JPH09166416A - レチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法およびレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測装置 - Google Patents

レチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法およびレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測装置

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JPH09166416A
JPH09166416A JP7324433A JP32443395A JPH09166416A JP H09166416 A JPH09166416 A JP H09166416A JP 7324433 A JP7324433 A JP 7324433A JP 32443395 A JP32443395 A JP 32443395A JP H09166416 A JPH09166416 A JP H09166416A
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JP
Japan
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reticle
pattern
wafer
stage
amount
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JP7324433A
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English (en)
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Yoshikatsu Tomimatsu
喜克 富松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US08/663,812 priority patent/US5773180A/en
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体ウエハの投影露光のための一組のレチ
クルについて、レチクル・パターンの基準位置からのず
れ量の各レチクル間の差を、精度よく計測する。 【解決手段】 半導体ウエハの投影露光装置において、
レチクル・ステージにレチクルを、またウエハ・ステー
ジにウエハをセットし、レチクルのパターンをウエハに
投影露光する。次に、各ウエハに形成されたパターンに
ついてレチクル・アラインメント・マークを基準にして
パターンの位置ずれを測定する。複数のウエハについて
同一座標位置でのパターンの位置ずれの差を求め、レチ
クル・パターンの相対的な位置ずれ量を導出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造プロセスで用いられるレチクルに関し、一つの製造プ
ロセスで用いられる複数枚のレチクルに描かれたそれぞ
れのパターンの描画位置のずれについて、その相対的な
差、つまりずれ量の差を計測する装置および計測する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体のウエハ処理工程において、微細
化技術の進歩にともない投影露光技術の精度向上の要求
が益々強くなっている。このため、露光に用いられるレ
チクルの製造精度の向上と投影露光系における投影精度
の向上の両方が必要となる。これを達成するためには、
レチクルの製造におけるパターンの製造誤差と投影露光
系におけるパターンの投影誤差とを区別して計測すると
ともに、それぞれの誤差を極小にすることが求められ
る。
【0003】この目的のために従来行われていた計測方
法は、次のとおりである。図7は、レチクルRのパター
ンの摸式図を示し、図中、1はレチクル・アラインメン
ト・マーク、Bはパターンの一部としてのターゲット・
ボックスを示す。また、図8は、他のレチクルR’のパ
ターンの摸式図を示し、1は同じくレチクル・アライン
メント・マーク、B’はターゲットボックスを示す。
【0004】2枚のレチクルR、R’上のパターンの製
造誤差すなわちパターンの位置ずれは、次のようにして
計測される。二枚のレチクルR、R’について、それぞ
れレチクルアラインメントマーク1によりレチクルの中
心位置を求め、レチクルアラインメントマーク1および
この中心位置を基準位置にとる。両方のレチクルR、
R’において、同じ特定の位置にある描画ボックスB、
B’を測定対象としてのターゲットとする。ボックス
B、B’はボックス・イン・ボックスの関係にする。こ
のターゲット・ボックスB、B’の位置を、設計座標値
を基に測定し、レチクルR上での位置ずれ量bを得る。
次に、同様にしてレチクルR’上のターゲット・ボック
スB’の位置ずれ量b’を得る。2枚のレチクルR、
R’の上のパターンの相対的なずれ量は、b−b’とな
る。
【0005】この計測は次のようにして行なう。まず位
置ずれが知りたいレチクル・パターンをXYステージを
用い対物レンズの下に移動させ、水銀ランプより発生し
た光をスリット上の窓を通しレチクル・パターンに照射
させる。この状態でX−Y方向にスキャンを繰り返して
レチクル・パターンをウエハに投影し、ウエハ上のパタ
ーンの位置ずれ量を計測する。このような計測は、従来
の計測器(例えば、ニコン製3I型、5I型、ライカ製
LMS2020型計測器等)による長寸法(位置)の測
定である。なお、投影露光系の倍率が5倍とすると、レ
チクルにおけるこのずれはウエハ上では、(b−b’)
/5のずれ量を起こすことになる。
【0006】次に、投影露光系の投影誤差を計測する。
先ず、ウエハ上に、両方のレチクルのターゲット・ボッ
クスB、B’を重ね合わせて露光(ショット)する。図
9は、2枚のレチクルR、R’を同一のウエハのうえに
重ねて投影、露光したウエハ上のパターンの模式図を示
す。また、図10は図9のターゲット・ボックスB、
B’の部分の拡大図である。図10に示すように、ボッ
クス・イン・ボックスでターゲットボックスB、B’が
ずれており、間隔d1とd2を計測器(例えば、東京エ
レクトロン社製KLA5100型計測器等)により計測
する。両ボックスB、B’の位置ずれは、(d1ーd
2)/2として得られる。
【0007】このずれ量は、二枚のレチクルR、R’の
上のパターンの相対的なずれ量に、投影露光系に起因す
るずれ量が加わったものである。従って、投影露光系に
よって生じたずれ量は、レチクル上のパターンであるタ
ーゲットボックスの位置ずれに起因する量を除いて、
(d1ーd2)/2ー(b−b’)/5として得られ
る。
【0008】しかし、このような従来の計測方法には次
のような問題点があった。すなわち、上述のようにパタ
ーン位置ずれ量を計測する際に、補正するべき項目とし
ては、測定が長時間に及ぶ場合のドリフトの補正、レチ
クルの平坦性の変動による誤差に対する補正などがあ
る。しかし、これらを完全に補正することは困難であ
る。さらに、レチクルのターゲット・パターンのずれを
測定している時のレチクルの状態と、レチクルが投影露
光装置(ステッパーなど)のステージにセットされた時
の状態とは、同一でない。すなわち、レチクルを投影露
光装置にセットしたときは、測定時と裏表逆の状態とな
る。また、レチクル測定時には、3点支持だが、投影露
光装置へのセット時には4点バキューム支持であり、レ
チクルの自重による平坦性の変動が生じる。これらのこ
とに関する正確な補正がされていないという問題点があ
った。
【0009】近年のように、微細加工が進歩し、ウエハ
上に露光されたパターンの相対的なずれ量に対して、従
ってまたレチクルパターンのずれに起因しあるいは投影
露光系に起因するずれ量に対してもそれぞれ数十ナノメ
ートル以下程度の精度が要求されるよになってくると、
このようにレチクルを露光装置にセットしない状態で測
定したレチクルパターンのずれの値にもとづいていて
は、ウエハ上に露光されたパターンの相対的なずれの原
因を究明しきれないという問題があった。従って、従来
のようなレチクルにおけるずれの測定方法では不十分と
いうことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な従来の問題点を解決するためになされたもので、レチ
クルに描画されたパターンの位置ずれを精度よく計測す
る装置および方法を提供しようとするものである。さら
に詳述すれば、投影露光装置においてレチクル・ステー
ジに装着された複数のレチクルのパターンを、ウエハ・
ステージに装着されたウエハに形成し、このウエハ上の
パターンに生じる相対的なずれ量から、上記複数のレチ
クルのパターンの相対的な位置ずれを精度よく計測しよ
うとするものである。
【0011】半導体ウエハの製造プロセスで用いられる
レチクルに描画されたパターンの位置ずれについては、
ひとつのレチクル内の基準位置からのパターンのずれ、
いわば絶対的な誤差と、一つの製造プロセスで用いられ
る複数枚のレチクルにそれぞれ描かれたパターンの位置
ずれの量の差、いわば相対的な誤差とがある。本発明が
対象とするのは、後者、すなわち複数のレチクル間での
パターンの位置ずれの相対的な誤差である。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明のレチクルパタ
ーンの相対的位置ずれ量計測方法は、投影露光装置によ
り複数のレチクルのパターンをウエハ上に形成する工程
と、上記ウエハ上のパターンについてそれぞれの基準位
置からの位置ずれを計測する工程と、上記ウエハ上の各
パターンの位置ずれ量の差から上記レチクルのパターン
の位置ずれ量の差を求める工程とを含んでなるものであ
る。
【0013】この発明の他の発明のレチクルパターンの
相対的位置ずれ量計測方法は、投影露光装置により複数
のレチクルのパターンをそれぞれ別のウエハ上に形成す
る工程と、上記各ウエハ上のパターンについてそれぞれ
パターンの基準位置からの位置ずれ量を計測する工程
と、上記各ウエハ上のパターンの同一座標位置について
得られた位置ずれ量の差から上記レチクルのパターンの
位置ずれ量の差を求める工程とを含んでなるものであ
る。
【0014】この発明の他の発明のレチクルパターンの
相対的位置ずれ量計測方法は、投影露光装置においてレ
チクルステージに装着された第一のレチクルのパターン
をウエハステージに装着されたウエハの位置に形成する
工程と、上記投影露光装置において上記レチクルステー
ジに装着された第二のレチクルのパターンを上記ウエハ
ステージに装着されたウエハの位置に形成する工程と、
上記ウエハ位置に形成された二つのパターンについてそ
れぞれ基準位置からのパターンの位置ずれ量を測定する
工程とを含み、上記ウエハ位置に形成されたそれぞれの
パターンの位置ずれ量の差から上記レチクルステージに
装着された第一および第二のレチクルのぞれぞれのパタ
ーンの相対的な位置ずれ量を導出するようにしたもので
ある。
【0015】この発明の他の発明のレチクルパターンの
相対的位置ずれ量計測方法は、投影露光装置においてレ
チクルステージに装着された第一のレチクルのパターン
をウエハステージに装着された第一のウエハに形成する
工程、上記投影露光装置において上記レチクルステージ
に装着された第二のレチクルのパターンを上記ウエハス
テージに装着された第二のウエハに形成する工程、上記
第一および第二のウエハに形成されたパターンについて
それぞれ基準位置からの位置ずれ量を測定する工程含
み、上記第一および第二のウエハに形成されたそれぞれ
のパターンの同一座標位置における位置ずれ量の差から
上記レチクルステージに装着された上記第一および第二
のレチクルのぞれぞれのパターンの相対的な位置ずれ量
を導出するようにしたものである。
【0016】この発明の他の発明のレチクルパターンの
相対的位置ずれ量計測方法は、上記複数のレチクルのア
ラインメント・マークをそれぞれレチクルパターンの基
準位置として位置ずれ量を測定するようにしたものであ
る。
【0017】この発明のレチクルパターンの相対的位置
ずれ量計測装置は、一組のレチクルのパターンをウエハ
位置に形成する投影露光装置と、上記ウエハ位置に形成
した複数のパターンについてそれぞれパターン基準位置
からの位置ずれ量を測定し上記レチクル上におけるパタ
ーンの位置ずれ量の差を導出する位置ずれ量測定装置と
を備えてなるものである。
【0018】この発明の他の発明のレチクルパターンの
相対的位置ずれ量計測装置は、レチクル・ステージに装
着したレチクルのパターンを光転写技術によりウエハ・
ステージに装着したウエハ上に形成する投影露光装置
と、上記各ウエハ上に形成したパターンについてそれぞ
れパターン基準位置からの位置ずれ量を測定し上記レチ
クル・ステージに装着した複数のレチクルのパターンの
位置ずれ量の差を導出するパターン位置ずれ量測定装置
とを備えてなるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について、
まずその概要を述べると、計測方法のプロセスとして
は、先ず、対象とする二枚のレチクルの全パターンをス
テッパーなど投影露光装置を用いた光転写技術によりウ
エハ上に形成する。それにより2枚のウエハが形成され
る。次に、各ウエハ上のパターンについて、その位置ず
れをアラインメント・マークを基準としてウエハ位置ず
れ計測装置を用いて計測する。同一の座標位置について
それぞれの計測により得られたずれ量の差が、レチクル
・パターンの位置ずれによって生じるウエハ上のパター
ンの位置ずれ量を示す。このウエハ上のパターンの位置
ずれ量を投影露光装置の縮小倍率で戻すと、たとえば5
分の1の縮小率のときは5倍すると、2枚のレチクルの
それぞれにおける描画位置の相対的なずれ量が得られ
る。
【0020】次に、具体的な実施の形態について説明す
る。図1は、一つのレチクルRに描画されたパターンの
セットの例を示す図である。図において、1はレチクル
・アラインメント・マーク、RPはパターンのセット、
RP1〜RP9は個々のパターンを示す。このレチクル
Rにおいて、二つのレチクル・アラインメント・マーク
1の中間点を中心点とし、レチクル・アラインメント・
マーク1およびその中心点を位置基準とする。そして、
このレチクルR上の各パターRP1〜RP9には、設計
基準位置からの位置ずれが、RE1〜RE9だけあると
