JP2970406B2 - 機械式駐車装置の安全装置 - Google Patents

機械式駐車装置の安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレット上に載せた車
両をエレベータかご内外に搬送してパレット毎車両を収
納する機械式駐車装置の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械式駐車装置の代表的な例としては、
多数の車両収納用ケージを建築物内に懸吊装備して、各
ケージに車両を載せたまま収容空間に保持し、機械的に
地上の出入口から入庫あるいは出庫させる垂直循環方式
の駐車装置が従来からよく利用されている。
【0003】しかし、この方式の駐車装置は車両を載置
する多数のケージを駆動チェンで連結して上部駆動装置
に懸架し、全体を循環させながら、所定の位置で車両を
出し入れするものであるため、スペース的には効率がよ
くても、1台の車両が出入りするたびに、各ケージをす
べて移動させねばならないことから大きな荷重に耐えう
る大規模な設備が必要で、それだけコストが高くなるだ
けでなく、振動、騒音の面でも問題があった。
【0004】このため、図2に示すように昇降路1に沿
って昇降するエレベータかご100を駐車設備内の中央
に配備し、車両101を格納するための駐車室102,
102’を、昇降路1の前後又は左右に幾層にも重ねて
配置して、車両101をエレベータかご100により目
的の階層まで運び、パレット搬送装置10によりパレッ
ト105ごと駐車室102あるいは102’に適宜送り
込んで格納するエレベータ式駐車装置あるいはエレベー
タスライド式駐車装置が最近注目されだしてきた。
【0005】図3はエレベータかご100に設けられた
このパレット搬送装置10の一例を示す平面図、図4は
図3のA−A線矢視図(ただし、車両101がパレット
105ごと載っている状態を示す)であり、床上面と側
面にそれぞれローラ100a,100bが回動自在に設
けられ、パレット搬送時にパレット105をローラ10
0a,100bにより支持案内する構成になっている
が、パレット105の搬送駆動はエレベータかご100
の床の両側に回動自在に設けられたスプロケット10
1,102に無端状のチェン103が巻き掛けられ、こ
のチェン103に取付けられたアーム104の先端のロ
ーラ104aとパレット105裏面の係合片105aと
の係合により行われる構造になっている。
【0006】 即ち、任意の駐車室102あるいは10
2’から車両を出庫させる場合には、その階にエレベー
タかご100を停止させて、図5〜図8に示す順序でパ
レット105をエレベータかご100内に引き入れるこ
とになる。
【0007】 つまり、図5に示すようにアーム10
4,104’をエレベータかご100内に引っ込めた状
態でまずエレベータかご100を昇降させ、目的の階床
に停止後はモータ106,106’によりチェン10
3,103’をアーム104,104’が例えば駐車室
102側に突出する方向(図5においてチェン103は
反時計回りの方向、チェン103’は時計回りの方向)
に循環させて、出庫させるパレット105の係合片10
5aに係合させて図6に示す状態にする。
【0008】 次に、アーム104,104’をさらに
同じ方向に循環させることによりパレット105をエレ
ベータかご100内に図7に示すように引き込んで、最
終的に図8に示す状態にまで移行させパレット105の
引き込みを完了させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなパ
レットの搬送装置の場合、エレベータかご100内にパ
レット105がきっちり納まるように停止させるのはむ
ずかしい。即ち、アーム104,104’の循環を停止
させてパレット105の搬送を止めても惰性によりパレ
ット105が移動してしまったり、エレベータかご10
0の昇降時の振動によりパレット105が移動してしま
う問題があった。又、故障によりアーム104,10
4’が停止せず循環しつづけると、パレット105が反
対側の駐車室102’へ送られてしまい、既存のパレッ
ト105に衝突して破損してしまう虞れもあった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
パレットの搬送とロックが確実に行われる安全装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、昇降路内を昇
降するエレベータかごと駐車室との間でパレットを搬送
してパレットごと車両を収納する機械式駐車装置におい
て、1駐車室とエレベータかごにはそれぞれパレットを
ロックするロック装置を設け、エレベ ータかごのロッ
ク装置はエレベータかごの駐車室に面する両側に別々に
設けて、駐車室 とエレベータかごの対向する各ロック
装置を同時に解放する解放機構をエレベータかご に備
える。2エレベータかごの両側には突出時にパレットの
側部を制し引込時に解放状態となるスト ッパー片を有
するロック装置を設け、駐車室にもパレットをロックす
るロック装置を設 け、エレベータかごのロック装置と
駐車室のロック装置とを解放させる解放機構を備え
る。ものである。
【0012】
【作用】上述の如く構成すれば、エレベータかご内外へ
のパレットのロックと解放がタイミングよく確実に行わ
れる。
【0013】
【実施例】 以下、本発明の実施例について、図面を用
いて説明する。図1は、本発明に係る安全装置を備えた
エレベータかごを示す正面図、図9は図1の部分平面
図、図10は図1のP部詳細図であり、図中図2乃至図
4と同一符号のものは同一のものを示す。
【0014】 30はエレベータかご100の両側部に
設けられた本発明に係るパレットロック装置で、図10
に示すように、長手方向に摺動自在に設けられたロッド
31の先端にはバー32の一端が回動自在に連結され、
該バー32の他端はストッパー片33に回動自在に連結
されている。このストッパー片33はガイド34により
上下方向にのみ移動自在に支持されている。そして、ス
プリング35はロッド31を常時反ストッパー側に付勢
するためのものである。
【0015】40はエレベータかご100の床に設けら
れたバーで、上方に延出した作動片40aを有し長手方
向に摺動自在に取付けられている。このバー40はちょ
うど駐車室102のロック装置20のロッド21と対向
する位置に配置される。41はバー40を例えばラック
ピニオン機構などにより駆動させる駆動装置である。
【0016】次に、本発明装置の動作について説明す
る。図1に示すようにエレベータかご100が目的階に
着床すると、まず駆動装置41によりバー40を例えば
出庫する車両のある駐車室102の方へ移動させる。
【0017】 すると、バー40の先端は駐車室102
におけるパレットロック装置20のロッド21に接触す
る一方、バー40の作動片40aはエレベータかご10
0におけるパレットロック装置30のロッド31に接触
して、尚もバー40が移動を続けると、パレットロック
装置20のロッド21の方はスプリング23のバネ力に
抗して右へ移動することによりフック22が反時計方向
に回転する結果、パレット105のロックが外れる一
方、パレットロック装置30のロッド31の方はスプリ
ング35のバネ力に抗して右へ移動することによりバー
32を介してストッパー片33を下降させる結果、図1
1に示すようにパレット105の通過が可能な状態に移
行する。このパレット105の搬送方法及び機構は従来
と全く同様である。
【0018】そして、パレット105がエレベータかご
100内に搬送されてくるともう一方のパレットロック
装置30’のストッパー片33’に接触する位置で強制
的に位置決めされ(たとえアーム104、104’がパ
レット105を送り過ぎようとしても)ることになる。
【0019】 その後、駆動装置41によりバー40を
元の状態になるように移動させると作動片40aはロッ
ド31から離れる結果、ロッド31はスプリング35の
バネ力により左へ移動することになり、バー32を介し
てストッパー片33を上昇させパレット105の端部の
凹みに嵌入させて図12に示すようにエレベータかご1
00内のパレット105をロックさせる。
【0020】一方、バー40の先端もロッド21から離
れる結果、ロッド21はスプリング23のバネ力により
左へ移動して元の状態に復帰する。
【0021】以上の説明は、パレット105が駐車室1
02からエレベータかご100内へ搬送される動作につ
いて説明したが、エレベータかご100から駐車室10
2へパレット105が搬送される場合も全く同様にパレ
ットロック装置20及び30がバー40の移動に応じて
動作するため説明は省略する。又、駐車室102’とエ
レベータかご内とのパレット105の搬送の場合も全く
同様なので説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エレ
ベータかご内外へのパレットの搬送に向けてのパレット
のロックと解放が単にタイミングよく確実に行われるだ
けでなく、特にエレベータかご側のロック装置はパレッ
トの送り過ぎを規制する機能も備えているため、極めて
安全である。又、駐車室とエレベータかごのロック装置
を同時に解放させることができるため、極めて迅速にパ
レットを搬送させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全装置を備えたエレベータかご
を示す正面図である。
【図2】エレベータ式駐車装置の全体を示す全体図であ
る。
【図3】図2におけるパレット搬送装置の一例を示す平
面図である。
【図4】図3のA−A線矢視図である。
【図5】図3におけるパレット搬送装置の動作を説明す
るたの説明図である。
【図6】 図3におけるパレット搬送装置の動作を説明
するための説明図である。
【図7】 図3におけるパレット搬送装置の動作を説明
するための説明図である。
【図8】 図3におけるパレット搬送装置の動作を説明
するための説明図である。
【図9】 図1における部分拡大平面図である。
【図10】 図1のP部詳細図である。
【図11】 本発明に係る安全装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【図12】 本発明に係る安全装置の動作を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1 昇降路 20 駐車室のパレットロック装置 30,30’ エレベータかごのパレットロック装置 33,33’ ストッパー片 100 エレベータかご 101 車両 102,102’ 駐車室 105 パレット 40 バー

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内を昇降するエレベータかごと駐車
    室との間でパレットを搬送してパレットごと車両を収納
    する機械式駐車装置において、 前記駐車室と前記エレベータかごにはそれぞれパレット
    をロックするロック装置を設け、前記エレベータかごの
    ロック装置はエレベータかごの前記駐車室に面する両側
    に別々に設けて、前記駐車室と前記エレベータかごの対
    向する各ロック装置を同時に解放する解放機構を前記エ
    レベータかごに備えたことを特徴とする機械式駐車装置
    の安全装置。
  2. 【請求項2】 昇降路内を昇降するエレベータかごと駐車
    室との間でパレットを搬送してパレットごと車両を収納
    する機械式駐車装置において、 前記エレベータかごの両側には突出時に前記パレットの
    側部を制し引込時に解放状態となるストッパー片を有す
    るロック装置を設け、前記駐車室にもパレットをロック
    するロック装置を設け、該エレベータかごのロック装置
    と該駐車室のロック装置とを解放させる解放機構を備え
    たことを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に 記載の解放機構は
    エレベータかごのロック装置及び駐車室のロック装置に
    係合する片を有するバーを長手方向に摺動させる機構で
    あることを特徴とする機械式駐車装置の安全装置。
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