JP2961612B2 - 工具取付装置 - Google Patents

工具取付装置

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JP2961612B2
JP2961612B2 JP1171299A JP17129989A JP2961612B2 JP 2961612 B2 JP2961612 B2 JP 2961612B2 JP 1171299 A JP1171299 A JP 1171299A JP 17129989 A JP17129989 A JP 17129989A JP 2961612 B2 JP2961612 B2 JP 2961612B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、工作機械の主軸ヘッドに回転自在に軸承
された主軸に対し工具を着脱可能に装着する工具取付装
置に関するものである。
【従来の技術】
従来、前記のような主軸に対し主として工具ホルダを
介し工具を着脱可能に装着する工具取付装置があった。
しかし、この種の工具取付装置では、主軸に装着された
工具が回転した時に生じる振動の大きさと関係なく、工
具を主軸に装着している。
【発明が解決しようとする課題】
ボールエンドミルやエンドミルなどにおいて、主軸に
工具を装着した状態での振動の大小が加工精度に影響を
与え、振動が大きいと加工精度が低下し、また振動が大
きいと工具先端のチッピングなどの破損の原因となる。
そして、前述した振動の発生原因として、主軸自体のア
ンバランスおよび工具自体のアンバランスがある。この
ため、工具を工具ホルダに取り付けた状態でのアンバラ
ンスを小さくしても、工具を工具ホルダを介して主軸に
取り付けた時、主軸に対する工具の取付位置によって
は、アンバランスが大きくなり、前記振動も大きくな
る。また、工具ホルダはテーパ取付けであるため、主軸
側に正しく嵌合されず、振動が大きくなることもある。
しかし、従来の工具取付装置では、主軸に対する工具の
取付位置を変更して使用時の振動を小さくすることがで
きないという問題点があった。 この発明は、主軸のアンバランスと工具のアンバラン
スとを相殺すれば、従来のものと同様な主軸と工具を用
いても、主軸に工具を装着した状態でのアンバランスを
小さくできることに着目して、前述した問題点を解決
し、使用時の振動を小さくして、加工精度を向上させる
とともに、工具の破損を防止しその寿命を長くできる工
具取付装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に記載の発明は、主軸ヘッドに回
転自在に軸承されモータにより回転される主軸に工具を
着脱可能に装着する工具取付装置において、前記主軸に
対して工具の着脱を行う工具交換手段と、前記主軸ヘッ
ドの円周方向に対する前記主軸の割出角度位置を少なく
とも異なる2箇所で検出する割出角度検出手段と、前記
主軸の回転時の振動を測定する測定器と、前記主軸を前
記割出角度検出手段にて検出される前記少なくとも異な
る2箇所の割出角度位置に選択的に割り出し、この各々
の前記割出角度位置に割り出された前記主軸に前記工具
を装着し、これら各々の装着状態で前記主軸を回転させ
た時の前記主軸の振動を前記測定器により測定するよう
に前記モータ及び前記工具交換装置を制御する制御装置
とを備えたことを特徴とする。 請求項2に記載の発明は、前記制御装置は、前記測定
器により測定された測定値と予め設定した基準値とを比
較し、前記測定値が前記基準値以下である時は前記割出
角度位置の前記主軸に装着された工具による加工が可能
と判定し、前記測定値が前記基準値以上の時は前記モー
タを制御して前記主軸を異なる角度位置に割り出すとと
もに前記工具を前記割り出された異なる角度位置の主軸
に装着し直すように前記工具交換手段を制御し、前記少
なくとも2つの異なる割出角度位置における前記測定器
による各測定値が前記基準値以上の時は前記主軸に装着
された工具による加工が不可能と判定することを特徴と
する。 請求項3に記載の発明は、前記制御装置は、前記モー
タを駆動制御して前記主軸を前記少なくとも2つの異な
る角度位置に順に割り出し、この角度位置に主軸が割り
出される毎に前記工具交換手段を制御して該主軸に工具
を装着し、この主軸への工具の装着毎に該主軸を前記モ
ータにより回転して当該主軸の振動を前記測定器により
測定し、前記測定器により測定された全ての測定値を比
較して最小の測定値となる割出角度位置に工具を装着し
直すように前記モータ及び前記工具交換手段を制御する
ことを特徴とする。
【作用】
この発明においては、工具を主軸に対し少なくとも異
なる2つの割出角度位置で自動的に装着し、これら異な
る角度位置に工具を装着した主軸の回転による主軸の振
動を自動的に測定するようにしたので、回転される主軸
の振動が最も小さい工具の装着角度位置を自動的に検出
