JP2949235B2 - ルーフモールの取付構造 - Google Patents

ルーフモールの取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車ルーフ上面に画成される取付凹溝
に、ルーフモールを連続して取付ける取付構造に関する
ものである。
「従来の技術」 従来において、自動車ルーフサイドにドリップモール
を取付ける場合には、実開昭60−32150号公報に示す如
く、ルーフサイドパネルに複数のT型スタッドを所定の
間隔をおいて溶接し、該各スタッドに合成樹脂製のクリ
ップ体を固定して、該クリップ体を介してドリップモー
ルを取付ける構造が既に提供されているので、この取付
構造を利用して、ルーフモールをもルーフ上面の取付凹
溝に取付けることが十分に考えられる。
即ち、具体的には図示しないが、自動車ルーフ上面の
幅方向両側において、ルーフパネルとルーフサイドパネ
ルの重合溶接部に取付凹溝を画成し、該取付凹溝の底壁
面に複数のT型スタッドを所定の間隔をおいて順に溶接
して、該各T型スタッドにクリップ体を夫々固定する状
態を得て、該クリップ体の両側部に形成されている係止
部に、ルーフモールの背面側に設けられた係合部を係止
するように構成すれば、理論的には、ルーフモールを取
付凹溝に対しても簡単に取付けることが可能となる。
「発明が解決しようとする課題」 然し乍ら、実際の問題として、ルーフモールの取付構
造にT型スタッドを用いることは、ルーフパネルとルー
フサイドパネルの重合溶接部に取付凹溝を画成する際
に、該両パネルの重合溶接状態に応じて、取付凹溝の巾
寸法にバラツキが生じやすいので、たとえ取付凹溝のい
ずれか一方の立壁面を基準として、該取付凹溝の底壁面
にT型スタッドを順に溶接するとしても、上記取付凹溝
の巾寸法のバラツキに起因して、各スタッドの溶接位置
にも、当然にそれなりのバラツキが生じてしまう。
従って、取付凹溝内におけるスタッドの溶接位置にバ
ラツキが生じると、各クリップ体も、このバラツキに応
じてスタッドに固定される結果、最終的には、スタッド
のバラツキがルーフモール自体にまで影響を及ぼして、
ルーフモールが変形等して取付凹溝に取付けられること
となるので、モールの取付状態が不良となって、外観上
の見映えを害してしまう恐れが十分に考えられる。
「課題を解決するための手段」 而して、本発明は、斯る課題を有効に解決するために
開発されたもので、ルーフ上面に画成される取付凹溝内
に、複数のT型スタッドを間隔をおいて立設し、該各ス
タッドに固定されるクリップ体を介して、ルーフモール
を上記取付凹溝に取付けるルーフモールの取付構造にお
いて、T型スタッドに固定される固定クリップ体と、該
固定クリップ体に前記取付凹溝の長手方向に対して略垂
直方向に移動可能に保持されると共に前記ルーフモール
を係止する移動クリップ体とから前記クリップを構成
し、固定クリップ体あるいは移動クリップ体のどちらか
一方の基体に形成した取付凹溝の長手方向に対して略垂
直方向に延びるガイド溝に、他方の基体に形成したスラ
イド肩を係入させることにより、移動クリップ体が該固
定クリップ体に対して移動可能に保持されると共に、固
定クリップ体あるいは移動クリップ体の少なくともどち
らか一方の基体に、移動クリップ体の移動を一方向のみ
許容する移動方向規制手段を設け、また、固定クリップ
体あるいは移動クリップ体の少なくともどちらか一方の
基体に、他方と当接して移動クリップ体の前記許容され
た一方向の移動を阻止し、かつ、移動クリップ体にルー
フモールが装着されたときに前記当接が解除されて、移
動クリップ体の前記一方向の移動を許容する弾性ストッ
パー片を設けたことを特徴とする第1項記載のルーフモ
ールの取付構造を提供する。
又、本発明は、上記構成において、固定クリップ体と
移動クリップ体の基体の夫々に、相互に咬合可能な逆止
列歯と弾性ロック爪とを設け、かつ、固定クリップ体側
に設けられた逆止列歯の歯列と移動クリップ体側に設け
られた逆止列歯の歯列とが上下方向において位置がずれ
ていることを特徴とする第2項記載のルーフモールの取
付構造を提供する。
「作用」 依って、第1項記載の発明にあっては、移動クリップ
体を保持する固定クリップ体をT型スタッドに固定した
後、移動クリップ体にルーフモールを係止すれば、弾性
ストッパー片による移動阻止状態が解けて、移動クリッ
プ体を固定クリップ体に対して移動させることが可能と
なるので、この移動クリップ体の移動をもって、T型ス
タッドの溶接位置のバラツキを効率良く吸収するだけ
で、スタッドの溶接位置のバラツキに全く影響されず
に、ルーフモールを理想的な状態をもって取付けること
ができる。
又、第2項記載の発明にあっては、これに加えて、強
