JP2950055B2 - 湯水混合装置 - Google Patents
湯水混合装置Info
- Publication number
- JP2950055B2 JP2950055B2 JP28414792A JP28414792A JP2950055B2 JP 2950055 B2 JP2950055 B2 JP 2950055B2 JP 28414792 A JP28414792 A JP 28414792A JP 28414792 A JP28414792 A JP 28414792A JP 2950055 B2 JP2950055 B2 JP 2950055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- valve
- hot water
- temperature
- mixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は湯と水の混合比率を調節
し最適な混合湯温を得る湯水混合装置の高圧保護制御に
関するものである。
し最適な混合湯温を得る湯水混合装置の高圧保護制御に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の湯水混合装置は図２のようなもの
であった。同図において１はミキシングバルブ、２はミ
キシングバルブ１に水を供給する給水管、３は給湯管で
ある。４は給水管２より供給された水と給湯管３より供
給された湯とを適温に調節する湯温調節弁を動作させる
湯温調節つまみである。５は湯水の出し止めを行う止水
弁を動作させる止水つまみである。６は洗い場吐水口７
とシャワー吐水口８との流路を切換える切換え弁を動作
させる切換えつまみである。
であった。同図において１はミキシングバルブ、２はミ
キシングバルブ１に水を供給する給水管、３は給湯管で
ある。４は給水管２より供給された水と給湯管３より供
給された湯とを適温に調節する湯温調節弁を動作させる
湯温調節つまみである。５は湯水の出し止めを行う止水
弁を動作させる止水つまみである。６は洗い場吐水口７
とシャワー吐水口８との流路を切換える切換え弁を動作
させる切換えつまみである。
【０００３】止水つまみ５を開けることにより給水管２
より供給された水と給湯管３より供給された湯は、湯温
調節つまみ４にて適温に調節され、吐水切換えつまみ６
により選択された吐水口より吐出され使用する。
より供給された水と給湯管３より供給された湯は、湯温
調節つまみ４にて適温に調節され、吐水切換えつまみ６
により選択された吐水口より吐出され使用する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ミキシングバルブの設
置場所としては、浴室内に露出して使用される。最近浴
室内の室温をスチーム等で上昇させて、サウナ室がわり
に使用する傾向が増えてきている。その場合、浴室内の
室温を上昇させると当然、ミキシングバルブ１内の残湯
の温度も上昇する。湯温が上昇することによりミキシン
グバルブ１の内圧が上昇する。内圧が上昇することによ
り、ミキシングバルブ１内のシール部及び各弁部の部品
（図示しない）が破壊したり、水漏れ現象をひきおこす
事故が発生する。
置場所としては、浴室内に露出して使用される。最近浴
室内の室温をスチーム等で上昇させて、サウナ室がわり
に使用する傾向が増えてきている。その場合、浴室内の
室温を上昇させると当然、ミキシングバルブ１内の残湯
の温度も上昇する。湯温が上昇することによりミキシン
グバルブ１の内圧が上昇する。内圧が上昇することによ
り、ミキシングバルブ１内のシール部及び各弁部の部品
（図示しない）が破壊したり、水漏れ現象をひきおこす
事故が発生する。
【０００５】又、破壊、水漏れに至らなくても、止水弁
５・湯温調節弁４・切換え弁６の動作トルクが、内圧が
上昇することにより増し各つまみを回しても動作しずら
く又は動作しないという問題点を有していた。
５・湯温調節弁４・切換え弁６の動作トルクが、内圧が
上昇することにより増し各つまみを回しても動作しずら
く又は動作しないという問題点を有していた。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、安全
でかつ使用性の高い湯水混合装置を提供することを目的
としたものである。
でかつ使用性の高い湯水混合装置を提供することを目的
としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、湯流路および水流路と、前記湯流路および
水流路の流量を調節し温度を調節する混合弁と、前記混
合弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度を検出
する温度検出器と、混合湯の出し止めを行う止水弁と、
前記止水弁を駆動する止水弁駆動装置と、前記混合弁駆
動装置・温度検出器・止水弁駆動装置を制御する制御器
を備え、前記温度検出器が前記止水弁が閉の状態にもか
かわらず設定値以上の温度上昇を検出すると前記制御器
は前記止水弁を開く方向に前記止水弁駆動装置を制御す
る構成としてある。
に本発明は、湯流路および水流路と、前記湯流路および
水流路の流量を調節し温度を調節する混合弁と、前記混
合弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度を検出
する温度検出器と、混合湯の出し止めを行う止水弁と、
前記止水弁を駆動する止水弁駆動装置と、前記混合弁駆
動装置・温度検出器・止水弁駆動装置を制御する制御器
を備え、前記温度検出器が前記止水弁が閉の状態にもか
かわらず設定値以上の温度上昇を検出すると前記制御器
は前記止水弁を開く方向に前記止水弁駆動装置を制御す
る構成としてある。
【０００８】
【作用】本発明は上記構成によって、止水弁が閉じてい
るのにかかわらず、温度検出器が設定値以上の温度上昇
を検出すると、止水弁を瞬間的に開き湯水混合装置内の
内圧を下げる。
るのにかかわらず、温度検出器が設定値以上の温度上昇
を検出すると、止水弁を瞬間的に開き湯水混合装置内の
内圧を下げる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１０】図１において、９は水流路であり１０は湯
流路である。１１は水流路９から導かれた水と湯流路１
０から導かれた湯の流量を調節して温度を変化させる混
合弁であり混合弁駆動装置１２にて駆動する構成になっ
ている。１３は混合湯の出し止めを行う止水弁であり止
水弁駆動装置１４にて駆動する構成になっている。１５
は流路を切換える切換え弁でありバスタブ吐水口１６ま
たはシャワー吐水口１７に切換える構成であり切換え弁
駆動装置１８にて駆動する構成になっている。１９は湯
水混合装置内の湯温を検出する温度検出器である。２０
は設定器２１及び温度検出器１９からの信号により各弁
駆動装置１２・１４・１８を動作させる制御器である。
２２は湯水の逆流を防止する逆止弁である。
流路である。１１は水流路９から導かれた水と湯流路１
０から導かれた湯の流量を調節して温度を変化させる混
合弁であり混合弁駆動装置１２にて駆動する構成になっ
ている。１３は混合湯の出し止めを行う止水弁であり止
水弁駆動装置１４にて駆動する構成になっている。１５
は流路を切換える切換え弁でありバスタブ吐水口１６ま
たはシャワー吐水口１７に切換える構成であり切換え弁
駆動装置１８にて駆動する構成になっている。１９は湯
水混合装置内の湯温を検出する温度検出器である。２０
は設定器２１及び温度検出器１９からの信号により各弁
駆動装置１２・１４・１８を動作させる制御器である。
２２は湯水の逆流を防止する逆止弁である。
【００１１】上記構成において、設定器２１にてシャワ
ー出湯を選択すると切換え弁駆動装置１８に通電されシ
ャワー流路側が開きバスタブ流路側が閉じる。次に、止
水弁駆動装置１４に通電され止水弁１３が開くことによ
り水流路９より水が湯流路１０より湯が湯水混合装置内
に導かれ、設定器２１よりあらかじめ設定された温度に
混合弁１１により調節されシャワー吐水口１７より出湯
する。その時温度検出器１９が混合湯の温度を検出し制
御器２０に信号をおくる、制御器２０は温度検出器１９
の検出温度と設定器２１の設定温度とを比較して実湯温
が設定湯温に対して低ければ水側閉・湯側開方向にま
た、逆に実湯温が設定湯温に対して高ければ水側開・湯
側閉方向に混合弁駆動装置１２を制御し混合弁１１を動
作させる。
ー出湯を選択すると切換え弁駆動装置１８に通電されシ
ャワー流路側が開きバスタブ流路側が閉じる。次に、止
水弁駆動装置１４に通電され止水弁１３が開くことによ
り水流路９より水が湯流路１０より湯が湯水混合装置内
に導かれ、設定器２１よりあらかじめ設定された温度に
混合弁１１により調節されシャワー吐水口１７より出湯
する。その時温度検出器１９が混合湯の温度を検出し制
御器２０に信号をおくる、制御器２０は温度検出器１９
の検出温度と設定器２１の設定温度とを比較して実湯温
が設定湯温に対して低ければ水側閉・湯側開方向にま
た、逆に実湯温が設定湯温に対して高ければ水側開・湯
側閉方向に混合弁駆動装置１２を制御し混合弁１１を動
作させる。
【００１２】設定器２１にて止水を選択すると、止水弁
駆動装置１４に通電され止水弁１３が閉じることにより
水流路９より水、湯流路１０より湯の供給が止まりそれ
ぞれの流路内の逆止弁２２が閉まる。
駆動装置１４に通電され止水弁１３が閉じることにより
水流路９より水、湯流路１０より湯の供給が止まりそれ
ぞれの流路内の逆止弁２２が閉まる。
【００１３】本湯水混合装置は、浴室内に設置され使用
されることがある。すなわち、最近浴室内の室温をスチ
ーム等で上昇させて、サウナ室がわりに使用する傾向が
