JP2963855B2 - 半導体素子の重畳測定マーク及びこれを用いた半導体素子の多重パターン間の重畳誤差測定方法 - Google Patents
半導体素子の重畳測定マーク及びこれを用いた半導体素子の多重パターン間の重畳誤差測定方法Info
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Description
ーク及びこれを用いた半導体素子の重畳パターン間の重
畳誤差測定方法に関するものであって、特に半導体製造
工程で多層間に各々重畳され形成される各パターンの相
互の重畳誤差を重畳測定装置(Over-lay Measurement M
echanism )によって測定することにおいて、測定時間
及び測定回数を減らすことのできる半導体素子の重畳測
定マーク及びこれを用いた半導体素子の多重パターン間
の重畳誤差測定方法に関するものである。
程時プロダクトのダイス(ProductDai )上に形成され
る多重パターン間の重畳誤差を測定する時、用いられ
る。図2は多重パターンの重畳誤差を測定するための従
来の方法を説明するために示した重畳測定マークの平面
図である。
イン上に多数のマスクを用いて形成される。前記多数の
マスクはウェーハのプロダクトのダイス上にパターンを
形成する時、用いられるものと同一なものである。図1
のレイアウトによって重畳測定マークを形成するため
に、図1の伝導領域Hに対応される図2の外側の重畳測
定マーク1はパターンマスクを用いてスクライブライン
(示しない)上に形成される。
応される図2の内側の重畳測定マーク2はコンタクトマ
スクを用いて前記スクライブライン上に形成される。前
記内側マーク2は前記外側のマーク1の内側に形成され
る。前記外側マーク1は伝導物質から形成され、前記内
側マーク2はフォトレジストから形成される。
1,2の間の距離AとA’はX−軸での重畳の程度によ
って測定され、前記二個の距離間の差A−A’はX−軸
の重畳誤差になる。同様に前記二個のマーク1,2の間
の距離BとB’間の差B−B’はY−軸での重畳の程度
によって測定され、前記二個の距離間の差B−B’はY
−軸での重畳誤差になる。
ーン間の重畳誤差のみ測定することができる。したがっ
て、プロダクトのダイス上に形成される3個以上のパタ
ーン間に重畳誤差を測定するために、前記のような重畳
測定マークをスクライブラインの別途の位置に形成する
方法によって2個のパターンずつ重畳誤差を測定しなけ
ればならない。
によって何回も測定しなければならず、また重畳測定マ
ークを位置させるための余裕空間が必要である。さら
に、多数のパターンの重畳誤差を測定するためには重畳
測定装置の測定プログラムを別途に準備しなければなら
ないという煩しさがある。
トのダイス上に形成される多重パターン間の重畳誤差が
一回で測定できるようにした半導体素子の重畳測定マー
ク及びこれを用いた半導体素子の多重パターン間の重畳
誤差測定方法を提供することにその目的がある。
めの本発明の多重パターン間の重畳誤差測定方法はプロ
ダクトダイス上に形成された第1パターンと第3パター
ン間のマージンを考慮し形成される第1マスクによって
スクライブラインのY−軸に平行な状態で一定間隔が離
隔するように2個の第1重畳マークを形成する段階と、
前記第1重畳マークに重ねずに、プロダクトダイス上に
形成された第2パターンと前記第3パターン間のマージ
ンを考慮し形成される第2マスクによって前記スクライ
ブラインのX−軸に平行な状態で一定間隔が離隔するよ
うに2個の第2重畳マークを形成する段階と、前記第3
パターンを形成することに用いられる第3マスクによっ
て前記第1重畳マークと前記第2重畳マークの内側に第
3重畳マークを形成する段階と、前記第1重畳マークと
前記第3重畳マーク間の距離を測定し、前記第2重畳マ
ークと前記第3重畳マークの間の距離を測定する段階か
らなることを特徴とする。
ことにより重量測定マークを形成することで、測定時間
およびパターン形成の余裕空間を減らす。
マークを示した平面図である。本発明は図3及び図4を
参照して説明する。図3にはコンタクト領域21、第一伝
導領域22及び第2伝導領域23が示される。第2伝導領域
23と第1伝導領域22の間の重畳誤差を考慮することにお
いてY−軸マージンはX−軸マージンよりもっと重要で
ある。すなわち、距離Y1が重畳誤差を決定する重要な
要素になる。
の間の重量誤差を考慮することにおいて、X−軸マージ
ンはY−軸マージンよりもっと重要である。すなわち、
距離X1が重量誤差を決定する重要な要素になる。
の重畳誤差を一回で測定するために、図4に示された重
畳測定マークが得られる。すなわち、第1重畳マーク11
は図3の距離X1を考慮し形成された第1マスクによっ
てスクライブライン(図4に示さない)のY−軸に平行
な状態で互いに一定間隔が離隔するように形成される。
を考慮し形成された第2マスクによって前記スクライブ
