JP2966191B2 - パチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置 - Google Patents

パチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置

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JP2966191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台間などに配
設する台間玉貸機用貨幣識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台間に配設される台間玉
貸機は、通常、両側のパチンコ台で各々遊戯する客が、
その場でパチンコ玉を借り受けるのに便利なようにパチ
ンコ台間に配設されている。このような台間玉貸機にお
いては、通常硬貨投入口は1つであり、左右のパチンコ
遊戯者が共用してこの玉貸機を使用している。また、台
間玉貸機に硬貨投入口を左右2つ設け、左の硬貨投入口
に投入された硬貨は左のパチンコ台の遊戯者、右の硬貨
投入口に投入された硬貨は右のパチンコ台の遊戯者が投
入したものと考え、各パチンコ台毎の売り上げデータを
得るようにしたものが特開昭61−149184号報で
提案されている。
【0003】また、硬貨の投入により、パチンコ台に直
接パチンコ玉を払出すものも特公昭58−29116号
公報等で公知である。さらに、硬貨も紙幣も共に使用で
きる玉貸機、自動販売機用の貨幣識別機についても、特
公昭61−41036号公報,特開昭61−26038
3号公報、実開昭63−151078号公報、実公平2
−41722号公報、実開平2−42163号公報、特
開平2−148378号公報〜特開平2−148381
号公報及び特開平2−153492号公報で公知であ
る。また、硬貨及び紙幣の挿入口を左右にそれぞれ有
し、かつ、硬貨及び紙幣の搬送路を共用とし、硬貨識別
部,紙幣識別部をそれぞれ1つ設けたパチンコ台間貨幣
挿入装置も特開平1−242084号報で公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ台間に配設さ
れる硬貨挿入口が1つしかない玉貸機は該玉貸機両側の
パチンコ遊戯者によって使用されるものであるから、各
パチンコ台での売り上げデータを得ようとすると、この
パチンコ台間の玉貸機からのデータでは得ることができ
ない。また、パチンコ台に直接パチンコ玉を払い出すよ
うにする場合には、玉貸機の左右のパチンコ台にパチン
コ玉を払出してよいか分からず、パチンコ台に直接パチ
ンコ玉を払い出すことができない。そこで、上述した特
開平1−242084号報で開示されているような左右
に貨幣挿入口のある玉貸機であれば、一応、左側の貨幣
挿入口に挿入された貨幣は左側のパチンコ台の遊戯者が
貨幣を挿入したものとし、また右側の貨幣挿入口に挿入
された貨幣は右側のパチンコ台の遊戯者が貨幣を挿入し
たものと考え、売り上げデータを得ることができる。ま
た、パチンコ玉のパチンコ台への直接払い出しも可能と
なる。しかし、このためには、できるだけ左側のパチン
コ遊戯者は左側の貨幣挿入口に、右側のパチンコ遊戯者
は右側の貨幣挿入口に貨幣を挿入するようにしなければ
ならない。
【0005】また、パチンコ玉貸機の左右に貨幣挿入口
を設けると、左右の硬貨搬送路、左右の紙幣通路が必要
になり、合計4つの搬送路が必要になるが、パチンコ台
間はなるべく幅を取らないことが望ましく、そのために
は上記特開平1−242084号報に示されるように、
左右の硬貨、紙幣通路を1つの搬送路で共用することが
望ましい。このように1つの搬送路を共用することにな
ると、硬貨、及び紙幣通路が屈曲したものとなり、硬
貨、紙幣の円滑な搬送をどのようにするかが問題とな
る。
【0006】そこで、本発明は上記左右に貨幣挿入口を
有し、貨幣搬送路を共有するパチンコ台間玉貸機用貨幣
識別装置を改良するものであり、紙幣の円滑な搬送を可
能にし、かつ、できるだけ左側のパチンコ遊戯者は左側
の貨幣挿入口に、右側のパチンコ遊戯者は右側の貨幣挿
入口に貨幣を挿入させることができるパチンコ台間玉貸
機用貨幣識別装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、隣接するパチ
ンコ台間に配設される玉貸機における貨幣識別装置であ
って、ベルト搬送手段によって紙幣及び硬貨を搬送し搬
送途中で紙幣を識別する紙幣識別部及び硬貨を識別する
硬貨識別部を備えた1つの貨幣搬送路と、前面パネル左
右に硬貨挿入口を、また上記前面パネルの左右側壁に紙
幣挿入口が形成され、左右の紙幣挿入口と上記貨幣搬送
路間を接続する各紙幣通路及び上記左右の硬貨挿入口か
ら上記貨幣搬送路底面の位置まで連通し上記貨幣搬送路
と接続する硬貨搬送路とを備えたマスクとを設け、上記
貨幣搬送路の入り口には、短径と長径を備えた一対の硬
貨搬送ローラを設けて、待機状態では上記硬貨搬送ロー
ラは短径の部位が対面して紙幣の通過を容易にする間隙
を形成し、硬貨挿入が検出されたときには上記硬貨搬送
ローラが回転して長径部の部位で硬貨を挟持して貨幣搬
送路へ硬貨を送り込むようにすることによって、異なっ
た硬貨及び紙幣挿入口からの硬貨及び紙幣の搬送を円滑
にできるようにした。
【0008】さらに、上記貨幣搬送路と紙幣通路間に、
フラッパーを設け一方の紙幣挿入口に紙幣が挿入された
ことが検出されると他方の紙幣通路を閉鎖し、上記一方
の紙幣通路を貨幣搬送路に連通するように切換え、紙幣
の両挿入口からの同時挿入を防止しかつ紙幣の挿入搬送
を容易にした。また、上記貨幣搬送路と上記マスクは着
脱自在に結合するようにし、貨幣識別装置の取り付け、
及び従来から使用されている1つの紙幣挿入口を有する
マスクや1つの紙幣挿入口と1つの硬貨挿入口を有する
マスクをも取り付けられるようにした。特に、上記硬貨
搬送ローラ及びフラッパーはマスク側に設けることによ
って上記他のマスクとの交換を容易にした。また、上記
左右の硬貨挿入口を左右の紙幣挿入口の上部に配設し、
略垂直の硬貨誘導路に複数の硬貨を蓄積できるように構
成した。
【0009】
【作用】前面パネルに配設した左右の硬貨挿入口に挿入
された硬貨は、硬貨誘導路を通り貨幣搬送路に導かれ、
硬貨識別部で正偽等の硬貨識別がなされる。又、左右の
紙幣挿入口に挿入された紙幣は、紙幣通路を通り貨幣搬
送路に導かれ、紙幣識別部で正偽等の紙幣識別がなされ
る。
【0010】幣通路及び硬貨誘導路と共通の貨幣搬送
路を接続する位置に設けられた硬貨搬送ローラは短径と
長径を有する変形ローラであり、硬貨の挿入がなけれ
ば、短径部の部位が対面しているのでローラ間の間隙は
大きく、その間を紙幣が容易に通過することができ、紙
幣の挿入の邪魔にならない。しかも、硬貨はこの硬貨搬
送ローラの回転によって該ローラの長径部で硬貨を挟持
して確実に貨幣搬送路に送り込むことができる。
【0011】また、上記貨幣搬送路と紙幣通路間に配設
したフラッパーは、一方の紙幣挿入口に紙幣が挿入され
たことが検出されると他方の紙幣通路を閉鎖し上記一方
の紙幣通路を貨幣搬送路に連通するように切換えられる
ので、紙幣の両挿入口からの同時挿入を防止し、かつ紙
幣の挿入搬送を容易にする。さらに、マスクは上記貨幣
搬送路に着脱自在に結合されるから、貨幣識別装置の取
り付けが容易になると共に、従来から使用されている1
つの紙幣挿入口を有するマスク、1つの紙幣挿入口と1
つの硬貨挿入口を有するマスクをも交換して取り付けら
れる。特に上記硬貨搬送ローラ及びフラッパーをマスク
側に設けることによって貨幣搬送路は搬送路のみとなる
から、他のマスクを取り付けても無駄な部材が生じるこ
とがなく、自由にマスクの交換ができる。また、上記左
右の硬貨挿入口を左右の紙幣挿入口の上部に配設し、略
垂直の硬貨誘導路に複数の硬貨を蓄積できるようにする
ことによって硬貨挿入を容易にした。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1,図2は本発明の一実施例の貨幣識別
装置の左側面図及び正面図である。図1に示されるよう
に本貨幣識別装置は、大きく分けてマスク100と貨幣
識別部本体101から構成され、後述するように、マス
ク100は貨幣識別部本体101に着脱自在に結合され
るようになっている。マスク100の前面パネル1には
上部左右に左側硬貨挿入口2、右側硬貨挿入口3が形成
され、両硬貨挿入口2、3は硬貨を挿入するための幅を
有する。また、上記マスク100の前部両側面が一部切
り込まれ左側紙幣挿入口12、右側紙幣挿入口13が形
成されている。さらに、上記前面パネル表面上の左右の
上記硬貨挿入口2,3間及び左右の紙幣挿入口12,1
3間の上部には全面に突出する支切り壁36が配設され
ている。前面パネル1には、左側,及び右側の挿入口よ
り挿入された金額を表示する表示器40,41が設けて
あり、本実施例は、左右それぞれ1桁で構成し、挿入金
額がない場合には「0」を表示し、挿入金額によってそ
の百の桁の数字1〜9を表示すると共に、挿入金額が1
000円の場合には、小さなゼロ「0」を表示するよう
になっている。図3は図1のC−C断面図、図4は図2
のA−A断面図で、図5は図1のB−B断面図であり、
