JP2963998B1 - リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法 - Google Patents
リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法Info
- Publication number
- JP2963998B1 JP2963998B1 JP10296013A JP29601398A JP2963998B1 JP 2963998 B1 JP2963998 B1 JP 2963998B1 JP 10296013 A JP10296013 A JP 10296013A JP 29601398 A JP29601398 A JP 29601398A JP 2963998 B1 JP2963998 B1 JP 2963998B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- supply source
- sintering
- liti
- mixed powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/14—Cells with non-aqueous electrolyte
- H01M6/18—Cells with non-aqueous electrolyte with solid electrolyte
- H01M6/185—Cells with non-aqueous electrolyte with solid electrolyte with oxides, hydroxides or oxysalts as solid electrolytes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/447—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on phosphates, e.g. hydroxyapatite
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S423/00—Chemistry of inorganic compounds
- Y10S423/09—Reaction techniques
- Y10S423/10—Plasma energized
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】高リチウムイオン導電性の無機固体電解質であ
るリン酸チタン酸リチウム焼結体を簡便に製造できる製
造法を提供すること。 【解決手段】Li供給源、Ti供給源及びP供給源の混
合粉末に、加圧下で直流パルス電流を印加することを特
徴とするリン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(PO4)
3〕焼結体の製造法。
るリン酸チタン酸リチウム焼結体を簡便に製造できる製
造法を提供すること。 【解決手段】Li供給源、Ti供給源及びP供給源の混
合粉末に、加圧下で直流パルス電流を印加することを特
徴とするリン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(PO4)
3〕焼結体の製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高リチウムイオン
導電性の無機固体電解質であるリン酸チタン酸リチウム
焼結体の製造法に関する。この様な電解質は、特にリチ
ウムイオン電池等の電池の無機固体電解質等として有用
である。
導電性の無機固体電解質であるリン酸チタン酸リチウム
焼結体の製造法に関する。この様な電解質は、特にリチ
ウムイオン電池等の電池の無機固体電解質等として有用
である。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話等の携帯用電子機器に使
われているリチウムイオン電池は、そのエネルギー密度
の観点から他の電池に比べ有利である。そのため、電力
貯蔵用あるいは電気自動車駆動電源としての開発も進め
られている。現在市販のリチウムイオン二次電池には電
解質として有機電解液が用いられているが、これは漏液
や腐食の心配があり、また可燃性である等の問題を有し
ている。
われているリチウムイオン電池は、そのエネルギー密度
の観点から他の電池に比べ有利である。そのため、電力
貯蔵用あるいは電気自動車駆動電源としての開発も進め
られている。現在市販のリチウムイオン二次電池には電
解質として有機電解液が用いられているが、これは漏液
や腐食の心配があり、また可燃性である等の問題を有し
ている。
【0003】これに代替するリチウムイオン導電性材料
の一つとして、リン酸チタン酸リチウム〔LiTi
2(PO4)3〕である無機固体電解質がある。これは有
機電解液に比べ化学的、電気化学的に安全な材料であ
り、実用化に有力な材料と考えられる。しかしながら、
この電解質は焼結体とする必要があり、原料粉末の混
合、焼成、更に錠剤成形、焼結の多段階・長時間のプロ
セスを要し、しかも焼結温度も1000〜1200℃程
度と高温を要する(H. Aono, E. Sugimoto, Y. Sadaok
a, N. Imanaka, and G. Adachi, J. Electrochem. So
c., 137 (1990) 1023、以下文献1という)という欠点
がある。そのため、当該電解質を一段階・短時間で且つ
低温で簡便に製造できる方法を開発することが強く求め
られている。
の一つとして、リン酸チタン酸リチウム〔LiTi
2(PO4)3〕である無機固体電解質がある。これは有
