JP2969154B2 - 入力処理装置 - Google Patents

入力処理装置

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JP2969154B2
JP2969154B2 JP2327702A JP32770290A JP2969154B2 JP 2969154 B2 JP2969154 B2 JP 2969154B2 JP 2327702 A JP2327702 A JP 2327702A JP 32770290 A JP32770290 A JP 32770290A JP 2969154 B2 JP2969154 B2 JP 2969154B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力処理装置に関する。
〔従来の技術〕
オフィスコンピュータやパーソナルコンピュータ等の
情報処理装置におけるデータ入力処理は、キーボード等
の入力装置に介して行われている。
すなわち、オぺレータが入力装置に対してキー操作を
行うと、入力装置はそのキー操作に対応するキー情報を
逐次当該コードに変換してCPU(中央処理装置)に出力
する。そして、そのコードはCPUが実行するキー入力処
理プログラムに渡され、上記キー入力処理プログラムに
より、その受け取るコードに対応する処理が実行され
る。
第10図は、従来のキー入力とそのキー入力に応じて行
われるキー入力処理の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
同図に示すように、時間t0,t1の操作間隔で、時刻
tk1、tk2、及びtk3においてキー入力が行われた場合、
各キー入力に対応してCPUが上記キー入力処理プログラ
ムを実行して処理P1,P2,P3を行う。
この場合、上記キー入力の操作時間間隔t0,t1が、キ
ー入力処理プログラムの上記キー入力に対応する処理
P1,P2の処理時間ta1,ta2よりも短い場合には、入力装置
からCPUへ送信されるコードは、キーバッファに一時格
納され、前回のキー入力に対応する処理が終了した後実
行される。したがって、この場合キー入力に対応する処
理の実行は、キー入力よりも大きく後れて実行されるこ
とになる。
例えば、ワードプロセッサ等が文書編集処理を行う際
によく実行される、画面スクロールやページ切換え等の
各機能に対応するキー入力処理プログラムの処理は、複
雑であるためかなりの時間がかかる。したがって、上述
のような機能を指定するキー入力を行った場合、キー入
力を行ってから当該画面が表示されるまで長い時間がか
かり、その間ユニットは待たされることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したような画面スクロールやページ切換を指示す
るキー入力は、文書作成・編集及びスクリーン・エディ
タ等において頻繁に用いられ、また何回も連続して入力
される場合が多い。
ところが、上述したように、このようなキー入力に対
応する処理は、その処理時間が長いので、キー入力を行
ってからそのキー入力に対応する処理が完了して当該画
面表示が行われるまでの時間が長くなってしまう。この
ため、オペレータの作業時間が長くなると共に、同一の
キー入力を連続的に行う場合、キー入力を誤って多く行
ってしまうなどの操作ミスをおかしやすいという問題が
あった。
これは、同一キーが連続して入力されたか否かを判別
することなく、単純に1回のキー入力毎にコード変換を
行い、その変換コードに対応する処理を各キー入力毎に
個別に行っているためであると考えられる。
本発明の課題は、同一のキー情報が連続して複数入力
された場合は、この複数のキー情報を、連続する同一の
キー情報に対応する単一コードに自動的に変換できるよ
うにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は、キー操作により入力されるキー情報
を順次格納する格納手段と、前記格納手段に同一のキー
情報が複数連続して格納されていることを判別する判別
手段と、前記判別手段により判別された前記複数連続す
る同一のキー情報を、その複数連続する同一のキー情報
に対応する単一コードに変換する変換手段と、を具備し
たことを特徴とする。
〔機能ブロック図の説明〕
第1図は本発明の機能ブロック図である。同図(a)
において、1は格納手段、2は変換手段、3は処理手段
である。同図(b)において、4は格納手段、5は第1
の変換手段、6は第2の変換手段、7は処理手段であ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を第2図乃至第5図を参照しながら説明
する。
第2図は、第1実施例の情報処理装置のシステム構成
を示すブロック図である。
同図において、CPU11は、マイクロプロセッサ等から
成り、特に図示していない主メモリに格納されているプ
ログラムを実行して、文書作成等の所定の業務処理を行
う。
また、キーボード12は、仮名、アルファベット、数字
等の文字を入力するためのキーや、CRTディスプレイ
(以下、単にCRTと記述する)18の表示画面上のカーソ
ル位置を上下左右にそれぞれ移動させるための4個のカ
ーソルキー「↑」、「↓」、「←」、「→」等を備えて
いる。
キーボード制御装置13は、キーボード12から入力され
る各キー入力情報を、対応するコードもしくはエスケー
プ・シーケンスに変換した後、CPU11に対し割り込みを
行い、その変換したキーコードもしくはエスケープ・シ
ーケンスをCPU(中央処理装置)11に送信する。
CPU11は、キーボード制御装置13から受信する各コー
ドやエスケープ・シーケンスをキーバッファ14に順次格
納する。また、キーバッファ14に格納されているコード
もしくはエスケープ・シーケンスを、コード変換テーブ
ル22を検索して対応する当該コードに変換する。
次に、表示メモリ15はCPT18に表示される画像データ
を格納するビデオRAMであり、その画像データはCPU11に
より書き込まれる。
表示制御装置16は、表示メモリ15から画像データを所
定周期で読み出し、CPT18に表示させる制御を行う。
第3図に、上記コード変換テーブル22の記憶内容を示
す。
同図に示すように、コード変換テーブル22は、キーボ
ード12に配設された全てのキーのキーコードについて、
その対応する1ワード(または2バイト)の変換コード
を1対1対応で記憶している。
同図に示す例では、カーソルキー「↑」が2回連続入
力された場合のエスケープ・シーケンス に対して、その対応する変換コード「1001H」(Hは16
進値を示す記号、以下同じ)を記憶している。また、カ
ーソルキー「←」が2回連続入力された場合のエスケー
プ・シーケンス に対して、その対応する変換コード「1004H」を記憶し
ている。以下、同様にして、上記カーソルキーの1回の
操作に対応する変換コードが記憶され、それ以降に文字
キーに対応する変換コードが格納されている。
同図に示す例では、例えばカーソルキー「↑」に対応
するエスケープ・シーケンスは となっており、その対応する変換コードは「0101H」と
なっている。また、文字キー「A」に対応するキーコー
ドは「A」となっており、その対応する変換コードは
「0041H」となっている。
尚、上記キーコード 「A」は、実際には、16進値で記憶されており、 は「1BH」の値で記憶されている。
第4図は、オペレータが、キーボード12から順次カ
ーソルキー「↓」、文字キー「A」、カーソルキー
「↑」、カーソルキー「↑」、及び文字キー「B」
の入力を行った場合に作成される変換コードを説明する
図である。
CPU11は、上記〜の順序で、キーボード12からキ
ー入力が行われると、その各キー入力毎に発生するキー
ボード制御装置13からの割り込みに応じて、キーボード
制御装置13から送信されてくるキーコードもしくはエス
ケープ・シーケンスを逐次キーバッファ14に格納する。
このことにより、キーバッファ14には とエスケープ・シーケンス及びキーコードが順次格納さ
れていく。
CPU11は、このようにして、キーバッファ14に格納さ
れているエスケープ・シーケンス及びキーコードを格納
順に順次取り出し、対応する当該コードに変換する。
すなわち、同図に模式的に示すように、カーソルキー
「↓」の入力が「0102H」、文字キー「A」のキー入力
が「0041H」、連続する2回のカーソルキー「↑」のキ
ー入力が「1001H」、そして文字キー「B」のキー入力
が「0042H」の2バイトのコードにそれぞれ順次変換さ
れる。
このように、第1実施例においてはキーバッファ14に
格納されている上記カーソルキー「↑」の2回連続入力
に対応する の2つのエスケープ・シーケンスがコード変換テーブル
22を検索することにより、「1001H」の1ワード(2バ
イト)のコードに変換される。
上記の例は、エスケープキー「↑」が連続して2回入
力された場合であるが、他のエスケープキー「↓」,
「→」,「←」が連続して2回入力された場合にも、カ
ーソルキー「↑」と同様にして1ワードのコードに変換
される。
第5図は、CPU11がキーボード制御装置13を介して入
