JP2946156B2 - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
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- JP2946156B2 JP2946156B2 JP6482993A JP6482993A JP2946156B2 JP 2946156 B2 JP2946156 B2 JP 2946156B2 JP 6482993 A JP6482993 A JP 6482993A JP 6482993 A JP6482993 A JP 6482993A JP 2946156 B2 JP2946156 B2 JP 2946156B2
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- excitation
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Description
て電源を供給すると共に、その同じ信号線によって流量
信号も伝送する2線式の電磁流量計に関するものであ
る。
として電磁流量計がある。磁界中を電導性を有する流体
が流れる(移動する)ことによって、流体の流速に対応
した起電力の発生することが知られており、電磁流量計
はこの原理を応用したものである。複数の離れた場所で
流量測定を行う場合、電磁流量計は流体が流れる場所に
設置し、電磁流量計が検出して出力する信号を記録し、
また解析したりするための制御装置は離れた場所に置か
れることになる。この電磁流量計と制御装置との間は信
号線によって接続されるが、そこには最大20mAの電
流が供給されるようになっている。そして、電磁流量計
は供給されている電流の内、4mA以下を電源として使
用し、4〜20mAを用いてデータなどの信号伝送のた
めに使用している。
構成されており、磁界を与えるための励磁部に供給する
励磁電流値は常に一定の固定されたものであった。そし
て、励磁電流値が4mA以下であるため、励磁のために
消費できる電力が極めて少ないという問題があった。
るために成されたものであり、電磁流量計の励磁のため
の励磁電流値を大きくすることを目的とする。
は、検出手段が検出して出力され信号増幅手段により増
幅された流量信号の大きさを判別し、これにより流量信
号の大小に正に対応した判別信号を出力する信号判別手
段と、判別信号により励磁電流値を判別信号の大小に正
に対応して切り換えさせる信号を出力する第1の切り換
え手段と、判別信号により信号増幅手段の信号増幅率を
切り換させる信号を出力する第2の切り換え手段とを有
し、流量信号が大きくなるほど励磁電流値は大きくなる
ように切り替えられることを特徴とする。
量が多いと判断したときは、第1の切り換え手段は励磁
電流値を大きくさせる信号を出力し、第2の切り換え手
段は信号増幅手段の信号増幅率を小さくさせる信号を出
力する。
する。図1は、この発明の1実施例である電磁流量計の
構成を示す構成図である。同図において、1は磁界を発
生する励磁コイル、2は励磁コイル1から発生した磁界
中に配置され、測定対象の流体がこの磁界中を流れるこ
とにより発生する起電力を検出してその流速に比例した
流量信号を出力する測定管(検出手段)、3はその流量
信号を交流増幅する信号増幅回路、4は交流増幅された
信号を直流にするサンプルホールド回路、5は励磁コイ
ル1に励磁電流を供給する励磁回路である。
力される信号の大小により判別信号を出力する機能を有
するCPU、7はCPU6から出力される判別信号によ
り励磁電流切り換え信号を出力する第1の切り換え部、
8はCPU6から出力される判別信号によりゲイン切り
換え信号を出力する第2の切り換え部、9はサンプルホ
ールド回路4より出力されるアナログ信号をディジタル
信号に変えるA/D変換部、10は24Vの電源が供給
されデータ信号を送信するための端子である。なお、C
PU6はA/D変換部9によりディジタルに変換された
信号により出力部11を介して流量データを出力の制御
や、サンプルホールド回路4・励磁回路5・第1および
第2の切り換え部8などの制御も行う。
流にされた流量信号は、検出する流流量に比例して電圧
が変化している。例えば、励磁電流が4mAのときは、
測定管2中の流体が流れていないとサンプルホールド回
路4から出力される流量信号の電圧は0V、50m3 /
時のとき出力される流量信号は2.5V、流体の流量が
100m3 /時のとき出力される流量信号の電圧は5V
(最大値)である。そして、サンプルホールド回路4の
出力が0Vのときは、出力部11より4mAのデータ信
号(流量信号)が出力され、5Vのときは20mAのデ
ータ信号が出力される。データ信号以下の電流を励磁電
流として使用している範囲では、流量を表すデータ信号
に影響を与えることはない。このため、この発明では、
データ信号の電流が4mA以上のとき、その電流値に応
じて励磁電流を4mA以上に増やすようにしたものであ
る。
出力される流量信号が2V未満のときは判別信号「小」
を出力し、2V以上のときは判別信号「中」を出力し、
4V以上のときは判断信号「大」を出力する。判別信号
「小」が出力されているときは、第1の切り換え部7は
励磁電流切り換え信号「小」を出力し、このとき励磁回
路5は励磁コイル1に供給する電流を4mAにしてお
く。判断信号「中」が出力されると、第1の切り換え部
7は励磁電流切り換え信号「中」を出力し、これにより
励磁回路5は励磁コイル1に供給する電流を8mAに切
り換える。そして、判断信号「大」が出力されると、第
1の切り換え部7は励磁電流切り換え信号「大」を出力
し、これにより励磁回路5は励磁コイル1に供給する電
流を14mAに切り換える。
り換え部8はゲイン切り換え信号「大」を出力し、これ
により信号増幅回路3のゲインは140倍となる。判断
信号「中」が出力されると、第2の切り換え部8はゲイ
ン切り換え信号「中」を出力し、これにより信号増幅回
路3のゲインは70倍となる。そして、判断信号「大」
が出力されると、第2の切り換え部8はゲイン切り換え
信号「小」を出力し、これにより信号増幅回路3のゲイ
ンは40倍となる。励磁電流が2倍になると、同一の流
量を検出した流量信号も2倍となるので、このとき信号
増幅回路3のゲインを半分にする必要がある。
出する流量が多いときは、励磁コイル1に供給する電流
値(励磁電流値)が大きくなり、信号増幅部3のゲイン
は小さくなる。一方、検出する流量が少ないときは、励
磁コイル1に供給する電流値が小さくなり、信号増幅部
3のゲインは大きくなる。従って、検出する流量が多い
ときは、励磁電流値を大きくするので、測定管が流量を
検出して出力する信号と流量の増加に伴って増大する雑
音(フローノイズ)とのS/N比を高く保つことができ
る。
き、図3に示すように、ヒステリシスを持たせても良
い。これにより頻繁に切り換わることを防げる。また、
上記実施例ではゲインの切り換えを3段階としたが、こ
れに限るものではなく、2段階や4段階としても良い。
ば、磁界を発生する励磁手段に対して、測定する流体の
流量が多いときには、励磁電流値を大きくできるので、
検出感度が向上するという効果がある。
示す構成図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 励磁手段の発生する磁界中に配置されて
流量を検出するための検出手段と、 この検出手段から 出力され信号増幅手段により増幅され
た流量信号の大きさを判別し、これにより前記流量信号
の大小に正に対応した判別信号を出力する信号判別手段
と、 前記判別信号により前記励磁手段に供給する励磁電流値
を前記判別信号の大小に正に対応して切り換えさせる信
号を出力する第1の切り換え手段と、 前記判別信号により前記信号増幅手段の信号増幅率を切
り換えさせる信号を出力する第2の切り換え手段とを有
し、 前記流量信号が大きくなるほど前記励磁電流値は大きく
なるように切り替えられる ことを特徴とする電磁流量
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482993A JP2946156B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482993A JP2946156B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06258111A JPH06258111A (ja) | 1994-09-16 |
JP2946156B2 true JP2946156B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=13269533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6482993A Expired - Lifetime JP2946156B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946156B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011226974A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Yamatake Corp | 電磁流量計 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4110442B2 (ja) * | 2001-05-14 | 2008-07-02 | 横河電機株式会社 | 電磁流量計 |
JP2011232136A (ja) | 2010-04-27 | 2011-11-17 | Yamatake Corp | 電磁流量計 |
CN106441470A (zh) * | 2016-09-05 | 2017-02-22 | 广西大学 | 一种微弱磁流量监测计 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP6482993A patent/JP2946156B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011226974A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Yamatake Corp | 電磁流量計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06258111A (ja) | 1994-09-16 |
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