機電解液に比べ化学的、電気化学的に安全な材料であ
り、実用化に有力な材料と考えられる。しかしながら、
この電解質は焼結体とする必要があり、原料粉末の混
合、焼成、更に錠剤成形、焼結の多段階・長時間のプロ
セスを要し、しかも焼結温度も1000〜1200℃程
度と高温を要する(H. Aono, E. Sugimoto, Y. Sadaok
a, N. Imanaka, and G. Adachi, J. Electrochem. So
c., 137 (1990) 1023、以下文献1という)という欠点
がある。そのため、当該電解質を一段階・短時間で且つ
低温で簡便に製造できる方法を開発することが強く求め
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高リチウム
イオン導電性の無機固体電解質であるリン酸チタン酸リ
チウム焼結体を簡便に製造できる新規な製造法を提供す
ることを主な目的とする。
イオン導電性の無機固体電解質であるリン酸チタン酸リ
チウム焼結体を簡便に製造できる新規な製造法を提供す
ることを主な目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記従来技
術の欠点を解消すべく鋭意研究を重ねた結果、Li供給
源、Ti供給源及びP供給源の混合粉末に、加圧下で直
流パルス電流を印加することにより、リン酸チタン酸リ
チウム〔LiTi2(PO4)3〕の焼結体を、一段階・
短時間で且つ低温で収得できることを見出し、これに基
づいて本発明を完成するに至った。
術の欠点を解消すべく鋭意研究を重ねた結果、Li供給
源、Ti供給源及びP供給源の混合粉末に、加圧下で直
流パルス電流を印加することにより、リン酸チタン酸リ
チウム〔LiTi2(PO4)3〕の焼結体を、一段階・
短時間で且つ低温で収得できることを見出し、これに基
づいて本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、Li供給源、Ti供給源
及びP供給源の混合粉末に、加圧下で直流パルス電流を
印加することを特徴とするリン酸チタン酸リチウム〔L
iTi2(PO4)3〕焼結体の製造法に係る。
及びP供給源の混合粉末に、加圧下で直流パルス電流を
印加することを特徴とするリン酸チタン酸リチウム〔L
iTi2(PO4)3〕焼結体の製造法に係る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の製造法は、上記混合粉末
を原料とし、これに加圧下で直流パルス電流を印加する
という、放電プラズマ焼結法を施すことにより、目的の
高リチウムイオン導電性無機固体電解質であるリン酸チ
タン酸リチウム〔LiTi2(PO4)3〕焼結体を簡便
に製造できるものである。
を原料とし、これに加圧下で直流パルス電流を印加する
という、放電プラズマ焼結法を施すことにより、目的の
高リチウムイオン導電性無機固体電解質であるリン酸チ
タン酸リチウム〔LiTi2(PO4)3〕焼結体を簡便
に製造できるものである。
【0008】出発原料粉末 出発原料としては、Li供給源、Ti供給源及びP供給
源からなる混合粉末を用いる。Li供給源としては、L
iを含む各種の無機化合物を使用でき、LiOH、Li
OH・H2O、Li2CO3、LiNO3等を例示できる。
Ti供給源としては、Tiを含む各種の無機化合物を使
用でき、H2TiO3、TiO2、Ti(SO4)2等を例
示できる。また、P供給源としては、Pを含む各種の無
機化合物を使用でき、H3PO4、Li3PO4、H3PO2
等を例示できる。
源からなる混合粉末を用いる。Li供給源としては、L
iを含む各種の無機化合物を使用でき、LiOH、Li
OH・H2O、Li2CO3、LiNO3等を例示できる。
Ti供給源としては、Tiを含む各種の無機化合物を使
用でき、H2TiO3、TiO2、Ti(SO4)2等を例
示できる。また、P供給源としては、Pを含む各種の無
機化合物を使用でき、H3PO4、Li3PO4、H3PO2
等を例示できる。
【0009】上記原料混合粉末の混合割合としては、通
常、Li供給源:Ti供給源:P供給源=5〜20:1
0〜30:25〜45(モル比)程度とするのが好まし
い。より好ましい混合割合は、Li供給源:Ti供給
源:P供給源=12〜18:17〜23:33〜40
(モル比)程度である。原料混合粉末の調製方法につい
ては、特に限定されるものではなく、例えば、上記各供
給源粉末を水溶媒中で混合・撹拌することにより、好適
に調製することができる。得られる混合粉末の粒子径
は、特に限定されない。
常、Li供給源:Ti供給源:P供給源=5〜20:1
0〜30:25〜45(モル比)程度とするのが好まし
い。より好ましい混合割合は、Li供給源:Ti供給
源:P供給源=12〜18:17〜23:33〜40
(モル比)程度である。原料混合粉末の調製方法につい
ては、特に限定されるものではなく、例えば、上記各供
給源粉末を水溶媒中で混合・撹拌することにより、好適
に調製することができる。得られる混合粉末の粒子径
は、特に限定されない。
【0010】放電プラズマ焼結法 原料混合粉末を放電プラズマ焼結することにより、従来
よりも低温且つ短時間で、一段階のプロセスで目的物質
であるリン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(P
O4)3〕の合成及び焼結体の作製ができる。
よりも低温且つ短時間で、一段階のプロセスで目的物質
であるリン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(P
O4)3〕の合成及び焼結体の作製ができる。
【0011】原料混合粉末を放電プラズマ焼結する場合
