JP2945383B1 - 車輛修理方法 - Google Patents

車輛修理方法

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S5/00Servicing, maintaining, repairing, or refitting of vehicles

Abstract

【要約】 【課題】 熱歪みや後始末の作業量を大きくしないで事
故車輛の損傷部位のカット取替を可能とし、単品パーツ
による部分的な新品パーツまたは中古パーツの活用から
フル活用へと移行できる車輛修理方法を提供する。 【解決手段】 事故車輛Aのボディから損傷部位をカッ
トする損傷部位切除工程と、この事故車輛Aと同年同型
式の新品パーツまたは中古パーツから損傷部位と同部位
の補給部品4をカットする補給部品供給工程と、事故車
輛Aと補給部品4の各カットライン部a,b,cの裏面
に重ね合わせる所定巾の裏当材5を準備する裏当材工程
と、事故車輛Aと補給部品4の各カットライン部a,
b,cの表面を凹み処理するカットライン部処理工程
と、事故車輛Aと補給部品4との各カットライン部a,
b,cに裏当材5を重ね合わせて突き合わせるとともに
重ね合わせ部位を固着する工程と、各カットライン部
a,b,cの表面凹みを車輛表面に沿ってパテ処理した
後に塗装する表面仕上げ工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のボディ
の損傷部位を修理する技術に属し、詳しくは、接着剤接
合とスポット溶接接合を併用するウエルドボンド法を応
用してボディの損傷部位を修理する車輛修理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】事故車輛の損傷を修理する場合において
は、たとえばボディの損傷がパーツの部位的なものであ
れば、損傷の波及がなく最も損傷に近い損傷部位を選ん
でカットし、損傷部位のみを取り替えることが考えられ
る。
【0003】しかしながら、損傷部位のみをカットして
取り替えることは、長い溶接線によって熱歪みが大きく
発生したり、後始末の作業量が大きくなったりする問題
がある。
【0004】このため、従来、事故車輛の損傷部位の修
理は、たとえばボディの損傷が部位的であってもパーツ
単位まで拡張し、新品パーツまたは中古パーツの単品パ
ーツを用いて交換することにより行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の車輛
修理方法では、新品パーツまたは中古パーツの単品パー
ツを用いて修理を行なうので、新品パーツまたは中古パ
ーツの部品供給率が下がり、修理代に占める部品代の割
合が高くなってリサイクル活用の点から改善すべき余地
があった。
【0006】そこで、本発明は上記の問題点を解決すべ
く、熱歪みおよび後始末の作業量が大きくなることなく
損傷部位のカット取替を可能とし、単品パーツによる部
分的な新品パーツまたは中古パーツの活用からフル活用
へと移行できる車輛修理方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成する手段として、次のような手段を採用する。
【0008】すなわち、請求項1に記載の車輛修理方法
は、事故車輛のボディパネルから損傷部位をカットする
損傷部位切除工程と、この事故車輛と同年同型式の新品
パーツまたは中古パーツから損傷部位と同部位の補給部
品をカットする補給部品供給工程と、事故車輛と補給部
品の各カットライン部の裏面に重ね合わせる所定巾の裏
当材を準備する裏当材工程と、事故車輛と補給部品の各
カットライン部の表面を凹み処理するカットライン部処
理工程と、事故車輛と補給部品との各カットライン部に
裏当材を重ね合わせて突き合わせるとともに重ね合わせ
部位を固着する工程と、各カットライン部の表面凹みを
車輛表面に沿ってパテ処理した後に塗装する表面仕上げ
工程とからなることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の車輛修理方法は、請求項
1に記載の車輛修理方法において、事故車輛と補給部品
の各カットライン部の表面をテーパー状または緩曲面状
にカットして凹み処理してなることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の車輛修理方法は、請求項
2に記載の車輛修理方法において、事故車輛と補給部品
の各カットライン部の表面をそれぞれ略15〜30度に
カットして凹み処理してなることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の車輛修理方法は、請求項
1に記載の車輛修理方法において、固着する工程は、事
故車輛のカットライン部と裏当材、または補給部品のカ
ットライン部と裏当材のいずれか一方を重ね合わせて接
着し、他方を重ね合わせて接着するとともにスポット溶
接またはリベット止めしてなることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の車輛修理方法は、請求項
1に記載の車輛修理方法において、固着する工程は、事
故車輛のカットライン部と裏当材、または補給部品のカ
ットライン部と裏当材のいずれか一方を重ね合わせて接
着するとともにスポット溶接またはリベット止めし、他
方を重ね合わせて接着するとともにスポット溶接または
リベット止めしてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下において、本発明に係る車輛
修理方法の一例を、図1〜図7に基づいて詳細に説明す
る。
【0014】この発明に係る車輛修理方法は、事故車輛
のボディパネルから損傷部位をカットする損傷部位切除
工程と、この事故車輛と同年同型式の新品パーツまたは
中古パーツから損傷部位と同部位の補給部品をカットす
る補給部品供給工程と、事故車輛と補給部品の各カット
ライン部の裏面に重ね合わせる所定巾の裏当材を準備す
る裏当材工程と、事故車輛と補給部品の各カットライン
部の表面を凹み処理するカットライン部処理工程と、事
故車輛と補給部品との各カットライン部に裏当材を重ね
合わせて突き合わせるとともに重ね合わせ部位を固着す
る工程と、各カットライン部の表面凹みを車輛表面に沿
ってパテ処理した後に塗装する表面仕上げ工程とから概
略構成される。
【0015】図1〜図7では、図1中の斜線で示すよう
にサイドパネル(ボディパネル)1が部位的に損傷して
いる事故車輛Aを中古パーツを用いて修理する修理方法
について説明する。
【0016】先ず、損傷部位切除工程では、図1に示す
ように、事故車輛Aのサイドパネル1のカットライン
a、b、cを決定する。すなわち、損傷の波及がなく、
もっとも損傷に近い箇所を選んで図示しないマスキング
テープを貼り、カットラインa、b、cを決定する。カ
ットラインは、できるだけ直線となるように引くことが
基本であるが、パネルの形状や付属部品等との関係か
ら、止むを得ず角度をつける場合には、コンパスを使っ
て10R以上のカーブを描いてカットラインとする。こ
の際、直線部分と交わる部分は滑らかなラインとするこ
とが肝要である。
【0017】そして、エアー・ソーを使用して、マスキ
ングテープに沿って正確にカットする。カット後、スポ
ット溶接のナゲット部をドリル(プレート・パル)を使
用して正確に揉む。それから、タガネを用いてハツリ作
業を行ない、損傷部位パネル2をホディから切り離し、
取り外す。尚、手順上においては、損傷部位パネル2の
カットは、次に説明する補給部品のカットラインの決定
後に行なうものである。
【0018】次に、補給部品供給工程では、図2に示す
ように、前記事故車輛Aと同年同型式同色中古車輛のサ
イドパネル3から前記損傷部位パネル2と同形状の補給
部品4のカットライン部a、b、cを決定する。カット
ライン部a、b、cを決定するには、たとえばトラムゲ
ージを用い、測定子の先端で補給部品4にケガキを入
れ、ケガキポイントに沿ってマスキングテープを貼り、
カットラインを引くようにするとよい。
【0019】そして、エアー・ソーを使用して、マスキ
ングテープに沿って補給部品4を正確にカットする。
【0020】次いで、裏当材を準備する裏当材工程で
は、図3に示すように、前記補給部品4のカットに続い
て、カットライン部aから所定巾、たとえば40〜50
mm巾でマスキングテープをはってカットラインdを決
定し、エアー・ソーを使用して、カットライン部dのマ
スキングテープに沿って正確にカットして裏当材5を形
成する。なお、マスキングテープを貼る前に、電着塗膜
を剥がしておくことが必要である。
【0021】続いて、上記事故車輛Aの損傷部位側およ
び補給部品4は、事故車輛Aと補給部品4の各カットラ
イン部処理工程を含んで以下のような下処理がなされ
る。たとえばベルトサンダーを用いてカットライン部
a、b、cの裏面について「バリ取り」を行ない、カッ
トライン部a、b、cの表面について「テーパ仕上げ」
を行なう。テーパ7、8の巾は7〜8mm程度とし、角
度は略20〜30度としてなる。裏当材5は、ベルト・
サンダーを用いてカットラインdの表面について「バリ
取り」を行なう。
【0022】また、事故車輛Aの損傷部位側および補給
部品4は、CNSグラインダー(住友スリーエム(株)
製品)等を使用してカットライン部a、b、cより20
〜30mm巾について表裏面の塗膜を剥離する。裏当材
5は、同じくCNSグラインダー(住友スリーエム製)
等を使用して表側全面、裏側一部の塗膜を剥離する。こ
のように塗膜を剥離することにより、後記するウエルド
ボンディングおよびボンディングジョイント部の通電性
および接着剤の投錨効果を高めることができる。
【0023】さらに、事故車輛Aの損傷部位側、補給部
品4および裏当材5は、接着面をシリコンオフを用いて
脱脂した後、エアーブローを行なう。
【0024】上記したような下処理を行なってから後、
事故車輛Aと補給部品4とのカットライン部の重ね合わ
せ部位を固着する工程では、先ず、事故車輛Aの損傷部
位側の接着面と補給部品4の接着面に接着剤9をプラス
チックべラで薄く均一にしごき付けする。接着剤として
は、DP−460(住友スリーエム(株)製品)を用い
た。
【0025】そして、図4に示すように、裏当材5の巾
半分を事故車輛Aの損傷部位側に潜り込ませ重ね合わせ
て接着するとともに、スポット溶接機10でほぼ100
mmピッチでスポット溶接する。
【0026】次に、図5に示すように、補給部品4を事
故車輛Aのボディに当てがい、立てつけをとりながらバ
イス・プライヤー12を使用して取り付ける。取付け
後、ブラインド・リベツト用の穴15をφ3.0ドリル
(プレート・パル)用い、50mmピッチであける。続
いて、あけた穴をφ3.5ドリル(ストレート)を用い
てあけ直す。なお、ブラインド・リベツトの大きさは、
φ3.2であり、スリーブ長さは4.4〜6.3であ
る。
【0027】すべての穴あけが済んだら、補給部品4を
事故車輛Aのボディから外し、裏側に残っているバリを
ベルト・サンダーで削り取り、切り粉を拭き取る。それ
から、接着面をシリコンオフを用いて脱脂した後、エア
ーブローを行なう。
【0028】一旦事故車輛Aのボディから外して下処理
を行なった補給部品4を再度、立て付けをとりながら図
7に示すようにバイス・プライヤー12を使用して取り
付ける。取付け後、ブラインド・リベツト用の穴15に
ブラインド・リベツト16を差し込み、リベッターで止
めて図7に示す状態とする。なお、リベット止め以外の
部分は、スポット溶接を行なう。
【0029】リベット止めやスポット溶接の終了後、所
定時間乾燥する。乾燥は、乾燥機の温度を60℃に設定
し、30分間行なう。
【0030】接着剤の乾燥後、リベット頭16aをベル
ト・サンダー等で削り平滑にする。
【0031】それから、パテ処理では、図7に示すよう
に、事故車輛A側のテーパ7と補給部品4のテーパ8の
突き合わせ隙間20をたとえば充填材である不飽和ポリ
エステルパテ21を用いてパテ処理する。このパテ処理
した後に塗装25して表面仕上げを行なう。
【0032】なお、パテ処理は、図8に示すように、隙
間20の下部に充填材である工業用耐熱接着補修材2
2、たとえばコンクエスト110((株)ヤナセ製品)
を用い、その上面に充填材である不飽和ポリエステルパ
テ21を薄く用いて積層構造とすることもできる。この
ようにすると、塗装面に事故車輛A側と補給部品4の突
き合わせ線が生じる恐れを防止することができる。
【0033】また、図1〜図7の実施形態では、事故車
輛A側のテーパ7と補給部品4のテーパ8を突き当てて
隙間20を形成した。しかし、隙間20はこれに限るも
のでなく、たとえば図8に示すように、事故車輛A側の
テーパ7と補給部品4のテーパ8を離して隙間20を形
成してもよい。このようにすると、塗装面に事故車輛A
側と補給部品4の突き合わせ線が生じる恐れを防止する
ことができる。
【0034】さらに、図示実施形態では、事故車輛A側
のカットライン部の裏面と裏当材5の表面側一部を重ね
合わせて接着するとともにスポット溶接し、裏当材5の
表面側他部と補給部品4のカットライン部の裏面を重ね
合わせて接着するとともにリベット止めした例について
説明した。しかし、この発明では、このような固着例に
限るものでなく、たとえば図9に示すように、事故車輛
Aと補給部品4のカットライン部に裏当材5を重ね合わ
せ突き合わせて接着するとともにスポット溶接する構成
としてもよい。
【0035】さらにまた、この発明では、たとえば図1
0に示すように、事故車輛Aと補給部品4に裏当材5を
重ね合わせ突き合わせて接着するとともにリベット止め
する構成としてもよい。
【0036】さらにまた、この発明では、図示しない
が、事故車輛側のカットライン部と裏当材、または前記
補給部品のカットライン部と裏当材のいずれか一方を重
ね合わせて接着するとともにスポット溶接またはリベッ
ト止めし、他方を重ね合わせて接着するとともにスポッ
ト溶接またはリベット止めする構成としてもよい。
【0037】さらにまた、この発明では、図示しない
が、事故車輛側のカットライン部と裏当材、または前記
補給部品のカットライン部と裏当材のいずれか一方を重
ね合わせて接着し、他方を重ね合わせて接着するととも
にスポット溶接またはリベット止めする構成としてもよ
い。
【0038】さらにまた、図示実施形態では、中古パー
ツの補給部品4の例について説明した。しかし、この発
明では、中古パーツの補給部品に限るものでなく、新品
パーツの補給部品も同様に用いることができるものであ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のことから、本発明の車輛修理方法
