放電管L12,L13,L14のインピーダ
ンスをZ1,Z2,Z3とするとき、各トランスT12
〜T14は、前記トランスT11と同一構成を有すると
き、それらの1次側から見た放電管L12〜L14のイ
ンピーダンスは、a2Z1,a2Z2,a2Z3である。
ライン7,8間に与えられる電圧V11は、各トランス
T11〜T14毎の電圧V1〜V4の和であり、これら
の電圧V1〜V4は、一般的には、相互に異なってい
る。巻線比aが小さくなくても、電流I1は図5の等価
回路において共通に流れるので、各放電管L1〜L4の
インピーダンスZ,Z1,Z2,Z3が等しくなくて
も、2次電流は等しくなる。したがって同一構成を有す
るトランスT11〜T14の1次巻線9〜12から見た
各インピーダンスは全てほぼ等しく、そのため放電管L
11〜L14に上述のようにばらつきがあっても、それ
による放電電流のばらつきを防ぐことができ、放電電流
を等しくすることができる。
【0021】残余の放電管群L2〜L5を駆動するため
の電力は、共通のコンバータ3からライン4,5を経
て、ライン34を介して、放電管L11〜L14と同様
な構成によって、供給される。
【0022】図1〜図5の実施例の構成をさらに補足的
に述べると、複数(たとえば5)の各放電管群L1〜L
5によって放電管装置が構成される。放電管群L1は、
端部全反射鏡M0と第1中間反射鏡M1との間に配置さ
れる。放電管群L2,L3,L4は、第1中間反射鏡M
1と第2中間反射鏡M2〜M4との間にそれぞれ配置さ
れる。放電管群L5は、第2中間反射鏡M4と半透過鏡
M5との間に配置される。各放電管群L1〜L5毎に電
気回路がそれぞれ設けられ、この電気回路は、インバー
タ6と、昇圧トランスT11〜T14と、整流回路17
〜20と、抵抗R12〜R14と、放電電流検出手段
と、加算回路26と、平均値演算回路27と、放電管電
流設定回路29と、減算回路28と、比例器30とを有
する。整流回路17〜20は、各昇圧トランスT11〜
T14の2次巻線の各出力をそれぞれ電波整流する4つ
のダイオードから成り、各放電管L11〜L14にそれ
ぞれ対応して設けられる。各整流回路17〜20の一方
の直流出力は、対応する放電管L11〜L14の一方の
放電電極23に接続される。抵抗R12〜R14は、各
放電管R11〜R14にそれぞれ対応して設けられる。
各抵抗R12〜R14の一端部は、対応する放電管L1
1〜L14の他方の放電電極24に接続される。各抵抗
R12〜R14の他端部は、対応する放電管L11〜L
14の整流回路17〜20の他方の直流出力に接続され
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インバー
タからの出力を、複数の昇圧トランスの直列接続された
1次巻線に与え、この昇圧トランスの2次巻線の各出力
を整流回路で整流して放電管の放電電極間にそれぞれ与
えるようにしたので、交流電源を複数の放電管に共通に
設ければよく、構成が簡略化されるとともに、1次巻線
に流れる電流、したがって放電管の放電電流を同一値に
することができ、したがってこのような放電管が、CO
2レーザ光の放電管であるので、レーザ発振の効率を良
好にし、レーザ光の品質の向上を図ることができる。
【0026】さらに各放電管の放電電流を検出手段で検
出して、放電電流の和または平均値が予め定める値とな
るように交流電源を制御することによって、放電電流を
正確に前記予め定める値に保つことが可能である。また
本発明によれば、複数の放電管が、複数の各グループL
1〜L5毎にグループ化され、各グループ毎に、電気回
路がそれぞれ設けられ、これらの電気回路に共通にコン
バータ3が設けられ、各電気回路が、インバータ6と、
昇圧トランスT11〜T14と、整流回路17〜20
と、抵抗R12〜R14と、放電電流検出手段と、加算
回路26と、平均値演算回路27と、放電管電流設定回
路29と、減算回路28と、比例器30とを有し、各グ
ループ毎の放電電流をそれぞれ検出する構成を有し、こ
のような放電管の数が大きい構成においても、各放電管
に流れる電流をほぼ等しくすることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の電気回路図である。
【図2】CO2レーザ発生を行う全体の構成を示す図で
ある。
【図3】制御回路25の具体的な構成を示す電気回路図
である。
【図4】インバータ6の具体的な構成を説明する電気回
路図である。
【図5】トランスT11の1次巻線9側から見た等価回
路図である。
【符号の説明】
2 商用交流電源 3 コンバータ 6 インバータ 9〜12 1次巻線 13〜16 2次巻線 17〜20 全波整流回路 23,24 放電電極 25 制御回路 26 加算回路 27 平均値演算回路 28 減算回路 29 放電管電流設定回路 30 比例器 33 パルス幅制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−66981(JP,A) 特開 平2−297895(JP,A) 特開 平3−93193(JP,A) 米国特許5048033(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/097 - 3/0977

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)放電管装置であって、 複数の各放電管群が、 端部全反射鏡と第1中間反射鏡との間、 第1中間反射鏡と第2中間反射鏡との間、および第2中
    間反射鏡と半透過鏡との間に、それぞれ配置され、 各放電管群は、CO2レーザ光を発生する同一数の複数
    の放電管が一直線上に軸線を有して配置され、 各放電管群をそれぞれ構成する放電管内には、He、N
    2、CO2の混合ガスが充填され、軸線方向に循環して流
    される放電管装置と、 (b)交流電源と、 (c)交流電源からの交流電力を直流に変換するコンバ
    ータと、 (d)各放電管群毎に設けられる電気回路であって、 (d1)インバータであって、 コンバータの直流出力を導通/遮断して交流に変換する
    スイッチングトランジスタと、 インバータ制御信号に応答し、スイッチングトランジス
    タをパルス幅制御するパルス幅制御回路とを有するイン
    バータと、 (d2)各放電管毎に設けられ、1次巻線が直列に接続
    されて直列回路を構成し、この直列回路にインバータの
    出力が与えられ、同一構成を有する昇圧トランスと、 (d3)各昇圧トランスの2次巻線の各出力をそれぞれ
    全波整流する4つのダイオードから成り、各放電管にそ
    れぞれ対応して設けられる整流回路であって、 各整流回路の一方の直流出力は対応する放電管の一方の
    放電電極に接続される整流回路と、 (d4)各放電管にそれぞれ対応して設けられる抵抗で
    あって、 各抵抗の一端部は、対応する放電管の他方の放電電極に
    接続され、 各抵抗の他端部は、対応する放電管の整流回路の他方の
    直流出力に接続される抵抗と、 (d5)各抵抗の両端部の出力に応答し、各抵抗に流れ
    る放電電流をそれぞれ検出する放電電流検出手段と、 (d6)放電電流検出手段の出力に応答し、各放電管群
    に含まれる放電管の放電電流の和を求める加算回路と、 (d7)加算回路の出力に応答し、前記和を、各放電管
    群に含まれる放電管の数で割算して平均値Iaを求める
    平均値演算回路と、 (d8)各放電管群の放電電流の設定値Isを表す信号
    を導出する放電管電流設定回路と、 (d9)放電電流の設定値Isと平均値Iaとの差を演
    算する減算回路と、 (d10)減算回路の出力に応答し、予め定める係数k
    を掛算して前記差を小さくするインバータ制御信号を導
    出してパルス幅制御回路に与える比例器とを有する電気
    回路とを含むことを特徴とするCO2レーザ光発生装
    置。
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