JP3369025B2 - 油圧ショベル用リンク装置 - Google Patents

油圧ショベル用リンク装置

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JP3369025B2
JP3369025B2 JP10074895A JP10074895A JP3369025B2 JP 3369025 B2 JP3369025 B2 JP 3369025B2 JP 10074895 A JP10074895 A JP 10074895A JP 10074895 A JP10074895 A JP 10074895A JP 3369025 B2 JP3369025 B2 JP 3369025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベルのリンク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1の従来技術として、図4に示す通常
のリンク機構を備えた油圧ショベルについて説明する。
下部走行体30に搭載された上部旋回体31にはブーム
2がブームフートピン1により起伏自在に装着されてい
る。ブームシリンダ5の一端はブームボトムピン3によ
り上部旋回体31に連結され、他端はブームヘッドピン
18によりブーム2に連結されており、ブームシリンダ
5を伸縮してブーム2を起伏させる。ブーム2の先端に
はアーム7がアームフートピン6により揺動自在に装着
されている。アームシリンダ10の一端はアームボトム
ピン8によりブーム2に連結され、他端はアームヘッド
ピン9によりアーム7の後端に連結されており、アーム
シリンダ10を伸縮してアーム7を揺動させる。アーム
7の先端にはバケット12がバケットフートピン11に
より揺動自在に装着されている。バケットシリンダ17
の一端はバケットボトムピン16によりアーム7と連結
し、他端はバケットヘッドピン13、バケットリンク1
4およびバケットリンクピン15を介してバケット12
と連結されており、バケットシリンダ17を伸縮してバ
ケット12を揺動させる。
【0003】掘削作業を行う場合にはブームシリンダ5
を伸縮してブーム2を起伏させ、バケット12の先端の
刃先23を掘削場所に当接させる。つぎにアームシリン
ダ10を伸長してアーム7の先端を引き寄せて掘削す
る。つぎにバケットシリンダ17を伸長してバケット1
2を手前に引き起こし、土砂をすくいこむ。
【0004】しかしながら地表面を水平に掘削する場
合、バケット12の刃先23を水平な地表面A−Bに当
接させ、アーム7を引き寄せると刃先23は円弧P−Q
−Rのように運動し、刃先23は水平に移動せず地表面
より下がってしまう。したがってアーム7の揺動に合わ
せてアームフートピン6の位置を上下させる必要があ
る。すなわちアームシリンダ10とブームシリンダ5と
を同時に適量だけ作動させて刃先23が水平に移動する
ようにしなければならず、掘削面の平面度は極めて不正
確となり、オペレータの熟練を必要とする。
【0005】その問題を解決するために、第2の従来技
術として図5に示す「実公昭59−35659」が提案
されている。すなわちブーム2アーム7もしくは車体1
1とアーム7との間にレベル用油圧シリンダ53を配設
し、このレベル用油圧シリンダ53のピストンロッド5
3a押出側油室およびピストンロッド53a引込側油室
をそれぞれ配管56,57によってブーム2用油圧シリ
ンダ5のピストンロッド5a押出側油室およびピストン
ロッド5a引込側油室に連通し、アーム7の動きに連動
してブーム2を伏仰させ、バケット12の先端23が直
線上を移動するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成ではレベル用シリンダ53およびこのレベル用シリン
ダ53とブーム2用油圧シリンダ5とを接続する配管5
6,57が必要となり、構造が複雑で製造コストも高
く、かつ高い精度の水平掘削ができないという問題があ
った。
【0007】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、構造が簡単で水平掘削可能な油圧ショベル用リ
ンク装置を経済的に提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る油圧ショベル用リンク装置は、ブー
ムフートピン1により車体に起伏自在に装着され、ブー
ムシリンダ5により揺動されるブーム2と、ブーム2の
先端にアームフートピン6により揺動自在に装着され、
アームシリンダ10により揺動されるアーム7とを備え
た油圧ショベルの作業機において、3つの支点を有する
パワーレバー19の第1支点をブームピン4によりブー
ム2に揺動自在に装着し、第2支点を、ブームシリンダ
ボトムピン3により一端を車体に装着したブームシリン
ダ5の他端にブームヘッドピン18により連結し、第3
支点とアーム7とを、パワーレバー19に取着されたア
ームピン20およびアーム7に取着されたアームパワー