これら断面図が示すように、左右の硬貨挿入口2,3は
共通の硬貨誘導路8に連通している。該硬貨誘導路8は
略垂直に設けられ、後述する両紙幣通路の中央に配設さ
れ、紙幣と硬貨を共に搬送する貨幣搬送路37に連通す
るようになっている。左右の硬貨挿入口2,3近傍に
は、左側硬貨挿入口2への硬貨の挿入を検出する左側硬
貨挿入口スィッチ4、同じく右側硬貨挿入口3への硬貨
の挿入を検出する右側硬貨挿入口スィッチ5が配設さ
れ、これらのスイッチ4,5で硬貨を検出したとき作動
し、シャッター19a,19bを駆動し(図3及び図1
のD−D断面図である図6参照)硬貨通路を解放させる
左側シャッターソレノイド6a、右側シャッターソレノ
イド6bが設けられている。また、上記硬貨誘導路8の
中間点にはコインパススイッチ7が設けられ、上記誘導
路8終端には、上記貨幣搬送路37の直前迄、硬貨が到
達したことを検知し、マスクモーター10と搬送モータ
ー11を駆動させるコインパススイッチ9が配設されて
いる。
【0013】左右の紙幣挿入口12,13には図1のE
−E,F−F,G−G各断面図である図7,図8,図9
に示されるように、貨幣搬送路37に連通するように紙
幣通路12a,13aが設けられている。図7に示すよ
うに、左右の側紙幣挿入口12,13の近傍には、紙幣
の挿入を検出する左側紙幣挿入口スィッチ14、右側紙
幣挿入口スィッチ15が配設されている。
【0014】マスク100の硬貨誘導路8及び紙幣通路
12a,13aの出口部分(貨幣識別部本体101の結
合部位置)には、フラッパー20が設けられ(図4,図
5,図8,図9参照)、上記左側紙幣入口スィッチ14
のONにより作動する左側フラッパーソレノイド16
(図5参照)、右側紙幣挿入口スィッチ15のONによ
り作動する右側フラッパーソレノイド18(図4参照)
で上記フラッパー20は揺動させられ、紙幣を検出した
紙幣挿入口側の紙幣通路と貨幣搬送路37を連通するよ
うにする。フラッパー20は左右フラッパーソレノイド
16,18が作動していないときには図8に示すよう
に、左右の紙幣通路12a,13aと貨幣搬送路37の
連通を阻止し、紙幣は挿入不可能であるが、硬貨に対し
ては図9に示すように上記誘導路8底部の出口部に誘導
路8底部から上記貨幣搬送路37に通じる通路がフラッ
パー20に設けられ開放されており、硬貨を上記貨幣搬
送路37に送り込むことが可能である。そして、この待
機状態では、フラッパースィッチ17がOFFとなって
いる。なお、フラッパースィッチ17はフラッパー20
が待機状態であることを検知するためのものである(図
10参照)。
【0015】また、硬貨誘導路8の終端部のフラッパー
20と上記貨幣搬送路37の間には図9(及び図4,図
5)に示す様に、硬貨搬送ローラ30が設けられてい
る。該硬貨搬送ローラ30は長径部と短径部を有する一
対の変形ローラであり、紙幣が挿入された場合には左右
のローラ30の短径部が対面する静止した位置関係に保
持され、両ロール30間には比較的大きな間隙が生じ、
紙幣の通路となり、紙幣の通過を容易にする。また、硬
貨の挿入時には、硬貨搬送ローラ30がマスクモーター
10によって駆動され、硬貨を該硬貨搬送ローラ30の
長径部の突出部で挟持して搬送するものである。該マス
クモーター10が停止するときにはキャリヤスイッチ2
8(図4)によって停止位置が制御され、上記硬貨搬送
ローラ30の短径部が対面した状態で停止させるように
なっている。なお、硬貨搬送ローラは偏心ローラやカム
等であってもよい。
【0016】貨幣搬送路37には、該貨幣搬送路37の
入り口部に紙幣搬送部入口センサー23,硬貨紙幣共用
搬送部入口センサー22が配設されている。続いてPx
センサ21a,磁気や反射光等により紙幣の識別データ
を得るセンサ21b,21cからなる紙幣識別部が配設
されている。Pxセンサー21aは紙幣の紙幣識別部へ
の到達の検出と紙幣光透過量を検出し、センサ21b,
21cは磁気や反射光等により紙幣を識別する機能をも
持つ。また、貨幣搬送路37には、紙幣の搬送路の一部
に硬貨搬送路37aが設けられており、該硬貨搬送路3
7aは紙幣のみが搬送される位置の貨幣搬送路37aの
幅(紙幣の厚み方向)よりも大きい幅で形成され、硬貨
の搬送ができるように構成されている。また、硬貨を識
別するに硬貨識別部35が設けられた位置の硬貨搬送路
の底部には硬貨を押し上げる硬貨押上部材38が配設さ
れ、硬貨搬送路37aはこの部分で硬貨径方向に屈曲し
て形成されている。
【0017】上記貨幣搬送路37には搬送モーター11
によって駆動されるベルト搬送手段24が設けられ、該
ベルト搬送手段24によって紙幣,硬貨を挟持して搬送
するようになっている。また、搬送モータ11の所定量
の回転毎にパルスを出力する回転検出器11aが該搬送
モータ11に結合されている。硬貨が上記ベルト搬送手
段24で挟持され搬送されるとき、該ベルト搬送手段2
4で硬貨が底面より浮き上がって挟持され搬送されて
も、上記硬貨押上部材38によって硬貨は押し上げら
れ、硬貨識別部35の位置では、硬貨押上部材の面上を
必ず通過することになるから、硬貨識別部35による硬
貨識別に誤識別が生じることは少なくなる。
【0018】硬貨及び紙幣の識別を終了した貨幣搬送路
37の終端部には、搬送されてきた紙幣及び硬貨によっ
て押され、貨幣搬送路37から退避し、硬貨,紙幣が通
過すると貨幣搬送路37に突出し硬貨,紙幣の逆送を防
止する通路シャッター25、及びこの通路シャッター2
5が貨幣搬送路37から退避したときONとなる通路シ
ャッタスイッチ25aが設けられている。硬貨搬送路3
7aの終端下部には、正硬貨,偽硬貨を振り分け、正硬
貨は金庫に、偽硬貨は返却路に振り分ける振り分片26
が設けられ、該振り分け片26は正偽振分ソレノイド2
6aによって切り替えられる。27は正貨通路に配置さ
れ、正貨が金庫に収納されたことを検出するコインスィ
ッチである。また、貨幣搬送路37の延長線上には、紙
幣のみを搬送する搬送部が設けられ、該搬送部中に紙幣
の取り込みを完了したことを検知する出口スィッチ29
(図5参照)が設けられている。
【0019】以上のような構成で形成されている貨幣識
別装置をパチンコ遊戯台間に配設するときには、まず、
貨幣識別部本体101を取り付け、マスク100を順次
装着すればよい。この、着脱可能手段としては、はめ込
み式、キャッチャーローラー式、磁気着脱式、マジック
テープ式、ねじなどいずれでもよい。
【0020】図11は本実施例の制御系要部を示すブロ
ック図である。制御部32は貨幣識別部本体101に配
設され、プロセッサとROM,RAM等で構成されたメ
モリと入出力回路等を備えている。該制御部32の入出
力回路には、貨幣搬送部入口センサー22,23、通路
シャッタースィッチ25a、コインスィッチ27、搬送
モーター11、回転検出器11a、正偽振分ソレノイド
26a、出口スイッチ29が接続され、紙幣識別センサ
ー21a〜21c及び硬貨識別センサー35からの信号
の処理を行う識別部31からの信号を受信するようにな
っている。また、制御部32は、ケーブルを介してマス
ク100側に配設した接続ボード33に接続されてい
る。該接続ボード33はマスク100に配設されたセン
サ及びアクチュエータと上記ケーブル間の接続を行うも
ので、該接続ボード33には、右側硬貨挿入口スィッチ
5、左側硬貨挿入口スィッチ4、右紙幣挿入口スィッチ
15、左紙幣挿入口スィッチ14、マスクモーター1
0、コインパススイッチ7、コインパススイッチ9、左
側シャッターソレノイド6a、右側シャッターソレノイ
ド6b、左側フラッパーソレノイド16、右側フラッパ
ーソレノイド18、フラッパースイッチ17が接続され
ている。
【0021】次に本実施例の動作について説明する。図
12〜図17は制御部のプロセッサが実施する硬貨処理
のフローチャートで、図18〜図19は紙幣識別処理の
フローチャート、図20は、紙幣返却処理のフローチャ
ートである。
【0022】まず、硬貨処理について図12〜図17を
参照しながら説明する。制御部32のプロセッサは、フ
ラッパースィツチ17がONであるか否か、すなわち、
両フラッパーソレノイド16、18が作動せず、フラッ
パー20が待機状態にあり、上記誘導路8底部から上記
貨幣搬送路37までの通路を開放し硬貨を上記貨幣搬送
路37に送り込むことが可能であるかを判別する(ステ
ップS1)。フラッパースィッチ17がONであれば紙
幣が挿入され紙幣の搬送中であるので、該フラッパース
ィッチ17がOFFになるまで待機し、硬貨が硬貨挿入
口に挿入されても挿入口シャッター19a,19bで挿
入を阻止している。フラッパースイッチ17がOFFで
あると、右側硬貨挿入口スィッチ5がONであるか否
か、即ち、硬貨が挿入されているか否かを判別し(ステ
ップS2)右側硬貨挿入口スィッチ5がOFFであれ
ば、次に、左側硬貨挿入口スィッチ4がONであるか否
か、即ち、硬貨が挿入されているか否かを判別し(ステ
ップS5)、左側硬貨挿入口スィッチ4がOFFであれ
ばステップS1に戻る。
【0023】左側硬貨挿入口スィッチ4がONであれ
ば、左硬貨投入としてメモリに仮登録し(ステップS
6)、右側硬貨挿入口スィッチ5がONであれば、右硬
貨投入仮登録する(ステップS3)。硬貨投入仮登録し
た後、登録された方向のシャッターソレノイドがONと
し、シャッターを退避させ、通路を開き、硬貨の投入を
可能とする(ステップS4、S7)。次に、設定所定時
間を計時するaタイマー作動させ(ステップS8)、硬
貨挿入口スィッチ4及び5がOFFしたか否か判断し
(ステップS9)、OFFしない場合には(硬貨挿入者
が硬貨を保持している状態)、タイマーaが設定時間経
過したか否か判断し(ステップS10)、このタイマー
aがタイムアップするまでステップS9,S10の処理
を繰り返す。また、タイマaがタイムアップするとシャ
ッターソレノイドをOFFにして(ステップS11)、
ソレノイドの焼付きを防止し、ステップS9〜S11の
処理を繰り返す。硬貨挿入口スイッチがOFFになる
と、設定所定時間を計時するbタイマーをセットし(ス
テップS12)、コインパススイッチ7がONか否か判
断する(ステップS13)。硬貨が挿入され硬貨誘導路
8を落下すれば、該コインパススイッチ7は該硬貨を検
出してONになるが、硬貨挿入者が硬貨の挿入を止め、
引き戻すと、このコインパススイッチ7はONとならな
い。そこで、タイマーbがタイムアップするまでコイン
パススイッチ7がONか否かを(ステップS14)監視
し、ONとならなければ、シャッターソレノイドをOF
Fとし(ステップS15)、メモリに記憶した仮登録を
消去して(ステップS16)ステップS1に戻る(硬貨
挿入者が挿入を止めた状態)。
【0024】コインパススイッチ7がONになると(ス
テップS13)、メモリに仮登録されたデータより左側
硬貨挿入口から挿入された硬貨か右側硬貨挿入口から挿
入された硬貨か判断し(ステップS17)、右か左かを
正式に登録する(ステップS18,19)。そして、シ
ャッターソレノイドをOFFとし、設定所定時間をそれ
ぞれ計時するcタイマー、dタイマーをセットし(ステ
ップS20,S21)コインパススィッチ7がOFFか
否か判断し(ステップS22)、OFFならば次のセン
サーであるコインパススィッチ9の監視を行う(ステッ
プS27)。なお、コインパススイッチ7を監視し(ス
テップS22)、タイマーcがタイムアップするまでコ
インパススイッチ7がOFFしなければ、まずシャッタ
ーソレノイドをOFFとして次の硬貨の挿入を防止し、
さらにタイマーdがタイムアップするまでコインパスス
イッチ7がOFFしなければ、硬貨つまり等の異常が生
じたとして、異常処理を行い処理を停止する(ステップ
S23〜S26)。また、ステップS27でタイマーd
がタイムアップするまでコインパススイッチ9がONし
なければ同様に異常処理を行い(ステップS28,S2
9)処理を停止する。コインパススイッチ9がONとな
り、硬貨が貨幣搬送路37の入り口に到達していること
が検出されると、所定時間を計時するタイマーeをセッ
トし(ステップS30)、マスクモーター10と搬送モ
ーター11を駆動させる(ステップS31、32)。
【0025】次に、硬貨・紙幣共用搬送部入口センサー
22がONか否かをタイマーeがタイムアップするまで
判断しする(ステップS33,34)。コインパススイ
ッチ9がONとなり、硬貨が貨幣搬送路37の入り口に
到達し、マスクモーター10が駆動され、硬貨搬送ロー
ラ30が回転すると硬貨は該ローラ30の長径部の突出
部で挟持されて貨幣搬送路37に送り込まれるから、通
常硬貨・紙幣共用搬送部入口センサー22がONとな
り、ベルト搬送手段24によって硬貨は挟持されて搬送
されることになる。しかし、何等かの理由で、硬貨が送
り込まれず、またはセンサの故障等で、硬貨・紙幣共用
搬送部入口センサー22がONとならなければ、異常と
判断し、マスクモーター10の停止処理を実行すると共
に搬送モーター11を停止し、異常処理を実行し処理を
停止する(ステップS35、36)。硬貨がベルト搬送
手段24で搬送され、硬貨識別部35の位置を通過し、
識別部31からの信号で硬貨識別処理が実行され(ステ
ップS37)、正貨と判断されると(ステップS3
8)、正偽振分ソレノイド26aを吸引して、硬貨を正
貨通路へ導くようにする(ステップS39)。ベルト搬
送手段24により送られてきた正貨により通路シャッタ
スイッチ25aがONとなったことが検出されると(ス
テップS40)、マスクモーター10を停止する(ステ
ップS44)。搬送用モーター11の駆動をさらに持続
させ、該搬送用モーター11を停止させるための規定パ
ルス数YをカウンタPにセットし回転検出器11aから
のパルスにより減算を開始させると共に設定所定時間を
計時するタイマーfをセットする(ステップS45)。
なお、ステップS40,S41でタイマーeがタイムア
ップするまで通路シャッタスイッチ25aがONされな
い場合には、マスクモーター10、搬送モーター11、
正偽振分ソレノイド26aをOFFし、異常処理を実行
