JP2951222B2 - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JP2951222B2
JP2951222B2 JP6295420A JP29542094A JP2951222B2 JP 2951222 B2 JP2951222 B2 JP 2951222B2 JP 6295420 A JP6295420 A JP 6295420A JP 29542094 A JP29542094 A JP 29542094A JP 2951222 B2 JP2951222 B2 JP 2951222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源の遮断を制御する
電源制御装置に関し、該電源制御装置を利用する情報処
理装置は、コンピュータ制御によって制御される装置全
般を指し、コンピュータにより、情報が処理される装置
を含む。例えば、パソコン、ワープロなどのOA機器の
他、電子レンジ、全自動洗濯機などの家電製品は、これ
に該当する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来のワードプロセッサーに於
ては、この装置の電源を遮断するための第1の手動スイ
ッチが装置の本体の概ね前面に設けられており、更に該
スイッチの他に強制的に電源を遮断する第2のスイッチ
が装置の概ね背面もしくは側面などの目にとまりにくい
場所にそなえられている。
【0003】従来技術としては、特開昭62−0380
38に見られるように機械的スイッチを設けて該機械的
スイッチをOFFすることによって、電源OFFの指令
に基ずいて電源遮断のソフトウェアスイッチが正常に動
作しない場合には、時間タイマーを作動させ、一定時間
後に電源を遮断させるという方法がとられていた。
【0004】このように、第1及び第2の手動スイッチ
を併設した従来の情報処理装置においては、第1の手動
スイッチのOFF操作により、CPUに割り込み処理が
かかり、これによって情報処理装置の処理動作を終了さ
せるために必要な処理(以下、終了処理という)をCP
Uが実行し、該終了処理が完了した時にソフトウェア的
に電源が遮断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き従来の技術
では、電源をソフトウェア的に遮断する第1の手動スイ
ッチとは別に電源を機械的に遮断する為の第2の手動ス
イッチが、スイッチ操作をし難い目立たない場所に設置
されているが、第1の手動スイッチが作動しない場合の
非常手段としてのスイッチであって普段使用することも
ないという理由から慣れない第2のスイッチの操作をす
るのに手間取り、時間を費やすという問題があった。更
に電源を遮断するという同一の目的の為に、ソフトウェ
アスイッチと、強制遮断するハードウェアスイッチとの
2つのスイッチを設定しなければならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電源制御装置
は、ON操作後にONの状態を保持し及びOFF操作後
にOFFの状態を保持する手動スイッチであってOFF
操作後もしくはON操作後に異なる信号レベルを出力す
る手動スイッチを有し、手動スイッチのOFF操作によ
ってCPUに割り込みをかけ、該CPUが正常な終了処
理を実行した後に発せられる電源遮断許可信号によっ
て、電源を遮断する電源制御装置において、前記手動ス
イッチのON、OFFの操作の遷移を記憶し、前記手動
スイッチのON操作により該記憶手段の出力信号をHI
GHに保持し、また電源ON時に該記憶手段の出力信号
がLOWにリセットされるロジック構成の記憶手段と、
前記電源遮断許可信号が発せられたか又は前記ロジック
構成の記憶手段の出力信号がHIGHであるかの何れか
の場合であって、前記手動スイッチがOFF操作された
場合に、前記電源を強制的に遮断するロジック構成の
制電源遮断手段と、を備えたこと、を特徴とする電源制
御装置、によって、前記手動スイッチのOFF操作の
後、前記CPUの異常により電源が遮断されない場合に
も、前記手動スイッチをON操作に続いてOFF操作を
することにより、前記電源を強制的に遮断することを可
能となして、従来の、電源をソフトウェア的に遮断する
第1の手動スイッチと、電源を機械的に遮断する為の第
2の手動スイッチとが統合されて、使用者からみて常に
電源スイッチは1つしかないという環境を実現した。
【0007】
【作用】本発明の電源制御装置によれば、手動スイッチ
のOFF操作のあと、CPUの異常動作などによって電
源遮断がなされない場合には、上記手動スイッチをON
にした後で再び該手動スイッチをOFFするという操作
がなされたことを制御回路が検知して、CPUからの電
源遮断信号が発せられたものとみなして、前記電源回路
の電源を強制的に遮断する。
【0008】更に、CPUがプログラムに従って正常に
動作するのを待って手動スイッチをOFF及びON操作
することが可能な為、前記電源の強制遮断の機能は、作
動しないように人為的に制御することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明に係る回路の構成図である。
1は情報処理装置に設けられた電源スイッチであり、2
は情報処理装置への割り込みを制御するフリップフロッ
プ回路であり、3は情報処理装置の中央制御装置(CP
U)であり、4は電源スイッチ1のデータのインバータ
(NOT回路)であり、5はインバータ4からのデータ
を保持するフリップフロップ回路である。
【0010】6はCPUからの電源OFF許可信号とフ
リップフロップ回路5とのデータとのOR回路であり、
7はOR回路6と電源スイッチ1からのデータとのAN
D回路である。8は電源スイッチを実際に遮断するリレ
ーである。
【0011】フリップフロップ回路2及び5は共に情報
処理装置の電源ONによりリセットされる。
【0012】情報処理装置の電源が、業務終了の為にO
FFされる場合に、電源スイッチ1がOFFされると、
フリップフロップ2へ割り込み信号が入力され情報処理
装置は該割り込みを検知して、フリップフロップ2のリ
セットを行うと同時に、情報処理装置の実行途中の処理
に対して正常な終了処理を実行し始め、該終了処理が全
て完了すると、電源OFFの許可信号をOR回路6に出
力する。
【0013】一方前記電源スイッチOFFによって、イ
ンバータ4には同じくHIGHの信号が入力され同時に
LOWの信号がインバータ4から出力されるので、フリ
ップフロップ5はLOW信号のため影響は受けない(フ
リップフロップ5の出力はLOWのままであり、情報処
理装置の電源が遮断されることはない)。
【0014】次に前記CPUのプログラムの暴走などを
原因として電源OFFの許可が、OR回路に出されない
と、情報処理装置の電源が遮断されないので、情報処理
装置の電源を遮断するために、前記同一の電源スイッチ
がONされると、電源スイッチから出力される信号はL
OWになり、為にインバータ4の出力信号がHIGHに
なり、為にOR回路6の出力もONになる。
【0015】次に前記電源スイッチをOFFに操作する
と、インバータ4の入力はHIGH、出力はLOWにな
りフリップフロップ5の出力に変化はなくHIGHのま
まである。然るに電源スイッチ1からの出力信号がHI
GHとなっており、従ってAND回路7の出力もHIG
Hに設定されて、リレー8が動作して、情報処理装置の
電源が遮断される。
【0016】前記情報処理装置の電源が遮断される場合
に、図2は正常終了時のタイミングチャートを示し、図
3は異常終了時のタイミングチャートを示している。
【0017】以上の説明した実施例では、電源スイッチ
OFFでリレー8をOFFするようにしているが、逆に
電源スイッチONでリレー8をOFFするようにする
と、終了後の電源スイッチの状態が電源スイッチONで
終了することになり、次回の情報処理装置の電源立ち上
げでは、電源スイッチOFFの動作から入るという正常
な感覚とは矛盾する結果を生じる為である。
【0018】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の電源装置
によれば、手動スイッチのOFF操作の後、前記CPU
の何らかの異常状態により終了処理が動作しない場合
に、前記手動スイッチをON操作及び続いてOFF操作
をすることにより、前記電源スイッチ回路の電源を強制
的に遮断するものであり、同一電源スイッチによる強制
電源遮断を実現して、前記一連の強制電源遮断操作の向
上を図ることができた。
【0019】従来の技術において説明した時間タイマー
を作動させ一定時間後に電源を遮断させるという方法で
は、CPUの暴走などの異常時には所謂時間タイマーが
正常に動作するという保証は得られないので、CPUの
異常時の対策としては、再度同様の対策を講じる必要が
あるが、本発明のロジックによる強制電源遮断装置では
かかるタイマー利用から来るジレンマに陥ることは無
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電源制御装置の構成図である。
【図2】 本発明に係る電源の正常終了時のタイムチャ
ート図である。
【図3】 本発明に係る電源の異常終了時のタイムチャ
ート図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置に設けられた電源スイッチである。 2 情報処理装置への割り込みを制御するフリップフロ
ップ回路である。 3 情報処理装置の中央制御装置(CPU)である。 4 電源スイッチ1のデータのインバータ(NOT回
路)である。 5 インバータ4からのデータを保持するフリップフロ
ップ回路である。 6 CPUとフリップフロップ回路5とのデータのOR
回路である。 7 OR回路6と電源スイッチ1からのデータのAND
回路である。 8 電源を実際に遮断するリレーである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ON操作後にONの状態を保持し及びO
    FF操作後にOFFの状態を保持する手動スイッチであ
    ってOFF操作後もしくはON操作後に異なる信号レベ
    ルを出力する手動スイッチを有し、手動スイッチのOF
    F操作によってCPUに割り込みをかけ、該CPUが正
    常な終了処理を実行した後に発せられる電源遮断許可信
    号によって、電源を遮断する電源制御装置において、 前記手動スイッチのON、OFFの操作の遷移を記憶
    し、前記手動スイッチのON操作により該記憶手段の出
    力信号をHIGHに保持し、また電源ON時に該記憶手
    段の出力信号がLOWにリセットされるロジック構成の
    記憶手段と、 前記電源遮断許可信号が発せられたか又は前記ロジック
    構成の記憶手段の出力信号がHIGHであるかの何れか
    の場合であって、前記手動スイッチがOFF操作された
    場合に、前記電源を強制的に遮断するロジック構成の
    制電源遮断手段と、 を備えたこと、を特徴とする電源制御装置。
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