JP4110442B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁流量計に関し、より詳細には、電流出力線で電力供給及び信号伝送の双方を行う2線式電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電磁流量計は、供給される電流に基づいて検出器の管内に磁界を発生し、管内を流れる液体の流速に比例した起電力を検出して、液体の流量測定を行う。実際の工場やプラント等では、液体が流れる測定場所とデータ処理や制御が行われるデータ管理場所とが離れ、遠隔測定が行われる。2線式電磁流量計は、2つの場所を電流出力線で接続し、信号伝送及び電力供給の双方を行うことにより、遠隔測定に対応する。
【0003】
更にまた、出力電流に応じて励磁電流を制御して、高いS/N比の流量測定を試みるものや、励磁方式が変化するとゼロ点調整を予め調整してある励磁方式から推定するものが提案されている。
【0004】
図14は、従来知られている電磁流量計の例を示す。この電磁流量計は、測定場所に配置され、励磁回路81及び信号処理回路84が電流出力線87の間に直列に接続される。外部電源装置は、電流出力線87に所定の電源電圧を印加して電力を供給する。励磁回路81及び信号処理回路84は、直列に電流が流れることにより、双方に電力が供給されて動作する。
【0005】
定電圧回路83は、定電圧を両端に発生する。定電流回路82は、定電圧に基づいて、所定の励磁電流を励磁コイル85に供給し、管路86内に磁界を発生させる。管路86の電極には、液体の流速及び磁界に比例した起電力が発生する。信号処理回路84は、起電力から流量信号を取り出し、電流出力線87の間に流れる出力電流を流量信号に比例して4〜20mAの範囲に変化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の第1の問題点としては、図14に示す2線式電磁流量計では、電源電圧が励磁回路81及び信号処理回路84の動作電圧の双方の合計となり、電源電圧を高く設定する必要がある。また、あらゆる種類の外部電源に対応できない問題がある。
【0007】
第2の問題点としては、流量測定のS/N比が十分でない問題がある。また第3の問題点として、流量測定のS/N比を確保しようとする提案においてゼロ点を正確に測定できない問題とがある。
【0008】
本発明は、上記したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、低い電源電圧で動作し直流電源への適応性が強く、高いS/N比の流量測定を行い、測定誤差の少ない2線式電磁流量計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電磁流量計は、第1の問題点に対して、電流出力線で信号伝送および電力供給を行うように構成された2線式電磁流量計であって、
流体中に流体の流れ方向と直交する方向に磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出する電極と、前記起電力に基づき流量に関連した出力電流を出力する電流出力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御するCPUとを備え、
前記電流出力線には、前記励磁回路と電流出力回路及びCPUの電源端子とコモン端子が並列に接続されることを特徴とする。
【0010】
本発明の第1の問題点に係る電磁流量計は、励磁回路、電流出力回路、及び、CPUの電源端子とコモン端子が電流出力線に並列に接続され、電源電圧を低く設定できる。また、励磁電流を検出して、流量信号を正規化するので、温度変動等によるスパン誤差を小さくできる。
【0011】
本発明の第1の問題点に係る電磁流量計では、前記電流出力線に供給される直流電圧を昇圧又は降圧するDC−DC変換器を備え、このDC−DC変換器の出力側電源端子と出力側コモン端子間には、前記起電力に比例する流量信号を生成するアナログ増幅回路と流量信号を流量データにAD変換するA/D変換器及び流量データを前記CPUに入力する絶縁回路の電源端子とコモン端子が並列に接続されることを特徴とする。この場合、DC−DC変換器が昇降圧する直流電圧を最適に設定することにより、種々な直流電源への適応性が向上する。
【0012】
本発明の電磁流量計は、第2の問題点において、前記CPUは、前記電流出力線から供給される供給電力を計測する電力計測回路を備え、計測された供給電力に応じて前記励磁電流を制御することを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の問題点に係る電磁流量計は、計測された供給電力に応じて励磁電流を制御するので、優れたS/N比の流量測定が行える。
