JP3453751B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

Info

Publication number
JP3453751B2
JP3453751B2 JP32949996A JP32949996A JP3453751B2 JP 3453751 B2 JP3453751 B2 JP 3453751B2 JP 32949996 A JP32949996 A JP 32949996A JP 32949996 A JP32949996 A JP 32949996A JP 3453751 B2 JP3453751 B2 JP 3453751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voltage
measurement
circuit
constant current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32949996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10170317A (ja
Inventor
郁光 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP32949996A priority Critical patent/JP3453751B2/ja
Publication of JPH10170317A publication Critical patent/JPH10170317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3453751B2 publication Critical patent/JP3453751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導管に設けられた
測定電極に発生する流量信号を所定のサンプリング信号
によりサンプリングして信号検出する矩形波励磁の電磁
流量計に係り、特に、導管の中の測定流体が空になった
ことを検知したり、導管の中に満たされている測定流体
の導電率を知ることができるように改良した電磁流量計
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空検知機能を有する電磁流量計と
しては、励磁周波数と同期した交流信号を測定電極に印
加する方式のもの、或いは直流電流を測定電極に印加し
て得た信号を用いて空検知を行っている。これらのう
ち、図3は直流電流を測定電極に印加することにより空
検知する方式の従来の電磁流量計の構成を示す構成図で
ある。
【0003】10は内面が絶縁され測定流体Qを流すこ
とのできる導管であり、この導管10には測定流体Qと
接液する一対の測定電極11a、11bが導管10とは
絶縁されて固定され、測定流体Qを接地する接地電極1
1cは共通電位点COMに接続されている。
【0004】この測定流体Qに磁場を印加するための励
磁コイル12は、この導管10に近接して配置され、さ
らにこの励磁コイル12には励磁回路13から矩形波状
の励磁電流Ifが流されている。
【0005】そして、これ等の導管10、励磁コイル1
2などにより、検出器14が構成されている。また、測
定電極11a、11bには、前置増幅器15が接続され
ているが、この前置増幅器15は入力端が測定電極11
a、11bに接続されたバッフア増幅器15a、15b
とこれ等の出力端が入力端に接続された差動増幅器15
cとで構成されている。
【0006】さらに、これ等の測定電極11a、11b
には、ダイオードD1、D2のカソードが接続されてい
る。これ等のダイオードD1、D2のアノードは負電源−
Vにそれぞれ接続され、ダイオードD1、D2と負電源−
Vにより定電流回路16(16a、16b)が形成され
ている。
【0007】バッフア増幅器15bの出力端と共通電位
点COMとの間には、ツエナダイオードDZ1とDZ2とが
互いに逆極性に直列に接続されて形成された直列回路が
接続されている。
【0008】差動増幅器15cの出力端は、信号処理回
路17の入力端に接続され、信号処理回路17はこの出
力端に現れる測定電圧VM1を用いて流量信号VQを演算
して出力端18に出力する。
【0009】また、空検知回路19は、測定電圧VM1
うちの測定電極11a、11bに現れる直流電圧Ea
bの差に対応する差電圧Ed1と基準電圧源20からの
第1閾値電圧VR1とを比較してその出力端21に空検知
信号Ve1を出力する。
【0010】以上の構成において、タイミング回路22
は励磁回路13には励磁電流を矩形波として切り換える
タイミング信号T1を、信号処理回路17には矩形波に
切換えた後の安定期間、つまり次に切り換る直前の所定
期間でのタイミングで測定電圧をサンプリングするタイ
ミング信号T2を送出する。
【0011】次に、以上のように構成された電磁流量計
の動作について説明する。励磁回路13からは、矩形波
状の励磁電流Ifが励磁コイル12に流され、これによ
り測定流体Qに矩形波状の磁場が印加される。
【0012】これに伴ない、測定電極11a、11bに
発生する測定電圧は、前置増幅器15でインピーダンス
変換されてその出力端に測定電圧VM1として出力され
る。次段の信号処理回路17は、タイミング回路22か
ら出力されるタイミング信号T 2に基づいて測定電圧V
M1をサンプリングする。
【0013】このサンプリングは、矩形波励磁の次の切
り換え直前の励磁電流が安定している期間で行われ、こ