ピン21とにより揺動自在に連結したパワーロッド22
とによりなる。
【0009】前記リンク装置のアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面との交点上にバケット12の刃先23
の先端が位置した状態において、ブームピン4とブーム
ヘッドピン18とブームボトムピン3とは一直線上に位
置することが望ましい。前記リンク装置のブームピン4
とアームピン20とを結ぶ直線と、アームフートピン6
とアームパワーピン21とを結ぶ直線とがほぼ平行であ
り、前記リンク装置のブームピン4とアームフートピン
6とを結ぶ直線と、アームピン20とアームパワーピン
21とを結ぶ直線とがほぼ平行であることが望ましい。
【0010】前記リンク装置のアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面との交点C上に、アーム7の先端に揺
動自在に装着され、バケットシリンダ17により揺動さ
れる、バケット12の刃先23の先端が位置した状態に
おいて、ブームフートピン1からブームピン4とブーム
ボトムピン3とを結ぶ直線までの距離r1と、ブームピ
ン4からブームヘッドピン18までの距離r2との比r
1/r2と、ブームフートピン1から前記アームフート
ピン6を通る鉛直線までの距離L1と、アームフートピ
ン6からバケット12の刃先23の先端Cまでの距離L
2との比L1/L2とがほぼ等しい関係にあるか、また
はr2<r1×L2/L1であることが望ましい。
【0011】前記リンク装置のアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃先2
3の先端が位置した状態において、ブームピン4とブー
ムヘッドピンとブームボトムピン3とが一直線上に位置
し、この状態からバケットシリンダ17の伸縮を固定し
たまま、アーム7を車体前方に操作したときバケット1
2の刃先23の先端がほぼ直線上を移動するように、ブ
ームピン4とブームヘッドピン18間距離r2 を設定す
ることが望ましく、また、直線掘削を行わないときには
パワーロッド22を取り外し、かつパワーレバー19が
ブームピン4回りに揺動しないようにブーム2に固定し
てもよい。
【0012】
【作用】上記の様な構成としたため、ブームシリンダ5
をロックした状態でバケット12の刃先23を掘削場所
に当接させてアーム7を掘削方向に揺動させると、アー
ム7はアームフートピン6回りに反時計方向に回転する
ため、パワーロッド22を介してパワーレバー19がブ
ームピン4回りに反時計方向に回転する。このときブー
ムシリンダ5は伸縮しないためブーム2は起立すること
になり、バケット12の刃先23がその分上昇するため
バケット12の刃先23は直線状に移動する。なお、正
確にはバケットの刃先23はわずかに中高傾向で、ほぼ
直線上を移動する。また、前記リンク装置のアームフー
トピン6を通る鉛直線と地表面との交点上にバケット1
2の刃先23の先端が位置した状態において、ブームピ
ン4とブームヘッドピン18とブームボトムピン3とが
一直線上に位置するよう構成すれば、この状態からさら
にアーム7を掘削方向に操作すると、パワーロッド22
を介してパワーレバー19がブームピン4回りに反時計
方向に回転する。このときブームシリンダ5は伸縮しな
いためブーム2は伏することになり、バケット12の刃
先23がその分下降するためバケット12の刃先23は
直線状に移動する。
【0013】前記リンク装置のブームピン4とアームピ
ン20とを結ぶ直線と、アームフートピン6とアームパ
ワーピン21とを結ぶ直線とがほぼ平行か、あるいは前
記リンク装置のブームピン4とアームフートピン6とを
結ぶ直線と、アームピン20とアームパワーピン21と
を結ぶ直線とがほぼ平行であれば、バケット12の刃先
23をより直線状に移動させることができる。
【0014】前記リンク装置のアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃先2
3の先端が位置した状態において、ブームフートピン1
からブームピン4とブームボトムピン3とを結ぶ直線ま
での距離r1と、ブームピン4からブームヘッドピン1
8までの距離r2との比r1/r2と、ブームフートピ
ン1から前記アームフートピン6を通る鉛直線までの距
離L1と、アームフートピン6からバケット12の刃先
23の先端Cまでの距離L2との比L1/L2とがほぼ
等しければ、刃先の移動はほぼ直線状になる。なお、最
も誤差の小さい条件は、r2<r1×L2/L1の範囲
にある。この設計寸法としては、アームフートピン6を
通る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃先
23の先端が位置した状態において、ブームピン4とブ
ームヘッドピンとブームボトムピン3とが一直線上に位
置し、この状態からバケットシリンダ17の伸縮を固定
したまま、アーム7を車体前方に操作したときバケット
12の刃先23の先端がほぼ直線上を移動するように、
ブームピン4とブームヘッドピン18間距離r2 を設定
するのが最適である。
【0015】前記リンク装置のアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃先2
3の先端が位置した状態において、ブームピン4とブー
ムヘッドピン18とブームボトムピン3とが一直線上に
位置し、この状態からバケットシリンダ17の伸縮を固
定したまま、アーム7を車体前方に操作したときバケッ
ト12の刃先23の先端がほぼ直線上を移動するよう
に、ブームピン4とブームヘッドピン18間距離r2 を
設定すれば、アーム7の押出し作業においても直線の均
し作業ができ、また、直線掘削を行わないときにはパワ
ーロッド22を取り外し、かつパワーレバー19がブー
ムピン4回りに揺動しないようにブーム2に固定すれ
ば、通常の油圧ショベルとして使用できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の油圧ショベル用リンク装置の
実施例について、図面を参照して詳述する。図1はバッ
クホータイプのリンク装置の第1実施例の構成を示す油
圧ショベルの側面図である。下部走行体30に搭載され
た上部旋回体31にはブームフートピン1によりブーム
2が起伏自在に装着されている。ブーム2の中央近傍に
は3箇所の支点を有する三角形のパワーレバー19の第
1支点がブームピン4により揺動自在に装着されてい
る。ブームシリンダ5の一端はブームボトムピン3によ
り上部旋回体31に連結し、他端はブームヘッドピン1
8によりパワーレバー19の第2支点に連結している。
【0017】ブーム2の先端にはアーム7がアームフー
トピン6により揺動自在に装着されている。アームシリ
ンダ10の一端はアームボトムピン8によりブーム2と
連結し、他端はアームヘッドピン9によりアーム7の後
端と連結しており、アームシリンダ10の伸縮によりア
ーム7は揺動する。アーム7の先端にはバケット12が
バケットフートピン11により揺動自在に装着されてい
る。バケットシリンダ17の一端はバケットボトムピン
16によりアーム7と連結し、他端はバケットヘッドピ
ン13、バケットリンク14およびバケットリンクピン
15を介してバケット12と連結しており、バケットシ
リンダ17の伸縮によりバケット12は揺動する。
【0018】パワーロッド22の一端はアームピン20
によりパワーレバー19の第3支点に連結し、他端はア
ームパワーピン21によりアーム7に連結しており、ブ
ームシリンダ5を伸縮することによりブーム2は起伏す
る。ブームピン4とアームピン20とを結ぶ直線と、ア
ームフートピン6とアームパワーピン21とを結ぶ直線
とはほぼ平行であり、ブームピン4とアームフートピン
6とを結ぶ直線と、アームピン20とアームパワーピン
21とを結ぶ直線とはほぼ平行である。すなわちブーム
ピン4とアームフートピン6とアームパワーピン21と
アームピン20とはほぼ平行四辺形を形成している。
【0019】図2に示すようにアームフートピン6を通
る鉛直線と地表面A−Bとの交点Cにバケット12の刃
先23の先端を一致させたとき、ブームピン4とブーム
ヘッドピン18とブームボトムピン3とは一直線上にあ
る。この状態でブームフートピン1からブームピン4と
ブームボトムピン3とを結ぶ直線までの距離r1と、ブ
ームピン4からブームヘッドピン18までの距離r2と
の比r1/r2と、ブームフートピン1からアームフー
トピン6を通る鉛直線までの距離L1と、アームフート
ピン6からバケット12の刃先23の先端までの距離L
2との比L1/L2とはほぼ等しく、どちらかと言えば
やや、r2<r1×L2/L1となるようになってい
る。
【0020】地表を水平に掘削する場合には図1に示す
ようにアームシリンダ10を短縮してアーム7を前方に
張り出し、バケット12の刃先23の先端を地表面A−
Bに当接させる。つぎにアームシリンダ10を短縮させ
てアーム7を手前に引き寄せる。アームは図2に示すよ
うに垂直姿勢になりながらパワーロッド22を介してパ
ワーレバー19を揺動させ、ブーム2を起立させ、刃先
23がC点を過ぎるとふたたびブームは俯伏する。この
とき各部の寸法比率は前述のような関係にあるため、バ
ケット12の刃先23の先端はわずかに中高傾向になる
がほぼ地表面A−Bに沿って水平に移動する。すなわち
オペレータはアームシリンダ10を操作するだけで容易
に水平掘削を行うことができる。
【0021】図はリンク装置の第2実施例の構成を示
す油圧ショベルの側面図であり、第1実施例と部品およ
び構成が同一の部分は説明を省略し、異なる部分につい
てのみ説明する。ブーム2には3箇所の支点を有するパ
ワーレバー19aの中間支点がブームピン4aにより揺
動自在に装着されている。パワーレバー19aの下方の
支点はブームヘッドピン18aによりブームシリンダ5
のヘッド部と連結している。パワーレバー19aの上部
の支点はアームピン20aによりパワーロッド22aの
