JP2968535B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JP2968535B2
JP2968535B2 JP1032229A JP3222989A JP2968535B2 JP 2968535 B2 JP2968535 B2 JP 2968535B2 JP 1032229 A JP1032229 A JP 1032229A JP 3222989 A JP3222989 A JP 3222989A JP 2968535 B2 JP2968535 B2 JP 2968535B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被検眼の眼底を動画像として撮影する例
えばTVカメラと、前記眼底を静止画像として撮影するス
チルカメラとを備えている眼科撮影装置に関する。
(従来の技術) 従来、眼底を撮影する眼科撮影装置は、蛍光撮影する
場合、静脈内に蛍光剤を注入して行なう。
ところで、眼底の血管内に注入してくる蛍光剤の量は
蛍光剤の注入時から一定時間経過後、第6図に示すよう
に、急激に増大してその後徐々に減少してくる。
その初期期間Tでは、蛍光剤は最初に太い血管に流入
しその後毛細血管に流入していくので、その流入状態の
変化が激しく、その変化を細かく観察するためには、初
期期間Tの短時間内に何枚も撮影する必用がある。この
ため、短時間内に連続撮影が可能なTVカメラが使用され
る。
しかしながら、TVカメラは連続撮影していくので、必
然的に被検眼の入射光量が多くなり、網膜傷害を起こす
場合がある。
また、第6図に示すように、中期t1以後は血管内の蛍
光剤の量が徐々に減少していくので、短時間に何枚も撮
影する必要はなく、蛍光剤の量の減少により発光光量も
減少していくので、照明光を増加させる必要がある。し
かし、その照明光の増加量は相当多くなければならない
ので、通常の照明光では補いきれず、また、連続して強
い照明光を被検眼に入射させると、上述のように網膜傷
害を起こしてしまうという不具合がある。
このため、従来の眼科撮影装置では、初期の段階では
TVカメラで撮影し、中期以後はスチルカメラで撮影でき
るように、TVカメラとスチルカメラが装着されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かかる眼科撮影装置にあっては、互い
に独立の撮影スイッチによってTVカメラやスチルカメラ
の撮影開始や、その停止等が行なわれるようになってい
る。このため、その操作が煩わしく、非能率的であっ
た。
(発明の目的) そこで、この発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、1つの撮影スイッチの
操作で動画像撮影手段と静止画像撮影手段の撮影操作が
行える眼科撮影装置を提供することにある。
また、中期以後は自動的に動画像撮影手段の撮影を停
止させ、静止画像撮影手段のみで撮影が行なわれる眼科
撮影装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するために、請求項1
の発明は、被検眼の眼底を動画像として撮影する動画像
撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影する静止画
像撮影手段と、計測時間を計時するタイマとを備えてい
る眼科撮影装置において、 1つの撮影スイッチにより前記動画像撮影手段の撮影
の開始とともに前記タイマが作動を開始することを特徴
とする。
請求項2の発明は、被検眼の眼底を動画像として撮影
する動画像撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影
する静止画像撮影手段と、ジョイスティックスイッチと
を備えている眼科撮影装置であって、 前記ジョイスティックスイッチの一回目の操作で動画
像撮影手段の撮影が開示され、2回目の操作でその撮影
が停止され、3回目以後の操作でその操作毎に前記静止
画像撮影手段が静止画を撮影していくことを特徴とす
る。
請求項3の発明は、被検眼の眼底を動画像として撮影
する動画像撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影
する静止画像撮影手段とを備えている眼科撮影装置にお
いて、 前記動画像撮影手段によって撮影が行われている期
間、この撮影の開始時から眼底に投影する光量を蓄積し
ていくとともに、この蓄積された光量の蓄積量に応じた
蓄積信号を出力する光量蓄積検出手段と、 前記蓄積信号と予め設定した基準信号とを比較して蓄