することができる。 またこの発明においては、制御装置により、測定器で
測定された測定値と基準値とを比較し、測定値が基準値
以下である時は加工可能と判定し、測定値が基準値以上
の時は主軸を異なる角度位置に割り出して該主軸に工具
を自動的に装着し直し、少なくとも2つの異なる割出角
度位置に主軸に工具を装着した状態における各測定値が
基準値以上の時は加工不可と判定するするようにしたの
で、主軸回転時の振動が大きくなる工具の装着状態で加
工を行うことがなくなり、加工精度を向上できるととも
に、工具の破を防止しその寿命を長くできる。 またこの発明においては、制御装置により、主軸を少
なくとも2つの異なる角度位置に順に割り出し、この角
度位置に主軸が割り出される毎に該主軸に工具を装着
し、この主軸への工具の装着毎に測定された全ての測定
値を比較して最小の測定値となる割出角度位置に工具を
装着し直すため、工具の主軸に対する装着角度位置を装
着可能な角度位置の中で主軸回転時の振動が最小となる
状態に常に保つことができ、さらに、工具装着状態にお
ける主軸回転時の振動が基準値を越える場合には、工具
装着部の摩耗や工具異常等の他の不具合を検知できる。
【実施例】
以上、この発明の一実施例につき図を参照して説明す
る。 第1図において、1は主軸ヘッドであり、主軸ヘッド
には主軸2が回転自在に軸承されている。主軸2の先端
部には工具(図示省略)が装着された工具ホルダ3のテ
ーパシャンク部4を嵌合するテーパ孔5が開口されてい
る。主軸2にはテーパ孔5に連続して中心孔6が形成さ
れ、中心孔6にガイドスリーブ7が装着されている。ガ
イドスリーブ7にはドローバー8が摺動可能に挿通さ
れ、ドローバー8の先端部にはプッシャロッド9が固着
されている。なお、プッシャロッド9は前記工具ホルダ
3の後端部に形成されたプルスタッド10を押圧するため
のものである。また、プッシャロッド9にはプルスタッ
ド10を把持する開閉可能な1対の把持部材11が係止され
ている。把持部材11はドローバー8の前進によりその先
端部外周が前記ガイドスリーブ7から逸脱して開放可能
となり、ドローバー8の後退によりプルスタッド10を把
持して工具ホルダ3を引っ張るものである。12はドロー
バー8を後方に引っ張るクランプ用の皿ばねであり、皿
ばね12の引張力に抗してドローバー8を前方に押し動か
すアンクランプ用シリンダ(図示省略)が主軸2の後方
に取り付けられている。このようなクランプ機構は公知
のものであり、例えば実公昭55−15942号公報に記載さ
れたものを利用できる。13は主軸モータであり、主軸モ
ータ13は主軸ヘッド1に設けられ、主軸モータ13の軸に
駆動ギヤ14が嵌合固定されている。駆動ギヤ14に従動ギ
ヤ15が噛合され、従動ギヤ15は主軸2に固定されてい
る。16は割出角度検出機構であり、割出角度検出機構16
は主軸2の末端部外周に2個のドッグ17a,17bが180゜の
角度間隔で固定され、ドッグ17a,17bによって作動され
る近接スイッチ18が主軸ヘッド1に設けられている。そ
して、かかる割出角度検出機構16と前記主軸モータ13等
により主軸2の割出機構を構成する。また主軸2の先端
面には1対のキー19,19が180゜の角度間隔で設けられ、
工具ホルダ3のフランジ部20には前記キー19,19に係合
する1対のキー溝21,21が180゜の角度間隔で形成されて
いる。なお、22は工具ホルダ3のフランジ部20を把持し
て工具交換を行う交換アームであり、この交換アーム22
は上下方向移動及び水平旋回可能にされている。23は後
述する制御装置、24は制御装置23からの指令によって作
動されるモータ駆動装置、25は制御装置23からの指令に
よって作動される工具交換駆動装置(工具交換手段)で
ある。 前記制御装置23には、第2図に示すように主軸ヘッド
1の先端部に設けた測定器26からの検出信号を増幅器27
と、この増幅器27からの信号のうち所定周波数領域の信
号だけを取出すバンドパスフイルタ28と、このフイルタ
28が入力側に接続された比較器29とが設けられている。
前記測定器26は主軸の機械振動を測定してその検出信号
を出力する加速度変換器などの振動計である。また、比
較器29には基準値を設定した設定器30が入力側に接続さ
れている。そして、比較器29は測定器26側からの検出信
号と設定器30からの基準値とを比較し、検出信号<基準
値の時に正常信号を前記モータ駆動装置24に出力し、ま
た検出信号>基準値の時に異常信号を工具交換駆動装置
25に出力するものである。 次に、この実施例による工具取付サイクルにつき第3
図を参照して説明する。まず、主軸2を第1図に示す定
位置に停止させ、制御装置23からの指令によって工具交
換駆動装置25を作動させ、交換アーム22を旋回移動さ
せ、主軸2に装着されていた工具ホルダ3を工具ととも
にこれに装着されている工具(図示省略)を抜取り、工
具交換アーム22に保持させる。この際、図示省略したア
ンクランプ用シリンダを作動させてドローバー8を下方
に前進させることにより、把持部材11を開放可能とし、
ドローバー8と共に下方に前進するプッシャロッド9に
よって工具ホルダ3のプルスタッド10を押圧し、これを
把持部材11から外す。次に、工具交換アーム22を旋回,
移動させ、このアーム22に保持されていた別の工具ホル
ダ3を、これに装着された工具とともに主軸2に取り付
ける。この際、別の工具ホルダ3はこれのテーパシャン
ク部4を主軸2のテーパ孔5に嵌合支持させ、プルスタ
ッド10を把持部材11に把持させ、これを皿ばね12によっ
て上方に付勢する。なお、前述した工具交換操作は、従
来から行われている操作と同様であり、また主軸2から
抜き取った工具ホルダ3に装着された工具と、主軸2に
取り付けた工具ホルダ3に装着された工具とは同種のも
のでも異種のものでもよい。 前述のようにして工具交換を行い、主軸2に装着した
工具ホルダ3はフランジ部20に設けた1対のキー溝21,2
1が主軸2の先端面に設けたキー19,19に係合されて、主
軸2に対し回動方向に割り出されている。そして、工具
交換アーム22が工具交換を行う以前の位置に戻った後、
制御装置23からの指令によりモータ駆動装置24で主軸モ
ータ13を駆動させ、駆動ギヤ14、従動ギヤ15を介し駆動
力を主軸2に伝達してこれを回転させる。主軸2の回転
によって発生する振動を第2図に示すように主軸ヘッド
1の先端部に設けた測定器26で測定し、測定値を検出信
号として増幅器27、バンドパスフイルタ28を経て比較器
29に入力させ、設定器30から主軸2回転時の振動の基準
値を比較器29に入力させ、比較器29で測定値の検出信号
と基準値とを比較し、検出信号<基準値の場合には、振
動が許容範囲にあるので、加工可能の判定を行う。加工
可能の判定をした場合には、モータ駆動装置24を加工可
能の指令を出し、被加工物に対する加工を行う運転状態
にする。また、検出信号>基準値の場合には、振動が許
容範囲を越えるので、加工不可の判定を行い、主軸2を
定位置に停止させ、前述した工具交換時と同様な操作
で、交換アーム22に工具ホルダ3を保持させて工具ホル
ダ3を主軸2から抜き出し、このアーム22及び工具ホル
ダ3を主軸2の回転に支障がない位置にする。次に、主
軸2を回転させ、主軸2が180゜回転した時、主軸2の
末端部に設けた一方のドック17aに代わって他方のドッ
グ17bが主軸ヘッド1に設けた近接スイッチ18に対向す
るように近接し、このため近接スイッチ18が作動し、モ
ータ駆動装置24に停止指令を出して主軸モータ13を停止
させる。この状態で、前述した作動と同様にして工具ホ
ルダ3を主軸2に対し180゜割出位置を変更させた状態
で取付け、主軸2を回転させ、2回目の振動測定及び測
定した振動の検出信号と基準値とから振動の判定を行
う。加工可能の判定の場合には被加工物に対する加工を
行うようにする。また、加工不可の判定の場合には、工
具ホルダ3に装着した工具が異常であるから、異常信号
を送出して機械を停止させる。 なお、この発明においては、主軸に対し工具の位置が
180゜異なった2つの割出位置で、工具ホルダを主軸に
取付けてそれぞれ振動値を測定し、両位置での振動値の
大小を比較し、小さい方の割出位置に工具ホルダを装着
した状態で加工を行うようにしてもよい。また、この発
明において、工具ホルダを90゜,60゜など前記割出位置
より細かい割出位置にすることにより、振動値が最小と
なる関係位置を選んで主軸に工具ホルダを装着し加工を
行うようにしてもよい。さらに、この発明において、割
出位置を所定角度回転させて変える割出機構は、前記実
施例のものに限られることなく、エンコーダ付きモータ
を用いて主軸と工具とが所定角度相対回転して停止する
ようにしてもよく、工具を工具ホルダを介することなく
主軸に直接取り付けるようにしてもよい。 また、本発明にいては、制御装置23により、主軸モー
タ13を駆動制御して主軸2をドッグ17a,17bが近接スイ
ッチ18と対向する2つの異なる角度位置に順に割り出
し、この角度位置に主軸2が割り出される毎に工具交換
駆動装置25を制御して主軸2に工具ホルダ3を装着し、
この主軸2への工具ホルダ3の装着毎に主軸2を主軸モ
ータ13により回転して当該主軸2の振動を測定器26によ
り測定し、この測定器26により測定された全ての測定値
を比較して最小の測定値となる割出角度位置に工具ホル
ダ3を装着し直すようにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したように本発明の工具取付装置によれば、
工具を主軸に対し少なくとも異なる2つの割出角度位置
で自動的に装着し、これら異なる角度位置に工具を装着
した主軸の回転による主軸の振動を自動的に測定するよ
うにしたので、回転される主軸の振動が最も小さい工具
の装着角度位置を自動的に検出することができる。 またこの発明によれば、制御装置により、測定器で測