一端に連結しており、パワーロッド22の他端はアーム
パワーピン21aによりアーム7の後端に連結してい
る。他の部分は第1実施例と同一なので説明は省略す
る。
【0022】アームピン20aとブームピン4aとを結
ぶ直線と、アームパワーピン21aとアームフートピン
6とを結ぶ直線とはほぼ平行であり、アームパワーピン
21aとアームピン20aとを結ぶ直線と、アームフー
トピン6とブームピン4aとを結ぶ直線とはほぼ平行で
ある。すなわちアームピン20aとアームパワーピン2
1aとアームフートピン6とブームピン4aとはほぼ平
行四辺形を形成している。作動は第1実施例と同一なの
で説明は省略する。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は上記のよう
な構成としたため、次のような効果を奏する。 (1)簡単な構成により、油圧ショベル用リンク装置の
寸法構成を直線掘削との誤差が最小となるように設定し
てあるので、コスト低減を図ることができると共に、ブ
ーム弁とバケット弁とを中立にしておき、アーム弁を操
作するだけの単純な作業により精度の高い水平掘削や法
面の直線掘削が可能となるため、オペレータの疲労軽減
と作業性の向上を図ることができる。 (2)重掘削では刃先反力によりブームが起立しようと
するため、これに抗してブームシリンダロッド側に圧力
が発生し、これパワーレバーおよびパワーリンクを介し
てアームを掘削方向に引張るためアーム掘削力を増大さ
せる。 (3)直線掘削を行わないときにはパワーロッドを取り
外し、かつパワーレバーをブームに固定すれば、通常の
油圧ショベルとして使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリンク装置の第1実施例の構成を示す
油圧ショベルの側面図である。
【図2】本発明のリンク装置の第1実施例におけるアー
ムを垂直にした場合の各部の関係寸法を示すための油圧
ショベルの側面図である。
【図3】本発明のリンク装置の第2実施例の構成を示す
油圧ショベルの側面図である。
【図4】第1の従来技術としての、通常のリンク機構を
備えた油圧ショベルの側面図である。
【図5】第2の従来技術としての、「実公昭59−35
659」における油圧ショベルの側面図である。
【符号の説明】
2・・・・ブーム、4・・・・ブームピン、5・・・・ブームシリン
ダ、7・・・・アーム、10・・・・アームシリンダ、12・・・・
バケット、18・・・・ブームヘッドピン、19・・・・パワー
レバー、20・・・・アームピン、21・・・・アームパワーピ
ン、22・・・・パワーロッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 3/32 E02F 3/38 E02F 9/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームフートピン1により車体に起伏自
    在に装着され、ブームシリンダ5により揺動されるブー
    ム2と、ブーム2の先端にアームフートピン6により揺
    動自在に装着され、アームシリンダ10により揺動され
    るアーム7とを備えた油圧ショベルの作業機において、
    3つの支点を有するパワーレバー19の第1支点をブー
    ムピン4によりブーム2に揺動自在に装着し、第2支点
    を、ブームシリンダボトムピン3により一端を車体に装
    着したブームシリンダ5の他端にブームヘッドピン18
    により連結し、第3支点とアーム7とを、パワーレバー
    19に取着されたアームピン20およびアーム7に取着
    されたアームパワーピン21とにより揺動自在に連結し
    たパワーロッド22とによりなり、アームフートピン6
    を通る鉛直線と地表面との交点上に、アーム7の先端に
    揺動自在に装着され、バケットシリンダ17により揺動
    される、バケット12の刃先23の先端が位置した状態
    において、ブームピン4とブームヘッドピン18とブー
    ムボトムピン3とは一直線上に位置していることを特徴
    とする油圧ショベル用リンク装置。
  2. 【請求項2】 ブームフートピン1により車体に起伏自
    在に装着され、ブームシリンダ5により揺動されるブー
    ム2と、ブーム2の先端にアームフートピン6により揺
    動自在に装着され、アームシリンダ10により揺動され
    るアーム7とを備えた油圧ショベルの作業機において、
    3つの支点を有するパワーレバー19の第1支点をブー
    ムピン4によりブーム2に揺動自在に装着し、第2支点
    を、ブームシリンダボトムピン3により一端を車体に装
    着したブームシリンダ5の他端にブームヘッドピン18
    により連結し、第3支点とアーム7とを、パワーレバー
    19に取着されたアームピン20およびアーム7に取着
    されたアームパワーピン21とにより揺動自在に連結し
    たパワーロッド22とによりなり、ブームピン4とアー