の条件としては、特に限定されないが、例えば次の様な
条件下に焼結を行うことができる。
の条件としては、特に限定されないが、例えば次の様な
条件下に焼結を行うことができる。
【0012】即ち、本発明法によれば、出発原料の混合
粉末に、例えば5〜40MPa程度、好ましくは10〜
30MPaの加圧下で、例えば200〜500A程度、
好ましくは300〜350Aの直流パルス電流を印加さ
せ、例えば250〜1000℃程度、好ましくは300
〜500℃、更に好ましくは330〜340℃という低
温下で、通常、2〜10分程度、好ましくは3〜5分と
いう短時間で、LiTi2(PO4)3を固相反応合成す
ると同時にその焼結体を一段階で作製することができ
る。
粉末に、例えば5〜40MPa程度、好ましくは10〜
30MPaの加圧下で、例えば200〜500A程度、
好ましくは300〜350Aの直流パルス電流を印加さ
せ、例えば250〜1000℃程度、好ましくは300
〜500℃、更に好ましくは330〜340℃という低
温下で、通常、2〜10分程度、好ましくは3〜5分と
いう短時間で、LiTi2(PO4)3を固相反応合成す
ると同時にその焼結体を一段階で作製することができ
る。
【0013】本発明法の好ましい実施態様によれば、放
電プラズマ焼結機を用いてLiTi2(PO4)3の合成
及び焼結を行う。放電プラズマ焼結のON−OFFパル
ス通電による焼結法を用いて、粉体を圧縮した圧粉体に
パルス状電流を通電すると共に、そのピーク電流とパル
ス幅とを制御して材料温度を制御しつつ合成及び圧縮焼
結することができる。粉体粒子間隙に生ずる放電現象を
利用し、放電プラズマ、放電衝撃圧力等による粒子表面
の浄化活性化作用、及び電場に生じる電解拡散効果やジ
ュール熱による熱拡散効果、加圧による塑性変形力等が
合成及び焼結の駆動力となり、目的物質の焼結体作製を
促進するものである。
電プラズマ焼結機を用いてLiTi2(PO4)3の合成
及び焼結を行う。放電プラズマ焼結のON−OFFパル
ス通電による焼結法を用いて、粉体を圧縮した圧粉体に
パルス状電流を通電すると共に、そのピーク電流とパル
ス幅とを制御して材料温度を制御しつつ合成及び圧縮焼
結することができる。粉体粒子間隙に生ずる放電現象を
利用し、放電プラズマ、放電衝撃圧力等による粒子表面
の浄化活性化作用、及び電場に生じる電解拡散効果やジ
ュール熱による熱拡散効果、加圧による塑性変形力等が
合成及び焼結の駆動力となり、目的物質の焼結体作製を
促進するものである。
【0014】放電プラズマ焼結機としては、原料混合粉
末の加熱・冷却及び加圧が可能で、放電を起こすだけの
電流が印加できるもの等を使用できる。即ち、加熱・冷
却装置、加圧装置、及び放電装置、並びに原料粉末を収
納する治具を備えた放電プラズマ焼結機により、原料粉
末の合成及び焼結ができる。治具の材質としてはグラフ
ァイトが適している。
末の加熱・冷却及び加圧が可能で、放電を起こすだけの
電流が印加できるもの等を使用できる。即ち、加熱・冷
却装置、加圧装置、及び放電装置、並びに原料粉末を収
納する治具を備えた放電プラズマ焼結機により、原料粉
末の合成及び焼結ができる。治具の材質としてはグラフ
ァイトが適している。
【0015】図1に放電プラズマ焼結機の一例の概略構
成を示す。放電プラズマ焼結装置(1)は粉体(2)を
装填する成形用の焼結ダイ(3)及び上下一対の圧縮通
電用パンチ(4、5)を有している。パンチ(4、5)
は、加圧機構(13)により駆動される冷却水路(9、
9’)を内蔵する上下一対の通電加圧パンチ電極(6、
7)によりパルス電流が供給される。
成を示す。放電プラズマ焼結装置(1)は粉体(2)を
装填する成形用の焼結ダイ(3)及び上下一対の圧縮通
電用パンチ(4、5)を有している。パンチ(4、5)
は、加圧機構(13)により駆動される冷却水路(9、
9’)を内蔵する上下一対の通電加圧パンチ電極(6、
7)によりパルス電流が供給される。
【0016】粉体(2)にパルス電流を供給するため成
形用ダイ(3)及びパンチ(4、5)は導電性部材で構
成されており、パンチ(4、5)は加圧パンチ電極
(6、7)内に設けられた図示しない給電端子を介して
焼結用電源(11)に接続されている。焼結用電源(1
1)により発生したパルス電流が成形用ダイ(3)、パ
ンチ(4、5)を介して粉体(2)を流れるように構成
されている。この通電部は水冷真空チャンバー(8)に
収容されており、チャンバー内部は雰囲気制御機構(1
5)により所定の真空度を維持するか、アルゴンガス等
の不活性ガス雰囲気、大気雰囲気としても良い。
形用ダイ(3)及びパンチ(4、5)は導電性部材で構
成されており、パンチ(4、5)は加圧パンチ電極
(6、7)内に設けられた図示しない給電端子を介して
焼結用電源(11)に接続されている。焼結用電源(1
1)により発生したパルス電流が成形用ダイ(3)、パ
ンチ(4、5)を介して粉体(2)を流れるように構成
されている。この通電部は水冷真空チャンバー(8)に
収容されており、チャンバー内部は雰囲気制御機構(1
5)により所定の真空度を維持するか、アルゴンガス等
の不活性ガス雰囲気、大気雰囲気としても良い。
【0017】成形用ダイ(3)及びパンチ(4、5)は
所望の焼結体形状に応じた形状に構成することができる
が、ここでは成形用ダイ及びパンチは円柱状に構成され
ており、本実施態様では円柱ペレット状の焼結体が得ら
れる。成形用ダイ(3)及びパンチ(4、5)は導電性
を持つグラファイトで構成されているが、導電性と耐熱
及び加圧に耐え得る強度を持つものであれば他の材質、
例えば導電性セラミックス等で構成してもよい。
所望の焼結体形状に応じた形状に構成することができる
が、ここでは成形用ダイ及びパンチは円柱状に構成され
