JP3138514B2 - 情報光記録媒体とその記録再生方法 - Google Patents

情報光記録媒体とその記録再生方法

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JP3138514B2 JP03290036A JP29003691A JP3138514B2 JP 3138514 B2 JP3138514 B2 JP 3138514B2 JP 03290036 A JP03290036 A JP 03290036A JP 29003691 A JP29003691 A JP 29003691A JP 3138514 B2 JP3138514 B2 JP 3138514B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光により2値情
報の記録再生を行う光ディスク等の書換の可能な情報光
記録媒体とその記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に書換可能な情報光記録媒体として
は、カー効果を利用した光磁気形のものと、結晶状態と
非晶状態の2つの状態間の可逆的変化を利用した相変化
形のものとがある。
【0003】相変化形のものとしては、TeGeSnO
膜を相変化層としたもの(例えば、特開昭62−787
49号公報参照)等種々ある。図2に、その代表的な従
来の情報光記録媒体を示す。
【0004】図2に示す情報光記録媒体は、基板1の上
に第1の透明干渉層22、その上に相変化層23、その
上に第2の透明干渉層24、その上にAlTi合金等の
反射層25、その上に保護層26を順に設けたものであ
る。
【0005】このような構成の情報光記録媒体に対する
2値情報の記録再生には、次に述べるような2つの方法
がある。その1つは、図2に示すような構成の情報光記
録媒体のままで、レーザ光を基板1を通して入射するこ
とにより2値情報の記録再生を行う方法である。他の1
つは、保護層26の上にホットメルト剤を塗布すること
により、図2の情報光記録媒体を2枚、基板1が外側に
なるように貼り合わせた状態で記録再生を行う方法であ
る。
【0006】記録および再生用のレーザ光は基板1を通
して入射し、相変化層23の近傍でおよそ直径1.4μ
mになるようにフォーカシング・サーボにより集光され
る。レーザ光源としては波長8300オングストローム
前後の半導体レーザが用いられる。
【0007】基板1としてはポリカーボネイト樹脂板
や、フォトポリマのついたガラス板や、フォトポリマの
ついたアクリル樹脂板が用いられる。この基板1には、
トラッキング・サーボ用に案内溝や案内ピットが一般に
形成されている。
【0008】2値情報を記録するには、情報「1」に対
応させて高パワーのレーザ光を照射し、情報「0」に対
応させて中間パワーのレーザ光を照射する。これによ
り、高パワーのレーザ光が照射された部分の層変化層は
溶融し、その後急冷凝固することにより非晶状態の記録
マークが形成される。一方、中間パワーのレーザ光が照
射された部分の相変化層は溶融せずに結晶状態にされ
る。
【0009】2値情報を再生するには、相変化層の状態
を変化させない程度の低いパワーのレーザ光を移動させ
ながら照射することにより、情報光記録媒体からの反射
光量が相変化層の状態の違いにより異なることを検出す
ることにより行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、情報光記録
媒体とその記録再生方法には、次のことが要求される。
すなわち、高速な書換記録が可能であること、記録
感度が高いこと、C/N、消去率等の信号品質が良好
であること、および高温高湿度環境に長時間保存して
おいても上記記録再生特性に劣化がないこと、である。
【0011】しかしながら、上述した従来の情報光記録
媒体とその記録再生方法では、上記要求を十分に満足す
ることはできない。さらに、このような情報光記録媒体
とその記録再生方法は、現在各所で研究・開発さてれい
るにも拘らず、現状では上記要求に対応できていないと
いう欠点がある。
【0012】そこで、本発明の技術的課題は、高速な書
換記録が可能な情報光記録媒体とその記録再生方法を提
供することにある。
【0013】本発明の他の技術的課題は、記録感度が高
い情報光記録媒体とその記録再生方法を提供することに
ある。
【0014】本発明のさらに他の技術的課題は、C/
N、消去率等の信号品質が良好な情報光記録媒体とその
記録再生方法を提供することにある。
【0015】本発明のもっと別の技術的課題は、高温高
湿度環境に長時間保存しておいても上記記録再生特性に
劣化がない情報光記録媒体とその記録再生方法を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の情報光記録媒体
は、基板上に、少なくとも、第1の透明干渉層と相変化
層と第2の透明干渉層と反射層と保護層とをこの順序に
設け、レーザ光を前記基板を通して前記相変化層に集束
して照射することにより、2値情報の記録を前記相変化
層が結晶状態か非晶状態に対応させることにより行い、
レーザ光を前記基板を通して前記相変化層に集束して移
動させながら照射することにより、前記2値情報の再生
を行うようにした情報光記録媒体であって、前記第1の
透明干渉層はZnSとSiO2 との混合物の膜であり、
前記相変化層はGe1 Sb2 Te4 の化合物組成の膜で
あり、前記第2の透明干渉層はZnSとSiO2 との混
合物の膜であり、前記反射層はNiCr合金の膜であ
り、それぞれの層の厚さは、前記第1の透明干渉層が1
000〜1500オングストロームの範囲、前記相変化
層が200〜500オングストロームの範囲、前記第2
の透明干渉層が1500〜3000オングストロームの
範囲、前記反射層が200〜1000オングストローム
の範囲に設定されていることを特徴とする。
【0017】また、本発明の情報光記録媒体の記録再生
方法は、基板上に、少なくとも、ZnSとSiO2 との
混合物で厚さが1000〜1500オングストロームの
第1の透明干渉層と、Ge1 Sb2 Te4 の化合物組成
で厚さが200〜500オングストロームの相変化層
と、ZnSとSiO2 との混合物で厚さが1500〜3
000オングストロームの第2の透明干渉層と、NiC
r合金で厚さが200〜1000オングストロームの反
射層と、保護層とが、この順序に積層して構成された情
報光記録媒体に対して2値情報を記録再生する方法であ
って、記録したい2値情報に対応させて高パワーのレー
ザ光照射と中間パワーのレーザ光照射とを行うことによ
り、前記相変化層の昇温後の冷却速度を臨界速度に比べ
て速い場合と遅い場合とに対応させ、前記相変化層の状
態を非晶状態と結晶状態とに対応させて2値情報を記録
し、低パワーのレーザ光照射を行うことにより、前記相
変化層の状態の違いを読出して2値情報を再生すること
を特徴とする。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例による情報光記録
媒体の概略断面図である。
【0020】図1に示す情報光記録媒体は、基板1上に
ZnSとSiO2 との混合物で厚さが1000〜150
0オングストロームの第1の透明干渉層2を設け、その
上にGe1 Sb2 Te4 の化合物組成で厚さが200〜
500オングストロームの相変化層3を設け、その上に
ZnSとSiO2 との混合物で厚さが1500〜300
0オングストロームの第2の透明干渉層4を設け、その
上にNiCr合金で厚さが200〜1000オングスト
ロームの反射層5を設け、その上にUV硬化樹脂等の保
護層6を設けたものである。
【0021】このような構成の図1に示す情報光記録媒
体に対する2値情報の記録再生には、次に述べるような
2つの方法がある。その1つは、図1に示すような構成
の情報光記録媒体のままで、レーザ光を基板1を通して
入射することにより2値情報の記録再生を行う方法であ
る。他の1つは、保護層6の上にホットメルト剤を塗布
することにより、図1の情報光記録媒体を2つ基板1が
外側になるように貼り合わせた状態で記録再生を行う方
法である。
【0022】記録および再生用のレーザ光は基板1を通
して入射し、相変化層3の近傍でおよそ直径1.2〜
1.4μmになるようにフォーカシング・サーボにより
集光される。レーザ光源としては波長6700〜830
0オングストローム前後の半導体レーザが用いられる。
【0023】基板1としてはポリカーボネイト樹脂板
や、フォトポリマのついたガラス板や、フォトポリマの
ついたアクリル樹脂板を用いる。この基板1には、トラ
ッキング・サーボ用に案内溝や案内ピットを形成してお
くことが望ましい。トラックピッチは1.0〜1.6μ
m前後である。
【0024】第1の透明干渉層2と第2の透明干渉層4
のZnSとSiO2 との混合物の膜は、SiO2 の存在
率を10〜20モル%にすることにより屈折率をおよそ
2.2にすることが望ましい。
【0025】相変化層3はGe1 Sb2 Te4 の化合物
組成が望ましいが、それにNを少し添加した膜を用いて
も良い。
【0026】反射層5はNiの含有量が80重量%のN
iCr合金膜が望ましい。この膜は反射性が高からず低
からずなので、相変化層3での吸収率を相変化膜が結晶
状態の場合と非晶状態の場合とでほとんど差がないよう
にできる。
【0027】保護層6は高パワーのレーザ光照射でも反
射層5が変形しないようようにするものである。
【0028】本発明の情報光記録媒体に対して記録再生
する場合、媒体線速度が11.3m/秒および22.6
m/秒のときに、C/N、消去率、ジッタ、および記録
感度が良好である。その理由は、それぞれの膜材料と厚
さが光学特性、熱特性、機械特性の観点で最適に積層さ
れたためと考えれる。また、本発明の情報光記録媒体は
高温高湿度の環境下での長時間保存性が良好である。そ
の理由は、種々の媒体を作製して見出したためであり、
各膜材料と厚さとの因果関係は定かではなく、総合的に
得られたものである。
【0029】以下に具体例について図1を参照して説明
する。
【0030】[具体例1]1.4μmピッチに案内溝が
形成されている直径130mm、厚さ1.2mmのポリ
カーボネイト樹脂基板1をスパッタ装置内に搭載し、1
×10-6Torr以下に真空排気した後、ポリカーボネ
イト樹脂表面をおよそ5オングストローム程度逆スパッ
タした。しかる後、ZnSとSiO2 との混合物(Si
2 の含有量は17モル%)の焼結ターゲットをアルゴ
ンガスでスパッタすることにより1400オングストロ
ーム厚のZnSとSiO2 との混合物から成る第1の透
明干渉層2を設けた。
【0031】次に、Ge1 Sb2 Te4 ターゲットをア
ルゴンと窒素との混合ガス(窒素ガス分圧は0.26
%)でスパッタすることにより、250オングストロー
ム厚のGeSbTeNの相変化層3を形成した。
【0032】次に、ZnSとSiO2 との混合物(Si
2 の含有量は17モル%)の焼結ターゲットをアルゴ
ンガスでスパッタすることにより2000オングストロ
ーム厚のZnSとSiO2 との混合物から成る第2の透
明干渉層4を設けた。
【0033】その上に、NiCr(Niの含有量は80
重量%)ターゲットをアルゴンガスでスパッタすること
により500オングストローム厚のNiCrから成る反
射層5を設けた。
【0034】この後、スパッタ装置から、上記のように
基板1上に第1の透明干渉層2と相変化層3と第2の透
明干渉層4と反射層5とを設けたものを、大気中に取り
出し、この反射層5の上にUV硬化樹脂をスピンコート
し、UV照射することにより、UV硬化樹脂から成る1
0μm厚の保護層6を形成した。
【0035】これにより、図1に示すような情報光記録
媒体(ディスク)を構成することができた。このような
ディスクを2枚、基板1が外側で各膜が内側になるよう
にしてホットメルトで貼り合わせた。
【0036】この貼合わせたディスク上に、媒体線速度
5.65m/秒一定で楕円形状のレーザ光を照射するこ
とにより、2値情報を記録すべき領域の相変化層3の結
晶状態をそろえた。しかる後、2値情報を記録すべき全
領域にランダムパターンの3値記録を10回行うことに
より初期化を行い、情報光記録媒体を作製した。
【0037】このようにして作製した情報光記録媒体を
3600rpmで回転させ、波長7800オングストロ
ームの半導体レーザ光を基板1を通して相変化層3上で
およそ直径1.4μmに絞って照射した。トラッキング
・サーボおよびフォーカシング・サーボに用いる再生パ
ワーを1.5mWとした。
【0038】半径30mmの位置(媒体線速度は11.
3m/秒)に記録周波数2.12MHzの信号をデュ−
ティ50%で11mWの高パワー、5mWの中間パワー
で、8.37MHzの信号の上に重ね書き記録を行った
ところ、55dBのC/Nが得られた。そのときの消去
率は25dBであった。したがって、作製した情報光記
録媒体は、良好な記録再生特性をもつ情報光記録媒体で
あることが確認された。
【0039】また、半径60mmの位置(媒体線速度は
22.6m/秒)に記録周波数2.12MHzの信号を
デュ−ティ50%で17mWの高パワー、10mWの中
間パワーで、8.37MHzの信号の上に重ね書き記録
を行ったところ、55dBのC/Nが得られた。そのと
きの消去率は32dBであった。したがって、作製した
情報光記録媒体は、良好な記録再生特性をもつ情報光記
録媒体であることが確認された。
【0040】この情報光記録媒体を80℃の高温、90
%の高湿度環境下で1000時間保存した後でも、その
情報光記録媒体には酸化や剥離はなく、実用に供せる情
報光記録媒体であることが確認された。
【0041】[比較例]具体例1の情報光記録媒体に比
べて反射層がAlTi(Tiの含有量は1重量%)であ
る媒体(以下、比較媒体と呼ぶ)を作製し、記録再生特
性を測定した。その結果、比較媒体では、媒体線速度が
22.6m/秒の場合の消去率が20dB程度であり、
あまり良好ではなかった。また、比較媒体に対してオー
バーライトを行ったときのジッタの増加量も大きく良好
ではなかった。
【0042】[具体例2]具体例1と同様にして、第1
の透明干渉層2の厚さを1300オングストローム、相
変化層3の厚さを250オングストローム、第2の透明
干渉層4の厚さを2100オングストローム、反射層5
の厚さを500オングストロームとした情報光記録媒体
を作製した。
【0043】具体例1と同様にして、記録再生特性と高
温高湿度環境長時間保存性とを評価したところ、実用に
供せる情報光記録媒体であることが確認された。
【0044】[具体例3]具体例1と同様にして、第1
の透明干渉層2の厚さを1300オングストローム、相
変化層3の厚さを250オングストローム、第2の透明
干渉層4の厚さを2100オングストローム、反射層5
の厚さを300オングストロームとした情報光記録媒体
を作製した。
【0045】具体例1と同様にして、記録再生特性と高
温高湿度環境長時間保存性とを評価したところ、実用に
供せる情報光記録媒体であることが確認された。
【0046】[具体例4]具体例1と同様にして、第1
の透明干渉層2の厚さを1250オングストローム、相
変化層3の厚さを250オングストローム、第2の透明
干渉層4の厚さを2200オングストローム、反射層5
の厚さを200オングストロームとした情報光記録媒体
を作製した。
【0047】具体例1と同様にして、記録再生特性と高
温高湿度環境長時間保存性とを評価したところ、実用に
供せる情報光記録媒体であることが確認された。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報光記
録媒体とその記録再生方法は、高速の書換記録が可能で
あり、記録感度が高く、かつC/N、消去率等の信号品
質が良好で、しかも高温高湿度環境下で長時間保存して
おいても上記記録再生特性に劣化がない情報光記録が可
能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報光記録媒体を示す
概略断面図である。
【図2】従来の情報光記録媒体を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 ZnSとSiO2 の混合物の第1の透明干渉層 3 Ge1 Sb2 Te4 の相変化層 4 ZnSとSiO2 の混合物の第2の透明干渉層 5 NiCrの反射層 6 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−9040(JP,A) 特開 平3−88148(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、少なくとも、第1の透明干渉
    層と相変化層と第2の透明干渉層と反射層と保護層とを
    この順序に設け、レーザ光を前記基板を通して前記相変
    化層に集束して照射することにより、2値情報の記録を
    前記相変化層が結晶状態か非晶状態に対応させることに
    より行い、レーザ光を前記基板を通して前記相変化層に
    集束して移動させながら照射することにより、前記2値
    情報の再生を行うようにした情報光記録媒体であって、 前記第1の透明干渉層はZnSとSiO2 との混合物の
    膜であり、前記相変化層はGe1 Sb2 Te4 の化合物
    組成の膜であり、前記第2の透明干渉層はZnSとSi
    2 との混合物の膜であり、前記反射層はNiCr合金
    の膜であり、 それぞれの層の厚さは、前記第1の透明干渉層が100
    0〜1500オングストロームの範囲、前記相変化層が
    200〜500オングストロームの範囲、前記第2の透
    明干渉層が1500〜3000オングストロームの範
    囲、前記反射層が200〜1000オングストロームの
    範囲に設定されていることを特徴とする情報光記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 基板上に、少なくとも、ZnSとSiO
    2 との混合物で厚さが1000〜1500オングストロ
    ームの第1の透明干渉層と、Ge1 Sb2 Te4 の化合
    物組成で厚さが200〜500オングストロームの相変
    化層と、ZnSとSiO2 との混合物で厚さが1500
    〜3000オングストロームの第2の透明干渉層と、N
    iCr合金で厚さが200〜1000オングストローム
    の反射層と、保護層とが、この順序に積層して構成され
    た情報光記録媒体に対して、2値情報を記録再生する方
    法であって、 記録したい2値情報に対応させて高パワーのレーザ光照
    射と中間パワーのレーザ光照射とを行うことにより、前
    記相変化層の昇温後の冷却速度を臨界速度に比べて速い
    場合と遅い場合とに対応させ、前記相変化層の状態を非
    晶状態と結晶状態とに対応させて2値情報を記録し、 低パワーのレーザ光照射を行うことにより、前記相変化
    層の状態の違いを読出して2値情報を再生することを特
    徴とする情報光記録媒体の記録再生方法。
  3. 【請求項3】 媒体線速度が11.3〜22.6m/秒
    の範囲で記録することを特徴とする請求項2記載の情報
    光記録媒体の記録再生方法。
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