    ムピン20とを結ぶ直線と、アームフートピン6とアー
    ムパワーピン21とを結ぶ直線とがほぼ平行であること
    を特徴とする油圧ショベル用リンク装置。
  3. 【請求項3】 請求項記載の油圧ショベル用リンク装
    置において、前記リンク装置のブームピン4とアームフ
    ートピン6とを結ぶ直線と、アームピン20とアームパ
    ワーピン21とを結ぶ直線とがほぼ平行であることを特
    徴とする油圧ショベル用リンク装置。
  4. 【請求項4】 ブームフートピン1により車体に起伏自
    在に装着され、ブームシリンダ5により揺動されるブー
    ム2と、ブーム2の先端にアームフートピン6により揺
    動自在に装着され、アームシリンダ10により揺動され
    るアーム7とを備えた油圧ショベルの作業機において、
    3つの支点を有するパワーレバー19の第1支点をブー
    ムピン4によりブーム2に揺動自在に装着し、第2支点
    を、ブームシリンダボトムピン3により一端を車体に装
    着したブームシリンダ5の他端にブームヘッドピン18
    により連結し、第3支点とアーム7とを、パワーレバー
    19に取着されたアームピン20およびアーム7に取着
    されたアームパワーピン21とにより揺動自在に連結し
    たパワーロッド22とによりなり、アームフートピン6
    を通る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃
    先23の先端が位置した状態において、ブームフートピ
    ン1からブームピン4とブームボトムピン3とを結ぶ直
    線までの距離r1と、ブームピン4からブームヘッドピ
    ン18までの距離r2との比r1/r2と、ブームフー
    トピン1から前記アームフートピン6を通る鉛直線まで
    の距離L1と、アームフートピン6からバケット12の
    刃先23の先端Cまでの距離L2との比L1/L2とが
    ほぼ等しいことを特徴とする油圧ショベル用リンク装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項記載の油圧ショベル用リンク装
    置において、r2<r1×L2/L1であることを特徴
    とする油圧ショベル用リンク装置。
  6. 【請求項6】 ブームフートピン1により車体に起伏自
    在に装着され、ブームシリンダ5により揺動されるブー
    ム2と、ブーム2の先端にアームフートピン6により揺
    動自在に装着され、アームシリンダ10により揺動され
    るアーム7とを備えた油圧ショベルの作業機において、
    3つの支点を有するパワーレバー19の第1支点をブー
    ムピン4によりブーム2に揺動自在に装着し、第2支点
    を、ブームシリンダボトムピン3により一端を車体に装
    着したブームシリンダ5の他端にブームヘッドピン18
    により連結し、第3支点とアーム7とを、パワーレバー
    19に取着されたアームピン20およびアーム7に取着
    されたアームパワーピン21とにより揺動自在に連結し
    たパワーロッド22とによりなり、アームフートピン6
    を通る鉛直線と地表面との交点C上にバケット12の刃
    先23の先端が位置した状態において、ブームピン4と
    ブームヘッドピンとブームボトムピン3とが一直線上に
    位置し、この状態からバケットシリンダ17の伸縮を固
    定したまま、アーム7を車体前方に操作したときバケッ
    ト12の刃先23の先端がほぼ直線上を移動するよう
    に、ブームピン4とブームヘッドピン18間距離r2 を
    設定することを特徴とする油圧ショベル用リンク装置。
  7. 【請求項7】 ブームフートピン1により車体に起伏自
    在に装着され、ブームシリンダ5により揺動されるブー
    ム2と、ブーム2の先端にアームフートピン6により揺
    動自在に装着され、アームシリンダ10により揺動され
    るアーム7とを備えた油圧ショベルの作業機において、
    3つの支点を有するパワーレバー19の第1支点をブー
    ムピン4によりブーム2に揺動自在に装着し、第2支点
    を、ブームシリンダボトムピン3により一端を車体に装
    着したブームシリンダ5の他端にブームヘッドピン18
    により連結し、第3支点とアーム7とを、パワーレバー
    19に取着されたアームピン20およびアーム7に取着
    されたアームパワーピン21とにより揺動自在に連結し
    たパワーロッド22とによりなり、直線掘削を行わない
    ときにはパワーロッド22を取り外し、かつパワーレバ
    ー19がブームピン4回りに揺動しないようにブーム2
    に固定することを特徴とする油圧ショベル用リンク装
    置。
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