力するキーコードもしくはエスケープ・シーケンスに対
応して行うCRT18の表示処理を説明するフローチャート
である。
CPU11は、まず、キーバッファ14からキーコードもし
くはエスケープ・シーケンスを読み出し(S1)、次にコ
ード変換テーブル22を検索して、上記読み出したキーコ
ードもしくはエスケープ・シーケンスに対応する変換コ
ードを読み出し、そのコードの判別を行う(S2)。尚、
上記キーバッファ14からの読み出し処理S2においてキー
バッファ14から読み出したデータがエスケープ・シーケ
ンスであった場合には、さらに次にデータが前回読み出
したエスケープ・シーケンスと同一であるか否かを判別
し、同一のエスケープ・シーケンスであれば、上記処理
のS2でその読み出した2つのエスケープ・シーケンスを
キーデータとしてコード変換テーブル22の検索を行う。
そして、上記読み出した変換コードがカーソルキー
「↑」の1回の操作に対応する変換コード「0101H」で
あると判別すれば、CRT18の表示画面上のカーソルが表
示されている行の位置を示すカーソル行アドレスを
「1」減算し(S3)、その結果得られた新しいカーソル
行アドレスが「0」に等しいか否かを判別する(S4)。
そして、その新しいカーソル行アドレスが「0」であ
る場合には、CRT18の表示画面が1行スクロールダウン
して表示されるように表示メモリ15の内容を書き換え
(S5)、次に、カーソル行アドレスを「1」にセットす
る(S6)。そして、さらに続けて、カーソルを現在のカ
ーソル行アドレスが示すCRT18の表示画面の行に表示さ
せる(S7)。
上記動作により、カーソルが表示画面の最上位行に表
示されているときに、スクロールキー「↑」を1回入力
すると、CRT18の表示画面が1行スクロールダウンし、
カーソルは移動せず再び最上位行に表示される。
一方、上記処理S4で、新しいカーソル行アドレスが
「0」でない場合には、直ちに前記処理S7に移行する。
上記動作により、カーソルがCRT18の表示画面の最上
位に表示されていなときに、スクロールキー「↑」を1
回入力した場合には、CRT18の表示画面はスクロールさ
れず、カーソルのみが1行上に移動して表示される。
一方、上記判別処理S2で変換コードがカーソルキー
「↑」が2回連続して操作された場合に対応する変換コ
ード「1001H」であると判別すれば、カーソル行アドレ
スを「2」減算し(S8)、次に新しいカーソル行アドレ
スが「0」に等しいか否か判別する(S9)。そして、新
しいカーソル行アドレスが「0」である場合には、CRT1
8の表示画面が1行スクロールウンして表示されるよう
に表示メモリ15の内容を書き換え(S10)、次に、カー
ソル行アドレスを「1」にセットする(S13)。そし
て、次にカーソル行アドレスの示す行にカーソルを表示
させる(S14)。
上記動作により、カーソルが表示画面の第2行目に表
示されているときに、スクロールキー「↑」を2回連続
して入力すると、CRT18の表示画面が1行スクロールダ
ウンして表示されるとともに、カーソルが最上位行に表
示される。
一方、上記判別処理S9で、カーソル行アドレスが
「0」に等しくなければ続いて新しいカーソル行アドレ
スが「−1」に等しいか否かを判別し(S11)、「−
1」に等しければ、CRT18の表示画面が2行スクロール
ダウンして表示されるように表示メモリ15の内容を書き
換え(S13)、次に、カーソル行アドレスを「1」にセ
ットする(S14)。
上記動作により、カーソルが最上位行に表示されてい
るときに、カーソルキー「↑」を2回連続して操作する
と、CRT18の表示画面が2行スクロールダウンして表示
され、カーソルは移動することなくそのまま最上位行に
表示される。
一方、上記判別処理S11で、上記処理S8で得られた新
しい行アドレスが「−1」に等しくない場合には、直ち
に前記処理S14に移行する。
上記動作によりカーソルが3行目以降に表示されてい
るときに、カーソルキー「↑」を2回連続して入力する
と、CRT18の表示画面はスクロールされず、カーソルが
2行上に移動して表示される。
さらに前記判別処理S2で、変換コードがカーソルキー
「↓」の1回の操作に対応する「0102H」である場合、
カーソル行アドレスを「1」加算し(S15)、次に、そ
の加算により得られた新カーソル行アドレスが、CRT18
の表示画面の最下位行を示すアドレスMAXより大きいか
否かを判別する(S16)。そして、新しいカーソル行ア
ドレスがこの最下位行を示すアドレスMAXより大きい場
