JP2960824B2 - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
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- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/90—Magnetic feature
Description
る。
報容量が大きい点で有望視され、近年その開発進歩が著
しい。光磁気記録媒体は、透明基板上に、誘電体層を介
して記録層磁性膜を設けて構成されている。そして、最
近では、記録層上に第2の誘電体層を設け、記録層を一
対の誘電体層で挟持するとともに、その最上層に金属反
射層を設け、再生信号の出力を高めている。
やコストの点でAlないしAl合金が有望とされてい
る。例えば、米国特許第4717628号明細書では2
〜10at%のNiを含むAl−Ni合金が記録感度や再
生のC/Nの点ですぐれているとされている。また、特
開平2−292753号には、Al−Ta合金、同2−
285533号にはAl等とReとの合金、同2−26
7752号には、Al−Nb合金等が提案されている。
合、記録層、金属反射層間に設層される第2の誘電体層
としては、窒化ケイ素、窒化アルミニウム等の窒化物が
使用されており、このうち、窒化ケイ素は2程度の屈折
率を示すので、金属反射層の下に積層したとき、良好な
エンハンス効果が発揮されるとされている。しかし、金
属反射層も、各種窒化物等の第2の誘電体層も、ともに
熱伝導率が高く、記録時に記録層からの熱の散逸を助長
してしまい、記録感度が低く、また記録され始める記録
パワーしきい値(Pth)が高く、低記録パワーで記録
できないという欠点がある。
ワーのしきい値が低いだけでなく、エラーレートが小さ
く、例えば光変調方式記録では、バイトエラーレート
(BER)が特に5×10-5以下となる記録パワー下限
値(Pmin )が低い必要がある。しかし、従来の構造で
は、この下限値Pmin の点でも不十分である。
号間の分解能が低下してくる。光変調方式において、所
定の分解能、例えばISO規格§24.1の規格に従
い、各回転数での3T、8T信号間の分解能が40%ま
で低下する記録パワー上限値をPmax とすると、このP
max −Pmin が記録パワーのマージンとして定義されて
いる。そして、このような記録パワーのマージンは、ど
のような記録方式でもできるだけ広いことが望まれる。
ドライブ装置ごとに記録レーザパワーは変動しており、
また光学系や検出系にもばらつきがある他、各装置ごと
においても、レーザパワーの温度変動や経時劣化、光学
系や検出系の経時劣化、装填時のディスクのチルト角の
変動やホコリによる散乱等、記録再生条件に各種変動要
因が存在する。また、異なる機種のドライブ装置への互
換性も必要とされる。これらから、装置ごと、あるいは
装置間や機種間の変動要因があっても、常に安定な記録
再生を行うことができるようにするためには、記録パワ
ーマージンは広ければ広いほどよい。これによりドライ
ブ装置の設計が容易となり、ドライブ制御も容易となる
からである。しかし、従来の構造では、この記録パワー
マージンも狭い。
記録感度を向上し、安定な記録再生を行うことができる
記録パワーマージンを広いものとするために、記録層の
金属反射層側に設層する第2の誘電体層に、Yを含む希
土類元素の1種以上の酸化物と、酸化ケイ素と、窒化ケ
イ素とを含有させる旨を提案している(特願平4−40
277号等)。このような第2の誘電体層を用いること
により、特に光変調方式において、記録感度が格段と向
上する。より詳細には、記録感度のうち、記録され始め
るしきい値Pth は著しく低下する。このしきい値Pth の
低下は、用いる第2の誘電体層の熱伝導率が小さいの
で、熱伝導率の大きい金属反射層を用いても記録層に対
する畜熱効果が発揮されるためであると考えられる。さ
らに、上記の提案によれば、記録感度のうち、光変調方
式におけるバイトエラーレートBERが5.0×10-5
以下となる記録パワー下限値Pmin も著しく低下する。
そして、分解能40%以上が得られる記録パワー上限値
Pmax とPmin との間の記録パワーマージンもきわめて
広いものとなる。
なう方法には、光変調方式と磁界変調方式がある。光変
調方式では、変調した記録レーザ光で記録を行うのに対
し、磁界変調方式では、光ヘッドから集光した記録レー
ザー光をディスクの記録層にDC的に照射してその温度
を上昇させておき、これと同時に、変調された磁界を光
ヘッドと反対側に配置した磁気ヘッドから記録層に印加
し、記録を行なう。従って、この方式ではオーバーライ
ト記録が可能であり、書き換え可能型ディスク(ミニデ
ィスクMD)などへの応用が実現しつつある。
を照射するため、光変調方式とは熱のかかり方が異な
り、よりジッタの発生が多くなる。前記のMD規格で
は、CLV線速1.4m/s 、印加磁界200OeにてEF
M信号を記録し、3T信号のジッタが40nsecを切る小
さい方のパワーをPmin 、大きい方のパワーをPmax と
したとき、1.4×Pmin を最適パワー、(Pmax −P
min )/2を記録パワーマージンとしており、これら最
適パワーが小さく、マージンが広いことが望まれるのは
前記と同様である。
最適パワーと広い記録パワーマージンを示す層構成で
も、磁界変調方式の記録においては必ずしも最適の最適
パワーと記録パワーマージンとを示すものではないこと
が判明した。
は、小さい最適パワーと、広い記録パワーマージンを示
す磁界変調方式の記録用の光磁気記録媒体を提供するこ
とである。
(1)〜(10)の本発明により達成される。 (1)基板上に、順に、第1の誘電体層、記録層、第2
の誘電体層、金属反射層および保護コートを有し、前記
第1の誘電体層の厚さを、記録光波長での厚さ−反射率
曲線における最も薄い厚さでの反射率の第1極小点t
min よりも薄い厚さとし、磁界変調方式により光磁気記
録を行う光磁気記録媒体。 (2)前記第1の誘電体層の厚さが30nm以上、0.9
9tmin 以下である上記(1)の光磁気記録媒体。 (3)前記第1の誘電体層の屈折率nが1.8〜3.0
である上記(1)または(2)の光磁気記録媒体。 (4)前記第1の誘電体層が窒化ケイ素を主成分とする
上記(1)〜(3)のいずれかの光磁気記録媒体。 (5)前記第2の誘電体層の屈折率nが1.8〜3.0
であり、厚さが80nm以下である上記(1)〜(4)の
いずれかの光磁気記録媒体。 (6)前記第2の誘電体層が窒化ケイ素を主成分とする
上記(1)〜(5)のいずれかの光磁気記録媒体。 (7)前記第2の誘電体層が、Yを含む希土類元素の1
種以上の酸化物と、酸化ケイ素と、窒化ケイ素とを含有
する上記(1)〜(5)のいずれかの光磁気記録媒体。 (8)前記記録層が、希土類元素とFeとを含有する上
記(1)〜(7)のいずれかの光磁気記録媒体。 (9)前記記録層が5〜15at% のCoと2〜10at%
のCrを含有し、Co/Crの原子比が0.5〜5.0
である上記(8)の光磁気記録媒体。 (10)前記記録層の厚さが10〜1000nmである上
記(1)〜(9)のいずれかの光磁気記録媒体。
射率の第1極小点(最小極小反射率膜厚)tmin よりも
薄い厚さとして十分な反射率を得るとともに、熱容量を
小さくし、下方の樹脂基板の蓄熱効果をより有効に発揮
させて感度を向上させる。この感度向上により、Pmin
が低下し、最適記録パワーPo が低下するが、これと同
時に記録パワーマージンも拡大するという予想外の効果
が生じる。このような効果は、従来知られておらず、こ
のため従来の媒体では、tmin より薄い第1の誘電体層
を用いた例はない。
で、成膜時間が短縮化する。第1の誘電体層は窒化ケイ
素等の誘電体物質であり、そのスパッタ等の成膜には時
間を要し、冷却手段も必要とするので成膜時間の短縮化
による量産性の向上はきわめて大なるものとなる。しか
も感度が向上するので、より一層キュリー点Tcの高い
記録層材料が使えるようになり、この結果C/Nが向上
し、温度特性が向上し、高温下で使用しても特性劣化が
ないような媒体設計をすることができる。
に説明する。本発明の光磁気記録媒体の好適例が図1に
示される。この光磁気記録媒体1は、基板2上に、第1
の誘電体層4、記録層5、第2の誘電体層6および反射
層7を順次積層したものである。
の誘電体層4は記録層5のエンハンス効果に加え、耐食
性の向上のためにも設けられるものであるが、その厚さ
を反射率の第1極小点tminより薄くすることによ
り、それ自体の熱容量を小さくし、下方樹脂基板による
蓄熱効果を有効に発揮させる。これにより、前記のとお
り、感度が向上し、ジッタ40nsecを切る記録パワ
ーをPmin、Pmaxとしたとき、Pminが低下
し、最適パワー1.4Pminも低下する。また、記録
パワーマージン(Pmax−Pmin)/2が拡大す
る。
るならば、反射率−膜厚曲線には、膜内での干渉効果に
より極大点、極小点が周期的に表れる。1例として、記
録光波長780nmにおけるSiNxの膜厚と反射率との
関係を図2に示す。図2のカーブは、SiNxのxの値
を変化させて屈折率nを変化させたときのシミュレーシ
ョンカーブであり、図中これには実測値がプロットされ
ている。これらからわかるように、シミュレーションカ
ーブと実測値はきわめてよい一致をみており、n=2.
0では76nm付近、n=2.3では63nmに最も薄い膜
厚での極小点、すなわち第1極小点tmin が存在するこ
とがわかる。そこで本発明では、このtmin より薄い膜
厚で所定の反射率を確保しようというものである。な
お、従来tmin より薄い膜厚を用いなかったのは、耐食
性、信頼性の点で厚い膜厚で反射率を高めた方がよいの
ではないかと考えられていたからである。
nm程度の膜厚とすれば十分な耐食性、信頼性が得られる
ことが判明した。これらから、第1の誘電体層4の厚さ
は好ましくは30nm以上、特に40nm以上、さらには4
5nm以上とし、またその上限は好ましくは0.99tmi
n 、特に0.98tmin 、さらには0.96tmin とす
ればよい。なお、tmin は一般に40〜90nm程度であ
る。
実部)nは1.8〜3.0、特に1.8〜2.5とする
ことが好ましい。nが小さすぎるとカー回転角が小さく
なり、出力が低下し、大きすぎると出力が低下し、ノイ
ズが増大する。
物、窒化物、硫化物、例えば、SiO2 、SiO、Al
N、Al2 O3 、Si3 N4 、ZnS、BN、TiO
2 、TiN等ないしこれらの混合物などの各種誘電体物
質を用いる。これらのうちでは、特に窒化ケイ素を主成
分(好ましくは窒化ケイ素90重量%以上)とするか、
あるいは実質的に窒化ケイ素からなるものが好ましい。
そして、その成膜には、種々の気相成膜法を用いること
ができるが、通常スパッタ法を用いることが好ましい。
スパッタ法としては対応する組成の焼結体をターゲット
として用いても、窒素等を用いた反応性スパッタを用い
てもよい。
は、記録層5のエンハンス効果と耐食性の向上のために
設けられるものである。従って、第1の誘電体層4と同
様の材質はいずれも使用可能である。ただし、本発明で
は、金属反射層7を設けたときの蓄熱効果付与による感
度向上や、記録パワーマージン拡大の機能を発揮する点
で、窒化ケイ素を好ましくは90重量%以上含むもの、
あるいは一種以上の希土類元素(Yを含む)の酸化物
と、酸化ケイ素と、窒化ケイ素とが含有されるものが好
ましく、特に希土類元素の酸化物と酸化ケイ素と、窒化
ケイ素とを含むものが最適である。
Y、La〜Sm、Eu〜Lnのいずれであってもよく、
これらの1種以上が含有される。これらのうち、Yを含
むランタノイド元素、特に少なくともLaおよびCeの
うち1種以上が含有されることが好ましい。Laおよび
Ceの酸化物としては、通常、La2 O3 およびCeO