ラインのX−軸に平行な状態で互いに一定間隔が離隔す
るように形成される。前記第1及び第2重畳マーク11,
12は互いに重ねないように形成される。このために前記
第1及び第2重畳マーク11,12によって四角の外側ボッ
クスが得られる。その後、第3重畳マーク13は第2伝導
領域23を形成するための第3マスクによって前記外側ボ
ックスの内側に形成される。
物質から形成され、前記第3重畳マーク13はフォトレジ
ストから形成される。しかしながら、前記第3重畳マー
ク13が伝導物質から形成される場合、前記第1及び第2
重畳マーク11,12のうちいずれかの一つはフォトレジス
トから形成されなければならない。
マークが形成されたのち、第1重畳マーク11と第3重畳
マーク13の間の距離X1と第2重畳マーク12と第3重畳
マーク13の間の距離Y1は重畳測定装置によって測定さ
れる。重畳誤差は距離X1とY1によって決定される。
ク11と前記第2重畳マーク12は互いに隣接される部分で
0.5〜2μmの離隔距離を置いて0°ないし90°の
角度で傾斜して形成する。しかしながら、45°の角度
で傾斜して形成することが望ましい。
測定マークを形成し測定時間およびパターン形成の余裕
空間を減らすことができ、重量測定装置によって容易に
多層間の重畳誤差を測定したのち重畳の程度を比較しや
すく、多層間の重畳誤差の測定を簡素化させることによ
って、生産工程を短縮せしめることができる。
トである。
明するために示した重畳測定マークの平面図である。
トである。
法を説明するために示した重畳測定マークの平面図であ
る。
ク 13:第3重畳マーク 21:コンタクト領
域 22:第1伝導領域 23:第2伝導領域
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体素子の重畳測定マークにおいて、
スクライブラインのY−軸に平行な状態で一定間隔が離
隔するように形成される2個の第1重畳マークと、前記
スクライブラインのX−軸に平行な状態で一定間隔が離
隔するように形成される2個の第2重畳マークと、前記
第1及び第2重畳マークによって形成された四角形の外
側ボックスの内側に形成される第3重畳マークからなる
ことを特徴とする半導体素子の重畳測定マーク。 - 【請求項2】第1請求項において、前記第1重畳マーク
と前記第2重畳マークは互いに隣接される部分で0.5
〜2μmの離隔距離をおいて0°ないし90°の角度で
傾斜して形成されることを特徴とする半導体素子の重畳
測定マーク。 - 【請求項3】第2請求項において、前記第1重畳マーク
と前記第2重畳マークは互いに隣接される部分で0.5
〜2μmの離隔距離を置いて45°の角度で傾斜して形
成されたことを特徴とする半導体素子の重畳測定マー
ク。 - 【請求項4】第1請求項において、前記第1、第2及び
第3重畳マークのうちいずれかの一つはフォトレジスト
から形成され、残りの重畳マークは伝導物質から形成さ
れることを特徴とする半導体素子の重畳測定マーク。 - 【請求項5】 半導体素子の多重パターン間の重畳誤差
測定方法において、プロダクトダイス(Product
dice)上に形成された第1パターンと第3パター
ン間のマージンを考慮し形成される第1マスクによって
スクライブラインのY−軸に平行な状態で一定間隔が離
隔するように2個の第1重畳マークを形成する段階と、
前記第1重畳マークに重ねずに、プロダクトダイス上に
形成された第2パターンと前記第3パターン間のマージ
ンを考慮し形成される第2マスクによって前記スクライ
ブラインのX−軸に平行な状態で一定間隔が離隔するよ
うに2個の第2重畳マークを形成する段階と、前記第3
パターンを形成することに用いられる第3マスクによっ
て前記第1重畳マークと前記第2重畳マークの内側に第
3重畳マークを形成する段階と、前記第1重畳マークと
前記第3重畳マークの間の距離を測定し、前記第2重畳
マークと前記第3重畳マークの間の距離を測定する段階
からなることを特徴とする半導体素子の多重パターン間
の重畳誤差測定方法。 - 【請求項6】第5請求項において、前記第1重畳マーク
と前記第2重畳マークは互いに隣接される部分から0.
5〜2μmの離隔距離をおいて0°ないし90°の角度
で傾斜して形成されたことを特徴とする半導体素子の多
重パターン間の重畳誤差測定方法。 - 【請求項7】第6請求項において、前記第1重畳マーク
と前記第2重畳マークは互いに隣接される部分で0.5
〜2μmの離隔距離を置いて45°の角度で傾斜して形
成されたことを特徴とする半導体素子の多重パターン間
の重畳誤差測定方法。 - 【請求項8】第5請求項において、前記第1、第2及び
第3重畳マークのうち、いずれかの一つはフォトレジス
トから形成され、残りの重畳マークは伝導物質から形成
されることを特徴とする半導体素子の多重パターン間の
重畳誤差測定方法。
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