ており、本実施態様では円柱ペレット状の焼結体が得ら
れる。成形用ダイ(3)及びパンチ(4、5)は導電性
を持つグラファイトで構成されているが、導電性と耐熱
及び加圧に耐え得る強度を持つものであれば他の材質、
例えば導電性セラミックス等で構成してもよい。
【0018】図1に示す制御装置(12)は加圧機構
(13)、焼結用電源(11)、雰囲気制御機構(1
5)、水冷却機構(10、16)、及び温度計測装置
(17)を駆動制御するものである。制御装置(12)
は加圧機構(13)を駆動し、パンチ(4、5)が所定
の圧縮圧力で粉体(2)を圧縮するよう構成されてい
る。圧粉体(2)の温度は成形用ダイ(3)に取り付け
られた図示しない熱電対又は放射温度計等により検出さ
れる。検出値は制御装置(12)に入力され所定の制御
プログラムに基づいて焼結用電源(11)を駆動しパル
ス電流を発生させる。
(13)、焼結用電源(11)、雰囲気制御機構(1
5)、水冷却機構(10、16)、及び温度計測装置
(17)を駆動制御するものである。制御装置(12)
は加圧機構(13)を駆動し、パンチ(4、5)が所定
の圧縮圧力で粉体(2)を圧縮するよう構成されてい
る。圧粉体(2)の温度は成形用ダイ(3)に取り付け
られた図示しない熱電対又は放射温度計等により検出さ
れる。検出値は制御装置(12)に入力され所定の制御
プログラムに基づいて焼結用電源(11)を駆動しパル
ス電流を発生させる。
【0019】パルス電流の周期は、例えば、10Hz乃
至30kHzとすることができるが、電源価格の点から
低周波電源が推奨される。加熱温度は、前記範囲内で、
原料粉末の種類等を考慮して適宜調整する。制御装置
(12)は圧粉体(2)の温度検出値が予め設定された
昇温曲線と一致するよう電流、電圧値を調節するよう構
成されている。
至30kHzとすることができるが、電源価格の点から
低周波電源が推奨される。加熱温度は、前記範囲内で、
原料粉末の種類等を考慮して適宜調整する。制御装置
(12)は圧粉体(2)の温度検出値が予め設定された
昇温曲線と一致するよう電流、電圧値を調節するよう構
成されている。
【0020】このようなパルス通電法を用いた放電プラ
ズマ焼結機等の通電焼結法は圧粉体自体の自己発熱とな
るジュール熱を直接利用しているため、誘導加熱あるい
は輻射加熱を用いた従来焼結法に比べ高い熱効率を有し
ている。また、パルス状電圧・電流を印加することによ
って粉体粒子間の空隙で放電現象を生じさせ、放電に伴
う局所的な高温により固相反応を促進させ、粒子間のネ
ック形成、更には焼結の進行による稠密体の作製が可能
である。そのため、通常の電気炉等を用いた焼結方法よ
り、低温かつ短時間で所望の焼結体を作製することがで
きる。
ズマ焼結機等の通電焼結法は圧粉体自体の自己発熱とな
るジュール熱を直接利用しているため、誘導加熱あるい
は輻射加熱を用いた従来焼結法に比べ高い熱効率を有し
ている。また、パルス状電圧・電流を印加することによ
って粉体粒子間の空隙で放電現象を生じさせ、放電に伴
う局所的な高温により固相反応を促進させ、粒子間のネ
ック形成、更には焼結の進行による稠密体の作製が可能
である。そのため、通常の電気炉等を用いた焼結方法よ
り、低温かつ短時間で所望の焼結体を作製することがで
きる。
【0021】本方法で、例えば治具の材質としてグラフ
ァイトを用いた場合、得られる焼結体の表面近傍は治具
の成分であるグラファイトを含む。このような焼結体表
面近傍に含まれるグラファイト等の不純物は、焼結体表
面を研磨あるいは大気中で焼成を行うこと等により、取
り除くことができる。
ァイトを用いた場合、得られる焼結体の表面近傍は治具
の成分であるグラファイトを含む。このような焼結体表
面近傍に含まれるグラファイト等の不純物は、焼結体表
面を研磨あるいは大気中で焼成を行うこと等により、取
り除くことができる。
【0022】
【実施例】以下、リン酸チタン酸リチウム焼結体を製造
する実施例を示し、本発明をより一層具体的に説明す
る。
する実施例を示し、本発明をより一層具体的に説明す
る。
【0023】実施例1 (1)出発原料混合粉末の調製 放電プラズマ焼結機によるリン酸チタン酸リチウムの合
成・焼結に用いる出発原料混合粉末の調製は、原料、条
件等の点で特に限定されるものではないが、次の様にし
て、調製した。まず、0.45M LiOH水溶液10
0mlに1.08M H3PO4水溶液100mlを混合
し、更に充分粉砕したH2TiO3 0.06molを蒸
留水100mlに分散させた液を加えて充分撹拌した。
その後、反応溶液を100℃で一夜間乾燥させ水溶媒を
除去することにより、出発原料であるLiOH、H2T
iO3及びH3PO4からなる混合粉末を得た。
成・焼結に用いる出発原料混合粉末の調製は、原料、条
件等の点で特に限定されるものではないが、次の様にし
て、調製した。まず、0.45M LiOH水溶液10
0mlに1.08M H3PO4水溶液100mlを混合
し、更に充分粉砕したH2TiO3 0.06molを蒸
留水100mlに分散させた液を加えて充分撹拌した。
その後、反応溶液を100℃で一夜間乾燥させ水溶媒を
除去することにより、出発原料であるLiOH、H2T
iO3及びH3PO4からなる混合粉末を得た。
【0024】(2)放電プラズマ焼結法によるLiTi
2(PO4)3の合成及び焼結 放電プラズマ焼結機としては、住友石炭鉱業(株)製の放
電プラズマ焼結機「SPS−515S」を用いた。ま
た、治具はグラファイト製で、直径1.5cmの円筒形
のものを用いた。この治具に、上記方法で調製した出発
原料混合粉末約1gを均一に入れ、約20MPaの圧力
を印加した。更に、治具に約300Aの直流パルス電流
を、周期400Hzで印加することにより試料周辺を昇
