JP6127799B2 - 超電導コイルの駆動システム - Google Patents

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この発明は、MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像法)などに用いられる超電導マグネットの超電導コイルの駆動システムに関するものである。
従来の超電導コイルの駆動システムにおいては、超電導コイルの電流をゼロから所定の電流値まで制御して励磁するための主電源と、励磁後の磁場の時間的安定性を制御するための補助電源とが超電導コイルに接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−020266号(4〜5頁、図1)
従来の超電導コイルの駆動システムにおいては、超電導コイルを励磁した後も主電源から超電導コイルに通電を継続する必要があり、安定磁界発生状態であっても常に主電源を動作させる必要がある。そのため、装置が大型となり、高電流を発生するように設計された主電源に付随する冷却水などの付帯設備を常に動作させる必要があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、主電源で超電導コイルを励磁した後は、主電源を停止させても安定して磁界を発生させることができる超電導コイルの駆動システムを得ることを目的とする。
この発明に係る超電導コイルの駆動システムにおいては、高温超電導線材で構成された超電導コイルと、この超電導コイルに接続された励磁用の主電源と、この主電源に直列または並列に接続され、前記主電源によって前記超電導コイルが励磁された後に前記主電源に替わって前記超電導コイルの磁界を一定に保つように前記超電導コイルに電流を流す電流保持用電源とを備え、前記超電導コイルを励磁するときに前記主電源が起動され、前記超電導コイルを流れる電流が所定の値に達した後に前記電流保持用電源が起動され、前記電流保持用電源が超電導コイルの磁界を一定に保つように前記超電導コイルに前記所定の電流を流し始め後に、前記主電源が前記超電導コイルから電気的に切り離されるものである。
この発明は、主電源によって超電導コイルが励磁された後に主電源に替わって超電導コイルの磁界を一定に保つように超電導コイルに電流を流す電流保持用電源を備えており、この電流保持用電源を主電源に直列または並列に接続しているので、主電源で超電導コイルを励磁した後は、主電源を停止させても安定して磁界を発生させることができる。
この発明の実施の形態1における超電導コイルの駆動システムの模式図である。 この発明の実施の形態1における超電導コイルの駆動システムの模式図である。 この発明の実施の形態2における超電導コイルの駆動システムの模式図である。 この発明の実施の形態3における超電導コイルの駆動システムの模式図である。 この発明の実施の形態4における超電導コイルの駆動システムの模式図である。 この発明の実施の形態5におけるイメージング装置の模式図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における超電導コイルの駆動システムの模式図である。超電導コイル3aおよび3bは直列に接続されており、これらの超電導コイルは、極低温に保持するために断熱容器4の内部に設置されている。超電導コイル3a、3bには主電源1が接続されており、主電源1と超電導コイル3a、3bとの間には断路スイッチ5a、5bおよび接続端子7a、7bとが設置されている。接続端子7a、7bはともに断路スイッチ5a、5bよりも超電導コイル側に設置されている。さらに、接続端子7a、7bよりも超電導コイル側に主電源1と電気的に並列に電流保持用電源10および接続スイッチ12が設置されている。電流保持用電源10には駆動用のバッテリー18が接続されている。なお、断熱容器4と、この断熱容器4の内部に設置された超電導コイル3a、3bとを合わせて超電導マグネットとも呼ぶ。
超電導コイル3a、3bは、高温超電導線材をコイル状に巻線したものである。高温超電導線材の材質としては、例えばイットリウム系超電導材などを用いることができる。
次に本実施の形態における超電導コイルの駆動システムの動作について説明する。本実施の形態の図1に示すような超電導コイルの駆動システムにおいては、超電導コイル3a、3bの総インダクタンスL(H)は比較的大きく、超電導コイル3a、3bに流す電流をゼロ(A)から所定の電流値Iop(A)まで上昇させて励磁するためには、主電源1の必要発生電圧Vh(V)は、次の1式から算出される。
Figure 0006127799
ここで、tは励磁時間(秒)、iは通電電流(A)、Rは回路抵抗(Ω)である。例えば、L=200H、Iop=200A、t=3600秒(1時間)とすると、インダクタンス分(1式の第1項)だけでVhは約11Vとなり、主電源としては、出力が3,000VA程度の大型直流電源が必要となる。
所定の電流値Iopまで上昇させた後は、例えばMRIとしてこの超電導コイルを利用するためには、安定度の高い磁界が必要となる。このとき、di/dtはほぼゼロとなるため、1式からわかるように出力電圧VhはiRの成分のみとなり、この値は通常1V以下である。
本実施の形態において、超電導コイル3a、3bを励磁する場合は、断路スイッチ5a、5bを閉じ、接続スイッチ12を開けた状態で主電源1を起動させる。主電源1を動作させて超電導コイル3a、3bに流す電流をゼロ(A)から所定の電流値Iop(A)まで上昇させた状態で、電流保持用電源10の動作を開始し所定の電流値Iopになるように動作させ、接続スイッチ12を閉じる。その後主電源1の出力電流を減少させ、主電源1の出力電流が電流保持用電源10の出力電流以下となり、超電導コイル3a、3bには主に電流保持用電源10から電流が流れる状態となる。最後に、主電源1の出力電流がゼロとなった状態で断路スイッチ5a、5bを開ける。
上述のように、超電導コイルの励磁に用いられる主電源1は電源出力として3,000VA程度が必要であるが、電流保持用電源10は、電圧1V以下で電流は約200Aであるので、必要な電源出力としては200VA以下となる。本実施の形態のような構成により、磁界の安定動作状態では、主電源を停止させて主電源1の15分の1程度の小容量の電流保持用電源10のみで動作させることが可能となる。
従来のNbTi超電導線材を用いた超電導コイルでは、磁界の高安定性が実現できる永久電流モードで運転されており、超電導コイルの両端は永久電流スイッチを用いて短絡されている。しかしながら、高温超電導線材を用いた超電導コイルでは、臨界温度が100K程度と高いため臨界温度以上の温度に加熱して永久電流スイッチを動作する必要があり、高温超電導線を用いた永久電流スイッチの実現は困難である。したがって、高温超電導線材を用いた超電導コイルでは本実施の形態のように、接続抵抗などでの磁界減衰を常時補償するために、電流保持用電源を接続した状態での運転(アクティブ制御運転)が必須となる。
なお、電流保持用電源10で、磁界の安定動作状態を長時間維持できる場合、接続端子7a、7bで主電源1を切り離すことができる。図2は、本実施の形態において、主電源1を接続端子7a、7bで切り離した状態を示したものである。磁界の安定動作状態においては、主電源を完全に切り離すことができるので、1つの主電源で複数の超電導コイルを励磁することが可能となる。
また、本実施の形態においては、電流保持用電源10は容量が小さいため、バッテリー18で駆動されているので、交流電源回路から入る恐れのあるノイズの影響もなく、超電導コイル3a、3bの磁界の安定性も向上する。
実施の形態2.
実施の形態1の超電導コイルの駆動システムにおいては、主電源1と電流保持用電源10とは並列に接続されていたが、実施の形態2の超電導コイルの駆動システムにおいては、主電源1と電流保持用電源10とが直列に接続されたものである。
図3は、この発明を実施するための本実施の形態における超電導コイルの駆動システムの模式図である。主電源1は、断路スイッチ5a、5bおよび接続端子7a、7bを介して超電導コイル3a、3bに接続されている。電流保持用電源10は、一方の接続端子7bと超電導コイル3bとの間に主電源1と直列になるように設置されており、接続スイッチ12は、接続端子7a、7bの間に主電源1と並列になるように接続されている。
次に動作について説明する。本実施の形態において、超電導コイル3a、3bを励磁する場合は、断路スイッチ5a、5bを閉じ、接続スイッチ12を開けた状態で主電源1を起動させる。主電源1を動作させて超電導コイル3a、3bに流す電流をゼロ(A)から所定の電流値Iop(A)まで上昇させる。このとき電流保持用電源10は主電源1に直列に接続さているので、電流保持用電源10にも同じ電流が流れている。電流値Iopを保持した状態で、接続スイッチ12を閉じる。その後、電流保持用電源10の動作を開始し所定の電流値を維持するように動作させ、主電源1の出力電流を減少させる。このとき、超電導コイル3a、3bには電流保持用電源10から所定の電流値が保持されているので、主電源1の出力電流を減少させても超電導コイル3a、3bの電流値に影響を及ぼすことはない。最後に、主電源1の出力電流がゼロとなった状態で断路スイッチ5a、5bを開ける。
このように構成された超電導コイルの駆動システムにおいては、実施の形態1と同様に
磁界の安定動作状態では、主電源を停止させて主電源1の15分の1程度の小容量の電流保持用電源10のみで動作させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、主電源1から電流保持用電源10へ切り替えるときに、電流保持用電源は所定の電流値Iopを保持した状態で起動できるため、主電源1と電流保持用電源10の切り替え時に超電導コイル3a、3bの電流が変化することなくスムーズに切り替えができ、電流が安定するまでの時間を短縮できるという効果がある。
なお、電流保持用電源10で、磁界の安定動作状態を長時間維持できる場合、接続端子7a、7bで主電源1を切り離すことができる。接続端子7a、7bで主電源1を切り離した構成は、実施の形態1の図2で示した構成と同じ構成となる。
実施の形態3.
図4は、この発明を実施するための実施の形態3における超電導コイルの駆動システムの模式図である。図4は、磁界の安定動作状態で主電源1を続端子7a、7bで切り離した構成を示している。
本実施の形態においては、電流保持用電源10を駆動するためのバッテリー18に制御スイッチ19を介して充電器20が接続されている。充電器20は、例えば交流100Vの一般商用電源で駆動される。
このように構成された超電導コイルの駆動システムにおいては、例えばMRIとしてこの超電導コイルが利用されている場合、夜間などのMRIが休止している間に制御スイッチ19を自動的に閉じて充電器20からバッテリー18を充電することができる。また、MRIが動作しているときは、スイッチ19でバッテリー18と充電器20を電気的に切り離しているので、一般商用電源からのノイズの影響を除くことができる。
実施の形態4.
図5は、この発明を実施するための実施の形態4における超電導コイルの駆動システムの模式図である。図5は、磁界の安定動作状態で主電源1を続端子7a、7bで切り離した構成を示している。
図5に示したように、本実施の形態の超電導コイルの駆動システムでは、超電導コイル3a、3bと直列に空芯超電導コイル25を設置している。この空芯超電導コイル25は、極低温に保持するために断熱容器27の内部に設置されている。
この空芯超電導コイル25は、超電導線内の磁化の影響を発生磁界に与えにくい、例えば20μmφ程度の極細フィラメントで構成されたNbTi超電導線を用いたものである。空芯超電導コイル25には、この空芯超電導コイル25が発生する中心部の磁界を核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)の原理を用いてNMR信号として検知するプローブ23が設置されている。このプローブ23は、電流保持用電源10に接続されている。プローブ23で検知された磁界は、電流保持用電源10にフィードバックされる。電流保持用電源10は、プローブ23からフィードバックされた磁界の検出値に基づいて超電導コイル3a、3bを流れる電流値を制御する。
このように構成された超電導コイルの駆動システムでは、空芯超電導コイル25とプローブ23とによって超電導コイル3a、3bを流れる電流を高精度に計測できるので、電流保持用電源10は所定の電流値を高精度に維持することができる。
空芯超電導コイル25の中心磁界Boは、通常このコイルを流れる通電電流Iに比例するので、中心磁界Boを測定すれば通電電流Iが測定できる。
通常、通電電流の測定には、抵抗値が既知のシャント抵抗を接続し、このシャント抵抗の両端電圧を測定して電流値に換算するか、配線をクランプするホール素子型の電流計測器を用いるのが一般的である。前者は電流値や周囲環境温度によりシャント抵抗が微妙に変化するため測定精度は10−5レベルであり、後者のクランプ型もホール素子の感度からシャント抵抗同様に測定精度は10−5レベルである。
一方、本実施の形態の空芯超電導コイルを用いた磁界計測では10−7以下の測定精度が可能である。ただし、NMR信号を精度よく測定するためには、1T以上の高磁界が必要となるため空芯超電導コイル25として省エネルギの観点からも超電導コイルが必要となる。
この空芯超電導コイル25は、高温超電導線材で構成された高温超電導コイルでも構成できる。しかし、高温超電導線材は超電導材料部分の有効直径が0.2〜10mmφと大きいため磁化が大きい。また、高温超電導線材の磁化は大きいだけでなく磁束クリープと言われる弱い磁束ピンニングに起因する磁化の経時変化が発生するため、この磁化が超電導コイルの空間磁界の値に影響し、また、磁化の経時変化は電流が一定であっても空間磁界を変化させる可能性がある。
そこで、空芯超電導コイル25としてNbTi超電導コイルを適用することが好ましい。NbTi超電導線は超電導材料部分の有効直径が0.1mmφ以下の極細フィラメントで形成されているため、超電導線材の磁化が小さく、磁束ピンニングも比較的強いため磁束クリープも小さい。例えば、従来のMRI超電導マグネットに用いられるNbTi超電導コイルの磁界安定性は0.01ppm/hr以下と非常に小さい。空芯超電導コイル25として、超電導コイル3a、3bの1/5程度の小型超電導コイルを用いるとして、フィラメント径を0.02mmφ(20μmφ)以下にすれば、磁化の影響がほとんどない空芯超電導コイル25が得られる。
実施の形態5.
図6は、実施の形態5におけるイメージング装置を示す模式図である。図6において、超電導マグネット2は、実施の形態1と同様に、断熱容器と、この断熱容器の内部に設置された超電導コイルとで構成されている。超電導マグネット2を構成する超電導コイルには、実施の形態1と同様に電流保持用電源10が接続されている。超電導マグネット2の中心の空間には、例えば被験者(患者)などの被検知体42が配置される。このイメージング装置は、被検知体42の断面画像などを取得する機能を有する。
超電導マグネット2の中心の空間には、画像取得のためのNMR信号を発受信するためのアンテナコイル(RFコイル)41と、NMR信号の位置情報を三次元で与えるための傾斜磁界発生コイル(Gコイル)45が設置されている。RFコイル41およびGコイル45は、RF制御部31およびGC制御部35にそれぞれ接続されている。RF制御部31、GC制御部35および電流保持用電源10はシーケンサ33を介して画像処理部37に接続されている。
本実施の形態のイメージング装置においては、GC制御部35からGコイル45には傾斜磁界を発生させる信号が送られ、Gコイル45は、NMR信号の位置情報を三次元で与えるための傾斜磁界を間欠的に発生する。また、RF制御部31からNMR信号の周波数を含んだ信号がRFコイル41を介して被検知体42に発信され、被検知体42から共鳴して出てくる位置情報および画像情報に関連したNMR信号を再びRFコイル41にて受信する。
Gコイルが傾斜磁界を発生していない状態、すなわち超電導マグネット2のみが動作している状態では、超電導マグネット2のみで磁界が作られるが、このときのNMR信号の周波数を基本周波数と呼ぶ。この基本周波数をRFコイル41が検知し、この検知された基本周波数が電流保持用電源10にフィードバックされて超電導マグネット3を構成する超電導コイルに流れる電流が制御される。Gコイル45が傾斜磁界を発生している状態ではRFコイル41が基本周波数を検知できないため、基本周波数を電流保持用電源10にフィードバックできないが、この場合Gコイル45は間欠的に動作しているので、Gコイル45が傾斜磁界を発生していない期間の基本周波数を用いてGコイル45が傾斜磁界を発生している期間を補間してフィードバック制御が行なわれる。
このように制御されるイメージング装置においては、超電導マグネット2の磁界の微少な変化、すなわち基本周波数の微小な変化を高精度測定し、電流保持用電源10にフィードバックして制御しているため、画像情報を取得中でも安定した磁界を得ることができる。
とくに、実施の形態4でも述べたように、高温超電導コイルは線材の磁化の経時変化によって空間磁界が変化する可能性がある。本実施の形態においては、超電導マグネットが高温超電導コイルで構成されている場合でも、超電導マグネットが作る磁界による基本周波数をNMR信号で検知し、この基本周波数を電流保持用電源10にフィードバックしているので、磁束クリープなどの微少な変化をも制御して超電導マグネットが作る磁界を安定に制御できるという効果がある。
1 主電源、 2 超電導マグネット、 3a、3b 超電導コイル、 4 断熱容器、 5a、5b 断路スイッチ、 7a、7b 接続端子、 10 電流保持用電源、 12 接続スイッチ、 18 バッテリー、 19 制御スイッチ、 20 充電器、 23 プローブ、 25 空芯超電導コイル、 27 断熱容器27、 31 RF制御部、 33 シーケンサ、 35 GC制御部、 37 画像処理部、 41 RFコイル、 42 被検知体、 45 Gコイル

Claims (5)

  1. 高温超電導線材で構成された超電導コイルと、
    この超電導コイルに接続された励磁用の主電源と、
    この主電源に直列または並列に接続され、前記主電源によって前記超電導コイルが励磁された後に前記主電源に替わって前記超電導コイルの磁界を一定に保つように前記超電導コイルに電流を流す電流保持用電源と
    を備え
    前記超電導コイルを励磁するときに前記主電源が起動され、
    前記超電導コイルを流れる電流が所定の値に達した後に前記電流保持用電源が起動され、
    前記電流保持用電源が超電導コイルの磁界を一定に保つように前記超電導コイルに前記所定の電流を流し始めた後に、前記主電源が前記超電導コイルから電気的に切り離されること
    を特徴とする超電導コイルの駆動システム。
  2. 電流保持用電源を駆動する電源が直流電源であること
    を特徴とする請求項に記載の超電導コイルの駆動システム。
  3. 直流電源は、充電可能なこと
    を特徴とする請求項に記載の超電導コイルの駆動システム。
  4. 超電導コイルと直列に接続された空芯超電導コイルと、
    この空芯超電導コイルの中心の磁界を測定するプローブと
    をさらに備え、
    電流保持用電源は、前記プローブで測定された磁界に基づいて前記超電導コイルの磁界を一定に保つように前記超電導コイルに電流を流すこと
    を特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の超電導コイルの駆動システム。
  5. 空芯超電導コイルは、有効直径0.1mm以下のNbTiフィラメントの巻線で構成されたこと
    を特徴とする請求項に記載の超電導コイルの駆動システム
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