積信号値が基準信号値以上になったとき比較信号を出力
する比較手段と、 前記比較信号を受けて前記動画像撮影手段の作動を停
止させて静止画像撮影手段による撮影のみを可能にする
停止手段とを設けたことを特徴とする。
(作 用) 請求項1の発明では、1つの撮影スイッチの操作によ
り動画像撮影手段の撮影の開始とともに計測時間を計時
するタイマが動作を開始する。このため、タイマスター
トや撮影スタートの操作をそれぞれ別々に行う必要がな
く、非常に使い勝手の良いものとなる。また、動画像撮
影手段をスタートさせることを忘れてしまうということ
がなく、さらに、タイマと同時に動画像撮影手段がスタ
ートするので、無駄な眼底像の撮影を行わずに済む。
請求項2の発明では、ジョイスティックスイッチの一
回目の操作で動画像撮影手段の撮影が開示され、2回目
の操作でその撮影が停止され、3回目以後の操作でその
操作毎に前記静止画像撮影手段が静止画を撮影していく
ものであるから、蛍光の初期期間における動画像の撮影
と、その動画像の撮影の停止と、中期以後の静止画の撮
影とをジョイスティックスイッチの操作だけで行うこと
ができるので、非常に使い勝手の良いものとなる。
請求項3の発明では、動画像撮影手段によって撮影が
行われている期間、この撮影の開始時から眼底に投影す
る光量を蓄積していくとともに、この蓄積された光量の
蓄積量に応じた蓄積信号を光量蓄積検出手段が出力し、
比較手段が蓄積信号と予め設定した基準信号とを比較し
て蓄積信号値が基準信号値以上になったとき比較信号を
出力し、停止手段がその比較信号を受けて動画像撮影手
段の作動を停止させて静止画像撮影手段による撮影のみ
を可能にする。このため、蛍光の中期以後、自動的に動
画像撮影手段による撮影を停止させて静止画像撮影手段
のみで撮影が行われるようにすることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係わる眼科撮影装置の光学系の
配置を示した概略配置図であり、図において、1は被検
眼Eの眼底Erを観察する観察系、30は被検眼Eの眼底Er
を照明する照明光学系である。
観察系1は、35mmカメラ(静止画像撮影手段)Kを含
む観察光学系2と、この観察光学系2の光軸の一部を共
通とする電子カメラ撮影光学系10と、観察光学系2の光
軸の一部を共通とするインスタントカメラ撮影光学系20
とからなる。
観察光学系2は、被検眼Eに対向する対物レンズ3
と、合焦レンズ4と、リレーレンズ5、撮影レンズ6
と、ミラー8,9と、接眼レンズSとからなる。また観察
光学系2には、光路内と光路外の位置に切換え可能な可
視蛍光用バリアフィルタB1と赤外蛍光用バリアフィルタ
B2が設けられている。ミラー8は撮影時には破線の位置
に跳ね上がるようになっている。Fは35mフィルムであ
る。
電子カメラ撮影光学系10は、撮影時に破線の位置に移
動するミラー11と、リレーレンズ12と、ミラー13と、眼
底像を受像するテレビカメラTV18のCCD14とからなる。1
5はCCD14に接続された電子スチルカメラ(静止画像撮影
手段)、16はCCD14に接続されたVTRである。
インスタントカメラ光学系20は、撮影時に破線の位置
に移動するミラー21と、リレーレンズ22とからなる。23
はインスタントカメラ(静止画像撮影手段)である。
照明光学系30は、対物レンズ3と、孔開きミラー31
と、リレーレンズ32と、ミラー33と、ハーフミラー34,3
5と、リレーレンズ36と、瞳孔Eaと共役位置にあるリン
グ開口37aを有するリング開口板37と、ハーフミラー38
と、リレーレンズ39,40と、照明用光源41と、撮影用光
源42とからなる。この照明光学系30には、光路と光路外
の位置に切換え可能な可視蛍光用エキサイタフィルタ43
および赤外蛍光用エキサイタフィルタ44と、照明用光源
41の発光量を制御するための受光センサ45と、被検眼E
に入射される光量の蓄積量を検出するための蓄積受光器
(光電蓄積検出手段)46とが設けられている。
この蓄積受光器46は、例えば、受光量に応じた電流を
出力する受光センサと、その電流を積分していく積分回
路等とから構成されるものである。
いま、照明光源41から照明光が射出されると、この照
明光はリレーレンズ39、ハーフミラー38、リング開口板
37、リレーレンズ36、ハーフミラー35,34、ミラー33、
リレーレンズ32、孔開きミラー31および対物レンズ3を
介して被検眼Eに入射される。そして、瞳孔Eaにはリン
グ開口37aの開口像が形成され、この開口像により眼底E
rが照明されることとなる。