2 である。これらは、一般に化学量論組成であるが、こ
れらから偏奇したものであってもよい。Laおよび/ま
たはCeが含まれる場合、LaおよびCeの酸化物はい
ずれか一方であってもよく、両者が含有されてもよい
が、両者が含有される場合、その量比は任意である。ま
た、Laおよび/またはCeの酸化物の他、Y、Er等
の希土類元素の酸化物が希土類酸化物中10at%(金属
換算)程度以下含有されていてよい。また、これらの
他、Fe、Mg、Ca、Sr、Ba、Al等の酸化物が
含有されていてもよい。これらの元素のうち、Feは、
10at%以下、また、その他の元素は合計で10at%以
下含有されてもよい。
土類酸化物に加え、酸化ケイ素と窒化ケイ素が含有され
る。酸化ケイ素は通常SiO2、SiO、また窒化ケイ
素はSi3N4の形で含有される。これらはこの化学量
論組成から偏奇していてもよい。また、このような第2
の誘電体層6中の希土類元素酸化物とSi化合物との量
比は、それぞれ化学量論組成換算で、希土類元素酸化物
の合計/(Si化合物+希土類元素酸化物の合計)とし
て、0.05〜0.5(モル比)程度であり、化学量論
組成換算で、5〜50モル%の希土類元素酸化物を含有
することが好ましい。この比が小さすぎると、出力が低
下し、高温高湿下での耐久性に乏しくなってくる。ま
た、大きすぎると、ノイズが増加し、高温高湿下での耐
久性に乏しくなってくる。なお、希土類元素/Siの原
子比は0.03〜0.6程度である。また、第2の誘電
体層6中のO/N原子比は、0.2〜3程度である。こ
の比が小さすぎると、高温高湿下での耐久性に乏しくな
り、大きすぎると出力が低下し、経時劣化が生じてく
る。これら原子比の測定には、オージェ電子分光あるい
はEDS等の分析手段を用いればよい。なお、第2の誘
電体層6中には、厚さ方向に酸素および窒素の濃度勾配
が存在してもよい。
nmにおける屈折率(複素屈折率の実部)nは、好まし
くは1.8〜3.0、より好ましくは1.8〜2.5と
する。屈折率が1.8未満であると、カー回転角が小さ
く、出力が低下する。また、3.0を越えると、出力が
低下し、またノイズが増加する。
は、スパッタ法を用いることが好ましい。ターゲットと
しては、希土類酸化物、好ましくはLa2 O3 および/
またはCeO2 と、SiO2 およびSi3 N4 の混合物
の焼結体を用いることが好ましい。この場合、希土類酸
化物、特にLa2 O3 および/またはCeO2 の一部ま
たは全部を、発火合金であるアウエルメタル、ヒューバ
ーメタル、ミッシュメタル、ウェルスバッハメタル等の
酸化物に換えて用いることもできる。また、これに準
じ、その他の気相成膜法、例えばCVD法、蒸着法、イ
オンプレーティング法等を適宜用いることも可能であ
る。なお、誘電体層中の不純物として、成膜雰囲気中に
存在するAr、N2 等が入ってもよい。その他、Fe、
Ni、Cr、Cu、Mn、Mg、Ca、Na、K等の元
素が不純物として入りうる。
下、好ましくは5〜60nm、特に5〜50nmとすること
が好ましい。光透過率を高め、出力を向上するために
は、膜厚は薄くすることが好ましいが、第2の誘電体層
6上に設けられる反射層7に熱伝導率の小さい材質を用
いれば、その膜厚をより薄くすることができる。なお、
膜厚が薄すぎるとノイズが増加し、厚すぎると出力やC
/Nが劣化してくる。このような第2の誘電体層6は、
膜応力が小さく、ヒートサイクル下での耐久性が良好で
ある。また記録層の保護効果も高い。
金属反射層7の材質は、公知の各種金属材料、例えばA
u、Ag、Al、Cu、Cr、Ni、TiおよびFe等
の金属やその合金のいずれであってもよい。これらのう
ちでは、Al、Niあるいはこれらの合金、特にAl系
合金やNi系合金は、本発明の第2の誘電体層と組み合
わせたとき所定の反射率を示し、出力が向上し、すぐれ
た感度および記録パワーマージン向上効果を発揮する点
で好ましい。
含有し、これにNi、Fe、V、Mo、Hf、W、A
u、Si、Mg、Mn、Cr、Ta、Ti、Re、Z
n、In、Pb、P、Sb、Cu、Zr、Nb、Bi等
の一種以上を含有させたものが好適である。Al系合金
は、記録パワーマージン拡大効果の点でもっとも優れて
いる。またC/Nもきわめて高くなる。そして、記録感
度も向上する。特に、Niを20wt%以下、特に1〜1
0wt%含有し、残実質的にAlのAl−Ni合金は好適
である。
っともすぐれた記録感度向上効果を示す点で特に好まし
いこれらのうちでは、特にNiを35〜75wt%含有
し、これにCo、Cr、Mo、W、Feの1種以上を含
有するものが好ましい。そして、これらのうち、Niを
35〜75wt%、特に40〜70wt%、Coを0.1〜
5wt%、特に0.5〜5wt%、Crを0.1〜25wt
%、特に0.5〜25wt%、Wを0〜6wt%、Moを2
〜30wt%、特に5〜30wt%、およびFeを0.1〜
25wt%、特に1〜22wt%含有する、いわゆるハステ
ロイ合金は特に好ましい。この場合、これらに加え、3
wt%以下の範囲のCu、Nb、Taや、2wt%以下のM
nや、1wt%以下のSi、Ti等が含有されていてもよ
い。これらNi系合金では、前記第2の誘電体層と組み
合わせたとき、きわめて高い感度が実現する。また、熱
伝導率の低いNi系合金を用いることにより、第2の誘
電体層6の厚さを薄くして出力を向上するとともに金属
反射層7そのものの膜厚も薄くすることができる。
150nm、より好ましくは50〜100nmとすればよ
い。膜厚が必要以上に薄くなると、金属反射層7積層効
果がなくなり出力やC/Nが低下してしまう。厚すぎる
と感度が低下する。
率は、15%以上であることが好ましく、また反射層7
の複素屈折率の実部nは1.5〜3.5、虚部消衰係数
kは2.5〜7.0とするのが好ましい。このような反
射層7はスパッタ、蒸着、イオンプレーティング等によ
り形成することができるが、特にスパッタによって形成
されることが好ましい。
設層される。保護コート8は、例えば紫外線硬化樹脂等
の各種樹脂材質から、通常は、0.1〜100μm程度
の厚さに設層すればよい。保護コート8は、層状であっ
てもシート状であってもよい。保護コート8は、特にア
クリレート系等の放射線硬化型化合物および光重合増感
剤を含有する塗膜を放射線硬化したものであることが好
ましい。
がその上に設層される記録層5は、変調された熱ビーム
あるいは変調された磁界により、情報が磁気的に記録さ
れるものであり、記録情報は磁気−光変換して再生され
るものである。記録層5は、光磁気記録が行えるもので
あればその材質に特に制限はないが、希土類金属元素を
含有する合金、特に希土類金属と遷移金属との合金を、
スパッタ、蒸着、イオンプレーティング等、特にスパッ
タにより、非晶質膜として形成したものであることが好
ましい。
Gd、Sm、Ceのうちの1種以上を用いることが好ま
しい。希土類金属は15〜23at%程度含有される。
遷移金属としては、FeおよびCoが好ましい。この場
合、FeとCoの総含有量は、55〜85at%である
ことが好ましい。
TbFeCo、DyTbFeCo、NdDyFeCo、
NdGdFeCo等がある。なお、記録層中には、30
at%以下の範囲でCr、Al、Ti、Pt、Si、M
o、Mn、V、Ni、Cu、Zn、Ge、Au等が含有
されてもよい。また、10at%以下の範囲で、Sc、
Y、La、Ce、Pr、Pm、Sm、Eu、Ho、E
r、Tm、Yb、Lu等の希土類金属元素を含有しても
よい。このような記録層5の層厚は、通常、10〜10
00nm程度である。これらのうちでは、5〜15at% の
Coと2〜10at% のCrとを含有し、Co/Crの原
子比が0.5〜5.0であるものは150〜170℃の
キュリー点Tcを示し、良好な温度特性を示すので好適
である。
層3が設層されてもよいが、その材質としては、ガラ
ス、例えばホウケイ酸ガラス、バリウムホウケイ酸ガラ
ス、アルミニウムホウケイ酸ガラス等あるいはこのもの
にSi3N4等を含むものなどを用いればよい。なかで
も、SiO340〜80wt%のホウケイ酸ガラス、バ
リウムホウケイ酸ガラス、アルミニウムホウケイ酸ガラ
スや、これらのSiO2の一部をSi3N4等で置換し
たものが好ましい。保護層3の膜厚は30〜150nm
程度とすればよい。
900nm程度、特に600〜850nm程度の半導体
レーザー光、特に780nm)に対し、実質的に透明
(好ましくは透過率80%以上)な材質から形成され
る。これにより、基板裏面側からの記録および再生が可
能となる。基板材質としては樹脂やガラスを用いる。樹
脂としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ア
モルファスポリオレフィン等の各種熱可塑性樹脂が好適
である。なお、必要に応じ、基板2の外表面や、外周面
等に酸素遮断性の被膜を形成してもよい。また、基板2
の記録層5形成面には、トラッキング用のグループが形
成されていてもよい。基板2の裏面(記録層5を設けて
いない側の面)には各種保護膜としてのコーティングを
行うことが好ましい。コーティイングの材質としては、
前述した有機保護コート層8の材質と同様なものとして
もよい。
される。この方式では、通常、光磁気記録ディスクの表
面(記録層側)上に磁気ヘッドを配置し、ディスクの裏
面上に光ヘッドを配置して、光ヘッドから一定強度のレ
ーザー光を基板を通して記録層に照射し、変調された磁
界を磁気ヘッドから記録層のレーザースポット部に印加
して記録を行なう。磁気ヘッドと光ヘッドとは位置関係
が固定されており、これらはディスクの径方向に一体的
に移動して所定トラックへアクセスする。印加磁界は8
0〜300Oe程度とする。本発明において用いる磁気ヘ
ッドや光ヘッドの構成に特に制限はなく、通常の磁界変
調方式の光磁気記録に用いられる各種磁気ないし光ヘッ
ドから適宜選択すればよい。
る。
グネトロンスパッタにより種々の膜厚のSiNx膜を成
膜した。SiNx膜としては、x=1.30、n=2.
0、k≒0と、x=0.75、n=2.3、k≒0との
2種の膜を成膜した。この場合、nはエリプソメータに
よって測定した。また、これらのn、kを用いシミュレ
ーションにより、780nmにおける膜厚−反射率曲線を
求めた。シミュレーション結果と実測値を図2に示す。
4mm径、厚さ1.2mmの基板サンプルを得た。この
基板上に、上記のSiNxの第1の誘電体層を高周波マ
グネトロンスパッタにより設層した。x=1.30、n
=2.0についてはtmin(76nm)未満の58n
mと、tmin以上の100nm、x=0.75、n=
2.3についてはtmin(63nm)未満の30nm
と、tmin以上の95nmとして、互いに反射率を揃
えた。次に、この第1の誘電体層上に、Tb19Fe
65Co8Cr8(Tc150℃)の組成を有する記録
層を、スパッタにより層厚20nmに設層した。
モル%、SiO220モル%およびSi3N450モル
%を含有する第2の誘電体層を高周波マグネトロンスパ
ッタにより形成した。膜厚は20nm、n=2.0、k
≒0、希土類元素/Siの原子比は0.35であった。
周波マグネトロンスパッタにより膜厚90nmとなるよう
に設層した。この金属反射層の組成は、Al 97.0
at%、Ni 3.0at% であった。
護コートは、オリゴエステルアクリレートを含有する紫
外線硬化型樹脂を塗布した後、紫外線硬化して5μm 厚
の膜厚とした。なお、膜組成は、オージェ分光分析にて
測定した。
率、(2)最適記録パワーおよび記録パワーマージンを
測定した。
mでの反射率を光磁気記録ディスク検査機で測定した。
マージン ディスクをCLV1.4m/s で回転し、780nmの連続
レーザ光を照射しつつ200Oeの印加磁界で磁界変調し
て、EFM信号を記録した。記録パワーを変化させて3
T信号のジッタを測定し、ジッタが40nsecを切るパワ
ーPmin 、Pmax を測定し、最適記録パワーPo =1.
4Pmin と記録パワーマージン(Pmax−Pmin )/2
を算出した。これらの結果を表1に示す。
の膜厚をtmin 未満とすることにより、同一反射率に設
計したtmin 以上の膜厚のときと比較して、Po が低下
し、マージンが拡大することがわかる。
電体層と、実施例1のLaSiONの第2の誘電体層お
よびSiNx(x=1.30)n=2.0、k≒0)の
第2の誘電体層とを用いその膜厚を下記表2のように設
定して実験を行った。なお、Al−Ni反射層の厚さは
60nmとした。結果を表2に示す。
の第2の誘電体層のすぐれた効果が明らかである。
厚さの第1の誘電体層を用いる場合において、記録層の
組成をTb18.0Fe64.0Co10.0Cr
8.0(Tc160℃)にかえてディスクを作製した。
また、記録層として実施例1のTb19.0Fe
65.0Co8.0Cr8.0(Tc150℃)を用
い、第1の誘電体層をSiNx(tmin=76nm、
x=1.30、n=2.0)、膜厚120nm、第2の
誘電体層をSiNx,x=1.30、n=2.0、膜厚
40nmとしたディスクを得た。両ディスクのAlNi
反射層の厚さは60nmであり、反射率はともに20%
である。これらディスクの室温と70℃雰囲気下でのP
0と、70℃でのジッタ増加量を測定した。
より一層高いTcの記録層の使用が可能であり、温度特
性が向上することがわかる。
ある。
グラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板上に、順に、第1の誘電体層、記録
層、第2の誘電体層、金属反射層および保護コートを有
し、 前記第1の誘電体層の厚さを、記録光波長での厚さ−反
射率曲線における最も薄い厚さでの反射率の第1極小点
tmin よりも薄い厚さとし、 磁界変調方式により光磁気記録を行う光磁気記録媒体。 - 【請求項2】 前記第1の誘電体層の厚さが30nm以
上、0.99tmin 以下である請求項1の光磁気記録媒
体。 - 【請求項3】 前記第1の誘電体層の屈折率nが1.8
〜3.0である請求項1または2の光磁気記録媒体。 - 【請求項4】 前記第1の誘電体層が窒化ケイ素を主成
分とする請求項1〜3のいずれかの光磁気記録媒体。 - 【請求項5】 前記第2の誘電体層の屈折率nが1.8
〜3.0であり、厚さが80nm以下である請求項1〜4
のいずれかの光磁気記録媒体。 - 【請求項6】 前記第2の誘電体層が窒化ケイ素を主成
分とする請求項1〜5のいずれかの光磁気記録媒体。 - 【請求項7】 前記第2の誘電体層が、Yを含む希土類
元素の1種以上の酸化物と、酸化ケイ素と、窒化ケイ素
とを含有する請求項1〜5のいずれかの光磁気記録媒
体。 - 【請求項8】 前記記録層が、希土類元素とFeとを含
有する請求項1〜7のいずれかの光磁気記録媒体。 - 【請求項9】 前記記録層が5〜15at% のCoと2〜
10at% のCrを含有し、Co/Crの原子比が0.5
〜5.0である請求項8の光磁気記録媒体。 - 【請求項10】 前記記録層の厚さが10〜1000nm
である請求項1〜9のいずれかの光磁気記録媒体。
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