し処理を停止する(ステップS41、42、43)。
【0026】通路シャッタスイッチ25aがONとな
り、さらに搬送用モーター11が駆動されると硬貨は、
金庫に導かれる通路に落下し、コインスイッチ27をO
Nとするので、これを検出すると(ステップS46)、
ステップS37で検出された正貨データ及びステップS
19,S18で記憶された左右の登録データをパチンコ
球貸出機の制御装置に送出し(ステップS49)、正偽
振り分けソレノイド26aをOFFする(ステップS5
0)。そして、カウンタPが「0」か若しくはタイマf
がタイムアップしたか否か判断し(ステップS51,S
52)、カウンタPが「0」になると搬送用モーター1
1を停止して(ステップS55)、処理を終了する。ま
た、カウンタPが「0」とならず、タイマーfがタイム
アップすると、搬送用モーター11を停止し異常処理を
行う(ステップS52、53,54)。なお、図17の
フローチャートに示すように、マスクモーター10の停
止処理はキャリアスィツチ28がOFFした状態すなわ
ち搬送ローラ30の短径部が対向し、ローラ間の間隙が
大きい状態のホームポジションで停止させる(ステップ
S67、68)。
【0027】識別部で偽貨と判断された硬貨の場合 ステップS38で偽貨と判断された場合には、ステップ
S38からステップS56に移行し、通路シャッタスイ
ッチ25aがONすると、マスクモーター10の停止処
理を実行し(ステップS60)、タイマーfをセットす
ると共に、カウンタPに規定パルス数Yをセットし、回
転検出器11aからのパルスで該カウンタの減算を開始
させる(ステップS62)。そして、該カウンタPが
「0」になると、搬送モータを停止し処理を終了する
(ステップS66)。偽貨の場合には、正偽振り分けソ
レノイド26aが作動せず、振り分け片は硬貨を返却通
路に導くように切換わっているから、偽貨は返却通路を
介して返却されることになる。なお、通路シャッタスイ
ッチ25aがタイマeがタイムアップするまでONしな
い場合には、マスクモーター10と搬送モーター11を
停止し異常処理を実行する(ステップS57、58、5
9)。さらに、ステップS62で、タイマーfがタイム
アップするまでカウンタPが「0」にならなければ、搬
送用モーター11を停止し異常処理を実行する(ステッ
プS63、64、65)。
【0028】次に、図18に示す紙幣処理フローチャー
トと共に紙幣処理について説明する。まず、フラッパー
20が待機位置(左右紙幣通路12a,13aと貨幣搬
送路37の連通を阻止した状態)にあるかをフラッパー
スィッチ17でチェックし(ステップS69)、待機位
置にある条件であるフラッパースィッチ17がOFFで
あれば、紙幣が挿入され、右側紙幣挿入口スィッチ1
5、左側紙幣挿入口スィッチ14のどちらかがONされ
たか否かを監視し(ステップS70、71)、どちらも
ONでなければ、ステップS69に戻りステップS69
〜S71の処理を繰り返し実行する。
【0029】右側紙幣挿入口に紙幣が挿入され、右側紙
幣挿入口スィッチ15がONとなると、ステップS70
からステップS72に移行し、メモリに右側挿入を記憶
し、右側フラッパーソレノイドをONとして右側紙幣通
路12aと貨幣搬送路37を連通させ(ステップS7
3)、右側紙幣挿入口スィッチ15、硬質・紙幣共用搬
送部入口センサー22、紙幣搬送部入口センサー23の
3つがすべてONか否か判断し、すべてONした時に
(ステップS74、75、76)、搬送モーター11を
正転を開始する(ステップS86)。なお、ステップS
74、で右側紙幣挿入口スィッチ15がOFFになると
紙幣が引き戻されたとして右側フラッパーソレノイドを
OFFとし(ステップS77)、右側挿入記憶をクリア
して(ステップS78)ステップS69に戻る。
【0030】次に、紙幣が搬送されて紙幣識別部のPx
センサー21aがONになるのを待ち(ステップS8
7)、ONになるとフラッパーソレノイドをOFFにす
る(ステップS88)。なお、フラッパーソレノイドが
OFFになってもフラッパー20は挿入紙幣によって復
帰が阻止された状態である。紙幣はベルト搬送手段24
で挟持され搬送されるがその搬送行程中に紙幣は貨幣識
別部21a〜21cにより各種データが検出され識別部
で処理が行われ、紙幣の識別処理が実行される(ステッ
プS89)。識別処理の結果が真券でなければ(ステッ
プS90)、後述する紙幣返却処理を実行する(ステッ
プS97)。
【0031】真券であると通路シャッタスイッチ25a
がOFFになるのを待ち、OFFになると真券データを
出力する(ステップS91,92)。紙幣識別の結果が
送出される時点では、紙幣により通路シャッター25は
通路から退避しそのスイッチはONになっているが、紙
幣が該通路シャッター25の部位を通過すると通路シャ
ッター25は復帰しそのスイッチはOFFとなる。該ス
イッチがOFFとなり通路シャッター25が通路内に復
帰すると紙幣の逆送はできなくなるため、紙幣を取り込
んだとして真券データを出力するものである。次に、設
定所定時間を計時するgタイマーをセットし、出口スイ
ッチ29がOFFか上記タイマーgがタイムアップかを
判断する(ステップS93〜S95)。通路シャッター
25のスイッチがOFFになる状態では出口スイッチ2
9は紙幣によってONであり、該出口スイッチがOFF
になることは該スイッチ位置まで紙幣の搬送が完了し、
紙幣がこの貨幣識別装置から搬出されたことを意味す
る。また、タイマーgがタイムアップすることは、紙幣
が十分に搬送され貨幣識別装置から搬出されたことを意
味するので、出口スイッチ29がOFFになるかタイマ
ーgがタイムアップすることにより、搬送モーター11
を停止させる(ステップS96)。
【0032】また、左側紙幣挿入口スィッチ14がON
となったときには(ステップS71)、右側紙幣挿入口
スィッチ15がONとなったとき実行した上記ステップ
S72〜S78と同等の処理であるステップS79〜S
85の処理を実行し(作動する部材が右か左かの相違の
みである)、上述したステップS86以下の処理を実行
する。
【0033】ステップS90で紙幣が偽券と判断された
ときは図20の紙幣返却処理を開始し、ステップS7
2,S79で記憶した紙幣が挿入された紙幣挿入口を判
定して(ステップS98)、貨幣搬送路37と記憶され
た紙幣挿入口を連通させるようにフラッパーソレノイド
を作動して、通路を開き、かつ、左右の紙幣挿入記憶を
クリアする(ステップS99、S100)。そして、搬
送モーター11を逆転させ、規定パルス数Xをカウンタ
Pにセットし、回転検出器11aからのパルスで該カウ
ンタを減算させると共にタイマーaをセットする(ステ
ップS101)、そして、カウンタPが「0」に達する
のを待って(ステップS102)、PXセンサー21a
がOFFになっているか否か判断し(ステップS10
3)、OFFになっていれば、搬送モーター11の逆転
を停止し、フラッパーソレノイドをOFFにして処理を
終了する(ステップS105,S106)。なお、カウ
ンタPへの設定値XはPXセンサー21aがOFFにな
るような値に設定されているが(すなわち、カウンタP
が「0」になったときには、紙幣はPxセンサー21a
の位置を通過完了している状態に設定されている)、あ
る程度の余裕をもたせるためにタイマーaがタイムアッ
プするまでPXセンサ−21aがOFFになるのを待つ
ようにしている(ステップS104)。
【0034】
【発明の効果】前面パネルに配設した左右の硬貨挿入口
挿入された硬貨、又は左右の紙幣挿入口に挿入された
紙幣は、それぞれ硬貨誘導路又は紙幣通路を通り、共通
の1つの貨幣搬送路に導かれ、正偽等の識別がなされ
る。
【0035】紙幣通路及び硬貨誘導路と共通の貨幣搬送
路を接続する位置に設けられた硬貨搬送ローラは短径と
長径を有する変形ローラであり、硬貨の挿入がなけれ
ば、短径部の部位が対面しているのでローラ間の間隙は
大きく、その間を紙幣が容易に通過することができ、紙
幣の挿入の邪魔にならない。しかも、硬貨はこの硬貨搬
送ローラの回転によって該ローラの長径部で硬貨を挟持
して確実に貨幣搬送路に送り込むことができる。
【0036】また、上記貨幣搬送路と紙幣通路間に配設
したフラッパーは、一方の紙幣挿入口に紙幣が挿入され
たことが検出されると他方の紙幣通路を閉鎖し上記一方
の紙幣通路を貨幣搬送路に連通するように切換えられる
ので、紙幣の両挿入口からの同時挿入を防止しかつ紙幣
の挿入搬送を容易にする。さらに、マスクは上記貨幣搬
送路に着脱自在に結合されるから、貨幣識別装置の取り
付けが容易になると共に、従来から使用されている1つ
の紙幣挿入口を有するマスクや1つの紙幣挿入口と1つ
の硬貨挿入口を有するマスクをも交換して取り付けられ
る。特に上記硬貨搬送ローラ及びフラッパーをマスク側
に設けることによって貨幣搬送路は搬送路のみとなるか
ら、他のマスクを取り付けても無駄な部材が生じること
がなく、自由にマスクの交換ができる。また、上記左右
の硬貨挿入口を左右の紙幣挿入口の上部に配設し、略垂
直の硬貨誘導路に複数の硬貨を蓄積できるようにしたか
ら、硬貨挿入口に硬貨を挿入すれば、硬貨は落下し、硬
貨挿入口から搬送ベルトで挟持して搬送する場合と比
べ、硬貨を硬貨挿入口に完全に押し込む必要がないた