によれば、熱歪みが大きくなることなく損傷部位のカッ
ト取替を可能とするので、今まで使われなかった部品の
分まで部位で供給でき、部品供給率が上がり、さらに部
品単価を下げることができ、単品パーツによる部分的な
新品パーツまたは中古パーツの活用からフル活用へと移
行することができ、リサイクル使用の効率化を図ること
ができるまた、後始末の作業量が大きくならないので、
付随作業の省力化および作業時間の短縮化を図ることが
できる。さらに、接合面の下に裏当材をし、事故車輛と
補給部品を接着するとともにスポット溶接またはリベッ
ト止めするので、強度を十分に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、事故車輛の概略側面図である。
【図2】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、補給部品を形成する説明図である。
【図3】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、裏当材を形成する説明図である。
【図4】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、事故車輛側に裏当材をスポット溶接する説明図であ
る。
【図5】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、補給部品にリベット用の穴を形成する説明図であ
る。
【図6】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、補給部品をリベット止めする説明図である。
【図7】本発明の車輛修理方法を適用した一実施の形態
で、修理後の事故車輛の損傷部位の部分断面図である。
【図8】本発明の車輛修理方法を適用した他の実施の形
態で、事故車輛の修理後の損傷部位の部分断面図であ
る。
【図9】本発明の車輛修理方法を適用したさらに他の実
施の形態で、事故車輛の修理後の損傷部位の部分断面図
である。
【図10】本発明の車輛修理方法を適用したさらに他の
実施の形態で、事故車輛の修理後の損傷部位の部分断面
図である。
【符号の説明】
A 事故車輛 1 サイドパネル(ボディパネル) 4 補給部品 5 裏当材 7、8 テーパ 10 スポット溶接機 20 隙間 21 不飽和ポリエステルパテ(充填材) 22 工業用耐熱接着補修材(充填材) a、b、c、d カットライン部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事故車輛のボディから損傷部位をカット
    する損傷部位切除工程と、この事故車輛と同年同型式の
    新品パーツまたは中古パーツから損傷部位と同部位の補
    給部品をカットする補給部品供給工程と、事故車輛と補
    給部品の各カットライン部の裏面に重ね合わせる所定巾
    の裏当材を準備する裏当材工程と、事故車輛と補給部品
    の各カットライン部の表面を凹み処理するカットライン
    部処理工程と、事故車輛と補給部品との各カットライン
    部に裏当材を重ね合わせて突き合わせるとともに重ね合
    わせ部位を固着する工程と、各カットライン部の表面凹
    みを車輛表面に沿ってパテ処理した後に塗装する表面仕
    上げ工程とからなることを特徴とする車輛修理方法。
  2. 【請求項2】 事故車輛と補給部品の各カットライン部
    の表面をテーパー状または緩曲面状にカットして凹み処
    理してなることを特徴とする請求項1に記載の車輛修理
    方法。
  3. 【請求項3】 事故車輛と補給部品の各カットライン部
    の表面をそれぞれ略15〜30度にカットして凹み処理
    してなることを特徴とする請求項2に記載の車輛修理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記固着する工程は、事故車輛のカット
    ライン部と裏当材、または補給部品のカットライン部と
    裏当材のいずれか一方を重ね合わせて接着し、他方を重
    ね合わせて接着するとともにスポット溶接またはリベッ
    ト止めしてなることを特徴とする請求項1に記載の車輛
    修理方法。
  5. 【請求項5】 前記固着する工程は、事故車輛のカット
    ライン部と裏当材、または補給部品のカットライン部と
    裏当材のいずれか一方を重ね合わせて接着するとともに
    スポット溶接またはリベット止めし、他方を重ね合わせ
    て接着するとともにスポット溶接またはリベット止めし
    てなることを特徴とする請求項1に記載の車輛修理方
    法。
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