度確保のために必要以上に小さくできない逆止列歯の上
下2段に位置をずらして設けてあるので、逆止列歯の歯
列を小さくせずに、つまり、逆止列歯の強度を落とさず
に、移動クリップ体の移動量が細かく調整可能となり、
より理想的なルーフモールの取付状態が保障できる。
「実施例」 以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係る取付構造も、第1図に示す如く、自
動車ルーフ上面の幅方向両側において、ルーフパネル1
とルーフサイドパネル2の重合溶接部に取付凹溝3を画
成して、該取付凹溝3の底壁面に複数のT型スタッド4
を所定の間隔をおいて溶接し、該各T型スタッド4に固
定されるクリップ体を介して、取付凹溝3の幅よりも幅
の小さいルーフモール5を取付凹溝3に連続して取付
け、ルーフモール5が取付凹溝3内に取付けられた状態
で、取付凹溝3の一側立壁とルーフモール5の対面する
一側壁との間にドリップ溝3aを形成すること(第6図参
照)を前提とするものではあるが、特徴とするところ
は、合成樹脂で別体成形された下記の固定クリップ体10
と移動クリップ体20の二部品を有機的に用いて、ルーフ
モール5を取付ける点にある。
前者の固定クリップ体10は、T型スタッド4に直接固
定されるもおで、具体的には、第2図A・Bにも示す如
く、その矩形状基体11の中央部に、大径孔部12aと小径
孔部12bよりなる係着孔12と、大径孔部12aから小径孔部
12bに上がる斜面部12cとを形成して、T型スタッド4の
頭部4aを係着孔12の大径孔部12aに係入して、その軸部
を小径孔部12b内に移動することにより、各スタッド4
に対して簡単に固定できる構成となっている。
更に、固定クリップ体10は、自身の基体11の取付凹溝
3の長手方向の両端部内側に、コ字形状を呈する一対の
ガイド溝13を取付凹溝3の長手方向に対して略垂直方向
に形成すると共に、該各ガイド溝13の上部に一対の弾性
ロック爪14を設け、かつ該各弾性ロック爪14の上部に段
部15を形成して、該各段部15の対向壁面に一対の逆止列
歯16を形成する一方、基体11の取付凹溝3の立壁に面す
る一側面側に、先端部17aが上記各ガイド溝13の開講部
と対峙する略V字型の弾性ストッパー片17を一体に連設
し、かつ基体11の両端部外壁面に、一対のガタ防止用弾
性腕片18を斜設する構成となっている。
又、後者の移動クリップ体20は、第3図A・Bにも示
す如く、その基体21の取付凹溝3の長手方向の両端下部
に、上記固定クリップ体10の各ガイド溝13内を移動する
一対のスライド肩22を設ける一方、該各スライド肩22の
上部に、上記弾性ロック爪14をスライド可能に係入する
コ字形状のガイド溝23を形成すると共に、該各ガイド溝
23の対向壁面に、上記弾性ロック爪14と咬合する逆止列
歯24を連続形成し、かつ各ガイド溝23の上方に、上記逆
止列歯16と咬合する一対の弾性ロック爪25を設ける構成
となっている。尚、これら弾性ロック爪14と逆止列歯2
4、及び、弾性ロック爪25と逆止列歯16が、移動クリッ
プ体20の移動方向規制手段となっているが、本実施例に
あっては、図示する如く、固定クリップ体10側に設けら
れる逆止列歯16の歯列と、移動クリップ体20側に設けら
れる逆止列歯24の歯列とを、上下方向において位置がず
れるように設定している。
更に、移動クリップ体20は、自身の基体21の取付凹溝
3の立壁に面する両側上部に、ルーフモール5の背面側
に設けられる係合部5a・5bを係止する一対の係止腕部26
を一体に垂設する構成となっている。
従って、本実施例にあっては、固定クリップ体10側の
各ガイド溝13内に、移動クリップ体20側の各スライド肩
22を夫々係入すれば、上記弾性ストッパー片17方向への
移動(以下、前進移動という)のみが許容された状態を
もって、移動クリップ体20が固定クリップ体10に対して
移動可能に保持されると共に、両クリップ体10・20相互
間の弾性ロック爪14・25と逆止列歯24・16の咬合によ
り、移動クリップ体20を、その場で固定クリップ体10に
対して確実にロックできることとなる。
依って、斯る構成の固定クリップ体10と移動クリップ
体20を用いて、ルーフモール5を取付凹溝3に連続して
取付ける場合には、まず、固定クリップ体10のガイド溝
13内に移動クリップ体20のスライド肩22を係入して、上
記弾性ストッパー片17の先端部17aに当接するまで、該
各スライド肩22をガイド溝13内を移動させて、両クリッ
プ体10・20を連結する。
尚、斯る連結状態にあっては、両クリップ体10・20間
相互の弾性ロック爪14・25と逆止列歯24・16の咬合によ
り、移動クリップ体20は、逆方向に後退移動することが
阻止されているばかりか、各スライド肩22の先端部が、
ガイド溝13の開口部と対峙する弾性ストッパー片17の先
端部17aに当接して、前進移動することも阻止されてい
るので、この関係を得ることにより、両クリップ体10・
20の連結作業が容易となると共に、両クリップ体10・20
が、運搬時または作業中に移動する心配が全くなくな
る。
そこで、今度は、第4図に示す如く、各T型スタッド
4の頭部4aを固定クリップ体10の係着孔12の大径孔部12
aから小径孔部12bに移動して、移動クリップ体20を保持
した固定クリップ体10を、夫々対応するT型スタッド4
に個々に固定する。尚、この固定クリップ体10の固定に
際しては、各固定クリップ体10の弾性ストッパー片17
が、全て同一方向(実施例にあっては、ルーフサイドパ
ネル2側)に存するように固定しなければならないが、
斯る固定状態にあって、各T型スタッド4間に溶接位置
のバラツキが生じている場合には、当然に移動クリップ
体20を保持する固定クリップ体10自体も、該バラツキに
応じて各スタッド4に対して不揃いの状態のままでに固
定されることとなる。
次いで、本実施例にあっては、斯る不揃いの状態を承
知の上で、ルーフモール5自体の弾性を利用して、各移
動クリップ体20の係止腕部26にルーフモール5の係合部
5a.5bを係止する訳であるが、このルーフモール5の係
合部5a・5bの係止により、第5図に示す如く、弾性スト
ッパー片17側の係合部5aが、該弾性ストッパー片17の先
端部17aを下方に強制的に押圧して、移動クリップ体20
のスライド肩22に対する当接状態を自動解除するので、
これにより、全ての移動クリップ体20は、固定クリップ
体10に対して前進移動することが同時に許容される。
そこで、ルーフモール5の全体を把持しながら、該モ
ール5と一緒に、各移動クリップ体20を弾性ストッパー
片17方向に個々に移動させれば、第6図に示す如く、該
各移動クリップ体20の個別的な移動により、上記各スタ
ッド4の溶接位置のバラツキに起因した各固定クリップ
体10の固定位置のバラツキを効率良く吸収できるので、
これにより、ルーフモール5は、取付凹溝3の一の立壁
面に沿って、常に理想的な状態をもって即座に取付けら
れることとなって、ルーフモール5自体に対して、スタ
ッド4の溶接位置のバラツキが悪影響することが全くな
くなる。
又、各移動クリップ体20は、両クリップ体10・20相互
間の逆止列歯16・24により、逆方向への移動も当然に阻
止されているので、ルーフモール5の取付け後に、移動
クリップ体20が不用意に後退移動して、取付状態に悪影
響を与える心配も全くない。
その上、固定クリップ体10側に設けられる逆止列歯16
の歯列と、移動クリップ体20側に設けられる逆止列歯24
の歯列とが、上下方向に位置をずらしてので、各逆止列
歯16・24の強度を落とさずに、移動クリップ体20の移動
量を細かく調整して、より理想的なルーフモール5の取
付状態が保障できる。
尚、上記実施例にあっては、固定クリップ体10側に設
けられる弾性ストッパー片17を逆山形状となして、該逆
山形状の弾性ストッパー片17の両先端部17aを、各ガイ
ド溝13の開口部と対峙させる構成となしたものである
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
第7図に示す如く、基体11の一側面側に、各ガイド溝13
の開口部と対峙する突起部17bを有する板状の弾性スト
ッパー片17を個々に設けて、初期の段階においては、該
各板状弾性ストッパー片17の突起部17bに、移動クリッ
プ体20のスライド肩22を当接させるように構成すること
も実施に応じ任意である。
この場合にあっても、モール5の係合部5a・5bを移動
クリップ体20の係止腕部26に係止すれば、第一実施例と
同様に、モール5の一方の係合部5aが、各板状弾性スト
ッパー片17を下方に強制的に押圧して、移動クリップ体
20のスライド肩22に対する突起部17bの当接状態を自動
解除できるので、斯る状態を得て、ルーフモール5全体
の移動を伴って、各移動クリップ体20を固定クリップ体
10に対して前進移動させれば、第8図に示す如く、各ス
タッド4の溶接位置のバラツキに起因した各固定クリッ
プ体10の固定位置のバラツキを効率良く吸収して、ルー
フモール5を、取付凹溝3の一の立壁面に沿って、常に
理想的な状態をもって即座に取付けることが可能とな
る。
「発明の効果」 以上の如く、本発明は、上記した構成の固定クリップ
体と移動クリップ体とを有機的に使用することを特徴と
するものであるから、例えループパネルとルーフサイド
パネルの重合溶接状態に応じて、取付凹溝内でT型スタ
ッドの溶接位置にバラツキが生じていても、移動クリッ
プ体を保持する固定クリップ体を各T型スタッドに固定
した後、各移動クリップ体にルーフモールを係止すれ
ば、移動クリップ体を固定クリップ体に対して移動させ
ることが可能となるので、斯る移動クリップ体の移動を
もって、T型スタッドの溶接位置のバラツキを効率良く
吸収するだけで、スタッドの溶接位置のバラツキに全く
影響されずに、フールモールを取付凹溝に対して、常に
理想的に状態に取付けることが可能となった。
しかも、本発明にあっては、ルーフモールを移動クリ
ップ体に係止するだけで、全ての移動クリップ体の移動
が同時に許容され、しかも移動クリップ体の移動は、必
ずルーフモールの全体と一緒に行うものであるから、こ
れにより、モールの取付作業性が頗る良好となる利点を
も有するものである。
又、特に、第2項記載の発明の下では、強度確保のた
めに必要以上に小さくできない逆止列歯を上下2段に位
置をずらして設けてあるので、逆止列歯の歯列を小さく
せずに、つまり、逆止列歯の強度を落とさずに、移動ク
リップ体の移動量が細かく調整可能となり、より理想的
なルーフモールの取付状態が保障できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る取付構造を示す要部分解
斜視図、第2図Aは固定クリップ体を示す平面図、同図
Bは同側面図、第3図Aは移動クリップ体を示す平面
図、同図Bは同側面図、第4図乃至第6図はルーフモー
ルを取付凹溝に取付ける作業順序を示す要部断面図、第
7図は固定クリップ体の他例を示す斜視図、第8図は同
固定クリップ体を使用してルーフモールを取付けた状態
を示す要部断面図である。 3……取付凹溝、4……T型スタッド、4a……同頭部、
5……ルーフモール、5a・5b……係合部、10……固定ク
リップ体、11……同クリップ体の基体、12……係着孔、
13……ガイド溝、17……弾性ストッパー片、17a……同
先端部、17b……同突起部、20……移動クリップ体、21
……同クリップ体の基体、22……スライド肩。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 司 神奈川県横浜市戸塚区上矢部町字藤井 320番地 橋本フォーミング工業株式会 社内 (72)発明者 大貫 智義 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町51番地 加藤発条株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−109755(JP,A) 実開 平1−136045(JP,U) 実開 昭60−32150(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフ上面に画成される取付凹溝内に、複
    数のT型スタッドを間隔をおいて立設し、該各スタッド
    に固定されるクリップ体を介して、ルーフモールを上記
    取付凹溝に取付けるルーフモールの取付構造において、 T型スタッドに固定される固定クリップ体と、該固定ク
    リップ体に前記取付凹溝の長手方向に対して略垂直方向
    に移動可能に保持されると共に前記ルーフモールを係止
    する移動クリップ体とから前記クリップ体を構成し、 固定クリップ体あるいは移動クリップ体のどちらか一方
    の基体に形成した取付凹溝の長手方向に対して略垂直方
    向に延びるガイド溝に、他方の基体に形成したスライド
    肩を係入させることにより、移動クリップ体が該固定ク
    リップ体に対して移動可能に保持されると共に、 固定クリップ体あるいは移動クリップ体の少なくともど
    ちらか一方の基体に、移動クリップ体の移動を一方向の
    み許容する移動方向規制手段を設け、また、 固定クリップ体あるいは移動クリップ体の少なくともど
    ちらか一方の基体に、他方と当接して移動クリップ体の
    前記許容された一方向の移動を阻止し、かつ、移動クリ
    ップ体にルーフモールが装着されたときに前記当接が解
    除されて、移動クリップ体の前記一方向の移動を許容す
    る弾性ストッパー片を設けたことを特徴とするルーフモ
    ールの取付構造。
  2. 【請求項2】固定クリップ体と移動クリップ体の基体の
    夫々に、相互に咬合可能な逆止列歯と弾性ロック爪とを
    設け、かつ、固定クリップ体側に設けられた逆止列歯の
    歯列と移動クリップ体側に設けられた逆止列歯の歯列と
    が上下方向において位置がずれていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のルーフモールの取付構造。
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