【0014】
また、本発明の第2の問題点に係る電磁流量計では、前記CPUは、流量がゼロの時に出力電流を大きくし、流量が大きいときには出力電流を小さくするように制御することも可能となる。この場合、流速の遅い流量測定のS/N比が高くなるので、低流量の測定が容易になる。
【0015】
また、本発明の第2の問題点に係る電磁流量計では、前記CPUは、前記電流出力線から供給される電源電圧に応じて前記励磁コイルの励磁方式を変化させること、前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも高いときには2周波励磁又は2値励磁を行い、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも低いときには3値励磁を行うこと、前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力が高くなると前記励磁電流を大きくし、前記電源電圧又は供給電力が低くなると前記励磁電流を小さくすること、又、前記CPUは、前記電流出力線から供給される平均供給電流を計測し、該平均供給電流がほぼ一定となるように前記DC−DC変換器の出力電圧を制御し、流量演算結果をパルス周波数信号又はPWM信号として出力電流に重畳させることもできる。
【0020】
本発明の第2の問題点に係る他の実施例の電磁流量計では、前記CPUは、励磁コイルに印加されるコイル電圧に基づきコイルの消費電力を測定する。この場合、CPUは、供給電力に応じて制御を最適に行う。
【0021】
また、本発明の第2の問題点に係る他の実施例の電磁流量計では、前記CPUは、電磁流量計内の検出温度に基づいて前記供給電力を測定する
【0022】
前記CPUは、計測された供給電力から余剰電力を演算し、該余剰電力を励磁コイルの励磁電流及び電流出力回路の電源に振り向けること、又は、前記CPUは、前記余剰電力に応じて前記励磁電流を増加させることができる。この場合、無駄な余剰電力が減少し、流量測定のS/N比向上に貢献する励磁電流が増加するので、供給電力が有効に利用される。
【0023】
本発明の電磁流量計は、第3の問題点において、前記CPUは、供給電力/余剰電力に応じて励磁方式を切り替えるとともに、流量がゼロでゼロ調整を行う際に、それぞれの励磁方式に応じたゼロ調整が行えるように、出力電流を一時的に大きくすることを特徴とする
【0024】
本発明の第3の問題点に係る電磁流量計は、実際の測定前に全ての励磁方式のゼロ点補正を予め行えるので、励磁方式の違いによる測定誤差の発生を防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態例に基づいて、本発明の電磁流量計について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態例の電磁流量計を示す。
【0026】
電磁流量計は、検出器1、アナログ増幅回路2、A/D変換器3、絶縁回路4、DC−DC変換回路5、CPU6(演算/制御素子)、励磁回路7、及び、電流出力回路8で構成される。
【0027】
外部電源装置は、直流電源51を有し、電流出力線25に電源電圧を印加し、電磁流量計に電力を供給する。
【0028】
直流電源51の正極端子は、電流出力線25の一方を介して、第1電源ライン21に接続される。CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8の電源端子は、第1電源ライン21に全て接続され、DC−DC変換回路5の入力側電源端子は、第1電源ライン21に接続される。
【0029】
直流電源51の負極端子は、電流出力線25の他方及び出力電流抵抗Routを介して、第1コモンライン22に接続される。CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8のコモン端子は、第1コモンライン22に全て接続され、DC−DC変換回路5の入力側コモン端子は、第1コモンライン22に接続される。
【0030】
DC−DC変換回路5の出力側電源端子は、第2電源ライン23に接続される。アナログ増幅回路2、A/D変換器3、及び、絶縁回路4の電源端子は、第2電源ライン23に全て接続される。
【0031】
DC−DC変換回路5の出力側コモン端子は、第2コモンライン24に接続される。アナログ増幅回路2、A/D変換器3、及び、絶縁回路4のコモン端子は、第2コモンライン24に全て接続される。
【0032】
励磁回路7は、励磁電流101を励磁コイルL1に流して、検出器1の管内に磁界を発生させる。管内を流れる液体は、磁界及び流速に比例した起電力を発生する。検出器1は、管内に配置された電極33から起電力を検出する。
【0033】
アナログ増幅回路2は、2つのバッファ及び差動増幅器で構成され、起電力に比例する流量信号を生成し、A/D変換器3に入力する。A/D変換器3は、流量信号を流量データ102にAD変換し、絶縁回路4を経由してCPU6に入力する。絶縁回路4は、基準電位が異なる2つの回路間で、信号が送受信できるように信号変換するインターフェイス機能を有する。
【0034】
DC−DC変換回路5は、インバータ方式の絶縁型の直流電圧変換回路であり、直流電圧を交流電圧に変換し、トランスで昇降圧した後に整流して直流電圧に変換する。第1電源ライン21及び第1コモンライン22に接続される回路群と第2電源ライン23及び第2コモンライン24に接続される回路群とは、電気的に絶縁される。
【0035】
CPU6は、電磁流量計の動作制御又は信号処理を行う。CPU6は、励磁PWM信号104を励磁回路7に入力して、励磁電流101の大きさを制御し、4つの信号から成るタイミング信号群103を励磁回路7に入力して、4つのスイッチの中で対応するものがオン又はオフすることにより、励磁電流101の方向や導通期間を変化させて、発生する磁界を制御する。
【0036】
図2は、図1の励磁回路7の詳細を示す。励磁回路7は、電流方向切替回路14、LPF15、定電流制御回路16、及び、2つのA/D変換器3で構成される。電流方向切替回路14及び定電流制御回路16は、第1電源ライン21と第1コモンライン22との間に直列に接続される。
【0037】
LPF15は、抵抗R8、キャパシタC2、及び、演算増幅器A4で構成され、定電流制御回路16は、抵抗R9、トランジスタTr5、及び、演算増幅器A5で構成される。
【0038】
LPF15は、励磁PWM信号104を直流電圧に変換し、定電流制御回路16に入力する。励磁電流101は、第1電源ライン21からトランジスタTr1〜Tr4、励磁コイルL1、トランジスタTr5、及び、抵抗R9を経由して、第1コモンライン22に流れる。定電流制御回路16は、LPF15からの直流電圧に基づいて、励磁電流101を一定になるように制御する。
【0039】
一方のA/D変換器3は、励磁コイルL1のコイル電圧を示すトランジスタTr5ドレイン電圧をコイル電圧データ105にAD変換し、CPU6に入力する。他方のA/D変換器3は、励磁電流を示すトランジスタTr5のソース電圧を励磁電圧データ106にAD変換し、CPU6に入力する。
【0040】
CPU6は、第1電源ライン21の電圧から、コイル電圧データ105の値を引くことでコイル電圧を計算し、抵抗R9の電圧降下である励磁電圧データ106の値をR9で割ることで、励磁電流を計算する。
【0041】
CPU6は、励磁電圧及び励磁電流から成る励磁電力を計算し、励磁PWM信号104のパルス幅を変化させて、励磁電流101を制御する。
【0042】
図3は、図2の電流方向切替回路14の動作を示す表である。CPU6は、信号パターンA〜Cのタイミング信号群103を励磁回路7の電流方向切替回路14に入力する。電流方向切替回路14は、トランジスタTr1〜Tr4及び4つの絶縁回路4で構成される。タイミング信号群103の対応する信号は、絶縁回路4を経由してトランジスタTr1〜Tr4のゲート夫々に入力される。
【0043】
電流方向切替回路14は、トランジスタTr1とTr4又はTr2とTr3が信号パターンA〜Cに応じてオン又はオフすることにより、励磁電流101が検出器1の励磁コイルL1に流れ、正方向励磁、負方向励磁、又は、無励磁の何れかを行う。
【0044】
CPU6は、信号パターンA〜Cに対応するタイミング信号群103を発生し、励磁回路7に入力することで、3値励磁、2値励磁、又は、2周波励磁の何れかの方式で磁界を発生させる。
【0045】
図4は、電流出力回路8の詳細を示す。電流出力回路8は、LPF11、加算器12、及び、出力電流制御回路13(定電流回路)で構成される。LPF11は、抵抗R1、キャパシタC1、及び、演算増幅器A1で構成され、加算器12は、抵抗R2、R3、及び、演算増幅器A2で構成され、出力電流制御回路13は、抵抗R4、R5、R6、R7、トランジスタQn1、及び、演算増幅器A3で構成される。
【0046】
CPU6は、流量データ102に基づいて流量値を演算で求め、流量値を励磁電流で割算して規格化し、規格化された流量値に比例して電流出力PWM信号107のデューティ比を変化させ、電流出力回路8に入力する。
【0047】
CPU6は、励磁電流を検出し、流量信号を正規化して、温度変動等によるスパン誤差を小さくする。
【0048】
LPF11は、電流出力PWM信号107を直流電圧に変換し、加算器12に入力する。余剰電流は、第1電源ライン21から抵抗R7及びトランジスタQn1を経由して、第1コモンライン22に流れ、電磁流量計内の回路動作のために消費されたものではない無駄な電流であり、流量に比例する電流信号として、信号伝送のために流すものである。出力電流は、第1コモンライン22から出力電流抵抗Routに流れ、電磁流量計が消費した全電流である。出力電流抵抗Routは、出力電流に比例した出力電流検出電圧108を発生する。
【0049】
加算器12は、LPF11からの直流電圧と出力電流抵抗Routからの出力電流検出電圧108とを加算して、加算電圧を出力電流制御回路13に入力する。出力電流制御回路13は、加算器12からの加算電圧がゼロになるように、出力電流を調整する。
【0050】
出力電流は、流量値に比例するように制御される。出力電流は、電磁流量計の全消費電流であるので、流量値に比例する。電磁流量計は、電源電圧及び出力電流から成る供給電力を消費する。
【0051】
流量値に比例して値が変化する出力電流に代えて、電流出力回路8にパルス変調機能を付加し、平均値がほぼ一定となる出力電流を採用して、パルス周波数変調波又はパルス幅変調波を重畳させることもできる。或いは、通信回路を付加し値が一定な出力電流を採用し、有線系のシリアル通信や無線通信を利用して、流量信号又はアラーム信号の情報を伝送してもよい。
【0052】
上記実施形態例によれば、励磁回路、電流出力回路、及び、CPUが電流出力線に並列に接続され、電源電圧を低く設定できる。また、励磁電流を検出して、流量信号を正規化するので、温度変動によるスパン誤差を小さくできる。
【0053】
図5は、本発明の第2実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、CPU6と励磁回路7及び電流出力回路8とで電源端子の電圧が異なる。電磁流量計は、2つのDC−DC変換回路9を有する。
【0054】
直流電源51の正極端子は、電流出力線25の一方、一方のDC−DC変換回路9、第1電源ライン21、他方のDC−DC変換回路9、及び、第3電源ライン26を介して、DC−DC変換回路5の入力側電源端子に接続される。励磁回路7及び電流出力回路8の電源端子は、第1電源ライン21に接続され、CPU6の電源端子は、第3電源ライン26に接続される。
【0055】
図6の(a)及び(b)は、図5のDC−DC変換回路9の回路図である。DC−DC変換回路9は、非絶縁型の直流電圧変換回路であり、入力電圧Vinを昇圧又は降圧して出力電圧Voutに変換する。CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8は、同一のコモンラインに全て接続され、回路の基準電位が全て等しくなる。
【0056】
同図(a)は、昇圧型のDC−DC変換回路9に採用されるチョッパ方式のスイッチング電源の回路を示す。定電圧回路64は、ツェナダイオードDZ1が定電圧Vccを発生し、CR発振回路61及びエラーアンプ回路62に供給する。CR発振回路61は、周期Tで発振し、エラーアンプ回路62、及び、波形整形回路63を経由して制御用PWM信号109をトランジスタQn2に入力する。
【0057】
トランジスタQn2は、制御用PWM信号109に基づいてオン又はオフすることにより、インダクタL2に誘導電圧を発生させる。昇圧型のDC−DC変換回路9は、入力電圧VinにインダクタL2の誘導電圧が加わることで、入力電圧Vinより高い出力電圧Voutを発生する。
【0058】
ここで、トランジスタQn2のオン時間をTonとすると、制御用PWM信号109のデューテイ比Dは、D=Ton/Tであり、出力電圧Voutは、下記のように示される。
Vout=1/(1−D)×Vin ・・・・ (1)
【0059】
同図(b)は、降圧型のDC−DC変換回路9に採用されるシリーズ電源の回路を示す。演算増幅器A8は、出力電圧Voutを所定の比率で分圧した電圧と、ツェナダイオードDZ2が発生する基準電圧とが等しくなるように、トランジスタQn3のベース電圧を制御する。
【0060】
DC−DC変換回路9は、直流電源51からの電源電圧を考慮して、第1電源ライン21及び第3電源ライン26の電圧が所望の値になるように、昇圧型又は降圧型の電源回路を採用する。所望の電圧としては、CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8の動作電圧に基づいた値が設定される。
【0061】
