JP2956071B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2956071B2
JP2956071B2 JP1164450A JP16445089A JP2956071B2 JP 2956071 B2 JP2956071 B2 JP 2956071B2 JP 1164450 A JP1164450 A JP 1164450A JP 16445089 A JP16445089 A JP 16445089A JP 2956071 B2 JP2956071 B2 JP 2956071B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第9図) D発明が解決しようとする問題点(第9図) E問題点を解決するための手段(第1図、第3図及び第
5図) F作用(第1図、第3図及び第5図) G実施例 (G1)第1図の実施例(第1図〜第7図) (G2)他の実施例(第8図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は液晶表示装置に関し、例えば複数の映像信号
を記録トラツクに順次循環的に記録するようになされた
ビデオテープレコーダの液晶表示装置に適用して好適な
ものである。
B発明の概要 本発明は、液晶表示装置において、順次循環的に切り
換わつて入力される複数の映像信号に対し、そのうちの
1つの映像信号で表示画像を書き換えると共に、残りの
映像信号が入力される期間の間、書き換えた表示画像を
保持することにより、簡易な構成で所望の表示画像を得
ることができる。
C従来の技術 従来、ビデオテープレコーダの記録フオーマツトにお
いては、1つの記録トラツクを映像信号記録領域及びオ
ーデイオ信号記録領域に分割して記録するようになされ
たものがある。
すなわち第9図に示すように、磁気テープ1上に順次
斜めに記録トラツクTA1、TA2、……を形成し、このとき
記録トラツクTA1、TA2、……の走査開始端側の所定領域
ARA(以下オーデイオ信号記録領域と呼ぶ)にステレオ
方式のPCMオーデイオ信号を記録する。
これに対して記録トラツクTA1、TA2、……の走査終了
端側の所定領域ARVに、1フイールド単位で映像信号を
記録し、このとき同時にオーデイオ信号を多重記録す
る。
これにより各記録トラツクTA1、TA2、……から映像信
号を順次再生すると共に、必要に応じて多重記録された
オーデイオ信号又はオーデイオ信号記録領域ARAに記録
されたPCMオーデイオ信号を再生してモニタし得るよう
になされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、この種の記録フオーマツトを維持したま
ま、記録トラツクごとに順次循環的に複数の映像信号を
記録すれば(特開昭63−9377号公報)、より多くの映像
信号を記録することができ、実用上便利であると考えら
れる。
ところがこのようにして記録した複数の映像信号を再
生する場合、複数の映像信号が順次循環的に切り換わつ
て出力されることから、そのうちの1つの映像信号につ
いて表示画像を形成するためには、残りの映像信号が出
力される期間の間、画像メモリ回路等を用いて映像信号
を保持しなければならず、表示装置の構成が煩雑になる
問題があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来の
記録フオーマツトに基づいて順次記録された複数の映像
信号を再生するにつき、簡易な構成で所望の映像信号を
表示することができる液晶表示装置を提案しようとする
ものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、複数
の映像信号SV1、SV2を記録トラツクTA1、TA2、……単位
で順次循環的に記録した磁気テープ1を再生することに
より、複数の映像信号SV1、SV2を順次循環的に切り換え
て出力する磁気再生部21A、21B、23と、液晶表示板50
と、磁気再生部21A、21B、23から出力される複数の映像
信号SV1、SV2を受け、当該複数の映像信号SV1、SV2のう
ちの1つの映像信号SV1で液晶表示板50の表示画像Mを
書き換えると共に、残りの映像信号SV2が入力される期
間、書き換えた表示画像Mを保持する液晶駆動回路27、
29、31、37、39、41、42、43、45、47、48、49、52、5
4、56、58、SHA1、……、SHAn、……、SHB1、……、SHB
n、……、G1、……、Gmとを設けるようにし、液晶駆動
回路27、29、31、37、39、41、42、43、45、47、48、4
9、52、54、56、58、SHA1、……、SHAn、……、SHB1、
……、SHBn、……、G1、……、Gmが液晶表示板50に表示
させる表示画像Mの映像信号SV1を選択するための選択
信号W/Hを基準にして当該映像信号SV1の同期信号QVDを
検出し、この検出した同期信号QVDを基準にして液晶表
示板50の表示画像Mを書き換えるようにした。
F作用 この結果、磁気テープ1に記録した複数の映像信号S
V1、SV2が同期化されていない場合でも、選択信号W/Hを
基準にして検出した同期信号QVDを基準にして映像信号S
V1で液晶表示板50の表示画像Mを同期を取つて書き換え
ることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 (G1−1)磁気記録装置 第1図において、10は全体として磁気記録装置を示
し、映像機器11及び12から出力されるビデオ信号SV1
びSV2を磁気テープ1に記録する。
すなわち映像機器11及び12は、ビデオテープレコーダ
でなり、映像機器12から映像機器11にサブキヤリヤ信号
SSC及び垂直同期信号VDを出力することにより、ビデオ
信号SV1をビデオ信号SV2に同期化するようになされてい
る。
制御回路13は、ビデオ信号SV2を受け、同期信号を分
離した後、当該同期信号を基準にして1フールド周期で
信号レベルが反転するスチツチングパルス信号SWPを作
成する。
さらに制御回路13は、スイツチングパルス信号SWPを
選択回路14に出力し、これによりビデオ信号処理回路15
に、ビデオ信号SV1及びSV2を1フールド周期で切り換え
て出力するようになされている。
さらに制御回路13は、当該スイツチングパルス信号SW
Pを基準にして回転ドラム及びキヤプスタンモータを制
御し、これによりスチツチングパルス信号SWPの信号レ
ベルが反転する周期で、磁気ヘツド16A及び16Bが順次交
互に磁気テープ1上の映像信号記録領域ARVを走査する
ようになされている。
また制御回路13は、スイツチングパルス信号SWPを基
準にして、周波数103〔k Hz〕、119〔k Hz〕、165〔k H
z〕及び149〔k Hz〕の間で、1フールド周期で周波数が
順次循環的に切り換わるパイロツト信号SATFを加算回路
18に出力するようになされ、これによりATF(automatic
track findig)の手法を適用してトラツキング制御し
得るようになされている。
これに対してビデオ信号処理回路15は、選択回路14を
介して1フールド周期で交互に入力されるビデオ信号S
V1及びSV2を順次クロマ信号及び輝度信号に分離した
後、クロマ信号を低域変換すると共に輝度信号を周波数
変調して加算回路18に出力する。
これに対してオーデイオ信号処理回路19は、映像機器
11及び12からオーデイオ信号SA1及びSA2を受け、それぞ
れオーデイオ信号SA1及びSA2をステレオ方式の右及び左
チヤンネルに割り当ててPCMオーデイオ信号SPCMに変換
する。
さらにオーデイオ信号処理回路19は、オーデイオ信号
SA1及びSA2をそれぞれ音声多重放送の主音声及び福音声
に割り当てて周波数変調信号SAFMに変換する。
さらにオーデイオ信号処理回路19は、磁気ヘツド16A
及び16Bがオーデイオ信号記録領域ARAを走査するタイミ
ングでPCMオーデイオ信号SPCMを加算回路18に出力し、
これにより磁気テープ1上のオーデイオ信号記録領域AR
Aに、オーデイオ信号SA1及びSA2をステレオ方式の右及
び左チヤンネルに割り当てたPCMオーデイオ信号SPCM
記録するようになされている。
さらにオーデイオ信号処理回路19は、磁気ヘツド16A
及び16Bが映像信号記録領域ARVを走査するタイミング
で、周波数変調信号SAFMを加算回路18に出力する。
これにより第2図に示すように映像信号記録領域ARV
においては、低域変換したクロマ信号SC、パイロツト信
号SATF、オーデイオ信号SA1及びSA2をそれぞれ音声多重
放送の主音声及び福音声に割り当てた周波数変調信号S
AFM、周波数変調した輝度信号SVFMが記録され、このと
きAヘツド16Aで形成される記録トラツクTA1……におい
ては、ビデオ信号SV1が割当られるのに対し、Bヘツド1
6Bで形成される記録トラツクTA2……においては、ビデ
オ信号SV2が割当られる。
かくして、映像信号の内容を1フイールド単位で切り
換えると共に、オーデイオ信号SA1及びSA2をステレオ方
式の右及び左チヤンネルと音声多重放送の主音声及び福
音声に割り当てることにより、従来の記録フオーマツト
を維持して、1つの磁気テープ1に2つの番組を記録す
ることができる。
(G1−2)磁気再生装置 これに対して第3図に示すように、磁気再生装置20に
おいては、磁気ヘツド21A及び21Bから得られる再生信号
SRFをビデオ信号処理回路23、オーデイオ信号処理回路2
5及び制御回路27に与える。
制御回路27は、回転ドラムの回転に同期して信号レベ
ルが立ち上がるパルス信号PGを受け、当該パルス信号PG
を基準にしてATFトラツキング制御の手法を用いること
により、キヤプスタンモータを制御してトラツキング制
御するようになされている。
さらに制御回路27は、パルス信号PGを基準にしてスイ
ツチングパルス信号SWPを作成するようになされ、当該
スイツチングパルス信号SWPを直接選択回路29に出力す
ると共に、反転増幅回路31を介して選択回路29に出力す
るようになされている。
従つて選択回路29の接点を切り換えることにより、そ
れぞれビデオ信号SV1又はSV2がビデオ信号処理回路23に
入力される期間の間、当該選択回路29から出力される選
択信号W/Hの信号レベルを立ち上げることができる。
かくしてこの実施例においては、モード切換信号SMOD
に基づいて当該選択回路29の接点を切り換えることによ
り、選択信号W/Hを切り換え、当該選択信号W/Hを基準に
して表示画像を切り換えるようになされている。
これに対してビデオ信号処理回路23は、再生信号SRF
を帯域制限し、周波数変調した輝度信号SVFM及び低域変
換したクロマ信号SCを分離した後、クロマ信号SCを元の
周波数帯域に変換すると共に輝度信号SVFMを復調するよ
うになされている。
これにより第4図に示すように、ビデオ信号処理回路
23を介して、スイツチングパルス信号SWP(第4図
(A))に同期して順次1フイールド単位で切り換わる
ビデオ信号SV1及びSV2(第4図(B))を得ることがで
きる。
これに対してオーデイオ信号処理回路25は、それぞれ
磁気ヘツド21A及び21Bがオーデイオ信号記録領域ARAを
走査するタイミングで再生信号SRFを取り込むことによ
り、PCMオーデイオ信号SPCMの再生信号を得、これを復
号して、右及び左チヤンネルに割り当てられたオーデイ
オ信号SA1及びSA2を再生するようになされている。
さらにオーデイオ信号処理回路25は、再生信号SRF
帯域制限して周波数変調信号SAFMを抽出した後、これを
復調することにより、主音声及び福音声に割り当てたオ
ーデイオ信号SA1及びSA2を再生するようになされてい
る。
この実施例においては、PCMオーデイオ信号SPCMから
得られるオーデイオ信号SA1及びSA2を選択回路33に出力
すると共に、モード切換信号SMODに基づいて当該選択回
路33の接点を切り換えることにより、オーデイオ信号S
A1及びSA2の選択出力でスピーカ35を駆動するようにな
されている。
かくして従来の記録フオーマツトを維持して、2つの
映像機器11及び12から出力されたオーデイオ信号SA1
びSA2を磁気テープ1に記録した後、当該磁気テープ1
を再生して元のオーデイオ信号SA1及びSA2を再生するこ
とができる。
これに対して同期信号分離回路37は、順次1フイール
ド単位で切り換わるビデオ信号SV1及びSV2から垂直同期
信号VDを分離した後、当該垂直同期信号VDをアンド回路
39に与える。
アンド回路39は、垂直同期信号VDと共に選択信号W/H
を受けるようになされ、これによりモード切換信号SMOD
に応じてビデオ信号SV1又はSV2の同期信号QVDを選択し
て、液晶表示部40に出力するようになされている。
液晶表示部40は、アンド回路39から出力される同期信
号QVDを基準にして、ビデオ信号SV1及びSV2の表示画像
を形成するようになされ、このとき選択信号W/Hの信号
レベルが立ち上がる期間の間、表示画像を書き換えると
共に、当該信号レベルが立ち下がる期間の間、書き換え
た表示画像を保持するようになされている。
すなわち第5図に示すように、液晶表示部40は、同期
信号分離回路41にビデオ信号SV1及びSV2を与えて、垂直
同期信号VD及び水平同期信号HDを分離するようになさ
れ、選択回路42を介して当該垂直同期信号VD及び水平同
期信号HDを基準信号作成回路43に出力するようになされ
ている。
これにより基準信号作成回路43においては、水平同期
信号HDを基準にして、1水平走査期間の間所定回数だけ
信号レベルが立ち上がる水平クロツク信号XCKを作成す
ると共に水平同期信号HDが立ち上がるタイミングで信号
レベルが立ち上がる水平スタート信号XSを作成し、水平
レジスタ回路45に出力する。
さらに基準信号作成回路43は、垂直同期信号VD及び水
平同期信号HDを基準にして、1垂直同期期間の間、所定
回数だけ信号レベルが立ち上がる垂直クロツク信号YCK
を作成すると共に、垂直同期信号VDが立ち上がるタイミ
ングで信号レベルが立ち上がる垂直スタート信号YSを作
成し、垂直レジスタ回路47に出力する。
同時に基準信号作成回路43は、垂直クロツク信号YCK
に同期して信号レベルが立ち上がる転送パルス信号TRを
作成すると共に、1フイールド周期で信号レベルが切り
換わる制御信号SCを作成するようになされている。
これに対して水平レジスタ回路45は、直列接続された
n段のシフトレジスタ回路で構成され、水平スタート信
号XSの立ち上がりで入力段のシフトレジスタ回路を立ち
上げた後、当該シフトレジスタ回路の内容を、水平クロ
ツク信号XCKの信号レベルが立ち上がるタイミングで、
順次続くシフトレジスタ回路に転送するようになされて
いる。
さらに水平レジスタ回路45は、n段の各シフトレジス
タ回路の出力信号X1〜Xnをそれぞれサンプルホールド回
路SHA1〜SHAnにサンプルホールド信号として出力するよ
うになされている。
これによりサンプルホールド回路SHA1〜SHAnにおいて
は、入力信号を順次循環的にサンプルホールドするよう
になされ、水平同期信号HDに同期してその動作が循環す
るようになされている。
ちなみにサンプルホールド回路SHA1〜SHAnは、色信号
ごとに3系統設けられるようになされている。
これに対して反転スイツチ回路48は、ビデオ信号SV1
及びSV2を各色信号SR(SG、SB)に分離した後、各色信
号の極性を制御信号の信号レベルに応じて反転するよう
になされている。
ちなみにこの場合イクスクルーシブオア回路49を介し
て入力される制御信号SCの信号レベルに応じて極性を切
り換え、出力信号をサンプルホールド回路SHA1〜SHAnに
出力するようになされている。
かくしてサンプルホールド回路SHA1〜SHAnにおいて
は、1フイールド周期で極性の反転するビデオ信号SV1
及びSV2の色信号が、1水平走査線単位で、順次サンプ
ルホールドされるようになされている。
これに対してサンプルホールド回路SHB1〜SHBnは、転
送パルス信号TRが立ち上がるタイミングで、それぞれ対
応するサンプルホールド回路SHA1〜SHAnの出力信号をサ
ンプルホールドすると共に、そのサンプルホールド結果
を液晶表示板50の信号線LX1、LX2、LX3、……、LXnに出
力するようになされている。
かくして1水平走査期間の間、サンプルホールド回路
SHA1〜SHAnに順次サンプルホールドされたビデオ信号S
V1及びSV2の色信号SR(SG、SB)が、所定のタイミング
で一括してサンプルホールド回路SHB1〜SHBnに転送さ
れ、信号線LX1〜LXnに出力されるようになされている。
これに対して垂直レジスタ回路47は、直列接続された
m段のシフトレジスタ回路で構成され、垂直クロツク信
号YCK及び垂直スタート信号YSで当該シフトレジスタ回
路を駆動するとにより、水平レジスタ回路45と同様に垂
直クロツク信号YCKに同期したタイミングで、順次循環
的にシフトレジスタ回路を立ち上げるようになされてい
る。
さらに垂直レジスタ回路47は、各シフトレジスタ回路
の出力信号Y1、Y2、Y3、……、Ymを、それぞれアンド回
路G1、G2、G3、……、Gmを介して液晶表示板50の信号線
LY1、LY2、LY3、……、LYmに出力するようになされてい
る。
かくして液晶表示板50においては、信号線LX〜LXnの
信号レベルが1水平走査線の単位で、ビデオ信号SV1
びSV2の色信号SR(SG、SB)に応じて順次変化するのに
対し、これに同期して信号線LY1〜LYmの信号レベルが順
次循環的に立ち上がるようになされている。
液晶表示板50においては、信号線LY1〜LYmが信号線LX
1〜LXnと直交するように配置され、各交差位置にトラン
ジスタ及び液晶セルS11〜Smnを配置するようになされて
いる。
各交差位置のトランジスタは、それぞれ交差する信号
線LX1〜LXn及び信号線LY1〜LYm間の電位差に応じて、当
該交差部に形成された液晶セルS11〜Smnを駆動するよう
になされ、これにより当該液晶セルS11〜Smnで形成され
る赤色(青色及び緑色)の表示画像を、1水平走査線単
位で順次書き換えるようになされている。
かくして液晶表示部40においては、反転スイツチ回路
48に入力されたビデオ信号を表示するようになされ、こ
れにより1つのビデオ信号を記録トラツク単位で順次記
録した磁気テープを再生する場合は、1フイールド単位
で表示画像を更新するようになされている。
これに対してビデオ信号SV1及びSV2が切り換わつて入
力される場合は、選択信号W/Hが検出回路52に与えら
れ、これによりDフリツプフロツプ回路54、56と選択回
路42に制御信号JOGを与える。
これによりDフリツプフロツプ回路54は、動作状態に
切り換わり、選択信号W/Hが立ち下がる期間の間、基準
信号作成回路43から出力される基準信号に同期して、ア
ンド回路G1、G2、G3、……、Gmの動作を停止制御する。
これにより液晶表示板50においては、選択信号W/Hが
立ち下がる直前の表示画像が保持され、当該保持動作が
選択信号W/Hに応じて切り換わることにより、モード切
換信号SMODに応じてビデオ信号SV1又はSV2が入力される
期間の間、表示画像を書き換えた後、残りのビデオ信号
SV2又はSV1が入力される期間の間、書き換えた表示画像
を保持するようになされている。
実際上、液晶セルにおいては、一旦液晶を配向させれ
ば、電極間の電圧を除去した後においても、数秒間その
配向状態を維持する特徴がある。
従つてこのように、1フイールド単位で間欠的に表示
画像を書き換えるようにしても、実用上十分にフリツカ
を抑圧し得、かくして所望のビデオ信号SV1又はSV2の表
示画像を得ることができる。
かくして選択回路29において、選択信号W/Hとしてス
イツチングパルス信号SWPを選択すれば(第4図
(C))、ビデオ信号SV1の表示画像Mを形成し得るの
に対し(第4図(D))、選択信号W/Hとして反転増幅
回路31の出力信号を選択すれば(第4図(E))、ビデ
オ信号SV2の表示画像Mを形成することができる(第4
図(F))。
これに対して選択回路42は、制御信号JOGに応じて接
点を切り換え、この場合同期信号VDに代えて検出回路58
を介して入力される同期信号QVDを基準信号作成回路43
に出力するようになされている。
従つて基準信号作成回路43においては、複数のビデオ
信号SV1及びSV2が切り換わつて入力される場合は、同期
信号VDに代えて同期信号QVDに基づいて垂直クロツク信
号YCK等を作成するようになされ、これにより所望のビ
デオ信号SV1又はSV2に同期したタイミングで表示画像を
形成するようになされている。
実際上第6図に示すように、映像機器11及び12として
例えばチユーナを用いて、テレビジヨン放送信号を記録
する場合、ビデオ信号SV1及びSV2(第6図(A)及び
(B))を同期化することが困難な場合がある。
従つてこの場合、再生したビデオ信号SV1、SV2(第6
図(C))においては、スイツチングパルス信号SWP
(第6図(D))に対して同期が乱れるようになり、同
期信号VD(第6図(E))のパルス間隔がこれに伴つて
変化するようになる。
従つて単に1フイールド単位で間欠的に表示画像を書
き換えるだけでは、ビデオ信号SV1を選択表示する場
合、表示画像の同期が乱れるようになる。
ところがこの実施例のように、選択信号W/H(第6図
(F))を基準にしてビデオ信号SV1の同期信号を検出
し、その結果得られる同期信号QVD(第6図(G))を
基準にして表示画像M(第6図(H))を形成すれば、
同期の取れた表示画像を得ることができる。
かくして第7図に示すように、このようなビデオ信号
SV1においては、表示画面Mの中央部からほぼ1フイー
ルド期間の間で表示画像が書き換えられた後、続く1フ
イールドの期内の間で、書き換えた表示画像が保持され
る。
ちなみにこの場合基準信号作成回路43から出力される
同期信号QVDに同期した基準信号SREFを基準にして、ア
ンド回路G1〜Gmの動作を停止制御することにより、書き
換え動作及び保持動作の切り換えビデオ信号SV1に同期
したタイミングで切り換え、これにより当該切り換えの
部分が表示画面上に位置する場合でも、切り換えに伴う
表示画像の画質劣化を有効に回避するようになされてい
る。
これに対してDフリツプフロツプ回路56は、制御信号
JOGに応動して動作状態に切り換わるようになされ、反
転出力信号を入力端子に帰還することにより、同期信号
QVDを2分周してイクスクルーシブオア回路49に出力す
るようになされている。
従つてイクスクルーシブオア回路49においては、制御
信号SCとの排他的論理和を出力することにより、スチツ
チングパルス信号SWPの2倍の周期で信号レベルか切り
換わるようになされ、これにより反転スイツチ回路48を
介して出力される色信号SR(SG、SB)の極性が、2倍の
周期で切り換わるようになされている。
かくして通常のビデオ信号について表示画像を形成す
る場合は、スイツチングパルス信号SWPに同期して色信
号SR(SG、SB)の極性を切り換えるのに対し、間欠的に
表示画像を書き換える場合は2倍の周期で極性を切り換
えるようになされている。
これにより、液晶セルS11〜Smnの印加電圧を書き換え
動作のたびに打ち消すようになされ、これにより直流電
圧の連続的な印加を停止して液晶セルS11〜Smnの劣化を
有効に回避するようになされている。
かくしてこの実施例において磁気ヘツド21A、21B、ビ
デオ信号処理回路23は、複数の映像信号SV1、SV2を記録
トラツクTA1、TA2、……単位で順次循環的に記録した磁
気テープ1を再生することにより、複数の映像信号
SV1、SV2を順次循環的に切り換えて出力する磁気再生部
を構成するのに対し、制御回路27、選択回路29、42、反
転増幅回路31、同期信号分離回路37、41、アンド回路3
9、G1〜Gm、基準信号作成回路43、水平レジスタ回路4
5、垂直レジスタ回路47、反転スイツチ回路48、イクス
クルーシブオア回路49、検出回路52、58、Dフリツプフ
ロツプ回路54、56、サンプルホールド回路SHA1〜SHAn、
SHB1〜SHBnは、磁気再生部から出力される複数の映像信
号SV1、SV2を受け、複数の映像信号SV1、SV2のうちの1
つの映像信号SV1で液晶表示板50の表示画像を書き換え
ると共に、残りの映像信号SV2が入力される期間の間、
書き換えた表示画像を保持する液晶駆動回路を構成す
る。
(G1−3)実施例の動作 以上の構成において、磁気記録装置10において、映像
機器11及び12から出力されたビデオ信号SV1及びSV2は、
ビデオ信号SV2の1フイールド期間ごとに切り換えてビ
デオ信号処理回路15に入力され、これにより従来の記録
フオーマツトに基づいて順次循環的にビデオ信号SV1
びSV2が記録トラツクTA1、TA2、……単位で記録され
る。
さらにオーデイオ信号SA1及びSA2は、ステレオ方式の
右及び左チヤンネルに割り当てられると共に、音声多重
放送の主音声及び福音声に割り当てられて磁気テープ1
に記録される。
これに対して磁気再生装置20において、磁気ヘツド21
A及び21Bを介して出力される再生信号SRFは、オーデイ
オ信号処理回路25で復調され、これによりステレオ方式
の右及び左チヤンネルに割り当てられたオーデイオ信号
SA1及びSA2が選択回路33を介して選択出力される。
さらに再生信号SRFは、ビデオ信号処理回路23で順次
復調され、これによりビデオ信号SV1及びSV2が、ビデオ
信号SV2の1フイールド期間ごとに切り換えられて液晶
表示部40に出力されると共に同期信号分離回路37で当該
ビデオ信号SV1及びSV2の垂直同期信号VDが抽出される。
これに対して制御回路27から出力されるスイツチング
パルス信号SWPは、反転増幅回路31及び選択回路29を介
して液晶表示部40に出力され、これによりビデオ信号処
理回路23からビデオ信号SV1又はSV2が出力される期間の
間、信号レベルが立ち上げる選択信号W/Hが当該液晶表
示部40に与えられる。
このときアンド回路39で、当該選択信号W/Hに基づい
て同期信号VDから液晶表示部に表示するビデオ信号SV1
又はSV2の同期信号QVDだけが抽出され、液晶表示部40に
出力される。
液晶表示部40において、ビデオ信号SV1及びSV2は、反
転スイツチ回路48で所定のタイミングで極性が反転した
後、サンプルホールド回路SHA1〜SHAnに順次サンプルホ
ールドされ、これにより液晶表示板50の信号線LX1〜LXn
にビデオ信号SV1及びSV2に応じた駆動信号が与えられ
る。
これに対して同期信号QVDは、基準信号作成回路43に
与えられ、これにより液晶表示板50に表示するビデオ信
号SV1又はSV2に応じた基準信号YCK、YS等が作成され、
当該基準信号YCK、YS等で液晶表示板50が駆動される。
これに対して選択信号W/Hは、検出回路52及びDフリ
ツプフロツプ回路54に与えられ、これによりアンド回路
G1〜Gmの動作が回転ドラムが半回転する周期で切り換わ
る。
これによりビデオ信号SV1又はSV2が出力される期間の
間だけ液晶表示板50の信号線LY1〜LYmに駆動信号が与え
られる。
かくしてビデオ信号SV1又ばSV2が入力される期間の間
だけ表示画像が書き換えられた後、続いて残りのビデオ
信号SV2又はSV1が入力される期間の間書き換えられた表
示画像が保持され、所望のビデオ信号SV1又はSV2だけを
表示することができる。
(G1−4)実施例の効果 以上の構成によれば、2つのビデオ信号SV1及びSV2
順次記録トラツク単位で記録した磁気テープを再生し、
その結果得られる順次循環的に切り換わるビデオ信号S
V1及びSV2のうちの1つのビデオ信号SV1又はSV2で液晶
表示板50の表示画像を書き換えると共に、残りのビデオ
信号SV2又はSV1が入力される期間の間、書き換えた表示
画像を保持することにより、簡易な構成で所望のビデオ
信号SV1又はSV2だけを表示することができる。
(G2)他の実施例 (1) なお上述の実施例においては、2つの映像機器
11、12から出力されるビデオ信号SV1及びSV2を切り換え
て記録トラツク単位で記録する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、連続する記録トラツクに間欠的
に映像信号を記録した後、これを再生する場合にも適用
することができる。
この場合例えば第8図に示すように、高感度の撮像装
置においては、1フイールド周期で映像信号を出力する
代わりに2フイールド周期で映像信号SV3を出力するこ
とにより、その分感度を向上するようになされたものが
ある。
従つてこのような撮像装置の映像信号を記録再生する
場合、本発明を適用すれば、簡易な構成で表示画像を得
ることができる。
(2) さらに上述の実施例においては、2つのビデオ
信号SV1及びSV2を順次切り換えて記録した後、所望の表
示画像を得る場合について述べたが、本発明は2つのビ
デオ信号SV1及びSV2に限らず、複数のビデオ信号を順次
循環的に切り換えて記録した磁気テープから所望の再生
画像を得る場合に広く適用することができる。
ちなみに3つ以上の映像信号を切り換えて記録した場
合は、スイツチングパルス信号SWPに代えて各記録トラ
ツクに記録したパイロツト信号SATFを基準にして液晶表
示部40の動作を切り換えるようにすればよい。
さらにオーデイオ信号においては、ステレオ方式の右
及び左チヤンネルに割り当てる他に、音声多重放送の主
音声及び福音声に割り当てるようにすれば、従来の記録
フオーマツトを維持したまま全部で4種類の映像信号及
びオーデイオ信号を記録再生することができる。
(3) さらに上述の実施例においては、1つの記録ト
ラツクを映像信号記録領域及びオーデイオ信号記録領域
に分割して記録する記録フオーマツトを用いて映像信号
を記録再生する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、種々の記録フオーマツトを用いる場合に広く適
用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、複数の映像信号を記録
トラツク単位で順次循環的に記録した磁気テープを再生
することにより、複数の映像信号を順次循環的に切り換
えて出力する磁気再生部と、液晶表示板と、磁気再生部
から出力される複数の映像信号を受け、当該複数の映像
信号のうち1つの映像信号で液晶表示板の表示画像を書
き換えると共に、残りの映像信号が入力される期間、書
き換えた表示画像を保持する液晶駆動回路とを設けるよ
うにし、液晶駆動回路が液晶表示板に表示させる表示画
像の映像信号を選択するための選択信号を基準にして当
該映像信号の同期信号を検出し、この検出した同期信号
を基準にして液晶表示板の表示画像を書き換えるように
したことにより、磁気テープに記録した複数の映像信号
が同期化されていない場合でも、選択信号を基準にして
検出した同期信号を基準にして映像信号で液晶表示板の
表示画像を同期を取つて書き換えることができ、かくし
て簡易な構成で所望の映像信号を選択表示し得る液晶表
示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録装置を示すブ
ロツク図、第2図はその動作の説明に供する特性曲線
図、第3図は磁気再生装置を示すブロツク図、第4図は
その動作の説明に供する信号波形図、第5図は液晶表示
部を示すブロツク図、第6図はその動作の説明に供する
信号波形図、第7図はその表示画像を示す略線図、第8
図は他の実施例の説明に供する信号波形図、第9図はビ
デオテープレコーダの記録フオーマツトを示す略線図で
ある。 1……磁気テープ、10……磁気記録装置、15、23……ビ
デオ信号処理装置、20……磁気再生装置、40……液晶表
示部、50……液晶表示板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の映像信号を記録トラツク単位で順次
    循環的に記録した磁気テープを再生することにより、上
    記複数の映像信号を順次循環的に切り換えて出力する磁
    気再生部と、 液晶表示板と、 上記磁気再生部から出力される上記複数の映像信号を受
    け、当該複数の映像信号のうちの1つの上記映像信号で
    上記液晶表示板の表示画像を書き換えると共に、残りの
    上記映像信号が入力される期間、上記書き換えた上記表
    示画像を保持する液晶駆動回路と を具え、上記液晶駆動回路は、上記液晶表示板に表示さ
    せる上記表示画像の上記映像信号を選択するための選択
    信号を基準にして当該映像信号の同期信号を検出し、当
    該検出した上記同期信号を基準にして上記液晶表示板の
    上記表示画像を書き換える ことを特徴とする液晶表示装置。
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