のサンプリング信号を用いて流量演算を実行して出力端
18に流量信号VQとして出力する。
【0014】一方、測定電極11a、11bには、アノ
ードが負電源−Vに接続されたダイオードD1、D2によ
って定電流回路16が形成されているので、検出器14
が空になり、測定電極11aと11bとの間の接液抵抗
A、Rbが大きくなるとダイオードD1、D2の逆方向の
リーク電流によって測定電極11aと11bの直流電圧
a、Ebが大きくなる。
【0015】差動増幅器15cは、これらの直流電圧E
a、Ebの差を演算してその出力端に差電圧Ed1を出力す
る。空検知回路19は、この差電圧Ed1が閾値電圧VR1
を越えると、導管10の中の測定流体Qは空と判断して
その出力端21に、例えば負に振れ切れる空検知信号を
出力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来の空検知機能を有する電磁流量計は、測定電圧
M1をサンプリングしているか否かにかかわらず、測定
電極11aと11bに空検知のための直流電流を流して
いるので、測定電圧VM1を検出を不安定にする要因を有
している。
【0017】また、既述の励磁周波数と同期した交流信
号を測定電極に印加する方式の電磁流量計でも、流量を
検出するときにも空検知用の交流電流を測定電極に印加
しているので、図3に示す電磁流量計と同様に、流量測
定に際して誤差要因を含み検知が不安定になるという問
題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、導管に設けられた一対
測定電極に発生する流量信号を所定のサンプリング信
号によりサンプリングして信号検出する矩形波励磁の電
磁流量計において、先の一対の測定電極に電流信号を供
給する電流供給手段と、先のサンプリング信号によるサ
ンプリング期間と異なる空検知期間で駆動電源を+V
と−V に切り換えて先の電流供給回路に出力するタイ
ミング切換手段と、先の空検知期間で検出した検知信号
を用いて前記導管の中が空であることを検知することを
特徴とする電磁流量計。さらに、本発明は、この検知信
号を用いて測定すべき流体の導電率をも演算できるよう
にしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の1形態を
示す構成図である。なお、図3に示す従来の電磁流量計
と同一の機能を有する部分には同一の符号を付して適宜
にその説明を省略する。
【0020】励磁回路13は、タイミング信号T1によ
り決定されるタイミングで正負に亘る矩形波状に形成さ
れた励磁電流Ifとして励磁コイル12a、12bに流
して、導管10に存在する測定流体Qに矩形波状の磁場
を印加する。
【0021】測定電極11aと11bに発生した電圧
は、バッフア増幅器15a、15bのそれぞれの非反転
入力端(+)に出力される。これらの出力端は差動増幅
器15dで差動演算がなされてアナログ/デジタル変換
器23に出力される。
【0022】アナログ/デジタル変換器23は、マイク
ロプロセッサ24から出力されるタイミング信号T3
基づいて差動増幅器15の出力端に現れる測定電圧VM2
をサンプリングしデジタル信号に変換してマイクロプロ
セッサ24に伝送する。
【0023】マイクロプロセッサ24は、励磁回路13
にタイミング信号T1を出力すると共にサンプリングさ
れたアナログ/デジタル変換器23のデータに基づいて
流量演算を実行して出力端25に流量信号を出力する。
【0024】一方、定電流回路26は、空検知用として
設けられ、測定電極11aと11bを介して共通電位点
COMに定電流IC1、IC2を流す。さらに、この定電流
回路26はタイミング切換回路27に接続されており、
このタイミング切換回路27はマイクロプロセッサ24
から出力されたタイミング信号T4により切り換えられ
て駆動電圧+VE、−VEを定電流回路26に供給する。
【0025】さらに、アナログ/デジタル変換器28
は、この定電流IC1、IC2によって測定電極11aと1
1bに発生した直流電圧VCMと測定電圧VM2とが重畳し
た重畳信号VS1、VS2をバッフア増幅器15a、15b
を介して検出する。
【0026】このために、アナログ/デジタル変換器2
8は、マイクロプロセッサ24から供給されるタイミン
グ信号T5に基づくタイミングで、定電流IC1、IC2
対応した重畳信号VS1、VS2をサンプリングしデジタル
信号に変換してマイクロプロセッサ24に送出する。
【0027】マイクロプロセッサ24は、この重畳信号
S1、VS2の差を演算して後述する所定の演算式によ
り、測定流体の導電率σを演算したり、空検知の判断を
したり、警報を発したりする。
【0028】ここで、タイミング切換回路27と定電流
回路26とについて具体的に説明する。タイミング切換
回路27は、マイクロプロセッサ24から出力されたタ
イミング信号T4にしたがってスイッチS1を駆動電圧+
E、共通電位点COM、駆動電圧−VEにそれぞれ切り
換えて、切換電圧VE0として定電流回路26に出力す
る。
【0029】定電流回路26は、第1定電流回路26a
と第2定電流回路26bとから構成されている。第1定
電流回路26aはバッフア増幅器Q11、Q21、演算増幅
器Q 31、抵抗R11、R21、R31、R41、R51で構成さ
れ、第2定電流回路26bはバッフア増幅器Q12
22、演算増幅器Q32、抵抗R12、R22、R32、R42
52で構成されている。
【0030】第1定電流回路26aは、演算増幅器Q31
の非反転入力端(+)が、バッフア増幅器Q11の出力端
から抵抗R11を介して、さらに測定電極11bからバッ