また、降圧型のDC−DC変換回路9には、シリーズ電源に代えて、降圧型のスイッチング電源を採用しても同様な効果が得られる。
【0062】
更に、CPU6は、電流出力線25から供給される電源電流を計測し、電源電流がほぼ一定となるようにDC−DC変換器9の出力電圧を制御すれば、多くの消費電流を確保できる。
【0063】
上記実施形態例によれば、DC−DC変換器が昇降圧する直流電圧を最適に設定することにより、直流電源への適応性が向上し、流量の変化に対して、パルス変調波が重畳した出力電流の平均値は、ほぼ一定となることにより、供給電力もほぼ一定となるので、安定した動作が確保される。
【0064】
図7は、本発明の第3実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、電源電圧を測定する点が先の実施形態例と異なる。電磁流量計は、電源電圧検出回路10(電力計測回路)を有する。
【0065】
図8は、図7の電源電圧検出回路10の詳細を示す。電源電圧検出回路10は、直流電源51から電源電圧が供給される。抵抗R26〜R28は、電源電圧を所定の比率で分圧する。演算増幅器A9は、分圧された電圧をボルテージフォロワ動作により増幅し、A/D変換器3は、増幅された電圧を電源電圧データ112に変換して、CPU6に入力する。
【0066】
図9は、CPU6が行う励磁方式の変更を示す表である。CPU6は、電源電圧が高いか低いかを判断し、或いは、電源電圧及び出力電流から供給電力を計算して、供給電力が高いか低いかを判断する。
【0067】
判断結果に従って、CPU6は、タイミング信号群103の信号パターンを変更することにより、励磁波形を3種類に変更し、励磁PWM信号104のデューティ比を変更することにより、励磁電流値をアナログ的に増減する。
【0068】
図9に示すように、励磁波形は、3値励磁、2値励磁、又は、2周波励磁の3種類に変更され、励磁電流値は、アナログ的に変化される。CPU6は、励磁波形及び励磁電流値の何れか一方又は両方を変更対象にする。
【0069】
供給電力が低い場合、励磁波形を3値励磁にする。又は、励磁電流値を小さくする。
【0070】
供給電力が高い場合、励磁波形を2周波励磁又は2値励磁にする。又は、励磁電流値を大きくする。
【0071】
上記実施形態例によれば、電源電圧又は供給電力が高いと信号伝送における信号レベルを大きくするので、優れたS/N比の流量測定が行え、電源電圧又は供給電力に応じた最適な励磁が行われるので、流量測定におけるS/N比を向上できる。
【0072】
また、流量が0%で最大の出力電流を流し、流量が100%で最小の出力電流を流して、低流速でS/N比が良好な測定を行う。
【0073】
図10は、本発明の第4実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、電磁流量計は、無駄に消費される余剰電力を測定する。電磁流量計は、電流出力回路8Aを有し、電流出力回路8Aは、出力電流制御回路13Aを有する。
【0074】
余剰電流は、第1電源ライン21から抵抗R7、トランジスタQn1、及び、出力電流検出抵抗Rconを経由して、第1コモンライン22に流れる。出力電流検出抵抗Rconは、余剰電流に比例する余剰電流検出電圧111を発生する。出力電流は、第1コモンライン22から出力電流抵抗Routに流れる。出力電流抵抗Routは、出力電流に比例する出力電流検出電圧108を発生する。
【0075】
出力電流制御回路13Aは、余剰電流検出電圧111をCPU6に入力する。電流出力PWM信号107を変換した直流電圧と出力電流検出電圧108とを加算して、加算電圧がゼロになるように、出力電流を一定に制御する。
【0076】
CPU6は、余剰電流検出電圧111から出力電流検出抵抗Rconの電圧降下Vconを認識して、Vcon/Rconを計算し余剰電流Iconを求める。余剰電流の最小値Iminは、電流出力回路8Aが動作できる最小値として、予め測定される。
【0077】
Icon−Iminは、電流出力回路8Aで無駄に消費される電流である。CPU6は、電流の変更分ΔI1を計算する。
ΔI1=K(Icon−Imin) ・・・・ (2)
【0078】
CPU6は、電流の変更分ΔI1に基づいて、励磁PWM信号104のデューティ比を変化させて、励磁電流101の増加分が電流の変更分ΔI1と等しくなるように制御する。
【0079】
ここで、Kは係数である。出力電流は、電磁流量計の全消費電流である。励磁回路7の励磁電流101を増加させると、励磁回路7以外の回路の消費電流が増加し、出力電流が規定値を越える恐れがある。係数Kは、出力電流が規定値を越えないような値(例えば0.5〜0.9)を設定する。規定値とは、流量値に比例して決定される出力電流の値である。
【0080】
上記実施形態例によれば、励磁回路又は電流出力回路の消費電力又は供給電力を把握できるので、流量測定のS/N比向上に貢献するような励磁方式とするので、供給電力が最適に利用される。
【0081】
図11は、本発明の第5実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、励磁コイルL1の両端からコイル電圧を直接に測定する。電磁流量計は、励磁回路7Aを有し、励磁回路7Aは、コイル電圧検出回路19を有する。
【0082】
コイル電圧検出回路19は、励磁コイルL1の両端からコイル電圧が入力される。演算増幅器A6及びA7は夫々、ボルテージホロワとして動作し、励磁コイルL1の一方及び他方の端子電圧を増幅する。
【0083】
演算増幅器A8は、演算増幅器A6及びA7からの双方の出力電圧を差動増幅し、コイル電圧をA/D変換器3に入力する。A/D変換器3は、コイル電圧をコイル電圧データ105に変換して、CPU6に入力する。
【0084】
CPU6は、励磁コイルL1のコイル電圧データ105及び励磁電圧データ106に基づいて、コイル電圧Vcoil及び励磁電流Icoilを夫々認識し、温度Tのコイル抵抗Rtを計算する。
Rt=Vcoil/Icoil ・・・・ (3)
【0085】
励磁コイルL1の最大励磁電力WLmaxは、予め決定される。CPU6は、コイル電圧Vcoil及び励磁電流Icoilから励磁電力Wcoilを計算する。
Wcoil=Vcoil×Icoil ・・・・ (4)
【0086】
WLmax−Wcoilは、電流出力回路8Aで無駄に消費される余剰電力である。
CPU6は、電流の変更分ΔI2を計算する。
ΔI2=√{(WLmax−Wcoil)/Rt} ・・・・ (5)
【0087】
CPU6は、励磁PWM信号104のデューティ比を変化させて、励磁電流101の増加分が電流の変更分ΔI2と等しくなるように制御し、第4実施形態例と同様に流量測定のS/N比向上に貢献する。
【0088】
また、室温Tのコイル抵抗の値Rtは、下記のように示される。
Rt=R0+(T−T0)×α ・・・・ (6)
CPU6は、式3及び式6から温度Tを計算する。
T=T0+(Rt−R0)/α ・・・・ (7)
【0089】
CPU6は、温度Tをユーザ用のプロセス情報として、外部電源装置に伝送する。
【0090】
上記実施形態例によれば、コイル電圧検出回路19がコイル電圧を検出することにより、励磁電力を計算し最適な増加が行えるので、流量測定のS/N比向上に貢献する。
【0091】
図12は、本発明の第6実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、励磁コイルL1の温度を直接に測定する。電磁流量計は、検出器1A及び温度測定回路32を有する。検出器1Aは、温度センサ31を有する。温度センサ31は、励磁コイルL1の温度が計測できるように所定の位置に配置され、励磁コイルL1の温度に応じた信号を発生する。温度測定回路32は、温度センサ31からの信号を温度データ113に変換して、CPU6に入力する。
【0092】
CPU6は、励磁電圧データ106に基づいて、励磁電流Icoilを認識し、温度データ113に基づいて、室温Tのコイル抵抗の値Rtを式6から計算して、励磁電力Wcoilを計算する。
Wcoil=Icoil2×Rt ・・・・ (8)
【0093】
CPU6は、電流の変更分ΔI2を式5から計算して制御することにより、第5実施形態例と同様な効果が得られる。
【0094】
上記実施形態例によれば、温度測定回路32が励磁コイルL1の温度を測定することにより、励磁電力を計算し最適な増加が行えるので、流量測定のS/N比向上に貢献する。
【0095】
図13は、本発明の第7実施形態例の電磁流量計を示す。本実施形態例は、複数の電源系統を有する。電磁流量計は、電源機能を備える第1回路ブロック33及び第2回路ブロック34を有する。第1回路ブロック33及び第2回路ブロック34は、電流出力回路8、DC−DC変換回路9、直流電源51、逆流防止ダイオード、及び、出力電流抵抗Routで夫々構成される。
【0096】
直流電源51の正極端子は、逆流防止ダイオード及びDC−DC変換回路9を介して、第1電源ライン21に接続され、直流電源51の負極端子は、出力電流抵抗Routを介して、第1コモンライン22に接続される。電流出力回路8の電源端子は、DC−DC変換回路9の入力電圧端子に接続され、電流出力回路8のコモン端子は、第1コモンライン22に接続される。
【0097】
電流出力回路8は、出力電流検出電圧108が出力電流抵抗Routから入力され、電流出力PWM信号107がCPU6から入力される。
【0098】
CPU6は、電流出力PWM信号107のデューテイ比をゼロ又は所定の値に設定し、第1回路ブロック33又は第2回路ブロック34の電流出力回路8を動作又は停止させて、必要に応じて電源系統を切り替える。
【0099】
また、双方の電流出力PWM信号107のデューテイ比を相互に調整することにより、第1回路ブロック33及び第2回路ブロック34の出力電流が調整されるので、双方の電源系統を併用できる。
【0100】
更に、第1回路ブロック33が流量の情報を伝送し、第2回路ブロック34がコイル電圧検出回路19や温度測定回路32(信号計測部)が計測する電極電位や温度等の情報を伝送することもできる。
【0101】
上記実施形態例によれば、電流出力回路、DC−DC変換器、及び、第1の電源ラインから成る回路ブロックを複数配置するので、回路ブロックに対応する数の直流電源を併用することができる。
【0102】
本発明の第8実施形態例の電磁流量計は、各励磁方式に対応するゼロ点補正を行う。本実施形態例は、ゼロ点補正を行うためのメンテナンスモードを有する。電磁流量計は、インストールした後やメンテナンス時に、メンテナンスモードに設定され、内部パラメータの変更やゼロ点補正を行う。
【0103】
電磁流量計のゼロ点指示は、管内の付着物や液体の導電率等の影響により、ゼロ点が異なり、使用環境に応じて異なる値になる。各励磁方式に対応するゼロ点補正は、定期的に行われ、測定誤差の発生が防止される。電磁流量計は、図9に示すように、種々な励磁方式に変える。
【0104】
メンテナンスモードの場合、流量をゼロにした状態で、CPU6は、各励磁方式に対応できるように、各励磁方式に対応するタイミング信号群103及び励磁PWM信号104を夫々設定し、出力電流を増やすことにより、ゼロ点補正を行う。
【0105】
上記実施形態例によれば、実際の測定前に全ての励磁方式のゼロ点補正を予め行えるので、励磁方式の違いによる測定誤差の発生を防止できる。
【0106】
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明の電磁流量計は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施した電磁流量計も、本発明の範囲に含まれる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電磁流量計では、励磁回路、電流出力回路、及び、CPUが電流出力線に並列に接続され、電源電圧を低く設定できる。また、励磁電流を検出して、流量信号を正規化するので、温度変動によるスパン誤差を小さくできる。
【0108】
また、DC−DC変換器が昇降圧する直流電圧を最適に設定することにより、直流電源への適応性が向上し、流量の変化に対して、パルス変調波が重畳した出力電流の平均値は、ほぼ一定となることにより、供給電力もほぼ一定となるので、安定した動作が確保される。
【0109】
更に、供給電圧を把握し、励磁回路又は電流出力回路の消費電力を把握できるので、CPUが行う制御が容易になり、無駄な余剰電力が減少し、流量測定のS/N比向上に貢献する励磁電力が増加するので、供給電力が最適に利用され、実際の測定前に全ての励磁方式のゼロ点補正を予め行えるので、励磁方式の違いによる測定誤差の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の電磁流量計を示す。
【図2】図1の励磁回路7の詳細を示す。
【図3】図2の電流方向切替回路14の動作を示す表である。
【図4】電流出力回路8の詳細を示す。
【図5】本発明の第2実施形態例の電磁流量計を示す。
【図6】同図(a)及び(b)は、図5のDC−DC変換回路9の回路図である。
【図7】本発明の第3実施形態例の電磁流量計を示す。
【図8】図7の電源電圧検出回路10の詳細を示す。
【図9】CPU6が行う励磁方式の変更を示す表である。
【図10】本発明の第4実施形態例の電磁流量計を示す。
【図11】本発明の第5実施形態例の電磁流量計を示す。
【図12】本発明の第6実施形態例の電磁流量計を示す。
【図13】本発明の第7実施形態例の電磁流量計を示す。
【図14】従来知られている電磁流量計の例を示す。
【符号の説明】
1 検出器
2 アナログ増幅器
3 A/D変換器
4 絶縁回路
5、9 DC−DC変換回路
6 CPU
7 励磁回路
8 電流出力回路
11、15 LPF
12 加算器
13 出力電流制御回路(定電流回路)
14 電流方向切替回路
16 定電流制御回路
19 コイル電圧検出回路
21 第1電源ライン
22 第1コモンライン
23 第2電源ライン
24 第2コモンライン
25 電流出力線
26 第3電源ライン
31 温度センサ
32 温度測定回路
33 第1電流出力部
34 第2電流出力部
51 直流電源
101 励磁電流
102 流量データ
103 タイミング信号群
104 励磁PWM信号
105 コイル電圧データ
106 励磁電圧データ
107 電流出力PWM信号
108 電流出力電圧
109 制御用PWM信号
111 余剰電圧
112 電源電圧データ
113 温度データ

Claims (13)

  1. 電流出力線で信号伝送および電力供給を行うように構成された2線式電磁流量計であって、
    流体中に流体の流れ方向と直交する方向に磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出する電極と、前記起電力に基づき流量に関連した出力電流を出力する電流出力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御するCPUとを備え、
    前記電流出力線には、前記励磁回路と電流出力回路及びCPUの電源端子とコモン端子が並列に接続されることを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記電流出力線に供給される直流電圧を昇圧又は降圧するDC−DC変換器を備え、このDC−DC変換器の出力側電源端子と出力側コモン端子間には、前記起電力に比例する流量信号を生成するアナログ増幅回路と流量信号を流量データにAD変換するA/D変換器及び流量データを前記CPUに入力する絶縁回路の電源端子とコモン端子が並列に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記CPUは、前記電流出力線から供給される供給電力を計測する電力計測回路を備え、計測された供給電力に応じて前記励磁電流を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  4. 前記CPUは、前記電流出力線から供給される電源電圧に応じて前記励磁コイルの励磁方式を変化させる、請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  5. 前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも高いときには2周波励磁又は2値励磁を行い、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも低いときには3値励磁を行う、請求項4に記載の電磁流量計。
  6. 前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力が高くなると前記励磁電流を大きくし、前記電源電圧又は供給電力が低くなると前記励磁電流を小さくする、請求項4に記載の電磁流量計。
  7. 前記CPUは、流量がゼロの時に出力電流を大きくし、流量が大きいときには出力電流を小さくするように制御する、請求項4に記載の電磁流量計。
  8. 前記CPUは、励磁コイルに印加されるコイル電圧に基づきコイルの消費電力を測定する請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  9. 前記CPUは、電磁流量計内の検出温度に基づいて前記供給電力を測定する請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  10. 前記CPUは、計測された供給電力から余剰電力を演算し、該余剰電力を励磁コイルの励磁電流及び電流出力回路の電源に振り向ける、請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  11. 前記CPUは、前記余剰電力に応じて前記励磁電流を増加させる請求項10に記載の電磁流量計。
  12. 前記CPUは、供給電力/余剰電力に応じて励磁方式を切り替えるとともに、流量がゼロでゼロ調整を行う際に、それぞれの励磁方式に応じたゼロ調整が行えるように、出力電流を一時的に大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁流量計。
  13. 前記CPUは、前記電流出力線から供給される平均供給電流を計測し、該平均供給電流がほぼ一定となるように前記DC−DC変換器の出力電圧を制御し、流量演算結果をパルス周波数信号又はPWM信号として出力電流に重畳させる請求項2に記載の電磁流量計。
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