合には、CRT18の表示画面が1行スクロールアップして
表示されるように表示メモリ15の内容を書き換え(S1
8)、次に、カーソル行アドレスを最下位行MAXにセット
する(S19)。そして、次のそのカーソル行アドレスが
示す行にカーソルを表示させる(S20)。
上記動作により、カーソルが最下位(=MAX)に表示
されているときに、カーソルキー「↓」を1回操作する
と、CRT18の表示画面が1行スクロールアップして表示
され、カーソルは再び表示画面の最下位行にそのまま表
示される。
一方、上記判別処理S16で、新しいカーソル行アドレ
スがCRT18の表示画面の最下位行を示すアドレスMAXより
大きくない場合には直ちに前記処理S19に移行する。
上記動作により、カーソルが表示画面の最下位行から
2行目以上、上に表示されているときに、スクロールキ
ー「↓」を1回操作した場合には、CRT18の表示画面は
スクロールされずカーソルが1行下に移動して表示され
る。
また、上記判別処理S2で、変換コードがカーソルキー
「↓」を連続して2回操作した場合に対応する「1002
H」である場合、カーソル行アドレス「2」加算し(S2
0)、次に、新しく得られたカーソル行アドレスがCRT18
の表示画面の最下位行の次の行を示すアドレス「MAX+
1」に等しいか否かを判別する(S21)。そして、最下
位行から1行下の行を示すアドレス「MAX+1」に等し
い場合には、CRT18の表示画面が1行スクロールアップ
して表示されるように表示メモリ15の画像データを書き
換え(S22)、次に、カーソル行アドレスを上記最下位
行MAXにセットする(S25)。そして、次にカーソルをカ
ーソル行アドレスの示す行に表示させる(S26)。
上記動作により、カーソル行がCRT18の表示画面の最
下位行から1行上に表示されているときに、カーソルキ
ー「↓」を2回入力すると、CRT18の表示画面が1行ス
クロールアップして表示されるとともに、カーソルが表
示画面の最下位行に移動して表示される。
一方、上記判別処理S21で、カーソル行アドレスが表
示画面の最下位行から1行下の行「MAX+1」に等しく
ない場合には、次に新しいカーソル行がアドレスが最下
位行から2行下の行を示すアドレス「MAX+2」に等し
いか否か判別し(S23)、最下位行から2行下の行に等
しければ、CRT18の表示画面が2行スクロールアップし
て表示されるように表示メモリ15の内容を書き換え(S2
4)、次に、カーソル行アドレスを最下位行「MAX」にセ
ットした後(S25)、前記カーソル表示処理S26を行う。
上記動作により、カーソルがCRT18の表示画面の最下
位に表示されているときに、カーソルキー「↓」を連続
して2回入力すると、CRT18の表示画面が2行スクロー
ルアップして表示され、カーソルは移動することなく再
び表示画面の最下位行に表示される。
一方、前記判別処理S23でカーソル行アドレスが表示
画面の最下位行「MAX」から2行下の行に等しくない場
合には、直ちに前記処理S26に移行する。
上記動作により、カーソルがCRT18の表示画面の最下
位行から3行以上、上に表示されているとき、カーソル
キー「↓」を2回連続して操作すると、CRT18の表示画
面はスクロールされず、カーソルのみが2行下に移動し
て表示される。
また、上述したようなカーソルキー以外にも、ページ
切換キーや、文字キー等の他のキーが入力された場合に
も、そのキー入力に対応する処理を行う。そして、業務
の終了を指示するエンドキーが入力された場合には、業
務処理を終了する。
このように、カーソルキー「↑」が2回連続して操作
された場合は、その操作に対応して1ワード(2バイ
ト)の単一コードを作成すると共に、その単一コードに
より操作キーの判別を行い、判別したキー操作に対応す
る処理を行うようにした。したがって、従来のように前
記処理S1〜S7を2回実行せずとも、前記処理S1→S2、及
び処理S8→S9→S10→S13→S14もしくは処理S8→S9→S11
〜S14の一連の処理を1回実行するだけで、カーソルキ
ー「↑」が2回連続して操作された場合に対応する処理
を行うことができる。また、同様にして、カーソルキー
「↓」が2回連続して入力された場合にも、処理S1→S
2、及び処理S20→S21→S22→S25→S26もしくは処理S20
→S21→S23〜S26の一連の処理を1回実行するだけで、
その対応する処理を行うことができる。
したがって、画面スクロールを指示するスクロールキ
ーの連続入力に対応する処理時間を短縮することができ
ると共に、キー入力に対応した当該画面が表示されるま
