JP2958226B2 - 印刷制御装置および印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、上位装置より入力される複数の
コマンド体系の印刷データを処理可能な印刷制御装置お
よび印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータから送られて
くる印刷データから印刷制御コマンド体系の種類を自動
識別してコマンド体系に対応する印刷制御プログラムを
起動する機能を持つ印刷装置では、印刷データのコマン
ド体系識別処理はデータ入力が開始されてから一定時間
経過するか、一定量のデータを受信した時に起動されて
いた。
【0003】また、この種の印刷装置ではコマンド体系
の識別は印刷データと予めROMに格納された特徴情報
との比較参照により行なっていた。
【0004】この様に従来の印刷装置においては、上記
印刷制御プログラムは印刷データのコマンド体系種類識
別によって選択される。このコマンド体系種類識別は印
刷データと印刷制御プログラム毎に定めたコマンド体系
特徴情報を比較参照することによって行なわれる。
【0005】また、印刷データの識別処理はデータ入力
が開始されてから一定の時間が経過するか、一定のデー
タ数を受信すると開始されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷デ
ータのコマンド体系識別処理が起動されるのはデータ入
力が開始されてから一定時間経過するか一定量のデータ
を受信した時のみであったので、プリンタバッファ等を
介して異なるコマンド体系のデータが複数連続して転送
された場合、最初に送られたコマンド体系は認識できる
が、後から送られたデータはコマンド体系の識別が不可
能であった。
【0007】また、コマンド体系特徴情報はROMに格
納されているので上位装置のドライバが特徴情報に適合
しないデータを生成する場合はコマンド体系の識別が不
可能であった。
【0008】また、データ入力が開始されてから印刷デ
ータの識別処理が開始されるまでの時間とデータ数が一
定であったため、データ転送が遅いホストやデータを数
バイトずつ時間間隔をおいて転送するようなドライバの
場合は比較の対象となる印刷データ数が少なくなりコマ
ンド体系の認識率が低下するといった不具合があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、選択されている解析手段が受信した印
刷データを解析できない場合でも、他の解析手段による
印刷データの解析を許容することにより、搭載される複
数の解析手段による印刷データの解析候補を自在に切り
替えて言語体系が異なる印刷データの解析に柔軟に対応
できる印刷制御装置および印刷制御方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のコマンド体系の印刷データを処理可能な印刷
制御装置において、上位装置(図1に示すホストコンピ
ュータ101)からの印刷データを入力する入力手段
(図1に示す受信バッファ105)と、前記複数のコマ
ンド体系の印刷データを解析する複数の解析手段(図1
に示すコマンド解析部108)と、前記複数の解析手段
のうちの1つの解析手段により前記入力手段によって入
力された印刷データを解析させ、解析できない印刷デー
タの有無を判断する判断手段(図3に示すフローチャー
トのステップ(16))と、前記判断手段により解析で
きない印刷データがあると判断された場合、他の解析手
段による印刷データの解析を許容する許容手段(図3に
示すフローチャートのステップ(23)〜(25),ス
テップ(8))とを有するものである。
【0011】本発明に係る第2の発明は、前記他の解析
手段が印刷データを解析する場合、すでに前記1つの解
析手段により解析された印刷データを含んで解析する
(図3に示すフローチャートのステップ(24))もの
である。
【0012】本発明に係る第3の発明は、更に、各コマ
ンド体系の特徴情報と前記入力手段によって入力された
印刷データとに基づいて、前記印刷データを解析すべき
解析手段を選択する選択手段(図1に示すコマンド体系
自動識別処理部113)を有し、前記選択手段により、
前記1つの解析手段、及び前記他の解析手段が選択され
るものである。本発明に係る第4の発明は、複数のコマ
ンド体系の印刷データを処理可能な印刷制御装置におけ
る印刷制御方法において、前記複数のコマンド体系の印
刷データを解析する複数の解析手段のうちの1つの解析
手段により上位装置によって入力された印刷データを解
析させ、解析できない印刷データの有無を判断する判断
工程(図3に示すフローチャートのステップ(16))
と、前記判断工程により解析できない印刷データがある
と判断された場合、他の解析手段による印刷データの解
析を許容する許容工程(図3に示すフローチャートのス
テップ(23)〜(25),ステップ(8))とを有す
るものである。本発明に係る第5の発明は、前記他の解
析手段が印刷データを解析する場合、すでに前記1つの
解析手段により解析された印刷データを含んで解析する
(図3に示すフローチャートのステップ(24))もの
である。本発明に係る第6の発明は、更に、各コマンド
体系の特徴情報と前記入力手段によって入力された印刷
データとに基づいて、前記印刷データを解析すべき解析
手段を選択する選択工程(図3に示すフローチャートの
ステップ(10))を有し、前記選択工程により、前記
1つの解析手段、及び前記他の解析手段が選択されるも
のである。
【0013】
【作用】第1〜第6の発明においては、複数の解析手段
のうちの1つの解析手段により入力手段によって入力さ
れた印刷データを解析した際に、判断手段が解析できな
い印刷データあると判断された場合、許容手段が他の解
析手段による印刷データの解析を許容して、コマンド体
系が異なる印刷データが連続的に受信されても他の解析
手段による解析を可能とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例を示す印刷制御
装置を適用可能な印刷システムの構成を説明するブロッ
ク図である。
【0018】図1において、101はホストコンピュー
タであり、印刷データおよび制御コードからなる印刷情
報を印刷装置102に出力するものである。印刷装置1
02は大きく分けてコントローラ部103とエンジン部
104より構成されている。コントローラ部103は受
信バッファ105とタイマ106とデータカウンタ10
7とコマンド体系自動識別処理部113とコマンド解析
部108と描画処理部109とページメモリ110とパ
ネル操作部115とRAM116から構成されている。
【0019】受信バッファ105はホストコンピュータ
101から受信したデータを一時的に保持する記憶手段
として機能する。コマンド体系自動識別処理部113
は、受信バッファ105の内容を一部調べ、ホストコン
ピュータ101から送られてきた印刷情報がどの種類の
コマンド体系で記述されたものか識別を行ない、コマン
ド解析部108において対応する制御プログラムを選択
するための切替え処理を行なうものである。コマンド解
析部108は各印刷制御コマンド体系に準じた制御プロ
グラムと自動識別処理のための特徴情報の対がいくつか
集まって構成されている。
【0020】コマンド解析部108で解析されたコマン
ドは、印刷データの解析を行なった中間的な結果であ
り、描画処理部109において処理しやすい形式の中間
コードの形に変換される。描画処理部109では、この
中間コードに従ってページメモリ110に展開を行なっ
ていく。
【0021】なお、一般的には、コントローラ部103
はCPU,ROM,RAMを用いたコンピュータシステ
ムによって構成されている。出力制御部111は、ペー
ジメモリ110の内容をビデオ信号に変換し、プリンタ
エンジン部112へ画像転送を行なう。プリンタエンジ
ン部112は受けとったビデオ信号から記録紙に画像を
形成する。
【0022】この様に構成された印刷装置において、コ
マンド体系自動識別処理部113がホストコンピュータ
101から入力される印刷データとROMに記憶される
特徴情報とを比較照合して起動するいずれか1つの印刷
制御プログラムを選択して起動し、該起動された印刷制
御プログラムに伴う印刷データ解析状態を判定して印刷
制御プログラムを選択する処理の再開を制御するので、
起動中の印刷制御プログラムでは解析不能となる印刷デ
ータを連続して受信しても、該印刷データを解析できる
印刷制御プログラムが存在する場合には、エラーとせず
に連続して受信中の印刷データを解析処理することが可
能となる。
【0023】また、コマンド体系自動識別処理部113
が印刷データとROMまたはRAM116に記憶される
特徴情報とを比較照合して起動するいずれか1つの印刷
制御プログラムを選択する選択処理を実行するので、新
たな印刷制御プログラムの拡張又は変更に対応して印刷
データを解析することが可能となる。
【0024】さらに、ホストコンピュータ101または
パネル操作部115により設定された所望の値をタイマ
106またはデータカウンタ107による受信データ数
または計時時間の計時値が越えるかどうかをコントロー
ラ部103が判定し、該判定結果に基づいてコマンド体
系自動識別処理部113による選択処理を開始するの
で、印刷データ源のデータ転送速度が遅くても、あるい
はデータ転送単位が小さい場合でも、適切なタイミング
で印刷制御プログラムの選択処理を開始することが可能
となる。
【0025】図2は、図1に示したプリンタエンジン部
112の一例を示す断面図であり、例えばレーザビーム
プリンタ(以下LBPと略す)の場合を示す。
【0026】図において、200はLBP本体であり、
外部に接続されているホストコンピュータから供給され
る印刷情報等を入力して記憶するとともに、それらの情
報に従って対応する図形を作成し、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。
【0027】212は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器等の配置されているパネル操作部である。20
1はLBP100全体の制御およびホストコンピュータ
から供給される文字情報を解析するプリンタ制御ユニッ
トである。このプリンタ制御ユニット201は主に文字
図形情報であるビットマップメモリのデータをビデオ信
号に変換してレーザドライバ202に出力する。
【0028】レーザドライバ202は半導体レーザ20
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ203から発射されるレーザ光2
04をオン・オフ切替えする。このレーザ光204は回
転多面鏡205で左右方向に振らされて静電ドラム20
6上を走査露光する。
【0029】これにより、静電ドラム206上には出力
図形の静電潜像が形成されることになる。この潜像は静
電ドラム206周囲に配設された現像ユニット207に
より現像された後、記録紙に転写される。この記録紙に
はカットシートを用い、カットシート記録紙はLBP2
00に装着した用紙カセット208に収納され、給紙ロ
ーラ209および搬送ローラ210と211とにより、
装置内に取り込まれて、静電ドラム206に供給され
る。
【0030】次に、このように構成された印刷装置にお
いて、本実施例における全体の印刷制御処理手段を図3
に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0031】図3は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る印刷制御手順を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(26)は各ステップを示す。
【0032】まず、ステップ(1)で処理カウンタを初
期化する。本実施例において、処理カウンタはコマンド
識別処理が何度行なわれたかをカウントするものであ
る。ステップ(2)では確定フラグを初期化する。確定
フラグは後述の印刷制御コマンド体系自動識別処理にお
いてコマンド体系が確定したかどうかを判断するための
フラグである。
【0033】次に、ホストコンピュータ101より印刷
データを受信し、受信したデータを逐次受信バッファ1
05に格納する(3)。ステップ(4)で、コマンド識
別に必要とされるデータ数Mバイト以上のデータが受信
された場合はステップ(8)に進み、Mバイト未満であ
れば、ステップ(5)に進む。
【0034】ステップ(4)でデータの数がMバイトに
満たない時は、ステップ(5)で現在のシステム時間を
規定時刻として設定し、設定時間N秒の間データの入力
を待ち(7)、データ入力があればステップ(6)に戻
り、受信処理を行ない、それでもデータが送られてこな
ければタイムアウトしてMバイト未満のデータで処理を
続行し、ステップ(8)へ進む。
【0035】なお、最低データ数M,データ待ち時間N
の値はパネル操作部212のメニュー操作によって設定
変更可能である。
【0036】ステップ(9)からステップ(14)は、
印刷制御コマンド体系自動識別処理に関する処理であ
り、ステップ(9)において、受信バッファ105から
データを取りだし、詳細は後述する印刷制御コマンド体
系識別処理に引き渡す。ステップ(10)における処理
は後述する。
【0037】ステップ(11)ではステップ(10)の
処理の結果、コマンド体系がどれに確定したかをチェッ
クする。コマンド体系が確定した場合はステップ(1
2)において確定したコマンド体系に対応してコマンド
解析部108の切替えを行ない、ステップ(13)で確
定フラグをオンにし、ステップ(14)で処理カウンタ
をインクリメンとする。
【0038】ステップ(11)において、コマンド体系
が確定していない場合は、再びステップ(9)に戻り、
さらに受信バッファからデータを読みだし識別処理を続
行する。
【0039】ただし、この繰り返しには限度があり、そ
の限度を超えても確定できない場合はデフォルトのコマ
ンド体系に確定される。
【0040】ステップ(8)において確定フラグがON
の場合は、コマンド解析部108は確定しているので受
信バッファ105からデータを読み出し、それをコマン
ド解析部108に引き渡す。ステップ(15)からステ
ップ処理はコマンド解析部108の処理である。
【0041】コマンド解析部108は、まず、データを
受信バッファ105から読み出し(15)、データが解
析可能であるかチェックする(16)。データが解析可
能なものであれば、そのデータが排紙コマンドかチェッ
クする(17)。排紙コマンドでなければ、コマンドに
従って中間コードを作成し(18)、ページメモリ11
0への展開を行なう(19)。排紙コマンドである場合
は、プリンタエンジン部112に印刷命令を出して出力
を行なう(20)〜(22)。
【0042】ステップ(16)においてデータが解析不
可能な場合は処理カウンタをチェックして(23)、デ
ータカウンタ107が「1」の場合は受信バッファ10
5から読み出したコマンドを再度受信バッファ105に
戻し(24)、確定フラグをOFFにして(25)、ス
テップ(8)へ戻り、再度コマンド体系の識別処理を行
なう。
【0043】一方、ステップ(23)においてデータカ
ウンタ107の値が「2」の場合は、コマンド識別処理
が2回行なわれたことを示し、その場合はエラーとして
エラー処理を行なって(26)、処理を終了する。
【0044】次に、コマンド体系自動識別処理を詳細に
説明する。
【0045】まず、図4を参照しながら各コマンド体系
の特徴情報のエントリー方法について述べる。
【0046】図4は、図1に示したRAM116に構築
される第1のエントリテーブルと特徴情報データテーブ
ルとの関係を示す図である。
【0047】まず、印刷装置起動時に内蔵された制御プ
ログラムのサーチを行ない、制御プログラムと対になっ
てROMに記憶される特徴情報データテーブル中の特徴
情報を参照し、特徴情報の先頭アドレスを次々にエント
リーテーブル400に格納する。
【0048】次に、図5を参照しながら特徴情報データ
テーブルの構造について説明する。図5は、図4に示し
た特徴情報データテーブルのデータ構造を示す図であ
る。図5の(a)に示すように、特徴情報テーブル50
0はヘッダ部501とコマンドテーブル502に分かれ
ている。
【0049】ヘッダ部501には、テーブル全体のサイ
ズを示すデータサイズ部501A,予め決められている
各コマンド体系固有の番号を示すコマンドID部501
B,コマンド形式を示すコマンド形式部501Cから構
成される。
【0050】コマンド形式は、図5の(b),(c)に
示すように大別してアスキーコードの「00h〜1F
h」を使用する制御コード型と、アスキーコードの「2
0h」以上を使用する文字列型とこれらの混在型があ
る。
【0051】コマンドテーブル502は制御コード型と
文字列型があり、制御コマンド型の1つのコマンドデー
タにはコマンド形式と終端子の形式とコマンドの文字数
とコマンドが格納されている。
【0052】制御コマンド型の1つのコマンドデータに
はコマンド形式とコマンドの文字数とコマンドが格納さ
れている。
【0053】なお、ホストコンピュータ101から特徴
情報を入力する場合は、パラメータとして上記特徴情報
データテーブル500のヘッダ情報であるデータサイ
ズ,コマンドID,コマンド形式とコマンドテーブルの
内容をパラメータとして入力する。
【0054】次に自動識別の処理について図6に示すフ
ローチャートを参照しながら説明する。
【0055】図6は、図5に示した印刷制御コマンド体
系自動識別処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。
【0056】まず、ステップ(1)でエントリー番号n
を初期化する。次にコマンドテーブル502内の最初の
コマンドを参照し(2)、これと印刷データの比較を行
なう(3)。その結果、一致したかどうかをチェックし
(4)、一致すればエントリーnの判定カウンタをイン
クリメンとして(11)、ステップ(7)へ以降に進
む。
【0057】一方、ステップ(4)において一致しなか
った場合は、コマンドテーブル502内の次のコマンド
を参照し(5)、コマンドテーブルの次のデータがある
かチェックする(6)。次のデータがあれば、ステップ
(3)へ戻る。
【0058】ステップ(6)において、次のデータがな
ければエントリー番号nをインクリメントし(7)、全
てのエントリーを参照したかをチェックする(8)。全
てのエントリーを参照してなければステップ(3)へ戻
る。
【0059】一方、ステップ(8)の判定で全てのエン
トリーを参照したと判定した場合には、各エントリーの
判定カウンタを比較し、値が最も大きいものを確定とし
(9)、確定フラグをONにする(10)。
【0060】なお、上記実施例では、各印刷制御プログ
ラムに対応するコマンド体系特徴情報はプログラムとと
もにROMに格納したもののみを使用したが、特徴情報
をホストコンピュータ101から所定のコマンドによっ
てダウンロードすることも可能である。
【0061】図7は、図1に示したRAM116に構築
される第2のエントリテーブルと特徴情報データテーブ
ルとの関係を示す図であり、図4と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0062】この図に示すように、ホストコンピュータ
101からコマンドによって特徴情報が入力(ダウンロ
ード)された場合、特徴情報をRAM116に格納し
て、その先頭アドレスをエミュレーションIDによって
指定された制御プログラムのエントリーに格納する。
【0063】特徴情報入力コマンドのパラメータとして
データサイズと、エミュレーションIDと、コマンド形
式とコマンドテーブル400のデータが入力される。
【0064】また、本実施例では、自動識別の最低デー
タ数M、データ待ち時間Nの値をパネル操作部115の
メニュー操作により設定変更を行なったが、ホストコン
ピュータ101側からのコマンドによる設定変更も可能
である。
【0065】また、本実施例では、各エミュレータのコ
マンドにより特徴情報を入力したが、エミュレータのコ
マンド体系とは別にプリンタ制御専用の上位コマンド体
系を用いて特徴情報を入力することも可能である。
【0066】さらに、本実施例では、エミュレータは内
蔵されているもののみであったが、エミュレータはカー
トリッジあるいは外付けのハードディスクに格納するこ
とも可能である。
【0067】上記実施例によれば、異なる制御コマンド
の印刷データがプリンタバッファ等を介して連続して送
られてきた場合でもコマンド体系の識別を可能とする。
【0068】また、ROMに格納された特徴情報では認
識できない印刷データを生成するドライバにもドライバ
に適応した特徴情報を入力することによって自動識別が
可能となる。
【0069】また、データ転送速度が遅いホストやデー
タを数バイトずつ時間間隔をおいて転送するようなドラ
イバにも対応してコマンド体系の識別が可能となる。
【0070】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0071】以上説明したように、本発明に係る第1〜
第6の発明によれば、複数の解析手段のうちの1つの解
析手段により入力手段によって入力された印刷データを
解析した際に、判断手段が解析できない印刷データある
と判断された場合、許容手段が他の解析手段による印刷
データの解析を許容するので、搭載される複数の解析手
段による印刷データの解析候補を自在に切り替えて言語
体系が異なる印刷データの解析に柔軟に対応できる効果
を奏する。
【0072】
【0073】
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す印刷制御装置を適用可
能な印刷システムの構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したプリンタエンジン部の一例を示す
断面図である。
【図3】本発明に係る印刷装置における印刷制御手順を
示すフローチャートである。
【図4】図1に示したRAMに構築される第1のエント
リテーブルと特徴情報データテーブルとの関係を示す図
である。
【図5】図4に示した特徴情報データテーブルのデータ
構造を示す図である。
【図6】図5に示した印刷制御コマンド体系自動識別処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】図1に示したRAMに構築される第2のエント
リテーブルと特徴情報データテーブルとの関係を示す図
である。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 印刷装置 103 コントローラ部 104 エンジン部 105 受信バッファ 106 タイマ 107 データカウンタ 108 コマンド解析部 109 描画処理部 110 ページメモリ 113 コマンド体系自動識別処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 5/30 B41J 29/38 G06F 3/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコマンド体系の印刷データを処理
    可能な印刷制御装置において、 上位装置からの印刷データを入力する入力手段と、 前記複数のコマンド体系の印刷データを解析する複数の
    解析手段と、 前記複数の解析手段のうちの1つの解析手段により前記
    入力手段によって入力された印刷データを解析させ、解
    析できない印刷データの有無を判断する判断手段と、 前記判断手段により解析できない印刷データがあると判
    断された場合、他の解析手段による印刷データの解析を
    許容する許容手段と、 を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記他の解析手段が印刷データを解析す
    る場合、すでに前記1つの解析手段により解析された印
    刷データを含んで解析することを特徴とする請求項1記
    載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 更に、各コマンド体系の特徴情報と前記
    入力手段によって入力された印刷データとに基づいて、
    前記印刷データを解析すべき解析手段を選択する選択手
    段を有し、前記選択手段により、前記1つの解析手段、
    及び前記他の解析手段が選択されることを特徴とする請
    求項1または2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 複数のコマンド体系の印刷データを処理
    可能な印刷制御装置における印刷制御方法において、 前記複数のコマンド体系の印刷データを解析する複数の
    解析手段のうちの1つの解析手段により上位装置によっ
    て入力された印刷データを解析させ、解析できない印刷
    データの有無を判断する判断工程と、 前記判断工程により解析できない印刷データがあると判
    断された場合、他の解析手段による印刷データの解析を
    許容する許容工程と、 を有することを特徴とする印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 前記他の解析手段が印刷データを解析す
    る場合、すでに前記1つの解析手段により解析された印
    刷データを含んで解析することを特徴とする請求項4記
    載の印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 更に、各コマンド体系の特徴情報と前記
    入力手段によって入力された印刷データとに基づいて、
    前記印刷データを解析すべき解析手段を選択する選択工
    程を有し、前記選択工程により、前記1つの解析手段、
    及び前記他の解析手段が選択されることを特徴とする請
    求項4または5記載の印刷制御方法。
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