フア増幅器Q21と抵抗R21を介してそれぞれ接続されて
いる。
【0031】また、演算増幅器Q31の反転入力端(−)
は、抵抗R31を介して共通電位点COMと、抵抗R41
介して出力端とそれぞれ接続され、出力端は抵抗R51
介して測定電極11bに接続されている。
【0032】そして、第2定電流回路26bは、第1定
電流回路26aの各構成要素であるバッフア増幅器、演
算増幅器、抵抗の符号のサフッイクスのうちその第2番
目のサフッイクスの番号を1から2に変更して読み替え
ることにより、同一の構成となるので、その説明を省略
する。
【0033】第1定電流回路26aからは定電流IC1
測定電極11bを介して共通電位点COMに、第2定電
流回路26bからは定電流IC2が測定電極11aを介し
て共通電位点COMに、それぞれ流される。
【0034】説明を簡単にするため、各抵抗R11
21、R31、R41、R51の抵抗値を一定の抵抗値R0
有するものとし、第1定電流回路26aの出力電圧を仮
にE01とすれば、演算増幅器Q31の非反転入力端(+)
の電圧は、バッフア増幅器Q11の出力端の電圧VE0とE
01の和電圧(VE0+E01)を抵抗R11とR41で分圧した
分圧電圧(VE0+E01)/2として得られる。
【0035】一方、演算増幅器Q31の出力端の電圧をE
Xとすれば、このEXを抵抗R41とR 31で分圧した電圧、
つまりEX/2が反転入力端(−)の電圧となり、反転
入力端(−)の電圧EX/2は非反転入力端(+)の電
圧に等しくなるように演算増幅器Q31が動作するので、 EX/2=(VE0+E01)/2 となる。これを整理して、 EX=(VE0+E01) (1) の関係を得る。
【0036】さらに、 EX−E01=IC1・R51 (2) の関係があるので、これらの(1)式と(2)式の関係
から、 VE0=IC1・R51 (3) なる関係を得る。
【0037】このIC1は、負荷側の抵抗(測定電極11
bの接液抵抗)に依存しないで、V E0、つまりスイッチ
1で切り換えて印加される駆動電圧+VE、0、−VE
にそれぞれ比例する形で測定電極11bに流されるの
で、このIC1は定電流であることを意味している。第2
定電流回路26b側も同様に動作して、測定電極11a
に定電流IC2を流す。
【0038】次に、以上のように構成された図1に示す
回路全体の動作について図2に示す波形図を用いて説明
する。先ず、空検知機能を作動させない通常の動作につ
いて説明する。
【0039】この場合は、マイクロプロセッサ24から
出力されるタイミング信号T4によりスイッチS1を共通
電位点COM側に切り換えて、定電流IC1、IC2の値が
ゼロで定電流回路26の出力インピーダンスが高い状態
にしておく。
【0040】励磁回路13はタイミング信号T1を受け
て、励磁回路13に内蔵される定電流を切り換えて正負
に変化する矩形波状の励磁電流If(図2(A))と
し、これを励磁コイル12a、12bに流すことによ
り、測定流体Qに矩形波状の磁場を印加する。
【0041】アナログ/デジタル変換器23は、測定流
体Qの流量に対応して測定電極11a、11bに発生す
る測定電圧を前置増幅器15a、15bと差動増幅器1
5dを介して測定電圧VM2(図2(B))として受信す
る。
【0042】アナログ/デジタル変換器23は、マイク
ロプロセッサ24から出力される図2(C)に示すタイ
ミング信号T3によりこの測定電圧VM2をサンプリング
しデジタル信号に変換してマイクロプロセッサ24に出
力する。
【0043】測定電圧VM2のタイミング信号T3により
測定電圧VM2(図2(B))をサンプリングするタイミ
ングは、励磁電流If(図2(A))が切り換えられて
安定した期間で実行される。
【0044】アナログ/デジタル変換器23で変換され
たデジタル信号は、マイクロプロセッサ24で所定の流
量演算プログラムにしたがって流量信号を演算して出力
端25に出力される。
【0045】次に、空検知をする場合について説明す
る。タイミング切換回路27においてマイクロプロセッ
サ24から出力されるタイミング信号T4により駆動電
源が+VEと−VEに切り換えられる。
【0046】定電流回路26は、これを定電流化して定
電流IC1として測定電極11bから共通電位点COM
に、また定電流IC2として測定電極11aから共通電位
点COMにそれぞれ流す。
【0047】この場合の定電流値は、図2(D)に示す
ように、 IC1=IC2=VE0/R51=±VE/R51 (4) として示される。
【0048】そして、定電流IC1とIC2を流すタイミン
グは、図2(D)に示すように、電圧VM2をサンプリン
グするタイミング(図2(B、C))とは異なり、励磁
電流Ifの立ち上げ期間の近傍に設定されており、それ
以外の期間では流さないように設定されている。
【0049】図2(E)は、測定電極11aと11bに
定電流IC1、IC2によって発生した直流電圧VCMが流量
信号を示す測定電圧VM2/2に重畳したときの共通電位
点COMに対する測定電極11aと11bに発生する重
畳信号VS1、VS2の波形として示している。
【0050】V+は+VE/R51に対応する定電流I
C1(IC2)を流したときに検出される重畳信号VS1、V
S2の値であり、V-は−VE/R51に対応する定電流IC1
(IC2)を流したときに検出される重畳信号VS1、VS2
の値である。ただし、簡単のため、測定電極11aと1
1bの接液抵抗は同一としてある。
【0051】なお、図2(B)に示す測定電圧VM2の波
形において、点線で示した波形部分は測定電極11aと
11bの接液抵抗にアンバランスがあるときの波形を示