眼底Erの反射光束は、対物レンズ3、孔開きミラー3
1、合焦レンズ4、リレーレンズ5、撮影レンズ6およ
びミラー8,9を介して接眼レンズSに達し、眼底Erが観
察される。
眼底Erを撮影する場合には、ミラー8を破線の位置に
跳ね上げて、撮影用光源42を発光させれば35mmカメラK
で撮影され、ミラー11,21を破線位置に切り換えれば、T
Vカメラ18,インスタントカメラ23で撮影が行なわれる。
インスタントカメラ23で撮影する場合には、上記と同様
に撮影用光源42を発光させる。
第2図は、上記眼科撮影装置のコントロールボックス
50に設けられる各スイッチの配置を示したものであり、
51は蛍光撮影を行なわない通常の撮影の場合に押す一般
モードスイッチで、このスイッチ51が押されると光路内
にバリアフィルタB1,B2およびエキサイタフィルタ43,45
が入っていればそれらフィルタB1,B2,43,45が光路から
外されるようになっている。52は可視蛍光撮影を行なう
場合に押す可視蛍光モードスイッチでこのスイッチ52が
押されると可視蛍光用エキサイタフィルタ43と可視光用
バリアフィルタB1が光路内に挿入されるようになってい
る。
53は赤外蛍光撮影を行なう場合に押す赤外蛍光モード
スイッチでこのスイッチ53が押されると赤外蛍光用エキ
サイタフィルタ44と赤外蛍光用バリアフィルタB2が光路
内に挿入される。
54は併用スイッチで、これは前半をVTR16で撮影し、
後半を35mmフィルムFやインスタントカメラ23で撮影を
行なうときに押すものである。55はTVカメラ18で撮影し
てVTR16で録画を行なうときに押すVTR選択スイッチ、56
は電子スチルカメラで撮影を行なうときに押す電子スチ
ルカメラ選択スイッチ、57は35mmカメラKで撮影を行な
うときに押す35mm選択スイッチ、58はインスタントカメ
ラで撮影を行なうときに押すインスタントカメラ選択ス
イッチである。
60は図示しない眼科撮影装置本体を移動させてアライ
メント等をとるためのジョイスティック、61は撮影を行
なうときに押すジョイスティックスイッチであり、この
ジョイスティックスイッチ61が押されるとオン信号がコ
ントロールボックス50内のコントローラ70に入力するよ
うになっている。
第3図は眼科撮影装置の制御系の構成を示したブロッ
ク図であり、図において、71は受光センサ45から出力さ
れる受光信号の値と予め設定した基準設定値とを比較し
てその値が基準設定値以上となったとき比較信号を出力
する光量比較部、72は各モードスイッチ51〜53の他併用
スイッチ54を含む撮影モード設定部、73は各選択スイッ
チ55〜58からなる記録手段設定部、74はジョイスティッ
クスイッチ61の押された回数を記憶しておくプッシュ回
数メモリ、75は計測時間を計時するタイマで、このタイ
マの計測時間はVTR16に録画されるようになっている。
コントローラ70は、蓄積受光器46、ジョイスティック
スイッチ61、光量比較部71、各設定部72,73等から出力
される信号に基づいて照明光源41、撮影用光源42、各カ
メラ14,15,23,Kを第4,5図に示すフローにしたっがって
制御するものである。
次に、上記眼科撮影装置の動作を第4,5図に示すフロ
ー図を参照しながら説明する。
検者によって選択スイッチ56〜58のいずれかの1つが
押された場合には、その押された選択スイッチ56〜58に
対応した電子スチルカメラ15,35mmカメラK,インスタン
トカメラ23によりジョイスティックスイッチ61が押され
る毎に撮影が行なわれる。VTR選択スイッチ55が押され
た場合には、ジョイスティックスイッチ61が押される毎
にVTR16のスタートとストップが交互に行なわれる。
動画像撮影手段であるVTR16のVTR選択スイッチ55と静
止画像の撮影手段を選択する選択スイッチ56〜58の1つ
が押された場合、第4図に示すフローにしたがって撮影
が行なわれる。
すなわち、ステップ1ではジョイスティックスイッチ
61が押された場合にオン信号を入力する。ステップ2で
は、蛍光モードか否かが判断され、イエスであればステ
ップ5に進み、ノーであればステップ3に進む。ステッ
プ3では、ジョイスティックスイッチ61のプッシュが1
回目か否かが判断され、イエスであればステップ4に進
む。ステップ4では、照明光源41が発光されてTVカメラ
18によって眼底像が撮影され、VTR16がスタートされて
その眼底像の録画が行なわれる。
ステップ3において、ノーであればステップ7に進
む。ステップ5では、ジョイスティックスイッチ61のプ
ッシュが1回目か否かが判断され、イエスであればステ
ップ6に進み、ノーであればステップ7に進む。ステッ
プ6では、VTR16とタイマ75とがスタートされ、タイマ7
5による計時時間が眼底像とともに録画されていく。
ステップ7では、撮影用光源41が発光されて静止画像
の撮影が行なわれる。例えば、35mmカメラ選択スイッチ
58が押されている場合、35mmカメラKで撮影が行なわれ
る。ステップ8では、蓄積受光器46から出力される蓄積
信号が予め設定した安全基準値以内か否かが判断され、
イエスであればステップ10に進み、ノーであればステッ
プ9に進む。ステップ9では、VTR16が停止されるとと
もに、照明光源41の発光も停止される。これにより、被
検眼Eに安全基準値以上の光量が入射されることが防止
される。
そして、コントローラ70は、蓄積信号が予め設定した
安全基準値以内かどうかを比較する比較手段としての機
能とVTR16を停止させる停止手段としての機能を有す
る。
ステップ10では、ジョイスティックスイッチ61が2秒
以上押し続けられたか否かが判断され、ノーであればス
テップ1に戻る。そして、再度ジョイスティックスイッ
チ6が押されると、上記動作が繰り返され、静止画像の
撮影が行なわれる。すなわち、ジョイスティックスイッ
チ6が押される毎に撮影光源42が発光されて静止画像が
撮影される。また、蓄積信号が安全基準値以上に達した
とき、すなわち、測定の中期以後は静止画像のみが撮影
されることとなる。
ところで、ステップ10からステップ1に戻ったとき、
再度ジョイスティックスイッチ61が押されるまで、ステ
ップ2に進まないこととなり、そしてVTR16による撮影
は続行されるが、コントローラ70は、蓄積受光器46から
出力される蓄積信号を監視し、その蓄積信号が安全基準
値以上となったときVTR16の作動と、照明光源41の発光
を停止させて、被検眼Eに対する安全を図るようになっ
ている。
ステップ10で、イエスであればステップ11に進む。ス
テップ11では、VTR16がストップしているか否かが判断
され、イエスであればステップ15に進み、ノーであれば
ステップ12に進む。ステップ12では、蛍光モードである
か否かが判断され、イエスであればステップ14に進みVT
R16とタイマ75が停止されて終了する。ノーであればス
テップ13に進みVTR16がストップされて終了する。すな
わち、ジョイスティックスイッチ6を2秒以上押し続け
ることによってVTR16の作動は停止し、撮影は終了す
る。
ステップ15では、蛍光モードであるか否かが判断さ
れ、ノーであれば終了し、イエスであればステップ16に
進みタイマが停止されて終了する。
次に、併用スイッチ54が押され、動画像撮影手段であ
るVTR16のVTR選択スイッチ55と静止画像の撮影手段を選
択する選択スイッチ56〜58の1つとが押されると、第5
図に示すフローにしたがって動作が行なわれる。
ステップ31ではジョイスティックスイッチ61によるオ
ン信号を入力する。ステップ32では、ジョイスティック
スイッチ61のプッシュが1回目であるか否かが判断さ
れ、イエスであれば照明光源41が発光されてTVカメラ18
によって眼底像が撮影され、VTR16によってその眼底像
が録画されていく(ステップ33)。また、タイマ75がス
タート(ステップ33)されてステップ31に戻る。そし
て、再度ジョイスティックスイッチ61が押されると、ス
テップ32でプッシュが1回目否かが判断され、ノーであ
ればステップ32に進む。ステップ32では、ジョイスティ
ックスイッチ61のプッシュが2回目であるか否かが判断
され、イエスであれば照明光源41の発光が停止されると
ともに、VTR16がストップ(ステップ35)されてステッ
プ31に戻る。
そして、ジョイスティックスイッチ61が押されると、
プッシュが3回目なのでステップ32,34でノーと判断さ
れてステップ36に進む。ステップ36では、ジョイスティ
ックスイッチ61が2秒以上押され続けられたか否かが判
断され、ノーであればステップ37で静止画像の撮影が行
なわれてステップ31に戻り、イエスであればタイマ75が
ストップ(ステップ38)されて終了する。すなわち、ジ
ョイスティックスイッチ61の1回目のプッシュでVTR16
がスタートし、2回目のプッシュでそのVTR16の作動が
停止され、3回目のプッシュからそのプッシュ毎に静止
画像が撮影されることとなる。
なお、ステップ33からステップ31に戻ったとき、再度
ジョイスティックスイッチ61が押されるまで、ステップ
32に進まないこととなり、そしてVTR16による撮影は続
行されるが、コントローラ70は、蓄積受光器46から出力
される蓄積信号を監視し、その蓄積信号が安全基準値以
上となったときVTR16の作動と、照明光源41の発光を停
止させるようになっている。
(発明の効果) 請求項1の発明では、1つの撮影スイッチの操作によ
り動画像撮影手段の撮影の開始とともに計測時間を計時
するタイマが動作を開始する。このため、タイマスター
トや撮影スタートの操作をそれぞれ別々に行う必要がな
く、非常に使い勝手の良いものとなる。また、動画像撮
影手段をスタートさせることを忘れてしまうということ
がなく、さらに、タイマと同時に動画像撮影手段がスタ
ートするので、無駄な眼底像の撮影を行わずに済む。
請求項2の発明では、ジョイスティックスイッチの一
回目の操作で動画像撮影手段の撮影が開示され、2回目
の操作でその撮影が停止され、3回目以後の操作でその
操作毎に前記静止画像撮影手段が静止画を撮影していく
ものであるから、蛍光の初期期間における動画像の撮影
と、その動画像の撮影の停止と、中期以後の静止画の撮
影とをジョイスティックスイッチの操作だけで行うこと
ができるので、非常に使い勝手の良いものとなる。
請求項3の発明では、動画像撮影手段によって撮影が
行われている期間、この撮影の開始時から眼底に投影す
る光量を蓄積していくとともに、この蓄積された光量の
蓄積量に応じた蓄積信号を光量蓄積検出手段が出力し、
比較手段が蓄積信号と予め設定した基準信号とを比較し
て蓄積信号値が基準信号値以上になったとき比較信号を
出力し、停止手段がその比較信号を受けて動画像撮影手
段の作動を停止させて静止画像撮影手段による撮影のみ
を可能にする。このため、蛍光の中期以後、自動的に動
画像撮影手段による撮影を停止させて静止画像撮影手段
のみで撮影が行われるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる眼科撮影装置の光学系の配置
を示した概略構成図、第2図はコントロールボックスに
配置される各スイッチ配置関係を示した説明図、第3図
は眼科撮影装置の制御系の構成を示したブロック図、第
4図および第5図はコントローラの制御動作を示すフロ
ー図、第6図は眼底に流入される蛍光剤と時間との関係
を示した説明図である。 18……TVカメラ(動画像撮影手段) 46……蓄積受光器(光電蓄積検出手段) 61……ジョイスティックスイッチ(撮影スイッチ) 70……コントローラ(撮影制御手段,比較手段,停止手
段) K……35mカメラ(静止画像撮影手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼の眼底を動画像として撮影する動画
    像撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影する静止
    画像撮影手段と、計測時間を計時するタイマとを備えて
    いる眼科撮影装置において、 1つの撮影スイッチの操作により前記動画像撮影手段の
    撮影の開始とともに前記タイマが作動を開始することを
    特徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】被検眼の眼底を動画像として撮影する動画
    像撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影する静止
    画像撮影手段と、ジョイスティックスイッチとを備えて
    いる眼科撮影装置であって、 前記ジョイスティックスイッチの1回目の操作で動画像
    撮影手段の撮影が開示され、2回目の操作でその撮影が
    停止され、3回目以後の操作でその操作毎に前記静止画
    像撮影手段が静止画を撮影していくことを特徴とする眼
    科撮影装置。
  3. 【請求項3】被検眼の眼底を動画像として撮影する動画
    像撮影手段と、前記眼底を静止画像として撮影する静止
    画像撮影手段とを備えている眼科撮影装置において、 前記動画像撮影手段によって撮影が行われている期間、
    この撮影の開始時から眼底に投影する光量を蓄積してい
    くとともに、この蓄積された光量の蓄積量に応じた蓄積
    信号を出力する光量蓄積検出手段と、 前記蓄積信号と予め設定した基準信号とを比較して蓄積
    信号値が基準信号値以上になったとき比較信号を出力す
    る比較手段と、 前記比較信号を受け前記動画像撮影手段の作動を停止さ
    せて静止画像撮影手段による撮影のみを可能にする停止
    手段とを設けたことを特徴とする眼科撮影装置。
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