での応答時間が短縮される。
また、このように応答時間が短縮されることにより、
キー入力を誤って多く行ってしまうなどのキー入力の誤
操作を少なくできる。
ところで、上記第1実施例では、カーソルキーの入力
が2回連続して操作された場合に単一のコードに変換す
るようにしているが、これに限定されることなく上記カ
ーソルキーが3回以上連続して操作された場合にも単一
のコードに変換するようにしてもよい。また、その対象
となるキーもカーソルキーに限定されることなく、前画
面表示や後画面表示等を指定するページ切換キー等のよ
うに1つのキー入力で何らかの処理を指示する全てのキ
ーの入力に対応できるものである。
また、上記第1実施例では、キー入力の処理時間を短
縮することができるので、キーバッファ14からのキーコ
ード読み出しを高速化でき、そのため短時間に連続して
多数のキー入力が行われた場合に、キーバッファ14がオ
ーバフローして、一部のキー入力が無視されてしまう事
態を防止するために有効である。
次に、第6図乃至第9図を参照して第2実施例を説明
する。
第6図は、第2実施例の情報処理装置のシステム構成
を示すブロック図である。
同図において、前述した第2図に示す第1実施例のブ
ロックと同一のブロックには、同一符号を付与してお
り、詳しい説明は省略する。
コード変換テーブル32は、第7図に示すように、カー
ソルキー「↑」が1回操作された場合、カーソルキー
「↓」が1回操作された場合、カーソルキー「→」が1
回操作された場合、カーソルキー「←」が1回操作され
た場合、及び文字キー「A」,「B」等が操作された場
合のキーコード及びエスケープ・シーケンスが、その対
応する変換コードと1対1対応で格納されている。すな
わち、このコード変換テーブル32には、第1実施例のコ
ード変換テーブル22のように、カーソルキー「↑」が2
回連続して操作された場合、カーソルキー「↓」が2回
連続して操作された場合、カーソルキー「→」が2回連
続して操作された場合、及びカーソルキー「←」が2回
連続して操作された場合に対応するキーコードあるいは
エスケープシーケンス並びにその対応する変換コードが
格納されておらず、そのメモリ容量は前記第1実施例の
コード変換テーブル22よりも小さくなっている。
連続カウンタ33は、キーバッファ14に同一のキーコー
ドもしくはエスケープ・シーケンスが連続して格納され
る場合、その連続する個数をカウントするカウントであ
り、CPU31によりセットされる。
次に、第8図は、オペレータがカーソルキー
「↓」、文字キー「A」、カーソルキー「↑」、
カーソルキー「↑」、カーソルキー「↑」、及び文
字キー「B」の入力を行った場合に作成される変換コー
ド並びにキーバッファ14に格納される上記変換コードの
読み出し処理を説明する図である。
CPU31は、上記〜の順序でキーボード12からキー
入力が行われると、前記第1実施例のときと同様にし
て、キーバッファ14に上記キー入力に対応するキーコー
ドもしくはエスケープ・シーケンスを逐次キーバッファ
14に格納する。このことにより、キーバッファ14には とエスケープシーケンス及びキーコードが順次格納され
ていく。
上述のようにして、〜の6回のキー入力に対応す
るエスケープ・シーケンス及びキーコードがキーバッフ
ァ14に格納されたときキーデータのREAD要求(以下、単
にREAD要求と表現する)が発生すると、、CPU31は、コ
ーバッファ14に格納されているキーコードあるいはエス
ケープ・シーケンスを格納順に順次読み出し、コード変
換テーブル32を用いて対応する当該コードに変換する。
この場合、CPU31は、同一のコードもしくは同一のエス
ケープ・シーケンスが連続していないか否かをチェック
し、連続している場合には連続カウンタ33にその連続個
数を格納すると共に、その連続して格納されているコー
ドもしくはエスケープ・シーケンスを「1000H」で表さ
れる1ワードの連続識別コードに変換して出力する。こ
の連続識別コードは、連続する全てのキーコードもしく
はエスケープ・シーケンスに共通なコードである。
すなわち、同図に模式的に示すように、最初のREAD要
求の発生で、まず最初に入力されたカーソルキー「↓」
に対応するエスケープ・シーケンス をコード「0102H」に変換し出力する(第8図No.7)。
そして、次のREAD要求で次に入力された文字キー
「A」に対応するキーコード「A」をコード「0041H
に変換し出力する(第8図No.8)。
さらに、次にREAD要求で続いて3回連続入力されたカ
ーソルキー「↑」に対応する3つのエスケープ・シーケ
ンス を1個の連続識別コード「1000H」に変換するととも
に、連続カウンタ9にその連続入力回数「3」を設定す
る(第8図No.9)。
そして、次にREAD要求が発生すると、連続カウンタ9
に設定されている値「3」を出力する(第8図No.1
0)。
そして、さらに続く2個のREAD要求発生に応じてカー
ソルキー「↑」に対応するエスケープ・シーケンス を「0101H」に(第8図No.11)、最後に入力された文字
キー「B」に対応するキーコード「B」をコード「0042
H」に変換し出力する(第8図No.12)。
第9図は、CPU31がキーボード制御装置13を介して入
力するキーコードもしくはエスケープ・シーケンスに対
応して行うCRT18の表示処理を説明するフローチャート
である。
CPU31は、電源がオンになると、まず内部カウンタを
「1」に初期化設定し(S41)、次にキーデータのREAD
要求の発生を待つ。
そして、キーデータのREAD要求が発生すると、キーバ
ッファ14からキーコードもしくはエスケープ・シーケン
スを読み出し、コード変換テーブル32を検索して当該コ
ードに変換する(S42)。
尚、このコード変換において、キーバッファ14に同一
のキーコードもしくは同一のエスケープ・シーケンスが
格納されていれば、その連続する同一コードもしくは同
一エスケープ・シーケンスが、1つの連続識別コード
「1000H」に変換されると共に、連続カウンタ33にその
連続する格納個数がセットされる。
上述のようにして、READ要求に応じてコード変換を行
った後、次にその変換されたコードの判別を行う(S4
3)。
そして、変換されたコードが識別コード「1000H」で
ある場合には連続カウンタ33の値を読み出した後(S4
4)、その値を内部カウンタにセットし(S45)、再び前
記処理S42に戻る。
上記動作により、キーバッファ14に同一のキーコード
もしくは、同一のエスケープ・シーケンスが連続して格
納されていれば、まず最初のREAD要求により、連続識別
コード「1000H」が出力される。そして、再びREAD要求
を行うことにより、内部カウンタに、連続カウンタ33に
格納されている同一キーコードもしくは同一エスケープ
・シーケンスの連続格納個数がセットされる。
一方、上記判別処理S43で、変換コードがカーソルキ
ー「↑」に対応する「0100H」である場合には、内部カ
ウンタの値がカーソル行アドレスより大きいか否かを判
別し(S46)、大きい場合には、内部カウンタの値から
カーソル行アドレスの値を差し引いた分だけスクロール
ダウンするように表示メモリ15の内容を書き換え(S4
7)、次にカーソル行アドレスを「1」にセットする(S
48)。そして、そのカーソル行アドレスが示す行にカー
ソルを表示させる(S49)。
上記動作により、表示制御装置16が表示メモリ15の内
容を読み出してCRT18の表示画面を切り換えると、CRT18
の表示画面が内部カウンタの値からカーソル行アドレス
値を差し引いた分だけスクロールダウンするとともに、
カーソルが表示画面の最上位行に表示される。ところ
で、上記内部カウンタの値は、キーバッファ14にカーソ
ルキー「↑」に対応するエスケープ・シーケンスが連続
して格納されている場合、カーソルキー「↑」の操作回
数に等しいので(S45参照)、カーソルキー「↑」が表
示画面の最上位行より上に移動するように操作すること
により、スクロールダウンが行われる。
一方、前記処理S46で、内部カウンタの値がカーソル
行アドレスより大きくない場合には直ちに処理S49を行
い、内部カウンタ値の分だけカーソルを上の行に移動さ
せる。
また、変換コードがカーソルキー「↓」に対応する
「0102H」である場合には、内部カウンタの値が、表示
画面の最下位行のアドレスを示すMAXから現在のカーソ
ル行アドレスの値を差し引いた値より大きいか否か、す
なわちカーソルが表示画面の下へはみ出すか否かを判別
する(S51)。
そして、大きい場合にはその差の分だけスクロールア
ップするように表示メモリ15の内容を書き換えた後(S5
2)、カーソル行アドレスを最大値MAXにセットする(S5
3)。そして、次にそのカーソル行アドレスが示す行に
カーソルを表示させる(S54)。
上記動作により、表示制御装置16が表示メモリ15の内
容を読み出してCRT18の表示画面を切り換えると、CRT18
の表示画面が上記差の分だけスクロールアップするとと
もに、カーソルが表示画面の最下位行に表示される。上
記内部カウンタの値は、キーバッファ14にカーソルキー
「↓」に対応するエスケープ・シーケンスが連続して格
納されている場合カーソルキー「↓」の操作回数に等し
いので(S45参照)、カーソルが表示画面の最下位行よ
りも下に移動するようにカーソルキー「↓」を連続操作
することにより、そのカーソルキー「↓」の操作回数に
対応する分、スクロールアップが行われる。
一方、前記処理S51で、カーソルが表示画面の下へは
み出さないと判別した場合には、直ちに前記処理S54を
行い、内部カウンタの値の分だけカーソルを下の行に移
動させる。
また、前記処理S49もしくは前記処理S54を行った後
は、内部カウンタに「1」をセットした後(S55)、再
び前記処理S42に戻る。
すなわち、上記処理S42でキーデータのREAD要求を行
う前には、カーソルキー「↑」、カーソルキー「↓」,
「→」,「←」等の同一キーの連続操作回数を示す内部
カウンタの値は、常に「1」にセットされる。
そして、この内部カウンタの値が更新されるのは、キ
ーバッファ14に同一キーコードもしくは同一エスケープ
・シーケンスが連続して格納されている場合であり、そ
の場合には、その連続格納個数が内部カウンタにセット
される(S43→S44→S45)。すなわち、同一キーの連続
操作回数が内部カウンタにセットされた後、次のキーデ
ータにREAD要求でその同一キーに対応するコードが読み
出され(S45→S42)、その操作回数に応じた処理が行わ
れる。
また、特に図示してはいなが、カーソルキー「←」,
「→」に対する処理も、上記カーソルキー「↑」,
「↓」の入力に対する処理と同様にして行われる。
このように、連続して入力されたキーがあった場合、
キーデータのREAD要求に応じて、その連続キー入力を、
共通の連続識別コード「1000H」並びに連続キー入力回
数とに変換して出力するので、キー入力処理のプロセス
(タスク)は、その連続キー入力を一括処理することが
でき、処理時間が短縮される。この効果は、連続キー入
力回数が増加すればするほど顕著になる。また、処理時
間の短縮により、キー入力に対する応答時間が短縮さ
れ、キー入力のし過ぎなどの誤操作を防止できる。さら
に、キーバッファ14に格納されているキーコードもしく
はエスケープ・シーケンスに対する処理が高速化される
ので、キーバッファ14がオーバーフローしてしまう事態
も改善できる。
尚、この第2実施例も、前記第1実施例と同様、その
対象となるキーはカーソルキーに限定されず、前記ペー
ジ切換キー等のように1つのキー入力で何らかの処理を
指示する全てのキーの連続入力に対応できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、同一のキー情報が連続して複数入力
された場合は、この複数のキー情報を、連続する同一の
キー情報に対応する単一コードに自動的に変換すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は第1実施例の入力処理装置を適用した情報処理
装置のシステム構成を示すブロック図、 第3図は第1実施例のコード変換テーブルの内部構成を
示す図、 第4図は第1実施例において連続する同一のキー情報を
単一のコードに変換する処理を説明する図、 第5図は第1実施例においてCPUにより行われるキー入
力に対応する表示処理を説明するフローチャート、 第6図は第2実施例の入力処理装置を適用した情報処理
装置のシステム構成を示すブロック図、 第7図は第2実施例のコード変換テーブルの内部構成
図、 第8図は第2実施例における連続キー入力の処理を説明
する図、 第9図は第2実施例においてCPUにより行われるキー入
力に対応する表示処理を説明するフローチャート、 第10図は従来のキー入力とそのキー入力に対応する処理
時間との関係を示す図である。 1,4……格納手段、 2……変換手段、 3,7……処理手段、 5……第1の変換手段、 6……第2の変換手段.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キー操作により入力されるキー情報を順次
    格納する格納手段と、 前記格納手段に同一のキー情報が複数連続して格納され
    ていることを判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された前記複数連続する同一の
    キー情報を、その複数連続する同一のキー情報に対応す
    る単一コードに変換する変換手段と、 を具備したことを特徴とする入力処理装置。
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