JP2742228B2 - 側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント - Google Patents
側溝掘り油圧ショベルのアタッチメントInfo
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Description
アタッチメントに関するものであり、特に、バケットを
取り付けたアームをオフセット移動可能な側溝掘り油圧
ショベルのアタッチメントに関するものである。
ッチメントを図6乃至図8に示す。機体1の前部にメイ
ンブーム2を上下回動自在に取り付け、このメインブー
ム2の先端一側面にベースブラケット3を突設し、前記
メインブーム2の先端部に横折れブーム4を左右方向へ
回動自在に枢着するとともに、該横折れブーム4と平行
にロッド5を前記ベースブラケット3に左右方向へ回動
自在に枢着してある。
ットアーム6の前部を左右方向へ回動自在に枢着すると
ともに、該オフセットアーム6の先端一側面にトップブ
ラケット7を突設し、このトップブラケット7に前記ロ
ッド5の前端部を連結する。更に、該オフセットアーム
6の先端部にアーム8、バケット9を順次連結し、アー
ムシリンダ10、バケットシリンダ11の伸縮により、
之等アーム8及びバケット9を夫々前後方向へ回動自在
にしてある。
にブラケット12を固設し、このブラケット12と前記
ベースブラケット3とをオフセットシリンダ13にて連
結し、該オフセットシリンダ13を横折れブーム4とロ
ッド5との間に略対角線状に介装する。ここで、前記ベ
ースブラケット3のロッド枢着点をaとし、トップブラ
ケット7のロッド枢着点をb、横折れブーム4の前部枢
着点をc、横折れブーム4の後部枢着点をdとすれば、
各枢着点a−b−c−dを結ぶ四辺形が平行四辺形とな
るリンクを形成することになる。
縮により横折れブーム4が左右方向へ回動したときに、
前記オフセットアーム6はメインブーム2に対して平行
に移動し、アーム8及びバケット9がオフセット移動す
る。例えば、前記オフセットシリンダ13を収縮した場
合には、図8に示すように横折れブーム4とロッド5が
左へ回動し、アーム8及びバケット9が左側へオフセッ
ト移動して側溝掘りを行うことができる。
ョベルのアタッチメントは、前述したように横折れブー
ム4とロッド5が平行四辺形のリンクを構成しており、
オフセットシリンダ13を伸縮することによりアーム8
及びバケット9をオフセット移動させる。前記横折れブ
ーム4が左右に回動するときにロッド5は横折れブーム
と平行に回動するので、アーム8及びバケット9のオフ
セット量L10によって枢着点aとdとの距離L20(枢着
点bとcとの距離もL20に等しい)が定まる。
ム4を回動したときにロッド5の前後端部が横折れブー
ム4の側面に干渉してオフセット量L10が減少する。従
来の側溝掘り油圧ショベルのアタッチメントでは、必要
なオフセット量L10を確保するために、図7に示したオ
フセット操作しない状態のときは、幅寸法がWなるバケ
ット9の外側面よりトップブラケット7の外側端部が寸
法L30だけ外側へ突出している。斯かる状態で深掘りを
行うと、トップブラケット7の外側端部及びロッド5の
前部外側部位が土質に衝突し、深堀り作業に支障を来し
ていた。
40号公報記載の考案のように、横折れブームをロッド
の配設位置とは反対側に偏心させ、その偏心量に応じて
ロッドを中央寄りに配置することにより、ブラケット及
びロッドの外側端部がバケットの外側面より突出しない
ようにした構成が知られている。然し、横折れブームを
偏心させるには製作工程が複雑化してコスト高になると
ともに、偏心によって機械的強度が低下するという不具
合がある。
ロッドを横折れブームに接近させ、オフセット操作しな
い状態で、ロッド及びブラケットの外側端部をバケット
幅寸法内に収めるために解決すべき技術的課題が生じて
くるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的
とする。
するために提案されたものであり、機体の前部にメイン
ブームを取り付け、このメインブームの先端一側面にベ
ースブラケットを突設し、前記メインブームの先端部に
横折れブームを左右方向へ回動自在に枢着するととも
に、該横折れブームと平行にロッドを前記ベースブラケ
ットに左右方向へ回動自在に枢着し、該横折れブームの
先端部にオフセットアームの前部を左右方向へ回動自在
に枢着するとともに、該オフセットアームの先端一側面
にトップブラケットを突設して前記ロッドの前端部を連
結し、更に、前記オフセットアームの先端部にアーム、
バケットを夫々前後方向へ回動自在に順次連結し、一
方、前記横折れブームとロッドとの間に略対角線状にオ
フセットシリンダを介装し、該オフセットシリンダを伸
縮することにより前記アーム及びバケットをオフセット
移動できるようにした側溝掘り油圧ショベルのアタッチ
メントに於いて、前記ベースブラケット及びトップブラ
ケットに対峙する横折れブームの前後部一側面に夫々凹
部を形成し、前記ベースブラケット及びトップブラケッ
トのロッド枢着点を横折れブームに接近させた側溝掘り
油圧ショベルのアタッチメントを提供するものである。
部一側面、及びトップブラケットに対峙する横折れブー
ムの前部一側面に夫々凹部が形成されている。このた
め、前記ベースブラケット及びトップブラケットのロッ
ド枢着点を横折れブームに接近させた構成であっても、
所定のオフセット量に至るまで前記横折れブームを回動
したときに、ベースブラケット及びトップブラケットの
ロッド枢着点が前記横折れブームの前後部一側面に干渉
することがない。
して配設でき、オフセット操作しない状態でロッド及び
ベースブラケット、トップブラケットの外側端部をバケ
ット幅寸法内に収めることができる。
って詳述する。尚、従来技術と同一構成部分には同一符
号を付してその説明を省略する。図1はアーム8及びバ
ケット9がオフセット操作されていない状態を示し、図
2はアーム8及びバケット9が左側へオフセット操作さ
れた状態を示し、図3はアーム8及びバケット9が右側
へオフセット操作された状態を示している。
峙する横折れブーム4の後部一側面に凹部14を形成す
るとともに、トップブラケット7に対峙する横折れブー
ム4の前部一側面に凹部15を形成する。
点dより前方位置に設けられており、図2及び図4に示
すように、アーム8及びバケット9を左側へ最大にオフ
セット操作したときに、ベースブラケット3の先端部3
aが該凹部14内へ没入して、相互に干渉し合わないよ
うに形成されている。
来型と同一距離(L11=L10)にしつつ、前記ベースブ
ラケット3のロッド枢着点aを横折れブーム4に接近さ
せて、枢着点aとdとの距離L21を従来型より小にする
ことができる(L21<L20)。
部枢着点bより後方位置に設けられており、図3及び図
5に示すように、アーム8及びバケット9を右側へ最大
にオフセット操作したときに、トップブラケット7の先
端部7aが該凹部15内へ没入して相互に干渉し合わな
いように形成されている。
来型と同一距離にしつつ、前記トップブラケット7のロ
ッド枢着点bを横折れブーム4に接近させて、枢着点b
とcとの距離L22を従来型より小にすることができる。
間の距離L22を等しくするとともに、枢着点ab間の距
離L41と枢着点cd間の距離L42を等しくして、各枢着
点a−b−c−dを結ぶ四辺形が平行四辺形となるリン
クが形成されている点は従来型と同じであり、オフセッ
トシリンダ13の伸縮により横折れブーム4が左右へ回
動したときに、図2及び図3に示すように左右へオフセ
ット操作されるのである。
を接近して配設でき、図1に示すようにオフセット操作
しない状態で、ロッド5及びベースブラケット3、トッ
プブラケット7の外側端部をバケット幅寸法W内に収め
ることができる。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
に、従来型の側溝掘り油圧ショベルのアタッチメントと
同一のオフセット量を確保しつつ、ロッドを横折れブー
ムに接近させて配設したことにより、オフセット操作し
ない状態でロッド及びブラケットの外側端部をバケット
幅寸法内に収めることができた。このため、深堀り作業
時にブラケットやロッドの外側端部が土質に衝突するこ
とがなくなり、側溝掘りの作業性が著しく向上できる。
で製作工程が容易であり、コストダウンにも寄与できる
等、正に諸種の効果を奏する発明である。
ルのアタッチメントの要部平面図。
向へ最大オフセットさせた状態を示す要部平面図。
向へ最大オフセットさせた状態を示す要部平面図。
図。
図。
トを示す要部側面図。
トを示す要部平面図。
トを左方向へ最大オフセットさせた状態を示す要部平面
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 機体の前部にメインブームを取り付け、
このメインブームの先端一側面にベースブラケットを突
設し、前記メインブームの先端部に横折れブームを左右
方向へ回動自在に枢着するとともに、該横折れブームと
平行にロッドを前記ベースブラケットに左右方向へ回動
自在に枢着し、該横折れブームの先端部にオフセットア
ームの前部を左右方向へ回動自在に枢着するとともに、
該オフセットアームの先端一側面にトップブラケットを
突設して前記ロッドの前端部を連結し、更に、前記オフ
セットアームの先端部にアーム、バケットを夫々前後方
向へ回動自在に順次連結し、一方、前記横折れブームと
ロッドとの間に略対角線状にオフセットシリンダを介装
し、該オフセットシリンダを伸縮することにより前記ア
ーム及びバケットをオフセット移動できるようにした側
溝掘り油圧ショベルのアタッチメントに於いて、前記ベ
ースブラケット及びトップブラケットに対峙する横折れ
ブームの前後部一側面に夫々凹部を形成し、前記ベース
ブラケット及びトップブラケットのロッド枢着点を横折
れブームに接近させたことを特徴とする側溝掘り油圧シ
ョベルのアタッチメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021895A JP2742228B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021895A JP2742228B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199615A JPH08199615A (ja) | 1996-08-06 |
JP2742228B2 true JP2742228B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=11744141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1021895A Expired - Lifetime JP2742228B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 側溝掘り油圧ショベルのアタッチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742228B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP1021895A patent/JP2742228B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08199615A (ja) | 1996-08-06 |
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