増えてきている。
されることがある。すなわち、最近浴室内の室温をスチ
ーム等で上昇させて、サウナ室がわりに使用する傾向が
増えてきている。
【００１４】従来の構成のままの場合、浴室内の室温を
上昇させると当然、湯水混合装置内の残湯の温度も上昇
する。湯水混合装置内の残湯は止水弁１３と逆止弁２２
とで閉め切り状態となっているので残湯の温度が上昇す
ることにより湯水混合装置内の圧力が上昇する。内圧が
上昇することにより、混合弁駆動装置１２・止水弁駆動
装置１４・温度検出器１９等のシール部が破壊し水漏れ
をおこす。又、混合弁１１・止水弁１３・逆止弁２２等
の部品が破壊し、湯水混合装置が使用不能となる。
上昇させると当然、湯水混合装置内の残湯の温度も上昇
する。湯水混合装置内の残湯は止水弁１３と逆止弁２２
とで閉め切り状態となっているので残湯の温度が上昇す
ることにより湯水混合装置内の圧力が上昇する。内圧が
上昇することにより、混合弁駆動装置１２・止水弁駆動
装置１４・温度検出器１９等のシール部が破壊し水漏れ
をおこす。又、混合弁１１・止水弁１３・逆止弁２２等
の部品が破壊し、湯水混合装置が使用不能となる。
【００１５】又、破壊、水漏れに至らなくても、止水弁
１３・混合弁１１の動作トルクが内圧が上昇することに
より増し各つまみを回しても動作しずらく又は動作しな
いということになる。
１３・混合弁１１の動作トルクが内圧が上昇することに
より増し各つまみを回しても動作しずらく又は動作しな
いということになる。
【００１６】本発明の湯水混合装置の構成によると、止
水弁１３が閉の状態で、湯水混合装置内の残湯の温度が
上昇すると温度検出器１９がそれを検出し、制御器２０
に信号を送る。この信号を受けた制御器２０は、止水弁
駆動装置１４に信号を送り開方向に少し駆動させること
により止水弁１３を開く。そうすることにより、湯水混
合装置内の内圧の上昇を取り除く事が出来、上述した問
題点が発生することがない。
水弁１３が閉の状態で、湯水混合装置内の残湯の温度が
上昇すると温度検出器１９がそれを検出し、制御器２０
に信号を送る。この信号を受けた制御器２０は、止水弁
駆動装置１４に信号を送り開方向に少し駆動させること
により止水弁１３を開く。そうすることにより、湯水混
合装置内の内圧の上昇を取り除く事が出来、上述した問
題点が発生することがない。
【００１７】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
の湯水混合装置によれば、止水弁が閉の状態でも常に湯
水混合装置内の温度を温度検出装置が監視しており、異
常温度を検出すると止水弁駆動装置を開方向に動作させ
る構成であるから、内圧が上昇することにより、混合弁
駆動装置・止水弁駆動装置・温度検出器等のシール部が
破壊し水漏れをおこしたり又、混合弁・止水弁・逆止弁
等の部品が破壊し、湯水混合装置が使用不能となること
がない。又、破壊、水漏れに至らなくても、止水弁・混
合弁の動作トルクが内圧が上昇することにより増大し各
つまみを回しても動作しずらくなったり動作しないとい
う問題が生じることがなく安全性・信頼性が向上する。
の湯水混合装置によれば、止水弁が閉の状態でも常に湯
水混合装置内の温度を温度検出装置が監視しており、異
常温度を検出すると止水弁駆動装置を開方向に動作させ
る構成であるから、内圧が上昇することにより、混合弁
駆動装置・止水弁駆動装置・温度検出器等のシール部が
破壊し水漏れをおこしたり又、混合弁・止水弁・逆止弁
等の部品が破壊し、湯水混合装置が使用不能となること
がない。又、破壊、水漏れに至らなくても、止水弁・混
合弁の動作トルクが内圧が上昇することにより増大し各
つまみを回しても動作しずらくなったり動作しないとい
う問題が生じることがなく安全性・信頼性が向上する。
【図１】本発明の一実施例における湯水混合装置の構成
図
図
【図２】従来の湯水混合装置の構成図
９ 水流路 １０ 湯流路 １１ 混合弁 １２ 混合弁駆動装置 １３ 止水弁 １４ 止水弁駆動装置 １９ 温度検出器 ２０ 制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−123950（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−142955（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G05D 23/00 - 23/32
Claims (1)
- 【請求項１】湯流路および水流路と、前記湯流路および
水流路の流量を調節し温度を調節する混合弁と、前記混
合弁を駆動する混合弁駆動装置と、混合湯の温度を検出
する温度検出器と、混合湯の出し止めを行う止水弁と、
前記止水弁を駆動する止水弁駆動装置と、前記混合弁駆
動装置・温度検出器・止水弁駆動装置を制御する制御器
を備え、前記温度検出器が前記止水弁が閉の状態にもか
かわらず設定値以上の温度上昇を検出すると、前記制御
器は前記止水弁を開く方向に前記止水弁駆動装置を制御
する湯水混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28414792A JP2950055B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 湯水混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28414792A JP2950055B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 湯水混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131060A JPH06131060A (ja) | 1994-05-13 |
| JP2950055B2 true JP2950055B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17674783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28414792A Expired - Fee Related JP2950055B2 (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 湯水混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2950055B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP28414792A patent/JP2950055B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06131060A (ja) | 1994-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2950055B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JP2950054B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JP3061869B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH11150969A (ja) | 弁体開閉モータ制御装置および弁体開閉モータ制御方法 | |
| JP2874398B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JP2716150B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JP2513353B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH07317113A (ja) | 給水設備の漏水緊急遮断装置 | |
| JPH07213450A (ja) | シャワー装置 | |
| JPH07175532A (ja) | 湯水混合装置 | |
| JP2001065013A (ja) | 自動混合水栓 | |
| JP2720498B2 (ja) | 流量制御装置 | |
| JP3149495B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH0311494Y2 (ja) | ||
| JPH0343536Y2 (ja) | ||
| JPH0454385A (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH083761B2 (ja) | 湯水混合装置 | |
| JPH02113311A (ja) | 湯水混合制御装置 | |
| JPH0364016B2 (ja) | ||
| JP2589778B2 (ja) | 風呂装置 | |
| JP2023095370A (ja) | 湯水供給装置 | |
| JP2524006B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JP2003139404A (ja) | 混合水栓付先止め式貯湯電気温水器 | |
| JP2830507B2 (ja) | シャワー制御装置 | |
| JPH0311495Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070709 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |