JP2967718B2 - 油圧ショベルのアタッチメント - Google Patents

油圧ショベルのアタッチメント

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JP2967718B2
JP2967718B2 JP5184196A JP5184196A JP2967718B2 JP 2967718 B2 JP2967718 B2 JP 2967718B2 JP 5184196 A JP5184196 A JP 5184196A JP 5184196 A JP5184196 A JP 5184196A JP 2967718 B2 JP2967718 B2 JP 2967718B2
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都浪 柴田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バケット等を取り
付けたア−ムをオフセット移動可能にした側溝掘り油圧
ショベルのアタッチメントの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】側溝掘り油圧ショベルのアタッチントの
構造については従来より知しられている。例えば、公開
実用新案公報第昭61−32255号、公開特許公報第
平1−271535号、公開特許公報第平3−2175
23号等に開示されている。ここでは、図2及び図3を
使用して本願発明に関連する部分について以下説明す
る。図2は側溝掘り油圧ショベルのアタッチント1の全
体概略側面図を示す。図3は本願発明に関連するアタッ
チメントの主要部拡大図を示す。図3(A)は側面図、
図3(B)は底面図を示す。図2及び図3において、メ
インブ−ム2は図示されていない作業機本体の前面部に
仰伏動自在に取り付けられており、その仰伏角度はブ−
ムシリンダ3により制御されている。
【0003】メインブ−ム2の先端部にブラケット4
a、4bをメインブーム2と一体として製造し、このブ
ラケット4a、4b間に連結ピンAを設け、この連結ピ
ンAを介して横折れブ−ム5を左右方向へ回動自在に連
結している。横折れブ−ム5はメインブ−ム先端部に熔
接等により固設させた突設ブラケット6と横折れブ−ム
5の側面に熔接等により固設させた突設ブラケット7と
の間に伸縮自在なオフセットシリンダ8の両端を回動自
在に取付けて、横折れブ−ム5の回動を制御している。
【0004】また、オフセットアーム11の一端部にブ
ラケット9a、9bを設け、ブラケット9a、9b間に
支持された連結ピンBを介して、オフセットア−ム11
と横折れブーム5が左右方向に回動自在に連結されてい
る。このオフセットア−ム11を左右方向に平行移動
(以下オフセット移動という。)させるためのロッド1
2の先端及び後端が軸ピンC及び軸ピンDにより各々左
右方向回動自在に軸着されている。
【0005】連結ピンA、B及び軸ピンC、Dを節点と
するリンクA−B−C−Dは平行四辺形リンクを構成
し、オフセットア−ム11はオフセットシリンダ8の伸
縮により左方向又は右方向にオフセット移動する。軸ピ
ンDはメインブ−ム2の側面に突設されたベ−スブラケ
ット14、14に支持され、また軸ピンCはオフセット
ア−ム11の側面に突設されたトップブラケット13、
13に支持されている。なお、ベ−スブラケット14及
びトップブラケット13は熔接により固設されている。
【0006】さらに、オフセットア−ム11の先端部に
はア−ム15が上下方向に回動自在に連結されており、
伸縮自在なア−ムシリンダ16により回動角度が制御さ
れている。また、ア−ム15の先端には上下方向に回動
自在にバケット18が連結されており、このバケット1
8の回動角度は伸縮自在なバケットシリンダ19により
制御されている。
【0007】上記した従来の側溝掘り油圧アタッチメン
トは以上のような構成であるので、以下のように機能す
る。即ち、オフセットシリンダ8を伸縮させて側溝掘り
したい側にオフセットア−ム11をオフセット移動させ
る。次に、通常の溝掘りの場合と同様に、ブ−ムシリン
ダ3、ア−ムシリンダ16、バケット用シリンダ19を
各々制御しながら作動させて側溝堀りを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の側溝掘りアタッチメントは、リンクA−B−C−
Dを平行四辺形リンクとするために各ピンA、B、C、
Dを別々のブラケットに取付けていたので、ブラケット
を熔接する際の位置合わせに時間を要するという課題が
あった。さらに、ブ−ムやアームを連結したりシリンダ
を取り付けるためのブラケットが多数使用され熔接すべ
き箇所が多かった。また、熔接により固定する位置決め
の精度が異なっていた。特に、図3に示すように、ロッ
ド12をオフセットア−ム11に連結するためにブラケ
ット13を2枚、メインブ−ム2に連結するためにブラ
ケット14と6の3枚を熔接により固定している。これ
らのブラケットは、他のブラケットと異なり、熔接の位
置決めは正確さが要求される。この様に、多数のブラケ
ットを熔接することと異なる精度を要求する熔接作業が
混在しているため、熔接作業が煩雑になるという課題が
あった。
【0009】そこで、本発明はピンA、B、C、Dを取
り付けるブラケットを共通化して一体化し、上記課題を
解決を図っている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、機体の前面部に仰伏動自在
に設けられたメインブ−ムの先端部に横折れブ−ムを左
右方向に回動自在に連結し、ア−ム及びバケット等を連
結したオフセットア−ムを該横折れブ−ムの先端部に左
右方向に回動自在に連結し、前記メインブ−ムの先端部
側面にベ−スブラケットを突設し、前記オフセットア−
ムの側面にトップブラケットを突設して、該ベ−スブラ
ケットとトップブラケットに連結ロッドの両端を各々左
右方向に回動自在に軸着すると共に、前記メインブ−ム
と前記横折れブ−ム間に伸縮自在なオフセットシリンダ
を設けて前記オフセットア−ムを左右方向にオフセット
移動可能にした側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント
において、前記ベ−スブラケットの一部を前記横折れブ
−ム基端連結部のブラケットと共通にし、前記トップブ
ラケットの一部を横折れブ−ム先端連結部のブラケット
と共通に構成したことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は本願発明の実施形態を示した
図であり図1(A)は側面図、図1(B)は底面図を示
す。以下、従来例と同一構成部分には同一番号を付して
その詳細な説明は省略する。
【0012】図1において、ブラケット4a’は従来例
で説明したブラケット4aとブラケット14の最下位の
1枚を共通にして一体として構成したものである。そし
て、ブラケット4a’と4bはメインブーム2の構成部
材としてメインブーム2と同時に製造される。同様に、
ブラケット9a’は従来例で説明したブラケット9aと
ブラケット13の最下位の1枚を共通にして一体として
構成したものであり、ブラケット9a’と9bはオフセ
ットアーム11の構成部材としてオフセットアーム11
と一緒に製造される。従って、ブラケット4a’は、ブ
ラケット4bと共働して連結ピンAを保持すると共にブ
ラケット14と共働して軸ピンDを保持する。同様に、
ブラケット9a’は、ブラケット9bと共働して連結ピ
ンBを保持すると共にブラケット13と共働して軸ピン
Cを保持する。
【0013】この実施形態は上記の様に構成されてお
り、以下のように機能する。即ち、リンクA−B−C−
Dは平行四辺形リンクとして機能する必要があり、この
ために節点A、B、C、Dを構成する連結ピン及び軸ピ
ンは正確な位置に配設されなければならない。前記した
従来装置ではブラケット4aが連結ピンAを固定する手
段として、またブラケット14が軸ピンDを固定する手
段として使用されていた。この実施形態では、ブラケッ
ト4a’が連結ピンAと軸ピンDの双方を固定する手段
として使用される。即ち、ブラケット4a’はブラケッ
ト4aとブラケット14の双方の機能を果たす。同様
に、連結ピンBと軸ピンCは、従来装置では各々ブラケ
ット9a、ブラケット13により固定されていたが、こ
の実施形態ではブラケット9a’が連結ピンBと軸ピン
Cを固定する手段として使用され、ブラケット9aとブ
ラケット13の機能を同時に果たしている。
【0014】以上のように、ブラケット4a’で連結ピ
ンA及び軸ピンDの位置を固定させ、ブラケット9a’
で連結ピンBと軸ピンCの位置を固定させているので、
相互の位置を正確に定めることが容易となり、平行四辺
形リンクの製作が容易となる。また、2つのブラケット
を1つのブラケットで兼用しているので、熔接するブラ
ケットの数がそれだけ減少し、熔接作業も容易となる。
【0015】以上説明したように、この実施形態は各ピ
ンの位置を容易に正確に決定でき、かつ熔接作業の必要
なブラケットの数を減少させたので、アタッチメントの
製造が容易になり、製造コストが安価になるという効果
が得られる。
【0016】以上、この発明の実施形態および実施例を
図面により詳細に説明してきたが、具体的な構成は以上
の説明又は例示されたものに限られるものではなく、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても
この発明に含まれる。例えば、上記の実施形態ではブラ
ケット4aとブラケット14を1つのブラケット4a’
で兼用し、ブラケット9aとブラケット13を1つのブ
ラケット9a’で兼用した場合について説明したが、本
発明はこれに限るものではない。例えば、ロッド12と
オフセットシリンダ8の上下の位置を入れ替えて、ブラ
ケット4bとブラケット14、14の上側のブラケット
14とを1つのブラケットで兼用し、ブラケット9bと
ブラケット13を1つのブラケットで兼用してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、オフセットアームをオフセット移動させ
るための横折れブーム、オフセットアーム、連結ロッド
からなる平行4辺形リンクの連結点を固設する複数のブ
ラケットを共通化しているので、その連結点の位置決め
が容易になるという効果、さらには熔接作業を必要とす
るブラケットの数を減少させているので、熔接作業が容
易になるという効果、従って、製造コストが安価になる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の要部拡大図を示す。
(A)は側面図、(B)は底面図である。
【図2】 従来装置の構成概略図を示す。
【図3】 従来装置の要部拡大図を示す。(A)は側面
図、(B)は底面図である。
【符号の説明】
1 側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント 2 メインブーム 4a ブラケット(基端連結ブラケット) 5 横折れブーム 8 オフセットシリンダ 9a ブラケット(先端連結ブラケット) 11 オフセットアーム 12 ロッド 13 トップブラケット 14 ベースブラケット 15 アーム 18 バケット A、B 連結ピン C、D 軸ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前面部に仰伏動自在に設けられた
    メインブ−ムの先端部に横折れブ−ムを左右方向に回動
    自在に連結し、ア−ム及びバケット等を連結したオフセ
    ットア−ムを該横折れブ−ムの先端部に左右方向に回動
    自在に連結し、前記メインブ−ムの先端部側面にベ−ス
    ブラケットを突設し、前記オフセットア−ムの側面にト
    ップブラケットを突設して、該ベ−スブラケットとトッ
    プブラケットにロッドの両端を各々左右方向に回動自在
    に軸着すると共に、前記メインブ−ムと前記横折れブ−
    ム間に伸縮自在なオフセットシリンダを設けて前記オフ
    セットア−ムを左右方向にオフセット移動可能にした側
    溝掘り油圧ショベルのアタッチメントにおいて、前記ベ
    −スブラケットの一部を前記横折れブ−ム基端連結部の
    ブラケットと共通にし、前記トップブラケットの一部を
    横折れブ−ム先端連結部のブラケットと共通に構成した
    ことを特徴とする側溝掘り油圧ショベルのアタッチメン
    ト。
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