する。
【0021】次に、図2は、この発明で使用される投影
露光装置の構成を示す図である。図において、2は光
源、3は照射光学系、4はレチクル・ステージ、Rはレ
チクル、5はレチクル干渉系、6は投影光学系、7はウ
エハ・ステージ、8はウエハ・チャック、9はウエハ、
10は座標計測システム、11は移動鏡である。
【0022】照射光学系3は、光源2からの光をレチク
ル・ステージ4上のレチクルRに照射する。投影光学系
6は、レチクルRのパターンをウエハ・ステージ7上の
ウエハ9に投影する。こうして、レチクルRのパターン
をウエハ9に投影・露光する。レチクル干渉系5はレチ
クル・ステージ4上のレチクルRの位置を測定する。レ
チクル干渉系5は、レチクル上のアラインメント・マー
クを検出することにより、レチクルのx,y,θの座標
を求めるものであり、構成要素には検出系、干渉計およ
びレチクル駆動系を含むものである。座標計測システム
10および移動鏡11は、ウエハステージ7のウエハの
位置を測定をする。
【0023】図3は、図2の露光装置により、レチクル
RのパターンRPをウエハ9に露光するためのステップ
を示す図である。このステップに従い、レチクルRのウ
エハ9上へのパターン露光のプロセスと露光されたショ
ット内に発生する位置ずれを説明する。
【0024】先ず、レチクルRをレチクル・ステージ4
上に装着(セット)する。そのときレチクル・アライン
メントマーク1を用いて、レチクルステージ4上でのレ
チクルRの回転量および位置ずれがレチクル干渉系5に
よって計測される。その計測値をもとにして、レチクル
干渉系5およびレチクルステージ4を用い、レチクルR
の回転量および位置ずれを補正する。
【0025】同時に、ウエハ・ステージ7にウエハ9が
搬送され、ウエハ・チャック8上に真空吸着により固定
される。このとき、光源2からの照射光は、照射光学系
3によりレチクル・ステージ4上のレチクルRに照射さ
れ、レチクルRのパターンは、投影光学系6により、ウ
エハ・ステージ7上のウエハ9に投影(ショット)され
る。なおこの例では、ウエハ9は実際のウエハとして説
明するが、これは実際のものでなくても、感光剤が塗布
された他の基材であって、ウエハ9と同じ位置に同じよ
うにしてパターンが転写されるものであってもよい。
【0026】このときショット内のパターンRP1に
は、以下の式(1)に示された位置ずれ(レチクル製造
誤差)(レチクル・トータル・エラー:RTE)が発生
する。(図3のステップ1)
【0027】 RTE=RE1×1/5 +MRS+MRK+MTS+MTK +CRS+CRK+CTS+CTK +SS+ORT・・・・・・・・・・・式(1)
【0028】RE1:レチクルパターン(RP1)のレ
チクル製造誤差 MRS:レチクル回転量検出不良値(固定値) MRK:レチクル回転量検出不良値(バラツキ値) MTS:レチクルズレ検出不良値(固定値) MTK:レチクルズレ検出不良値(バラツキ値) CRS:レチクル回転量補正誤差(固定値) CRK:レチクル回転量補正誤差(バラツキ値) CTS:レチクルズレ補正誤差(固定値) CTK:レチクルズレ補正誤差(バラツキ値) SS :スケーリング誤差 ORT:直交誤差
【0029】RE1は、レチクル・パターンRP1のレ
チクル製造上の位置ずれ(設計基準位置からのずれ)を
示し、×1/5は露光されたウエハ上では投影光学系に
よりその位置ずれが5分の1になることを示す。MRS
(回転量検出不良値(固定値))、MRK(回転量検出
不良値(バラツキ値))、MTS(ズレ検出不良値(固
定値))およびMTK(ズレ検出不良値(バラツキ))
はレチクル干渉系1による検出誤差を示す。
【0030】MRS(レチクル回転量検出不良値(固定
値))とは、レチクルの回転量を検出したときに発生す
る検出誤差の平均値である。MRK(レチクル回転量検
出不良値(バラツキ値))とは、レチクルの回転量を検
出したときに発生する検出誤差の上記平均値からのばら
つきである。MTS(レチクルズレ検出不良値(固定
値))とは、レチクルの中心位置を検出したときに発生
する検出誤差の平均値である。MTK(レチクルズレ検
出不良値(バラツキ値))とは、レチクルの中心位置を
検出したときに発生する検出誤差の上記平均値からのば
らつきである。
【0031】CRS(回転量補正誤差(固定値))、C
RK(回転量補正誤差(バラツキ値))、CTS(ズレ
補正誤差(固定値))およびCTK(ズレ補正誤差(バ
ラツキ値))はレチクル干渉系1により求められた値を
もとに補正を行ったときの補正誤差を示す。
【0032】CRS(レチクル回転量補正誤差(固定
値))とは、検出されたデータを基にレチクルを回転補
正するときに発生する補正誤差の平均値である。CRK
(レチクル回転量補正誤差(バラツキ値))とは、検出
されたデータを基にレチクルを回転補正するときに発生
する補正誤差の上記平均値からのバラツキである。CT
S(レチクルズレ補正誤差(固定値))とは、検出され
たデータを基にレチクルの中心位置を補正するときに発
生する補正誤差の平均値である。CTK(レチクルズレ
補正誤差(バラツキ値))とは、検出されたデータを基
にレチクルの中心位置を補正するときに発生する補正誤
差の上記平均値からのバラツキである。
【0033】SS(スケーリング誤差)およびORT
(直交誤差)はレチクルをレチクル・ステージ7(スト
ッパー)にセットしたときのレチクルRの自重による誤
差、およびレチクル固定時の平衡性による誤差を示す。
【0034】SS(スケーリング誤差)とは、レチクル
Rをステージ7にセットしたときにそのレチクルRの自
重により発生する誤差であり、レチクルRのスパンに関
係する誤差である。ORT(直交誤差)とは、レチクル
Rをステージ7にセットしたときにレチクルRの四つの
角を真空吸着しているが、そのバランスがくずれている
ときに発生する誤差である。
【0035】また、レチクルRは、アラインメントマー
ク1を基準に露光装置にセットされており、アラインメ
ントマーク1においても、同様に、回転誤差、ズレ誤差
が発生している。
【0036】次に光源2より出射された露光光は照射光
学系3を経てレチクルRを均一な照度で照射し、その結
果レチクルRのパターン像が投影光学系6を介してウエ
ハ9上の各ショット領域に投影される。
【0037】図4は、ウエハ9上にレチクルパターンR
Pが露光される状態を示す。図4の矢印は露光されるシ
ョットの順番を示す。露光は、図4で示されたように、
一つのショットで一つのレチクルパターンRPを露光し
た後、続いて隣に次々とショットを露光するステップ・
アンド・リピート方式で行われる。図5は、一つのショ
ットで露光されるレチクルパターンRPの拡大図であ
り、各パターンRP1〜RP9を中に含んでいる。これ
は、図1のパターンが投影されたものである。
【0038】更にその時、各ショット毎にウエハ・ステ
ージ7のヨーイング・エラー補正が行われる。ここで、
ヨーイング・エラーとは、ウエハ・ステージ7をステッ
プ送りするときに発生するショット回転エラーのことで
ある。補正の手法としては、先ほど示したレチクルRの
回転量および位置ズレを補正した方法と同様である。ウ
エハ・ステージ7の回転量および位置ずれは、ウエハ・
ステージ7の位置を測定するための移動鏡11およびウ
エハ・ステージ7の位置測定に使用される座標計測シス
テム10により求められる。その値をもとにし、レチク
ル干渉系5およびレチクルステージ4を用い、レチクル
Rを回転させてステージ4の回転補正をすることによ
り、ステージ7のヨーイングエラーを補正する。
【0039】このときショット内のパターンRP1に
は、以下の式(2)で示された位置ずれ(ステージ・ト
ータル・エラー:STE)が発生する。(図3のステッ
プ2)
【0040】 STE=FR +MSS+MSK+MSTS+MSTK +CSRS+CSRK+CSTS+CSTK +DS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
【0041】FR:レチクルパターンRP1が投影光学
系6により受ける収差量 MSS:ステージ回転量検出不良値(固定値) MSK:ステージ回転量検出不良値(バラツキ値) MSTS:ステージズレ検出不良値(固定値) MSTK:ステージズレ検出不良値(バラツキ値) CSRS:ステージ回転量補正誤差(固定値) CSRK:ステージ回転量補正誤差(バラツキ値) CSTS:ステージ位置ズレ補正誤差(固定値) CSTK:ステージズレ補正誤差(バラツキ値) DS:配列誤差
【0042】FRはレチクルパターンRP1が投影光学
系6により受ける収差量を示す。この収差量は、位置ず
れとなり、デイストーションと呼ばれる。MSS(回転
量検出不良値(固定値))、MSK(回転量検出不良値
(バラツキ値)、MSTS(ズレ検出不良値(固定
値))およびMSTK(ズレ検出不良値(バラツキ
値))は、ステージ7の位置を測定するための移動鏡1
1およびステージ7の位置測定に使用される座標計測シ
ステム10による検出誤差を示す。
【0043】MSS(ステージ回転量検出不良値(固定
値))とは、ステージの回転量を検出したときに発生す
る検出誤差の平均値である。MSK(ステージ回転量検
出不良値(バラツキ値))とは、ステージの回転量を検
出したときに発生する検出誤差の上記平均値からのばら
つきである。MSTS(ステージズレ検出不良値(固定
値))とは、ステージの中心位置を検出したときに発生
する検出誤差の平均値である。MSTK(ステージズレ
検出不良値(バラツキ値))とは、ステージの中心位置
を検出したときに発生する検出誤差の上記平均値からの
ばらつきである。
【0044】CSRS(回転量補正誤差(固定値))、
CSRK(回転量補正誤差(バラツキ値))、CSTS
(位置ズレ補正誤差(固定値))およびCSTK(ズレ
補正誤差(バラツキ値))はステージ7の位置を測定す
るための移動鏡11およびステージ7の位置測定に使用
される座標計測システム10により求められた値をもと
に補正を行ったときの補正誤差を示す。
【0045】CSRS(ステージ回転量補正誤差(固定
値))とは、検出されたデータを基にステージを回転補
正するときに発生する補正誤差の平均値である。CSR
K(ステージ回転量補正誤差(バラツキ値))とは 、
検出されたデータを基にステージレチクルを回転補正す
るときに発生する補正誤差の上記平均値からのバラツキ
である。CSTS(ステージ位置ズレ補正誤差(固定
値))とは、検出されたデータを基にステージの中心位
置を補正するときに発生する補正誤差の平均値である。
CSTK(ステージズレ補正誤差(バラツキ値))と
は、検出されたデータを基にステージ中心位置を補正す
るときに発生する補正誤差の上記平均値からのバラツキ
である。
【0046】DS(配列誤差)は各ショットをステップ
・アンド・リピート方式で露光するときに発生する配列
位置ズレ誤差を示すものであり、ステップ・アンド・リ
ピート方式で露光したときに発生するショット中心の位
置のずれのことである。
【0047】また、レチクルRのアラインメントマーク
1はパターンRPと同時に露光される。従って、アライ
ンメントマーク1においても、パターンRPと同様に、
回転誤差、ズレ誤差、配列誤差が発生している。
【0048】次に、露光されたウエハ9を現像すること
によりウエハ9上にパターンRPが形成される。(図3
のステップ3)
【0049】以上の手順により作成されたウエハ9に対
して各レチクルパターンRP1〜RP9の位置ズレ量
を、ウエハ位置ズレ測定器(例えばライカ製LMS20
20型等)を用いて計測する。そのとき計測されるずれ
量(トータル・エラー:TE1)は、レチクルパターン
RP1に関しては式(1)と式(2)の和であり、次の
式(3)となる。
【0050】 TE=RTE+ STE =RE1×1/5 +MRS+MRK+MTS+MTK +CRS+CRK+CTS+CTK +SS+ORT +FR +MSS+MSK+MSTS+MSTK +CSRS+CSRK+CSTS+CSTK +DS+ME・・・・・・・・・・・・・・式(3)
【0051】 R1:レチクルパターン(RP1)のレチクル製造誤差 MRS:レチクル回転量検出不良値(固定値) MRK:レチクル回転量検出不良値(バラツキ値) MTS:レチクルズレ検出不良値(固定値) MTK:レチクルズレ検出不良値(バラツキ値) CRS:レチクル回転量補正誤差(固定値) CRK:レチクル回転量補正誤差(バラツキ値) CTS:レチクルズレ補正誤差(固定値) CTK:レチクルズレ補正誤差(バラツキ値) SS:スケーリング誤差 ORT:直交誤差 FR :レチクルパターン(RP1)が投影光学系
(6)により受ける収差量 MSS:ステージ回転量検出不良値(固定値) MSK:ステージ回転量検出不良値(バラツキ値) MSTS:ステージズレ検出不良値(固定値) MSTK:ステージズレ検出不良値(バラツキ値) CSRS:ステージ回転量補正誤差(固定値)) CSRK:ステージ回転量補正誤差(バラツキ値) CSTS:ステージ位置ズレ補正誤差(固定値) CSTK:ステージズレ補正誤差(バラツキ値) DS:配列誤差 ME:計測誤差
【0052】計測誤差(ME)とは、ウエハ上のパター
ンを計測器(例えば、ライカ製LMS2020型等)で
計測したときに発生する誤差である。
【0053】次に、式(3)に示した誤差を幾つかの手
法を用いて低減させる。先ず、計測誤差(ME)に関し
ては測定回数を増やしその平均値を用いることにより除
去可能である。
【0054】次に、RE1×1/5(レチクルパターン
RP1のレチクル製造誤差の1/5),SS(スケーリ
ング誤差),ORT(直交誤差),FR(レチクルパタ
ーンRP1が投影光学により受ける収差の量)以外の誤
差に関しては以下の理由により除去可能である。
【0055】ショットの回転量および位置ずれは、ウエ
ハ9上に形成されたアラインメント・マーク1とパター
ンRP1は同じ量であり、各パターンRP1〜RP9の
位置ずれ量を測定するときには、まずアラインメントマ
ーク1を基準にし、ショットの回転を補正し、更に原点
の決定を行うので、各パターンRP1〜RP9を測定す
るときにはレチクルおよびウエハステージの回転および
ずれの誤差は除去されることになる。このことは、配列
誤差についても同様である。
【0056】従って、最終的なズレ量(トータル・エラ
ー:TE)として式(4)の値が存在することになる。 TE= RE1×1/5+SS+ORT+FR・・・・・式(4)
【0057】 RE1:レチクルパターンRP1のレチクル製造誤差 SS :スケーリング誤差 ORT:直交誤差 FR :レチクルパターンRP1が投影光学系6により