温速度約110℃/minで330℃に加熱した。この
状態を3分間保持した後、電流及び圧力印加を止め、試
料を室温まで冷却した。
2(PO4)3の合成及び焼結 放電プラズマ焼結機としては、住友石炭鉱業(株)製の放
電プラズマ焼結機「SPS−515S」を用いた。ま
た、治具はグラファイト製で、直径1.5cmの円筒形
のものを用いた。この治具に、上記方法で調製した出発
原料混合粉末約1gを均一に入れ、約20MPaの圧力
を印加した。更に、治具に約300Aの直流パルス電流
を、周期400Hzで印加することにより試料周辺を昇
温速度約110℃/minで330℃に加熱した。この
状態を3分間保持した後、電流及び圧力印加を止め、試
料を室温まで冷却した。
【0025】この状態で取り出した焼結体は黒色である
が、表面を研磨することにより出発粉末と同じ白色の焼
結体が得られた。この焼結体は、図2のX線回折図に示
されている通り、LiTi2(PO4)3のみからなって
いた。格子定数は、a=8.5204(4)(これは
8.5204±0.0004を表す。以下同様)Å、c
=20.861(2)Åと、通常の固相反応法で調製し
た試料の報告値(a=8.512Å、c=20.858
Å)(文献1参照)に近い値であった。また、焼結体の
密度は2.2g/cm3(理論密度の74%)と、通常
の固相反応法で得られる焼結体の密度1.9g/cm3
(理論密度の66%)(文献1参照)より高い値であっ
た。従って、放電プラズマ焼結法により出発原料から一
段階で所望のLiTi2(PO4)3焼結体を低温且つ短
時間で得ることができた。
が、表面を研磨することにより出発粉末と同じ白色の焼
結体が得られた。この焼結体は、図2のX線回折図に示
されている通り、LiTi2(PO4)3のみからなって
いた。格子定数は、a=8.5204(4)(これは
8.5204±0.0004を表す。以下同様)Å、c
=20.861(2)Åと、通常の固相反応法で調製し
た試料の報告値(a=8.512Å、c=20.858
Å)(文献1参照)に近い値であった。また、焼結体の
密度は2.2g/cm3(理論密度の74%)と、通常
の固相反応法で得られる焼結体の密度1.9g/cm3
(理論密度の66%)(文献1参照)より高い値であっ
た。従って、放電プラズマ焼結法により出発原料から一
段階で所望のLiTi2(PO4)3焼結体を低温且つ短
時間で得ることができた。
【0026】比較検討のため、同じ原料混合粉末を用い
電気炉で330℃、3分間熱処理した通常焼結試料のX
線回折図を、図2に併記する。放電プラズマ焼結法によ
る試料とは対照的にLiTi2(PO4)3は合成でき
ず、原料が殆ど分解していないことが判る。尚、温度、
時間を変えても通常焼結法ではLiTi2(PO4)3の
単一相は、1200℃まで全く合成できなかった。
電気炉で330℃、3分間熱処理した通常焼結試料のX
線回折図を、図2に併記する。放電プラズマ焼結法によ
る試料とは対照的にLiTi2(PO4)3は合成でき
ず、原料が殆ど分解していないことが判る。尚、温度、
時間を変えても通常焼結法ではLiTi2(PO4)3の
単一相は、1200℃まで全く合成できなかった。
【0027】
【発明の効果】本発明製造法によれば、リン酸チタン酸
リチウム〔LiTi2(PO4)3〕の焼結体を、一段階
・短時間で且つ低温で、簡便に安定して収得できるとい
う顕著な効果が得られる。得られたリン酸チタン酸リチ
ウム焼結体は、高リチウムイオン導電性であり、特に、
リチウムイオン電池の無機固体電解質として好適に使用
できる。
リチウム〔LiTi2(PO4)3〕の焼結体を、一段階
・短時間で且つ低温で、簡便に安定して収得できるとい
う顕著な効果が得られる。得られたリン酸チタン酸リチ
ウム焼結体は、高リチウムイオン導電性であり、特に、
リチウムイオン電池の無機固体電解質として好適に使用
できる。
【0028】尚、本発明製造法は、LiTi2(PO4)
3以外の様々なリチウムイオン導電性無機固体電解質、
例えばLiI、Li3N、LiZr2(PO4)3、Li4
SiO4、これらのいずれかを組み合わせた固溶体等に
も適用が可能であり、従来の外熱式焼結法に比べ、より
低温かつ短時間で所望の焼結体を得ることができる。
3以外の様々なリチウムイオン導電性無機固体電解質、
例えばLiI、Li3N、LiZr2(PO4)3、Li4
SiO4、これらのいずれかを組み合わせた固溶体等に
も適用が可能であり、従来の外熱式焼結法に比べ、より
低温かつ短時間で所望の焼結体を得ることができる。
【図1】図1は、本発明製造法に適用できる放電プラズ
マ焼結機の一例の概略図を示すものである。
マ焼結機の一例の概略図を示すものである。
【図2】図2は、実施例1で、本発明の放電プラズマ焼
結法により得られたLiTi2(PO4)3焼結体、出発
原料混合粉末、及び該混合粉末を通常の焼結法により得
た試料、のX線回折パターンを示す図である。
結法により得られたLiTi2(PO4)3焼結体、出発
原料混合粉末、及び該混合粉末を通常の焼結法により得
た試料、のX線回折パターンを示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 蔭山博之 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業 技術院大阪工業技術研究所内 (56)参考文献 特開 平6−80462(JP,A) 特開 平9−142874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 35/42 - 35/49 C04B 35/00 CA(STN) JICSTファイル(JOIS) REGISTRY(STN)
Claims (3)
