JP2012215434A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計 Download PDF

Info

Publication number
JP2012215434A
JP2012215434A JP2011079899A JP2011079899A JP2012215434A JP 2012215434 A JP2012215434 A JP 2012215434A JP 2011079899 A JP2011079899 A JP 2011079899A JP 2011079899 A JP2011079899 A JP 2011079899A JP 2012215434 A JP2012215434 A JP 2012215434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excitation
circuit
switch means
switch
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011079899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5555654B2 (ja
Inventor
Ichiro Mitsutake
一郎 光武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2011079899A priority Critical patent/JP5555654B2/ja
Publication of JP2012215434A publication Critical patent/JP2012215434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5555654B2 publication Critical patent/JP5555654B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【課題】低消費電力化を図る。
【解決手段】内蔵電池7からの励磁回路3への電源電圧VBの供給ラインL1にスイッチSW1を設け、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行う励磁期間の間、スイッチSW1をオンとし、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1をオフとする。このスイッチSW1への指示は流量測定回路6におけるCPU6−1が行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各種プロセス系において導電性を有する流体の流量を測定する電磁流量計に関し、特に内蔵電池を備えた電磁流量計に関するものである。
従来より、この種の電磁流量計として、電池駆動形の電磁流量計がある(以下、電池式電磁流量計と称す)。電池式電磁流量計は、商用電源によって電源が供給される代わりに、内部に電池を搭載して、その電池を電源として励磁回路を駆動するとともに、測定管内に設置された一対の電極間に生じる信号起電力より流量測定信号を生成する流量測定回路を駆動する。
図5に従来の電池式電磁流量計の要部を示す(例えば、特許文献1,2参照)。同図において、1は測定管、2は測定管1内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイル、3は励磁コイル2へ無励磁期間を挾んで正方向および逆方向への励磁電流Iex(図6参照)を交互に供給する励磁回路、4a,4bは測定管1内を流れる流体の流れ方向および励磁コイル2の発生磁界の方向と直交して測定管1内に配置された一対の検出電極、5は接地電極、6は検出電極4a,4b間に生じる信号起電力を検出し、この検出される信号起電力に基づいて測定管1内を流れる流体の流量に応じたデューティ比のパルス信号を流量測定信号として出力する流量測定回路、7は内蔵電池である。励磁回路3および流量測定回路6には内蔵電池7からの電源電圧VBが供給される。
この電池式電磁流量計において、励磁回路3は、励磁電流方向切替回路3−1や励磁電流値調整回路3−2などを備えている。励磁電流方向切替回路3−1は、流量測定回路6からの指示を受けて、励磁コイル2への励磁電流Iexの方向を無励磁期間を挟んで正方向および逆方向へ交互に切り替える。励磁電流値調整回路3−2は、流量測定回路6からの指示を受けて、励磁コイル2への励磁電流Iexの値を調整する。流量測定回路6はCPU6−1を備えている。このCPU6−1から励磁電流方向切替回路3−1や励磁電流値調整回路3−2へ指示が出される。また、CPU6−1によって、検出電極4a,4b間に生じる信号起電力に基づく流量の算出が行われる。
特開平9−129848号公報 特開2001−281029号公報
この電池式電磁流量計では、動作電源を内蔵電池7に依存しており、内蔵電池7が消耗すれば新しい電池に交換しなければならない。このため、電池交換の周期を延ばすことが求められ、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給に際して無励磁期間を設けることによって、電力消費の削減を図っている。
しかしながら、励磁回路3には内蔵電池7からの電源電圧VBが常時印加されており、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間であっても、励磁回路3内の励磁電流値調整回路3−2などで電力が消費されており、低消費電力化が十分に図られているとは言えなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、低消費電力化をさらに図ることができる電磁流量計を提供することにある。
このような目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明(第1発明)は、測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、測定管内を流れる流体の流れ方向および励磁コイルの発生磁界の方向と直交して測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、励磁回路および流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、内蔵電池からの励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段と、励磁コイルへの励磁電流の供給を行う励磁期間の間、スイッチ手段をオンとする一方、励磁コイルへの励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、スイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段とを設けたものである。
この発明(第1発明)によれば、励磁コイルへ励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段がオフとされ、励磁回路全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られる。
本願の請求項2に係る発明(第2発明)は、測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、測定管内を流れる流体の流れ方向および励磁コイルの発生磁界の方向と直交して測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、励磁回路および流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、内蔵電池からの電源電圧を所定の電圧に降圧する降圧手段と、内蔵電池からの励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられた第1のスイッチ手段と、降圧手段からの励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられた第2のスイッチ手段と、励磁コイルへの励磁電流の供給を行う励磁期間の開始時に第1のスイッチ手段をオン,第2のスイッチ手段をオフとし、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、第1のスイッチ手段をオフ,第2のスイッチ手段をオンとする一方、励磁コイルへの励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、第1のスイッチ手段をオフ,第2のスイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段とを設けたものである。
この発明(第2発明)によれば、励磁コイルへ励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられた第1のスイッチ手段と励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられた第2のスイッチ手段とが共にオフとされ、励磁回路全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られる。また、励磁期間の開始時には、第1のスイッチ手段がオン、第2のスイッチ手段がオフとされ、内蔵電池からの電源電圧が励磁回路へ供給され、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、第1のスイッチ手段がオフ,第2のスイッチ手段がオンとされ、内蔵電池からの電源電圧ではなく、この電源電圧を降圧した降圧電圧が励磁回路へ供給されるので、励磁期間の開始後の残された励磁期間における電力消費が少なくなり、低消費電力化がさらに図られる。
本願の請求項3に係る発明(第3発明)は、測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、測定管内を流れる流体の流れ方向および励磁コイルの発生磁界の方向と直交して測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、励磁回路および流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、内蔵電池からの電源電圧を所定の電圧に降圧する降圧手段と、降圧手段からの励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段と、励磁コイルへの励磁電流の供給を行う励磁期間の間、スイッチ手段をオンとする一方、励磁コイルへの励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、スイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段とを設けたものである。
この発明(第3発明)によれば、励磁コイルへ励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段がオフとされ、励磁回路全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られる。また、励磁期間の間、スイッチ手段がオンとされ、内蔵電池からの電源電圧ではなく、この電源電圧を降圧した降圧電圧が励磁回路へ供給されるので、励磁期間の全期間における電力消費が少なくなり、低消費電力化がさらに図られる。
本発明によれば、第1発明では、内蔵電池からの励磁回路への電源電圧の供給通路にスイッチ手段を設け、第2発明では、内蔵電池からの励磁回路への電源電圧の供給通路および降圧手段からの励磁回路への降圧電圧の供給通路にスイッチ手段を設け、第3発明では、降圧手段からの励磁回路への降圧電圧の供給通路にスイッチ手段を設け、励磁コイルへの励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、これらスイッチ手段をオフとするようにしたので、無励磁期間の間、励磁回路内で電力が消費されないようにして、低消費電力化をさらに図ることができるようになる。
本発明に係る電磁流量計の第1の実施の形態(実施の形態1)の要部を示す図である。 本発明に係る電磁流量計の第2の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す図である。 1回路2接点の切替スイッチの要部を示す図である。 本発明に係る電磁流量計の第2の実施の形態(実施の形態3)の要部を示す図である。 従来の電池式電磁流量計の要部を示す図である。 無励磁期間を挟んで正方向および逆方向へ供給される励磁電流を示す図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1はこの発明に係る電磁流量計の第1の実施の形態(実施の形態1)の要部を示す図である。同図において、図5と同一符号は図5を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この実施の形態1の電磁流量計(電池式電磁流量計)100では、内蔵電池7からの励磁回路3への電源電圧VBの供給ラインL1にスイッチSW1を設け、このスイッチSW1のオン/オフを流量測定回路6からの指示によって切り替えるようにしている。このスイッチSW1への指示は流量測定回路6におけるCPU6−1が行う。
この例において、CPU6−1は、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行う励磁期間の間、スイッチSW1をオンとし、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1をオフとする。これにより、励磁回路3には、励磁期間の間、内蔵電池7からの電源電圧VBが印加され、無励磁期間の間、電源電圧VBの印加が中断される。
この電池式電磁流量計100では、励磁コイル2へ励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1がオフとされることにより、励磁回路3全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路3内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られるものとなる。
この電池式電磁流量計100は、本願の第1発明の電磁流量計に対応し、スイッチSW1がスイッチ手段に相当し、流量測定回路6におけるCPU6−1がスイッチ制御手段に相当する。
〔実施の形態2〕
図2にこの発明に係る電磁流量計の第2の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す。この実施の形態2の電磁流量計(電池式電磁流量計)200では、パルストランス8を使用し、内蔵電池7からの電源電圧VBを所定の電圧に降圧し、この降圧した電圧を降圧電圧VDとして得るようにしている。
また、内蔵電池7からの励磁回路3への電源電圧VBの供給ラインL1にスイッチSW1を設ける一方、パルストランス8を使用して生成される降圧電圧VDの励磁回路3への供給ラインL2にスイッチSW2を設け、このスイッチSW1,SW2のオン/オフを流量測定回路6からの指示によって切り替えるようにしている。このスイッチSW1,SW2への指示は流量測定回路6におけるCPU6−1が行う。なお、電源電圧VBの供給ラインL1と降圧電圧VDの供給ラインL2とは、スイッチSW1およびスイッチSW2を介する励磁回路3への電源の供給側において、共通のラインL3に接続されている。
この例において、CPU6−1は、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行う励磁期間の開始時にスイッチSW1をオン,スイッチSW2をオフとし、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、スイッチSW1をオフ,スイッチSW2をオンとし、励磁コイル2への励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1をオフ,スイッチSW2をオフとする。
これにより、励磁回路3には、励磁期間の開始時に内蔵電池7からの電源電圧VBが印加され、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、パルストランス8によって作成された降圧電圧VDが印加される。そして、無励磁期間の間、励磁回路3への電源電圧VBおよび降圧電圧VDの何れの印加も中断される。
この電池式電磁流量計100では、励磁コイル2へ励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1,SW2がオフとされることにより、励磁回路3全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路3内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られるものとなる。
また、励磁期間の開始時には、スイッチSW1がオン、スイッチSW2がオフとされることにより、内蔵電池7からの電源電圧VBが励磁回路3へ供給され、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、スイッチSW1がオフ,スイッチSW2がオンとさ、内蔵電池7からの電源電圧VBではなく、この電源電圧VBを降圧した降圧電圧VDが励磁回路3へ供給される。
この場合、励磁期間の開始時には、所定時間が経過するまで、内蔵電池7からの電源電圧VBが励磁回路3へ供給されるので、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給が速やかに行われる。また、その後、残された励磁期間が終了するまでの間、パルストランス8によって生成される降圧電圧VDが励磁回路3へ供給されるので、励磁期間の開始後の残された励磁期間における電力消費が少なくなる。これにより、低消費電力化がさらに図られるものとなる。
例えば、励磁電流Iexが2mAで、電源電圧VBが3V、降圧電圧VDが0.5Vとすると、実質的に、残された励磁期間では、内蔵電池7からは励磁電流2mAの1/6(降圧電圧VD/電源電圧VB)程度の電力しか消費されないものとなる。
この電池式電磁流量計200は、本願の第2発明の電磁流量計に対応し、スイッチSW1が第1のスイッチ手段、スイッチSW2が第2のスイッチ手段、流量測定回路6におけるCPU6−1がスイッチ制御手段、パルストランス8が降圧手段に相当する。
なお、この例では、スイッチSW1とスイッチSW2とを独立して設けたが、図3に示すような1回路2接点の切替スイッチSW3を使用してもよい。この切替スイッチSW3を使用した場合、第1の接点aとコモン接点との間の導通路を開閉する機構が第1のスイッチ手段、第2の接点bとコモン接点cとの間の導通路を開閉する機構が第2のスイッチ手段に相当する。
〔実施の形態3〕
図4にこの発明に係る電磁流量計の第3の実施の形態(実施の形態3)の要部を示す。この実施の形態3の電磁流量計(電池式電磁流量計)300でも、実施の形態2と同様に、パルストランス8を使用し、内蔵電池7からの電源電圧VBを降圧した降圧電圧VDを作成するようにしている。
但し、この実施の形態3では、パルストランス8を使用して生成される降圧電圧VDを電源電圧VBに代えて励磁回路3へ供給するようにし、この降圧電圧VDの励磁回路3への供給ラインL1にスイッチSW1を設け、このスイッチSW1のオン/オフを流量測定回路6からの指示によって切り替えるようにしている。このスイッチSW1への指示は流量測定回路6におけるCPU6−1が行う。
この例において、CPU6−1は、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行う励磁期間の間、スイッチSW1をオンとし、励磁コイル2への励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1をオフとする。これにより、励磁回路3には、励磁期間の間、パルストランス8を使用して生成される降圧電圧VDが印加され、無励磁期間の間、降圧電圧VDの印加が中断される。
この電池式電磁流量計300では、励磁コイル2へ励磁電流Iexの供給を行わない無励磁期間の間、スイッチSW1がオフとされることにより、励磁回路3全体への電力の供給が遮断される。これにより、無励磁期間の間、励磁回路3内で電力が消費されることがなく、低消費電力化が図られるものとなる。
また、励磁期間の間、スイッチSW1がオンとされることにより、内蔵電池7からの電源電圧VBではなく、この電源電圧VBを降圧した降圧電圧VDが励磁回路3へ供給されるので、励磁期間の全期間における電力消費が少なくなる。これにより、低消費電力化がさらに図られるものとなる。
この電池式電磁流量計300は、本願の第3発明の電磁流量計に対応し、スイッチSW1がスイッチ手段、流量測定回路6におけるCPU6−1がスイッチ制御手段、パルストランス8が降圧手段に相当する。
なお、上述した実施の形態2や3(図2や図4に示した電池式電磁流量計)では、流量測定回路6を内蔵電池7からの電源電圧VBの供給を受けて動作させるようにしているが、パルストランス8を使用して生成される降圧電圧VDの供給を受けて動作させるようにしてもよい。このようにすることにより、流量測定回路6での電力消費を少なくし、低消費電力化をさらに図ることができるようになる。
また、上述した実施の形態1〜3では、内蔵電池7に対して励磁回路3と流量測定回路6とを並列に接続した構成としているが、内蔵電池7に対して励磁回路3と流量測定回路6とを直列に接続した構成としてもよい。励磁回路3と流量測定回路6とを直列に接続する構成では、CPU6−1へ常時電源を供給するものとし、スイッチSW1やSW2のオン/オフの切り替えを行えるようにしておけばよい。
本発明の電磁流量計は、導電性を有する流体の流量を測定する電磁流量計として、各種プロセス系において利用することが可能である。
1…測定管、2…励磁コイル、3…励磁回路、3−1…励磁電流方向切替回路、3−2…励磁電流値調整回路、4a,4b…検出電極、5…接地電極、6…流量測定回路、6−1…CPU、7…内蔵電池、8…パルストランス、SW1〜SW3…スイッチ、L1〜L3…電源の供給ライン、100〜300…電池式電磁流量計、VB…電源電圧、VD…降圧電圧、Iex…励磁電流。

Claims (4)

  1. 測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、前記測定管内を流れる流体の流れ方向および前記励磁コイルの発生磁界の方向と直交して前記測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて前記測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、前記励磁回路および前記流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、
    前記内蔵電池からの前記励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段と、
    前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行う励磁期間の間、前記スイッチ手段をオンとする一方、前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、前記スイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段と
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  2. 測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、前記測定管内を流れる流体の流れ方向および前記励磁コイルの発生磁界の方向と直交して前記測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて前記測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、前記励磁回路および前記流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、
    前記内蔵電池からの電源電圧を所定の電圧に降圧する降圧手段と、
    前記内蔵電池からの前記励磁回路への電源電圧の供給通路に設けられた第1のスイッチ手段と、
    前記降圧手段からの前記励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられた第2のスイッチ手段と、
    前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行う励磁期間の開始時に前記第1のスイッチ手段をオン,前記第2のスイッチ手段をオフとし、所定時間経過後、残された励磁期間が終了するまでの間、前記第1のスイッチ手段をオフ,前記第2のスイッチ手段をオンとする一方、前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、前記第1のスイッチ手段をオフ,前記第2のスイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段と
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  3. 測定管内を流れる流体の流れ方向に対してその磁界の発生方向を垂直として配置された励磁コイルと、この励磁コイルへ無励磁期間を挟んで正方向および逆方向への励磁電流を交互に供給する励磁回路と、前記測定管内を流れる流体の流れ方向および前記励磁コイルの発生磁界の方向と直交して前記測定管内に配置された一対の電極と、この電極間に生じる信号起電力に基づいて前記測定管内を流れる流体の流量に応じた信号を流量測定信号として出力する流量測定回路と、前記励磁回路および前記流量測定回路に電源を供給する内蔵電池とを備えた電磁流量計において、
    前記内蔵電池からの電源電圧を所定の電圧に降圧する降圧手段と、
    前記降圧手段からの前記励磁回路への降圧電圧の供給通路に設けられたスイッチ手段と、
    前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行う励磁期間の間、前記スイッチ手段をオンとする一方、前記励磁コイルへの前記励磁電流の供給を行わない無励磁期間の間、前記スイッチ手段をオフとするスイッチ制御手段と
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  4. 請求項2又は3に記載された電磁流量計において、
    前記流量測定回路は、
    前記降圧手段からの降圧電圧の供給を受けて動作する
    ことを特徴とする電磁流量計。
JP2011079899A 2011-03-31 2011-03-31 電磁流量計 Expired - Fee Related JP5555654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011079899A JP5555654B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011079899A JP5555654B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 電磁流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012215434A true JP2012215434A (ja) 2012-11-08
JP5555654B2 JP5555654B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=47268328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011079899A Expired - Fee Related JP5555654B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 電磁流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5555654B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108061582A (zh) * 2016-11-09 2018-05-22 阿自倍尔株式会社 电磁流量计的励磁电路以及电磁流量计
CN108061580A (zh) * 2016-11-09 2018-05-22 阿自倍尔株式会社 电磁流量计的励磁电路以及电磁流量计

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55139421U (ja) * 1979-03-28 1980-10-04
JPS6412226A (en) * 1987-07-06 1989-01-17 Yokogawa Electric Corp Electromagnetic flowmeter
JPH07306069A (ja) * 1994-03-18 1995-11-21 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計
JP2002340638A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計
JP2010237113A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamatake Corp 電磁流量計

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55139421U (ja) * 1979-03-28 1980-10-04
JPS6412226A (en) * 1987-07-06 1989-01-17 Yokogawa Electric Corp Electromagnetic flowmeter
JPH07306069A (ja) * 1994-03-18 1995-11-21 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計
JP2002340638A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Yokogawa Electric Corp 電磁流量計
JP2010237113A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Yamatake Corp 電磁流量計

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108061582A (zh) * 2016-11-09 2018-05-22 阿自倍尔株式会社 电磁流量计的励磁电路以及电磁流量计
CN108061580A (zh) * 2016-11-09 2018-05-22 阿自倍尔株式会社 电磁流量计的励磁电路以及电磁流量计
CN108061582B (zh) * 2016-11-09 2019-12-03 阿自倍尔株式会社 电磁流量计的励磁电路以及电磁流量计

Also Published As

Publication number Publication date
JP5555654B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200627767A (en) Switching power supply
CN204537794U (zh) 电磁铁驱动装置
WO2012099183A1 (ja) リニアアクチュエータの駆動方法
DE602005021794D1 (de) Steuerung geschalteter Reluktanzmaschinen
JP2008283819A (ja) 電力変換回路及びその駆動方法並びに駆動装置
JP5555654B2 (ja) 電磁流量計
RU2014133901A (ru) Устройство источника питания
TW200735521A (en) Stepping motor driving device
ATE458299T1 (de) Antriebssteuerschaltung für einen elektromotor
JP2014030299A (ja) パワーコンディショナ、蓄電池、電力供給システム
JP2014020966A (ja) 電力計測装置
JP6053553B2 (ja) ラッチングリレーシステム
TW200742242A (en) Switching node based sensorless motor control for PM motor
JP5320131B2 (ja) 電磁流量計
JP6127799B2 (ja) 超電導コイルの駆動システム
US11300594B2 (en) Electric working machine and method of detecting fault in electric working machine
JP2016131464A (ja) Dcdcコンバータ
JP2012222878A (ja) バッテリの充電装置
JP2018164326A (ja) 共振インバータ
WO2008148470A3 (de) Gleichrichter zum speisen einer spule
JP6402918B2 (ja) 漏電遮断器の漏電電流検出装置
TW200615124A (en) Device for calculating energy to be supplied to molding machine, molding machine control device, and molding machine control method
JP2010169479A (ja) 電気量検出センサ
JP5465959B2 (ja) 電動ファンの制御装置
JP2014174122A (ja) 電池容量報知装置、及び電池容量報知装置を備える電動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5555654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees