JPS6293116A - 昇降搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、垂直上昇搬送経路の下方荷受位置から上方荷
卸し位置へ被搬送物を搬送する搬送台を備えた搬送装置
に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） 前記のように垂直上昇搬送経路を備えた従来の搬送装置
としては、搬送台を駆動チェンに直結し、当該駆動チェ
ンのタクト運転により下方荷受位置と上方荷卸し位置と
で搬送台を順次自動停止させるように構成した駆動チェ
ン直結タイプのものや、搬送台を駆動チェンに対して一
定距離範囲内でのみ相対移動可能に構成し、搬送台をそ
の可動範囲の一端で駆動チェンにロックした状態で昇降
移動させ、垂直上昇搬送経路ｒｐの停止箇所では前記ロ
ックを解除して駆動チェンが一定距離移動する間だけ搬
送台を停止せしめる方式のもの等が知られている。

前者方式のものでは駆動チェンをタクト運転しなければ
ならないばかりでなく、荷受作業と荷卸し作業とを同時
期に同時間内で行わなければならない不都合があった。

又、後者方式のものでは、駆動チェンを連続運転するこ
とは出来るが、搬送台を停止させておける時間が決まっ
ているために前者方式のものと同様に荷受荷卸し作業が
時間的に制約される不都合があり、更に停止後に搬送台
を駆動チェンよりも高速でロック位置まで移動させてロ
ックしなければならないので、機構が複雑で高価につく
欠点がある。

又、何れの方式のものでも搬送台を停止位置から後方に
自動ストレージすることは出来ないので、この点でも荷
受荷卸し作業を自由に行うことが出来ないものであった
。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る昇陣搬
送装置を提案するものであって、その特徴は、搬送台の
昇降Ｗｉ環経路にそって駆動チェンを張設し、この駆動
チェンから突設されたプッシャーを上下から挾む上下一
対のドッグを前記搬送台に設けると共に、上昇経路に於
いて下側となる補助ドッグば上側ドッグ側への１肋記プ
ツシヤーの通過のみを許す可倒形とし、上側になる主ド
ッグは前記プッシャーに対し係脱可能に構成すると共に
、保合姿勢に付勢するスプリングと係脱操作用カム従動
部とを併設し、この係脱操作用カム従動部に作用して主
ドッグをプッシャーから離脱させる出退自在な搬送台停
止用可動カムを搬送台上昇経路の下方荷受位置と上方荷
卸し位置とに設け、更に各搬送台には、後′ｔ？、搬送
台の前記係脱操作用カム従動部に作用して主ドッグをプ
ッシャーから離脱させる後続搬送台停止用カムと、搬送
台上昇経路にそって配設された固定波係止具と係合して
搬送台の下降を阻止する落下防止具とを設けた点にある
。

（作用） 上記の本発明装置に於いては、搬送台上昇経路では駆動
チェン側のプッシャーが搬送台の上下ドッグ間に嵌合し
た状態で主ドッグを介して搬送台を押し上げ移動させる
。そして下方荷受位置と上方荷卸し位置とで搬送台を停
止させるときは、前記搬送台停止用可動カムを突出させ
ておくことにより当該カムが前記係脱操作用カム従動部
に作用して主ドッグをプッシャーから離脱させるので、
当該搬送台は駆動チェンから切り離される・この゛　　
とき搬送台は重力で落下しようとするが、搬送台側の落
下防止具が経路側の固定被係止具と係合しているので、
当該搬送台は所定位置で停止する。

上記のように停止している搬送台に対して後続の搬送台
が一定距離以上接近すると、停止搬送台の後続搬送台停
止用カムが後続搬送台の係脱操作用カム従動部に作用し
て主ドッグをプッシャーから離脱させるので、当該後続
搬送台も駆動チェンから切り離され、そして落下防止具
と経路側の固定被係止具との保合によりその場で停止す
る。このようにして搬送台は先行の搬送台が停止してい
る限り順次停止し、ストレージされる。

このように搬送台上昇経路に於いて停止している搬送台
に対しては、駆動チェン側のプッシャーは可倒形補助ド
ッグを倒すと共に離脱位置にある主ドッグの位置を通過
して上昇移動することが出来る。

停止位置で停止している搬送台を発進させるときは、前
記搬送台停止用可動カムを退入させて搬送台の主ドッグ
を係合姿勢に戻すことにより、可倒形補助ドッグを倒し
て上昇してくる駆動チェンのプッシャーが前記主ドッグ
に係合し、この搬送台を押し上げる。゛この搬送台の発
進により後続搬送台停止用カムが後続搬送台の係脱操作
用カム従動部から離脱し、後続搬送台の主ドッグもプッ
シャーに対する係合姿勢に戻るので、続くプッシャーに
より自動的に押し上げられる。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。

第１図及び第２図に於いて、１は夫々搬送台であって、
上下両側に荷受面２ａ、２ｂを備え、昇降Ｗｉ環経路を
形成する左右一対の無端状ガイドレール３によって移動
可能に支持されている。４は前記搬送台１の昇降循環経
路にそって回動する駆動チェンであって、モーター５に
連動連結された上部駆動歯輪６とテークアツプ用下部遊
転歯輪７との間に掛張されている。８は搬送台上昇経路
９の下端近傍位置に設定された荷受位置、１０は搬送台
上昇経路９の上端近傍位置に設定された荷卸し位置、１
１は搬送台下降経路１２の上端近傍値Ｗに設定された荷
受位置、１３は搬送台下降経路１２の下端近傍位置に設
定された荷卸し位置である。

第３図乃至第５図に示すように、前記駆動チェン４は左
右一対の無端状ガイドレール】４に夫々嵌合する鍔付き
ローラー１５を備え、一定間隔置きには搬送台での昇降
循環経路側に突出するプッシャー１６が突設されている
。又、第１図に示す搬送台上昇経路９に於いては、第２
図、第３図、及び第６圀に示すように前記駆動チェン４
の移動経路脇に支持フレーム１７を介してチェン利用の
固定被係止具１８が敷設されている。前記搬送台１には
、左右一対の無端状ガイドレール３に夫々嵌合する上下
一対の主ホイール１９、ｉ？１記左右一対の無端状ガイ
ドレール３に夫々当接する振れ止め用補助ローラー２０
、前記プッシャー１６を上下から挟む上下一対のドッグ
２１．２２、前記チェン利用の固定被係止具１８と係合
して搬送台１の下降を阻止する落下防止具２３、及び後
続搬送台停止用カム２４が設けられている。

前記上下一対のドッグ２Ｌ２２の内、搬送台上昇経路９
に於いて下側となる補助ドッグ２２は、支軸２５により
左右一対の支持板２６間に図例可能に枢着されると共に
前記支持板２６との間に介装されたスプリング２７によ
って付勢され、前記支持ｖｉ２６に取り付けられたスト
ッパー２８に当接する係合姿勢に保持されている。上側
の主ドッグ２１は、前記プッシャー１６の移動経路を挟
む二股状基部２１ａに於いて支軸２９により前記支持板
２６間に枢着され、中＃ｌ！　、；１１にはプッシャー
１６の移動方向に面するｎ；ｌ面１６ａに当接するロー
ラー３０が設けられ、遊端部には片側に突出する状態で
係脱操作用カム従動部（ローラー）３１が設けられてい
る。そして前記支持板２６との間に介装されたスプリン
グ３２により付勢されて当該支持板２６に取り付けられ
たストッパー３３に当接する保合姿勢に保持されている
。

尚、前記主ドッグ２１の枢着支軸２９は、係合姿勢にあ
るときの前記ローラー３０の真下位置にあって、プッシ
ャー１６が前記ローラー３ｏを介して主ドッグ２１を押
上たとき、この主ドッグ２１が支軸２９の周りで離脱方
向に回動しないように構成されている。

前記落下防止具２３は、第３図及び第６図に示すように
搬送台１に連設された軸受板３４に固着の固定支軸３５
に一方向回転クラッチ３６を介して枢着された歯輪３７
から構成されている。前記一方向回転クラッチ３６は、
搬送台１が搬送台上昇経路９を上昇するときに前記歯輪
３７がチェン利用の固定被係止具１８との係合によって
第６図矢印方向に自転することを許すが、逆方向の自転
は阻止するものである。

前記後ＶｔＳ送台停止用カム２４は、第４図仮想線で示
すように後続搬送台１が一定距離以内に接近したとき、
当該後続搬送台１の前記係脱操作ｍカム従動部（ローラ
ー）３１に作用して、ローラー３０がプッシャー１６か
ら離脱する方向へスプリング３２に抗して主ドッグ２１
を支軸２９の周りに＃ｍ動させるものである。このよう
に後続搬送台停止用カム２４によって後続搬送台１が停
止せしめられたときに先行搬送台１の左右両側後端部３
８に近接する左右一対のクッションゴム３９が各搬送台
１の左右両側前端部に付設されている。

４０は、係脱操作用カム従動部（ローラー）３１の外側
に位置するように搬送台１から移動方向に向かって突設
された下降時被受は止め部材である第１図に示す搬送台
上！Ａ−経路９の荷受位置８と荷卸し位置１０とには、
第４図に仮想線で示すように後続搬送台停止用カム２４
と同一の作用を行う搬送台停止用可動カム４１が併設さ
れている。

この可動カム４１は例えばシリンダーユニット４２によ
り図示の作用位置と主ドッグ２１を復帰さ−Ｕる退避位
置との間で移動させることが出来る。

又、第１図に示す搬送台下降経路１２の荷受位置１１と
６ｉ卸し位置１３とには、第７図に仮忠線で示すように
下降する搬送台１の主ド、グ２１に対して前記後続搬送
台停止用カム２４と同一の作用を行う搬送台停止用可動
カム４３が併設されている。この可動カム４３は、図示
のように例えばシリンダーユニット４４により図示の作
用位置と王ドッグ２１を復帰させる退避位置との間で移
動させるごとが出来るものであって、作用位置にあると
き停止せしめた搬送台１をその下降時被受は止め部材４
０を介して受は止める影送台受は止め部４５を６７ｉｉ
えている。

次に使用方法及び作用について説明すると、駆動チェン
４を所定の方向に回転駆動させると、そのプッシャー１
６が各搬送台１の主ドッグ２１と禎１助ドッグ２２との
間に、当８亥補助ドフグ２２をスプリング２７の付勢力
に抗して回倒させながら嵌合し、搬送台上昇経路９では
第４図及び第５図に示すように、プッシャー１６が主ド
ッグ２１　（ローラー３０）を押し上げる状態で搬送台
１を上昇させる。又、搬送台下降経路１２では第７図に
示すように、重力で落下しようとする搬送台１をプッシ
ャー１６（ローラー３０）が補助ドッグ２２を介して受
は止めるので、搬送台１はプッシャー１６と同一速度で
下降する。

搬送台上昇経路９の荷受位置８に併設された可動カム４
１を第４図仮想線で示すように作用位置に突出させると
、上昇してくる搬送台１に於ける主ドッグ２１のカム従
動部（ローラー３１）に前記可動カム４１が作用して当
該主ドッグ２１をスプリング３２の付勢力に抗して支軸
２９の周りで揺動させ、プノンヤ−１６に対するローラ
ー３０の係合を解くので、搬送台１は荷受位置８で駆動
解除される。この結果、当該搬送台１は重力で落下しよ
うとするが、落下防止具２３の歯輪３７は搬送台１の上
昇移動を許す一方向にのみ回転可能であるから、当該歯
輪３７は固定被係止具（チェン）１８に係合して搬送台
１の落下を阻止することになる。即ち、搬送台１は荷受
位置８で自動停止することになる。

このように荷受位置８で停止する搬送台１の上側荷受面
２ａに被搬送物を搭載したならば、可動カム４１を退避
位置へ後退移動させる。この結果、主ドッグ２１はスプ
リング３２の付勢力でストッパー３３に当接する係合姿
勢に復帰するので、この搬送台１に接近してくるプッシ
ャー１６が前記のように主ドッグ２１と補助ドッグ２２
との間に嵌合して当該搬送台１を再び上昇駆動させるこ
とになる。

被搬送物を搭載した搬送台１が搬送台上昇経路９に於け
る荷卸し位置１０に到達する前に当該荷卸し位置１０に
併設されている可動カム４１を第４図仮想線で示すよう
に作用位置に突出さ仕ると、前記のように当該搬送台１
は荷卸し位置１０で自動停止する。このように荷卸し位
置１０で停止した搬送台１から被搬送物を搬出するが、
この荷卸し位置１０で搬送台１が停止している間に後続
の搬送台１がこの先行停止搬送台１に接近すると、第４
図仮想線で示すように先行停止搬送台１の後続搬送台停
止用カム２４が後続搬送台１の主ドッグ２１を係合姿勢
から離脱姿勢に切り替えるので、ローラー３０がプッシ
ャー１６から外れて後続搬送台１が先行停止搬送台１に
衝突する直前で自動停止する。同様に後続の搬送台１は
順次数珠繋ぎに自動停止し、ストレージされる。

荷卸し位置１０で停止している搬送台１を発進させると
きは、前記のように可動カム４１を退避位置に後退させ
、・当該搬送台１の主ドッグ２１を保合姿勢に復帰させ
れば良い。このように主ドッグ２１が係合姿勢に復帰し
た搬送台１は、接近してくるプッシャー１６によって前
記のように再び推進せしめられるが、この搬送台１の発
進により当該搬送台１の後続搬送台停止用カム２４が直
後に位置する停止搬送台１の主ドッグ２１から外れ、当
該主ドッグ２１が係合姿勢に復帰するので、直後に位置
する停止搬送台１も後続のプッシャー１６によって再び
推進せしめられる。このようにしてストレージされてい
る各搬送台１は先頭のものから順次発進するが、これを
荷卸し位置１０で停止させる場合は、先頭の搬送台１が
荷卸し位置１０から発進した後に再び可動カム４１を作
用位置に突出させれば良い。

荷卸し位置１０からプッシャー１６によって上昇せしめ
られる搬送台１は昇降循環経路の上端Ｕターン部を経由
して上下反転し、先に説明した態様、で搬送台下降経路
１２を下降することになる。

この搬送台下降経路１２を下降する搬送台１を荷受位置
１１や荷卸し位置１３で停止させる場合は、第７図に仮
想線で示すようにこれら位置に併設の可動カム４３を作
用位置に突出させる。この結果、プッシャー１６上に補
助ドッグ２２が乗った状態で下降する搬送台１は、前記
可動カム４３により主ドッグ２１がプッシャー１６に対
する離脱姿勢に切り替えられてローラー３０がプッシャ
ー１６の移動経路外に外れた状態で、下降時被受は止め
部材４０を介して前記可動カム４３の搬送台受は止め部
４５によって受は止められる。従ってプッシャー１６の
みが当該搬送台１に対して下方へ通過移動する。この搬
送台下降経路１２では搬送台１の下側荷受面２ｂが上と
なり、この下側荷受面２ｂに被搬送物が搭載される。

前記のように荷受位置１１又は荷卸し位置１３で停止し
た搬送台１を再び発進させるときは、プノンヤ−１６が
停止している搬送台１の補助ド。

グ２２を押し倒しで通過した直後に可動カム４３を退避
位置に後退させる。この結果、停止していた搬送台１は
重力で下降し、スプリング２７によって保合姿勢に復帰
している補助ドッグ２２がプッシャー１６上に乗り、搬
送台１はプノンヤ−１６によって受は止められた状態で
再び下降する。

搬送台下降経路１２に於いて上記のように停止せしめら
れた搬送台１に対して後続の搬送台１が接近したときも
、第７図仮想線で示すように停止搬送台１の後続搬送台
停止用カム２４が後続搬送台１の主ドッグ２１をプッシ
ャー１６に対する離脱姿勢に切り替えた直後に先行停止
搬送台１の左右両側後端部３８によって後続搬送台１が
クッションゴム３９を介して受は止められる。このよう
にして搬送台下降経路１２に於いても搬送台１をストレ
ージすることが出来る。このように搬送台下降経路１２
に於いて搬送台１をストレージしている場合は、先頭（
下端）の搬送台１の発進に伴って後続の搬送台１は全て
が同時に下降する。従って次の搬送台１を再び停止位置
（荷受位置１１又は荷卸し位置１３）で停止させるとき
は、当該搬送台１が停止位置に到達する前に可動カム４
３を再び作用位置に突出させておけば良い。

尚、上記実施例では搬送台下降経路１２も搬送経路とし
て利用するようにしたが、搬送台上昇経路９のみを本発
明に従って搬送経路に使用しても良い。又、固定被係止
具１８として固定チェンを使用すると共に、落下防止具
２３として歯輪３７と一方向回転クラッチ３６とを使用
したが、固定チェンの代わりにラックギヤを使用し、歯
輪３７に変えて平歯車を使用することも出来る。更に固
定被係止具としてのラックギヤ又はチェンに係合するア
ンチハック爪（ラチェツト爪）を落下防止具として利用
することも出来る。

（発明の効果） 以上のように本発明の界陣搬送装置によれば、搬送台を
上昇経路の荷受位置及び荷卸し位置で停止させることが
出来、更にこの停止位置で停止する搬送台に後続の搬送
台を順次停止させてストレージすることが出来るので、
荷受は渡し作業を時間的に制約を受けることなく余裕を
もって容易に行うことが出来る。しかも駆動チェンは連
続駆動させれば良く、タクト運転する必要はないので制
御が簡単容易に行える。又、駆動チェンの速度よりも高
速で搬送台をフィーダーで移動させて駆動チェンの所定
位置に結合するような従来の昇降践送装置と比較して構
造が極めて節屯で安価に実施することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部切り欠き側面図、第２閾は搬送台を省略し
た状態での一部切り欠き正面図、第３図は要部の横断平
面図、第４図及び第５図は搬送台上昇経路での搬送台と
駆動ヂエン側のプノソヤーとの関係を示す要部の縦断側
面図、第６図は同側面図、第７図は搬送台下降経路での
搬送台と駆動チェン側のプッシャーとの関係を示す要部
の縦断側面図であるや １・・・搬送台、２ａ、２ｂ・・・荷受面、３，１４・
・・ガイドレール、４・・・駆動チェン、８，１１・・
・荷受位置、９・・・搬送台上昇径路、１０．１３・・
・荷卸し位置、１２・・・搬送台下降経路、１６・・・
ブ・ノシャー、１Ｂ・・・固定被係止具（チェン）、２
１・・・主ドッグ、２２・・・可倒形補助ドッグ、２３
・・・落下防止具、２４・・・後続搬送台停止用カム、
２７．３２・・・スプリング、２８．３３・・・スト、
パー、３０．３１・・・ローラー、３６・・・一方向回
転クラッチ、３７・・・歯輪、３９・・・クッションゴ
ム、４０・・・下降時被受は止め部材、４１．４３・・
・搬送台停止用可動カム、４５・・・搬送台受は止め部
。 第Ｊ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 搬送台の昇降循環経路にそって駆動チェンを張設し、こ
   の駆動チェンから突設されたプッシャーを上下から挟む
   上下一対のドッグを前記搬送台に設けると共に、上昇経
   路に於いて下側となる補助ドッグは上側ドッグ側への前
   記プッシャーの通過のみを許す可倒形とし、上側になる
   主ドッグは前記プッシャーに対し係脱可能に構成すると
   共に、係合姿勢に付勢するスプリングと係脱操作用カム
   従動部とを併設し、この係脱操作用カム従動部に作用し
   て主ドッグをプッシャーから離脱させる出退自在な搬送
   台停止用可動カムを搬送台上昇経路の下方荷受位置と上
   方荷卸し位置とに設け、更に各搬送台には、後続搬送台
   の前記係脱操作用カム従動部に作用して主ドッグをプッ
   シャーから離脱させる後続搬送台停止用カムと、搬送台
   上昇経路にそって配設された固定被係止具と係合して搬
   送台の下降を阻止する落下防止具とを設けて成る昇降搬
   送装置。