め、硬貨挿入が容易になると共に連続投入も容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の貨幣識別装置を示す側面図
である。
【図2】同実施例の貨幣識別装置を示す正面図である。
【図3】図1のC−C断面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のBーB断面図である。
【図6】図1のDーD断面図である。
【図7】図1のEーE断面図である。
【図8】図1のFーF面図である。
【図9】図1のGーG断面図である。
【図10】図1のHーH断面図である。
【図11】同実施例の制御系要部を示すブロック図であ
る。
【図12】同実施例の硬貨処理動作を示すフローチャー
トの一部である。
【図13】図12の続きのフローチャートである。
【図14】図13の続きのフローチャートである。
【図15】図14の続きのフローチャートである。
【図16】図13の続きのフローチャートである。
【図17】マスクモーター停止のフローチャートであ
る。
【図18】同実施例の紙幣処理動作を示すフローチャー
トの一部である。
【図19】図18の続きのフローチャートである。
【図20】同実施例における紙幣返却処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 前面パネル 2 左側硬貨挿入口 3 右側硬貨挿入口 4 左側硬貨挿入口スィッチ 5 右側硬貨挿入口スィッチ 6a 左側シャッターソレノイド 6b 右側シャッターソレノイド 8 誘導路 11 搬送モーター 12 左側紙幣挿入口 13 右側紙幣挿入口 14 左側紙幣挿入口スィッチ 15 右側紙幣挿入口スィッチ 21 紙幣識別部 21a Pxセンサー 22 硬貨紙幣共用搬送部入口センサー 23 紙幣搬送部入口センサー 24 ベルト搬送手段 25 通路シャッター 26a 正偽貨振分ソレノイド 27 コインスィッチ 30 硬貨搬送ローラ 31 識別部 36 仕切り壁 37 貨幣搬送路 40,41 表示器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−128079(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するパチンコ台間に配設される玉貸
    機における貨幣識別装置であって、ベルト搬送手段によ
    って紙幣及び硬貨を搬送し搬送途中で紙幣を識別する紙
    幣識別部及び硬貨を識別する硬貨識別部を備えた1つの
    貨幣搬送路と、前面パネル左右に硬貨挿入口が配設さ
    れ、上記前面パネルの左右側壁に紙幣挿入口が形成さ
    れ、左右の紙幣挿入口と上記貨幣搬送路間を接続する各
    紙幣通路及び上記左右の硬貨挿入口から上記貨幣搬送路
    底面の位置まで連通し上記貨幣搬送路と接続する硬貨誘
    導路とを備えたマスクとを有し、上記貨幣搬送路の入り
    口には、短径と長径を備えた一対の硬貨搬送ローラを設
    け、待機状態では上記硬貨搬送ローラは短径の部位が対
    面して紙幣の通過を容易にする間隙を形成し、硬貨挿入
    が検出されたときには上記硬貨搬送ローラが回転して長
    径部の部位で硬貨を挟持して貨幣搬送路へ硬貨を送り込
    むようにしたパチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置。
  2. 【請求項2】 上記貨幣搬送路と紙幣通路間には、フラ
    ッパーが設けられ、一方の紙幣挿入口に紙幣が挿入され
    たことが検出されると他方の紙幣通路を閉鎖し上記一方
    の紙幣通路を貨幣搬送路に連通するように切換わる請求
    記載のパチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置。
  3. 【請求項3】 上記硬貨搬送ローラ及びフラッパーはマ
    スク側に設けられている請求項2記載のパチンコ台間玉
    貸機用貨幣識別装置。
  4. 【請求項4】 上記貨幣搬送路と上記マスクは着脱自在
    に結合されている請求項1、請求項2又は請求項3記載
    のパチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置。
  5. 【請求項5】 上記左右の硬貨挿入口は左右の紙幣挿入
    口の上部に配設され、略垂直の硬貨誘導路に複数の硬貨
    を蓄積できる請求項1,請求項2,請求項3又は請求項
    記載のパチンコ台間玉貸機用貨幣識別装置。
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