定された測定値と基準値とを比較し、測定値が基準値以
下である時は加工可能と判定し、測定値が基準値以上の
時は主軸を異なる角度位置に割り出して該主軸に工具を
自動的に装着し直し、少なくとも2つの異なる割出角度
位置に主軸に工具を装着した状態における各測定値が基
準値以上の時は加工不可と判定するするようにしたの
で、主軸回転時の振動が大きくなる工具の装着状態で加
工を行うことがなくなり、加工精度を向上できるととも
に、工具の破損を防止しその寿命を長くできる。 またこの発明によれば、制御装置により、主軸を少な
くとも2つの異なる角度位置に順に割り出し、この角度
位置に主軸が割り出される毎に該主軸に工具を装着し、
この主軸への工具の装着毎に測定された全ての測定値を
比較して最小の測定値となる割出角度位置に工具を装着
し直すため、工具の主軸に対する装着角度位置を装着可
能な角度位置の中で主軸回転時の振動が最小となる状態
に常に保つことができ、さらに、工具装着状態における
主軸回転時の振動が基準値を越える場合には、工具装着
部の摩耗や工具異常等の他の不具合を検知することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による工具取付装置を示す
一部を断面した構成図、第2図は同制御装置の構成図、
第3図は同作動順序の説明図である。 1……主軸ヘッド、2……主軸、3……工具ホルダ、13
……主軸モータ、16……割出角度検出機構、17a,17b…
…ドッグ、18……近接スイッチ、19……キー、21……キ
ー溝、22……工具交換アーム、23……制御装置、26……
測定器、29……比較器、30……設定器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−192451(JP,A) 特開 昭60−131125(JP,A) 特開 昭52−1681(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 3/00 - 3/18 B23Q 15/00 - 15/28 B23Q 17/00 - 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸ヘッドに回転自在に軸承されモータに
    より回転される主軸に工具を着脱可能に装着する工具取
    付装置において、 前記主軸に対して工具の着脱を行う工具交換手段と、 前記主軸ヘッドの円周方向に対する前記主軸の割出角度
    位置を少なくとも異なる2箇所で検出する割出角度検出
    手段と、 前記主軸の回転時の振動を測定する測定器と、 前記主軸を前記割出角度検出手段にて検出される前記少
    なくとも異なる2箇所を割出角度位置に選択的に割り出
    し、この各々の前記割出角度位置に割り出された前記主
    軸に前記工具を装着し、これら各々の装着状態で前記主
    軸を回転させた時の前記主軸の振動を前記測定器により
    測定するように前記モータ及び前記工具交換装置を制御
    する制御装置と、 を備えたことを特徴とする工具取付装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置は、前記測定器により測定さ
    れた測定値と予め設定した基準値とを比較し、前記測定
    値が前記基準値以下である時は前記割出角度位置の前記
    主軸に装着された工具による加工が可能と判定し、前記
    測定値が前記基準値以上の時は前記モータを制御して前
    記主軸を異なる角度位置に割り出すとともに前記工具を
    前記割り出された異なる角度位置の主軸に装着し直すよ
    うに前記工具交換手段を制御し、前記少なくとも2つの
    異なる割出角度位置における前記測定器による各測定値
    が前記基準値以上の時は前記主軸に装着された工具によ
    る加工が不可能と判定することを特徴とする請求項1記
    載の工具取付装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置は、前記モータを駆動制御し
    て前記主軸を前記少なくとも2つの異なる角度位置に順
    に割り出し、この角度位置に主軸が割り出される毎に前
    記工具交換手段を制御して該主軸に工具を装着し、この
    主軸への工具の装着毎に該主軸を前記モータにより回転
    して当該主軸の振動を前記測定器により測定し、前記測
    定器により測定された全ての測定値を比較して最小の測
    定値となる割出角度位置に工具を装着し直すように前記
    モータ及び前記工具交換手段を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の工具取付装置。
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