しているが、これは接液抵抗の差に基づいて定電流IC1
(IC2)によって発生する電圧降下が重畳されたからで
ある。
【0052】アナログ/デジタル変換器28は、図2
(F)で示すタイミング信号T5によって規定されるタ
イミング、つまり定電流IC1(IC2)が流されている期
間における重畳信号V+、V-をサンプリングしてデジタ
ル信号に変換してマイクロプロセッサ24に送出する。
【0053】σを測定流体の導電率、rを測定電極の半
径とすれば、測定電極11a、11bの接液抵抗R
Mが、 RM=1/σ・r で示されるので、重畳信号V+(又はV-)は、 V+=IC1/σ・r で示される。
【0054】したがって、導管10の中の測定流体が空
になったら、導電率σが極端に小さくなったことと等価
になるので、重畳電圧V+が極大値、つまり電源電圧相
当(V+S)に達したことをマイクロプロセッサ24が検
出することにより測定流体が空になったと判断すること
ができる。
【0055】また、マイクロプロセッサ24は、重畳信
号V+とV-を用いて、(V+−V-)/2を演算すること
により、測定電圧VMの成分を除去しながら、測定電極
11aと11bの接液抵抗による電圧降下を知ることが
できる。
【0056】これを式で示すと、 IC1/σ・r=(V+−V-)/2 となる。この式を変形すると、 σ=2IC1/[r(V+−V-)] (5) を得る。
【0057】したがって、マイクロプロセッサ24は、
この式を演算を実行する演算プログラムを例えばROM
(リードオンリーメモリ)に設定することにより、これ
を用いて、測定流体の導電率σを算出することができ
る。
【0058】さらに、測定範囲の下限の導電率をσmin
と設定すると、(5)式の関係から V+−V-=2IC1/rσmin (6) となる。差電圧(V+−V-)が右辺の値を越えると、正
常測定の範囲外と判断して異常状態のアラームを発する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、請求項1又は2に記載された発明によ
れば、空検知をするために測定電極に印加する電流信号
を信号サンプリングしない期間に流す構成にしたので、
安定な流量信号を確保することができるメリットがあ
る。
【0060】また、請求項3に記載された発明によれ
ば、測定電極に電流信号を流して得られる2種類の検知
信号を用いて測定流体の導電率を演算することができ、
この演算結果から測定範囲内に導電率が入っているか否
かを知ることができるので信頼性のある流量信号を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施の形態の動作を説明する波形図
である。
【図3】従来の電磁流量計の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 導管 11a、11b 測定電極 12 励磁コイル 13 励磁回路 14 検出器 15 前置増幅器 16a、16b 定電流回路 17 信号処理回路 19 空検知回路 20 基準電圧源 22 タイミング回路 23、28 アナログ/デジタル変換器 24 マイクロプロセッサ 26 定電流回路 27 タイミング切換回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導管に設けられた一対の測定電極に発生す
    る流量信号を所定のサンプリング信号によりサンプリン
    グして信号検出する矩形波励磁の電磁流量計において、
    前記一対の測定電極に電流信号を供給する電流供給手段
    と、前記サンプリング信号によるサンプリング期間と異
    なる空検知期間で駆動電源を+V と−V に切り換え
    て前記電流供給回路に出力するタイミング切換手段と、
    前記空検知期間で検出した検知信号を用いて前記導管の
    中が空であることを検知することを特徴とする電磁流量
    計。
  2. 【請求項2】前記空検知期間を前記矩形波励磁の立ち上
    げ期間の近傍にのみ設定したことを特徴とする請求項1
    記載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】前記検知信号を用いて前記導管内の測定流
    体の導電率を演算する演算手段を具備することを特徴と
    する請求項1又は2記載の電磁流量計。
JP32949996A 1996-12-10 1996-12-10 電磁流量計 Expired - Fee Related JP3453751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32949996A JP3453751B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32949996A JP3453751B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10170317A JPH10170317A (ja) 1998-06-26
JP3453751B2 true JP3453751B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=18222062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32949996A Expired - Fee Related JP3453751B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 電磁流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3453751B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020001876A1 (de) * 2018-06-28 2020-01-02 Endress+Hauser Flowtec Ag Verfahren zur inbetriebnahme eines magnetisch-induktiven durchflussmessgerätes und ein magnetisch-induktives durchflussmessgerät

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1273892A1 (de) * 2001-07-06 2003-01-08 Endress + Hauser Flowtec AG Verfahren zum Betrieb eines magnetisch-induktiven Durchflussmessers
EP1273891A1 (de) * 2001-07-06 2003-01-08 Endress + Hauser Flowtec AG Verfahren zum Betrieb eines magnetischinduktiven Durchflussmessers
JP3915459B2 (ja) * 2001-09-20 2007-05-16 横河電機株式会社 電磁流量計
GB2434871B (en) * 2006-01-16 2009-12-02 Abb Ltd Electromagnetic flow meter
DE102014007426B4 (de) * 2013-07-01 2022-07-07 Krohne Messtechnik Gmbh Magnetisch-induktives Durchflussmessgerät und Verfahren zum Betreiben eines magnetisch-induktiven Durchflussmessgeräts
DE102014114443B4 (de) * 2014-10-06 2019-07-11 Finetek Co., Ltd Elektromagnetischer Durchflussmesser mit Spannungsamplituden-Leitfähigkeitsabtastfunktion für eine Flüssigkeit in einem Rohr
DE102014116505B3 (de) * 2014-11-12 2016-03-31 Finetek Co., Ltd. Elektromagnetischer Durchflussmesser mit Leitfähigkeitserfassungsfunktion mit variabler Frequenz für eine Flüssigkeit in einem Rohr
CN104374439A (zh) * 2014-11-21 2015-02-25 广西智通节能环保科技有限公司 一种导电液体流量测量系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020001876A1 (de) * 2018-06-28 2020-01-02 Endress+Hauser Flowtec Ag Verfahren zur inbetriebnahme eines magnetisch-induktiven durchflussmessgerätes und ein magnetisch-induktives durchflussmessgerät

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10170317A (ja) 1998-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3199460B2 (ja) 磁気流量測定装置のエラー検出回路
JP2568620B2 (ja) 電磁流量計
US5621177A (en) Electromagnetic flowmeter
JP3453751B2 (ja) 電磁流量計
JPH0477853B2 (ja)
JP2707762B2 (ja) 電磁流量計
JP3159358B2 (ja) 電磁流量計
JP2004354205A (ja) 電磁流量計
JP3204066B2 (ja) 容量式電磁流量計
US9121741B2 (en) Electromagnetic flow meter
JP3018311B2 (ja) 電磁流量計
JP2880830B2 (ja) 電磁流量計
JP2003106879A (ja) 電磁流量計
JPH085422A (ja) 電磁流量計
JP3161307B2 (ja) 電磁流量計
JPH057548Y2 (ja)
JP3018308B2 (ja) 電磁流量計の空検出方法
JP3018310B2 (ja) 電磁流量計
JP2804186B2 (ja) ひずみ計測装置
JPH05231890A (ja) 容量式電磁流量計
JP2619111B2 (ja) 電磁流量計
JP3018309B2 (ja) 電磁流量計の空検出方法
JPH0814973A (ja) 電磁流量計
JP2530856Y2 (ja) 電磁流量計
JPH06307905A (ja) 電磁流量計検出器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees