JP2002340638A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2002340638A JP2001143289A JP2001143289A JP2002340638A JP 2002340638 A JP2002340638 A JP 2002340638A JP 2001143289 A JP2001143289 A JP 2001143289A JP 2001143289 A JP2001143289 A JP 2001143289A JP 2002340638 A JP2002340638 A JP 2002340638A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い電源電圧で動作し直流電源への適応性が
強く、高いS/N比の流量測定を行い、測定誤差の少な
い2線式電磁流量計を提供する。 【解決手段】 2線式電磁流量計は、電流出力線25を
経由して、直流電源51から電力供給且つ信号伝送が行
われる。CPU6は、最適の励磁方式を実行するよう
に、励磁回路7を制御する。励磁回路7は、励磁コイル
L1に励磁電流101を流して、検出器1の管内に磁界
を発生させる。検出器1は、管内の流速及び磁界に比例
する流量信号を検出する。A/D変換器3は、流量信号
を流量データ102に変換する。CPU6は、流量デー
タ102に応じた出力電流が流れるように、電流出力回
路8を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計に関
し、より詳細には、電流出力線で電力供給及び信号伝送
の双方を行う2線式電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計は、供給される電流に基づい
て検出器の管内に磁界を発生し、管内を流れる液体の流
速に比例した起電力を検出して、液体の流量測定を行
う。実際の工場やプラント等では、液体が流れる測定場
所とデータ処理や制御が行われるデータ管理場所とが離
れ、遠隔測定が行われる。2線式電磁流量計は、2つの
場所を電流出力線で接続し、信号伝送及び電力供給の双
方を行うことにより、遠隔測定に対応する。
【0003】更にまた、出力電流に応じて励磁電流を制
御して、高いS/N比の流量測定を試みるものや、励磁
方式が変化するとゼロ点調整を予め調整してある励磁方
式から推定するものが提案されている。
【0004】図14は、従来知られている電磁流量計の
例を示す。この電磁流量計は、測定場所に配置され、励
磁回路81及び信号処理回路84が電流出力線87の間
に直列に接続される。外部電源装置は、電流出力線87
に所定の電源電圧を印加して電力を供給する。励磁回路
81及び信号処理回路84は、直列に電流が流れること
により、双方に電力が供給されて動作する。
【0005】定電圧回路83は、定電圧を両端に発生す
る。定電流回路82は、定電圧に基づいて、所定の励磁
電流を励磁コイル85に供給し、管路86内に磁界を発
生させる。管路86の電極には、液体の流速及び磁界に
比例した起電力が発生する。信号処理回路84は、起電
力から流量信号を取り出し、電流出力線87の間に流れ
る出力電流を流量信号に比例して4〜20mAの範囲に
変化させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1の問題
点としては、図14に示す2線式電磁流量計では、電源
電圧が励磁回路81及び信号処理回路84の動作電圧の
双方の合計となり、電源電圧を高く設定する必要があ
る。また、あらゆる種類の外部電源に対応できない問題
がある。
【0007】第2の問題点としては、流量測定のS/N
比が十分でない問題がある。また第3の問題点として、
流量測定のS/N比を確保しようとする提案においてゼ
ロ点を正確に測定できない問題とがある。
【0008】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、低い
電源電圧で動作し直流電源への適応性が強く、高いS/
N比の流量測定を行い、測定誤差の少ない2線式電磁流
量計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁流量計は、第1の問題点に対して、流
体中に流体の流れ方向と直交する方向に磁界を印加する
励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回路と、前記磁界
によって流体中に発生する起電力を検出する電極と、前
記起電力から流量換算したデータに基づいて、出力電流
を出力する電流出力回路と、前記励磁回路及び電流出力
回路を制御するCPUと、前記励磁回路、電流出力回路
及びCPUに電力を供給すると共に前記出力電流を伝送
する電流出力線とを備える電磁流量計において、前記励
磁回路及び電流出力回路は、前記電流出力線に並列に接
続されることを特徴とする。
【0010】本発明の第1の問題点に係る電磁流量計
は、励磁回路、電流出力回路、及び、CPUが電流出力
線に並列に接続され、電源電圧を低く設定できる。ま
た、励磁電流を検出して、流量信号を正規化するので、
温度変動等によるスパン誤差を小さくできる。
【0011】本発明の第1の問題点に係る電磁流量計で
は、前記電流出力線に供給される直流電圧を昇圧又は降
圧して、前記励磁回路及び電流出力回路に電力を供給す
るDC−DC変換器を更に備えることができる。この場
