JPH052769A - 情報光記録媒体 - Google Patents
情報光記録媒体Info
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- JPH052769A JPH052769A JP3157070A JP15707091A JPH052769A JP H052769 A JPH052769 A JP H052769A JP 3157070 A JP3157070 A JP 3157070A JP 15707091 A JP15707091 A JP 15707091A JP H052769 A JPH052769 A JP H052769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- recording medium
- information
- optical recording
- phase change
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐候性に優れ、重ね書き可能な情報光記録媒
体を提供する。 【構成】 基板１１上に、第１の透明干渉層１２、相変
化層１３、及び第２の透明干渉層１４が順次積層され、
第２の透明干渉層１４上に、ＡｌＮｉ合金からなる反射
層１５が積層され、反射層１５上に保護層１６が積層さ
れている情報光記録媒体。
体を提供する。 【構成】 基板１１上に、第１の透明干渉層１２、相変
化層１３、及び第２の透明干渉層１４が順次積層され、
第２の透明干渉層１４上に、ＡｌＮｉ合金からなる反射
層１５が積層され、反射層１５上に保護層１６が積層さ
れている情報光記録媒体。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光により情報
の記録再生を行う光ディスク等の書替可能な情報光記録
媒体に関する。
の記録再生を行う光ディスク等の書替可能な情報光記録
媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、書替可能な情報光記録媒体とし
て、カー効果を利用した光磁気形のものと、結晶状態と
非晶状態の２つの状態間の過逆的変化を利用した相変化
形のものとがある。
て、カー効果を利用した光磁気形のものと、結晶状態と
非晶状態の２つの状態間の過逆的変化を利用した相変化
形のものとがある。
【０００３】従来の相変化形のものとして、ＴｅＧｅＳ
ｎＯ膜を層変化層としたもの（特開昭６２−７８７４９
号）等種々ある。従来の代表的な情報光記録媒体を図２
に示す。
ｎＯ膜を層変化層としたもの（特開昭６２−７８７４９
号）等種々ある。従来の代表的な情報光記録媒体を図２
に示す。
【０００４】図２に示す情報光記録媒体は、基板１１の
上に、第１の透明干渉層２２、相変化層２３、第２の透
明干渉層２４、ＡｌＴｉ合金の反射層２５、及び保護層
２６を順次積層したものである。
上に、第１の透明干渉層２２、相変化層２３、第２の透
明干渉層２４、ＡｌＴｉ合金の反射層２５、及び保護層
２６を順次積層したものである。
【０００５】基板１１には、ポリカーボネイト樹脂板、
フォトポリマーの付いた硝子板、及びフォトポリマーの
付いたアクリル樹脂板等が用いられる。これらの基板１
１には一般にトラッキングサーボ用案内溝や、案内ピッ
トが形成されている。第１及び第２の透明干渉層２２、
２４には、ＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物等が用いられ
る。また、保護層２６としては、ＵＶ硬化樹脂等が用い
られる。
フォトポリマーの付いた硝子板、及びフォトポリマーの
付いたアクリル樹脂板等が用いられる。これらの基板１
１には一般にトラッキングサーボ用案内溝や、案内ピッ
トが形成されている。第１及び第２の透明干渉層２２、
２４には、ＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物等が用いられ
る。また、保護層２６としては、ＵＶ硬化樹脂等が用い
られる。
【０００６】図２の情報光記録媒体はそのままの構造で
使用されることもあれば、図２の情報記録媒体を２つ用
意し、双方の基板１１が外になるように、保護層２６同
志をホットメルト材で貼り合わせて使用されることもあ
る。
使用されることもあれば、図２の情報記録媒体を２つ用
意し、双方の基板１１が外になるように、保護層２６同
志をホットメルト材で貼り合わせて使用されることもあ
る。
【０００７】情報の記録再生には波長８３００オングス
トローム前後の半導体レーザーが光源として用いられ
る。この光源からのレーザー光を、基板１１側からレー
ザー光を入射させ、フォーカシング・サーボにより相変
化層２３の近傍で径１．４μmになるように集光し、情
報の記録及び再生が行われる。
トローム前後の半導体レーザーが光源として用いられ
る。この光源からのレーザー光を、基板１１側からレー
ザー光を入射させ、フォーカシング・サーボにより相変
化層２３の近傍で径１．４μmになるように集光し、情
報の記録及び再生が行われる。
【０００８】情報を記録するには、情報“１”に第１の
出力パワーのレーザー光を、情報“０”に第１の出力パ
ワーよりも小さい第２の出力パワーのレーザー光を対応
させて、図２の情報光記録媒体に照射する。すると、相
変化層２３の第１の出力パワーのレーザー光が照射され
た部分は溶融し、その後急冷凝固することによって、非
晶状態の記録マークが形成される。また、相変化層２３
の第２の出力パワーのレーザー光が照射された部分は溶
融せず結晶状態の記録マークが形成される。
出力パワーのレーザー光を、情報“０”に第１の出力パ
ワーよりも小さい第２の出力パワーのレーザー光を対応
させて、図２の情報光記録媒体に照射する。すると、相
変化層２３の第１の出力パワーのレーザー光が照射され
た部分は溶融し、その後急冷凝固することによって、非
晶状態の記録マークが形成される。また、相変化層２３
の第２の出力パワーのレーザー光が照射された部分は溶
融せず結晶状態の記録マークが形成される。
【０００９】情報を再生するには、相変化層２３の状態
を変化させない程度に低く第２の出力パワーよりも低い
第３の出力パワーのレーザー光を情報記録媒体に照射す
る。情報記録媒体からの反射光量は、相変化層２３の状
態の違いより異なるので、その違いに基づいて情報
“１”、“０”を判定する。
を変化させない程度に低く第２の出力パワーよりも低い
第３の出力パワーのレーザー光を情報記録媒体に照射す
る。情報記録媒体からの反射光量は、相変化層２３の状
態の違いより異なるので、その違いに基づいて情報
“１”、“０”を判定する。
【００１０】なお、情報の記録再生はレーザー光をトラ
ッキングサーボ用案内溝や、案内ピットに従って、走査
させながら行われる。
ッキングサーボ用案内溝や、案内ピットに従って、走査
させながら行われる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報光記録媒体では、反射層として使用されるＡｌＴｉ
膜が酸化し易く耐候性に劣り、記録再生特性を劣化させ
るという問題点がある。
情報光記録媒体では、反射層として使用されるＡｌＴｉ
膜が酸化し易く耐候性に劣り、記録再生特性を劣化させ
るという問題点がある。
【００１２】本発明は、耐候性に優れた書替可能な情報
光記録媒体を提供することを目的とする。
光記録媒体を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板上
に、第１の透明干渉層、相変化層、第２の透明干渉層、
反射層、及び保護層を有する情報光記録媒体において、
前記反射層がＡｌＮｉ合金からなる薄膜であることを特
徴とする情報光記録媒体が得られる。
に、第１の透明干渉層、相変化層、第２の透明干渉層、
反射層、及び保護層を有する情報光記録媒体において、
前記反射層がＡｌＮｉ合金からなる薄膜であることを特
徴とする情報光記録媒体が得られる。
【００１４】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図１の本発明の一実施例を示す。本実施例の情
報光記憶媒体は、基板１１の上に、第１の透明干渉層１
２、相変化層１３、第２の透明干渉層１４、ＡｌＮｉ反
射層１５、及び保護層１６を順次積層して構成されてい
る。
明する。図１の本発明の一実施例を示す。本実施例の情
報光記憶媒体は、基板１１の上に、第１の透明干渉層１
２、相変化層１３、第２の透明干渉層１４、ＡｌＮｉ反
射層１５、及び保護層１６を順次積層して構成されてい
る。
【００１５】基板１１には、ポリカーボネイト樹脂板、
フォトポリマーの付いた硝子板、及びフォトポリマーの
付いたアクリル樹脂板等が用いられる。これらの基板１
１には、トラックピッチ１．０〜１．６μm でトラッキ
ングサーボ用案内溝や、案内ピットが形成されている。
第１及び第２の透明干渉層１２、１４には、種々の誘電
体膜を使用することができるが、ＺｎＳとＳｉＯ2 との
混合物が望ましい。また、保護層１６としては、ＵＶ硬
化樹脂等が用いられる。相変化層１３にも種々の膜を使
用することができるが、Ｇｅ1 Ｓｂ2 Ｔｅ4 、Ｇｅ1 Ｓ
ｂ4 Ｔｅ7 、及びＧｅ2 Ｓｂ2 Ｔｅ5 等の化合物や、こ
れらの化合物にＮを添加した化合物からなる膜を用いる
ことが望ましい。
フォトポリマーの付いた硝子板、及びフォトポリマーの
付いたアクリル樹脂板等が用いられる。これらの基板１
１には、トラックピッチ１．０〜１．６μm でトラッキ
ングサーボ用案内溝や、案内ピットが形成されている。
第１及び第２の透明干渉層１２、１４には、種々の誘電
体膜を使用することができるが、ＺｎＳとＳｉＯ2 との
混合物が望ましい。また、保護層１６としては、ＵＶ硬
化樹脂等が用いられる。相変化層１３にも種々の膜を使
用することができるが、Ｇｅ1 Ｓｂ2 Ｔｅ4 、Ｇｅ1 Ｓ
ｂ4 Ｔｅ7 、及びＧｅ2 Ｓｂ2 Ｔｅ5 等の化合物や、こ
れらの化合物にＮを添加した化合物からなる膜を用いる
ことが望ましい。
【００１６】反射層１５の材料としては、ＡｌＮｉ合金
が望ましく。ＡｌＮｉ合金を用いることにより、記録再
生特性を損なわずに耐候性に優れる情報光記録媒体が得
られる。ここで、ＡｌＮｉ合金は、耐候性の観点からＮ
ｉの含有量が１０重量％以上のものが特に望ましい。
が望ましく。ＡｌＮｉ合金を用いることにより、記録再
生特性を損なわずに耐候性に優れる情報光記録媒体が得
られる。ここで、ＡｌＮｉ合金は、耐候性の観点からＮ
ｉの含有量が１０重量％以上のものが特に望ましい。
【００１７】なお、図１の情報光記録媒体はそのままの
構造で使用されることもあれば、図１の情報記録媒体を
２つ用意し、双方の基板１１が外になるように、保護層
１６同志をホットメルト材で貼り合わせて使用されるこ
ともある。
構造で使用されることもあれば、図１の情報記録媒体を
２つ用意し、双方の基板１１が外になるように、保護層
１６同志をホットメルト材で貼り合わせて使用されるこ
ともある。
【００１８】次に実際に情報光記録媒体を作製した例に
付いて説明する。
付いて説明する。
【００１９】まず、１．４μm ピッチの案内溝が形成さ
れている直径１３０mm、厚さ１．２mmのポリカーボネイ
ト樹脂基板１１をスパッタ装置内に載置した。そして、
スパッタ装置内を１×１０-6Torr以下に真空排気した
後、ポリカーボネイト樹脂表面をおよそ５オングストロ
ーム程度逆スパッタした。
れている直径１３０mm、厚さ１．２mmのポリカーボネイ
ト樹脂基板１１をスパッタ装置内に載置した。そして、
スパッタ装置内を１×１０-6Torr以下に真空排気した
後、ポリカーボネイト樹脂表面をおよそ５オングストロ
ーム程度逆スパッタした。
【００２０】次に、ＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物（ここ
ではＳｉＯ2 の含有量が１７モル％）の焼結ターゲット
をアルゴンガスでスパッタすることにより２２００オン
グストローム厚のＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物の第１の
透明層１２を形成した。続いて、Ｇｅ1 Ｓｂ2 Ｔｅ4 タ
ーゲットをアルゴンと窒素との混合ガス（窒素ガス分圧
０．２６％）でスパッタすることにより３００オングス
トローム厚のＧｅＳｂＴｅＮの相変化層１３を形成し
た。その次に、ＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物（ここでは
ＳｉＯ2 の含有量が１７モル％）の焼結ターゲットをア
ルゴンガスでスパッタすることにより２００オングスト
ローム厚のＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物の第２の透明層
１４を形成した。この後、ＡｌＮｉ（Ｎｉの含有量を１
９．４７重量％）ターゲットをアルゴンガスでスパッタ
することにより４００オングストローム厚のＡｌＮｉの
反射層１５を形成した。
ではＳｉＯ2 の含有量が１７モル％）の焼結ターゲット
をアルゴンガスでスパッタすることにより２２００オン
グストローム厚のＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物の第１の
透明層１２を形成した。続いて、Ｇｅ1 Ｓｂ2 Ｔｅ4 タ
ーゲットをアルゴンと窒素との混合ガス（窒素ガス分圧
０．２６％）でスパッタすることにより３００オングス
トローム厚のＧｅＳｂＴｅＮの相変化層１３を形成し
た。その次に、ＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物（ここでは
ＳｉＯ2 の含有量が１７モル％）の焼結ターゲットをア
ルゴンガスでスパッタすることにより２００オングスト
ローム厚のＺｎＳとＳｉＯ2 との混合物の第２の透明層
１４を形成した。この後、ＡｌＮｉ（Ｎｉの含有量を１
９．４７重量％）ターゲットをアルゴンガスでスパッタ
することにより４００オングストローム厚のＡｌＮｉの
反射層１５を形成した。
【００２１】最後に、基板１１上に第１の透明層１２、
相変化層１３、第２の透明層１４、及び反射層１５が形
成されたディスクを、スパッタ装置より大気中に取り出
して反射層１５の上にＵＶ硬化樹脂をスピンコートし、
ＵＶ照射を行って、１０μm厚の保護層１６を形成し
た。
相変化層１３、第２の透明層１４、及び反射層１５が形
成されたディスクを、スパッタ装置より大気中に取り出
して反射層１５の上にＵＶ硬化樹脂をスピンコートし、
ＵＶ照射を行って、１０μm厚の保護層１６を形成し
た。
【００２２】こうして得られた図１の構成を有する２枚
のディスクを、基板１１側が外側になるように、双方の
保護層１６をホットメルトで貼り合わせた。
のディスクを、基板１１側が外側になるように、双方の
保護層１６をホットメルトで貼り合わせた。
【００２３】従来同様、相変化層１３は、高いパワーの
レーザー光が照射されると溶融し、その後急冷凝固して
非晶状態となる。また、相変化層１３が溶融しない程度
の中間パワーのレーザー光を照射すると結晶状態とな
る。これを利用して高いパワーのレーザー光を“１”，
中間パワーのレーザー光を“０”に対応させて情報を記
録することができる。また、記録された情報の読み出し
は、相変化層１３の状態を変化させない程度に低いパワ
ーのレーザー光を照射し、その反射光の強弱より相変化
層１３の状態を検出することにより情報を再生すること
ができる。
レーザー光が照射されると溶融し、その後急冷凝固して
非晶状態となる。また、相変化層１３が溶融しない程度
の中間パワーのレーザー光を照射すると結晶状態とな
る。これを利用して高いパワーのレーザー光を“１”，
中間パワーのレーザー光を“０”に対応させて情報を記
録することができる。また、記録された情報の読み出し
は、相変化層１３の状態を変化させない程度に低いパワ
ーのレーザー光を照射し、その反射光の強弱より相変化
層１３の状態を検出することにより情報を再生すること
ができる。
【００２４】このディスクに媒体線速度５．６５m/sec
の一定速度で、楕円形状のレーザー光を照射して、層変
化層１３の情報を記録すべき領域の結晶状態を揃えた。
そして、情報を記録すべき全領域にランダムパターンの
３値記録を１０回行って初期化を行い情報光記録媒体と
した。
の一定速度で、楕円形状のレーザー光を照射して、層変
化層１３の情報を記録すべき領域の結晶状態を揃えた。
そして、情報を記録すべき全領域にランダムパターンの
３値記録を１０回行って初期化を行い情報光記録媒体と
した。
【００２５】この情報光記録媒体を媒体線速度１１．３
m/sec で回転させ、波長７８００オングストロームの半
導体レーザー光を相変化層１３上でおよそ直径１．４μ
m となるように絞り、基板１１側から照射した。ここ
で、トラッキング・サーボおよびフォーカシング・サー
ボにも用いる再生パワーは１．５ｍＷとした。
m/sec で回転させ、波長７８００オングストロームの半
導体レーザー光を相変化層１３上でおよそ直径１．４μ
m となるように絞り、基板１１側から照射した。ここ
で、トラッキング・サーボおよびフォーカシング・サー
ボにも用いる再生パワーは１．５ｍＷとした。
【００２６】記録周波数２．１２ＭＨｚの信号をデュー
ティ５０％で、１１ｍＷの第１のパワー及び７ｍＷの第
２のパワーのレーザー光で、８．４７ＭＨｚの信号の上
に重ね書きを行ったところ、５２ｄＢのＣ／Ｎが得ら
れ、その時の消去率は２５ｄＢであり、本実施例の情報
光記録媒体が良好な記録再生特性を有していることが確
認できた。なお、この情報光記録媒体は、１００００回
の重ね書きを行ってもＣ／Ｎの低下はほとんど見られな
かった。
ティ５０％で、１１ｍＷの第１のパワー及び７ｍＷの第
２のパワーのレーザー光で、８．４７ＭＨｚの信号の上
に重ね書きを行ったところ、５２ｄＢのＣ／Ｎが得ら
れ、その時の消去率は２５ｄＢであり、本実施例の情報
光記録媒体が良好な記録再生特性を有していることが確
認できた。なお、この情報光記録媒体は、１００００回
の重ね書きを行ってもＣ／Ｎの低下はほとんど見られな
かった。
【００２７】また、この情報光記録媒体を温度８０℃、
湿度９０％の高温高湿環境に１０００時間保存した後で
あっても、酸化や剥離といった現象は検出されず、耐候
性に優れていることが確認できた。
湿度９０％の高温高湿環境に１０００時間保存した後で
あっても、酸化や剥離といった現象は検出されず、耐候
性に優れていることが確認できた。
【００２８】比較のために従来の情報光記録媒体の作製
を行った。この情報光記録媒体は、反射層２５としてＡ
ｌＴｉ（Ｔｉの含有量が１重量％）層を有している。
を行った。この情報光記録媒体は、反射層２５としてＡ
ｌＴｉ（Ｔｉの含有量が１重量％）層を有している。
【００２９】この情報光記録媒体を温度８０℃、湿度９
０％の高温高湿環境に１０００時間保存した後、温度２
５℃、湿度５０％の通常環境下に取り出したところ、反
射層２５に部分的酸化が観察された。これは、高温高湿
環境から通常環境へ移したときに、結露が生じて局部腐
食が発生したものと考えられる。
０％の高温高湿環境に１０００時間保存した後、温度２
５℃、湿度５０％の通常環境下に取り出したところ、反
射層２５に部分的酸化が観察された。これは、高温高湿
環境から通常環境へ移したときに、結露が生じて局部腐
食が発生したものと考えられる。
【００３０】この様に、本実施例の情報光記録媒体は反
射層をＡｌＮｉの膜にしたことにより、記録再生特性を
劣化させることなく、反射層の局部腐食を抑止できる。
射層をＡｌＮｉの膜にしたことにより、記録再生特性を
劣化させることなく、反射層の局部腐食を抑止できる。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、情報光記録媒体の反射
層をＡｌＮｉ膜としたことで、記録再生特性、及び耐候
性に優れる情報光記録媒体が得られる。
層をＡｌＮｉ膜としたことで、記録再生特性、及び耐候
性に優れる情報光記録媒体が得られる。
【図１】本発明の一実施例の構成図。
【図２】従来の情報光記録媒体の構成図。
１１ 基板
１２，２２ 第１の透明干渉層
１３，２３ 相変化層
１４，２４ 第２の透明干渉層
１５ ＡｌＮｉ反射層
１６，２６ 保護層
２５ ＡｌＴｉ反射層
Claims (2)
- 【請求項１】 基板上に、第１の透明干渉層、相変化
層、第２の透明干渉層、反射層、及び保護層を有する情
報光記録媒体において、前記反射層がＡｌＮｉ合金から
なる薄膜であることを特徴とする情報光記録媒体。 - 【請求項２】 前記ＡｌＮｉ合金のＮｉ含有量が１０重
量％以上である請求項１記載の情報光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157070A JPH052769A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 情報光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3157070A JPH052769A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 情報光記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052769A true JPH052769A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15641580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157070A Pending JPH052769A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 情報光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052769A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6268034B1 (en) | 1998-08-05 | 2001-07-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium and method for producing the same, method for recording and reproducing information thereon and recording/reproducing apparatus |
| US6343062B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-01-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Optical disk device and optical disk for recording and reproducing high-density signals |
| US6388984B2 (en) | 1997-08-28 | 2002-05-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium and its recording and reproducing method |
| US6821707B2 (en) | 1996-03-11 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium, producing method thereof and method of recording/erasing/reproducing information |
| CN100421162C (zh) * | 2003-05-23 | 2008-09-24 | 松下电器产业株式会社 | 光学信息存储介质及其制造方法 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3157070A patent/JPH052769A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6821707B2 (en) | 1996-03-11 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium, producing method thereof and method of recording/erasing/reproducing information |
| US7037413B1 (en) | 1996-03-11 | 2006-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium, producing method thereof and method of recording/erasing/reproducing information |
| US6388984B2 (en) | 1997-08-28 | 2002-05-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium and its recording and reproducing method |
| US6343062B1 (en) | 1997-09-26 | 2002-01-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Optical disk device and optical disk for recording and reproducing high-density signals |
| US6268034B1 (en) | 1998-08-05 | 2001-07-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording medium and method for producing the same, method for recording and reproducing information thereon and recording/reproducing apparatus |
| CN100421162C (zh) * | 2003-05-23 | 2008-09-24 | 松下电器产业株式会社 | 光学信息存储介质及其制造方法 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990623 |