JP2959786B2 - 保湿剤 - Google Patents

保湿剤

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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、保湿剤に関する。さらに詳しくは、化粧
品、シャンプー、リンス、トリートメント等の毛髪用
品、食品及び食器等の洗浄剤等に好適に配合し得る保湿
剤に関する。
(ロ)従来の技術 保湿剤の役割は、皮膚及び毛髪に潤いを与え、乾燥を
防ぎ、常にみずみずしい状態に保つことである。
このような目的で、種々の保湿剤が利用されている。
プロピレングリコール、グリセリン、マルチトール、ソ
ルビトール等のポリオール等、アミノ酸、ピロリドンカ
ルボン酸塩あるいはヒアルロン酸及びコンドロイチン硫
酸等のムコ多糖類、コラーゲン、ケラチン、エラスチン
等の動物性タンパク質、あるいはコラーゲンの加水分解
物などが保湿剤として広く利用されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、保湿剤としてグリセリン、プロピレン
グリコール等のポリオール及びピロリドンカルボン酸等
を多量に化粧品に配合すると、べとついた感触が残る。
ヒアルロン酸等のムコ多糖類は高価であり、多量に配
合することができない。
また、コラーゲンの加水分解物は、保湿効果が充分と
はいえない。
この発明は、かかる状況下でなされたものであり、こ
とに前述のごとく利用されている保湿剤に代替できる安
全で、かつ保湿効果の優れた、新しい保湿剤を提供しよ
うとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記観点から、本発明者らは鋭意研究を行った結果、
小麦グルテン等の穀物蛋白質の部分分解物がそれ自体で
優れた保湿効果を有するという事実を見出し、この発明
に到達した。
かくして、この発明によれば、穀物蛋白質を、(1)
酸による分解処理、または(2)アルカリによる分解処
理(A)と酸、酵素、還元剤もしくは酸化剤による分解
処理(B)の組み合わせによる分解処理に付して得られ
た、重量平均分子量が20,000〜100,000の範囲の部分分
解物を主成分とする保湿剤が提供される。
この発明の保湿剤は、シャンプー、リンス等の毛髪用
品、クリーム、乳液等の化粧品類、食器、食品の洗浄剤
等に用いる保湿剤として好適である。
この発明で用いる穀物蛋白質の部分分解物としては、
例えば特開昭64−14274号や特開平1−127032号公報に
開示された分解物が挙げられ、より具体的には重量平均
分子量Mwが約3,000〜110,000のものを用いることができ
る。なお、Mwが3,000未満では実質的に保湿付与作用の
低いアミノ酸やそのオリゴマーが主体となり、保湿効果
が低下し、また110,000を越えると未分解ものの性状に
近く保湿効果が低いため、適さない。
とくにMwが20,000〜100,000のものを用いるのが好ま
しい。なお、これらの分子量は、標準物質として1600,6
500,16000,65000,88000の分子量を有するポリスチレン
スルホン酸ソーダを用い、ファルマシア社製のセファデ
ックスG−75又はG−100を担体として用いてゲル過
法によって測定した値である。
ここで穀物蛋白質とは、穀物に含有されている蛋白質
を意味し、ここで穀物としては、麦類(例ば小麦)、ト
ウモロコシ類、豆類(例えば大豆)などが挙げられる。
かかる穀物に含まれる蛋白質のうち、例えば小麦蛋白質
は、グルテニンとグリアジンを主成分として含み、通常
小麦グルテンと称せられる。また、トウモロコシ蛋白質
は、ゼインを主成分として含み、通常トウモロコシグル
テンと称せられる。これはいずれも公知の物質であり、
穀物から常法によって分離や抽出して得ることができ
る。例えば、小麦蛋白質(小麦グルテン)を得る場合、
小麦粉に少量の水を加えて固く練り、次いでこれを多量
の水中で練ると澱粉は水中に懸濁し、グルテン含有分は
粘着性のかたまりとなって残る。この操作を水を替えて
数回行うと灰褐色、粘稠な塊状物となって得ることがで
きる。この部分分解物の調製のためには、このような塊
状物をそのまま使用することができるが、その乾燥品を
用いてもよく、さらに精製したものや、部分変性品等を
用いてもよい。例えば、小麦グルテンは乾燥品が市販さ
れており、容易に入手することができる。その他市販の
トウモロコシグルテンや大豆蛋白質を簡便に使用するこ
とができる。なお、かかる蛋白質は、粗製品を用いても
精製品を用いてもよいが、蛋白質を70%以上含有するも
のを用いるのが好ましい。
穀物蛋白質の部分分解物は、上記穀物蛋白質をアルカ
リ、酸、酵素、還元剤又は酸化剤を用いた分解処理に付
すことにより得ることができる。
上記アルカリによる分解処理は、希アルカリ水溶液中
で加熱することにより行うのが適している。通常、分解
対象物の水溶液又は水分散液を水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等のアルカリ剤の存在下、約60〜180℃下、約1
0〜600分攪拌して行うのが適している。ここで分解対象
物の水溶液又は水分散液としては2〜40重量%のものを
用いるのが好ましく、又使用するアルカリ剤の量は分解
対象物20gに対し0.1〜6gとするのが好ましい。
一方、酸による分解処理は、希酸水溶液中で加熱して
行うのが適している。通常、分解対象物の水溶液や水分
散液を、塩酸、硫酸等の無機酸や酢酸等の有機酸の存在
下、約60〜120℃下、約10〜600分攪拌して行うのが適し
ている。ここでの量的条件は前述したアルカリ加水分解
の際の条件と同一とするのが好ましい。
同じく、酵素による分解処理は、ブロテアーゼ活性を
有する酵素の希水溶液中で行うのが適しており、通常、
分解対象物の水溶液や水分散液にペプシン、アルカリプ
ロテアーゼ、パパイン等の酵素を少量存在させた状態で
この酵素の至適pH条件下で約10〜60℃下、約60〜600分
行われる。
ここで量的条件は分解対象物20gに対し酵素使用量を
0.02〜5gとする以外、上記と同様とするのが好ましい。
同じく還元剤又は酸化剤による分解処理は、還元剤又
は酸化剤の希水溶液中で行うのが適しており、通常分解
対象物の水溶液や水分散液に亜硫酸塩、チオール系化合
物、エリソルビン酸、ヒドラジン等の還元剤又は過酸化
水素、次亜塩素酸塩等の酸化剤を少量存在させた状態
で、約10〜100℃下で、10〜600分行われる。この際の量
的条件は、分解対象物20gに対する還元剤又は酸化剤の
使用量を0.1〜5gとする以外、上記と同様とするのが好
ましい。
上記分解処理は、単独のみならず、2種以上を組み合
わせて行ってもよい。特に保湿効果の点で、酸化剤又は
還元剤による分解処理物を適用するのに比較して、アル
カリ又は酵素による分解処理物が好ましく、酸による分
解処理物がより好ましく、アルカリによる分解処理とア
ルカリ以外による分解処理との組み合わせによる分解処
理物がさらに好ましく、酸による分解処理とアルカリに
よる分解処理との組み合わせによる分解処理物が最も好
ましい。
このようにして得られる穀物蛋白質部分分解物含有溶
液は、そのまま、または上記溶液を、乾燥後粉末として
用いることもできる。さらに、上記溶液は限外濾過等に
よる脱塩処理あるいは脱色処理・脱臭処理を施した精製
品として使用してもよい。
この発明の保湿剤の使用対象としては、各種の化粧
品、歯磨、洗浄剤等が挙げられる。化粧品としては、皮
膚に使用される化粧品(例えばクリーム、乳液、パッ
ク、洗浄料、日やけ止め、サンタン化粧料等)、毛髪に
使用される化粧品(たとえば、シャンプー、リンス、養
毛料、整髪料等)が挙げられる。歯磨としては、練歯
磨、潤性歯磨、粉歯磨が挙げられる。洗浄剤としては、
食品、食器等の特に無毒性であることを必要とする洗浄
剤に添加するのが望ましい。
上記のようなこの発明の保湿剤の使用対象品は、それ
ぞれ当該分野の公知の方法で製造することができる。そ
の際この発明の保湿剤が使用される。なお、場合によ
り、製造後に添加してもよい。
この際に添加量は、保湿効果の点で、すべての保湿性
付与対象品の全体量に対して0.2〜20重量%とするのが
適しており、2〜10重量%とするのが好ましい。
なお、この発明の保湿剤中には、上記蛋白質部分分解
物以外に他の保湿剤が含まれていてもよく、それらのも
のとしては、グリセリン・プロピレングリコール・ポリ
エチレングリコール・1.3−ブチレングリコール・マル
チトール・ソルビトール等の多価アルコール、ピロリド
ンカルボン酸ナトリウム、アミノ酸及びその塩類、ヒア
ルロン酸、コンドロイチン硫酸、キチン・キトサン及び
その誘等体類、コラーゲンタンパク質加水分解物などが
あげられる。
(ホ)実施例 この発明を以下の実施例及び試験例によりさらに詳し
く説明する。
この発明に用いる小麦グルテンの部分分解物を下記の
様にして調製した。
実施例1.(小麦グルテンの酸による部分分解物の調製) 塩化水素換算で、4gに相当する塩酸水溶液100gの入っ
たフラスコに和光純薬工業(株)製の小麦グルテン(試
薬品)20gを加え、100℃、60分間加熱攪拌した。その
後、苛性ソーダで中和し純水で総量200gにして、分解物
No.1を得た。
平均分子量(ゲル濾過法でMwとして測定)は、47000
であった。
比較例1(小麦グルテンのアルカリによる部分分解物の
調製) 実施例1で用いた小麦グルテン20gを、苛性ソーダを2
g溶解した水溶液100g中に加え、充分混合後、フラスコ
中で100℃で60分間加熱攪拌した。これを塩酸にて中和
し、純水で総量200gにして分解物No.2を得た。
平均分子量は、47000であった。
比較例2(小麦グルテンの酵素による部分分解物の調
製) 実施例1で用いた小麦グルテン20gを0.1N−塩酸150g
が入ったフラスコに加え、pH1.5の水溶液を得、これに
0.2gのペプシンを加え37℃で90分間反応させた。この
後、苛性ソーダで中和し純水で総量200gにして分解物N
o.3を得た。平均分子量は60000であった。
実施例2〜4および比較例3(小麦グルテンの酸による
部分分解と次いで実施したアルカリによる部分分解によ
る分解物の調製) 実施例1と同様にして各種分解条件で小麦グルテンの
酸による部分分解物の10%水溶液を調製し、その100gを
フラスコ4個に入れ、これらに苛性ソーダ0.5〜1gの範
囲内の量を各別に加え、80℃又は100℃で30分又は60分
間加熱攪拌した。その後、塩酸にて中和し純水で総量20
0gにして分解物No.4〜7を得た。
第1表に分解条件と分解物の平均分子量を示す。
実施例5(小麦グルテンの酵素による部分分解と次い
で実施したアルカリによる部分分解による分解物の調
製) 比較例2と同様の条件で小麦グルテンの酵素による部
分分解物の10%水溶液を調製し、その100gに苛性ソーダ
を1g加えフラスコ中で60分間加熱攪拌した。その後塩酸
にて中和して純水で総量200gとし分解物No.8を得た。
平均分子量は29000であった。
実施例6,7(とうもろこしグルテン及び大豆蛋白の酸に
よる部分分解と次いで実施したアルカリによる部分分解
による分解物の調製) 日本食品加工(株)製とうもろこしグルテンを原料と
し実施例3と同じ条件で酸及びアルカリを用いて順次、
部分分解を実施して分解物No.9を得た。平均分子量は、
32100であった。
また、市販の湯葉をアセトンで脱脂して得た大豆蛋白
を原料とし実施例3と同様の条件で酸及びアルカリを用
いて順次部分分解を行い分解物No.10を得た。
平均分子量は、34000であった。
試験例1 実施例および比較例で得られたそれぞれの分解物を乾
燥後、その10wt%水溶液を調製する。その溶液を、予め
乾燥し重量を測定した4×4cmの紙上に50μ滴下
し、直ちに重量を測定後、相対湿度52%のデシケーター
中に放置する。
30分後及び60分後に重量を測定し、次式に従って水分
残存率を算出する。
その結果を第2表に示す。
考 察 この発明の分解物の溶液は水分残存率が高く、保湿性
が強いことがわかる。
試験例2 試験例1と同様の方法で、シリカゲルデシケーター内
での保湿性を評価した。結果を第3表に示す。
考 察 この発明の分解物の溶液は水分残存率が高く、保湿性
が強いことがわかる。
試験例3 実施例で得られた分解物のうち数種を噴霧乾燥機で乾
燥後、約5g分取して、相対湿度52%および81%のデシケ
ーター中に放置する。24時間後および48時間後に取り出
し、重量を測定する。放置前後の重量より次式に従って
水分増加率を算出し、吸湿性の評価を行う。
その結果を第4表・第5表に示す。
考 察 この発明の分解物は吸湿性が弱く、肌からの過度の吸
湿がなく、優れた保湿剤といえる。
試験例4 この発明の分解物を保湿剤として用いたシャンプーを
調製した。分解物は試験例3と同様の方法で粉末化した
ものを用いた。
(処方) 1. ポリオキシエチレンラウリル 35.0 エーテル硫酸ナトリウム 2. ラウリル硫酸トリエタノールアミン 15.0 3. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 4. ラウリルカルボキシメチルヒドロ 5.0 キシエチルイミダゾリウムベタイン 5. セタノール 1.0 6. メチルパラベン 0.2 7. エチレングリコールモノステアレート 2.0 8. 分解物No.6(粉末品) 5.0 9. 香 料 0.3 10 精製水 32.5 100.0g このシャンプーで洗髪した後の毛髪は、パサつきが少な
く、しっとりした感じが残り、好評であった。
試験例5 この発明の分解物を保湿剤として用いたヘアートリー
トメントを調製した。分解物は、試験例3と同様の方法
で粉末化したものを用いた。
(処方) 1. ソルビタンモノステアレート 3.0 2. ポリオキシエチレン(20) 4.0 ソルビタンモノステアレート 3. ジステアリル・ジメチル 3.0 アンモニウムクロライド 4. 流動パラフィン 7.0 5. ラノリン 2.0 6. セチルイソオクタノエート 2.0 7. セタノール 3.0 8. メチルパラベン 0.2 9. 分解物No.5(粉末品) 5.0 10. 香 料 0.3 11. 精製水 70.5 100.0g 洗髪後このヘアートリートメントで処理した毛髪はほど
良く吸湿し、パサつきがなく、くし通りも大変良い状態
であった。
試験例6 この発明の分解物を保湿剤として用いた食器洗浄剤を
調製した。分解物は、試験例3と同様の方法で粉末化し
たものを用いた。
(処方) 1. α−オレフィンスルホン酸ソーダ 15.0 2. ポリオキシエチレンラウリル 30.0 硫酸ナトリウム 3. ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0 4. 分解物No.6(粉末品) 5.0 5. メチルパラベン 0.2 6. 香 料 0.1 7. 精製水 46.7 100.0g この食器洗浄剤で洗浄した後は、手あれがなく、しっと
り感が残っていて、非常に良い結果が得られた。
(ヘ)発明の効果 この発明の保湿剤は、優れた保湿効果が発揮される。
又、その原料である穀物蛋白質は安価に且つ、豊富に得
られるものであり、その製造も容易なものであるから、
従来の保湿剤よりも安価に供給出来る。
しかも、この発明の保湿剤は、食品の一種であり、毒
性もなく、極めて安全なものである。従ってことに毛髪
用品、化粧品、食品及び食器の洗浄剤等に配合される保
湿剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A61K 7/26 A61K 7/26 (72)発明者 半埜 賢治 大阪府大阪市東淀川区東淡路2丁目10番 15号 株式会社片山化学工業研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−253012(JP,A) 特開 昭58−10512(JP,A) 特開 昭64−14274(JP,A) 特開 平1−127032(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 A61K 7/06 A61K 7/08 A61K 7/075 A61K 7/26 C11D 3/382

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀物蛋白質を、(1)酸による分解処理、
    または(2)アルカリによる分解処理(A)と酸、酵
    素、還元剤もしくは酸化剤による分解処理(B)の組み
    合わせによる分解処理に付して得られた、重量平均分子
    量が20,000〜100,000の範囲の部分分解物を主成分とす
    る保湿剤。
  2. 【請求項2】分解処理が、アルカリによる分解処理と酸
    による分解処理の組み合わせによる分解処理である請求
    項1記載の保湿剤。
  3. 【請求項3】穀物蛋白質が、小麦グルテン、とうもろこ
    しグルテン又は大豆蛋白である請求項1または2に記載
    の保湿剤。
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