- 【請求項1】Li供給源、Ti供給源及びP供給源の混
合粉末に、加圧下で直流パルス電流を印加することを特
徴とするリン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(PO4)
3〕焼結体の製造法。 - 【請求項2】Li供給源がLiOHであり、Ti供給源
がH2TiO3であり、P供給源がH3PO4である請求項
1に記載の製造法。 - 【請求項3】請求項1に記載の製造法により得られるリ
ン酸チタン酸リチウム〔LiTi2(PO4)3〕焼結
体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296013A JP2963998B1 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法 |
EP99307654A EP0992468B1 (en) | 1998-10-02 | 1999-09-28 | Method for production of sintered lithium titaniumphosphate and sintered pellets obtained by the method |
US09/409,073 US6254844B1 (en) | 1998-10-02 | 1999-09-30 | Method for production of sintered lithium titaniumphosphate and sintered pellets obtained by the method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296013A JP2963998B1 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2963998B1 true JP2963998B1 (ja) | 1999-10-18 |
JP2000109360A JP2000109360A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17827999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296013A Expired - Lifetime JP2963998B1 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6254844B1 (ja) |
EP (1) | EP0992468B1 (ja) |
JP (1) | JP2963998B1 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2320661A1 (fr) * | 2000-09-26 | 2002-03-26 | Hydro-Quebec | Nouveau procede de synthese de materiaux limpo4 a structure olivine |
US6905649B2 (en) * | 2003-04-11 | 2005-06-14 | The Regents Of The University Of California | High-density barium titanate of high permittivity |
JP3690684B2 (ja) * | 2003-04-18 | 2005-08-31 | 松下電器産業株式会社 | 固体電解質およびそれを含んだ全固体電池 |
WO2005008828A1 (en) * | 2003-07-11 | 2005-01-27 | Excellatron Solid State, Llc | System and method of producing thin-film electrolyte |
US6886240B2 (en) * | 2003-07-11 | 2005-05-03 | Excellatron Solid State, Llc | Apparatus for producing thin-film electrolyte |
US6852139B2 (en) * | 2003-07-11 | 2005-02-08 | Excellatron Solid State, Llc | System and method of producing thin-film electrolyte |
US7286336B2 (en) * | 2004-05-14 | 2007-10-23 | Greatbatch Ltd. | Plasma treatment of anodic oxides for electrolytic capacitors |
DE102006018233A1 (de) * | 2005-07-14 | 2007-10-25 | Elsper, Rüdiger, Dr. | Anorganische Feststoffkationenleiter und Hestellungsverfahren |
DE102006025663A1 (de) * | 2005-07-14 | 2007-12-06 | Elsper, Rüdiger, Dr. | Anorganische Feststoffkationenleiter und Herstellungsverfahren |
FR2952367B1 (fr) * | 2009-11-10 | 2012-09-28 | Commissariat Energie Atomique | Synthese d'un fluorophosphate metallique et utilisation comme materiau actif d'electrode pour accumulateur |
JP5800464B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2015-10-28 | ナミックス株式会社 | イオン伝導性無機化合物とその合成方法、及び、アルカリ金属イオン二次電池の製造方法 |
CN102324509B (zh) * | 2011-09-20 | 2013-07-24 | 北京工业大学 | 一种亚稳相LiC6合金的制备方法 |
JP5905076B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2016-04-20 | 株式会社東芝 | 電池及び電池パック |
KR101625004B1 (ko) * | 2015-01-29 | 2016-05-27 | 서울대학교 산학협력단 | 피막이 형성된 부재의 후처리 방법 |
JP2015181120A (ja) * | 2015-05-18 | 2015-10-15 | 株式会社東芝 | 固体電解質の製造方法 |
JP6700486B2 (ja) * | 2016-09-05 | 2020-05-27 | トヨタ・モーター・ヨーロッパToyota Motor Europe | Liti2(ps4)3のイオン伝導率を焼結により増大させる方法 |
JP6759452B2 (ja) | 2016-09-05 | 2020-09-23 | トヨタ・モーター・ヨーロッパToyota Motor Europe | LiTi2(PS4)3の合成方法 |
US11063293B2 (en) | 2016-10-28 | 2021-07-13 | Toyota Motor Europe | Increasing ionic conductivity of LiTi2(PS4)3 by Zr doping |
JP6752971B2 (ja) | 2016-10-28 | 2020-09-09 | トヨタ・モーター・ヨーロッパToyota Motor Europe | AlドーピングによるLiTi2(PS4)3のイオン伝導度の向上 |
US11414985B2 (en) | 2020-05-28 | 2022-08-16 | Saudi Arabian Oil Company | Measuring wellbore cross-sections using downhole caliper tools |
US11414984B2 (en) | 2020-05-28 | 2022-08-16 | Saudi Arabian Oil Company | Measuring wellbore cross-sections using downhole caliper tools |
US11631884B2 (en) | 2020-06-02 | 2023-04-18 | Saudi Arabian Oil Company | Electrolyte structure for a high-temperature, high-pressure lithium battery |
US11391104B2 (en) | 2020-06-03 | 2022-07-19 | Saudi Arabian Oil Company | Freeing a stuck pipe from a wellbore |
US11149510B1 (en) | 2020-06-03 | 2021-10-19 | Saudi Arabian Oil Company | Freeing a stuck pipe from a wellbore |
US11719089B2 (en) | 2020-07-15 | 2023-08-08 | Saudi Arabian Oil Company | Analysis of drilling slurry solids by image processing |
US11255130B2 (en) | 2020-07-22 | 2022-02-22 | Saudi Arabian Oil Company | Sensing drill bit wear under downhole conditions |
US11506044B2 (en) | 2020-07-23 | 2022-11-22 | Saudi Arabian Oil Company | Automatic analysis of drill string dynamics |
US11867008B2 (en) | 2020-11-05 | 2024-01-09 | Saudi Arabian Oil Company | System and methods for the measurement of drilling mud flow in real-time |
US11434714B2 (en) | 2021-01-04 | 2022-09-06 | Saudi Arabian Oil Company | Adjustable seal for sealing a fluid flow at a wellhead |
US11697991B2 (en) | 2021-01-13 | 2023-07-11 | Saudi Arabian Oil Company | Rig sensor testing and calibration |
US11572752B2 (en) | 2021-02-24 | 2023-02-07 | Saudi Arabian Oil Company | Downhole cable deployment |