受ける収差量
【0058】次に、同様のことを別のレチクルR’につ
いて行う。図6は、別のレチクルR’に描画されたパタ
ーンのセットの例を示す図である。図において、1はレ
チクル・アラインメント・マーク、RP’はパターンの
セット、RP1’〜RP9’は個々のパターンを示す。
このレチクルR’においても、二つのレチクル・アライ
ンメント・マーク1の中間点を中心点とし、レチクル・
アラインメント・マーク1およびその中心点を位置基準
とする。そして、このレチクルR’上の各パターンRP
1’〜RP9’には、設計基準位置からの位置ずれがR
E1’〜RE9’だけあるとする。
【0059】このレチクルR’についても、先のレチク
ルRの場合と同様に、投影露光装置においてレチクル
R’をレチクル・ステージ4に装着し、そのパターンを
光転写技術によりウエハ・ステージ7上の別のウエハ9
上に形成する。次に、ウエハ9上のパターンについて、
その位置ずれをウエハに形成されたアラインメント・マ
ーク1を基準としてウエハ位置ずれ計測装置を用いて計
測する。このプロセスは、先のレチクルRについて行っ
たものと同じであるから詳細は省略する。このような計
測プロセスの結果、レチクルR’について以下に示した
最終的なずれ量(トータル・エラー:TE’)が計測さ
れる。 TE’=RE1’×1/5+SS’+ORT’+FR’・・・式(5)
【0060】RE1’:レチクルパターンRP1’のレ
チクル製造誤差 SS’ :スケーリング誤差 ORT’:直交誤差 FR’ :レチクルパターンRP1’が投影光学系6に
より受ける収差量
【0061】二枚のレチクルR、R’の同一座標におけ
るパターンRP、RP’の位置ずれ量の差、すなわちレ
チクル製造上の相対誤差(DE)は、レチクルRのずれ
量(トータル・エラー:TE)とレチクルR’のずれ量
(トータル・エラー:TE’)の差から導出することが
できる。
【0062】レチクルRで露光されたショットとレチク
ルR’で露光されたショットとは、同一の投影露光装置
で露光され同じ状態に管理されているので、スケーリン
グ誤差は同じ(SS=SS’)、直交誤差も同じ(OR
T=ORT’)、またレチクルパターンRP1、RP
1’が投影光学系6により受ける収差量も同じ(FR=
FR’)となる。
【0063】従って、二枚のレチクルR、R’の同一座
標におけるパターンRP、RP’のずれ量の差(DE)
は、次のとおりとなる。 DE=TEーTE’ =(RE1ーRE1’)×1/5・・・・・・・・・式(6)
【0064】式(6)より、二枚のレチクルR、R’の
同一座標におけるパターンRP、RP’のずれ量の相対
誤差(RE1ーRE1’)は、ウエハ上に転写したパタ
ーンRP、RP’の同一座標におけるパターンのずれ量
の差を5倍することにより得られる。
【0065】以上のとおり、この発明では、先ず、対称
とする複数の、例えば二枚のレチクルの全パターンをス
テッパーを用いた光転写技術によりウエハ上に形成す
る。それによりパターンが転写された2枚のウエハが形
成される。次に、ウエハ上に形成されたパターンのうち
同一座標位置にあるパターンについて、その位置ずれを
ウエハ位置ずれ測定装置を用いて測定し、得られた測定
値の差を求める。この差を投影光学系の縮小率で戻せ
ば、例えば縮小率が5分の1であれば5倍した値が、2
枚のレチクルの描画位置誤差の相対誤差として得られる
というものである。
【0066】このように、この発明によれば、実際の製
造状態と同じ様にそれぞれのレチクルをレチクルステー
ジに装着し、レチクルのパターンをウエハ上に転写す
る。この転写されたパターンを測定することにより、レ
チクルを個々に測定した時における誤差要因あるいはレ
チクルをレチクルステージに装着せずに測定した時にお
ける誤差要因を除き、実用的なレチクルパターンの相対
的位置ずれ量を導出することが出来る。これにより、レ
チクルパターンの良否判定、レチクル製造精度の向上を
図ることができ、更にはウエハパターンの製造精度の向
上と一層の微細化に役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を説明するための、レ
チクルパターンの模式図。
【図2】 この発明の実施の形態における、レチクルパ
ターンをウエハ上に形成する投影露光装置の概略構成
図。
【図3】 この発明の実施の形態における、レチクルパ
ターンをウエハ上に形成するプロセスを示す図。
【図4】 この発明の実施の形態を説明するための、ウ
エハ上に形成されたパターンを示す図。
【図5】 図4のウエハパターンの拡大図。
【図6】 この発明の実施の形態を説明するための、他
のレチクルのレチクルパターンの模式図。
【図7】 一のレチクルのパターンの模式図。
【図8】 他のレチクルのパターンの模式図。
【図9】 ウエハ上に重ね合わされたパターンの模式
図。
【図10】ウエハ上に重ね合わされたターゲット・パタ
ーンの拡大摸式図。
【符号の説明】
R レチクル、RP パターン・セット、RP1 パタ
ーン、1 レチクル・アラインメント・マーク、4 レ
チクル・ステージ、7 ウエハ・ステージ、9ウエハ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影露光装置により複数のレチクルのパ
    ターンをウエハ上に形成する工程と、上記ウエハ上のパ
    ターンについてそれぞれの基準位置からの位置ずれを計
    測する工程と、上記ウエハ上の各パターンの位置ずれ量
    の差から上記レチクルのパターンの位置ずれ量の差を求
    める工程とを含むレチクルパターンの相対的位置ずれ量
    計測方法。
  2. 【請求項2】 投影露光装置により複数のレチクルのパ
    ターンをそれぞれ別のウエハ上に形成する工程と、上記
    各ウエハ上のパターンについてそれぞれパターンの基準
    位置からの位置ずれ量を計測する工程と、上記各ウエハ
    上のパターンの同一座標位置について得られた位置ずれ
    量の差から上記レチクルのパターンの位置ずれ量の差を
    求める工程とを含むレチクルパターンの相対的位置ずれ
    量計測方法。
  3. 【請求項3】 投影露光装置においてレチクルステージ
    に装着された第一のレチクルのパターンをウエハステー
    ジに装着されたウエハの位置に形成する工程と、上記投
    影露光装置において上記レチクルステージに装着された
    第二のレチクルのパターンを上記ウエハステージに装着
    されたウエハの位置に形成する工程と、上記ウエハ位置
    に形成された二つのパターンについてそれぞれ基準位置
    からのパターンの位置ずれ量を測定する工程と、上記ウ
    エハ位置に形成されたそれぞれのパターンの位置ずれ量
    の差から上記レチクルステージに装着された第一および
    第二のレチクルのぞれぞれのパターンの相対的な位置ず
    れ量を導出するようにしたレチクルパターンの相対的位
    置ずれ量計測方法。
  4. 【請求項4】 投影露光装置においてレチクルステージ
    に装着された第一のレチクルのパターンをウエハステー
    ジに装着された第一のウエハに形成する工程、上記投影
    露光装置において上記レチクルステージに装着された第
    二のレチクルのパターンを上記ウエハステージに装着さ
    れた第二のウエハに形成する工程、上記第一および第二
    のウエハに形成されたパターンについてそれぞれ基準位
    置からの位置ずれ量を測定する工程、上記第一および第
    二のウエハに形成されたそれぞれのパターンの同一座標
    位置における位置ずれ量の差から上記レチクルステージ
    に装着された上記第一および第二のレチクルのぞれぞれ
    のパターンの相対的な位置ずれ量を導出するようにした
    レチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法。
  5. 【請求項5】 上記複数のレチクルのアラインメント・
    マークをそれぞれレチクルパターンの基準位置として位
    置ずれ量を測定するようにした請求項1ないし4に記載
    のレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法。
  6. 【請求項6】 一組のレチクルのパターンをウエハ位置
    に形成する投影露光装置と、上記ウエハ位置に形成した
    複数のパターンについてそれぞれパターン基準位置から
    の位置ずれ量を測定し上記レチクル上におけるパターン
    の位置ずれ量の差を導出する位置ずれ量測定装置とを備
    えたレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測装置。
  7. 【請求項7】 レチクル・ステージに装着したレチクル
    のパターンを光転写技術によりウエハ・ステージに装着
    したウエハ上に形成する投影露光装置と、上記各ウエハ
    上に形成したパターンについてそれぞれパターン基準位
    置からの位置ずれ量を測定し上記レチクル・ステージに
    装着した複数のレチクルのパターンの位置ずれ量の差を
    導出するパターン位置ずれ量測定装置とを備えたレチク
    ルパターンの相対的位置ずれ量計測装置。
JP7324433A 1995-12-13 1995-12-13 レチクルパターンの相対的位置ずれ量計測方法およびレチクルパターンの相対的位置ずれ量計測装置 Pending JPH09166416A (ja)

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