合、DC−DC変換器が昇降圧する直流電圧を最適に設
定することにより、種々な直流電源への適応性が向上す
る。
【0012】本発明の電磁流量計は、第2の問題点にお
いて、流体中に流体の流れ方向と直交する方向に磁界を
印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回路と、
前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出する電
極と、前記起電力に比例する出力電流を出力する電流出
力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御するC
PUと、前記励磁回路、電流出力回路及びCPUに電力
を供給すると共に前記出力電流を伝送する電流出力線と
を備える電磁流量計において、前記CPUは、前記電流
出力線から供給される供給電力を計測する電力計測回路
を備え、計測された供給電力に応じて前記励磁電流を制
御することを特徴とする。
【0013】本発明の第2の問題点に係る電磁流量計
は、計測された供給電力に応じて励磁電流を制御するの
で、優れたS/N比の流量測定が行える。
【0014】また、本発明の第2の問題点に係る電磁流
量計では、前記CPUは、流量がゼロの時に出力電流を
大きくし、流量が大きいときには出力電流を小さくする
ように制御することも可能となる。この場合、流速の遅
い流量測定のS/N比が高くなるので、低流量の測定が
容易になる。
【0015】また、本発明の第2の問題点に係る電磁流
量計では、前記CPUは、前記電流出力線から供給され
る電源電圧に応じて前記励磁コイルの励磁方式を変化さ
せること、前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力が
所定値よりも高いときには2周波励磁又は2値励磁を行
い、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも低いとき
には3値励磁を行うこと、前記CPUは、前記電源電圧
又は供給電力が高くなると前記励磁電流を大きくし、前
記電源電圧又は供給電力が低くなると前記励磁電流を小
さくすること、又、前記CPUは、前記電流出力線から
供給される平均供給電流を計測し、該平均供給電流がほ
ぼ一定となるように前記DC−DC変換器の出力電圧を
制御し、流量演算結果をパルス周波数信号又はPWM信
号として出力電流に重畳させることもできる。
【0016】本発明の第2の問題点に係る電磁流量計で
は、複数の電流出力回路を備え、電流出力線から供給さ
れる電源種別に応じて前記電流出力回路を選択する。こ
の場合、複数の直流電源を併用することができる。
【0017】また、本発明の第2の問題点に係る電磁流
量計では、一方の電流出力回路に電極電位等の流量信号
以外のアナログ信号をスケーリングして出力することも
可能である。この場合、流量以外に電極電位や温度等の
情報を伝送することができる。
【0018】本発明の電磁流量計は、第2の問題点にお
いて、他の実施例として、流体中に流体の流れ方向と直
交する方向に磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供
給する励磁回路と、前記磁界によって流体中に発生する
起電力を検出する電極と、前記起電力から流量換算した
データに基づいて、出力電流を出力する電流出力回路
と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御するCPU
と、前記励磁回路、電流出力回路及びCPUに電力を供
給すると共に前記出力電流を伝送する電流出力線とを備
える電磁流量計において、回路の消費電力を測定するこ
とを特徴とする。
【0019】本発明の第2の問題点に係る他の実施例の
電磁流量計は、CPUが定電流回路からの情報により、
回路の消費電力を演算するので、効率的な励磁や流量測
定が行える。
【0020】本発明の第2の問題点に係る他の実施例の
電磁流量計では、前記回路の消費電力は、電流出力回路
の定電流回路の消費電力に基づいて演算すること、又
は、前記回路の消費電力は、励磁コイルに印加されるコ
イル電圧に基づくコイルの消費電力により演算する。こ
の場合、CPUは、供給電力に応じて制御を最適に行
う。
【0021】また、本発明の第2の問題点に係る他の実
施例の電磁流量計では、前記電力計測回路は、電磁流量
計内の検出温度に基づいて前記供給電力を演算するこ
と、又は、複数の電流出力回路を備え、電流出力線から
供給される電源種別に応じて前記電流出力回路を選択す
ることもできる。
【0022】前記CPUは、計測された供給電力から余
剰電力を演算し、該余剰電力を励磁コイルの励磁電流及
び電流出力回路の電源に振り向けること、又は、前記C
PUは、前記余剰電力に応じて前記励磁電流を増加させ
ることができる。この場合、無駄な余剰電力が減少し、
流量測定のS/N比向上に貢献する励磁電流が増加する
ので、供給電力が有効に利用される。
【0023】本発明の電磁流量計は、第3の問題点にお
いて、流体中に流体の流れ方向と直交する方向に磁界を
印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回路と、
前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出する電
極と、前記起電力に比例する出力電流を出力する電流出
力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御するC
PUと、前記励磁回路、電流出力回路及びCPUに電力
を供給すると共に前記出力電流を伝送する電流出力線と
を備え、供給電力/余剰電力に応じて、励磁方式を切り
替える電磁流量計において、流量がゼロでゼロ調整を行
う際に、それぞれの励磁方式に応じたゼロ調整が行える
ように、出力電流を一時的に大きくすることを特徴とす
る。
【0024】本発明の第3の問題点に係る電磁流量計
は、実際の測定前に全ての励磁方式のゼロ点補正を予め
行えるので、励磁方式の違いによる測定誤差の発生を防
止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例に基づ
いて、本発明の電磁流量計について図面を参照して説明
する。図1は、本発明の第1実施形態例の電磁流量計を
示す。
【0026】電磁流量計は、検出器1、アナログ増幅回
路2、A/D変換器3、絶縁回路4、DC−DC変換回
路5、CPU6(演算/制御素子)、励磁回路7、及
び、電流出力回路8で構成される。
【0027】外部電源装置は、直流電源51を有し、電
流出力線25に電源電圧を印加し、電磁流量計に電力を
供給する。
【0028】直流電源51の正極端子は、電流出力線2
5の一方を介して、第1電源ライン21に接続される。
CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8の電源端
子は、第1電源ライン21に全て接続され、DC−DC
変換回路5の入力側電源端子は、第1電源ライン21に
接続される。
【0029】直流電源51の負極端子は、電流出力線2
5の他方及び出力電流抵抗Routを介して、第1コモン
ライン22に接続される。CPU6、励磁回路7、及
び、電流出力回路8のコモン端子は、第1コモンライン
22に全て接続され、DC−DC変換回路5の入力側コ
モン端子は、第1コモンライン22に接続される。
【0030】DC−DC変換回路5の出力側電源端子
は、第2電源ライン23に接続される。アナログ増幅回
路2、A/D変換器3、及び、絶縁回路4の電源端子
は、第2電源ライン23に全て接続される。
【0031】DC−DC変換回路5の出力側コモン端子
は、第2コモンライン24に接続される。アナログ増幅
回路2、A/D変換器3、及び、絶縁回路4のコモン端
子は、第2コモンライン24に全て接続される。
【0032】励磁回路7は、励磁電流101を励磁コイ
ルL1に流して、検出器1の管内に磁界を発生させる。
管内を流れる液体は、磁界及び流速に比例した起電力を
発生する。検出器1は、管内に配置された電極33から
起電力を検出する。
【0033】アナログ増幅回路2は、2つのバッファ及
び差動増幅器で構成され、起電力に比例する流量信号を
生成し、A/D変換器3に入力する。A/D変換器3
は、流量信号を流量データ102にAD変換し、絶縁回
路4を経由してCPU6に入力する。絶縁回路4は、基
準電位が異なる2つの回路間で、信号が送受信できるよ
うに信号変換するインターフェイス機能を有する。
【0034】DC−DC変換回路5は、インバータ方式
の絶縁型の直流電圧変換回路であり、直流電圧を交流電
圧に変換し、トランスで昇降圧した後に整流して直流電
圧に変換する。第1電源ライン21及び第1コモンライ
ン22に接続される回路群と第2電源ライン23及び第
2コモンライン24に接続される回路群とは、電気的に
絶縁される。
【0035】CPU6は、電磁流量計の動作制御又は信
号処理を行う。CPU6は、励磁PWM信号104を励
磁回路7に入力して、励磁電流101の大きさを制御
し、4つの信号から成るタイミング信号群103を励磁
回路7に入力して、4つのスイッチの中で対応するもの
がオン又はオフすることにより、励磁電流101の方向
や導通期間を変化させて、発生する磁界を制御する。
【0036】図2は、図1の励磁回路7の詳細を示す。
励磁回路7は、電流方向切替回路14、LPF15、定
電流制御回路16、及び、2つのA/D変換器3で構成
される。電流方向切替回路14及び定電流制御回路16
は、第1電源ライン21と第1コモンライン22との間
に直列に接続される。
【0037】LPF15は、抵抗R8、キャパシタC2、
及び、演算増幅器A4で構成され、定電流制御回路16
は、抵抗R9、トランジスタTr5、及び、演算増幅器A5
で構成される。
【0038】LPF15は、励磁PWM信号104を直
流電圧に変換し、定電流制御回路16に入力する。励磁
電流101は、第1電源ライン21からトランジスタT
r1〜Tr4、励磁コイルL1、トランジスタTr5、及び、
抵抗R9を経由して、第1コモンライン22に流れる。
定電流制御回路16は、LPF15からの直流電圧に基
づいて、励磁電流101を一定になるように制御する。
【0039】一方のA/D変換器3は、励磁コイルL1
のコイル電圧を示すトランジスタTr5ドレイン電圧をコ
イル電圧データ105にAD変換し、CPU6に入力す
る。他方のA/D変換器3は、励磁電流を示すトランジ
スタTr5のソース電圧を励磁電圧データ106にAD変
換し、CPU6に入力する。
【0040】CPU6は、第1電源ライン21の電圧か
ら、コイル電圧データ105の値を引くことでコイル電
圧を計算し、抵抗R9の電圧降下である励磁電圧データ
106の値をR9で割ることで、励磁電流を計算する。
【0041】CPU6は、励磁電圧及び励磁電流から成
る励磁電力を計算し、励磁PWM信号104のパルス幅
を変化させて、励磁電流101を制御する。
【0042】図3は、図2の電流方向切替回路14の動
作を示す表である。CPU6は、信号パターンA〜Cの
タイミング信号群103を励磁回路7の電流方向切替回
路14に入力する。電流方向切替回路14は、トランジ
スタTr1〜Tr4及び4つの絶縁回路4で構成される。タ
イミング信号群103の対応する信号は、絶縁回路4を
経由してトランジスタTr1〜Tr4のゲート夫々に入力さ
れる。
【0043】電流方向切替回路14は、トランジスタT
r1とTr4又はTr2とTr3が信号パターンA〜Cに応じて
オン又はオフすることにより、励磁電流101が検出器
1の励磁コイルL1に流れ、正方向励磁、負方向励磁、
又は、無励磁の何れかを行う。
【0044】CPU6は、信号パターンA〜Cに対応す
るタイミング信号群103を発生し、励磁回路7に入力
することで、3値励磁、2値励磁、又は、2周波励磁の
何れかの方式で磁界を発生させる。
【0045】図4は、電流出力回路8の詳細を示す。電
流出力回路8は、LPF11、加算器12、及び、出力
電流制御回路13(定電流回路)で構成される。LPF
11は、抵抗R1、キャパシタC1、及び、演算増幅器A
1で構成され、加算器12は、抵抗R2、R3、及び、演
算増幅器A2で構成され、出力電流制御回路13は、抵
抗R4、R5、R6、R7、トランジスタQn1、及び、演算
増幅器A3で構成される。
【0046】CPU6は、流量データ102に基づいて
流量値を演算で求め、流量値を励磁電流で割算して規格
化し、規格化された流量値に比例して電流出力PWM信
号107のデューティ比を変化させ、電流出力回路8に
入力する。
【0047】CPU6は、励磁電流を検出し、流量信号
を正規化して、温度変動等によるスパン誤差を小さくす
る。
【0048】LPF11は、電流出力PWM信号107
を直流電圧に変換し、加算器12に入力する。余剰電流
は、第1電源ライン21から抵抗R7及びトランジスタ
Qn1を経由して、第1コモンライン22に流れ、電磁流
量計内の回路動作のために消費されたものではない無駄
な電流であり、流量に比例する電流信号として、信号伝
送のために流すものである。出力電流は、第1コモンラ
イン22から出力電流抵抗Routに流れ、電磁流量計が
消費した全電流である。出力電流抵抗Routは、出力電
流に比例した出力電流検出電圧108を発生する。
【0049】加算器12は、LPF11からの直流電圧
と出力電流抵抗Routからの出力電流検出電圧108と
を加算して、加算電圧を出力電流制御回路13に入力す
る。出力電流制御回路13は、加算器12からの加算電
圧がゼロになるように、出力電流を調整する。
【0050】出力電流は、流量値に比例するように制御
される。出力電流は、電磁流量計の全消費電流であるの
で、流量値に比例する。電磁流量計は、電源電圧及び出
力電流から成る供給電力を消費する。
【0051】流量値に比例して値が変化する出力電流に
代えて、電流出力回路8にパルス変調機能を付加し、平
均値がほぼ一定となる出力電流を採用して、パルス周波
数変調波又はパルス幅変調波を重畳させることもでき
る。或いは、通信回路を付加し値が一定な出力電流を採
用し、有線系のシリアル通信や無線通信を利用して、流
量信号又はアラーム信号の情報を伝送してもよい。
【0052】上記実施形態例によれば、励磁回路、電流
出力回路、及び、CPUが電流出力線に並列に接続さ
れ、電源電圧を低く設定できる。また、励磁電流を検出
して、流量信号を正規化するので、温度変動によるスパ
ン誤差を小さくできる。
【0053】図5は、本発明の第2実施形態例の電磁流
量計を示す。本実施形態例は、CPU6と励磁回路7及
び電流出力回路8とで電源端子の電圧が異なる。電磁流
量計は、2つのDC−DC変換回路9を有する。
【0054】直流電源51の正極端子は、電流出力線2
5の一方、一方のDC−DC変換回路9、第1電源ライ
ン21、他方のDC−DC変換回路9、及び、第3電源
ライン26を介して、DC−DC変換回路5の入力側電
源端子に接続される。励磁回路7及び電流出力回路8の
電源端子は、第1電源ライン21に接続され、CPU6
の電源端子は、第3電源ライン26に接続される。
【0055】図6の(a)及び(b)は、図5のDC−
DC変換回路9の回路図である。DC−DC変換回路9
は、非絶縁型の直流電圧変換回路であり、入力電圧Vin
を昇圧又は降圧して出力電圧Voutに変換する。CPU
6、励磁回路7、及び、電流出力回路8は、同一のコモ
ンラインに全て接続され、回路の基準電位が全て等しく
なる。
【0056】同図(a)は、昇圧型のDC−DC変換回
路9に採用されるチョッパ方式のスイッチング電源の回
路を示す。定電圧回路64は、ツェナダイオードDZ1が
定電圧Vccを発生し、CR発振回路61及びエラーアン
プ回路62に供給する。CR発振回路61は、周期Tで
発振し、エラーアンプ回路62、及び、波形整形回路6
3を経由して制御用PWM信号109をトランジスタQ
n2に入力する。
【0057】トランジスタQn2は、制御用PWM信号1
09に基づいてオン又はオフすることにより、インダク
タL2に誘導電圧を発生させる。昇圧型のDC−DC変
換回路9は、入力電圧VinにインダクタL2の誘導電圧
が加わることで、入力電圧Vinより高い出力電圧Vout
を発生する。
【0058】ここで、トランジスタQn2のオン時間をT
onとすると、制御用PWM信号109のデューテイ比D
は、D=Ton/Tであり、出力電圧Voutは、下記のよ
うに示される。 Vout=1/(1−D)×Vin ・・・・ (1)
【0059】同図(b)は、降圧型のDC−DC変換回
路9に採用されるシリーズ電源の回路を示す。演算増幅
器A8は、出力電圧Voutを所定の比率で分圧した電圧
と、ツェナダイオードDZ2が発生する基準電圧とが等し
くなるように、トランジスタQn3のベース電圧を制御す
る。
【0060】DC−DC変換回路9は、直流電源51か
らの電源電圧を考慮して、第1電源ライン21及び第3
電源ライン26の電圧が所望の値になるように、昇圧型
又は降圧型の電源回路を採用する。所望の電圧として
は、CPU6、励磁回路7、及び、電流出力回路8の動
作電圧に基づいた値が設定される。
【0061】また、降圧型のDC−DC変換回路9に
は、シリーズ電源に代えて、降圧型のスイッチング電源
を採用しても同様な効果が得られる。
【0062】更に、CPU6は、電流出力線25から供
給される電源電流を計測し、電源電流がほぼ一定となる
ようにDC−DC変換器9の出力電圧を制御すれば、多
くの消費電流を確保できる。
【0063】上記実施形態例によれば、DC−DC変換
器が昇降圧する直流電圧を最適に設定することにより、
直流電源への適応性が向上し、流量の変化に対して、パ
ルス変調波が重畳した出力電流の平均値は、ほぼ一定と
なることにより、供給電力もほぼ一定となるので、安定
した動作が確保される。
【0064】図7は、本発明の第3実施形態例の電磁流
量計を示す。本実施形態例は、電源電圧を測定する点が
先の実施形態例と異なる。電磁流量計は、電源電圧検出
回路10(電力計測回路)を有する。
【0065】図8は、図7の電源電圧検出回路10の詳
細を示す。電源電圧検出回路10は、直流電源51から
電源電圧が供給される。抵抗R26〜R28は、電源電圧を
所定の比率で分圧する。演算増幅器A9は、分圧された
電圧をボルテージフォロワ動作により増幅し、A/D変
換器3は、増幅された電圧を電源電圧データ112に変
換して、CPU6に入力する。
【0066】図9は、CPU6が行う励磁方式の変更を
示す表である。CPU6は、電源電圧が高いか低いかを
判断し、或いは、電源電圧及び出力電流から供給電力を
計算して、供給電力が高いか低いかを判断する。
【0067】判断結果に従って、CPU6は、タイミン
グ信号群103の信号パターンを変更することにより、
励磁波形を3種類に変更し、励磁PWM信号104のデ
ューティ比を変更することにより、励磁電流値をアナロ
グ的に増減する。
【0068】図9に示すように、励磁波形は、3値励
磁、2値励磁、又は、2周波励磁の3種類に変更され、
励磁電流値は、アナログ的に変化される。CPU6は、
励磁波形及び励磁電流値の何れか一方又は両方を変更対
象にする。
【0069】供給電力が低い場合、励磁波形を3値励磁
にする。又は、励磁電流値を小さくする。
【0070】供給電力が高い場合、励磁波形を2周波励
磁又は2値励磁にする。又は、励磁電流値を大きくす
る。
【0071】上記実施形態例によれば、電源電圧又は供
給電力が高いと信号伝送における信号レベルを大きくす
るので、優れたS/N比の流量測定が行え、電源電圧又
は供給電力に応じた最適な励磁が行われるので、流量測
定におけるS/N比を向上できる。
【0072】また、流量が0%で最大の出力電流を流
し、流量が100%で最小の出力電流を流して、低流速
でS/N比が良好な測定を行う。
【0073】図10は、本発明の第4実施形態例の電磁
流量計を示す。本実施形態例は、電磁流量計は、無駄に
消費される余剰電力を測定する。電磁流量計は、電流出
力回路8Aを有し、電流出力回路8Aは、出力電流制御
回路13Aを有する。
【0074】余剰電流は、第1電源ライン21から抵抗
R7、トランジスタQn1、及び、出力電流検出抵抗Rcon
を経由して、第1コモンライン22に流れる。出力電流
検出抵抗Rconは、余剰電流に比例する余剰電流検出電
圧111を発生する。出力電流は、第1コモンライン2
2から出力電流抵抗Routに流れる。出力電流抵抗Rout
は、出力電流に比例する出力電流検出電圧108を発生
する。
【0075】出力電流制御回路13Aは、余剰電流検出
電圧111をCPU6に入力する。電流出力PWM信号
107を変換した直流電圧と出力電流検出電圧108と
を加算して、加算電圧がゼロになるように、出力電流を
一定に制御する。
【0076】CPU6は、余剰電流検出電圧111から
出力電流検出抵抗Rconの電圧降下Vconを認識して、V
con/Rconを計算し余剰電流Iconを求める。余剰電流
の最小値Iminは、電流出力回路8Aが動作できる最小
値として、予め測定される。
【0077】Icon−Iminは、電流出力回路8Aで無駄
に消費される電流である。CPU6は、電流の変更分Δ
I1を計算する。 ΔI1=K(Icon−Imin) ・・・・ (2)
【0078】CPU6は、電流の変更分ΔI1に基づい
て、励磁PWM信号104のデューティ比を変化させ
て、励磁電流101の増加分が電流の変更分ΔI1と等
しくなるように制御する。
【0079】ここで、Kは係数である。出力電流は、電
磁流量計の全消費電流である。励磁回路7の励磁電流1
01を増加させると、励磁回路7以外の回路の消費電流
が増加し、出力電流が規定値を越える恐れがある。係数
Kは、出力電流が規定値を越えないような値(例えば
0.5〜0.9)を設定する。規定値とは、流量値に比
例して決定される出力電流の値である。
【0080】上記実施形態例によれば、励磁回路又は電
流出力回路の消費電力又は供給電力を把握できるので、
流量測定のS/N比向上に貢献するような励磁方式とす
るので、供給電力が最適に利用される。
【0081】図11は、本発明の第5実施形態例の電磁
流量計を示す。本実施形態例は、励磁コイルL1の両端
からコイル電圧を直接に測定する。電磁流量計は、励磁
回路7Aを有し、励磁回路7Aは、コイル電圧検出回路
19を有する。
【0082】コイル電圧検出回路19は、励磁コイルL
1の両端からコイル電圧が入力される。演算増幅器A6及
びA7は夫々、ボルテージホロワとして動作し、励磁コ
イルL1の一方及び他方の端子電圧を増幅する。
【0083】演算増幅器A8は、演算増幅器A6及びA7
からの双方の出力電圧を差動増幅し、コイル電圧をA/
D変換器3に入力する。A/D変換器3は、コイル電圧
をコイル電圧データ105に変換して、CPU6に入力
する。
【0084】CPU6は、励磁コイルL1のコイル電圧
データ105及び励磁電圧データ106に基づいて、コ
イル電圧Vcoil及び励磁電流Icoilを夫々認識し、温度
Tのコイル抵抗Rtを計算する。 Rt=Vcoil/Icoil ・・・・ (3)
【0085】励磁コイルL1の最大励磁電力WLmaxは、
予め決定される。CPU6は、コイル電圧Vcoil及び励
磁電流Icoilから励磁電力Wcoilを計算する。 Wcoil=Vcoil×Icoil ・・・・ (4)
【0086】WLmax−Wcoilは、電流出力回路8Aで無
駄に消費される余剰電力である。CPU6は、電流の変
更分ΔI2を計算する。 ΔI2=√{(WLmax−Wcoil)/Rt} ・・・・ (5)
【0087】CPU6は、励磁PWM信号104のデュ
ーティ比を変化させて、励磁電流101の増加分が電流
の変更分ΔI2と等しくなるように制御し、第4実施形
態例と同様に流量測定のS/N比向上に貢献する。
【0088】また、室温Tのコイル抵抗の値Rtは、下
記のように示される。 Rt=R0+(T−T0)×α ・・・・ (6) CPU6は、式3及び式6から温度Tを計算する。 T=T0+(Rt−R0)/α ・・・・ (7)
【0089】CPU6は、温度Tをユーザ用のプロセス
情報として、外部電源装置に伝送する。
【0090】上記実施形態例によれば、コイル電圧検出
回路19がコイル電圧を検出することにより、励磁電力
を計算し最適な増加が行えるので、流量測定のS/N比
向上に貢献する。
【0091】図12は、本発明の第6実施形態例の電磁
流量計を示す。本実施形態例は、励磁コイルL1の温度
を直接に測定する。電磁流量計は、検出器1A及び温度
測定回路32を有する。検出器1Aは、温度センサ31
を有する。温度センサ31は、励磁コイルL1の温度が
計測できるように所定の位置に配置され、励磁コイルL
1の温度に応じた信号を発生する。温度測定回路32
は、温度センサ31からの信号を温度データ113に変
換して、CPU6に入力する。
【0092】CPU6は、励磁電圧データ106に基づ
いて、励磁電流Icoilを認識し、温度データ113に基
づいて、室温Tのコイル抵抗の値Rtを式6から計算し
て、励磁電力Wcoilを計算する。 Wcoil=Icoil2×Rt ・・・・ (8)
【0093】CPU6は、電流の変更分ΔI2を式5か
ら計算して制御することにより、第5実施形態例と同様
な効果が得られる。
【0094】上記実施形態例によれば、温度測定回路3
2が励磁コイルL1の温度を測定することにより、励磁
電力を計算し最適な増加が行えるので、流量測定のS/
N比向上に貢献する。
【0095】図13は、本発明の第7実施形態例の電磁
流量計を示す。本実施形態例は、複数の電源系統を有す
る。電磁流量計は、電源機能を備える第1回路ブロック
33及び第2回路ブロック34を有する。第1回路ブロ
ック33及び第2回路ブロック34は、電流出力回路
8、DC−DC変換回路9、直流電源51、逆流防止ダ
イオード、及び、出力電流抵抗Routで夫々構成され
る。
【0096】直流電源51の正極端子は、逆流防止ダイ
オード及びDC−DC変換回路9を介して、第1電源ラ
イン21に接続され、直流電源51の負極端子は、出力
電流抵抗Routを介して、第1コモンライン22に接続
される。電流出力回路8の電源端子は、DC−DC変換
回路9の入力電圧端子に接続され、電流出力回路8のコ
モン端子は、第1コモンライン22に接続される。
【0097】電流出力回路8は、出力電流検出電圧10
8が出力電流抵抗Routから入力され、電流出力PWM
信号107がCPU6から入力される。
【0098】CPU6は、電流出力PWM信号107の
デューテイ比をゼロ又は所定の値に設定し、第1回路ブ
ロック33又は第2回路ブロック34の電流出力回路8
を動作又は停止させて、必要に応じて電源系統を切り替
える。
【0099】また、双方の電流出力PWM信号107の
デューテイ比を相互に調整することにより、第1回路ブ
ロック33及び第2回路ブロック34の出力電流が調整
されるので、双方の電源系統を併用できる。
【0100】更に、第1回路ブロック33が流量の情報
を伝送し、第2回路ブロック34がコイル電圧検出回路
19や温度測定回路32(信号計測部)が計測する電極
電位や温度等の情報を伝送することもできる。
【0101】上記実施形態例によれば、電流出力回路、
DC−DC変換器、及び、第1の電源ラインから成る回
路ブロックを複数配置するので、回路ブロックに対応す
る数の直流電源を併用することができる。
【0102】本発明の第8実施形態例の電磁流量計は、
各励磁方式に対応するゼロ点補正を行う。本実施形態例
は、ゼロ点補正を行うためのメンテナンスモードを有す
る。電磁流量計は、インストールした後やメンテナンス
時に、メンテナンスモードに設定され、内部パラメータ
の変更やゼロ点補正を行う。
【0103】電磁流量計のゼロ点指示は、管内の付着物
や液体の導電率等の影響により、ゼロ点が異なり、使用
環境に応じて異なる値になる。各励磁方式に対応するゼ
ロ点補正は、定期的に行われ、測定誤差の発生が防止さ
れる。電磁流量計は、図9に示すように、種々な励磁方
式に変える。
【0104】メンテナンスモードの場合、流量をゼロに
した状態で、CPU6は、各励磁方式に対応できるよう
に、各励磁方式に対応するタイミング信号群103及び
励磁PWM信号104を夫々設定し、出力電流を増やす
ことにより、ゼロ点補正を行う。
【0105】上記実施形態例によれば、実際の測定前に
全ての励磁方式のゼロ点補正を予め行えるので、励磁方
式の違いによる測定誤差の発生を防止できる。
【0106】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の電磁流量計は、上記実施形
態例の構成にのみ限定されるものでなく、上記実施形態
例の構成から種々の修正及び変更を施した電磁流量計
も、本発明の範囲に含まれる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁流量
計では、励磁回路、電流出力回路、及び、CPUが電流
出力線に並列に接続され、電源電圧を低く設定できる。
また、励磁電流を検出して、流量信号を正規化するの
で、温度変動によるスパン誤差を小さくできる。
【0108】また、DC−DC変換器が昇降圧する直流
電圧を最適に設定することにより、直流電源への適応性
が向上し、流量の変化に対して、パルス変調波が重畳し
た出力電流の平均値は、ほぼ一定となることにより、供
給電力もほぼ一定となるので、安定した動作が確保され
る。
【0109】更に、供給電圧を把握し、励磁回路又は電
流出力回路の消費電力を把握できるので、CPUが行う
制御が容易になり、無駄な余剰電力が減少し、流量測定
のS/N比向上に貢献する励磁電力が増加するので、供
給電力が最適に利用され、実際の測定前に全ての励磁方
式のゼロ点補正を予め行えるので、励磁方式の違いによ
る測定誤差の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の電磁流量計を示す。
【図2】図1の励磁回路7の詳細を示す。
【図3】図2の電流方向切替回路14の動作を示す表で
ある。
【図4】電流出力回路8の詳細を示す。
【図5】本発明の第2実施形態例の電磁流量計を示す。
【図6】同図(a)及び(b)は、図5のDC−DC変
換回路9の回路図である。
【図7】本発明の第3実施形態例の電磁流量計を示す。
【図8】図7の電源電圧検出回路10の詳細を示す。
【図9】CPU6が行う励磁方式の変更を示す表であ
る。
【図10】本発明の第4実施形態例の電磁流量計を示
す。
【図11】本発明の第5実施形態例の電磁流量計を示
す。
【図12】本発明の第6実施形態例の電磁流量計を示
す。
【図13】本発明の第7実施形態例の電磁流量計を示
す。
【図14】従来知られている電磁流量計の例を示す。
【符号の説明】
1 検出器 2 アナログ増幅器 3 A/D変換器 4 絶縁回路 5、9 DC−DC変換回路 6 CPU 7 励磁回路 8 電流出力回路 11、15 LPF 12 加算器 13 出力電流制御回路(定電流回路) 14 電流方向切替回路 16 定電流制御回路 19 コイル電圧検出回路 21 第1電源ライン 22 第1コモンライン 23 第2電源ライン 24 第2コモンライン 25 電流出力線 26 第3電源ライン 31 温度センサ 32 温度測定回路 33 第1電流出力部 34 第2電流出力部 51 直流電源 101 励磁電流 102 流量データ 103 タイミング信号群 104 励磁PWM信号 105 コイル電圧データ 106 励磁電圧データ 107 電流出力PWM信号 108 電流出力電圧 109 制御用PWM信号 111 余剰電圧 112 電源電圧データ 113 温度データ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体中に流体の流れ方向と直交する方向に
    磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回
    路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出
    する電極と、前記起電力から流量換算したデータに基づ
    いて、出力電流を出力する電流出力回路と、前記励磁回
    路及び電流出力回路を制御するCPUと、前記励磁回
    路、電流出力回路及びCPUに電力を供給すると共に前
    記出力電流を伝送する電流出力線とを備える電磁流量計
    において、 前記励磁回路及び電流出力回路は、前記電流出力線に並
    列に接続されることを特徴とする電磁流量計。
  2. 【請求項2】前記電流出力線に供給される直流電圧を昇
    圧又は降圧して、前記励磁回路及び電流出力回路に電力
    を供給するDC−DC変換器を更に備える、請求項1に
    記載の電磁流量計。
  3. 【請求項3】流体中に流体の流れ方向と直交する方向に
    磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁回
    路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検出
    する電極と、前記起電力に比例する出力電流を出力する
    電流出力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制御
    するCPUと、前記励磁回路、電流出力回路及びCPU
    に電力を供給すると共に前記出力電流を伝送する電流出
    力線とを備える電磁流量計において、 前記CPUは、前記電流出力線から供給される供給電力
    を計測する電力計測回路を備え、計測された供給電力に
    応じて前記励磁電流を制御することを特徴とする電磁流
    量計。
  4. 【請求項4】前記CPUは、前記電流出力線から供給さ
    れる電源電圧に応じて前記励磁コイルの励磁方式を変化
    させる、請求項3に記載の電磁流量計。
  5. 【請求項5】前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力
    が所定値よりも高いときには2周波励磁又は2値励磁を
    行い、前記電源電圧又は供給電力が所定値よりも低いと
    きには3値励磁を行う、請求項3又は4に記載の電磁流
    量計。
  6. 【請求項6】前記CPUは、前記電源電圧又は供給電力
    が高くなると前記励磁電流を大きくし、前記電源電圧又
    は供給電力が低くなると前記励磁電流を小さくする、請
    求項3又は4に記載の電磁流量計。
  7. 【請求項7】前記CPUは、流量がゼロの時に出力電流
    を大きくし、流量が大きいときには出力電流を小さくす
    るように制御する、請求項3又は4に記載の電磁流量
    計。
  8. 【請求項8】前記CPUは、前記電流出力線から供給さ
    れる平均供給電流を計測し、該平均供給電流がほぼ一定
    となるように前記DC−DC変換器の出力電圧を制御
    し、流量演算結果をパルス周波数信号又はPWM信号と
    して出力電流に重畳させる、請求項2に記載の電磁流量
    計。
  9. 【請求項9】複数の電流出力回路を備え、電流出力線か
    ら供給される電源種別に応じて前記電流出力回路を選択
    する、請求項2に記載の電磁流量計。
  10. 【請求項10】一方の電流出力回路に電極電位等の流量
    信号以外のアナログ信号をスケーリングして出力する、
    請求項9に記載の電磁流量計。
  11. 【請求項11】流体中に流体の流れ方向と直交する方向
    に磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁
    回路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検
    出する電極と、前記起電力から流量換算したデータに基
    づいて、出力電流を出力する電流出力回路と、前記励磁
    回路及び電流出力回路を制御するCPUと、前記励磁回
    路、電流出力回路及びCPUに電力を供給すると共に前
    記出力電流を伝送する電流出力線とを備える電磁流量計
    において、 回路の消費電力を測定することを特徴とする電磁流量
    計。
  12. 【請求項12】前記回路の消費電力は、電流出力回路の
    定電流回路の消費電力に基づいて演算する、請求項11
    に記載の電磁流量計。
  13. 【請求項13】前記回路の消費電力は、励磁コイルに印
    加されるコイル電圧に基づくコイルの消費電力により演
    算される、請求項11に記載の電磁流量計。
  14. 【請求項14】前記電力計測回路は、電磁流量計内の検
    出温度に基づいて前記供給電力を演算する、請求項11
    に記載の電磁流量計。
  15. 【請求項15】前記CPUは、計測された供給電力から
    余剰電力を演算し、該余剰電力を励磁コイルの励磁電流
    及び電流出力回路の電源に振り向ける、請求項2、11
    〜14の何れかに記載の電磁流量計。
  16. 【請求項16】前記CPUは、前記余剰電力に応じて前
    記励磁電流を増加させる、請求項15に記載の電磁流量
    計。
  17. 【請求項17】流体中に流体の流れ方向と直交する方向
    に磁界を印加する励磁コイルに励磁電流を供給する励磁
    回路と、前記磁界によって流体中に発生する起電力を検
    出する電極と、前記起電力に比例する出力電流を出力す
    る電流出力回路と、前記励磁回路及び電流出力回路を制
    御するCPUと、前記励磁回路、電流出力回路及びCP
    Uに電力を供給すると共に前記出力電流を伝送する電流
    出力線とを備え、供給電力/余剰電力に応じて、励磁方
    式を切り替える電磁流量計において、 流量がゼロでゼロ調整を行う際に、それぞれの励磁方式
    に応じたゼロ調整が行えるように、出力電流を一時的に
    大きくすることを特徴とする電磁流量計。
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