US11727555B2 (en) | 2021-02-25 | 2023-08-15 | Saudi Arabian Oil Company | Rig power system efficiency optimization through image processing |
US11846151B2 (en) | 2021-03-09 | 2023-12-19 | Saudi Arabian Oil Company | Repairing a cased wellbore |
US11624265B1 (en) | 2021-11-12 | 2023-04-11 | Saudi Arabian Oil Company | Cutting pipes in wellbores using downhole autonomous jet cutting tools |
US11867012B2 (en) | 2021-12-06 | 2024-01-09 | Saudi Arabian Oil Company | Gauge cutter and sampler apparatus |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4985317A (en) * | 1988-11-30 | 1991-01-15 | Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. | Lithium ion-conductive solid electrolyte containing lithium titanium phosphate |
JPH0949036A (ja) * | 1995-08-10 | 1997-02-18 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点の製造方法 |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP10296013A patent/JP2963998B1/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-09-28 EP EP99307654A patent/EP0992468B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-30 US US09/409,073 patent/US6254844B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000109360A (ja) | 2000-04-18 |
EP0992468B1 (en) | 2002-12-18 |
US6254844B1 (en) | 2001-07-03 |
EP0992468A1 (en) | 2000-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2963998B1 (ja) | リン酸チタン酸リチウム焼結体の製造法 | |
JP5419020B2 (ja) | 硫化リチウム−炭素複合体、その製造方法、及び該複合体を用いるリチウムイオン二次電池 | |
CN101964415B (zh) | 一种锂离子电池负极材料的制备方法 | |
JP2017091953A (ja) | リチウムイオン伝導体及びこれを用いたリチウムイオン電池 | |
KR102206625B1 (ko) | 리튬 프리도핑된 리튬 이차전지 음극소재용 SiOx 입자 및 그 제조 방법 | |
JP4997496B2 (ja) | 電極用複合粉末及びその製造方法 | |
JP3451256B2 (ja) | 全固体型二次電池及びその作製方法 | |
CN111786014A (zh) | 一种超细粒度的石榴石型固体电解质粉体及其制备方法 | |
JP6014821B2 (ja) | リチウムマンガン複合酸化物、及びその炭素複合体 | |
JP2011096372A (ja) | リチウムイオン二次電池用電極活物質及びその製造方法 | |
CN107611414A (zh) | 一种锂离子电池正极材料的制备方法 | |
JPWO2013146349A1 (ja) | リチウムイオン伝導体の製造法 | |
JP2007137980A (ja) | 高密度アセチレンブラック及びその製造方法 | |
JP3007929B2 (ja) | 酸化物微粒子の高密度焼結方法 | |
CN101734924A (zh) | 氮化铝烧结体、其制造方法和使用其的静电卡盘 | |
JP2014229490A (ja) | 電池用固体電解質の製造方法 | |
JPH103922A (ja) | リチウム電池負極材料用炭素または黒鉛粉末 の製造方法 | |
CN113346127B (zh) | Nasicon型锂离子固态电解质、制备方法及电池 | |
CN109439939A (zh) | 一种CuSe块体热电材料的快速制备方法 | |
JP4029151B2 (ja) | プロトン導電性ペロブスカイト型複合酸化物焼結体 | |
JP2012096974A (ja) | リチウムマンガン系複合酸化物−炭素複合体およびその製造方法 | |
CN114133245A (zh) | 热电陶瓷材料及其制备方法 | |
KR101189473B1 (ko) | 마이에나이트형 전자화물의 제조방법 | |
KR100269884B1 (ko) | 리튬 이차 전지용 licoo₂양극 재료의 제조 방법 | |
KR20120057805A (ko) | 플루오린이 치환된 마이에나이트형 전자화물 및 그 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |